野宿者の朝は早い。4時半頃から皆がテントの中でごそごそとし始めた。6時前に、千葉から来たチャラ男タイプの30代が出発。彼は初めてのお遍路で、衣類から靴、テントや装備に至るまで、アウトドアブランドで固めている。「ここまで何日で来ましたか?」開口一番がこれだった。話をしても、気負いがひしひしと伝わる。私のシューズを見て、「月星って何ですか?」少しムカついたが、まぁ、若気の至りということで、赦そう(笑)。格好...
歩き旅とB級グルメの食べ歩きが好きな定年オヤジです。 2020年に日本列島を北海道から鹿児島まで徒歩で縦断しました。
★全国を歩いて探した9000種類、1万枚を超える画像を収録した、ホーロー看板の別サイトも開いています。
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野宿者の朝は早い。4時半頃から皆がテントの中でごそごそとし始めた。6時前に、千葉から来たチャラ男タイプの30代が出発。彼は初めてのお遍路で、衣類から靴、テントや装備に至るまで、アウトドアブランドで固めている。「ここまで何日で来ましたか?」開口一番がこれだった。話をしても、気負いがひしひしと伝わる。私のシューズを見て、「月星って何ですか?」少しムカついたが、まぁ、若気の至りということで、赦そう(笑)。格好...
午前2時過ぎに、テントを激しく叩く雨の音で目が覚めた。5時に起床すると雨はすっかり上がり、テントのフライも乾いていた。この三日間、行動を共にしているFさんと相前後して6時に出発。松林の中を進むと、海に浮かぶサーファーの姿が。早朝からご苦労様です。四万十川を渡る手前にあるローソンで、野宿のお遍路さんと会う。話をすると豊川の人で、愛知県のK山岳会にいたNさんと判明。山岳会つながりで、相手も私の名前を知ってお...
雨が上がったのを見計らって、6時に出発。宿に泊まって睡眠をしっかり取っているというのに体が重い。連日の30㎞超えが体に相当な負担を強いているのだろう。疲れが蓄積しているようだ。前回よリも二日早いペースで歩いていることも影響しているかもしれない。マメは日替わりで毎日のように出来ては治っていくが、足全体の疲労が取れないのだ。体がどんどん順応してリズミカルに歩ければいいが、逆に年を重ねるとともに、歩く速度...
道の駅の野宿の一夜は、国道を疾走するクルマの騒音で、浅い眠りのまま朝を迎えた。テントから顔を出すと、テントが一張り増えていた。テントの主は、宮崎県から自転車で旅しているMさん。四国を横断して本州に行くそうだ。かつて40日間を完全野宿で歩き遍路をしたこともあるという、猛者だ。私と同年輩なのに、レベルが違い過ぎることを実感。6時にFさんに挨拶をして出発。国道を歩き、安和の集落から焼坂峠の登りが始まった。800...
ゲストハウスでは、オランダの青年とスペインの若い女性、日本人のおっさん2人の同宿者どうしで会話に花が咲いた。国は違えど、旅が好きなことに国境はない。フランクに話ができるのはゲストハウスならではだろう。皆が寝静まっている6時に出発。今日打つ札所は二つ。35番清滝寺には、8時の納経開始を目指して足早に歩く。笹岡タクシーさんで、ザックを預かってもらい、そこから清滝寺を往復した。清滝寺から36番青龍寺までは塚地...
早朝のはりまや橋を渡り、JR高知駅から昨日ゴールした土佐一宮駅へ。6時50分に今日のスタートを切った。3日続きの晴天も一段落か。今にも雨が落ちてきそうな曇天である。31番竹林寺は牧野植物園を抜け、山門を上がったところに本堂があった。本堂と大師堂で読経をするが、すぐ傍らを落ち葉掃除機?を背負った職員さんが、ホースから大音量と共に落ち葉を吹き飛ばしている。自分の読経の声も聞こえない。せめて参拝客の読経中は、掃...
三日ぶりの宿泊まりは、ガラス戸一枚隔てた隣室の客の電話の話し声が大きくてなかなか寝付くことができなかった。客とは夕食で一緒になったが、70過ぎの年配である。その御仁が21時過ぎまで、向こう一週間くらいは先までの宿の予約を取るために電話をかけまくっているのだ。「私、歩き遍路なんですが…」から始まる内容が筒抜けなのだ。遅い時間に電話を受ける相手の宿も迷惑だろうが、早く寝たい同宿の客たちが一番の迷惑である。...
誰もいない真っ暗な公園の東屋で快眠と思いきや、何度も目が覚めてしまい、熟睡にはほど遠い浅い眠りになった。神峯寺直下の聖域なので、なんだかおっかないなぁ…という先入観が影響したかもしれない。ザックをパッキングし、6時45分に遍路道を下り始める。いくらも行かないうちに、ザックにずしりとした感触が。いきなり背中に重石を載せられたような感じといったらいいだろうか。それが二回続いた。変なものを連れてきてしまった...
打ちつける波の音を、子守唄代わりに熟睡した。おかげで10時間も眠ることができた。体が旅のペースに順応してきたのか、マメの痛み以外は体調も良い。テントの脇のベンチに座り、海を見ながら朝ごはんを食べてたら、散歩中のご老人がお接待をくれた。海岸で拾ったという宝貝だ。安全祈願になるので、受け取って欲しいとのこと。思いやりの気持ちも含めて、ありがたくちょうだいした。また、ザックをパッキングして出発間際に、今度...
この旅始まって一番の美味しい食事を堪能し、優しい女将さんに見送られて7時に出発。同宿の人に、太龍寺で会った占い師モドキの変なおじさんがいたのにはビックリ。相変わらず、宿の予約が取れないたぼやいていた。泊まり客は私を入れて6名。昨夜の夕食を囲んだ歓談の中で、マメの話になったが、私以外は皆、マメはできていないという。やはり、私はマメができやすい体質のようだ。昨日新たなマメがかかとにできてしまい、左足に4...
朝7時に宿を出発。玄関で同宿の人と顔を合わせる。40代位の男性で、野宿で回っているという。雨にやられてこの宿に逃げてきたのは私と同じ。今日は45㎞先の24番最御崎寺まで行くという。そのパワフルさに驚く。私はというと、今日は宿泊まりなのだ。昨日が悪天候のため、想定外の宿に泊まったが、今日は数日前に予約を入れた人気の宿「ロッジおざき」さんに。野宿が続いてコンビニ定食ばかりでは飽きてきたので、四国に来て初めて...
一昨年と同じ場所、同じブースでテントを張った道の駅日和佐。新調した寝袋で快眠のハズだったのに、中国製のエア枕にしてやられた。今回の旅に合わせて購入した品だが、ほんの数回の使用で、使い物にならなくなったのだ。数ヶ所に小さな穴が空いて、すぐに空気が抜けてしまうという欠陥品。空気が漏れている箇所を見つけて補修用のパッチを貼るが、どうやら何ヵ所も漏れているようで、見つけては貼るという“いたちごっこ”。ほんの...
隣にテントを張ったロシア人のタチアナ(ターニャ)さんに挨拶を交わして、6時30分に出発。天気は快晴。今夜から崩れるとはとても思えない。コンビニで明日の朝までの食料を調達して20番鶴林寺に続く遍路道に分け入った。 それにしても歩き遍路には変わった人が多い。ドローンを飛ばしながら歩いているお遍路さんを追い越したと思ったら、次に会った人は、矢継ぎ早に、「あなた、良い顔してますね」「元気が漲ってます」「ちょっと...
熟睡できるはずのホテル泊まりが、窓を叩く雨の音が気になって浅い眠りとなった。朝ドラを見てからゆっくりと準備をし、9時に出発。昨日、42㎞を歩いた代償は大きく、マメが左右の足に何ヵ所もできてしまった。カットバンとテーピングで保護するが痛みは鋭く、歩くのが嫌になる。18番恩山寺に向かう途中で、歩き遍路11回目という人に会った。ご本人曰く、お四国病なんだそう。私はマメの痛みとホームシックで、モチベーションが上...
お大師様の巨大な像が見下ろす、浄蓮庵の広場で幕営。月明かりが眩しい静寂の森。薄気味悪いと思ったら、怖くて寝られなくなるので、19時過ぎにシュラフにくるまった。深々と冷え込んでいるので、ダウンジャケットを着て、シュラフ、シュラフカバーの完全対策である。何度か目が覚めたが、朝5時まで爆睡。これで寝不足が解消できた。8時の納経時間開始に合わせて、6時にテントを撤収して出発。遍路道はいったん下るが、林道に出る...
テントを張ったスポーツ公園は、午後10時までテニスコートからボールを打つ音が響き、寝付けなかった。睡眠不足なのに寝れない。その上、スマホで新NISAの取引情報を見たのがいけなかった。これは目の毒だった。大暴落の数字が目にちらついて、余計に寝れなくなった(笑)。6時半に出発。9番法輪寺を参拝し、8時の納経開始時間まで納め札を書いたりして、境内で30分ほど過ごす。働き方改革とはいえ、7時だった納経開始時間が8時に...
たくさんのコメントありがとうございます!お一人ごとにレスができないことお許しください。では、少しづつですがブログを更新していきますね。生存確認だと思って読んでもらえれば嬉しいです。昨夜の高速バスで名古屋を発ち、早朝4時間40分に鳴門西インターに着いた。真っ暗のなか、1番霊仙寺に向かい、コンビニで朝食を取って境内で時間をつぶす。全く知らなかったが、昨年から納札所の開始時間は8時になったという。なんでも、...
徳島行きの高速バスでお遍路に出発します。体調を崩さなければ通し打ちをするつもりですが、どうなることやら。無理をせずに歩きたいと思います。出発ぎりぎりまで軽量化をやりくりした荷物は、ザックをコロンビアの32ℓに変更し、ガスやクッカーなど自炊道具を止めて、折りたたみ傘を軽いものにし、ワークマンのウインドブレーカーを外してモンベルの雨具ストームクルーザーに一本化しました。50日分の持病薬や医薬品を入れ、モバ...
このところのお気に入りがまぜそば。ドラッグストアでお値打ち価格の冷凍モノを買ってきて、自宅でチンしてよく食べてます。たまにはお店の本格的なやつも食べたくなって、出向いたのが『てっぺん頂天』さん。この店は台湾まぜそばが人気のようですが、初見の店なので注文は定番のまぜそば(1000円)を。ランチタイムでしたが、広い店内にお客は私たち夫婦を入れて5名。スタッフは2名で回しているようです。外国人スタッフの兄ちゃ...
旅を終えて帰宅してレポを書いてます。実は、どんくさいことに、スマホの画像データを誤って削除してしまいました。なので、旅の4日目の画像はありません(泣)。帰宅してからデータ復活ソフトなどを使って試してみましたが、復元できず。スマホのゴミ箱から削除したことがすべての過ちでした。日光街道の画像よりも、道中で撮影した50枚余りのホーロー看板の画像のほうが自分にとっては重要で残念です。いつの日にかリベンジしなく...
昭和レトロな宿は親切な女将さんのおかげでゆったりと過ごすことができた。今日は石橋までの32㎞の行程となるので、女将さんに見送られて6時30分に出発。強風に翻弄された昨日とは、うって変わって穏やかな晴天となった。早朝の古河宿は、朝日が古い民家に反射して美しい。古河の町を抜け、国道4号線を歩く。いつの間にか栃木県に突入し、野木、間々田、小山までは見るべきものもなく黙々と歩いた。小山市内に入り、須賀神社に参拝...
強風に翻弄された一日となった。ほうほうの体で宿にたどり着き、ようやく一息ついてこのレポを書いている。早速風呂に入ったら、頭から耳の穴まで砂でジャリジャリだった。黄砂と花粉のダブルパンチ。今日は記憶に残る日となるかもしれない。南千住から電車で昨日ゴールした北越谷駅まで戻る。6時30分に出発。今日は38㎞の行程なので、早朝スタートである。北越谷から粕壁宿まではとくに見所もないまま歩道もない県道を歩いた。春...
花粉症の悪化で延期していた、日光街道の歩き旅を本日からスタートした。高速夜行バスで東京駅に着いたのは早朝5時18分。定刻通りの到着だったが、思った通りまったく眠れなかった。東京駅から日本橋の五街道の起点に向かう。天気は良さそうだ。昨年の甲州街道以来の麒麟像を前に、日本橋三越に向かって日光街道を歩きだす。日光までは約150㎞。今日から5日間の行程である。日光街道は平坦な道を歩くので、他の街道と違って峠越え...
一夜明けて全身が筋肉痛です。夏のような暑さに見舞われた昨日、退職した会社のOB会のイベントで、タケノコ堀りに行ってきました。場所は先輩社員が所有する三重県の竹林。着いてみて驚いたのは、その広さ。半端じゃないくらいの規模で竹林が広がっていました。訊くと、収穫の今の季節は毎日のように掘っているそうです。タケノコ堀り専用の重い鍬を借りて、いざ。10センチほど頭が出ているタケノコを探して鍬を入れる。鍬の入れ方...
青春18キップの旅で、偶然立ち寄った店です。地元では人気店のようで、ランチタイムとあって店内は混んでました。カウンターに座って注文したのは、定番のラーメン(650円)。はなから替え玉(150円)を頼むつもりなので、ここは単品勝負です。麺はふつうとカタメの中間を。出てきたラーメンはいたってシンプルです。スープは久留米ラーメンらしい少し粘り気があるとんこつ。飲んでみると、思った以上にさっぱりした味わいです。細...
岐阜県恵那市の山里にあるしだれ桃が見頃を迎えたということで、今年も出かけてきました。ここは知る人ぞ知る隠れお花見スポットですが、つい二日前に新聞の地方欄で取り上げられたこともあり、多くの人で賑わっていました。山里は、まさに百花繚乱。昨年よりも10日も遅い満開となりました。帰路に立ち寄った同じ恵那市にある樹齢300年の「ひよものしだれ桜」(岐阜県指定天然記念物)は、ちょっとばかし時期が遅かったのか、落花...
花粉症が少しばかし良くなったので、三重県へホーロー看板を探しに行ってきました。名二環の通行止めと東名阪の集中工事に阻まれて、国道はとんでもない渋滞。木曾三川を渡るのに、一時間くらいかかりました。自宅を出てから2時間以上かけてようやく三重県に入って、山里へ。桜は散り始めでしょうか。今年は桜の名所も行けなかったし、花見に関してはどうにも中途半端で終わっしまいました。真珠漬の大きな看板が貼られた建物を見...
九州の旅で立ち寄った北九州市若松区にあるお店です。冷たい雨に打たれながらホーロー看板を探し、なにか温かいものを食べなきゃ体が持たないと思い、ぽつんと一軒だけあったのれんをくぐったのがこの店です。年配のおかみさんが一人できりもみしている、厨房と向かえるテーブル席へ。注文は定番のらぁめん(大盛650円)にしました。スープは豚骨のねばりもなく、さっぱりしています。臭みもありませんね。細麺はツルツルで喉ごし...
振り返ってみると一週間の九州の旅では麺類ばかり食べていました。肉ごぼう天うどんから始まり、博多ラーメン、久留米ラーメン、そして焼うどん。小倉で食べた焼うどんは、もちろん小倉名物だとは知る由もなし。雨に煙る小倉駅前を歩いて、ついふらふらと入ってしまった店です。午後5時を回ったばかりの中途半端な時間とあって、客は私一人のみ。居酒屋のような店内なので、酒を飲まない(中断中の)私としてはなんだか落ち着かな...
桜が満開になりました。なのに、ここ数日はほとんど自宅から出ずに過ごしています。九州の旅で発症した花粉症が改善せず、苦しんでいます。クリニックでもらったアレルギー薬を飲んでも治りません。鼻水、くしゃみ、せき、頭痛。ここ数年来でも一番ひどい状態ですね。いつまで続くんだろう。そんななかインスタで偶然見つけたホーロー看板。ボンカレーの看板がなんと私が住んでる町の近くにあるじゃないか。こっちに越して30年近く...
一週間の九州の旅は雨、雨、雨の四日連続。うっとうしく、憂鬱になりそうな天気の中、レンタカーを転がして立ち寄ったのが『三井うどん』さん。なんの情報もなしで、期待もせずに飛び込んだ店。ところがどっこい、この店は大当たりでした。後から調べてみると、知る人ぞ知る超人気店のようでした。さて、注文は小倉に続いて肉ごぼう天うどん(710円)を。しつこいですが、もっと美味しい肉ごぼう天うどんがあるのでは?そんな期待か...
青春18キップの旅から帰宅して一週間。花粉症に悩まされています。といっても、健康維持のための日課のウォーキングを止めることはできません。マスクをして歩いていますが、帰宅するとくしゃみと鼻水が一段とひどくなります。これもしばらくの辛抱です。昨日は銀行で新NISAの口座開設をしてきました。予約なしでしたが、しばらく待たされて職員のいうがままスマホで開設手続きを。少しばかしの小遣い稼ぎができれば言うことないで...
ようやく忌明けとなった3月。後半には青春18キップを使った九州への一週間の旅をした。長旅なので、できるだけ長い文庫本を持っていたのは良いが、結局はほとんどページを開くことなく、ぼんやりと移り変わる車窓の風景を眺めていた。ともあれ、3月は13冊の読書。遅読の私としては、まあまあなスコアかな。3月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:3635ナイス数:759モダンガール大図鑑 ---大正・昭和のおしゃれ女子 (ら...
旅の後半は久留米でレンタカーを調達して、ホーロー看板を探しました。ドンピシャのタイミングで雨。さすがに旅に出てから四日連続の悪天ではめげますね。久留米から大川、柳川、大牟田、八女と回り帰還。昼食に立ち寄った久留米ラーメンが美味かったです。26日は久留米を出て博多、岡山まで移動し、岡山で看板探し。27日は大阪、京都に立ち寄って帰宅しました。大阪では購入したばかりの折り畳み傘を昼飯に寄った中華屋で忘れると...
旅に出てから三日目、小倉で泊まったカプセルホテルは悲惨でした。上段の客が一晩中、ゴホン、ゴホンと咳き込んでおり、それが気になってまったく寝れません。まさか、コロナじゃないだろうな…と思いながら、時すでに遅しですが、途中からマスクで防御しました。結局、染ってしまったのか、それとも花粉症なのか、旅の後半は喉の痛みから鼻水、くしゃみに悩まされることになりました。さて、九州に上陸してからは博多、久留米、更...
雨に祟られた先週、一週間をかけて九州までの旅をしてきました。ルートは、名古屋→岡山→小倉→博多→久留米→日田→久留米→岡山→大阪→京都→名古屋です。目的はライフワークのホーロー探しですが、7日間のうち5日間を雨にやられると、モチベーションは落ちる一方。しかも、旅の二日目にはJR山陽本線の架線事故による運休で、三原~岩国間が不通となり、仕方なく三原~徳山まで新幹線を利用しました。こうなると18きっぷの意味がないで...
今更ですが、『ゴジラ −1.0』を観てきました。アカデミー賞の視覚効果賞を獲ったとあれば、無視はできません。ゴジラ70周年記念として制作された山崎貴監督作品ですが、いやはや凄い迫力で、観て良かったですね。時代背景が戦後すぐというのもいい。なんといっても復興が始まったばかりの闇市や銀座のロケーションが素晴らしい。これを40名のスタッフとわずか15億円の予算で作ったことも驚きです。そして、主演の浜辺美波。NHK朝ド...
父の四十九日と納骨、同時に母の三十三回忌を行いました。遺産分割協議と銀行口座の解凍も終わり、これから分骨と実家じまいに向けてひとまず一段落ということでしょうか。父の具合が悪くなった昨年暮れからどこにも行かずに自宅にこもっていましたが、これで忌明けということで、カミさんの実家がある飛騨高山に行ってきました。義母が一人で暮らしているので、こちらも気になります。といっても、認知は進んでいるもの、足腰丈夫...
父が逝った後、バタバタとしただけで終わってしまった2月。気づけば、梅も満開。忌明けの3月に入り、重苦しく垂れこめていた空気から解放され、ようやく肩の荷が下りそうな予感です。父の四十九日法要と納骨、併せて母の三十三回忌も同日に行うことにしました。とりあえずこれで一息となりますが、父の遺志による故郷への分骨が次に控えており、これが終わったら実家の整理です。まだまだやることはたくさんありますが、一つひとつ...