...
...
病める時も健やかなる時もーあなたの気持ちにぴったり寄り添ってくれる13の物語。甘くてスパイシーで苦くてしょっぱい、味わい深いあなただけの人生がここにある。内容紹介(「BOOK」データベースより)No Rain Check.本書は人生の断片を描いた13のショートショート。全5章がsweet、spicy、bitter、salty、tastyと読み味を顕しており、それは人生の味でもありました。ここからは一言感想を。『人魚』秘宝館。僕も入りました。主...
よく水を飲む子なので心配はしていない。一応、常備薬&台風とかの非常食みたいな感じで。...
夏バテ。食事は大根おろしとポカリスエットばかり。栄養はともかく、水分補給だけはバッチリ。...
...
店舗の屋上で野菜を育てる秋葉原さん。秋葉原さんと高齢結婚をした刺し子姫。独特な敬語を使う女子大生マーシーとその友達パティ…。30年ぶりにアメリカから帰国した大学教員の沙希が出会ったのは、ここ、うらはぐさ地区に縁のある、多様な人々だった。新しい時代の絆を描く、土地が人をむすぶ群像劇。コロナ下で紡がれる人と人とのゆるやかなつながり、町なかの四季やおいしいごはんを描く長編小説。内容(「BOOK」データベース...
奮発した高級レトルトには目もくれず、いつものカリカリご飯を召し上がるとき。...
...
出世コースでもない、恋愛もうくまできない。それでも続く人生。旬も過ぎ社内不倫の“前科”で腫れ物扱いの40代独身女性アナウンサー。娘とは冷戦状態、同期の早期退職に悩む50代の報道デスク。好きになった人がゲイで望みゼロなのに同居している20代タイムキーパー。向上心ゼロ、非正規の現状にぬるく絶望している30代AD…。内容(「BOOK」データベースより)放っておいてくれ。本書はTV局「NANIWA TV」を舞台とした4つの...
...
採血と撮影のあと、診察までの待ち時間。今回はいつもの倍以上だった。文句はない(いつもありがとうございます)。ただ良くない数値や影?があったのか。そんな不安の待ち時間になった。結果は異常なし。安心したけれど、ちょっと疲れた。...
...
雨の放課後、体育館での殺人事件に挑む、高校生探偵・裏染天馬の活躍。“平成のエラリー・クイーン”こと青崎有吾記念すべきデビュー長編。内容(出版社内容紹介より)穴だらけ。本書は第22回鮎川哲也賞受賞作。密室状態の体育館で起きた殺人事件。それをアニメオタクの高校生探偵・裏染天馬が挑みます。内容はバッサリ略で一言、うーん。オビによると著者は “平成のエラリー・クイーン” と称されるそうです。なるほど、本作も密室に...
ヒゲより眉毛。...
...
正しく生きたい、その女、所持金2億円。相田愛奈は、正しいことがなにより強いと信じている。独特の正義感から人間関係をこじらせ現在は無職。そんな彼女の銀行口座には、幸運にも得た約2億円がある。にもかかわらず、節制した生活を続けている。その一方で、福祉団体等に多額の寄付をしていた。そんな愛奈のもとに、同じく無職だが、こちらは浪費家の従姉妹・忍が転がり込んできた。さらに、Amazonの“ほしい物リスト”で約...
...
『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語。「春に翔ぶ」-瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?「星を編む」-才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。「波を渡る」-花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『...
...
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。内容(「BOOK」データベースより)切り捨て、割り切れ(Just do it)。本書は2023年年本屋大賞受賞の他、多くの賞を受賞している大ヒット作品。「普通ではない...
ボリショイ・バレエ団のプリンシパル、スヴェトラーナ・ザハロワ。彼女の代名詞『瀕死の白鳥』を観に行く。スヴェトラーナ・ザハロワはウクライナとソ連の両方に因縁があり、現在、彼女に対するに毀誉褒貶は枚挙に暇がない。正直、僕も彼女の考え方・振る舞いに想う処はある。だけど、きっと僕の人生で最後になるであろう彼女の『瀕死の白鳥』を。能書きも、先入観も一切排除して。ただ彼女の踊りを。死に抗い、しかし最期は朽ちて...
...
えるに会いたい。...
...
唯一無二の主人公、再び。…と思いきや、まさかの事件が勃発!?我が道を突き進む成瀬あかりは、今日も今日とて知らぬ間に、多くの人に影響を与えていた。「ゼゼカラ」ファンの小学生、成瀬の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくして生まれた女子大生…個性豊かな面々が新たな成瀬あかり史に名を刻む。そんな中、幼馴染の島崎が故郷に帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており…!内容(「BOOK...
...
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」中2の夏休み、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出したー。新潮社主催新人賞で史上初の三冠に輝いた、圧巻のデビュー作!内容(「BOOK」データベースより)西武は東、東武は西。本書は2024年本屋大賞をはじめ、あらゆる賞を総ナメした作品。風変りな成瀬あかりの、地元愛に溢れる日常がありました。ここからは一言感想を。『ありがとう西武大津店』ライオンズの背番号「1」と言え...
この季節。朝のサイクリングロード。ミミズが溢れている。避けては走れず、泣きながら地獄の鬼にる。...
...
運命に導かれ、運命に引き裂かれるひとつの愛に惑う二人の四半世紀の物語。内容(「BOOK」データベースより)大切だから。本書は第30回島清恋愛文学賞受賞、2023年本屋大賞第3位となった一冊。愛よりもっと根源的な人と人の繋がり。そこから「誰かと生きる」と「一人で生きる」が描かれていました。良作。内容はバッサリ略で一言、非常に良かったです。それは結珠と果遠の半生を通し、愛でも恋でもない。ましてや百合でもない。た...
...
「ブログリーダー」を活用して、yukiさんをフォローしませんか?
...
警察を定年退職し、非常勤の「交番相談員」として働いている百目鬼巴。見た目は普通のおばさんで性格も穏やかだが、彼女には妙な噂があった。「いったいこの交番相談員は、県警内でどれだけの影響力を持っているのか」短篇ミステリの名手による新シリーズ開幕!内容(「BOOK」データベースより)どうもしない(≒あなたはどうするの?)本書は『長岡弘樹』による短編集。「交番相談員」として働く警察 OG・百目鬼巴の名推理がありま...
...
大学卒業を間近に控え、就職も決まり、単位もばっちり。ある意味、手持ちぶさたな日々を送る主人公ホリガイは、身長175センチ、22歳、処女。バイトと学校と下宿を行き来し、友人とぐだぐだした日常をすごしている。そして、ふとした拍子に、そんな日常の裏に潜む「暴力」と「哀しみ」が顔を見せる…。内容(「BOOK」データベースより)覚悟も必要。本書は第21回太宰治賞受賞作。22歳童貞の女、ホリガイを中心とした若者たちの...
僕達が納める会費は支部によって違う。たとえば僕の所属するトコロでは月額 1200円。その中から元締め(?)の全断連(公益社団法人 全日本断酒連盟)にいくばくかのお金(念のため金額は控えます)を上納している。しかし今回。来月(8月)の総会での正式決定を待って、各支部が全断連に納める上納金が 300円程度値上げする。らしい。当然、僕達が所属の支部に納める会費も値上げになる。多くは語りたくはない。でも、僅か 300円...
マッチングアプリでしか出会えない「名探偵」、天気のことばかり話す男、犬たちの逆襲!?他人のことはパズルだと思うよりも、天気だと思ったほうがいいー。単著未収録だった4作品に、完全書き下ろしを加えた5編を収録。井坂ワールドの魅力がつまった幸せな短編集。内容(「BOOK」データベースより)I'm Gettin' Blue.本書は『伊坂幸太郎』デビュー25周年を飾る短編集。お天気の様に、曇りのち晴れ。でも……ところにより雨。な様...
納税はイヤだけれど、ちょっと誇らしい。勤労は疲れるけれど、それでも誇らしい。投票は面倒だけれど、とっても誇らしい。大人になって良かった。...
...
「なあ、俺と、新しくカルト始めない?」好きな言葉は「原価いくら?」現実こそが正しいのだと強く信じる、超・現実主義者の私が、同級生から、カルト商法を始めようと誘われてーー。世界中の読者を熱狂させる、村田沙耶香の11の短篇+エッセイ。表題作は2021年シャーリィ・ジャクスン賞(中編小説部門)候補作に選ばれました。文庫化にあたり、短篇小説「無害ないきもの」「残雪」、エッセイ「いかり」を追加。書き下ろしエッセイ...
...
思いがけないきっかけでよみがえる一生に一度の恋、そして、ともには生きられなかったあの人のことー。大胆な仕掛けを選考委員に絶賛されたR-18文学賞大賞受賞のデビュー作「カメルーンの青い魚」。すり鉢状の小さな街で、理不尽の中でも懸命に成長する少年少女を瑞々しく描いた表題作他3編を収録した、どんな場所でも生きると決めた人々の強さをしなやかに描き出す5編の連作短編集。内容(「BOOK」データベースより)一所懸...
...
今日も日本のどこかで大切な何かを受け継ぐ人がいる。科学だけが気づかせてくれる明日、5つの物語。内容(「BOOK」データベースより)帰らなくて良い。本書は第172回(2024年下半期)直木賞受賞作。長い年月をかけて変わって行くモノ。でも決して変わらない「人生」みたいなモノがありました。良作。ここからは一言感想を。『夢化けの島』萩焼のお話。僕は陶芸に全く知識のないド素人だけれど、萩焼って素朴でなんだか良いですよ...
下駄箱の中にありました(未開封)。購入後、軽く10年はたっていると思います。ためしに「クロレッツ ボトル 賞味期限」でググってみるとな、な、なんと!?賞味期限はないそうです。ちょっとビックリしました。(ガムには「賞味期限」がない謎 パキパキになっても食べて大丈夫?)~~~以前はガム(ボトル)を玄関に常備していました。出掛ける時のエチケット。でも奥歯の治療後、ガムを嚙まなくなったので、下駄箱の中に仕舞い...
よくアザラシが打ち上げられています。...
ときは飛鳥時代前夜、権勢を誇る蘇我氏の後継者たる毛人は14歳。父に連れられて出仕した朝廷で、10歳の少年、厩戸王子と出会う。毛人と厩戸、ふたりの激動の物語が、いま始まる。内容(出版社内容紹介より)5千円札。本書は1983年の講談社漫画賞少女マンガ部門授賞作。愛情のイノセントな側面と、それを冷笑するアイロニーがありました。内容はバッサリ略で一言、面白かったです。それは僕が想像する少女漫画の範疇を大きく超えて...
...
足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、大学を出たばかりの共棲みの管理人、恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作「ジョゼと虎と魚たち」。他に、仕事をもったオトナの女を主人公にさまざまな愛と別れを描いて、素敵に胸おどる短篇、八篇を収録した珠玉の作品集。内容(「BOOK」データベースより)切磋琢磨。本書は『田辺聖子』による...
...
落馬事故以来荒んだ日々を送る元花形騎手の円谷翔吾は、ある日、娘の願いを聞く。「ルプスデイに勝って」。比類なき強さで障害競馬界の絶対王者の座に君臨するサラブレッド、ルプスデイ。円谷はセンスを見出した馬、キアーロディルーナと困難な戦いに挑む。一方、ルプスデイの主戦騎手の森山翔吾は、再起をかける男の姿を静観する。だが、王者には老いの影が迫っていた。二頭の競走馬とふたりの翔吾。譲れない勝負の行方は!?内容(...
描き下ろし60p超。猫がもっと好きになる、大ヒット猫漫画、待望の第3弾!!!内容(「BOOK」データベースより)テルオ?本書は大人気猫漫画の第三弾(1,2,3)。今回は「つしま(つーさん)」やおじいちゃん(♀)の変わらない日常に、コロナ禍と言う非日常がやってきました。内容はバッサリ略で一言、良かったです。それはコロナ禍を除けば、ほとんど変化のない彼等の日常も、逆(?)に安心感みたいなモノとして楽しめたから。...
...
出会って別れて、また出会ってーあと死ぬまでに何度繰り返すのだろう。ワインバーを営んでいた母が、突然の事故死。落ち着く間もなく、店を引き継ぐかどうか、前原葵は選択を迫られる。同棲しているのに会話がない恋人の港、母の店の常連客だった幸村、店を手伝ってもらうことになった松尾、試飲会で知り合った瀬名、そして…。めまぐるしく変化する日常と関係性のなかで、葵の心は揺れ動いていくー。内容(「BOOK」データベースよ...
...
夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人ー書下しし掌編を加えた、七つの「小さな世界」。生きてゆくなかで抱える小さな喜び、もどかしさ、苛立ち、諦めや希望を丹念に掬い集めて紡がれた物語が、読む者の心の揺らぎにも静かに寄り添ってゆく。内容(「BOOK」データベースより)奇跡は起こらない。本書は第43回吉川英治文学新人賞受賞作。大切な人達と向き合うことで、自分自身にも向き合う。そして困難を分かち...
YouTube のお勧めが割と酷い。...
...
翻訳家の志織は三十四歳。五年の交際を経て結婚した夫の誠太は、友人から「理想の旦那」と言われ、夫婦生活は安定した温かさに満ちていた。ただひとつ、二人の間に子どもがいないことをのぞいては。あるとき、志織は誠太のSNSに送られた衝撃的な投稿を見つける。“自分の人生に奥さんを利用しているんですね。こんなのは本当の愛じゃないです。”二週間後、夫は失踪した。残された手紙には「自分は志織にひどいことをした、裏切り...
...
小市民を志す小鳩君はある日轢き逃げに遭い、病院に搬送された。目を覚ました彼は、朦朧としながら自分が右足の骨を折っていることを聞かされる。翌日、手術後に警察の聴取を受け、昏々と眠る小鳩君の枕元には、同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。小佐内さんは、どうやら犯人捜しをしているらしい…。冬の巻ついに刊行。内容(「BOOK」データベースより)わたしの次善。本書...
...
天正年間、戦乱の続くなか、出陣中の嫡男の留守を狙い、老将保科正俊の守る高遠城に、小笠原・上杉軍が攻め寄せる。かつて武田信玄の下で槍弾正の異名をとった正俊も、すでに齢七十五の隠居の身。だが、圧倒的に不利な状況下、城を棄てる意見を一喝し、正俊は奇策を練るー表題作「槍弾正の逆襲」をはじめ、関ケ原合戦における小早川秀秋の“楯裏の裏切り”に抗した武将を描いた「松野主馬は動かず」など、独自の気概をもって生きた人...
ささの葉さ~らさらお庭にゆ~れ~る♪って、ずっと思っていた。...
...
エンゼルスの番記者のジェフ・フレッチャーが綴る、現在進行形の生きる伝説の舞台裏!二刀流・大谷翔平のMLBの2022年シーズンから始まり、2023年シーズンとWBC優勝、そして新天地移籍までの舞台裏を追ったノンフィクション。アーロン・ジャッジ、マイク・トラウトといった、強力なライバル&盟友らの背景や生い立ちなど、アメリカのベテラン記者ならではの視点で描かれた「大谷本」の決定版!!内容(出版社内容紹介より)朝のニュ...
いまこれぐらい。...
ベストセラー猫漫画、待望の第二巻出来!溢れる猫愛、抜群の描写力で15万部を突破するベストセラーとなった猫漫画待望の第2巻。内容(出版社内容紹介より)テルオ。本書は大人気猫漫画の第二弾(1,2)。今回は「つしま(つーさん)」の外猫時代や、新しい仲間(猫&人間)の話がありました。佳作。内容はバッサリ略で一言、とても良かったです。それは漫画自体の面白さは勿論、猫と人間の共生を何度も考えさせられたから。23歳で逝...
...
友人の夫と過ごした一晩。あの夜の記憶がいま鮮やかに甦る。形にならなかった恋の確かな気配を描く(『夜のジンファンデル』)。郊外の団地に引っ越した一家。新しい環境に馴染もうと奮闘する夫妻が行き着いた、究極の家族の形とは(『コミュニティ』)。美しさと危うさ、おかしさと恐ろしさ。日常の光景から多彩なドラマを紡ぎだす、最新作。内容(「BOOK」データベースより)冗談。本書は日常の笑えない冗談を集めた6つの短編集...
割りばしを綺麗に割れない。...