1482句目……君影草の「う」■鰻重を待つ間飲む客眠る客季語……鰻(うなぎ)鰻屋さんと病院は、待ちますね。次は、眠る客の「く」
熱帯夜の『や』■薬缶から熱々注ぐ麦茶かな季語/麦茶もちろんキンキンと冷やした麦茶は、最高に美味しいんですが、出来立ての熱々も中々旨いんです。俺が子供の頃は、…
■明後日の一昨日の約束えっ、何時の約束?明日の次の日の昨日の……前の日だから……あっ!今日じゃん。わざわざ、遠回しな言い方をすること。まあ……文学的と言えな…
夏の風邪の『ぜ』■絶滅の狼吠へる熱帯夜季語/熱帯夜狼は冬の季語なんですが、この句は蒸し暑く寝苦しい熱帯夜が主役。次は、熱帯夜の『や』
■天使の中にも悪魔(てんしのなかにもあくま)天使の心の中にだって、悪魔のような気持ちが宿っているはず。とんなに良い人だって、何かあるということわざです。知ら…
もつ煮込みの『み』■耳先に食べるトースト夏の風邪季語/夏の風邪冷房にあたり過ぎて、ひく軽い風邪です。食欲も落ちるので、先ずみみの部分をよく噛んで食べてから、…
■「え~とね~」「あのね~」は五歳まで小さな子の言う「え~とね~」「あのね~」はかわいいけれど、オジサンが言うと苛つくよね!江戸いろはカルタの『え』●得手に…
大西日の『び』■ビール飲むコの字酒場のもつ煮込み季語/ビールカウンターが、片仮名の『コ』なっている店を『コの字酒場』と呼びます。カンパーイ!次は、もつ煮込み…
■行進の歩きで帰る暗い道外灯の無い暗い道は、何だかお化けが出そうで怖いので、びびる気持ちを誤魔化すために、元気よく足を上げて手を大きく振って行進です。江戸い…
麦の秋の『き』■着ぐるみの中は蒸し風呂大西日季語/大西日中の人は大変だな……あっ、中に人など居ません!次は、大西日の『び』
■蓋の裏を舐める(ふたのうらをなめる)カップアイスとか、ヨーグルトとか、ジャムとかのフタの裏に、こびり付いたやつを舐める行儀の悪い大人って、居るでしょう………
悪き父の『ち』■乳飲み児の小さなあくび麦の秋季語/麦の秋麦の穂が成熟して、収穫期を迎えた初夏の頃です。次は、麦の秋の『き』
■ケン坊と健忘爺ちゃんと孫。何処へ行くのか忘れちゃった爺ちゃんと、何でも楽しい元気なケン坊。同じけんぼうだけど、ぜんぜん違いますね。江戸いろはカルタの『け』…
夜半の夏の『つ』■釣堀で釣れぬ機嫌の悪き父季語/釣堀(つりぼり)季節に関係無くある釣堀は夏の季語。だけど、遊園地とかは、夏はプールで水遊び。冬から春は、ニジ…
■「またな!」「おお、またな!」偶然に街で会った二人の「また」は、何の意味もありません。特に仲が良いわけでは無くて、ただの顔見知りですから。江戸いろはカルタ…
青嵐の『し』■仕舞湯にうとうとしたる夜半の夏季語/夜半の夏(よわのなつ)夜半とは、午前0時から2時くらい。遅い時間の最後の風呂、湯船に浸かってうとうと……。…
■焼売はシュウマイ焼叉はチャーシュー(やきうりはしゅうまいやきまたはちゃーしゅー)知ってる人は知ってるけど、知らない人は知らないってこと。因みに、古老肉はスブ…
塩むすびの『び』■ビル風をやる出す力青嵐季語/青嵐若々しく力強い風、それが青嵐です。 次は、青嵐の『し』
■暗闇に浅草海苔(くらやみにあさくさのり)判断のつかない時に使う言葉。同様のことわざに……●白銀に塩少々●砂漠にSBテーブルコショーなんてのもあります。江戸…
残暑かなの『な』■夏雲や口いつぱいに塩むすび季語/夏雲もこもこ入道雲を眺めながら、頬張るおむすびは絶品です!次は、塩むすびの『び』
■鬼の福耳福運の鬼。持って生まれた強運の鬼。桃太郎や一寸法師とて、勝てる相手ではありません。江戸いろはカルタの『お』●鬼に金棒(おににかなぼう)強いお人に、…
河川敷の『き』■キビキビがチンタラになる薄暑かな季語/薄暑ちょっと動くと汗ばむ薄暑。次は、薄暑かなの『な』
■飲み会の下戸今の時代、強制的に飲み会に出ろとは、誰も言わないのに、つまらなそうにお茶を飲んで、最後まで居る人。ちょっと不思議?江戸いろはカルタの『の』●喉…
薄暑かなの『な』■夏空や呼ばれ振り向く河川敷季語/夏空夏空の下、遠くの方で友が「お~い」「お~い」と手を振る俺です。次は、河川敷の『き』
はじめに、『ゐ』って、何?『ゐ』は、『居、為、井』の漢字を仮名書きにしたも、『〜して居る』の『居る』といふ動詞に、この『ゐる』を用ゐるんですね。 ほかに『用…
夏来るの『る』■流転する苦しみ喜び薄暑かな季語/薄暑かな幾度生まれ代わっても、苦しみも喜びも、同じように繰り返されると思う俺です。次は、薄暑かなの『な』
●牛をキリンにする「はあ、どうして?」「どうしても」チョビっと驚いた時に使う言葉です。牛もキリンも偶蹄目、仲間なのでキリン柄も違和感がありませんね!江戸いろ…
春の夢の『め』■麺食ひの我はリーダー夏来る季語/夏来る麺が大好きな俺です。特に、夏に食べる冷たい麺が大の好物!!次は、の夏来る『る』
●むく犬のほうれんそう私、全日本むく犬協会営業本部2課の無垢山と申します。遠くに居る仲間に、報告、連絡、相談は、真夜中の遠吠えを利用しております。犬の鳴き方…
若葉風の『ぜ』■前世の記憶の微か春の夢季語/春の夢春の世に見る夢は、どこか儚げ。そして、艷やかで趣が漂うと言います。知らない風景、知らない人をさな見てならば…
●ラッコはデカい水面にぷかぷか浮いて、貝をガシガシ叩いて割っている、可愛らしいラッコの大きさって、どのくらいだと思いますか?猫くらい?いやいや!中型の犬くら…
春夕立の『ち』■地下鉄の出口入口若葉風季語/若葉風いよいよ、初夏のような気持ち良い風吹き始めましたね。もう直ぐ立夏、五月六日です。次は、若葉風の『ぜ』
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1482句目……君影草の「う」■鰻重を待つ間飲む客眠る客季語……鰻(うなぎ)鰻屋さんと病院は、待ちますね。次は、眠る客の「く」
1481句目……昼寝覚の「め」■メルヘンの扉はこちら君影草季語……君影草(きみかげそう)スズランの別名です。葉に隠れるように、控えめに咲くスズランの花。メル…
1479句目……盛りかなの「な」■和やかを一気に壊す油蝉季語……油蝉(あぶらぜみ)一匹の油蝉が近くで鳴き出すことで、一気にぶち壊しです。次は、油蝉の「み」
1478句目……梅雨入りすの「す」■睡蓮の余命三日の盛りかな季語……睡蓮(すいれん)睡蓮は、朝咲いて夕方閉じるを三日続け、そして散ります。次は、盛りかなの「…
1477句目……称賛すの「す」■すべり台出来ぬと泣く子梅雨入りす季語……梅雨入(つゆいりす)関東も梅雨入しました。じめじめ蒸し蒸しのはじまりはじまり~。次は…
1476句目……鯉の口の「ち」■地下道に唸るクーラー称賛す季語……クーラー地下道やメトロのホームで、大型のクーラーが、日夜唸りを上げて頑張って冷しています。…
1475句目……雲の峰の「ね」■根無草を呑みて直ぐ出す鯉の口季語……根無草(ねなしぐさ)浮き草のことですね。多きな鯉のが、大きな口で飲んだけど、不味くて直ぐ…
1474句目……好きの「き」■觔斗雲に乗りて突つ切る雲の峰季語……雲の峰(くものみね)もこもこの入道雲、積乱雲を雲の峰と呼びます。觔斗雲(きんとうん)、孫悟…
1473句目……大家族の「く」■草笛の「アメイジング•グレイス」好き季語……草笛(くさぶえ)ずいぶんと前だけど、夕方の公園で、お爺さんが吹いているのを、聴い…
1472句目……夏の午後の「ご」■ごきぶりが飛びてドタバタ大家族季語……ごきぶりこの世で一番の苦手はゴキブリです。まぁ、昆虫全体があまり好きじゃ無い俺です。…
1471句目……ソーダ水の「い」■糸通し直ぐに壊るる夏の午後季語…夏針の穴に糸を通す。すっかり老眼で無理なので、糸通しのお世話になっている俺。だけど、直ぐに…
1470句目……苺かなの「な」■悩み事一つ解決ソーダ水季語……ソーダ水こう言う時のソーダ水は、格別に美味い!!次は、ソーダ水の「い」
1469句目……薫る風の「ぜ」■全部食べ皿まで舐むる苺かな季語……苺(いちご)子供の頃は、苺に牛乳と砂糖をかけて潰して食べたりしてたけど、今は練乳をたっぷり…
1468句目……初鰹の「お」■おならして褒めらる赤子薫る風季語……薫る風(かおるかぜ)夏に吹く心地よい風を、褒め上げた季語です。次は、薫る風の「ぜ」
1467句目……スチュアートの「と」■土佐の酒に合はせる千葉の初鰹季語……初鰹(はつかつお)千葉の勝浦での、水揚げ量は関東で一番です。次は、初鰹の「お」
1466句目……夕涼みの「み」■ミニオンの目元の涼しスチュアート季語……涼し黄色の身体にオーバーオールを着て、水中メガネを掛けた宇宙人ミニオン。打表的な3人…
1465句目……炎天下の「か」■顔似たる犬と飼主夕涼み季語……夕涼みよく似てる犬と飼主って、見掛けるけど、あれ不思議ですね?一緒に暮らして居ると似てくるのか…
1464句目……男の子の「こ」■コカ・コーラそれともペプシ炎天下季語……炎天下(えんてんか)何故か好みの分かれるコーラ。どっちでも良いから、冷えたコーラをガ…
1463句目……孫娘の「め」■メロンパン囓る素足の男の子季語……素足素足、裸、何も着てない丸裸も、夏の季語です。次は、男の子の「こ」
1144句目……酷暑かなの【な】■七星を軽々背負ふ天道虫季語……天道虫(てんとうむし)真っ赤な背中に、七つの星のある天道虫は、縁起が良いと言われています。次は…
1143句目……河童かなの【な】■何度でも気温聞たる酷暑かな季語……酷暑(こくしょ)真夏の厳しい暑さのこと。次は、酷暑かなの【な】ああ……また、【な】ですね。
1142句目……日輪草の【う】■浮草を分けて皿出す河童かな季語……浮草(うきぐさ)緑色の浮草を分けて、緑色の河童が頭からぬっと出て来てビックリ!!なんて、想像…
1141句目……ランドセルの【る】■留守宅の塀に顔出す日輪草季語……日輪草(にちりんそう)向日葵(ひまわり)の別の名前です。旅行にでも行かれたのか、静かな庭か…
1140句目……ギンギン太陽の【う】■植田道とぼとぼ帰るランドセル季語……植田(うえた)田植えを終えて間もない田んぼのこと。そのあぜ道を、何が学校であったの…
1139句目……たくましきの【き】■キンキンのビールとギンギン太陽季語……ビールガンガン太陽の下で、キンキンに冷えたビールを、カンパ~イ!!次は、ギンギン太…
1138句目……アイスクリームの【む】■麦茶煮る母の背中のたくましき季語……麦茶(むぎちゃ)昔は家族が多かったから、大きな薬缶や大鍋で、汗をだらだら流しなが…
1137句目……髪洗ふの【ふ】■蓋を先ず舐むる癖ありアイスクリーム季語……アイスクリームお行儀が悪いけど、ついついカップアイスの裏を舐めてしまう俺です。次は…
1136句目……梅雨籠の【り】■リンスinシャンプーちよつぴり髪洗ふ季語……髪洗ふ(かみあらふ)俺の髪は、少なくて短いので、ほんのチョッピリしかシャンプー…
1135句目……舐めてみよの【よ】■羊羹の一本食ひぞ梅雨籠季語……梅雨籠(つゆごもり)毎日毎日、雨が続く梅雨。心もどんよりと落ち込む……そんな時は、ようかん…
1134句目……アヒルガアの【あ】■水馬は甘ひか辛ひか舐めてみよ季語……水馬(あめんぼ)小川や池や沼の水面をすいすい走る、あめんぼです。水の馬と書いて、あめ…
1133句目……水中花の【か】■カラスカアガマハノソノソアヒルガア季語……ガマ蝦蟇(がま)、ひきがえるですね。 うるさいカラスとアヒル、静かなひきがえるの対…
1132句目……水鉄砲の【う】■占ひのラッキーアイテム水中花季語……水中花(すいちゅうか)朝の星占いを見ていると、理由の分からないラッキーカラーとか、ラッキ…
1131句目……生ビールの【る】■ルール無き撃ち合ひ激し水鉄砲季語……水鉄砲(みずてっぽう)撃っても、撃たれても、水ですから。次は、水鉄砲の【う】
1130句目……アロハの【は】■ハムカツは薄きほど良し生ビール季語……生ビール近頃のハムカツは、厚さを売りにしているのか?居酒屋などで出す奴は、ハムが1.5…
1129句目……冷豆腐の【ふ】■古着屋の店主のビンテージアロハ季語……アロハ古着屋の店主の着こなすアロハシャツは、年代物らしい。次は、アロハの【は】
1128句目……夏の曇の【も】■木綿派と絹派のふたり冷豆腐季語……冷豆腐(ひやどうふ)冷奴のこと。妻は絹ごし豆腐、俺は木綿豆腐が好きです。次は、冷豆腐の【ふ…
1127句目……なすび漬の【け】■蹴り上げるサッカーボール夏の曇季語……夏の曇(なつのくも)よく晴れた青空と白い曇。気持ちの良い空へ、蹴り上げるサッカーボー…
1126句目……伯父と叔父の【じ】■自家製が美味いは妄想なすび漬季語……なすび漬「お客さん、うちの茄子漬は旨いよ! うちのカミサンが育てた茄子を、代々受け継…
1125句目……駄菓子売の【り】■緑陰にこそこそしたる伯父と叔父季語……緑陰(りょくいん)夏の緑溢れる木陰で、何やら良く無い相談。次は、伯父と叔父の【じ】