YouTube を見ながら指回し。気づけば動画は後回し。※薬指がむずかしい。...
その写真を見たとき、物語は一変する。大きな話題を呼んだ“体験型ミステリー”が帰ってきた!きっとあなたも騙される。前作をも凌ぐ、驚愕のラスト。内容(「BOOK」データベースより)話さなくて良い。本書は『道尾秀介』の原点回帰とされた『いけない』の続編。イヤミスに分類されるのかも知れませんが、ミステリィ好き(僕)として非常に好感の持てる作品でした。ここからは一言感想を。『明神の滝に祈ってはいけない』緋里花の祈...
今夏は G を見なかった。...
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猫もニンゲンもじんわり幸せな気持ちになれる。3年ぶり待望の最新刊!!つーさんの古い友達「テルオ」も登場!描き下ろし40P超。つーさんの特製しおり付き!(全3種類)内容(「BOOK」データベースより)エスパー。本書は大人気猫漫画の第四弾(1,2,3,4)。今回も「つしま(つーさん)」とおじいちゃん(♀)の変わらない日常と、ホンの少しだけ繋がった明日がありました。内容はバッサリ略で一言、良かったです。それは猫飼い...
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知念実希人『天久鷹央の推理カルテ ファントムの病棟 完全版』読了
小児科病棟で相次いで起こった急変。同じ病室の男子三名が、原因不明の嘔吐、喘息発作、不整脈を起こした。さらに、この病棟で「天使を見た」と語る小学生まで現れ…。魅力的な「謎」があるにも拘らず、事件解決に動かない天久鷹央。なぜ?そして事件に秘められた「病」とは?現役医師が描く医療ミステリー、シリーズ屈指の感動作!書き下ろし掌編「ソフトボールと真鶴」収録。内容(「BOOK」データベースより)天使なんかいらない...
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差別、偏見、思い込みー他人に貼られたラベルはもういらない、自分で自分を取り返せ!!息苦しいこの世を生き抜く勇気がむくむくと湧いてくる、全6話からなる強炭酸エナドリ短編集。内容(「BOOK」データベースより)コッチの台詞。本書は鬱屈した人達を元気づける6つの短編集。アクの強い人達の、アクの強い「反撃」がありました。ここからは一言感想を。『めんや評論家おことわり』またまたジェンダー問題。体感上、最近手に取...
暑さ和らいで。湿気が酷い。アジシオがネトネト。...
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祖父の死骸のそばで「私が殺した」と繰り返す孫娘。急に妻に近づかなくなり、日に日に衰えていく左官職人。高級料亭で酒宴を催したあと死んだ四人の男。子を産めなくなる鍼を打たねば死ぬと言われた武家の娘。本草学者の久瀬棠庵は、全ては「虫」の所為だと診断する。しかし、長屋の店子仲間が誘拐かされー。『前巷説百物語』にも連なる謎解き奇譚。内容(「BOOK」データベースより)二葉の病葉。本書は江戸の貧乏長屋に住む本草学...
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天久鷹央。天医会総合病院、統括診断部の部長を務める彼女は、明晰な頭脳と圧倒的な知識で、あらゆる疾患を看破する。そんな天才医師の元には各科で「診療困難」となった患者が集まり…。原因不明の意識障害。河童を目撃した少年。人魂に怯える看護師。その「謎」に秘められた「病」とは?現役医師が描く本格医療ミステリー、ここに開幕!書き下ろし掌編「蜜柑と真鶴」収録。内容(「BOOK」データベースより)観て、診て、看る。本...
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中野区のマンションで女性が殴打され、意識不明に。永澤美衣紗という名の彼女はシングルマザーで、十ヵ月の娘、しずくは連れ去られる。現場には「私は人殺しです。」と書かれた便箋が残されていた。時は遡り、一九九〇年代初頭。北海道の鐘尻島では巨大リゾート「リンリン村」の建設が頓挫し、老舗料亭の息子、小寺陽介は将来に不安を感じていた。多額の借金をして別邸を建てた父は大丈夫なのか。そんな折、リンリン村の鉄塔で首つ...
封筒を閉じようとして、右手人差し指を切る。中身はとある契約書。血判の必要はない。...
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大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中に話しかけてきた女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗はー「違う羽の鳥」。調理師の職を失った恭一は、家に籠もりがち。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣に住む老人からもらったという。翌日、恭一は得意の澄まし汁を作って老人宅を訪...
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カトリーン・キラス=マルサル/著 山本真麻/訳『これまで経済で無視されてきた数々のアイデアの話』読了
なぜ車輪の発明からスーツケースにキャスターがつくまで5000年も要したのかーこれは名だたる経済学者・思想家も思案してきた謎だ。「男性はかばんを自力で持つべき」「女性の長距離移動は制限されるべき」こうした社会のジェンダー感に変化が起きた時、スーツケースは転がり始めた。男らしさ・女らしさに関する支配的な通説がどうして、今からすれば「単純な」発明を妨害できるほど強固だったのだろう。いったいどうして、お金...
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時は江戸。作事奉行・上月監物の屋敷の奥女中・お葉は、度々現れる男に畏れ慄き、死病に憑かれたように伏せっていた。彼岸花を深紅に染め付けた着物を纏い、身も凍るほど美しい顔のその男・萩之介は、“この世に居るはずのない男”だったー。この騒動を知った監物は、過去の悪行と何か関わりがあるのではと警戒する。いくつもの謎をはらむ幽霊事件を解き明かすべく、“憑き物落とし”を行う武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が監物の屋敷...
断酒継続一年の表彰を受けました(十一年振り二度目。前回)。一年たった今でも気が狂いそうになるほど、酒を飲みたくなる時がある。でも、もう飲む飲まないじゃない。歯を食いしばって、やるしかない。...
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不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。内容(「BOOK」データベースより)カルペ・ディエム(*1)本書はヒット作『クスノキの番人』の続編。クスノキによって結ばれる・繋がる想いがありました。内容はバッサリ略で一言、普通です。それでもクスノキにある予念、受念の機能。それと認知症にある記憶障害に補完と親和性を感じられました。強盗の容疑者が庇う真犯人今日の思い出を明日に持ち越せない少...
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下総国に暮らす狐狩りの名人・稲荷藤兵衛には、裏の渡世がある。すべての嘘を見破り旧悪醜聞を暴き出すことから“洞観屋”と呼ばれていた。ある日、藤兵衛に依頼が持ち込まれる。老中首座・水野忠邦による大改革を妨害する者どもを炙り出してくれというのだ。敵は、妖物を操り衆生を惑わし、人心を恣にする者たちー。依頼を引き受け江戸に出た藤兵衛は、化け物遣い一味と遭遇する。やがて武蔵晴明神社の陰陽師・中禪寺洲齋と出会い、...
10年前、ふうが僕の娘になってくれた。ありがとう。君は僕のラッキーだ。※ 以下、10年前です。ずっとそばにいて。...
小さな謎は大切なことへの道しるべ。解いてみると一筋縄ではいかない人の心が照らし出される。学生時代に届いた想い出の葉書には、姉のように慕っていた先輩が遺した謎めいたアルファベットの羅列があった。数十年の時を経て読み解かれたとき、現れたものとはー。内容(「BOOK」データベースより)暗号。本書は謎と解明をテーマに集めた7つの短編集。「北村薫からの7つの挑戦」とあるように、パズル・ミステリィの妙がありました。...
Cheap Trick の Surrender。歌詞の世界を想像してみる。~~~Father says your mother's rightShe's really up on thingsBefore we married Mommy servedIn the WACs in the PhilippinesThen I woke up, Mom and DadAre rolling on the couchRolling numbers, rock and rollingGot my Kiss records outMommy's alright, Daddy's alrightThey just seem a little weirdSurrender, surrenderBut don't give yourself away~~~ママ...
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メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画」。日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく。一枚の「絵画」をめぐる、五つの「愛」の物語。彼らの想いが繋がる時、驚くべき真実が現れる!仕掛けに満ちた傑作連作短篇。内容(「BOOK」データベースより)備えあれば憂いなし。本書は2022年本屋大賞第2位を獲得した作品。レイとブーの二人で描いた<エスキース>がありました。佳作。ここからは一言感想を。...
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生きて、死ぬだけ。幕末アウトロー揃い踏み! 時は幕末。十六歳の捨吉は名刀・池田鬼神丸と自分の左眼を奪った「黒駒の勝蔵」を追って故郷を飛び出す。千に一つの島破りを成功させた伝説のやくざ「武居の吃安」と出会った彼は、やがて凄絶なる戦いの渦に巻き込まれてゆく。内容(出版社内容紹介より)馬鹿は死ななきゃ治らない。本書は「森の石松」こと、遠州森町の捨吉を描いた作品。「黒駒の勝蔵」や「武居の吃安」との間に、喧...
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中学生の時に両親を事故でなくした美佐は、叔母に引き取られ、高校時代を山間部の田舎町で過ごす。それから約30年、叔母に認知症の症状が見られると役場から連絡があり、懐かしい故郷を訪れる。かつて、美しく丁寧に暮らしていた家はごみ屋敷と化していた。片付けを進めていくと、当時の恋人から借りた本を見つける。あったかもしれない未来をのぞき見するような思いで、本を返しに行った美佐は、衝撃的な場面を目撃する。内容(...
家の雑草取りで、たくさん汗をかいたあと。マック。塩と脂と炭酸が、どんな料理よりもウマい。...
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老成と若さの不思議な混淆、これを貫くのは豊かな詩精神。飄々として明るく踉々として暗い。本書は初期の短編より代表作を収める短編集である。岩屋の中に棲んでいるうちに体が大きくなり、外へ出られなくなった山椒魚の狼狽、かなしみのさまをユーモラスに描く処女作『山椒魚』、大空への旅の誘いを抒情的に描いた『屋根の上のサワン』ほか、『朽助のいる谷間』など12編。内容(「BOOK」データベースより)けんもほろろ。本書は...
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神酒クリニック。院長である神酒章一郎のもとに集ったのは、六人の天才たち。その中には、天久鷹央の兄、精神科医・天久翼の姿もあったー。とある資産家から息子殺害の犯人探しを依頼された翼たちは、事件が想像以上の「闇」を孕んでいることに気づく。違法賭博。誘拐。殺人。複雑に絡み合う謎の真相は?現役医師による、もう1つの代表シリーズ。ハードボイルド医療ミステリー!内容(「BOOK」データベースより)ちょっとせこい。...
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私はあの人と付き合うとるとよ。あの人を好いとると。そう言い残して、一人の女が姿を消した。失踪したのか、死亡したのかー。圧倒的な「不在」がもたらす感情を炙り出す、不穏でミステリアスな物語。内容(「BOOK」データベースより)存在感。本書は不倫を告白した直後に失踪した晶(あき)をめぐる物語。およそ群青劇となっており、彼女の不在が落とす影がありました。佳作。内容はバッサリ略で一言、面白かったです。それは「不...
スマホの顔認証。最近、ロックが外れない。...
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世界のヒミツは、リケジョにおまかせ!!理系女(リケジョ)で悪かったわね!(律)教授、わたし、ついてゆきます!!(理緒)…ヘンクツ大学院生と前向き小学生、理科乙女二人が難事件に挑む!?内容(出版社内容紹介より)カガク的って、こういうこと。本書は理系女(リケジョ)の律と理緒の活躍を描いた5つの短編集。日常にあるちょっとした謎を、科学的見地から解決していました。佳作。ここからは一言感想を。『投げ出し墓のバ...
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eビジネスで成功し時代の寵児となった男は、なぜ大銀行のビルから飛び降りようとしたのか。安値更新していた株が急騰、最新設備を誇る外資系通信会社で何が起こったかー証券会社を辞め、警備会社に再就職した中年男が直面する事件の数々。刻一刻と進化する経済社会を生き抜く人間たちを熱く描いた傑作。内容(「BOOK」データベースより)今さらジロー。本書はオフィスビル・ガードマンの二人を描いた4つの連作短編集。金融市場で...
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綾部蓮という青年は、私たちにとって遠い国の王様のような存在だった。神の贈り物と呼ぶべき才能に恵まれ、美貌をもって周囲の人々を傅かせた彼が自殺した時、理由を知る者はいなかった。永遠に時を止めたままの彼を誰もが追い越し忘れ去っていくなか、私たちは思い出す。なぜ青年は自ら命を絶ったのか?人生の一時期に齎される謎と恩寵を忘れ難い余韻とともに描き切った傑作。内容(「BOOK」データベースより)リフレイン。本書は...
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盗作犯を探し出せ。油絵画家の井口は、元泥棒の蓮野を通訳として連れて、祖父と縁のあったオランダの富豪、ロデウィック氏の元を訪ねた。美術品の収集家でもあるロデウィック氏は翌日、井口のアトリエで彼の絵を見て、「そっくりな作品をアメリカで見た」と気が付いた。未発表の絵を、誰がどうして剽窃したのか?盗作犯を探すうちに、井口の周りで戯曲『サロメ』に擬えたと思われる連続殺人が発生してー。内容(「BOOK」データベー...
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人間の意識を半永久的に持続可能な人工身体にコピーしたヒューマノイド=“カティス”が生まれた近未来。“カティス”の女性・ミチが目覚めると、世界から人類は消失していた。搭載された“安全機構”により自殺はできず、誰もいない世界で孤独な時間を生き続けることに絶望していた彼女は、少年の姿をした“カティス”のアミと出会う。“人類消失の謎”の解決を目指すと語る彼に誘われ、ミチは失われた人間の頃の記憶と永遠に続く時間を生き...
セブンイレブンが美味しい。ファミマも美味しい。けれど最近はミニストップが一番美味しい。うっかりベルギーチョコのクロワッサンも食べちゃう。...
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下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは、変人シェフ三舟さんとスーシェフの志村さん、ソムリエールの金子さん、ギャルソンの高築くんの四人。コロナ禍で厳しい状況の飲食店業界、“パ・マル”でも、テイクアウトメニューを考えたり、料理教室を始めたり…。そんななかで、料理教室で起きた気まずい出来事、ひとり分のテイクアウトを買いにくる男子中学生の謎、自身のレストランにスタッフが定着しない理...
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脈々と受け継がれてきたサラブレッドの血統とホースマンたちの熱き想い。北海道浦河町で競走馬の生産牧場を営む三上収、徹の親子は確信していた。毎年パリで開催される世界最高峰のレース「凱旋門賞」の舞台で力を発揮できるのは、ステイゴールドの血統に違いないー。目指すは、日本競馬界の悲願である凱旋門賞制覇。生産者、厩務員、調教師、馬主、ジョッキー…ホースマンたちが一頭のサラブレッドを信じ、その夢を託す。内容(「B...
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音大受験に失敗した名波陽菜は自信を取り戻すため、姉の住む自然豊かな奥瀬見にきていた。フルートの練習中に出会ったのは、オルガン制作者の芦原幹・朋子親子。同い年の朋子と“パイプオルガン”の音づくりを手伝うことに。だが、次第にオルガンに惹かれた陽菜はこのままフルートを続けるべきか迷ってしまう。中途半端な姿に朋子は苛立ちを募らせ、二人は衝突を繰り返す。そんな中、朋子に思いもよらぬ困難が押し寄せる!絶望に打ち...
頑張った自分へのご褒美。初めてバレエの観劇に行く。当日を楽しみにストレートチップを磨く。...
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親子三代で営む麹町の小さな菓子舗「南星屋」。日替わりの諸国銘菓を求めて、今日もお客が列をなす。麹町を大火が襲った夜半、店に急を告げに来たのは、菓子に目がなく気のいい渡り中間の鹿蔵だった。それきり店に来なくなった鹿蔵を案ずる一家だったが、ある日、思わぬところから消息が届いて…。内容(「BOOK」データベースより)縁(えん)とは。本書は南星屋シリーズの第三弾(1,2,3)今回はいくつかの別れと、その後の様子があ...
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ホテルで女主人の到着を待つ若い男女。その背後に潜むエゴイズム、孤独感を澄明な文体で彫琢、愛と性のかかわりをさぐり直木賞に輝く優品。「鳥、とんだ」「三月の兎」を併録。内容(出版社内容紹介より)女を貶めているのは。本書は第100回(1988年下半期)直木賞受賞作。男を自分勝手に利用し、また自己正当化の理由にも使う。そんな女の姿がありました。ここからは一言感想を。『鳥、とんだ』犬のサスケは男のメタファだと感じ...
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北関東の前林市で暮らす主婦の水野いづみ。平凡ながら幸せな彼女の生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって、一変する。大樹が深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていたのはなぜなのか。十五年後、新宿区で若い女性が殺害され、重要参考人である不倫相手の百井辰彦が行方不明に。無関心な妻の野々子に苛立ちながら、母親の智恵は必死で辰彦を捜し出そうとする。捜査に当たる刑事の三ツ矢は、無...