1481句目……昼寝覚の「め」■メルヘンの扉はこちら君影草季語……君影草(きみかげそう)スズランの別名です。葉に隠れるように、控えめに咲くスズランの花。メル…
925句目 立飲屋の『や』■屋根裏に獣棲みつく夜寒かな季語/夜寒かな夜更けに感じる寒さ、晩秋の季語になります。因みに、寒夜(かんや)だと冬の寒さ、冬の季語に…
924句目 万聖節の『つ』■月代や繁盛したる立飲屋季語/月代(つきしろ)月が出ようとする東の空が、ほんのり白く見える状況です。だいたい6時頃でしょうか?もう…
923句目 夜食喰ふの『ふ』■封鎖する渋谷ハチ公万聖節季語/万聖節(ばんせいせつ)ハロウィンの事です。秋の収穫祝う祭。そして先祖の霊を迎い入ると共に、仮装し…
922句目 天高しの『し』■しらたきは日本の麺だ夜食喰ふ季語/夜食喰ふ麺と言っても、蒟蒻ですから低カロリー。夜食にピッタリ!!次は、夜食喰ふの『ふ』
921句目 金木犀の『い』■イソップの「きつねとぶどう」秋高し季語/秋高し秋の澄んだ空気に、空が高く感じることを秋高しと言います。どんな話かというと……腹ペ…
雑詠のページに、一句載りました。加古宗也さんに選んで貰った佳作。■梅雨晴や出来ぬスキップ試みる嬉しくてスキップをしたくなる、うきうき気分!ありがとうございま…
920句目 さるる路地の『じ』■自転車を降りて押す坂極金木犀季語/金木犀(きんもくせい)金木犀の花の強烈な香りが、俺の身体に鼻に目に、思い切り打つかって来る…
919句目 過去の罪の『み』■蚯蚓鳴く職務質問さるる路地季語/蚯蚓鳴く(みみずなく)秋の夜、土の中ジイィィと鳴く声は蚯蚓だとした季語。本当は螻蛄(おけら)鳴…
918句目 鉦叩の『き』■桔梗の蕾割たる過去の罪季語/桔梗(ききょう)秋の七草の一つの桔梗の蕾は、ふっくらしてパンパンで可愛いんですね。過去に、一度だけ余所…
917句目 憧るるの『る』■留守番の寂しさ誘ふ鉦叩季語/鉦叩(かねたたき)秋の虫、鉦叩です。何処で鳴くのか、鉦叩のチンチンに寂しさがグワッと来ます。次は、鉦…
916句目 爽やかにの『に』■人間に生まれ小鳥に憧るる季語/小鳥秋に日本へ渡って来る鳥や、山から里へ降りて来る小鳥のこと。次は、憧るるの『る』
915句目 赤まんまの『ま』■真つすぐに生きて徳積む爽やかに季語/爽やか無理、無理、無理! □よこしまに生きて積む損秋淋しある、ある、ある〜!!次は、爽やか…
914句目 秋曇の『り』■リモートで出来ぬ職人赤まんま季語/赤まんま本名は犬蓼(いぬたで)です。タデ科の一年草で、何処の路肩にも生えています。犬蓼の赤色の花…
913句目 鉦叩の『き』■気まぐれでそそかしい妻秋曇季語/秋曇(あきぐもり)秋の曇りの空です。秋の天気は変わりやすく、晴れのと曇りの日の周期が短いのが特徴。…
912句目 秋淋しの『し』■新聞の時代小説鉦叩季語/鉦叩(かねたたき)バッタ目カネタタキ科の小さな秋の虫です。鉦の叩くような「チン、チン」と鳴くので付いた名…
911句目 がちやがちやの『ちや』■着メロは絢香の『三日月』秋淋し季語/秋淋し遠距離恋愛なんてしたことないけど、この切ない歌が好きです。次は、秋淋しの『し』
910句目 大花野の『の』■のんびりと出来ぬせつかちがちやがちや季語/がちやがちやがちゃがちゃとは、秋の虫の轡虫(くつわむし)のこと。バッタ目キリギリス科で…
909句目 秋うららの『ら』■ランドセル放り寝転ぶ大花野季語/花野秋の草花が広がる野原に、寝転んで草の匂いや花の匂いに包まれ、どこまでも高く青い空を見上げる…
908句目 飲料水の『い』■イタ飯はチャーハンじやない秋うらら季語/秋うららバブル全盛期に流行った言葉「イタ飯」。イタリア料理ことですね。炒めた飯ではありま…
907句目 天高しの『し』■新涼やピン札で買ふ飲料水季語/新涼(しんりょう)秋になっての初めの涼しさを新涼と言います。次は、飲料水の『い』
906句目 高値秋の『き』■キリンならペットに出来る天高し季語/天高しキリンはワシントン条約の国際取引規制対象外なので、購入してペットとして飼う事が出来ます…
905句目 秋厨の『や』■野菜、肉、魚もすべて高値秋季語/秋食料品がすべて値上がり!やっと、季節は秋らしくなったけど、ふところは真冬です……次は、高値秋の『…
904句目 決めにけりの『り』 ■料理酒と味醂は違ふ秋厨季語/秋厨(くりや)とは台所のことです。味醂(みりん)は糖分を含んでいるので、料理にも甘みを加えテリ…
903句目 秋桜の『ら』■落花生今日は七つと決めにけり季語/落花生ついつい食べ過ぎる落花生。今日食べる分を決めないと、気付けば殻の山が出来ます。次は、決めに…
902句目 天高しの『し』■幸せの形いろいろ秋桜季語/秋桜(あきざくら)コスモスですね。小さな風に、小さく揺れるコスモスを見ているだけで、幸せを感じる俺です…
901句目 爽やかにの『に』■日本には広重ブルー天高し季語/天高し澄み切った大気に、空が高く感じる。それを天高しと言います。浮世絵の広重や北斎が使った、濃い…
900句目 残残暑の『しょ』■少年の語る未来や爽やかに季語/爽やかにまだ、汚れの知らぬ少年。目をきらきらさせて、爽やかに話す未来。次は、爽やかにの『に』
899句目 秋日和の『り』■理に合はぬ日差しの強さ残残暑季語/残暑残残暑(ざんざんしょ)は、俺が勝手に作った言葉です。しかし、何時までも暑いです。次は、残残…
898句目 秋さびしの『し』■渋谷から歩く原宿秋日和季語/秋日和渋谷と原宿の間は、たったの1.2キロ。のんびり歩いても20分ほどです。次は、秋日和の『り』
897句目 秋湿りの『り』■理科室の焦げある天井秋さびし季語/秋さびし俺の通っていた小学校の理科実験教室の天井と机は黒焦げでした。最近の学校は危険な実験は、…
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1481句目……昼寝覚の「め」■メルヘンの扉はこちら君影草季語……君影草(きみかげそう)スズランの別名です。葉に隠れるように、控えめに咲くスズランの花。メル…
1479句目……盛りかなの「な」■和やかを一気に壊す油蝉季語……油蝉(あぶらぜみ)一匹の油蝉が近くで鳴き出すことで、一気にぶち壊しです。次は、油蝉の「み」
1478句目……梅雨入りすの「す」■睡蓮の余命三日の盛りかな季語……睡蓮(すいれん)睡蓮は、朝咲いて夕方閉じるを三日続け、そして散ります。次は、盛りかなの「…
1477句目……称賛すの「す」■すべり台出来ぬと泣く子梅雨入りす季語……梅雨入(つゆいりす)関東も梅雨入しました。じめじめ蒸し蒸しのはじまりはじまり~。次は…
1476句目……鯉の口の「ち」■地下道に唸るクーラー称賛す季語……クーラー地下道やメトロのホームで、大型のクーラーが、日夜唸りを上げて頑張って冷しています。…
1475句目……雲の峰の「ね」■根無草を呑みて直ぐ出す鯉の口季語……根無草(ねなしぐさ)浮き草のことですね。多きな鯉のが、大きな口で飲んだけど、不味くて直ぐ…
1474句目……好きの「き」■觔斗雲に乗りて突つ切る雲の峰季語……雲の峰(くものみね)もこもこの入道雲、積乱雲を雲の峰と呼びます。觔斗雲(きんとうん)、孫悟…
1473句目……大家族の「く」■草笛の「アメイジング•グレイス」好き季語……草笛(くさぶえ)ずいぶんと前だけど、夕方の公園で、お爺さんが吹いているのを、聴い…
1472句目……夏の午後の「ご」■ごきぶりが飛びてドタバタ大家族季語……ごきぶりこの世で一番の苦手はゴキブリです。まぁ、昆虫全体があまり好きじゃ無い俺です。…
1471句目……ソーダ水の「い」■糸通し直ぐに壊るる夏の午後季語…夏針の穴に糸を通す。すっかり老眼で無理なので、糸通しのお世話になっている俺。だけど、直ぐに…
1470句目……苺かなの「な」■悩み事一つ解決ソーダ水季語……ソーダ水こう言う時のソーダ水は、格別に美味い!!次は、ソーダ水の「い」
1469句目……薫る風の「ぜ」■全部食べ皿まで舐むる苺かな季語……苺(いちご)子供の頃は、苺に牛乳と砂糖をかけて潰して食べたりしてたけど、今は練乳をたっぷり…
1468句目……初鰹の「お」■おならして褒めらる赤子薫る風季語……薫る風(かおるかぜ)夏に吹く心地よい風を、褒め上げた季語です。次は、薫る風の「ぜ」
1467句目……スチュアートの「と」■土佐の酒に合はせる千葉の初鰹季語……初鰹(はつかつお)千葉の勝浦での、水揚げ量は関東で一番です。次は、初鰹の「お」
1466句目……夕涼みの「み」■ミニオンの目元の涼しスチュアート季語……涼し黄色の身体にオーバーオールを着て、水中メガネを掛けた宇宙人ミニオン。打表的な3人…
1465句目……炎天下の「か」■顔似たる犬と飼主夕涼み季語……夕涼みよく似てる犬と飼主って、見掛けるけど、あれ不思議ですね?一緒に暮らして居ると似てくるのか…
1464句目……男の子の「こ」■コカ・コーラそれともペプシ炎天下季語……炎天下(えんてんか)何故か好みの分かれるコーラ。どっちでも良いから、冷えたコーラをガ…
1463句目……孫娘の「め」■メロンパン囓る素足の男の子季語……素足素足、裸、何も着てない丸裸も、夏の季語です。次は、男の子の「こ」
1462句目……飛ばすの「す」■水泳のはじめの一歩孫娘季語……水泳生まれて六ヶ月を過ぎた孫娘が、水泳の体験レッスンに行って来ました。娘が抱っこしたままプール…
1142句目……日輪草の【う】■浮草を分けて皿出す河童かな季語……浮草(うきぐさ)緑色の浮草を分けて、緑色の河童が頭からぬっと出て来てビックリ!!なんて、想像…
1141句目……ランドセルの【る】■留守宅の塀に顔出す日輪草季語……日輪草(にちりんそう)向日葵(ひまわり)の別の名前です。旅行にでも行かれたのか、静かな庭か…
1140句目……ギンギン太陽の【う】■植田道とぼとぼ帰るランドセル季語……植田(うえた)田植えを終えて間もない田んぼのこと。そのあぜ道を、何が学校であったの…
1139句目……たくましきの【き】■キンキンのビールとギンギン太陽季語……ビールガンガン太陽の下で、キンキンに冷えたビールを、カンパ~イ!!次は、ギンギン太…
1138句目……アイスクリームの【む】■麦茶煮る母の背中のたくましき季語……麦茶(むぎちゃ)昔は家族が多かったから、大きな薬缶や大鍋で、汗をだらだら流しなが…
1137句目……髪洗ふの【ふ】■蓋を先ず舐むる癖ありアイスクリーム季語……アイスクリームお行儀が悪いけど、ついついカップアイスの裏を舐めてしまう俺です。次は…
1136句目……梅雨籠の【り】■リンスinシャンプーちよつぴり髪洗ふ季語……髪洗ふ(かみあらふ)俺の髪は、少なくて短いので、ほんのチョッピリしかシャンプー…
1135句目……舐めてみよの【よ】■羊羹の一本食ひぞ梅雨籠季語……梅雨籠(つゆごもり)毎日毎日、雨が続く梅雨。心もどんよりと落ち込む……そんな時は、ようかん…
1134句目……アヒルガアの【あ】■水馬は甘ひか辛ひか舐めてみよ季語……水馬(あめんぼ)小川や池や沼の水面をすいすい走る、あめんぼです。水の馬と書いて、あめ…
1133句目……水中花の【か】■カラスカアガマハノソノソアヒルガア季語……ガマ蝦蟇(がま)、ひきがえるですね。 うるさいカラスとアヒル、静かなひきがえるの対…
1132句目……水鉄砲の【う】■占ひのラッキーアイテム水中花季語……水中花(すいちゅうか)朝の星占いを見ていると、理由の分からないラッキーカラーとか、ラッキ…
1131句目……生ビールの【る】■ルール無き撃ち合ひ激し水鉄砲季語……水鉄砲(みずてっぽう)撃っても、撃たれても、水ですから。次は、水鉄砲の【う】
1130句目……アロハの【は】■ハムカツは薄きほど良し生ビール季語……生ビール近頃のハムカツは、厚さを売りにしているのか?居酒屋などで出す奴は、ハムが1.5…
1129句目……冷豆腐の【ふ】■古着屋の店主のビンテージアロハ季語……アロハ古着屋の店主の着こなすアロハシャツは、年代物らしい。次は、アロハの【は】
1128句目……夏の曇の【も】■木綿派と絹派のふたり冷豆腐季語……冷豆腐(ひやどうふ)冷奴のこと。妻は絹ごし豆腐、俺は木綿豆腐が好きです。次は、冷豆腐の【ふ…
1127句目……なすび漬の【け】■蹴り上げるサッカーボール夏の曇季語……夏の曇(なつのくも)よく晴れた青空と白い曇。気持ちの良い空へ、蹴り上げるサッカーボー…
1126句目……伯父と叔父の【じ】■自家製が美味いは妄想なすび漬季語……なすび漬「お客さん、うちの茄子漬は旨いよ! うちのカミサンが育てた茄子を、代々受け継…
1125句目……駄菓子売の【り】■緑陰にこそこそしたる伯父と叔父季語……緑陰(りょくいん)夏の緑溢れる木陰で、何やら良く無い相談。次は、伯父と叔父の【じ】
1124句目……青葉風の【ぜ】■ゼラニュームに隠るる引き戸駄菓子売季語……ゼラニューム今は品種改良され、形も色もいろいろありますが、昭和時代は赤色ばかりでし…
1123句目……夏の朝の【さ】■三叉路の出会ひと別れ青葉風季語……青葉風(あおばかぜ)気持ちの良い風が吹く、三叉路。次は、青葉風の【ぜ】