6場所制 昭和33年から40年代年6場所制で新入幕を果たした力士が対象である。引き続き新入幕から初優勝までの場所数をみていこう。 新入幕大鵬は初日から11連勝と快進撃。大鵬の止め役を小結柏戸が担うこと
賢明な読者の皆様、今年1年ご愛読いただき誠にありがとうございました。今年もランキング上位を獲得できましたのもご愛読いただいた皆様のおかげです。 最初はプロレスから入り、プロ野球を観戦した時期がありまし
2023年は5月上旬コロナから脱却したことが大きな変化でした。本場所は通常にほとんど戻ってきました。今年も東京場所・地方場所をすべて観戦できたことは幸いでした。 <名古屋で初優勝した豊昇龍> 地方はと
霧島が十一月場所優勝したことで、一月場所は横綱を狙える場所になる。これは横綱審議委員会の2場所連続優勝の昇進基準によるものである。これが長年金科玉条のごとく扱われてきた。横綱審議委員会は千代の山以前に
島津海はたたきあげである。15歳の時に父の縁で元若嶋津の松ヶ根部屋に入門した。2012年三月場所、本名の中園で前相撲の土俵を踏んだ。2012年は17勝11敗とまずまずのスタートを切った。 <新序出世披
引き続き優勝霧島の相撲内容を採点してみよう。採点は5点満点でどれだけ自分の力を発揮したかを基準とした。細かい点数もいれて0.5単位で採点してみた。 <8日目 北勝富士を送り出す 4.5点> <9㈰目
大の里は7歳から相撲を始めた相撲少年であった。新潟の中学・高校を経て日本体育大学へ進学した。大学時代に学生横綱、アマ横綱になっている。アマ横綱は2年連続で獲得している。 <アマ横綱> 誘惑が少ない茨城
きたる一月場所の番付が発表された。関脇・小結は久々に東西2人になった。2022年七月場所以来である。新小結に宇良が昇進した。幕内20場所務めての結果だった。 <宇良> 熱海富士が上位の前頭筆頭に番付を
十一月場所霧島が自己最高の13勝2敗で優勝した。今年2回目の優勝であった。霧島の相撲内容はどうであったか。一番一番を採点してみた。 採点は5点満点でどれだけ自分の力を発揮したかを基準とした。細かい点数
■2位 寺尾急死!短すぎる60年の生涯 戦前は人生70古来稀なりといわれた。しかし、現代は男の寿命は平均80歳になった。そんななかで元寺尾の錣山は短すぎる60年の生涯を終えた。力士人生21年半、親方人
■4位 逸ノ城突然の引退 五月場所前、逸ノ城が突然引退を発表した。前年七月場所に優勝していた。三月場所は出場停止1場所による十両で優勝していた。だから唐突の印象はぬぐえなかった。 引退理由は表向き腰痛
■6位 落合幕下1場所で突破 落合が幕下15枚目格で鮮烈なデビューを飾った。7戦全勝、幕下1場所で十両入りを決めた。御嶽海・遠藤は幕下10枚目格付出だが2場所かかっている。下田は幕下15枚目格で7戦全
■8位 九月場所超低レベル11勝が最高成績 九月場所、11勝が幕内最高成績となった。よく11勝でも優勝は優勝だ、という方がいる。15日間で11勝はこれまで数えきれないほどあったことを考えるとそう単純で
■10位 伊之助まさかの庄之助昇格 きたる一月場所から伊之助が庄之助に昇格する。伊之助になったのは2019年一月場所からだから5年務めたことになる。この間差し違い11回、力士と接触があった。土俵下の転
今年残り2週間ほどに迫った師走のなか、元寺尾の錣山が死去した。入院していたことは耳にしていたが、不整脈で容体が急変したため帰らぬ人となった。17日午後8時27分、入院先の病院で寺尾の瞳は永遠に閉じられ
今年はコロナの分類が5月上旬に変更された年であった。10大ニュースで特に大きく際立ったモノはなかった。それでもつぶさに振り返るとそれなりにニュースはあった。土俵上だけでなく、土俵外もあった。予期しない
幕下筆頭尊富士は6勝1敗で十両入りをきめた。序ノ口から7場所を要し、幕下以下で負け越しなしできた。尊富士の幕下筆頭の戦いを写真で振り返ってみよう。 <尊富士> <初日欧勝海を寄り倒す> <2日目 終了
昭和5年夏場所横綱常ノ花が引退した。横綱在位20場所、33歳だった。もう一人の横綱宮城山は大阪横綱であり、あまり強くなかった。昭和6年春場所引退している。 玉錦の3連覇はこの両横綱の引退のはざまである
九月場所は協会のホームページに完売御礼が出るほど相撲人気は復活してきた。それは2024年一月場所も続いているといっていい。まだ一般発売日から1週間経っていない。しかし、そうはいっていられないほど人気な
優勝回数の3大横綱は白鵬・大鵬・千代の富士である。これまで年齢別に優勝回数などを展開してきた。今回は視点をかえて3横綱の好成績について述べてみた。 横綱は特別な存在で最低でも12勝が求められる。玉の海
日頃、相撲ファン・相撲愛好家は部屋別総当たり制のもとでの予想番付を作成してきた。大相撲は長い間同じ片屋同士は対戦してこなかった。東西制では番付はどのように編成されたのか。東は東だけで、西は西で編成する
1.十一月場所の幕下力士の1年間の成績(三段目以下の成績含む)2.関取経験者は対象外3.尊富士・欧勝海は十両いりが決定している3条件を満たす年間成績優秀者が以下である。 尊富士 36勝6敗聖富士 30
大相撲はコロナに苦しまされてきた。2020年三月場所は急遽無観客開催になった。続く五月場所は中止になった。当時は有名人が相次いで亡くなり、新型コロナウイルスは恐れられた。相撲界でも勝武士が新型コロナウ
横綱はほかの競技にはみられない特徴がある。常勝は当然で地位が落ちることはない。その代わり不成績なら引退である。不成績には特に基準があるわけではない。 横綱の引退というと休場が多くなり、勝てなくなってき
2023年は大関が2人誕生した。五月場所後に霧島、七月場所後に豊昇龍が大関に昇進した。霧島は2場所不成績が続いたが、大関3場所目に優勝して面目を保った。豊昇龍はまだ優勝争いができていない。大関はなるだ
2022年の幕下のホープから関取になったのは向中野こと天照鵬だけであった。そこで年齢と幕下成績を基準とした幕下のホープ選出基準を改めることにした。新しい基準は今年1年間の幕下及び幕下以下の年間勝ち星を
1.○○富士とつく幕内力士第3号は誰でしょう【答】北の富士現在富士は伊勢ヶ濱を中心に花盛りだが、かつてはそれほどひんぱんに使用されなかった。幕内力士第1号は大阪相撲から常陸山を慕って入門した近江富士で
今年初優勝が2人生まれた。霧馬山と豊昇龍である。幕内優勝経験者が3人引退した。逸ノ城、栃ノ心、徳勝龍である。 これで幕内優勝したことがある現役力士は11人になった。照ノ富士、御嶽海、貴景勝、玉鷲、朝乃
昨年は6場所優勝者が異なった。今年は霧島が2回優勝し、これを脱出した。貴景勝は優勝と単なる1位でこれに該当しない。 霧島の年2回優勝で混迷の時代を終えたといえるのか。混迷でない時代とは場所前から優勝予
土俵の目撃者では様々な四股名ををテーマに扱ってきた。四股名は江戸時代にさかのぼって調査した。また、幕下以下の四股名にスポットをあてたことこともあった。 テーマは30回以上に及んだ。ここで四股名クイズを
貴景勝一人だった大関に七月場所から霧島が、九月場所から豊昇龍が加わった。貴景勝が一人大関になった背景は御嶽海、正代の大関落ちであった。貴景勝の一人大関は3場所で解消された。それは結果で今年の一月場所は
日本は人口減少、少子化に向かっている。政府の少子化対策は有効性があるのか疑問がささやかれている。今年もまた新たに相撲界の門をたたいた者、限界を感じ去り行く者は絶えない。入門者数と引退力士今年はどのよう
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6場所制 昭和33年から40年代年6場所制で新入幕を果たした力士が対象である。引き続き新入幕から初優勝までの場所数をみていこう。 新入幕大鵬は初日から11連勝と快進撃。大鵬の止め役を小結柏戸が担うこと
戦後編ここでいう戦後は、新入幕力士が年6場所制以前の場所までを指す。年6場所は実質昭和32年九月場所から始まった。それ以前の新入幕力士かつ初優勝下力士が対象になる。引き続き初優勝まで何場所目かみていこ
五月場所が終了したことで今年の場所も半分が消化した。混迷の時代の年間最多勝は低レベルになりがちである。昨年は霧島が62勝でトップになった。 今年の年間最多勝レースはどのように展開しているのか、調査して
★横綱3代明石・綾川・丸山は横綱ではなかった 現在歴代横綱と称して一覧になっているものは幕末の陣幕が作成したものであった。陣幕は相撲史に通じていたわけでなく、人の知恵を借りたようである。これを鵜呑みに
戦前編三月場所、尊富士は新入幕で優勝した。さる五月場所は大の里が入幕3場所目で優勝した。混迷の時代だからこそできた初優勝かもしれない。だが、記録は記録である。そこで公式優勝制度以降、新入幕から何場所目
相撲部屋は現在44ある。このなかに宮城野(元白鵬)部屋は含まれていない。復活を待望するファンがいる一方、人によっては別の見方をする方もいる。会社なら宮城野はクビである。復活は現在の幹部が退くまでとなる
6月8日、千代の国の断髪式が行われた。正式には千代の国引退佐ノ山襲名披露断髪式である。千代の国断髪式のチケットは大阪府立体育館内で本人から直接購入した。6000円全自由席である。把瑠都の引退相撲が70
かつて立浪(元安念山=2代目羽黒山)から独立した部屋にあった。元旭國の大島部屋である。旭鷲山、旭天鵬などはそこの弟子だった。時は流れ2012年4月元旭國の大島は定年を迎えた。そのとき部屋を継ぐ者はいな
混迷の時代はいつ始まったのか。混迷の時代は場所前から優勝予想ができなく、意外な力士が優勝することである。それは令和4年一月場所からである。ノ照富士の神通力が失われたときである。これによって絶対的強者が
元嘉風の中村部屋がニ所ノ関部屋から独立した。6月1日承認、3日引っ越しとなった。引っ越し先は旧陸奥部屋である。旧陸奥部屋は元霧島が定年を迎え、部屋を閉鎖していた。 <中村> 部屋の系統でみると中村部屋
若乃花といえば土俵の鬼といわれた横綱によって名前をクローズアップさせた。若乃花は栃錦とともに相撲の黄金時代を築いた横綱でもあった。体は小さいが豪快な相撲を取った。なお、大関7場所目までは若ノ花であった
また暑い七月場所がやってくる。昨年は関脇豊昇が優勝して大関昇進を決めた。大関になった豊昇龍は優勝がないまま1年が経過しようとしている。優勝がないだけでなく、優勝争いさえしていない。 おじの朝青龍は大関
五月場所は超スピードでチケットが完売した。わずか半日である。平日チケットさえままならなかった。コンビニでイス席が購入できた方はいた。ただコンビニは席を指定できない。 続く七月場所はどうか。七月場所のチ
6月1日、石浦の引退相撲が行われた。しかし、それは異例の中での実施となった。何が異例かというと出身母体の宮城野部屋ではなく、伊勢ヶ濱部屋付親方としての引退相撲であるからだ。そのいきさつはこれまで触れて
現代は誰が優勝するか予想が立たない時代である。三月場所の尊富士、五月場所の大の里の優勝はまったくの予想外であった。それは絶対的強者が不在であるからだ。逆にいうと、誰が絶対的強者として君臨して混迷の時代
五月場所、翔大夢という四股名の力士が登場した。テレビでは大谷対翔大夢戦が実現するかもととの見方があった。しかし、対戦は永遠に不可能となった。七月場所、嘉陽・生天目の新十両発表の陰で旧宮城野部屋力士の引
五月場所の記録で目立ったのが貴景勝の3場所連続休場である。自身初のケースである。三月場所は8勝したとたん休場した。情報通から8勝したら休場すると聞いていたので驚きはなかった。今回の初日出場後いきなり休
★優勝争いについて 千秋楽を迎え3敗は大の里一人となった。横綱休場のなか大関は存在価値を示せなかった。協会から特別待遇を受けながら責任を果たせない。こんな大関ならいらない。不要である。 <大の里との対
これは予想番付ではなく私製番付である。私製番付は横綱・大関と対戦した力士を考慮している。幕内は横綱・大関と対戦する力士・部分対戦する力士・まったく対戦しない力士に分かれる。 <優勝した大の里> 例えば
2024年五月場所は一人の男に託されることになった。それは新小結大の里である。3敗は彼一人しかいない。4敗は超低レベル過ぎて優勝に値しないことはこれまで何度も触れてきた。100メートル競走でいえば11
霧馬山は霧島に改名したが、大部分は霧馬山で成長し、活躍してきた。あらためて霧馬山のあの日あのときを写真でふり返ってみる。 <2015年5月 新序出世披露> <三段目優勝> 三段目時代湘南乃海と対戦して
きたる七月場所霧島が新大関として登場する。これは2022年三月場所の御嶽海以来である。つまり御嶽海から霧島まで1年4カ月ほどの間があいたことになる。場所にすれば7場所あいたことになる。大関誕生の間隔は
最高位大関の優勝は極めて珍しい。最高位大関で優勝経験のない大関はけっこういる。琴ヶ濱、豊山などである。そんななかで今年(2023年)の一月場所貴景勝が通算3回目の優勝を成し遂げた。そのとき義父の北天祐
昭和40年一月場所といえばこれまでの系統別総当たり制から部屋別総当たり制に変わり、実施された場所である。これによって本家と分家及び分家同士の関係による部屋同士の対戦がおこなわれた。なお、系統は一門とは
2023年は半分の3場所を終えた。年間最多勝は昨年若隆景が57勝33敗で獲得した。今年の年間最多勝レースはどのように展開しているのか。レベルはあがるのか。調査してみた。それが以下である。単なる数字の比
2021年十一月場所、霧馬山は新小結に昇進した。しかし、1横綱、2大関、2関脇に全敗した。トータル6勝9敗で小結転落となった。2021年は45勝45敗となった。横綱戦2敗、大関戦4勝7敗だった。上位は
朝乃山は十両で14勝1敗優勝、13勝2敗で幕内に復帰した。十両では力の違いを見せた。それは幕内下位でも続いた。平幕相手に11勝1敗、三役、横綱相手に1勝2敗であった。トータル12勝3敗はよくやった、と
■霧馬山で慣れ親しんだのになぜ霧島に改名する必要があったのか? 確かに大関になっての改名は違和感を感じる。霧馬山は霧馬山でここまで成長したのだから、その四股名を大事にしてほしかった。霧島は霧島のイメー
2代目霧島こと霧馬山が入幕したのは2020年一月場所である。このとき25歳であった。大関までは20場所を要したことになる。新入幕の場所11勝4敗で敢闘賞を受賞している。 <新入幕で敢闘賞受賞> この年
七月場所のチケットは五月場所中の14日目に発売された。以前は12日目、さらにそれ以前は5日目発売のことがあった。どうも場所中の販売は歓迎しにくい。場所に集中できない。また予定がたちにくいという面がある
休場続きで序二段60枚目まで番付を下げていた石浦が引退した。そして年寄間垣を襲名した。間垣は先代宮城野であった元竹葉山が再雇用されていた時の年寄名である。それを石浦に譲った。これは何を意味するのか。
晴れ渡った日、勢引退春日山襲名披露大相撲にとっては快適な開催となった。鶴竜引退相撲同様、はさみをいれる方は正門から、一般のお客さんは南門からの入場になった。勢、伊勢ノ海(元北勝鬨)親方が迎える対象はは
6月3日、雨やまないなか鶴竜の引退断髪披露大相撲が行われた。各地にもたらした大雨は、東海道新幹線を止め 、深夜バスをの到着を大幅に遅らせた。相撲仲間Aは12時に国技館に着いた。相撲仲間Bはそのころ沼津
霧馬山改め霧島が大関に昇進した。同時に次の大関を狙う動きが始まっている。豊昇龍 8勝-10勝-11勝大栄翔 10勝-12勝-10勝若元春 9勝-11勝-10勝 3場所33勝が目安としたら豊昇龍・若元春
十両は千秋楽を迎え、1敗豪ノ山・落合、2敗熱海富士というハイレベルな優勝争いとなった。3力士が好成績というのはなかなかお目にかからない。十両は横綱のようなとびぬけた存在がいるわけではない。だから激しい
9時半前、協会の使者伊勢ノ海(元北勝鬨)と枝川(元蒼樹山)が陸奥(元霧志摩)部屋にはいった。霧馬山は「大関の名を汚さぬよう今まで以上に稽古して頑張ります」と口上を述べた。新大関霧馬山が誕生した。大関は
★大相撲人気について 大阪場所15日間続いた満員御礼は、五月場所も15日間続いた。これは本物の人気である。五月場所のチケットは一挙に売れたのではなく、時間をかけての完売御礼だった。コロナが一段落したこ
2023年七月場所私製番付は、その名の通り予想番付ではない。幕内は横綱・大関との対戦圏内とそうでない2部クラスの二部構成である。これを同一視するのは合理性を欠いている。 そこで一考。番付は関脇以下を編
優勝は14日目照ノ富士に決まった。だが、大相撲に消化試合はない。混迷の時代優勝はほとんど12勝3敗だった。たまに13勝2敗があった程度である。 照ノ富士は14勝1敗のハイレベル優勝を達成できるか。答は