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羅馬チェロ https://seivoci.hatenablog.jp/

ローマで作られたチェロを使用中

チェロアンサンブル、弦楽四重奏団、弦楽合奏団(2団体)に参加中

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2012/09/10

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  • チェロ弓のチップを交換した。

    100年ほど前のフランス製チェロ弓のチップ(フェイスプレート)が少し剥離してきたため、小田原のアトリエカマタに修理を依頼した。小田原に工場があるアルシェで弓を製作していた鎌田さんが独立して構えた弓専門工房である。5月に持ち込んでから1ヶ月ちょっとで修理完了の連絡が入り、6月30日に引き取ってきた。「急がなくていいです」とお伝えしたのでゆっくりやっていただいた。 剥がれたチップは象牙製だった。今回も同じ象牙(マンモスの象牙)で交換してもらった。チップは素材によって価格が違う。プラスティックだと6100円、イミテーション象牙や骨材では8500円、マンモス象牙で12800円。 ついでにヘッド周りのニ…

  • BBO(ベートーヴェン ブラームス オーケストラ)

    4月30日にベートーヴェンと ブラームス に特化したアマオケの5回目の演奏会を聞いてきた。毎回、それぞれの作曲家の交響曲を1曲ずつセットで演奏している団体である。会場は横浜市の南区役所の敷地に併設された公会堂。このオケの演奏を聞くのは今度で3回目になる。最初の頃はお客さんもまばらで客席は空席が目立っていたが、今回は8割ぐらいの入りだった。客席は前後左右が空席になっている場所を選んで座った。お客さんの大半はマスク着用。オケのメンバーでマスクをしていたのは3名ぐらいだった。今回はベートーヴェンの「エグモント序曲」と交響曲第6番「田園」とブラームスの交響曲第3番。指揮者は今風の快速テンポで音楽を進め…

  • トヨタのレクサスの スピンドルグリルから連想するもの

    トヨタの祖業は織機製造。機織りに使用する紡錘の形をモチーフにしたというレクサスのスピンドルグリルは何度見ても座りが悪い印象を持っていた。口をへの字に開けた人物みたいで違和感が消えないのだ。最近、ふと思いついた。あれは力士の化粧廻しと同じフォルムではないかと。お相撲さんをモチーフにしたと考えれば、エラが張った不思議な造形もなんとなく納得出来ちゃう。「スピンドルグリル」じゃなく「相撲グリル」と呼んだ方が外人に受けそうな気もする。音楽活動はすべて1年以上休止のまま。再開の見込みが立たないから、しょうもないことをつぶやいてしまった。コンサートホール、美術館、公共輸送機関など不特定多数が集まる場所には近…

  • 騙し絵?

    ある方のブログにアップされた「欄干」というタイトルの写真(モノクロ)に疑問を投げかける以下の書き込みが・・ 謎だらけの写真です。右側の「水面( ?)の上方の空中を飛んでいるように見える物体」は、何ですか。説明文が欲しいところです。なぜ題名が「欄干」なのかも分かりません。 問題の写真を転載させていただくと、白黒のコントラストが強くて細部が見えづらいが、拡大すれば被写体が見えてくる。私が「川面を眺める2名の人物とその奥にもうひとり、帽子を被った人物の後頭部が見える」とコメントしたら・・・ オリジナルの投稿写真 クリックすると拡大します どうやら「橋の欄干の手摺りの表面」であるようです。私には、「橋…

  • チェロ・アンサンブル#94

    2月2度目のO先生のレッスンだった。男性が体調不良でお休みしたため4名出席。欠席した人は2つの合唱団にも参加している。合唱団は狭い場所で大勢が歌うからウイルス感染などがちょっと気がかりとかの雑談。 今回はオッフェンバックの2重奏曲(作品49)の第6番の初練習ということで譜読みをした。ネットから無料でダウンロード可能な楽譜にはミスプリが結構ある。音の間違いやスラーのかけ忘れなどの訂正箇所が多い。それらをチェックしてから第1楽章を一対一で合奏した。ぶっつけ本番なのでフェルマータをどのくらい伸ばすかがまちまち。繰り返したらそれなりにそろうようになった。残りの楽章は次回に持ち越し。6番は随所にオッフェ…

  • チェロ・アンサンブル#93

    1月に予定していた練習が悪天候で中止となったため、今日が今年最初のO先生のレッスンだった。5名全員が出席。 昨年から継続しているオッフェンバックの2重奏曲(作品49)の第5番の1回目を練習。とりあえず第1楽章をぶっつけ本番で合奏した。アレグロの指定があるけれど初回なのでかなりスローなテンポで弾いたら、ほぼスムーズに通った。次に生徒が一対一で合わせたら、ギクシャクして流れがよくなかったチームもあったが、それはいつものこと。 第2楽章から第3楽章へと進んで弓順の確認などをし、最後に一対一で合わせて今日のレッスンは終了。5番は次回に持ち越し、曲集の最後の6番まで今月中に進む予定。 今日は3月並みの気…

  • 弦楽四重奏#12

    毎月1回開催の平日弦楽四重奏団の練習があった。4月4日に公開演奏する予定のハイドン「五度」の第1楽章〜第3楽章の復習を重点的にやった。 第3楽章メヌエットは指導者さん(ファーストヴァイオリン)がお好きな楽章だそうだ。シンプルなカノン形式で繰り返しが多い。いくつもあるリピート記号を見落とすと迷うから要注意。 第1楽章のチェロパートは、後半に出てくるヴィオラとの掛け合い箇所、半拍ずれて追いかけるところが問題で、最初はばっちり弾けたが、指導者さんから褒められた途端に意識しすぎて正確に弾けなくなってしまった。鼻歌交じりぐらいに弾いている方が正確に合わせられるというのも困ったものだ。 最後に第4楽章をざ…

  • 城下町のアンサンブル#7

    先週予定されていたチェロアンサンブルの練習が悪天候のため中止になった結果、今年の音楽活動は今日からスタートとなった。毎月1回開催されている城下町のアンサンブルの定例練習に出席。午前9時スタート。ヴァイオリン5名、チェロ、コントラバス各1名、クラリネット1名が参加。ヴィオラ1名は欠席。練習曲は以下の5曲バッハ「ドッペルコンチェルト」第3楽章バッハ「主よ人の望みの喜びよ」「ラデッキー行進曲」シベリウス「アンダンテフェスティーボ」「ユーレイズミーアップ」このアンサンブルは、ファーストヴァイオリンとセカンドヴァイオリンの担当が曲によって入れ替わる。私は今日は「ラデッキー行進曲」「ユーレイズミーアップ」…

  • ベートーヴェンは凄い! 全交響曲連続演奏会2019

    2017年、2018年に続いて大晦日に東京文化会館で行われるベートーヴェン全交響曲演奏会を聞きに行った。このイベントは2003年に始まり、今回が17回目となる。31日午後1時に交響曲第1番の演奏が始まり、途中で5回の長めの休憩があって、最後の第9が終わるのは23時55分ぐらい。オケはNHK交響楽団有志とその他による岩城宏之メモリアル・オーケストラ 。コンサートマスターは篠崎史紀さん。第1ヴァイオリンは7プルト、第2が6プルト、ヴィオラは5プルト、チェロは4プルト、コントラバスは7名、管楽器は2管編成で、最後の第九のみ4管に増員。第9のコーラスは武蔵野合唱団が出演。指揮者は例年同様に小林研一郎さ…

  • チェロ・アンサンブル#92

    先週に続いて12月2度目のO先生のレッスンがあった。4名出席。前回も練習したオッフェンバックの2重奏曲(作品49)第4番を、生徒が一対一で合わせることになっていた。この形で合奏するのは初めてだったから皆さんは少々及び腰(?)レッスンではいつも生徒が先生を囲むように半円形に並んでい。私の定位置は先生から見て右端、反対側の左端はいつもSさん(女性)が座っている。一対一の時は両端同士で合わせるのが毎度のパターン。Sさんは音量は控えめだが音程とリズムは安定している。田園地帯の弦楽アンサンブルでもご一緒させてもらっている間柄で、気心が知れているからやりやすい。私とSさんのユニットが上下2パートを入れ替え…

  • 弦楽四重奏#11

    平日弦楽四重奏団の練習があった。ハイドン「五度」の第2楽章と第3楽章の何度目かの復習からスタートし、最後に第1楽章を軽く流した。第3楽章は妙に暗くて重々しい雰囲気のメヌエットになっている。カノン形式で書かれたメヌエットはヴァイオリン群とヴィオラ・チェロが追いかけっこをしながら進んでゆく。3拍子のリズムの刻みを明確にしないとズルズル・ベタベタと流れてしまう。指導者さんはそのあたりを重点的に指導していた。楽譜はシンプルだが、やるべきことが満載で、細かいところをいろいろチェックされる。この四重奏団では毎回セカンドヴァイオリンさんが指導者からいろいろ突っ込まれる役割になっている。セカンドの彼女は突っつ…

  • 城下町のアンサンブル#6

    毎月1回の弦楽アンサンブルの練習に出席。午前9時スタート。今回は欠席者が多く、ヴァイオリン3名、チェロ1名、コントラバス1名、クラリネット1名の6人で練習をした。練習曲は以下の7曲。シュターミッツ「クラリネット協奏曲からロンド」ヘンデル「ホーンパイプ」パッヘルベル「カノン」バッハ「G線上のアリア」「もののけ姫」「あの素晴らしい愛をもう一度」ヴィヴァルディ「夏・一楽章」シュターミッツのソロを吹く女性がかなり速いテンポを要求した結果、ロンド(輪舞)というよりも、お尻に火がついて焦っているみたいな雰囲気の演奏になっていた。クラリネットは自分で自分の首を絞めたような。ヴィヴァルディでは指導者さんからチ…

  • チェロ・アンサンブル#91

    12月最初のO先生のレッスン。5名全員が出席。オッフェンバックの2重奏曲(作品49)の第4番の譜読みをやった。2つの楽章を持つ曲。それぞれの楽章が長く、全部で6ページになる。ネットからダウンロードした楽譜にはミスプリと思われる不備が多く、あるはずの場所に書かれていないスラーをつけたり、音符の間違いを書き直したりの作業がかなりあり、時間を取られた。 曲想はそれまでの3曲とはちょっと違う雰囲気がある。1楽章は陰りのある憂愁な趣があり、2楽章(ロンド)は快活で明るい。今日は上下のパートを全員で弾いたところで時間切れ。次回は12月27日。今度は一対一で合わせる予定。年内に6番までやってオッフェンバック…

  • ユーザー車検

    車検(12月)の時期が近付いた。いつもお世話になっている修理工場に予約を入れに出向いたら、ディーゼル車の排気ガスを計測する機械がないそうで、困り顔をされた。この場合、工場では検査が出来ないため、陸運局の車検場に車を持ち込む必要が生じる。明らかに嫌がっている様子。人手不足なのだろう。ということで、ユーザー車検で私が出向いて車検を通してしまい、後日、整備工場で1年の定期点検を受けることにした。こういう車検を「前検査」というそうだ。整備の前に車検を受けるから。で、ネットで予約して近隣の市の郊外にある車検場に出かけた。私は20年ぐらい前にユーザー車検を経験しているけれど、久しぶりなので勝手を忘れていた…

  • 恩賜箱根公園で演奏会

    今年の春から参加した城下町の弦楽アンサンブル(+クラリネット入り)が毎年、春と秋に箱根芦ノ湖畔にある恩師公園内の施設で開催している演奏会で弾いてきた。明治時代に箱根離宮が建てられた場所だそうだ。神奈川県が明治の西洋建築風に立てた2階建ての施設が会場で、レストランの座席を移動して場所を作った。壁面には富士山の写真パネルが飾ってあったり、着物が置いてあったり雑然とした雰囲気。神奈川県の役人さんがあれこれイベントをしている場所のようで、今回の演奏会も施設からの要請に応えたもの。 建物は残念なことに疑似西洋建築というのか、田舎のドライブインみたいな雰囲気だったが、窓から見える景色は極上。庭園はきれいに…

  • チェロ・アンサンブル#90

    O先生のレッスンに4名が出席。オッフェンバックの2重奏曲(作品49)の第3番の2回目。前回集中的にさらった第1楽章に続いて第2楽章、第3楽章を丁寧にみていただいた。最後にメンバー同士が一対一で合わせたが、分散和音がたくさん出てくる第3楽章はなかなか難しかった。今月はメンバーの都合がつかず先生のレッスンは今日の1回のみ。12月は20日と27日にレッスンがある。クリスマスとか年の瀬とか、もうそんな時期になってしまう。 にほんブログ村

  • 弦楽器フェアに行ってきた

    1日から科学技術館で始まった弦楽器フェア、さっそく初日に行ってきた。仙台で弦楽器を作っている畏友の伊東三太郎と1年ぶりに再会。彼の新作ヴァイオリンとチェロは例年のようにとろけるような柔らかい音を出していた。50年後にはもっと締まった鳴り方に替わりそうだが、それを見届けるのは無理。地下にあるホールでのプロ奏者による演奏会でも彼の楽器が使われたが、今年の女流ヴァイオリニストは癖の強い弾き方をする人で、どの楽器を使っても「ベター」とした彼女好みの音になっていた。なので、制作者ごとの楽器の音の違いは、それほど大きくは感じられなかった。展示場内に置いてある新作楽器(ヴァイオリンとチェロ)をいくつか弾いた…

  • 弦楽四重奏#9

    今日は毎月1回開催の平日弦楽四重奏団の練習があった。ヴィオラの女性は欠席。3名でハイドン「五度」の第1楽章と第2楽章の復習をやった。第1楽章は8月に都内で披露して以来のため、あちこち忘れていた。指導者さん(ファーストヴァイオリン担当)は、私のリズムカウントが甘くなる箇所を遅いテンポで何度も繰り返し練習させた。八分休符をはさんだ八分音符と付点四分音符がスラーでつながり、なおかつ後ろの音符にスタッカートが付いているフレーズを繰り返すところとか。 スタッカートが付いた四分音符は短く切り上げる習慣がついているので、寸足らずになってしまっていたが、そこを踏ん張ってギリギリまで音を伸ばす特訓をやってもらっ…

  • チェロ・アンサンブル#89

    10月2度目のO先生のレッスン、皆さんの都合に合わせて平日開催。5名全員出席。オッフェンバックの2重奏曲(作品49)の第3番をさらった。ちょっと暗い雰囲気の曲は3楽章構成、かなり長大である。今回は3楽章まで譜読みをしてから、いつものように一対一で合わせたが第1楽章をやって時間切れ。残りは次回に持ち越しとなった。 前回、メンバーの女性所有のチェロ(長期間の調整・修理の結果激変した楽器)を、再度弾かせてもらった。10月5日に試奏した時は、工房で新しい弦(下2本はスピロコア、上2本はラーセン)に張り替えた翌日、それから20日ほど経過して弦が馴染んでどう変化しているか?結果はだいぶ落ち着いて、以前から…

  • 城下町の弦楽アンサンブル #4

    毎月1回の練習をしている城下町でのアンサンブルの練習があった。午前9時の開始時間に揃ったのは私を含めて5名。あいにくの悪天候の響で遅参したメンバーが2名、楽器の運搬に難がある雨天の日はいつも欠席するコントラバスさんは今回も欠席た。 練習メニューは以下。 1)パッフェルベルのカノン(クラリネットが入る変則版) 2)あの素晴らしい愛をもう一度 3)もののけ姫 4)アメイジンググレイス 5)シュターミッツのクラリネットコンチェルト第3楽章 6)バッハのドッペルコンチェルト第3楽章 バッハ以外は比較的簡単。特にシュターミッツの曲は平易で弾きやすいが、同じようなフレーズを何度も繰り返すので退屈する。…

  • 北軽井沢の浅間牧場を散策

    毎年秋の恒例となっている北軽井沢浅間牧場のハイキングコース散策に出かけた。昨年は10月下旬に出かけたら紅葉が終わりかけていたから、今年は1週間早めた。ところが台風19号の影響か、木々の葉っぱは紅葉する前に茶色く枯れていた。紅葉は残念なことだったが、ハイキングコースの途中にある天丸山(小高い丘)から見る浅間山の雄大な景観は相変らず見事だった。 天丸山 去年は午後に天丸山に到着したので浅間山が逆光気味で暗かった。今年は軽井沢に前泊して午前9時ちょうどに天丸山に登った。予報では曇りから雨になるあいにくの天候で、軽井沢の街中はどんより曇っていたけれど、北軽井沢は晴れていて浅間山が綺麗に見えたのはラッキ…

  • チェロ・アンサンブル#88

    10月最初のO先生のレッスンに出席した。5名全員がそろった。前回からスタートしたオッフェンバックの2重奏曲(作品49)の第2番をやった。アレグロとアレグレットの2楽章からなる曲。2曲目は繰り返しが多くワンパターンの雰囲気があり、作曲者のインスピレーションがこの曲ではちょっと足りない感じ。飽きずに弾き通すには工夫が必要とO先生がおっしゃっていた。いつものように生徒同士が一対一で合わせたものの、2時間のレッスン時間が余ってしまったため、最後にO先生と一対一で合わせる練習をやった。 今日はメンバーの女性が持ってきたチェロの激変ぶりに一同が驚いてしまった。彼女の楽器はかつて私が所有していたものなので、…

  • 城下町の弦楽アンサンブル#3

    城下町の弦楽アンサンブルの定期練習に参加した。8月の練習は欠席したので3回目の出席となる。このところ何かと多忙で、楽器の練習時間が満足に取れないため、音楽活動を縮小している。こちらも休みたいところだが、練習が毎月1回と少ない団体だから何か月も休めず、無理して出かけた。今回はコントラバス奏者も参加してフルメンバー(ヴァイオリンが5名、ヴィオラ1名(女性)、チェロ1名、コントラバス1名、クラリネット1名(女性)がそろった。練習メニューは以下。 主よ人の望みの喜びよ G線上のアリア アンダンテフェスティーボ ヴィヴァルディ「夏・1楽章」 ヘンデル「水上の音楽」からホーンパイプ パッフェルベル「カノン…

  • チェロ・アンサンブル#87

    8月10日以来6週間ぶりにO先生のレッスンに出席した。欠席者が2名いたので3名で受講。サポージニコフの教本は8月で終了し、今回からオッフェンバックの2重奏曲(作品49)を取り上げることになった。6曲セットの曲集である。 第1番から第3番までは以前指導を受けていたS先生から習ったことがあった。4番から6番までは未着手なので同じ曲集をさらうことにした。今日は第1番をじっくり合わせた。上のパートは旋律主体のため弾きやすいが、下のパートは上のパート以上に混みあったことをしているため忙しい。順番に一対一で合わせてみたが、回数を重ねるごとに皆さん滑らかに弾けるようになっていった。2012年の4月にチェロ教…

  • チタン製アジャスターねじを試してみたら

    ヤフオクにチェロのテールピース用チタン製アジャスターねじ(4本セット)が出品されていたので落札してみた。出品者は中国製チェロ弓などを頻繁に出品している常連である。法品説明にはこんなことが書いてある。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「優れもの●チタン製アジャスターねじ●4個セット」 〇長さ:約19mm 〇ねじピッチ:M3 〇重さ:4個で約5g (キッチンスケール実測) チェロ用のテールピースアジャスター用のチタン製ネジ(スクリュー)です。 一般的なねじピッチで、「ウイットナー」「Pucsh」「Akusticus」をはじめ、ほぼ一般的なテールピースに使…

  • チェロ・アンサンブル#86

    7月のレッスンは台風が来た影響で中止になったため、今回は2か月ぶりのO先生の指導日となった。4名が出席。サポージニコフ教本は107番「重音のエチュードと応用練習」の1曲をやった。初めに上だけ、下だけを単音で弾き、次に重音で弾く練習をした。7小節目が難しい。3と4の指を交互に動かす時にもたもたしてくる。5度下げて(つまり弦をずらして)弾いても、7小節目が難しいのは同じ。O先生によれば、こういう重音を弾く時は腕の角度を少し持ち上げ気味に、手首は曲げ過ぎず平らな状態にすると弾きやすいくなるそうだ。 休憩後はショスタコーヴィチ「2本のヴァイオリンのための5つの小品」をチェロ用に書き直した楽譜を使ったレ…

  • 「あいちトリエンナーレ」が炎上?

    名古屋で開催されている「あいちトリエンナーレ」が注目を集めている(トリエンナーレとは、3年に1回開かれるの意味)。河村たかし名古屋市長がこれを見て、「どう考えても日本人の、国民の心を踏みにじるもの。いかんと思う。県知事に撤去を要望る・・・」というニュースが流れてから、がぜん注目が集まった「少女像」。 この展覧会は文化庁の補助金が出ているらしく、報道によると菅官房長官が芸術祭が国の補助事業として採択されていることから、事実関係を精査し、補助金を交付するかどうか慎重に検討する考えを示したという。 「憲法で保障された表現の自由は守られるべき」と発言するのが相応しいだろうに、政府首脳が炎上に油を注いで…

  • 楽譜に書かれた音符も音になると、こういう動きになるわけか。

    【一体】銀河の中を移動する太陽系の様子 地球を始めとした太陽系の惑星はただ太陽の周りを周回しているのではなく、魔貫光殺砲のように天の川銀河の中を移動してもいる。これを見ると、宇宙を移動する銀河の姿も気になるところである。 pic.twitter.com/SsErwBUlrz — 気になる宇宙 (@Kininaruutyu) August 1, 2019 楽譜を見ると音の高低は上下移動している印象を受けるが、時間軸を加えると音符は波形の軌跡を描いて流れてゆく。演奏する時のイメージトレーニングに使えそう。 にほんブログ村

  • 弦楽四重奏#7

    毎月1回練習している平日弦楽四重奏団の7回目の練習日だった。今日はヴィオラさんが欠席で3人での練習。ハイドンの弦楽四重奏曲第76番「五度」の3回目。前回同様、第1楽章と第2楽章を細かく見て行った。 この曲で私が苦手な個所は、第1楽章の138小節からの4小節。繰り返しの直後にあるフェルマータの付いた8分休符が曲者で、ここでカウントを迷い、続く141小節までズレが発生しがちなのだ。 ファーストが細かく動いている下で、セカンドとチェロ(ヴィオラも)が半拍遅れて掛け合いをする。チェロとヴィオラは2小節目までは一緒の動きだが、3小節目で食い違うように書かれている。そこをうっかりシンクロしちゃったりするの…

  • 田園地帯の弦楽合奏#36

    7月2度目の定例練習日。ファーストヴァイオリン5名、セカンド5名、ヴィオラ2名、チェロ1名、コントラバス1名の14人が出席した。 いつもの基礎練習と、ヘンデルの「水上の音楽~No.2 Adagio e staccato」からスタート。休憩後は4曲を練習。 ①Mozart Divertiment No.1 K.136. ~2nd mov ②白鳥の湖より「情景」 ③サザエさん ④にじいろ モーツアルトでは私はセカンドを担当した。セカンドの人たちだけでは心もとない。休符のところで数えず落ちる人が。そこで休符になると指導者が「タラ・タラ・タラ・タラ」とつぶやく声を聞きながら演奏を進めて行った。 付点二…

  • 城下町の弦楽アンサンブル #2

    城下町を拠点にしている弦楽アンサンブルの毎月1回の定期練習に参加した。私が出るのは先月に続いて2回目。コントラバスとヴィオラの2名が欠席し、7人での練習となった。来年5月の演奏会に向けての準備で7曲をさらった。「ラデツキー行進曲」以外は今回が初合わせ。 ヴィヴァルディ 「夏」第1楽章 ヘンデル「水上の音楽」から「アラ・ホーンパイプ」 パッヘルベル「カノン」 「ユーレイズミーアップ」」 「もののけ姫」 「アメイジンググレイス」 J・シュトラウス「ラデツキー行進曲」 私は第1ヴァイオリンのトゥッティ担当。ヴィヴァルディ「夏」とヘンデルの「水上の音楽」の2曲が難しかった。ヴィヴァルディは32分音符が…

  • 「ベートーヴェンは凄い 2019」のチケットをゲット

    東京文化会館で毎年大晦日の午後1時開演、元日の午前0時直前に終演する長丁場な演奏会「ベートーヴェンは凄い」(全交響曲9曲を一挙演奏。オケはNHK交響楽団有志。指揮は炎のコバケンさん)のチケットが7月13日に発売された。朝10時発売開始だったがネットが混みあってしばらくは接続できず。10時4分ぐらいに接続出来た時にはお得なD席2,000円券は完売していた(5階の壁際。文化会館大ホールは5階が一番音響がよいので、演奏を聴くだけなら不足はない)。 2000円は破格の安売りだから、多分客寄せ用に少数を売るのだろう。私は毎年12月にヤフオクで、毎年同じ出品者から2000円のチケットを5000円で買ってい…

  • 窓ガラスのゴムパッキンを交換

    今日は自宅(マンション)の窓ガラスの縁に付いているゴムパッキンの交換をしてもらった。パッキンは古くなるとゴムが劣化してわずかな隙間が発生する。台風の時などは、そこから雨水が吹き込んでくるから放置できない。うちは高層階にあるので、台風直撃となると風雨が下から上に吹き上げてくる。アルミサッシ窓は上から下に落ちる雨水には対応出来ているが、その逆のパターンではレールの端のゴミの掃き出し用切り欠けあたりからも水が逆流してくる。そうなると雑巾とバケツを用意して風圧で室内に入ってくる水との格闘になるのだ。台風が来ると寝ている余裕はない。 施工業者の事前調査では5か所ある窓のうち、リビングの大窓以外はパッキン…

  • 流転するヴァイオリンケース

    私が7年前にヤフオクで売却したヴァイオリンケース(イタリア・クレモナのケースメーカー、ムサフィアの「エニグマ」)が最近ヤフオクに出品されていた。内装が絢爛豪華というか成金趣味というか、すごいことになっているケースである。「エニグマ」はヴァイオリケースにしては高額で、もったいなくて外出には使わず家庭内での楽器保管専用だった(観賞用といった方がいいかもしれない)。ゴージャスな内装を見て「ケースのロールス・ロイス」と形容した知人もいたぐらいである。現在の国内定価は38万らしい。小物入れの蓋が4つあって、中を開くと単三乾電池を収納していたりする。舞台袖などの暗い場所で使う時に、ケース内部に複数仕込んで…

  • 弦楽四重奏#6

    毎月1回練習している平日弦楽四重奏団の6回目の練習日だった。ハイドンの弦楽四重奏曲第76番ニ短調 op.76-2(エルデーディ四重奏曲集の2番目、通称「五度」)の2回目。前回同様、第1楽章と第2楽章をじっくりさらった。単に流して弾くだけなら、おおむね出来ているので細部を確認しながら丁寧に進めていった。 私のチェロは音量がどの程度で他の楽器とバランスがとれるのか、よくわからないのが困ったもの。客席で聞くわけにもいかないし、耳元では案外小さい大人しい音に聞こえる楽器なので、ちょっと強めに弾くと音が出過ぎるとクレームが来るのだ。例えば、第1楽章の最初の繰り返しの直前にある連続する十六分音符、ピアノか…

  • 田園地帯の弦楽合奏#35

    昨日の演奏会に続いて出席。今日は定例練習日。ファーストヴァイオリン4名、セカンド5名、ヴィオラ2名、チェロ2名、コントラバス1名の14人が出席。 最初はいつもの基礎練習で、オリジナルの 基礎練習曲から「音程を確認するための三連符を中心にした練習曲」の確認と、ヘンデルの「水上の音楽~序曲」をさらった。ヘンデルは今日で終了。 休憩後は前回と同じ3曲を練習した。 Mozart 「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」 (今回で終了) 「白鳥の湖」より「情景」 「サザエさん」 モーツアルトは遅いテンポと中庸のテンポで2回、全曲を通して弾いた。大きな音を出す必要はなく、きれいな柔らかいタッチの音が指導者か…

  • 田園地帯の弦楽合奏団#34

    6月から関わっている弦楽アンサンブルが二つになったので、今まで継続してきた方を田園地帯の弦楽合奏(練習場所の公民館の周囲に水田や畑が広がっている)、今月から参加した方を城下町の弦楽アンサンブルと呼んで区別することにした。今日は田園弦楽合奏団が、ほぼ毎月1回のペースで巡回している地域の自治会館での演奏会があった。 12時集合、リハーサルを1時間ほどやって13時30分開演、14時30分終了。 演目はいつもと同じ11曲。昨年から同じプログラムで5~6回演奏している。さすがに 出演者の皆さんは慣れていて、安定した演奏になっていた。 ① いつでも夢を ② 青い山脈 ③ 故郷(ふるさと) <歌> ④ 七つ…

  • 城下町の弦楽アンサンブル #1

    城下町を拠点に活動している弦楽アンサンブルの定例練習に初参加した。日曜の朝9時開始~12時終了。練習場所は民間の貸スタジオだった。ちょっと手狭で照明も暗くて残念だった。私はチェロアンサンブルや弦楽四重奏の練習では公民館の広い部屋を使っている。公共施設の余裕あるスペースと比べると、民間施設はイマイチに思えてくるけど、しょうがない。 コントラバスとセカンドヴァイオリンの2名が欠席で、7人での練習となった。来春に予定している公開演奏会に向けて毎月1回の練習を重ね、13曲を準備するそうだ。6月23はこの楽団の年度替わり後の1回目の練習とのこと。練習メニューは以下の7曲だった。 シュターミッツ クラリネ…

  • Bachのドッペルコンチェルト(3楽章)はエチュードみたい

    今月から参加することになった城下町の弦楽アンサンブルの練習が6月23日にある。練習メニューは13曲もあるが、とりあえず以下の7曲の初合わせをするという。私がもらった楽譜はファースト・ヴァイオリンとセカンド・ヴァイオリンのパート譜が混在していた。 シュターミッツ「クラリネット協奏曲」の第三楽章 Bach「ドッペルコンチェルト」の第三楽章 Bach「主よ人の望みの喜びを」 Bach「G線上のアリア」 J・シュトラウス「ラデツキー行進曲」 シベリウス「アンダンテ・フェスティーボ」 「あの素晴らしい愛をもう一度」 この中で厄介なのはBach「ドッペルコンチェルト」。2本のヴァイオリンのための協奏曲は、…

  • チェロ・アンサンブル#85

    O先生のレッスン6月の2回目。5名が出席。サポージニコフ教本は105番と106番の2曲をやった。マルトレトスタッカートの練習曲。マルトレは以前にも習ったので全員が出来ていた。スタッカートとの違いが判らない人のために先生に説明してもらった。四分音符にスタッカートが付いている場合は、音を短く切るわけだが、八分音符と八分休符の組み合わせになるようなものと理解すればいいだろう。八分音符にスタッカートが付いている場合は十六分音符と十六分休符の組み合わせのイメージ。106番では下のパートに出てくる重音(CとDis → CisとE)をハーフポジションで取る練習に時間をかけていた。シンプルな重音だが、一弓でフ…

  • 弦楽合奏#33

    最初はいつもの基礎練習で、オリジナルの 基礎練習曲から「三連符を中心にしたリズムの刻み方」の確認と、ヘンデルの「水上の音楽~序曲」の後半部分を勉強。十六分音符が続く細かいパッセージになると、セカンドがこわごわと弾くので指導者から叱咤されていた。 休憩後は以下の3曲の練習をした。 ①Mozart 「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」 ②白鳥の湖より「情景」 ③サザエさん 今日はファーストヴァイオリンが7名、セカンドが5名、ヴィオラ2名、チェロ2名の16人が出席。ファーストは過去最大の人数となり、一方セカンドは欠席者もいて手薄。いつもファーストとセカンドの境界の席に座っている私には、途中からセカ…

  • ゴルフもいいけど・・・

    昨日、茅ケ崎の名門ゴルフ場でプレーされたこの方、本当にゴルフがお好きですね。 ゴルフもいいけど、漢字の読み書きのお勉強も、しっかりなされた方がよろしいのではないでしょうか。 小学4年生が習う漢字が書けてない・・・・トホホ このレベルだから、4月30日の天皇退位式典で読み間違いをやらかし 「天皇陛下の健康を願いません」と発言しちゃったのだ。 驚愕の事実! 日本の総理大臣は小学校4年生の漢字が書けない!!! 安倍晋三くん - みんな楽しくHappy♡がいい♪ にほんブログ村

  • 元農林水産事務次官が長男を殺害した事件

    76歳の父親に殺害された息子さん(44)は20歳の時に統合失調症(妄想型)を発症していたそうだ。 https://twitter.com/InsideCHIKIRIN/status/1135488520347238400 昨年1月の段階では「薬で普通」と書いてあるので、薬物療法で寛解(ほとんど病前の状態に戻って安定する)になっていたのだろう。引きこもりでゲーム三昧の日々を送ったのは、この病気の陰性症状のためと考えられる。微妙な平衡を保っていた精神状態が、最近何らかの原因で急激に悪化したのだろう。事件の10日前に実家に戻ったのはそんな背景からと推察される。殺害されるまでの10日間はかなり危うい精…

  • チェロ・アンサンブル#84

    O先生のレッスン6月の1回目があった。今週の日曜にもレッスンがあったので一週間に2回のレッスンが入ったことになる。過密スケジュールになった理由は、6月中旬から海外旅行に出かけるメンバーの都合に合わせて日程を前倒したため。今日は欠席者が2名出て3名でのレッスンとなった。サポージニコフ教本は103番と104番の2曲をやった。103番は下のパートが音程を決めにくい重音続きで相当に難しい。短い曲だが今までさらったサポージニコフ教本の中では最も難しいと思われる。相当に個人練習をしないとスムーズに弾けそうもない。各自の課題ということでこの曲のレッスンは今日で終わり。続く104番は上のパートがちょっと難しい…

  • トランプ大統領から贈られたヴィオラ

    イワンW.アリソン (1884~1966年) 今回、トランプ大統領から天皇陛下への贈答品として選ばれたヴィオラは、アーカンソー州のバイオリンショップから納品されたIvan W. Allisonの1938年の作。アメリカの有名作曲家コープランドの写真をあしらった特製ケースに収納されて贈られた由。写真を見るとガルネリ・デルジェス風の外観を持つ楽器のようだ。制作後80年が経過しているから板もほどほどに枯れて弾きやすくなっているだろう。 ALLISON、Ivan W. 1884年ウェストバージニア州カナワ郡生まれ、 ウェストバージニア州チャールストンで1966年に死去。 アメリカ産の木材を使用し、15…

  • 弦楽合奏#32

    5月の2回目の練習に出席した。 ≪ 基 礎 練 習 ≫はオリジナルの 基礎練習曲(半音階の連続)と ヘンデルの「水上の音楽」序曲 ≪ 曲 の 練 習 ≫は①Mozart 「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク(1楽章」 ②レスピーギの「イタリアーナ」 ③サザエさんのテーマソングの編曲譜 基礎練習は同じメニューを何度か繰り返しているため問題なく終了。 モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク(1楽章」も だいぶこなれてきた。今後はテンポアップして弾く練習になるそうだ。 レスピーギの『リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲』のイタリアーナは 古典派と違って強弱のダイナミックな変化を劇的…

  • チェロ・アンサンブル#85

    O先生のレッスン、5月の2回目。4名が出席。サポージニコフ教本は102番と103番の2曲をうやった。102番は下のパートに出てくる16分音符の大量の連続が難物で、移弦を伴いながら一弓のスラーで16分音符を6個ずつまとめて弾くのが大変だった。かなり引き込まないと滑らかには弾けない。続く103番も下のパートが重音続きで難しい。上のパートは親指を柔らかくして弦の上をすべるように長距離のポジション移動を繰り返す課題となっていて、こちらもなかなかに厄介。サポージニコフの100番台はいずれも簡単ではない。 レッスン後半は、ショスタコーヴィチ「2本のヴァイオリンのための5つの小品」をチェロ用に書き直した楽譜…

  • 弦楽四重奏#5

    毎月1回開催、平日弦楽四重奏団4回目の練習に出た。4月6日新曲、ハイドン「弦楽四重奏曲第76番ニ短調 op.76-2」(エルデーディ四重奏曲集の2番目、通称「五度」)に着手した。第1楽章の冒頭で五度の主題が示され、同じモチーフが楽章全体のあちこちにちりばめられている。エルデーディ伯爵の依頼で作られた四重奏曲集(6曲セット)には有名な「皇帝」の他「日の出「ラルゴ」などの呼称を持つ曲が含まれている。2度にわたるイギリス旅行からウィーンに帰って最初に書かれた作品で、64歳になったハイドンの円熟期の名作として名高い。 今日は初回ということで最初の2つの楽章を合わせた。第1楽章の指定はアレグロだが、モデ…

  • 城下町の室内合奏団演奏会を聞く

    県内の城下町で活動するアマチュア室内合奏団の定期演奏会を聞きに行った。弦楽器(ヴァイオリン4名、ビオラ1名、チェロ1名、コントラバス1名)7人とクラリネット1名、合計8人の合奏団である。この中に私が参加している弦楽アンサンブルの指導者(ヴァイオリン)とヴィオラ姫がいる。会場には私と同じアンサンブルに参加している仲間が他に4名来ていた。皆さん義理堅い。演奏会場はホールというほど広くないサロン的空間である。ちょっと前、私もここで弦楽四重奏の演奏をやった。お客さんは40名ぐらいいただろうか。ほぼ全員、出演者の縁故関係とお見受けした。プログラムは以下・・・ 1.メンデルスゾーン「春の歌 」 2.星に願…

  • チェロ・アンサンブル#84

    O先生のレッスン、5月の1回目。5名が出席。サポージニコフ教本は101番の1曲のみを丁寧に教えてもらった。25小節の短い練習曲で「旋律的エチュード、ポジションの移動練習」と題されている。上下2パートになっていて、1番チェロは指のポジションは比較的簡単なのと、少し高度な2種類を選択できるようになっている。2番チェロは重音が出てくるので滑らかなボーイングが要求される。 こういうシンプルだが、基礎力が試される曲を弾くといつも感じるのだが、レイトで弦楽器を始めた人は最初が肝心。それなりの授業料を払って個人レッスンで基礎をみっちり習わないと損だと思う。値段が安いグループレッスンで弦楽器を始めた中高年で、…

  • 平日ピアノ・トリオ結成

    今日は14時から3時間ほど、最近知り合った大変上手なアマチュアピアニスト(男性)と一緒にチェロ仲間宅に参上して三重奏を楽しんだ。チェロ仲間はヤマハ音楽教室でエレクトーンを長く教えてきた人で、音楽室にグランドピアノ、アップライトピアノ、エレクトーン、チェロ2本が置いてあり、防音対策済。ご近所に遠慮なく演奏を楽しめる環境を備えている。 私はヴァイオリンを持参した。まずはショスタコーヴィチの2本のヴァイオリンのための5つの小品を、ヴァイオリンとチェロ、次にチェロ2本の組み合わせでピアノと合わせてみた。元がヴァイオリン曲なので、チェロで弾くには1オクターブか2オクターブ下げた楽譜を作る必要がある。両方…

  • ノートルダムの再建案が面白い

    先日の火災で焼け落ちたノートルダムの復元案が提案されたそうだ。石造りの建物の屋根がガラス張りなのは1900年のパリ万博の際に作られたグランパレを連想させる。ルーブル宮の中庭にガラスのピラミッドを作ったように、新旧が調和するデザインはパリらしくていいと思う。 屋根がガラス張りの「グランパレ」 グランパレ内部 ノートルダムのガラス屋根の内部(案) http://sakainaoki.blogspot.com/2019/05/blog-post_13.html にほんブログ村

  • この書評は痛快!

    書評 山本太郎を守れ 『僕にもできた! 国会議員』(山本太郎=著 雨宮処凛=取材・構成)書評 島田 雅彦 名文です。思わず朗読し、配布しまくりたくなる文章です! 作家・島田雅彦氏が、山本太郎氏の国会活動について書かれた本書を書評。 「待望されるのは政治の不毛を笑い飛ばしつつ、常識を覆すリベラルのトリックスターである」 理想主義者の代名詞に「ドン・キホーテ」というのがあるが、山本太郎ほどこの称号にふさわしい男はいない。通例、揶揄のニュアンスが付いて回るが、徒手空拳で巨悪に突撃してゆく蛮勇こそ現在の政治家に最も必要とされる素質である。その理想は憲法に忠実で、あるべき政治道徳に則り、国民に安全で健康…

  • 弦楽合奏#31

    先週に続いての練習参加。メニューはこんな内容・・・≪ 基 礎 練 習 ≫はオリジナルの基礎練習曲(初歩的音階)と②Handel Water Music No.1 Overture ≪ 曲 の 練 習 ≫はMozart 「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」~第1楽章 Resphigh : Antiche Danze「イタリアーナ」、「サザエさん」のテーマ曲 モーツアルトは宮廷の音楽らしく優美に演奏するのがいいとのこと。指導者さんは1970年代まで主流だったウィーン風のモーツアルト演奏がお好みらしい。スフォルツァンドはガッツリ弾かずにふわっと膨らませて弾くとか、重音を柔らかく響かせるとか、スタッ…

  • 国民に近い皇室・・・

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  • 弦楽合奏#30

    雨天で練習室の中も肌寒かったが、以下のメニューを弾いた。 ≪ 基 礎 練 習 ≫ ①オリジナル 基礎練習(タイのあるリズム):三連符の途中に休符が挟んであってリズムのカウントが変則的にしつらえてある練習曲など ②Handel Water Music No.1 Overture :ロマン派風のたいそうゆったりした速度での練習となった。速く弾く必要はなく、細部を丁寧にチェックしながら進めるため。 ≪ 曲 の 練 習 ≫ ①Mozart 「アイネ、クライネ、ナハト、ムジーク(1楽章)」:だいぶこなれてきた。この曲も遅めのテンポで細部を丁寧に詰めていった。プロ、セミプロクラスの手練れとレイトの高齢者が…

  • 子供オケを聞く

    地元で活動しているジュニア+合奏団の定期演奏会を聞いた。名称にプラスが付いているのは大学生以上の大人も参加しているため。もともとは高校生以下限定の団体だったが、桐朋音大に進学したヴァイオリンの子もいて、大学生以上も参加可能になった由。 曲目はヴィヴァルディ「四季」から春 ソロは高校3年生の女子(大変上手) チャイコフスキー「ロココの主題による変奏曲」チェロの独奏はルフォヴィード・カンタ氏 モーツアルト 交響曲第41番「ジュピター」 演奏会が始まる前にロビーコンサートがあり、子供たちが「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」の1楽章を演奏した。 ヴィヴァルディはソロは良かったが、オケが大人数だった…

  • チェロ・アンサンブル#83

    O先生のレッスン、4月の2回目。5名が出席。サポージニコフ教本は98番から100番まで進んだ。後半はチェロ4重奏用に編曲されたメンデルスゾーン「結婚行進曲」の4回目の練習。いつものように担当パートをローテーションし、私は2番担当になった。 この曲の2番は曲者で、中間部に弾きにくいハイポジションが出てくる。1番担当の女性は気張って練習してきたようで早めのテンポでスイスイ弾くから、それに付いて行くのが大変だった。この曲を合わせるのは今回で4回目となるものの、どのパートも初めて弾くわけだから、いきなり快速テンポでやられると焦ってしまう。問題のハイポジションのフィンガリングを先生からアドヴァイスしても…

  • ポーラ美術館の「印象派、記憶への旅」展 を見る

    ポーラ美術館「印象派、記憶への旅」展を山田五郎氏が案内役を務める美術番組が取り上げていた。放送日の翌日、さっそく箱根に出かけて展覧会を見てきた。仙石原に向かう道路は箱根湯本あたりは新緑が綺麗で、山の上の方には満開の山桜がそこかしこに点在していい風情。宮城野の川べりのソメイヨシノ並木は今年は鳥害で花芽が食べられてしまい花が少なかったそうだが、もう散り始めていた。同じ場所に植えられた枝垂れ桜は、派手なピンクの花房が満開で艶やかさが凄かった。仙石原に近づくと標高が上がり、周囲の景色はどんどん季節を遡って冬景色に逆戻り。コブシや馬酔木の白い花が枯れた森の中で目立っていた。 宮城野の枝垂れ桜 ポーラ美術…

  • パリのノートルダム大聖堂の火災

    昨夜、パリのノートルダム大聖堂で火災が発生した。尖塔が焼け落ちた映像を見ていて唖然だったが、同時に長年の疑問も解消した。ヨーロッパの聖堂でよく見かける屋根の上の尖塔は透かし彫りみたいな構造になっている。あの材質が何なのか、ずっと疑問に思っていた。石造なのか?黒っぽい色のものもあるから金属製?しかし、今回の火災でよく燃えているため木製だと判った。 ノートルダム聖堂は何度か訪ねた場所で、日曜日に行った時にはピエール・コシュローによるオルガンの即興演奏で不思議な響きが交錯する現代音楽を聞けたし、クリスマスイブの深夜のミサは大変な賑わいで、外まで人が溢れていた光景を思い出す。外壁も昔は汚れて黒ずんでい…

  • 弦楽合奏#29

    ほぼ毎月1回ある公開演奏会で弾いてきた。会場はいつもの練習場所近辺の自治会館。その地域の公民館や自治会館では「ふれあいサロン」という名のイベントを定期的に開催し、地域住民(高齢者)が20~30人ぐらい集まる。われわれは地域に6つぐらいある自治会館の「ふれあいサロン」を巡回して弾いている。その他に老人の介護施設や幼稚園でも演奏する。 今日の会場は2階建てで、2階の大広間(畳敷きの座敷)に椅子をならべて演奏した。ファースト・ヴァイオリン4名、セカンド3名、ヴィオラ1名、チェロ3名という変則的な構成での演奏だった。演目は昨年から継続中のいつものレパートリーである。聞いている聴衆は毎回違うが、弾いてい…

  • 弦楽合奏#28

    冬に戻ったかのような寒さの中、いつもの練習会場に向かう道すがら、車に乗り合わせたメンバーさんとお花見しようということになり、わざと遠回りして桜並木の下を通行したり、川の土手に並ぶ桜を見物しながら出かけた。練習後の帰りも山頂に展望台がある観光地に寄り道し、山道の両側の散り始めていた桜並木を見物した。雨天だったので落下した桜の花びらで道路がピンク色に染まっていた。 前半の基礎練習は以下のメニュー ①付点音符がたくさん含まれ、一部にスラーが付いていたりするので リズムの刻みが厄介なオリジナルの課題曲 ②ヘンデル「水上の音楽」の序曲 弦楽合奏版 学生オケで弾いて以来、40年ぶりの曲 後半の曲の練習 は…

  • 平日弦楽四重奏団のお披露目演奏

    某SNSのコミュニティが主催するオフ会に出た。私が去年から参加した弦楽アンサンブルで知り合ったファーストヴァイオリンの人から声をかけられ、一緒に始めた弦楽四重奏団のお披露目演奏をした。彼はSNSのグループの管理人をやっておられる。 城下町にある民間ホール(サロンといった方がよさそうな小さな会場、ベーゼンドルファーのグランドピアノが置いてあった)に集まったのは21人。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、リュート、ピアノ、ギター、太鼓を弾く人たちがソロをやったり、アンサンブルを組んだりで12時半から16時半までの4時間、次々に演奏を繰り広げた(お客はいないのでこの日の出演者が聞いている)。1…

  • チェロ・アンサンブル#82

    O先生のレッスン、4月の1回目。6名が出席。サポージニコフ教本は94番から97番までをさらった。後半はチェロ4重奏用に編曲されたメンデルスゾーン「結婚行進曲」の3回目の練習。担当パートをローテーションしたので私は3番担当に。 次の課題曲としてモーツアルトが書いた冗談音楽「ミラーカノン」と「シュピーゲル(鏡)」をチェロ用譜面に手書きで書き換えて使う予定。楽譜を上下反転して頭と尻尾から弾くと2名で合奏可能な曲である。ヴァイオリンも弾けるメンバーに楽器を持参してもらい、皆さんのまえで試演した。ぶっつけ本場だったのでずれてしまいうまく合わなかったが、雰囲気は伝えられた。 フィナーレという楽譜作成ソフト…

  • 「万葉集」は暗い時代を封印している?

    「令和」フィーバーも一段落したようだが、専門家の意見がかしましい。たとえばこれ。 https://docs.wixstatic.com/ugd/9f1574_d3c9253e473440d29a8cc3b6e3769e52.pdf 今回、注目を集めた「万葉集」巻第五、大宰府長官・大伴旅人邸における宴会の背景にある政治状況が解説されている。 「令和」の元ネタの張衡「帰田賦」は権力者への批判を込めて書かれたそうだ。役人だった張衡が仕えていた皇帝(安帝というお名前)が暗君で、取り巻きの横暴に呆れた張衡は、やがて都を去り田舎に引きこもったとか。それを下敷きにした「万葉集」の問題個所も、大宰府が都から遠…

  • 改元で計算が厄介?

    新元号「令和」の「令」の解釈をめぐっていろんな意見が出ている。命令の「令」だったとしても何が悪いのか?とネット上で主張している人もいる。念のため「召集令状」を受け取り戦地に行かれた方々に、「令」という文字から受けるイメージを聞いてみたらいいのではと思う。 それはともかくも、「令月」なんていう洒落た名詞があるとはうかつにも知らなかった。しかも皇太子殿下の誕生月2月の異称とは出来過ぎである。選者といわれる中西進先生の周到さには感心する。 もっと出来過ぎなのは以下のブログの内容・・・ ・・・「令和」は『万葉集』巻第五、大宰府長官・大伴旅人邸における宴会での、梅花を詠んだ歌三十二首の序から採った、との…

  • チェロ・アンサンブル#81

    O先生のレッスン、3月の2回目。5名が出席。サポージニコフ教本は89番から93番までをさらった。4曲とも三連符の類の練習曲で問題もなく順調に進んだ。後半はチェロ4重奏用に編曲されたメンデルスゾーン「結婚行進曲」の2回目の練習。担当パートをローテーションしたので私は4番担当に。前回担当した1番のややこしさに比べると随分とシンプルに思える譜面だった。 あと2回ローテーションすると全員が4つのパートを弾くことになるが、何度も繰り返すのは飽きてきそう。次の課題曲としてモーツアルトが書いた冗談音楽「ミラーカノン」か「シュピーゲル(鏡)」をチェロ用の譜面に書き換えて使ったらどうかと思った。楽譜を上下反転し…

  • 弦楽四重奏#3

    毎月1回練習している平日弦楽四重奏団。今日は13時から15時20分までモーツアルトの「弦楽四重奏曲第4番 K.157 ハ長調」の最終練習をやった。3回目ということで完成度も高まって上々の出来だった。来週の土曜日に公開演奏をする予定。今日使った公民館の部屋はよく響くため、軽く弾いてやるだけで音が飛んで行った。音が伸びる場所のため、さらっと軽く弾いてやらないと演奏が重くなりすぎると注意を受けた。来週の本番会場は響かないらしいので弾き方を変える必要があるかもしれないとのこと。練習を楽しむ趣旨からいえば、響きがいい場所の方が面白いとセカンドの女性も満足な様子だった。 モーツアルトの第2楽章でチェロが十…

  • ヴァイオリン教室 #132

    3月の3回目。お二人の先生方による指導だった。 初めにカイザー4番の復習から。次に6番の2回目。「新しいバイオリン教本第3巻」は65番「ブラームスの子守歌」、41番ボッケリーニ「メヌエット」、目42番のヴィヴァルディ「コンチェルトイ長調」をピアノ伴奏付きで弾いて終了となった。満4年、136回続いたヴァイオリン教室は今回で解散した。 レッスン終了後に、このグループとしては最初で最後の懇親会を開催し、先生方に花束を贈呈してお開きとなった。136回中、私は132回出席。4年間で4回の欠席だった。 教室を自主運営に切り替えて4月以後も継続する案件については今日も話題に出なかった。前々回に手を挙げた3名…

  • 弦楽四重奏の次の曲はハイドンの「五度」

    1月から始まった平日に活動するカルテットは、現在モーツアルトの若書きの弦楽四重奏曲第4番を練習している。4月に公開演奏の予定で、5月から練習する曲としてハイドンの弦楽四重奏曲76番「五度」(Op76-2)を提案したら、他の3名が賛同してくれて決まってしまった。 https://www.youtube.com/watch?v=9mvEQ7QQGIA 作品76はハイドン後期の名作「エルデーディ四重奏曲」6曲セットを示す。「五度」は連作中の2番目にあたる。3番目には有名な「皇帝」が、4番目には「日の出」、5番目には「ラルゴ」なんて曲も含まれている。エルデーディ伯爵に献呈されたのでこの名があるそうだ。…

  • チェロ・アンサンブル#80

    O先生のレッスン、3月の1回目。5名が出席。サポージニコフ教本は86番から88番までをさらった。3曲とも厄介な重音が出てこないのでスムーズに進んだ。 後半はチェロ4重奏用に編曲されたメンデルスゾーン「結婚行進曲」の1回目の練習をした。1番のみテノール記号の楽譜となるのでハイポジションが難しいが、他の3パートは似たようなフレーズが多く、単調な印象もある。事前にどのパートを希望するか皆さんに聞いたら1番の希望者がいなかったため私が担当することに。 いざ練習が始まると、簡単なパートを弾いている人たちはホイホイと速く弾こうとする。となると1番は大忙し。すぐに待ったをかけた。ポジション移動が頻出するため…

  • ヴァイオリン教室 #131

    3月の2回目。I先生による指導だった。 初めにカイザー4番の復習から。次に6番の1回目。「新しいバイオリン教本第3巻」は65番「ブラームスの子守歌」、41番ボッケリーニ「メヌエット」、目42番のヴィヴァルディ「コンチェルトイ長調」の復習をやった。来週の最終レッスンでこの3曲をピアノ伴奏付きで弾くためとのこと。 いよいよ残りのレッスンは来週の1回のみとなった。私がこの教室に参加した理由は、最近の指導方法を体験してみようと思ったためである(同様の理由で参加した経験者は他にも複数いたようだ)。しかし私が数十年前に習った個人レッスン(白本使用)とほぼ同じ話を聞かされ、指導法が進歩していないことには驚い…

  • 弦楽合奏#26

    ファースト4名、セカンド5名、ヴィオラ2名、チェロ3名が参加。14時開始。最初基礎練習を50分間。スタッカートを中心とするオリジナルメニューとヘンデル 合奏協奏曲 No.6-2 第3楽章。 15時からは曲の練習。にMozart 「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」第1楽章の1回目から。頭の3重音は、はんなり響かせるよう指導者さんから要求された。宮廷音楽らしいエレガントな弾き方が必要とのこと。この曲では私はセカンド・ヴァイオリンのパートを弾いた。セカンドの人たちの技術を考慮すると、修正のための時間がいくらあっても足りなくなる。霞んだ音で弾くし、出だしも曖昧でスムーズに進まない。連続するスタッカ…

  • ベートーヴェンとブラームスに特化したアマオケを聞いた

    ベートーヴェンとブラームスの交響曲の演奏に特化したアマオケがあるそうで、演奏会を聞きに行った。曲目はベートーヴェンの交響曲第3番と第8番、序曲「プロメテウス」。 入場無料だったが、雨天ということもあり空席が目立った。座席は1割埋まっていたかどうか。指揮者は随分と身振り手振りが大きかったが無駄な動きも多く、アンサンブルのコントロールは不十分の様子。時々、楽器間の受け渡しで穴が開きそうになる瞬間があって、ドキッとさせられた。テンポは今風に速めで、強奏部分では叩きつけるようなフォルテがさく裂。一方、弱音部では緊張感が不足して平板に流れる。一見派手だが面白い演奏とは思えなかった。 弦楽器はヴァイオリン…

  • ヴァイオリン教室 #130

    4年前に始まったグループレッスンもいよいよ最後の月となった。今日は3月の1回目。I先生による指導だった。 初めにカイザー1番の復習から。をやって1番は今日で終了。続いて4番を、一小節を一弓で弾く練習をやった。十六分音符16個を一弓で弾くと、途中から弓が足りずにヘロヘロになってきたので次回に繰り越し。来週は6番もするそうだ。 「新しいバイオリン教本第3巻」は42番のヴィヴァルディ「コンチェルトイ長調」の2回目の練習から。テヌートで弾く箇所とスタッカートで弾く箇所のチェックとか、細かい点を見ていただいた。テキストの楽譜は原曲をいじり回して、わざと弾きにくく加工してあるから不快だが、しょうがない。最…

  • 弦楽合奏#25

    昨日の弦楽四重奏に続いてアンサンブルの練習に出席した。ファースト4名、セカンド6名、ヴィオラ2名、チェロ3名、コントラバス1名が参加。14時開始。基礎練習は50分間。移弦を中心とするオリジナルメニューと Mozart 「Symphony No.17 K.129」 の2楽章をさらった。 15時からの曲の練習は3月3日に公民館祭りのイベントで弾くための曲をさらった。 ①It's A Small World ②エデンの東 ③私のお気に入り ④赤いスイートピー 指導者さんは「エデンの園」でチェロ、コントラバスの音程が不揃いな点をつついて細かく指導。続いてヴィオラ、セカンドにも指導が入って、あっという間…

  • 弦楽四重奏#2

    今日の練習会場には近隣の公民館を使った。定員30名の会議室の机を片側に寄せてスペースを作った。かなり響く部屋で、弦楽器の音がよく伸びて気持ちよく弾けたが、指導者さんは響き過ぎて内声部がよく聞けないと言っていた。確かに細部をチェックするには響かない方が、虫眼鏡でディティールを確認するみたいに調べられるから好都合だろう。 とはいえ、私は普段の練習を楽しめばいいのではないかと思っている。本番のために修正作業を重ねるのも勉強になるが、普段の練習が音楽を楽しむ場そのものという考え方である。4月に演奏を披露する会場は響かないそうで、そういう場所に合わせて練習でも響かない部屋を使うのは損ではないかと思う。 …

  • チェロ・アンサンブル#79

    2月11日の練習予定日が降雪予報となり中止したため今月は1回のみとなったO先生のレッスンだった(結局雪は降らなかった)。5名が出席。サポージニコフ教本は前回から継続の84番の復習と85番の2曲をやった。84番は重音が続く下のパートの音程を重点的に確認したが、いつも行う一対一での合奏は先生が見送ったので一同安堵。 続く85番は84番に比べると重音もなくシンプルで弾きやすい。 後半はヴィルヘルム・フィッツェンハーゲンのチェロ4重奏曲「アヴェマリア」の7回目。今日は1番の担当者が欠席したため先生に1番を弾いていただいた。さすがに主旋律が強力だから合わせやすい。さらっと1回通してこの曲は今回で終了。 …

  • ヴァイオリン教室 #129

    2月最後のレッスンはO先生による指導だった。 初めにカイザー1番の復習から。前回と同様に全弓と半弓を混ぜて使うためにリズムを変更して弾いた。続いてカイザー4番、十六分音符を8個ずつ一弓で弾く練習の2回目。途中に出てくる♯や♭が付いた音程を重点的にさらった。続いてスピッカートの練習をやった。弓を跳ばす際に過剰にバタつかせずないとか、弓の接地位置を固定し、同じポイントで飛ばし続けるとか、デタシェをやっているうちに自然に弓が飛ぶようになるのがいいとか、いくつかのコツを教わった。 「新しいバイオリン教本第3巻」は41番ボッケリーニ「メヌエット」の2回目。スピッカートを使う場面では、先ほどの練習成果が試…

  • 弦楽合奏#24

    前回に続いて幼稚園で演奏会をやった。現地でのリハーサルは9時30分から。朝の渋滞を抜けるのに時間がかかるので早めに出発した。舞台がある小ホールでは、われわれの演奏会の前に今月の(今週の?)お誕生会をやっていた。園児は200名ほどが集まり賑やかだった。 10時50分に開演。弦楽アンサンブルのメンバーはあらかじめステージに並んで、さっとカーテンが開いたところで演奏開始。 曲目は子供向けのいつものメニュー・・・ 「となりのトトロ」/「七つの子」/「It's A Small World」/「おもちゃのチャチャチャ」/「星に願いを」/「さんぽ」 アンコールは「天国と地獄」を用意していったが、もっととのリ…

  • 弦楽合奏#23

    2月1回目の定例練習だった。ファースト4名、セカンド6名、ヴィオラ2名、チェロ3名が出席。いつものように最初に基礎練習を50分ほどやった。分散和音による移弦の練習曲と、 Mozart 「Symphony No.17 K.129 の第2楽章」 分散和音の弾き方について、指導者から平均律で音程を取ってはイケナイという説明があった。2度で隣り合う音程を取る場合、低めに取らないと濁りが目立つとか、そんな内容のお話。 休憩後は曲の練習で、以下の4曲をさらった。①It's A Small World、②エデンの東、③私のお気に入り、④Mendelssohon 弦楽のための交響曲第3番の第2楽章 最初の3曲…

  • ヴァイオリン教室 #128

    2月最初のヴァイオリンのレッスン。I先生による指導だった。 初めにカイザー1番の復習から。リズムを変更して弾いた。続いてカイザー4番、十六分音符を8個ずつ一弓で弾く練習。次回は16個(1小節)を一弓で弾くそうだ。 「新しいバイオリン教本第3巻」は41番ボッケリーニ「メヌエット」の1回目。皆さん、さらっと弾いていた。スピッカートを使う場面では、弓の重心付近で弓を跳ばす練習をした。重心位置から外れた場所で飛ばすとコントロールが難しくなるとのこと。 先生からは次回に42番のヴィヴァルディ「コンチェルトイ長調」を練習する予告があった。ファーストポジションとサードポジションの両方が記載されているテキスト…

  • 弦楽合奏#22

    ファースト5名、セカンド6名、ヴィオラ2名、チェロ3名が参加。2名いるチェロパートは実質1名で困っているので(片方の人はエアーチェロで音を出していない)私が代表を務めているチェロ・アンサンブルのメンバーを口説いて参加してもらった。ちゃんと音を出すチェロ奏者(?)が2名になった結果、明らかに音の厚みが増えていた。 基礎練習は60分。いつもの音階とモーツアルトの交響曲第17番の2楽章をやった。モーツアルトは以前にもやったけれど、数か月ぶりに再度取り上げた。このグループの練習メニューの決め方は、非効率というか意味不明な後戻りが時々見られる。セカンド・ヴァイオリンの演奏技術が非常に弱体なため、その辺を…

  • 弦楽四重奏団始動 #1

    弦楽アンサンブルのメンバー(私はチェロ担当、他に楽団指導者のヴァイオリン男性とプロのヴィオラ女性に埼玉県在住の女性(ヴァイオリン)を加えた弦楽四重奏団(平日活動限定)が本日スタートした。 練習会場は某女子大の名前が付いた公設ホールの地下練習場。13時から15時半ぐらいまでみっちり練習をした。曲目はモーツアルト「弦楽四重奏曲第4番 K.157 ハ長調」。ミラノ四重奏曲と呼ばれるシリーズの第3曲で、モーツアルト16歳の時の作曲。 急・緩・急(ロンド)という三楽章構成。第1楽章は二つのヴァイオリンが前打音付の下行分散和音のモティーフをカノンで奏し、次いで付点付トリルのモティーフが上三声のカノンで扱わ…

  • チェロ・アンサンブル#78

    今月2度目のO先生のレッスンだった。6名が出席。サポージニコフ教本は前回から継続の83番の復習と84番の2曲をやった。いずれも第3第4ポジションの混合練習となる。両曲とも下のパートの音程が難しく、重点的に見てもらった。最初から最後まで重音が続く84番の下のパートは次回に持ち越しとなった。 後半はヴィルヘルム・フィッツェンハーゲンのチェロ4重奏曲「アヴェマリア」の6回目。3週間ぶりの合奏である。最初は各人のテンポが一致せず先生に手拍子を打ってもらった。音符が混みあって忙しくなるともたつき、テンポが遅くなる傾向があるため、メロディを担当するパートの呼吸が揃わない箇所があちこちにあるのは前回と同じ。…

  • ヴァイオリン教室 #127

    O先生による指導日だった。 初めにカイザー4番の復習から。指を広げるエクササイズとして、E線のFを1の指で押さえながら小指を伸ばしてB、 C、Cisを順番に押さえる練習をやった。この後にテキストに戻ると(指が広がって)音程が上ずってくる人もいた。私の場合、チェロも弾くので指の拡張は慣れている。ヴァイオリンは拡張幅が狭いから全然大丈夫。曲の最後に出てくる4重音(ピチカート)では、GとDの2本の弦を同じ指で同時に押さえるが、先生が順番に観察して回ったところ、両方の弦を均一に押さえられない人が大半だったという。弓を持ちながらのピチカートは、勢いよくやりすぎるとフロッグの端を楽器の表板にぶつけたりする…

  • ヴァイオリン教室 #126

    今月2度目のレッスン。O先生とI先生のお二人による指導だった。 初めにカイザー1番の復習から。4回目か5回目になるだろうか。十六分音符を4個ずつ一弓で快速テンポで弾く練習をした。弓をカチャカチャと素早く上下させる運動が続く。これをやって疲れる人は無駄な力が入っていますとのことだった。 私のそばに来て観察しておられたO先生から私の弓毛の動きが、弦に接触する部分を起点にして竿が微妙に向こうに倒れたり手前に倒れたりしているとのご指摘を受けた(弓が横滑りしているのではなく、弓先と弓元で角度を変えること)。私は柔らかめの弓を軽く持って弾くのが好みで、力任せに弾くというより、さらっと響かせるイメージでやっ…

  • ヴァイオリン教室 #125

    今年最初のレッスンがあった。I先生が来られた。 初めにカイザー1番の復習から。快速テンポで十六分音符4個ずつに分割して弾く練習をした。ちょっと前まではこういうシチュエーションでは困ったことになる生徒がいたけれど、今は特に問題もなく流れていく。続いて4番の1回目もみてもらったが、そちらも皆さん普通に弾けていた。 「新しいバイオリン教本第3巻」は43番のヘンデル「ヴァイオリンソナタ第3番」第二楽章アレグロの3回目をやった。移弦を繰り返す所で腕を大きく動かした結果、無駄な動きが増えて大忙しの生徒もいた。先生の弾き方を注視すれば、手首を中心にして小さい幅で動かし、腕はほとんど振れていないことがわかる。…

  • 弦楽合奏#21

    演奏依頼を受けて近隣の幼稚園で演奏会をやった。10時半~11時半まで1時間。ファースト4名、セカンド5名、ビオラ1名、チェロ1名、コントラバス1名が参加。 規模の大きな幼稚園で体育館もあり、演奏会はそこで開催した。演奏メンバーの中に卒園生がいると聞いたから、相当に歴史が古い幼稚園なのだろう。床に園児130名ぐらいが整列して座り、お行儀よく聞いてくれた。ご挨拶も揃って出来ていたし、集団行動の規律がよく守られているので感心。途中で園児全員にマラカス(ペットボトルにプラスティックの粒をつめた子供らの作り品)が配布され、曲に合わせてチャカチャカしたり、手拍子したり、歌い出したりとノリがいい聴衆だった。…

  • チェロ・アンサンブル#77

    今年最初のO先生のレッスンだった。ひとり欠席で5名が出席。サポージニコフは昨年から持ち越した82番の「広い第4ポジション」の復習からスタート。♭が4つ並んだヘ短調の曲である。上のパートは平易だが、下のパートは音程を取るのが難しい重音が続く。特に3重音をピチカートで弾く場面が難儀で、皆さんの左手がまごついていた。続いて83番「第3ポジションと第1、第2、第3、第4ポジションの混合練習」をさらった。この曲も下のパートがややこしく、スラーでつなげられた8分音符がずらっと続いている。次回も再度練習することになった。 後半はヴィルヘルム・フィッツェンハーゲンのチェロ4重奏曲「アヴェマリア」の5回目。曲の…

  • ベートーヴェンは凄い! 全交響曲連続演奏会2018

    2017年に引き続き大晦日に東京文化会館で行われるベートーヴェン全交響曲演奏会を聞きに行った。2003年にスタートして、今回が16回目となるイベント。31日午後1時に交響曲第1番の演奏が始まり、途中で何度かの長めの休憩があって、最後の第9が終わるのは23時55分ぐらい。オケはNHK交響楽団有志とその他による岩城宏之メモリアル・オーケストラ 。コンサートマスターは篠崎史紀さん。第1ヴァイオリンは7プルト(読響のコンマスが後ろの方にいた)、第2が6プルト、ヴィオラは5プルト、チェロは4プルト、コントラバスは7名、管楽器は2管編成で、最後の第九のみ4管に増員。第9のコーラスは武蔵野合唱団が出演。指揮…

  • 年末恒例の第九を聞く

    28日夜、毎年恒例の年末第九コンサートを聞いてきた。秋山和慶指揮/東京交響楽団の演奏。会場はサントリーホール。座席はお気に入りの2階LAの後ろの方(このあたりの席は舞台のチェロパートだけでなく、客席全体を見渡せるのが重要)。東響の第九は東響コーラスが上手なのと、秋山さんの端正な音楽作りが気に入って5年連続で通っている。 第九の前にヴィヴァルディの「四季」から「春」・「冬」を演奏するのは東響の定番。ソリストはまだ東京音大在学中の20歳の若手(辻彩奈という女性)だった。ココイチのイエロー・エンジェル財団から貸与されたガダニーニを弾いていた。コンマスの水谷さんも同じメーカーの楽器を使っていたので、噛…

  • チェロ・アンサンブル#76

    今日は自主練。都合のつく3人が集まって年内最後の弾き収めをする予定だった。 公民館の部屋は13時から4時間分借りてあったが、12時45分に参加メンバーの一人からメールが来て体調不良で欠席とのこと。チェロ4重奏の練習だから3名でも3番パートが不在で困ったものだったが、2名になるとは。15分前では公民館の予約を取り消すことも出来ない。参加者2名で練習することになった。 このところ、このグループではヴィルヘルム・フィッツェンハーゲンのチェロ4重奏曲「アヴェマリア」をさらっている。毎度のことながら、他のパートの音を聞いて合わせる余裕がない状態が続いている。今日はそこをじっくり調整する予定だったけれど、…

  • 弦楽合奏#20

    12月の2回目の定例練習日だった。ファースト5名、セカンド4名、ヴィオラ1名、チェロ2名が参加。ファーストの人数がセカンドより上回ったのは初めてかもしれない。練習曲目は1月10日に開催予定の近隣幼稚園での演奏会の演目。 となりのトトロ いぬのおまわりさん 七つの子 It's A Small World おもちゃのチャチャチャ サンサンたいそう さんぽ 子供受けを狙った選曲である。曲によっては子供たちが一緒に歌い出すらしい。200人ぐらいが一斉に歌うとなると、弦が負けるだろうし、テンポも引きずられそうな予感がする。今日の練習はそれでなくても音量が弱いセカンドが、ファーストの人数に負けて頼りない状…

  • チェロ・アンサンブル#75

    12月のレッスンの2回目。 6名全員が出席。「サポージニコフ教本」は81番と82番をやった。81番は前回からの続き。変イ長調のスケールをさらってから下のパートを重点的に見ていただいた。相変わらず♭が4つ並んだ曲の音程を取るのは難しい。82番も♭4つが並ぶヘ短調の曲。下のパートは連続する3重音をツィカートで弾く。指使いの確認をやって次回に持ち越しとなった。 休憩後はヴィルヘルム・フィッツェンハーゲン「アヴェマリア」の4回目の練習をやった。4パートに分かれる合奏の2回目で、まだ合わせる弾き込みが足りないものの、部分的にはきれいにまとまる瞬間も出てきた。1番と2番は1名ずつで担当しているが、2人のテ…

  • ヴァイオリン教室 #124

    今日の指導者はO先生だった。 初めに「新しいバイオリン教本第3巻」38番、39番の「フラジオレットの練習」をさらい、ようやくフラジオの練習は全部終了。続いて43番のヘンデル「ヴァイオリンソナタ第3番」の第二楽章アレグロの2回目をやった。隣の女性が使っているテキストは昭和44年版、私のは49年版、両方とも現行版にある6小節目のP指定がなかった。他にもP指定の位置が変わっている箇所があることが判明した。版を重ねる際に少しずつ楽譜をいじっているようだ。 ヘンデルでは、移弦を繰り返して分散和音を弾く箇所で重点を置くべき音はどれかとか、ギクシャクしない滑らかなボーイングの必要性とかを教わった。O先生のお…

  • 弦楽合奏#19

    学研の老人ホーム「ココファン〇△◇」で演奏会をした。8月にも演奏した会場なので、同じプログラムを持って行くのはどうかと思われたが、前回よりも大勢のお客さんが聞きに来られた。 午後2:00~2時50分まで。10名(ファースト2名、セカンド5名、ヴィオラ2名、チェロ1名)で演奏。 プログラム ① いつでも夢を ② 青い山脈 ③ 故郷(ふるさと) <お客さんも歌う> ④ 七つの子 <歌> ⑤ みどりのそよ風 <歌> ⑥ エーデルワイス <歌> ⑦ にっぽん昔ばなし ⑧ 結婚ワルツ ⑨ 黒い瞳 ⑩ ユモレスク (アンコール) もみの木、ホワイトクリスマス これらの曲は毎月どこかで弾いてきたから、さすが…

  • チェロ・アンサンブル#74

    今月からO先生の指導が毎月2回となり、今日は12月の1回目。 6名全員が出席。最初に「サポージニコフ教本」の80番と81番をやった。80番はサポージニコフの曲で、移弦の練習がメインとなっている。アンダンテの速度で弾いたので難なくクリアしたが、アレグロになったら立ち往生しそうである。譜面がシンプルに見えても、そこそこの快速テンポを採用した場合、正確な音程、きれいな音色、豊かな音量で、変なアクセントを付けずに端正に弾きとおすのは簡単ではないだろう。 81番はダヴィドフ作曲の変イ長調の曲。広い第4ポジションの練習曲である。フラットが4つ並んだ曲は初めての登場となる。まずは変イ長調の音階をさらって指を…

  • 弦楽合奏#17

    毎月2回のある定例の練習日だった。今日の練習メニュー 基礎練習・・・① Siempre crece mi serviros ② Handel「Concerto No.6-2」 曲の練習・・・① おもちゃのチャチャチャ ② となりのトトロ ③ サンサンたいそう ④ 天国と地獄 基礎練習のJ.F.Madrid のSiempre creceという曲は未知の音楽。バロック音楽のような雰囲気だったが、平板でメリハリがなく茫洋としている。2曲目のヘンデルは合奏協奏曲作品6の2の終楽章。本来はアレグロだが、今日は初回ということでゆっくりと弾いた。原曲はソロとトゥッティに分かれているが、こちらの練習用編曲では…

  • チェロ・アンサンブル#73

    O先生の指導は2か月に3回だったが、今月から毎月2回指導していただくことになった。今日の練習会場はいつもの駅近くの公民館。 連休中のため公民館前の道路は渋滞していた。遅れてくるメンバーもいたが6名全員が出席した。 最初は「サポージニコフ教本」の78番と79番をやった。79番はドッツァウアーの曲で、1本または2本の弦を超えて移弦する練習曲。2番のパートに妙な不協和音が出てくるため、O先生の指示で楽譜を一部修正した。例によって1対1で上下のパートを合わせていった。私は4分音符を端折って短めに弾いていた点をO先生から注意された。イマイチ、気乗りがしない曲だから、ぞんざいに弾いてしまった。 休憩後はヴ…

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