人生の折り返し地点を過ぎ、将来に漠然と不安を抱える久志は、天文学者になった同級生・彗子の帰郷の知らせを聞く。手作りで天文台を建てるという彼女の計画に、高校3年の夏、ともに巨大タペストリーを作ったメンバーが集まった。ここにいるはずだったあと1人を除いてー。仲間が抱えていた切ない秘密を知ったとき、止まっていた青春が再び動き出す。喪失の痛みとともに明日への一歩を踏み出す、あたたかな再生の物語。内容(「BO...
人生の折り返し地点を過ぎ、将来に漠然と不安を抱える久志は、天文学者になった同級生・彗子の帰郷の知らせを聞く。手作りで天文台を建てるという彼女の計画に、高校3年の夏、ともに巨大タペストリーを作ったメンバーが集まった。ここにいるはずだったあと1人を除いてー。仲間が抱えていた切ない秘密を知ったとき、止まっていた青春が再び動き出す。喪失の痛みとともに明日への一歩を踏み出す、あたたかな再生の物語。内容(「BO...
お手伝いは二度目。とは言え、僕はアドバイザーの隣にいて相談者の話を聞くだけ。何の役にも立っていないけれど、僕には有益だった。またひとつ勉強させてもらった。...
1980年代ーそれは日本のロックが独り立ちした時代だった?60年代にビートルズやローリング・ストーンズが世に知らしめて、70年代にハード・ロックやプログレッシヴ・ロックのバンドたちが発展させたロックを吸収し、それを自分たちなりの新たな形で提示し、日本のロックもようやく「日本語の」、また「日本人の」なんて但し書きをつけずに、ただ「ロック」と語られるようになった1980年代の日本のロック・アーティストたちの姿を、...
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百瀬が婚約者の大福亜子とひとつ屋根の下で暮らし始めて三ヵ月。久しぶりに百瀬の夢に現れた、裸足の少女は言う。「王子の目だま」を返しに行かなくちゃ。野呂法男と七重は「幽霊屋敷」に移転した事務所に少しずつ慣れてきた今度の依頼人は、夫を亡くしたばかりの左野麦子。迷い猫のヒマラヤンのせいで訴えられそうだという。慌てていた百瀬は、左野の家に忘れ物をした事に気づく。もうすぐ家だという時に、塀の上に座る少女を発見...
クールミントゼロを試したけれど物足りない。結局、いつものオリジナルに帰ってきちゃう。この刺激とマズさが良い。...
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美貌と聡明さで知られる梨本宮伊都子妃。愛娘・方子を皇太子妃にと望むが叶わず、朝鮮の王世子・李垠との縁談を思いつく。娘の幸せを願い、この結婚を成功させるべく伊都子は奔走するが…。明治から昭和にかけて波瀾の生涯を送った女性皇族の視点で、華麗な世界と高貴な者の知られざる内面を描く歴史小説。内容(「BOOK」データベースより)女の幸せ。本書は梨本宮伊都子妃の物語。娘の幸せの為、最高の結婚を求める母の姿がありま...
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アンソニー・ホロヴィッツ/著 山田蘭/訳『死はすぐそばに』読了
ロンドンはテムズ川沿いの高級住宅地で、金融業界のやり手がクロスボウの矢を喉に突き立てられて殺された。理想的な住環境を騒音やプール建設計画などで乱してきた新参者の被害者に、容疑者の住民たちは我慢を重ねてきていた。誰もが同じ動機を持つ難事件を前に、警察は探偵ホーソーンを招聘するー。内容(「BOOK」データベースより)隣人ガチャ。本書は<ホーソーン&ホロヴィッツ>シリーズ第5弾(1,2,3,4)ホーソーンが対峙した...
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人も猫も助ける天才弁護士・百瀬太郎は、婚約者の大福亜子ととうとう同居スタート。ところが、“幽霊屋敷”を相続した依頼人の代理を引き受け、家にも帰れない忙しさ。そんな時、ペットホテルで宿泊客を「獣質」にとったたてこもり事件が発生!百瀬の機転が意外な展開をみせる、ハートフル・ミステリ最新作!内容(「BOOK」データベースより)たった一つの義務。本書は『猫弁』シリーズの第2シーズンの第3弾。通算で第8弾(1,2,3,4,5...
某所の特典(?)で貰ったチョコレート味のプロテインバー。とっても美味しい。でも、値段を調べてみたら、常食するアルフォート・ミニチョコレートが二つも買える。プロテイン、たっけぇ。...
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これはディストピア小説か、ユートピア小説か?大規模停電、強毒性ウィルスの蔓延、飛行機墜落事故などが立て続けに発生し、世界は急速に混乱に陥った。これらすべての原因は謎の人工知能『天軸』の暴走と考えられた。五十九彦、三瑚嬢、蝶八隗の選ばれし三人は、人工知能の開発者が描いたという巨大な樹の絵画『楽園』を手掛かりに、暴走する『天軸』の所在を探る。旅路の果てには、誰も想像できない結末が待ち受ける。壮大で、不...
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憂鬱な不採用通知、幼い娘を抱える母子家庭、契約社員の葛藤……。うまく喋れなくても否定されても、僕は耳を澄ませていたいーー地球の中心に静かに降り積もる銀色の雪に。深海に響くザトウクジラの歌に。磁場を見ているハトの目に。珪藻の精緻で完璧な美しさに。高度一万メートルに吹き続ける偏西風の永遠に。表題作の他「海へ還る日」「アルノーと檸檬」「玻璃を拾う」「十万年の西風」の五編。内容(「BOOK」データベースより)想...
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婚約中で、同じアパートの隣同士の部屋に住んでいる百瀬と亜子。百瀬は、たまたま見かけた迷子のサモエドを追いかけたなりゆきでそのサモエドを一時的に預かることになった老婦人、小高トモエのサポートをすることに。一方、二世議員の宇野勝子は東京の花粉一掃を公約に、もえぎ村の杉林伐採を掲げて選挙に打って出る。杉林の守り神と崇められる神出鬼没の木こり、森林蔵と話を付けようとするがー。内容(「BOOK」データベースより...
僕にとってジェシーと言えば、JESSE NAKAMURA さんしかいない。元 THE EASY WALKERS のギタリストで、現在はソロプロジェクト等でご活躍されている。僕は彼のギターの色っぽさ。しかし、硬派な佇まいに一発でやられてしまった(*1)オッサン(僕)の戯言は承知の上。けれど、ストーンズにジェシーはいないし、ジェシーと言えば、Jesse Nakamura さんしかいない。*1)THE EASY WALKERS で彼を知り、一時期 Jesse The City を追いかけ...
僕はストーンズの息子(Prodigal Son)。けれど、ストーンズのジェシーと聞いて、誰のコトか分らなかった。今でも判らない。...
弁護士の永遠子は33歳。結婚3年目の夫と問題のない関係性を保ちながら、18歳年上の実の叔父・遼一としばしば逢瀬を重ねている。しかし夫が浮気相手を妊娠させたため離婚し、その後、惰性で付き合った若い恋人とも別れてしまう。ようやく子供の頃から抱く自らの叔父への歪な欲望に向き合った永遠子に、遼一がかけた言葉は…。唯一無二の相手への、抗えない渇望ー全てを捨てて恋愛に生きられない私がたどり着いた、幸せな結末。...
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<前回>あいかわらず年下の知人からTVアニメ『メダリスト』を勧められている。その中で、鈴木明子さんだけではなく、羽生結弦さんも番組に協力していると聞いた。曰く羽生結弦さん。4回転、跳んでいます(知人)えっ、マジで?(僕)‐‐‐‐‐‐‐以下、僕が確認した事項と感想を箇条書きで失礼します。・確かに4回転だけれど、羽生結弦の代名詞「4回転アクセル」ではない。・でも、その4回転は、な、な、なんと!4回転ルッツ!!!!!...
E.T....
婚約したものの、事情により、まだ結婚には至っていない百瀬と亜子。二人が喫茶店にいるとき、「ちょっと見ててもらえますか」と、百瀬の腕に渡されたのは、赤ん坊だった…!一方、上京してきた正水直は、入学金詐欺に遭い、途方に暮れていた。しかし人を助けたことがきっかけで春美と出会い、百瀬のもとへたどり着く。さらに、「死なない猫」の相談まで舞い込み、百瀬は今日も奔走中、事務所は一層賑やかに!果たして、百瀬と亜子...
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ちょっと臭い。※僕はサビオって言います。...
火星隕石に生命の痕跡が見つかった。世紀の発見を取材する記者・小日向に“ルカの末裔”と名乗る隕石論文の偽装告発メールが届く。研究室には、偽装疑惑の教授の遺体と、方舟型に固められた隕石が残されていた。火星隕石が秘めた、地球生命の“出身地”。偽装が隠す真実とは。すべての謎の証明は“天才”百地教授に託された! 東大院卒作家が研究の栄光と暗部を描く、傑作理系ミステリ!内容(出版社内容紹介より)方舟に乗っていたモノ...
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婚約破棄したわがままプリンス、選び抜かれた宮家の嫁、そして大正天皇の后…。その高貴な結婚は本当に幸せだったのかー。皇族華族の縁談に迫った衝撃の短編集!内容(「BOOK」データベースより)子を産む機械。本書は皇族を扱った5つの短編集。皇室と言う、ある意味での特殊環境下において、余人には計り知れない苦悩の様々がありました。ここからは一言感想を。『綸言汗の如し』タイトルを言い換えれば「覆水盆に返らず」。もしく...
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重い罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至るー。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、...
システムの更新があった。記録の開始がいつなのか判らないけれど、利用回数が意外と少ない気がする。それでも住民税だけは喜んで収めたい。...
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卒業を間近に控えたパブリック・スクールの優等生6人が自動車で逆走。母娘3人の命を奪う大事故を起こしてしまう。20年後、一人で罪を被り刑期を務めあげたメーガンが、国会議員、辣腕弁護士ら、いまや成功を収めている5人の前に姿を現す。彼らと交わした“約束”を果たさせるために…。身代り契約の果ての惨劇を、周到に仕組まれたプロットと圧倒的筆力で展開する、予測不能サスペンス。内容(「BOOK」データベースより)安物買...
この歳でニキビ(照)※男性更年期障害ってのがあるそうで。...
「立派なお坊さんになるのですよ」。母の願いを受けて、安国寺で修行する幼い千菊丸だが、禅寺は腐敗しきっていた。怠惰、折檻、嫉妬、暴力。ひたすら四書五経を学び、よい漢詩を作らんとすることをよすがとする彼の前に将軍寵臣の赤松越後守が現れ、その威光により、一気に周囲の扱いが変わっていく。内容(「BOOK」データベースより)無理。本書は「一休さん」でおなじみの一休宗純の物語。波乱万丈の人生において、禅を極めんと...
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ひょんなことから「うそ請負人」となったみのり。52歳の誕生日をひとりで静かに祝う佐江子さん。人間関係のストレスを特殊な行動で発散している中山さん。家庭と職場、両方に疲れ切った倉田さん。祖父の遺品の幸福な行先を探すえいちゃん。定年退職する同僚のために必死で送別会のお店を探す横井さん。きっと「自分に似た人」を見つけることができる11の物語。内容(「BOOK」データベースより)ババ抜き。本書は日常にある小さ...
花粉症ちょっと良くなりゃドライアイ...
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優雅な読書サークル「バベルの会」にリンクして起こる、邪悪な5つの事件。恐るべき真相はラストの1行に。衝撃の暗黒ミステリ。内容(出版社内容紹介より)アッと驚くタメゴロー。本書はノワール・ミステリィを集めた5つの短編集。いづれもラスト一行に衝撃があり、ゾクゾクとニヤリが 1:1 でありました。佳作。ここからは一言感想を。『身内に不幸がありまして』広義の夢遊病。作中に挙げられた作品はいづれも良いのだけれど、僕の...
とある文学賞に応募。...
ミステリ界の超新星が仕掛ける、五つの罠。日常に潜む小さな“歪み?を、あなたは見抜くことができるか。子供が四人しかいない島で、僕らは「YouTuber」になることにした。でも、ある事件を境に島のひとたちがよそよそしくなっていって……(「#拡散希望」)。日本の〈いま〉とミステリが禁断の融合! 緻密で大胆な構成と容赦ない「どんでん返し」の波状攻撃に瞠目せよ。内容(出版社内容紹介より)よろしいのではないでしょか。本書...
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ポール・ギャリコ/著 矢川澄子、前沢浩子/訳『ザ・ロンリー』読了
ジェリーは23歳、学業半ばにして戦争に駆りだされ、空軍に所属している。大人になりきれないうちに地獄をみてしまった孤独な若者たちのひとり。心は戦争のすさまじい恐怖と不安にひどく傷ついている。故郷には美しい婚約者を残してきているけれど、彼の孤独な魂を癒してくれるのは、別の女性なのだった…。内容(「BOOK」データベースより)ナルシシズム。本書は短編の名手『ポール・ギャリコ』による一冊。戦争を背景に、ふたり...
あーあ。...
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森博嗣『つむじ風のスープ The cream of the notes 13』読了
人の意見を聞くまえの方が、自分の声を正しく聞けるチャンスだー。これまで自然に脳内スルーしてきた日々の疑問やちょっとした違和感。ぶれない人気作家・森博嗣が自由に、縦横無尽に傍若無人に解体する。「薬指の役目」から「生きる目的」までフルレンジの書下ろしエッセィ。内容(「BOOK」データベースより)良い時代。本書は『クリーム』シリーズ第13弾(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12)オビには『第13作はひと味違います!』と...
最近はもちが好き。...
誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にもー。燃え落ちた屋敷から見つかったのは、都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。華やかな人生を送ってきた二人に何が起きたのか。内容(「BOOK」データベースより)片思い。本作は大ヒット作『白鳥とコウモリ』の続編。華やかな人生のウラに、強いられた不運の人生がありました。佳作。内容はバッサリ略で一言、面白かったです。それはとある人物の為に、己の人生を捧げた...
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閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。残された人々は真相を知るために「検証会」に集う。内容(「BOOK」データベースより)悲しみがとまらない。本書は加賀恭一郎シリーズの最新作。別荘地で起きた殺人事件。その被害者となった4組の家族には、それぞれ人に明かせぬ秘密がありました。内容はバッサリ略で一言、面白かったです。それは人が羨むようなセレブな家庭でも、実は……。そんなスキ...
キムチが良い。と勧められている。ちょっと困っている。...
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おしゃべりと食べることが大好きな33歳のひまりはある夏の日、出張帰りに交通事故に遭い、頸髄を損傷してしまう。意識は明瞭。だけど、身体だけが動かない。過酷なリハビリを続けるも突きつけられたのは厳しい現実だった。「復職は約束できない。できればこのまま退職してほしい」。途方に暮れ、役所で就労支援の相談をすると、すすめられたのは生活保護の申請。ひまりは自立を目指し司法試験受験を決意する。思い通りにならない...
立派なキャベツが1玉たったの178円。※あ、あとから気が付いた。これって〇国産?...
ジェイムズ・P・ホーガン/著 池央耿/訳『星を継ぐもの』読了
月面で発見された、真紅の宇宙服をまとった死体。綿密な調査の結果、驚くべき真実が判明する。死体はどの月面基地の所属でもないだけでなく、この世界の住人でさえなかった。彼は5万年前に死亡していたのだ!いったい彼の正体は?調査チームに招集されたハント博士は壮大なる謎に挑む。内容(「BOOK」データベースより)月の裏側。本書は SFの巨匠ジェイムズ・P・ホーガンのデビュー作。月面で発見された謎の死体を皮切りに、人類...
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事務所に来ない。最愛の婚約者との挙式の相談もすっぽかした。天才弁護士・百瀬は、青い瞳をした女性国際スパイの強制起訴裁判にかかりきりになっていたのだ。それはまさか、幼い百瀬を置き去りにしたあの人?百瀬によって幸せをつかんだみんなが彼の力になろうと立ち上がる。内容(「BOOK」データベースより)親子。本書は『猫弁』シリーズの第5弾にして完結編(1,2,3,4)ポンコツで天才な弁護士・百瀬太郎を中心に親子の絆。そし...
品名は控えるけれど、もう買わない。ペラペラ、ゴトゴト、カサカサ。そしてヒリヒリ。...
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寛永七年ー。事の始まりは備前岡山藩で発生した殺人事件。主君の寵愛を受ける小姓を斬殺し逃亡した河合又五郎は江戸に逃れ旗本・兼松又四郎に匿われた。一方、江戸の長屋に暮らす浪人・市岡誠一郎。用心棒などで糊口を凌ぐ日々の中「腕の立つ剣客を求めている」という呼びかけで、とある旗本の屋敷を訪れる。内容(「BOOK」データベースより)仇討ち。本書は日本三代仇討ち「鍵屋ノ辻の決闘」を題材とした一冊。私利私欲にもまさる...
年下の知人(年齢僕の半分ちょっと)からTVアニメ『メダリスト』を勧められている。曰くyukiさんなら絶対好きになるから!それでも、少女向け?と予想される画に、オッサン(僕)はしり込みしてしまい、いまだ試さずにいる。フィギュアスケートの第一人者に鈴木明子さんがいる。説明なんか必要ないと思うので省略するけれど、彼女の表現力、そして彼女のストーリィは胸に迫るモノがある。興味がある方は鈴木明子 愛の賛歌等で検索...
40歳のこたつ記事ライター・猪名川健人は、婚活事業を営む「ドリーム・ハピネス・プランニング」の紹介記事を引き受ける。安っぽいホームページ、雑居ビルの小さな事務所…手作り感あふれる地味なパーティーに現れたのは、生真面目にマイクを握るスーツ姿の美女・鏡原奈緒子。彼女は脅威のカップル成立率を誇る伝説の司会者“婚活マエストロ”だという。内容(「BOOK」データベースより)真剣。本書は『成瀬は天下を取りにいく』の...
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ひとりぼっちの少女とコンビを組み、失踪した三毛猫を探すことになった天才弁護士・百瀬太郎。忙しさのあまり婚約者の誕生日に気づかず、彼女はイケメン同窓生と急接近!さらに次郎と名乗る弟までが現れて…。やっかいでかけがえのない人たちのために悩み、奔走する百瀬。絶好調、癒されるミステリー!内容(「BOOK」データベースより)卒業。本書は『猫弁』シリーズの第4弾(1,2,3)ポンコツで天才な弁護士・百瀬太郎に奇妙な客人...
去年だけは花粉に悩まされなかった。でも今年はもうティッシュが手放せない。健康に感謝して、真っ赤になった鼻をかむ。...
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ある日、暴漢に襲われた“ぼく”を救ってくれた風変わりな人々。彼らは「文章に関する依頼であれば、何でも引き受けます」という変わった看板を掲げる会社ーその名も「売文社」の人たちだった。さらに社長の堺利彦さんを始め、この会社の人は皆が皆、世間が極悪人と呼ぶ社会主義者だという。そんな怪しい集団を信じていいのか?悩む“ぼく”に対して、堺さんはある方法で暴漢を退治してやると持ち掛けるが…。内容(「BOOK」データベー...
大好きなチョコレート。明日までは買わない。※本当は365日。甘いモノを買う(注文する)時は、ちょっとした勇気が要る。昭和の男あるある。だと思う。...
水神の祟り。化け猫の憑依。頭蓋骨から消えた銃弾。まるで「呪い」が引き起こしたかのような数々の謎を前にして、天才医師・天久鷹央が下した「診断」とは!?…そして推理の結果、小鳥遊の恩師が死んだ事件を「正解のない問題」と言い放ち、自ら手を引くと語った真意は?内容(「BOOK」データベースより)呪われる人とは。本書は「天久鷹央」シリーズの第18弾(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17)小鳥先生の恩師の死の謎...
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完全室内飼育のセレブ猫が妊娠した!? 天才弁護士・百瀬太郎のもとに大女優から奇妙な依頼が持ち込まれた。一体いつのまに? お相手は誰? そして婚約者との旅行当日にかかってきた、盟友を訴えたいとの電話。一生懸命に生きる人たちが抱えた悩みと迷い。誰もが幸せになれる「癒されるミステリー」第3弾開幕!内容(「BOOK」データベースより)善意は。本書は『猫弁』シリーズの第3弾(1,2)。今回もポンコツで天才な弁護士・百...
花粉。もう飛んでいる?...
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歌謡曲黄金時代、熾烈なヒットチャート戦線と賞レースにおける沢田研二の過酷にして華麗なる闘い。上からは演歌、同世代にはニューミュージック、下からは「御三家」「中3トリオ」。さらに突如大ブームのピンク・レディー。時代の寵児であり続け、頂点を極めるためには、目の前の競争に勝ち抜かなければならない。唯一無二の絶対的スター、ジュリーとは何者なのか!?内容(「BOOK」データベースより)トリックスター。本書は問答...
断酒会活動報告がありました。正直、寂しい話題しかありません。でも断酒会が衰退するのは、きっと良いコト。いつの日か発展的解散になれば良い、と願っています。...
スチュアート・M・カミンスキー/著 棚橋志行/訳『人間たちの絆 刑事エイブ・リーバーマン』読了
シカゴの老刑事エイブ・リーバーマンは、周囲の小さな世界で頻発するさまざまな出来事にかこまれて生きている。そんな彼が新たにかかえた殺人事件。単純な物盗りの犯行に思えたが、実は計画的殺人だった。老刑事は、真犯人の鉄壁のアリバイを崩すことができるのか?内容(「BOOK」データベースより)不倫の代償。本書は犯罪で繋がる奇妙な人間関係を描いた作品。いわゆる警察小説ではありますが、描かれていたのは人間模様。興奮よ...
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百瀬太郎は、おひとよしの天才弁護士。ペット訴訟で放り出された猫を引き受け、事務所は猫でいっぱいに。そんな百瀬のもとに、新たな依頼人“透明人間”からメールが届いた。メールを読んだ百瀬は、タイハクオウムの杉山を救出し、またしても事務所に連れて帰る。-なぜ人は自分のそばにいる人を大切に思えないのだろう?そばにいてくれるだけでありがたいのに。人を、猫を、依頼人を守るため、百瀬太郎は今日も走る。内容(「BOOK」...
セルフバリカンで大失敗。...
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生きた、愛した、戦った。女たちが命を懸けて守り抜いたものとは。魂の叫びが聞こえてくる。時代小説の名手が描く、荒れ狂う世に翻弄された七人の女性たちの濃密な24時間。内容(出版社内容紹介より)妻。本書は『戦国十二刻』シリーズの第三弾(1,2,3)戦国時代にあった運命の瞬間と、それまでの24時間がありました。佳作。ここからは一言感想を。『戦腹』迷信は信じるものではなく、信じさせるもの(本文より)に納得です。ま...
例年、収入が複数個所からあり、税務署に足を運んで係員と相談しながら申告をしていた。けれど、去年のはじめに僕は仕事を辞めた。今年ははじめて(ネットで)一人で確定申告。いや、本当に楽になった。楽になり過ぎて、逆に不安になっている。...
紀元前1300年代後半、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。セティは、自分が死んだ事件の捜査を進めるなかで、やがてもうひとつの大きな事件に直面する。棺に納められた先王のミイラが、密室状態であるピラミッドの玄室から消失したというのだ。これは、唯一神アテン以外の信仰を禁じた先王...
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古今東西の書物が集う墓場。明治の終わり、消えゆくものたちの声が織りなす不滅の物語。内容(「BOOK」データベースより)アップデート。本書は『書楼弔堂』シリーズの第4弾にして最終巻(1,2,3,4)幕府瓦解の激動さめやらぬ明治において、書籍のあり方、扱い方が変遷する様子がありました。良作。ここからは一言感想を。『探書拾玖 活字』フォントのお話。呉竹体(ゴチック)と明朝体。因みに僕は MSゴシック、Meiryo。最近、明朝...
味噌汁が左上に置かれた。...
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安達と暮らし始めてしばらく。近々わたしの誕生日だ。「あ、チャイナドレスは禁止ね」「えっ」「あれはクリスマス用だから」「そうだったんだ」「そうなんですよ」二人だけの行事が増えていくのは、そう、悪くない。二人の日常のさらに日常。書き下ろし多数の短編集、第二弾。内容(「BOOK」データベースより)リフレイン。本書は本編をふんわりと補完する短編集(1~8, 9, 10, 11,99.9,SS,12,SS2)。シリーズのアチコチに散りばめ...
お気に入りの公園。最近、喫煙者の難民が流れてきたのか、彼等の避難所?喫煙所となっている。結果、僕が読書難民。...
もしも安達がわたしの先生だったら。もしも安達が小説家だったら。もしもあの時、体育館の二階に行かなかったら。空想は置いておき、安達からお誘いが。「う、海…は、広いね」「いいよ。来週くらいに行こうか」「来週、ですか…」垂れ下がった耳と尻尾が見えるけど、こっちも色々準備が必要だ。お小遣いとか、水着とか。彼女に可愛いとこ見せたい気持ちはわたしだってあるのだ。…きゃー。内容(「BOOK」データベースより)What if....
さっきから、ずっと動かない。いったい何をみつけたのか(ガクブル)...
マット・リン/著 熊谷千寿/訳『アフガン、死の特殊部隊』読了
十人のチームを組織し、秘密作戦に従事せよー詳細を知らされないまま、莫大な報酬を求めて元SASのウェストは凄腕の元特殊部隊員たちとともにアフガニスタンへと向かった。そこで英国軍大佐より初めて任務が明かされた。タリバンの資金源をつぶし、数千万ドルの資産を奪えというのだ。奪った資産はすべて報酬となるが、英国軍は作戦に関与しないという。ウェストは緻密な作戦を元に過酷な地での決死の任務に挑む!内容紹介(「BO...
毎年1月に1ヶ月間アルコールを断つ取り組み。いま世界中に(それは静かだけれど)広がりを見せているそうです。先日、僕達の断酒会でも何かしらこの運動を支援ができないか。そんな発言がありました。この件について僕に意見はないし、意見する資格もありません。ただ、断酒会の見解や計画に反するかもしれないけれど、僕はお酒を愉しみたい方には、おおいに愉しんで欲しい。心からそう考えています。その上でせっかくのお酒なんで...
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図書委員のあおいは、苦手な同級生を図書室で見かけた。本に興味がないはずの彼女の姿に疑問を抱きー(「その背に指を伸ばして」)。本が嫌いなあかねは、読書感想文の課題にゲンナリ。そこへ偶然、クラスメイトが捨てた下書きを見つけてー(「やさしいわたしの綴りかた」)。本を開くたび、窮屈な世界が少しずつ拓かれていく。中学校の図書室を舞台に、6人の少女たちを繊細に描く連作短編集。内容(「BOOK」データベースより)大...
あと四年。生きてやる。...
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1980年代ーそれは日本のロックが独り立ちした時代だった?60年代にビートルズやローリング・ストーンズが世に知らしめて、70年代にハード・ロックやプログレッシヴ・ロックのバンドたちが発展させたロックを吸収し、それを自分たちなりの新たな形で提示し、日本のロックもようやく「日本語の」、また「日本人の」なんて但し書きをつけずに、ただ「ロック」と語られるようになった1980年代の日本のロック・アーティストたちの姿を、...
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百瀬が婚約者の大福亜子とひとつ屋根の下で暮らし始めて三ヵ月。久しぶりに百瀬の夢に現れた、裸足の少女は言う。「王子の目だま」を返しに行かなくちゃ。野呂法男と七重は「幽霊屋敷」に移転した事務所に少しずつ慣れてきた今度の依頼人は、夫を亡くしたばかりの左野麦子。迷い猫のヒマラヤンのせいで訴えられそうだという。慌てていた百瀬は、左野の家に忘れ物をした事に気づく。もうすぐ家だという時に、塀の上に座る少女を発見...
クールミントゼロを試したけれど物足りない。結局、いつものオリジナルに帰ってきちゃう。この刺激とマズさが良い。...
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美貌と聡明さで知られる梨本宮伊都子妃。愛娘・方子を皇太子妃にと望むが叶わず、朝鮮の王世子・李垠との縁談を思いつく。娘の幸せを願い、この結婚を成功させるべく伊都子は奔走するが…。明治から昭和にかけて波瀾の生涯を送った女性皇族の視点で、華麗な世界と高貴な者の知られざる内面を描く歴史小説。内容(「BOOK」データベースより)女の幸せ。本書は梨本宮伊都子妃の物語。娘の幸せの為、最高の結婚を求める母の姿がありま...
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ロンドンはテムズ川沿いの高級住宅地で、金融業界のやり手がクロスボウの矢を喉に突き立てられて殺された。理想的な住環境を騒音やプール建設計画などで乱してきた新参者の被害者に、容疑者の住民たちは我慢を重ねてきていた。誰もが同じ動機を持つ難事件を前に、警察は探偵ホーソーンを招聘するー。内容(「BOOK」データベースより)隣人ガチャ。本書は<ホーソーン&ホロヴィッツ>シリーズ第5弾(1,2,3,4)ホーソーンが対峙した...
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人も猫も助ける天才弁護士・百瀬太郎は、婚約者の大福亜子ととうとう同居スタート。ところが、“幽霊屋敷”を相続した依頼人の代理を引き受け、家にも帰れない忙しさ。そんな時、ペットホテルで宿泊客を「獣質」にとったたてこもり事件が発生!百瀬の機転が意外な展開をみせる、ハートフル・ミステリ最新作!内容(「BOOK」データベースより)たった一つの義務。本書は『猫弁』シリーズの第2シーズンの第3弾。通算で第8弾(1,2,3,4,5...
某所の特典(?)で貰ったチョコレート味のプロテインバー。とっても美味しい。でも、値段を調べてみたら、常食するアルフォート・ミニチョコレートが二つも買える。プロテイン、たっけぇ。...
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これはディストピア小説か、ユートピア小説か?大規模停電、強毒性ウィルスの蔓延、飛行機墜落事故などが立て続けに発生し、世界は急速に混乱に陥った。これらすべての原因は謎の人工知能『天軸』の暴走と考えられた。五十九彦、三瑚嬢、蝶八隗の選ばれし三人は、人工知能の開発者が描いたという巨大な樹の絵画『楽園』を手掛かりに、暴走する『天軸』の所在を探る。旅路の果てには、誰も想像できない結末が待ち受ける。壮大で、不...
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憂鬱な不採用通知、幼い娘を抱える母子家庭、契約社員の葛藤……。うまく喋れなくても否定されても、僕は耳を澄ませていたいーー地球の中心に静かに降り積もる銀色の雪に。深海に響くザトウクジラの歌に。磁場を見ているハトの目に。珪藻の精緻で完璧な美しさに。高度一万メートルに吹き続ける偏西風の永遠に。表題作の他「海へ還る日」「アルノーと檸檬」「玻璃を拾う」「十万年の西風」の五編。内容(「BOOK」データベースより)想...
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婚約中で、同じアパートの隣同士の部屋に住んでいる百瀬と亜子。百瀬は、たまたま見かけた迷子のサモエドを追いかけたなりゆきでそのサモエドを一時的に預かることになった老婦人、小高トモエのサポートをすることに。一方、二世議員の宇野勝子は東京の花粉一掃を公約に、もえぎ村の杉林伐採を掲げて選挙に打って出る。杉林の守り神と崇められる神出鬼没の木こり、森林蔵と話を付けようとするがー。内容(「BOOK」データベースより...
僕にとってジェシーと言えば、JESSE NAKAMURA さんしかいない。元 THE EASY WALKERS のギタリストで、現在はソロプロジェクト等でご活躍されている。僕は彼のギターの色っぽさ。しかし、硬派な佇まいに一発でやられてしまった(*1)オッサン(僕)の戯言は承知の上。けれど、ストーンズにジェシーはいないし、ジェシーと言えば、Jesse Nakamura さんしかいない。*1)THE EASY WALKERS で彼を知り、一時期 Jesse The City を追いかけ...
これが最後。そう自分に言い聞かせる。...
来週からもあるし、今日でコタツをしまおう。...
体育館の二階で出会って、美人だなーとは思っていた。同時にやつは、わたしの三倍ぐらい不良だなとも。本人の柔らかい印象のせいだった気がする。最初に名前を聞いて、浮かんだ名前はひらがなだった。卓球場から、マンションまで。女子高生からOLまで。サボり仲間から、恋人まで。長いようで短い二人の時間。そのこぼれ話を拾った書き下ろし多数の短編集。同棲直前、安達母への挨拶の日を綴った中編『そして…』も収録。内容(「B...
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「おかえり。仕事疲れたでしょ」「うん。あ、でもしまむらの顔見たら疲れが吹っ飛んだ…みたいな…」「ほーう。じゃ、元気なとこ見せて」「え…。げ、げんきー」こんな調子で、私たちはずっと続いていくんだろうなあ。たぶんおばあちゃんになっても。ひょっとすると三千七百年くらい経っても。TVアニメ『安達としまむら』BD・DVD特典小説、イラスト付きで待望の文庫化!内容(「BOOK」データベースより)また、会えたね。本書...
「できない」が「やろう」になった。やってやる。こうなったらトコトンまでやってやる。ぶっ飛ばしてやる。※4/22から5/1は本ブログの更新をお休みします。よろしくお願いします。...
ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官が訪れる。マルコムは以前、“完璧な殺人”が登場する犯罪小説8作を選んで、ブログにリストを掲載していた。ミルン『赤い館の秘密』、クリスティ『ABC殺人事件』、ハイスミス『見知らぬ乗客』…。捜査官は、それら8つの作品の手口に似た殺人事件が続いているというが…。内容紹介(「BOOK」データベースより)オマージュ以上、換骨奪胎未満。本書は『このミステリーがすご...
今年は花粉症になっていない。理由は判らない。けれど思い当たるモノが一つ。身体に入れた薬。...
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青春ほど、死の翳を負い、死と背中合わせな時期はないー。同人雑誌を編輯するため、あるじが自殺して間もない芥川龍之介の家に通った日々。苦悶がしみついているような暗い家が思いださせるのは、青春時代に死んでいった仲間たちの姿だった。人間の喜怒哀楽の舞台裏に潜む、振り払い難き「死」の存在に、無頼派の旗手が独自の視点から肉迫を試みた。表題作「暗い青春」ほか、火花の如き輝きを放つ短編全10編を収録。内容(「BOOK...
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結婚祝いに贈られたお揃いの鉄鍋。夫の元カノから譲り受けるホットプレート。クリスマスプレゼントのピザカッター…“食にまつわる道具”をめぐり、揺れ動く心を切り取った短編集。内容(「BOOK」データベースより)思い出は残る。本書は食にまつわる道具をテーマにした9つの短編集。同時期に発売された『錠剤F』とは正反対に、心温まる作品(一編を除く)が詰まっていました。佳作。ここからは一言感想を。『今年のゼリーモールド』...
いても立ってもいられなくてえるに会いに行く。僕はたくさん話をしたけれどえるは何も答えてくれない。...
短編の名手が、日常の隙間にひそむ「孤独」を描き出すー著者史上最もグロテスクで怖い10の物語から成る、最高精度の小説集。バイト先のコンビニに現れた女から、青年は「ある頼みごと」をされてー「ぴぴぴーズ」。男を溺れさせる、そんな自分の体にすがって生きるしかない女はー「みみず」。刺繍作家の女は、20年以上ともに暮らした夫の黒い過去を知ってしまいー「刺繍の本棚」。女たちは連れ立って、「ドクターF」と名乗る男...
不安なのか諦めなのか。自分でもわからない。ただ酒が飲みたい。...
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考えることは必要だと思う。何故なら、人間が生きている理由がそこにあるからだー。空気を読まない、誤解されることにまったく抵抗がない人気作家・森博嗣の書下ろし人気エッセィ第12作。社会の仕組みから「ふともも」と「もも」の違い、奥様の鼻歌まで等距離で観察する森イズムに心が解放される全100編。内容(「BOOK」データベースより)くるくる、くるくる。本書は『クリーム』シリーズ第12弾(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11)...
4/15から4/24は本ブログの更新を休む。その予定が流れた。予定は未定って本当だ。...
時は天平。疫病により多くの為政者が命を落とした朝堂において、ひとり異彩を放つ者がいた。藤原仲麻呂。皇后である叔母の寵愛を受け、出世の階段を駆け上がるこの男は、臣下の誰一人として持ち得ない、危険な野望を秘めていた。一方、次代の天皇である阿倍内親王は、帝となることに意味を見出せず、ただ人並みの幸せを望んでいた。かつて恋慕の情を持った仲麻呂への想いが憎しみに転じた時、時代の歯車が軋み始めるー。「恵美押勝...
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