2月の中谷の防衛戦直後リング上で「やりましょう」となり、6月に挙行される方向で調整中と報道があったが、その後西田が指名試合を受けるような話があり、やきもきさせる時期が長かった。四団体を日本人王者が独占しているだけに完全統一トーナメントといかないまでもひとつ
2月の中谷の防衛戦直後リング上で「やりましょう」となり、6月に挙行される方向で調整中と報道があったが、その後西田が指名試合を受けるような話があり、やきもきさせる時期が長かった。四団体を日本人王者が独占しているだけに完全統一トーナメントといかないまでもひとつ
2日間の興行ともメインの世界戦は非常に高い技術を見せてもらった。アンダーカードについては初日は硬派、2日目は色物系であった。マグラモVS横山横山がマグラモに完勝し、最速タイでOPBF王座獲得。世界最短も視野というなら次戦が世界となる。スーパーフライと言えばI
大差判定で王者が防衛。完敗であった。ジェルサエムが絶好調というか、前回より相当レベルアップしているように思えた。受けの選手と思っていたが、結構自分から試合を作りに行っていた。唐突な一発のみならず巧みに体を振り、フェイントの利いた幾種もの右を放っていた
矢吹が見事TKOで二階級同時制覇を達成した。一見流血の激闘であったが本質的には矢吹の完勝であった。両者の技術差は圧倒的であった。開始直後からリードパンチの精密度、ディフェンス力の差が見て取れる。早くもペースを掌握した矢吹は左フックのカウンターで見事なダウ
一年ぶりのリマッチ。前回はジェルサエムが右カウンターを効果的に使い判定勝ちしたが今回はどうか。優大は強敵相手の再起戦で判定勝ちしたものの正面衝突的で隙も見せやや不安感を残した。気の強さからくる迷いのないアタックは良いのだが、打ち終わりに気を付けたい。
矢吹がライトフライのベルトを保持したまま二階級制覇を目指す、世界王者同士の一戦だ。前回のライトフライ級王座獲得戦の出来が素晴らしかったので期待せずにはいられない。矢吹の後半KOで二階級制覇達成と見る。矢吹は本家と同じく野生の勘に裏打ちされたカウンター
武尊VSロッタンをメインにした興行で国内打撃格闘技選手オールスター戦という風になるはずであった。個人的には最も興味深い試合が体重問題で当日潰れた。その経緯については一般常識では理解しがたいものであり、これでよくやってきたものだとあきれた。チャトリCEO、米
統一戦に相応しい熱戦の末寺地が逆転TKOで勝利した。寺地のワンサイドゲームになると考えていたが両者ともに持ち味を発揮した見ごたえのある試合となった。まずは阿久井の頑張りに尽きる。ボクシングをしたらかなわないと考えていたのだろう。1Rから覚悟を決め「殴り合い
11Rのダウン裁定、公式ジャッジ内の採点の乖離等色々な意見が飛び交っている。ダウン裁定については空振って勢い余ってこけたように見えた。スローでもそんな感じであった。採点についても京口がうまく戦ったという意見は多いが、反面手数が少ない、なんやかんや言ってオ
岩田には失望した。ゴンサレス戦の再現となった。ただ前に出るだけで手が出ない。解説陣もイラついている様子。フェイントかける、頭を振りながら追う、手を出しながら追う、リズムを変える、、、もっと色々できなかったか。王座決定戦があんな感じだったので今回はしっ
日本人同士の世界戦が続く。軽量級だから仕方ないか。ライトフライ時代の寺地は実力の割にもうひとつ認知度が足りず、何か惰性で防衛を重ねている面があった。ここにきて今回の統一戦のほかにも景気の良い話が漏れ聞こえてくる。まさにキャリア総仕上げに入った。阿久井
京口が三階級制覇をかけオラスクアガに挑む。進退をかけた一戦になりそう。京口のメキシカンばりの左上下と海外でも実績を残した逞しさに期待したいところだがかなり厳しいと考える。オラスクアガの中盤ストップ勝ちと見る。京口はフライ級においてはサイズ、パワーと
昨年圧勝KOで王座を獲得した岩田の初防衛戦だ。王座についたと言ってもまさに岩田を王者にするためのようなマッチメイクであり、まだ世界王者という感じがしない。さかんにラブコールを送っている矢吹からは全く取り合ってもらえないあたりが世界王者として認められていな
色々な意見が飛び交っている。バンタム級10回戦のはずがいつのまにか119ポンド契約になっていた。直前にキャッチウェイトになったようだが、試合の契約、ルールが変わったならネットがあるんだからタイムリーに事実と理由を公表すべきだ。すっきりしない。判定についても
前回同様息詰まる技術戦の末今回はビボルが勝利。私の採点では115-113でビボル。僅差ではあるが内容的にはビボルの快勝であった。ビボルは今回もアウトボクシングに徹していたが、前回と異なったのはよりパンチにパワーを乗せてきたことだ。前回は序盤アウトボクシングは
中谷がビッグバン勝ちで難なく防衛した。このところあっけにとられるような試合ばかり見せつけられてきたので驚かなくなってしまった。何か上昇気流にある若手に稽古をつけているかのような試合であった。クエジャルは開始早々から意欲的に仕掛けるも、中谷は見透かしたか
ダウンの応酬の末三者ともドローという結果に終わった。早くも年間最高試合の声も聞かれる。私の採点では115-113で堤の勝ち。試合を振り返る。比嘉はアウトボクシングで勝負。ぶつかり合いは厳しいと自覚してのことだろう。ジャブと左フックが冴える。堤のデイフェン
バンタム級ダブルタイトルのもう一つのカードだ。中谷の新しいキャッチフレーズはビッグバンとか、井上とは来年の早いうちとかあまり先走るのもどうかと思うが・・・中谷の充実ぶりを見れば威勢の良い話が乱れ飛ぶのも道理。今回の挑戦者クレジャルであるが、まずは良い選
国内で最も熱い階級のダブル世界戦が行われる。堤と比嘉は高校時代も含めると四度目の対戦になるのでは。高校時代は二度堤が勝っている。プロでは引き分け。高校時代なんて部活なんでどうでもよいかもしれないが、そうは言っても比嘉にしてみれば四回やって勝てないとい
予想通り井上があっさり沈めた。出来の良し悪し以前にレベルが違いすぎた。実況ではキムのパンチも何発か当たって云々とか言っていたが、危ない貰い方は無かったというか、キムも様子伺いみたいな出し方だったので実質何もしないまま終わってしまった。直前に急遽決まった
日程、カードとも大幅な変更で当初の興行とは全く異なったものになってしまった。入場料の設定はどうなるのか。グッドマンは挑戦者決定戦に勝ったは良いが、挟んだ調整試合で拳を痛めるは、試合が決定したらしたで練習で怪我して二度ドタキャンするは、こんなの見たことな
年明け一発目の世界戦が当初と大きく違ったものになってしまいお寒いスタートとなってしまう。昨年末の世界戦が軒並み延期あるいは中止というなんとも締まらない終わり方だった。しかし昨年は空前のボクシングブームと言える一年であった。先人達が命がけで築いてきた結果
日本ボクシング界の重鎮長野ハルさんが亡くなった。帝拳のマネージャーを長く勤めたというか未だ現役で業界歴なんと75年にも及ぶ。帝拳が世界的プロモーションに発展する礎を作った方であり、日本ボクシング界の歴史そのものであった。まだネットがなかった頃、葛西さんの
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。井上、井岡の世界戦が立て続けに潰れ、やや寂しい大晦日になってしまった。ただ繰り上がりでメインとなった堤VSアルバラードは明日を感じさせる内容であった。元世界王者とは言え落ち目のランカー
2024年も終わりに近づいてきた。ランニング10.8km、拳立て108本、加えて本部朝基になったつもりでナイハンチを、大山倍達になったつもりで転掌を舞い、最後に正拳中段突き108本で締めくくった。今年はまさに激動の年であった。まず正月に石川能登半島の地震には驚かされ
井岡の世界戦が中止になり残念。井上、井岡と年末揃って欠場を余儀なくされ史上空前の盛り上がりを見せていたボクシング界としてはもうひとつ締まりのない年末となってしまった。生ものを扱う商売のつらいところだ。それにしてもオリンピックでのメダルラッシュ、次々と伝
マルティネスが公開練習に続き調印式もドタキャン。色々な憶測が飛び交っているが、慣れない気候のなか、単に余計なセレモニーをすっ飛ばしているだけであろう。その辺は明日の計量でわかるはず。7月完敗している割には井岡リベンジを予想する識者も意外と多い。再戦での
まず印象に残ったのは西田のこけた頬とガリガリの体。そして終始浮かぬ顔のインタビュー。何かあんまり乗り気じゃないのかな、もう辞めたいのかなと思ってしまう。しかしそれであの勝ち方なのだからやる気ない訳ではなく、ああいうキャラなのだろうとしておこう。別には
バンタムでは中谷に次ぐ実力者と思われる西田の初防衛戦がようやく決まった。地元大阪開催とは言え、会場は住吉スポーツセンター。昔大阪に住んでいたが、場末感の漂う地域だ。見かけも地味、スタイルも地味、キャラも地味。故に世間では世界王者と知っている人は皆無で
2週間くらい経つのだが今だにSNSのみならず一般メディアのニュースでも取り上げられて大変な騒ぎになっている。事は宮崎県のフルコンタクト空手大会で起こった。小学生の試合で止めがかかっているなか、背後から後頭部に上段蹴りをかまし、蹴られた選手はうずくまり、審判
予想通り、いや予想以上にタイソンが醜態をさらしてしまった。2分8R、16分の戦いのなか放ったパンチ97発、ヒット数18発、、、、1Rあたり12発かぁ・・・嗚呼タイソン、、、スタミナ不足、足腰の筋力不足で全く動けない。動画にアップされているバッグ打ち、ミット打ちは
特に関心のある興行ではなかったのではあるが、マッチルームがなぜ知名度のない選手のトーナメントを日本で、しかも考えられない賞金のでるイベントを開催するのか不思議で気にはなっていた。3月にやるはずだったのが直前になり中止になり、仕切り直しとして1回戦は7月大阪
誰もが予想する通り中谷の圧勝に終わった。かつて暫定王座決定戦で拓真をてこずらせた相手をどう料理するかということだったが、誰もが予想する通りの結果だったのではないか。ペッチも柔軟なボディワークと中谷を恐れぬ敢闘精神を見せたがお話にならなかった。中谷の1Rの
田中が僅差判定で王座陥落となった。2-1であったがいずれも1点差。ダウンがなければ防衛であった。個人的にはダウンはあったもののその後ボディでダメージを与え、終盤良い形で締めくくったので田中の負けはないと考えていた。中盤以降のボディ攻勢時も時折良いリターン
なぜか波乱の多い伊藤氏の興行だが、今回も同様であった。カシメロが体重オーバーをやらかした。伊藤氏も大激怒。どうなるのかという雰囲気の中興行は執り行われた。以下雑感。カシメロVSサンチェスなんと調整不足が心配されたカシメロの秒殺勝ち。序盤の爆発力は健
堤が見事なボクシングで王座を獲得した。10Rのダウン裁定については意見が分かれるところであるが、あれがなくても堤が勝っていた。まずは快勝と言ってよかろう。試合に関しては拓真の本質的欠陥が露呈される格好となった。拓真は高い技術、テンションで国内の強敵をこと
本来の寺地が帰ってきた。ワンサイドゲームであった。1Rからリーチ差、体格差を感じさせない展開。ジャブの差し合いを早々制す。ジャブに続く右ストレートの上下の打ち分けも完璧だ。ロサレスも時折サウスポーへのスイッチを交え、局面打開に走る。一瞬寺地が腰を落と
圧勝が期待された阿久井だがスプリットの辛勝判定に終わった。私の採点は115-113で阿久井の勝ち。リングインの時のコスチュームがコミカルであったが、鉄仮面のようなマズクは相変わらずだ。鉄仮面の通り阿久井の試合は怖い。じりじりプレスし、いつ右の大砲が飛んでくる
思った通り岩田を世界王者にするために組まれた試合であった。ノリエガ・・・・・世界を争う選手ではなかった。格闘技経験が豊富なこともあり、反応自体は悪くない。ただジャブなしに大きな左右フックを振るのみ。岩田も余裕でかわし、ジャブを突く。3Rで終わり。岩田
手に汗握る技術戦の末ベテルビエフが王座統一を果たした。私の採点では115-113でベテルビエフ。しかし判定に異を唱える向きが多い。ビボルがボックス仕切ったという意見が目立つ。個人的にはビボルの守りに徹する時間が多かったように思える。見方は分かれよう。以下私
新王者矢吹も対戦希望するオラスクアガの初防衛戦だ。相手は二階級制覇を狙うゴンサレスだ。強敵相手となるが、オラスクアガの終盤ストップ勝ちと予想する。ゴンサレスは昔の中南米選手にありがちな負けそうで負けない、弱そうで弱くないいやらしいテクニシャンだ。
予想に反し矢吹が見事王座復帰を果たした。驚きだったのはノンシンガに何もさせずにストップしてしまった勝ちっぷりだ。ノンシンガが期待外れだったこと、不調?だったこと、、、としても矢吹の仕上がりが素晴らしかったの事実で技術以上に差があると考えていたスピードに
モンスタートーナメント優勝者堤の待望の世界戦だ。決勝の不幸を乗り越えての挑戦だけに心中期するものもあろう。受けて立つ拓真も気合十分で熱い戦いが期待される。予想としては堤がグダグダ僅差判定で王座奪取とする。大方の予想は拓真の大差判定勝ちというもの。
寺地が二階級制覇に挑む。ライトフライにいても四団体統一には時間がかかる。フライの方が稼げそうなマッチメイクが可能だ。年齢的にも最終局面にある。良い判断と考える。元王者ではあるものの盛りの過ぎたロサレスが相手と言うことで大きなチャンス、抜かりなく行きた
決定戦ながら岩田の二度目の王座チャレンジとなる。前回ゴンサレスの術中にはまってしまった岩田であるが、その後4連続KOで再浮上。寺地に加えゴンサレスもフライ級転向による王座返上とは何か意図を感じてしまうが別に良いか。決定戦の相手はノリエガだ。全勝だが中身は
秋の世界戦ラッシュ第一弾だ。矢吹が二年半振りの王座復帰を目指す。王座転落後アキレス腱断裂でブランクを作ったものの連続KOでここまで戻って来た。リングネーム通り野性的な勘を感じさせる右カウンターパンチは健在だ。挑む王者ノンシンガはいかにもアフリカ系黒人の
キックの元三階級王者の須藤信充さんが亡くなった。まだ53歳という若さ。脳梗塞だという。MAキック、全日本キック、ボクシング、KーU、NKB、RISE等のキック、フルコンの極真館、、、と渡り歩き、それぞれの競技で確かな足跡を残した。若手時代の全日本キックのリングでこ
これから仕上げというところでドヘニーが腰を痛めて戦闘不能になり終了。残念であった。ただこの日の井上は最近目立った単発強振はなく、慎重にジャブからストレートと本来取るべきスタイルを徹底。変な遊びもなく良かったと思う。ドヘニーはあの手この手で誘ってカウン
ユナニマスだが僅差で武居が防衛。12R比嘉が獲っていたら王座交代というきわどさ。私の採点も114-113で武居であったので最終ラウンドが明暗を分けた形であった。武居のワンサイドゲームになるかと思っていたが、意外にも接戦。比嘉がよくやったという声が多い。11Rに比
フルトン、タパレス、ネリ、ドヘニーかぁ・・・と言ったところだ。二階級での王座統一は偉業であることには違いないのだが、如何せん相手が、、、。P4Pトップ争いは良いのだが、クロフォード、カネロ、デービス、、、真の世界的スターと比べると見劣りしてしまう。階級上
噂されていたカードが実現する。まずを持って感じたことは。「武居はつくづく持っているな」ということだ。前回のモロニー戦の時も同様に感じていた。要するに相手が勝てる可能性が高い上にネームバリューがあるということだ。元世界フライ級王者にして連続KO日本タイ記
健文トーレスの試合に最も関心があった。16、7でデビューして現在36歳。キャリア20年近いなか、服役11年というすさまじさ。二度目の服役後カムバックしたのにも驚いたが、アジアのどっかでベトナムの選手に負けたりと何をやっているのかと思っていたところ世界ランキング1
いやはや参ったのは安保のコメントだ。1Rで駆け引き的に勝ったとか、足と手は一緒に動かないから云々とか、なんとパッキャオの技術面、戦略面について評論しているのである。安保は数年前からボクシング専門のトレーナーをつけてボクシング技術向上に努めていたようだ。真
パッキャオがRIZINに出場し、元K-1王者安保とエキシを行い、無様な姿をさらしてしまった。緩んだ体、緩慢な動き、、、、、これで本当に秋口にボクシングの世界タイトルに挑戦するのか。来日時の練習風景は当然そこいらの選手とは比較にならない動きを見せてはいた。しか
重岡の完敗であった。それにしても1Rからほぼ殴られっぱななしであり、キャッチフレーズの「人生無敗」が泣く惨敗ぶりであった。敗因は展望でも触れた通り相性的なものが大きかったように思える。またタドゥランもよく研究していた。重岡は上体の振りが乏しく、タドゥラ
一般市民は開催すら知らないであろうなんとも影の薄い世界戦である。重岡は三度目の防衛戦になるわけだが三度目となるとそれなりの王者ということになりそうだが誰もそのようには感じていないであろう。というか重岡なんて知らない方の方が多かろう。重岡には責任はないの
唖然、茫然、愕然、、、、、、中谷の驚愕の1RワンパンKO防衛であった。アストロラビオは決して弱くない。中谷が強すぎた。1Rから中谷は独特の低い構えから独特の左ロングを上に、軽い左からタイミングをずらした右フックと、クリーンヒットはしないまでも相手をナーバス
予想通りオラスクアガの圧勝であった。モノが違った。1R加納はペースをとるべく先制攻撃をしかける。オラスクアガはとまどい後手に回る。この辺がこの選手の甘い所。ジャブが乏しく、距離の測定ができていない。ラウンド後半、オラスクアガの左右アッパーが捉え、形成
有識者達を唖然とさせる内容で三階級制覇を達成した中谷の初防衛戦だ。日本人で四王座を保持しているだけに今後王座統一戦ラッシュが期待される。それだけに今回もしっかりした内容で防衛したい。アストロラビオはパンチがあり、フィジカルも強く危険な相手ではある。た
両国トリプル世界戦のひとつ。四階級制覇王者ではあるがなんと那須川より格下扱いされてしまっている。残念ではあるが田中は影が薄い。ここ数年では井岡にコロコロひっくり返されたぐらいしか記憶に残っていない。もっともその前も世界王座は決定戦が中心、白熱戦、逆転K
加納は高山戦以来8年ぶりの世界戦となる。高山戦後敗戦もあるものの8年生き残ってきたことには違いなく、まずは再び世界の舞台に戻ってきたことは称賛に値する。ボクシング自体は特別な武器があるわけではないがよくまとまった好選手である。オラスクアガは急遽決まった代
WBA&IBFスーパーフライ級王座統一戦 井岡VSマルティネス 観戦記
井岡の完敗であった。パワーの差、スピードの差であった。序盤マルティネスがガツガツ来ることは予想通り。むしろ1R中盤、井岡の左ボデイがダメージングブローとなり、マルティネスが後退する姿を見て、いつものパターンかと思われたが、マルティネスのボクシング能力も非
WBA&IBFスーパーフライ級王座統一戦 井岡VSマルティネス 展望
井岡待望の意味ある相手との一戦で、二王座統一戦となる。私の中では数年前から井岡は賞味期限切れなのだが、いまだ統一戦をやるような立ち位置にあることは称賛に値する。すっかり衰えたスピード、重力に逆らえずややたるんだ肉体、いかつい風体、、、まさにオールドタイ
バムが勝つとは思っていたが、予想以上のワンサイドゲームであった。ディフェンスが良い上に心身ともに最上級のタフネスを誇るエストラーダがテンカウント食らうとは。新旧交代と言ったところか。スピードが全く違った。ロドリゲスのスピードにエストラーダは全くついて
とうとうパッキャオがRIZINのリングに上がることになった。メイウェザーにつづきレジェンドが日本のボクシング界をスルーして新興格闘技団体のリングに上がるわけだ。複雑な思いだ。相手はキックと総合のベルトを持つ鈴木なのだが、本来パッキャオと同じにステージに上が
不利の予想の多かったウシクがフューリーを下しヘビー級統一王者となった。これは快挙であろう。スプリットであったがウシクの勝利は明白というか、私には快勝に見えた。序盤はフューリーの体格差によるパンチの重さが印象的であったが、ウシクの動きは非常に良くビッグヒ
京口が韓国で執り行われたパラスとの再戦で判定負けした。既に非常に多くの方々が意見を述べている。京口に至っては自身のユーチューブにて引退も示唆してしまっている。私の採点では京口に辛めにつけても97-93であった。全般的に見てパラスがビッグパンチを空振りしてそ
東京ドーム四大世界戦の初戦。予想通り阿久井が桑原を大差判定で下し初防衛に成功した。強打の阿久井、スピードの桑原という図式であったが、全ての面において阿久井が上を行っていた。スピードに関しても一瞬一瞬の速さでは阿久井の方が上だったように思えた。全くのワ
1R石田の左ジャブが拓真の顎を横から貫いてダウンを奪ったのには驚いたが、この場面以外では拓真の地力が上回った。2R以降は拓真がペースを掌握。ステップを切りながら石田のジャブをかいくぐり、細かいパンチを当てていく。石田の防御は縦ガード中心であまり上体を動かさ
武居が見事タイトルを奪取した。展望では武居のKO奪取と予想したが穴狙いであり、まさか判定で勝つとは思わなかった。結構驚いた。つくづく人生巡り合わせの大切さを感じた。今回の結果にケチをつけるわけではないが、武居を取り巻く全てが武居に味方したという印象だ。
6Rネリがロープ際で糸の切れた操り人形のように崩れ落ちた瞬間、皆総立ちで「ウォー」だ。凄いKOシーンであった。その後も皆立ちっぱなし。皆飛び跳ねている。まるでロックのライブ会場のようだった。井上のド派手な入場で始まり、サプライズのダウン、そして絵にかいた
日本ボクシング史上最大規模の興行となる。相手がネリか、、、強敵ではあるのだが東京ドーム決戦となるとどうか。ゴロフキンVS村田のような夢のカード感はない。井上はどうしても巡り合わせが良くない。せめて度肝を抜くような試合を見せて欲しい。予想するとなると
この試合に関して実質バンタムでやっていない選手がなぜ挑戦できるんだとかそもそも国内選手との戦いが少なく実力不詳ではないかという意見も多い。特別扱いという感じで面白くない現役選手も多かろう。まずはその通りなのではあるが、個人的には挑戦は今しかないのではな
拓真が早くも二度目の防衛戦を迎える。相手は浪速のジャバー石田だ。下馬評では拓真圧倒的優位。しかし昨日の西田の例もある。最後のチャンスであろう今回、色々な引き出しを用意しているかもしれない。予想となると凡戦の末拓真の判定防衛とする。拓真は前回のア
東京ドーム決戦がいよいよ明日に迫った。世界戦が四つ組まれるという豪華な興行だ。その第一試合にオーダーされた試合だ。この両者は三年弱前に戦っており、その時は阿久井が豪快にKOしている。世界戦での再戦となるがいかなる展開になるか。予想としては阿久井の大差
西田が大方の予想を覆し見事王座を奪取した。アップセット、、、ではあるがビッグと言うほどではない。展望でも書いた通りロドリゲスは実力派王者ではあるがつけ入る隙はあったわけでそこを見事についた。ロドリゲスはハイセンスボクシングをもうひとつ持続しきれない、打
いよいよバンタム級世界戦ラッシュが始まる。その第一弾が西田の世界挑戦だ。東京ドーム決戦に話題が集中し、一般市民には開催されることすら知られていない可能性が高いが、非常に興味深い一戦だ。西田は8戦のキャリアだが大森、比嘉、メディナといった強豪を含め、全て
大方の予想を裏切りガルシアが勝利。堂々と体重オーバーでビールのラッパ飲みパフォーマンス、その他奇行の数々。まともに試合開催できるのか、開催しても大荒れで最終的に成立するのか危ぶまれていた。個人的にはガルシアが反則を連発し失格負けするのではないかと想像し
堤の大幅体重超過でケチがついてしまった。1,6Kgオーバー、再計量でも50gしか落とせずという失態。体付きを見る限りまだまだ絞れそうに見えた。後に3月末にコロナに感染して云々とか言っていたが所詮言い訳(本当だったのだろうか)。この選手はこの前もインフルエンザ
開催前からトラブル続出で体をなしていない興行ではあったが、終わりよければ全てよしとでもいうのだろうか。ブリッジャー級で波乱が起こり、メインがスリリングな展開でかつ意外な結果に終わり、楽しめた興行となった。優大VSジェルサレムコラーゾ同様優大が最終的には
重岡兄弟は層の薄いミニマムではあるが、実力もそれなりでかつ肝も据わっており印象は悪くない。ただ選手の責任ではないがどこか安っぽく見えてしまう。どうも3150FIGHTは好きになれない。今回銀次朗の相手がドタキャンとなり、4日前だかに急遽アンパロに変わった。昨年
早朝物凄い大逆転劇を見れた。リングが狭いだのプロモーターが相手の奥さんだの力石のボヤキなどやる前から厳しそうであったが、大変な試合になった。最終ラウンドまでポイント的には大きくリードされており敗色濃厚と思われたが、試合終了ゴングまで30秒切っていたのでは
やっぱりなという結果であった。阿部は右アッパーには対応できていたが、左フックには対応できていなかった。大きく弧を描くロペスの左フックはサウスポーから見たら死角から飛んでくるのであろう。1Rから見えていなかった。その左フックで2Rには目が塞がりだし余計左フ
昨年4月挑戦者決定戦で勝利した阿部の待望の世界戦だ。自称天才と謳っているが大手企業の正社員を続けながら世界戦にたどり着くなど素顔は真面目な努力家なのだろう。途中スポンサーがつく話があったようだが、長年世話になった会社を辞めない姿勢からも見かけによらず良い
拓真が強敵相手に見事なKOで初防衛に成功した。決め手不足で国内レベルでもKOは皆無であった選手が世界戦でKOとは快挙と言っても良い。また暫定時代も正規王座も決定戦であったことも考えると、今回勝ってこそ本物というのは誰もが考えていることであり、それを実行できた
中谷のあまりの強さにあっけに取られてしまった。おそらく観客全員がびっくりしたのではないか。サンティアゴが何もできないままキャンバスに沈んでしまった。KO負けがなく、ドネアを一方的に下した王者が凡庸なノーランカーに見えてしまうほど圧倒的に打ちのめされた。
田中が無難な判定勝ちで四階級制覇を達成した。しかしもう一つ物足りなさ感があった。田中は今までとは違いウィービング、ダッキング等上体を良く動かすディフェンスワークを見せた。ひょいひょいよけるのは良いのだが反撃のタイミングが遅く、かつ手数が少なく完全に攻防
初防衛戦で強敵アンカハスを迎える。正規王座だが微妙な相手との決定戦だっただけに負けたら、前回の暫定王座時代と同様「やっぱここまでか・・・」となってしまう。ここは是が非でも勝たなければならない。予想としては希望も含め凡戦の末拓真が塩判定で初防衛とする
トリプル世界戦のなかで最もハイレベルで見ごたえのある一戦と言えよう。メインは拓真のようだが、実質この試合こそメインに相応しいと考えている。予想としては僅差判定で中谷の三階級制覇達成とする。オッズでは中谷優勢となっているが、サンティアゴが競り勝っても
田中の四階級制覇のかかった一戦。また決定戦かという印象。四階級制覇を達成したとしても三階級は決定戦。いずれも相手が微妙だったりする。今回のバカセグアも初めて聞いた名前であり、動画を見てもランキング2位という感じはなかった。メキシコによくいる正統派ボク
ONEキックボクシングフライ級 スーパーレックVS武尊 観戦記
急遽決定したタイトルマッチ。武尊にとってはONEデビュー戦がいきなりのタイトルマッチとなった。個人的にはスーパーレックのワンサイドの判定勝ちか序盤ハイキックが爆発してのKO勝ちと見ていた。内容的にはスーパーレックのローとテンカオが冴え大差の判定勝ちとなった
寺地がギリギリ生き残った。この試合のキーポイントは途中採点公開方式と王者陣営の的確な指示にあった。8R終了時点でジャッジ2名は2ポイント寺地優位としていた。ということは変な話2R落としても引き分けに持ち込める。9、10Rと寺地は劣勢であった。ここで11R開始前セコ
阿久井が大金星を挙げた。採点が読み上げられる時、ユナニマスデシジョン、、、一人が119-109、、、、ダラキアンだなと思いきやなんと「ニュー」のコール。阿久井が失ったラウンドがひとつとは・・・因みに私は116-112でダラキアンの勝ち。見方が割れる試合であった。ダ
実力派王者寺地の防衛戦だ。相手も実力者だが今の寺地を止められるライトフライ級はいないと見る。予想としては寺地の後半ストップ勝ちとする。カニサレスはとにかくチョコマカ良く動く。ハイメ・リオスの再来と言うか、高山勝成の中南米版というか。相手にとっては
延期で仕切り直しとなった一戦。対象的なタイプの対戦で技術的には楽しみではあるが、予想としてはダラキアンの終盤ストップ勝ちとする。結構実力差は大きいのではないか。阿久井は右の当て勘が非常に良い上に体付きを見ても広背筋が発達しておりなるほど強打者なわけ
能登半島地震の災害により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧がなされますようお祈り申し上げます。地震から一週間ちょっと経ったわけだが、後出しじゃんけんみたいな議論がなされるのは相変わらずである。復旧はプロに任せて資金の潤沢な
正月早々北陸地方で大変なことが起こっているなにか応援できることはないか。まずは無事を祈る。
2023年もあとわずかとなった。ランニング10.8km、拳立て108本に加え、征遠鎮を一発かまし、最後三戦立ちからの正拳中段突き108本で締めた。今年は自分にとって大きな変化のある年となった。9月末で退職し、独立した。厳密には無職なのだが、自分では専業投資家とさせて
井岡の独演会に終わった。実力差も大きい上に準備期間の短さもあったと思われる。特に言うことはない。1Rから空間支配力、ジャブの正確性に差があり早くもワンサイドゲームに。上下の打ち分けも巧みでペレスは着実に追い詰められていく。5Rの右カウンターも下へ散らせて
今年も残すところあと一日となった。コロナも5類となり名実とも正常化された。それに伴い各種イベントも復活し、特にスポーツにおいては野球のWBCを皮切りにラグビー、バスケ、バレー、そしてボクシングと大変な盛り上がりとなった。107年ぶり、38年ぶり等々記録も生まれ
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2月の中谷の防衛戦直後リング上で「やりましょう」となり、6月に挙行される方向で調整中と報道があったが、その後西田が指名試合を受けるような話があり、やきもきさせる時期が長かった。四団体を日本人王者が独占しているだけに完全統一トーナメントといかないまでもひとつ
2日間の興行ともメインの世界戦は非常に高い技術を見せてもらった。アンダーカードについては初日は硬派、2日目は色物系であった。マグラモVS横山横山がマグラモに完勝し、最速タイでOPBF王座獲得。世界最短も視野というなら次戦が世界となる。スーパーフライと言えばI
大差判定で王者が防衛。完敗であった。ジェルサエムが絶好調というか、前回より相当レベルアップしているように思えた。受けの選手と思っていたが、結構自分から試合を作りに行っていた。唐突な一発のみならず巧みに体を振り、フェイントの利いた幾種もの右を放っていた
矢吹が見事TKOで二階級同時制覇を達成した。一見流血の激闘であったが本質的には矢吹の完勝であった。両者の技術差は圧倒的であった。開始直後からリードパンチの精密度、ディフェンス力の差が見て取れる。早くもペースを掌握した矢吹は左フックのカウンターで見事なダウ
一年ぶりのリマッチ。前回はジェルサエムが右カウンターを効果的に使い判定勝ちしたが今回はどうか。優大は強敵相手の再起戦で判定勝ちしたものの正面衝突的で隙も見せやや不安感を残した。気の強さからくる迷いのないアタックは良いのだが、打ち終わりに気を付けたい。
矢吹がライトフライのベルトを保持したまま二階級制覇を目指す、世界王者同士の一戦だ。前回のライトフライ級王座獲得戦の出来が素晴らしかったので期待せずにはいられない。矢吹の後半KOで二階級制覇達成と見る。矢吹は本家と同じく野生の勘に裏打ちされたカウンター
武尊VSロッタンをメインにした興行で国内打撃格闘技選手オールスター戦という風になるはずであった。個人的には最も興味深い試合が体重問題で当日潰れた。その経緯については一般常識では理解しがたいものであり、これでよくやってきたものだとあきれた。チャトリCEO、米
統一戦に相応しい熱戦の末寺地が逆転TKOで勝利した。寺地のワンサイドゲームになると考えていたが両者ともに持ち味を発揮した見ごたえのある試合となった。まずは阿久井の頑張りに尽きる。ボクシングをしたらかなわないと考えていたのだろう。1Rから覚悟を決め「殴り合い
11Rのダウン裁定、公式ジャッジ内の採点の乖離等色々な意見が飛び交っている。ダウン裁定については空振って勢い余ってこけたように見えた。スローでもそんな感じであった。採点についても京口がうまく戦ったという意見は多いが、反面手数が少ない、なんやかんや言ってオ
岩田には失望した。ゴンサレス戦の再現となった。ただ前に出るだけで手が出ない。解説陣もイラついている様子。フェイントかける、頭を振りながら追う、手を出しながら追う、リズムを変える、、、もっと色々できなかったか。王座決定戦があんな感じだったので今回はしっ
日本人同士の世界戦が続く。軽量級だから仕方ないか。ライトフライ時代の寺地は実力の割にもうひとつ認知度が足りず、何か惰性で防衛を重ねている面があった。ここにきて今回の統一戦のほかにも景気の良い話が漏れ聞こえてくる。まさにキャリア総仕上げに入った。阿久井
京口が三階級制覇をかけオラスクアガに挑む。進退をかけた一戦になりそう。京口のメキシカンばりの左上下と海外でも実績を残した逞しさに期待したいところだがかなり厳しいと考える。オラスクアガの中盤ストップ勝ちと見る。京口はフライ級においてはサイズ、パワーと
昨年圧勝KOで王座を獲得した岩田の初防衛戦だ。王座についたと言ってもまさに岩田を王者にするためのようなマッチメイクであり、まだ世界王者という感じがしない。さかんにラブコールを送っている矢吹からは全く取り合ってもらえないあたりが世界王者として認められていな
色々な意見が飛び交っている。バンタム級10回戦のはずがいつのまにか119ポンド契約になっていた。直前にキャッチウェイトになったようだが、試合の契約、ルールが変わったならネットがあるんだからタイムリーに事実と理由を公表すべきだ。すっきりしない。判定についても
前回同様息詰まる技術戦の末今回はビボルが勝利。私の採点では115-113でビボル。僅差ではあるが内容的にはビボルの快勝であった。ビボルは今回もアウトボクシングに徹していたが、前回と異なったのはよりパンチにパワーを乗せてきたことだ。前回は序盤アウトボクシングは
中谷がビッグバン勝ちで難なく防衛した。このところあっけにとられるような試合ばかり見せつけられてきたので驚かなくなってしまった。何か上昇気流にある若手に稽古をつけているかのような試合であった。クエジャルは開始早々から意欲的に仕掛けるも、中谷は見透かしたか
ダウンの応酬の末三者ともドローという結果に終わった。早くも年間最高試合の声も聞かれる。私の採点では115-113で堤の勝ち。試合を振り返る。比嘉はアウトボクシングで勝負。ぶつかり合いは厳しいと自覚してのことだろう。ジャブと左フックが冴える。堤のデイフェン
バンタム級ダブルタイトルのもう一つのカードだ。中谷の新しいキャッチフレーズはビッグバンとか、井上とは来年の早いうちとかあまり先走るのもどうかと思うが・・・中谷の充実ぶりを見れば威勢の良い話が乱れ飛ぶのも道理。今回の挑戦者クレジャルであるが、まずは良い選
国内で最も熱い階級のダブル世界戦が行われる。堤と比嘉は高校時代も含めると四度目の対戦になるのでは。高校時代は二度堤が勝っている。プロでは引き分け。高校時代なんて部活なんでどうでもよいかもしれないが、そうは言っても比嘉にしてみれば四回やって勝てないとい
予想通り井上があっさり沈めた。出来の良し悪し以前にレベルが違いすぎた。実況ではキムのパンチも何発か当たって云々とか言っていたが、危ない貰い方は無かったというか、キムも様子伺いみたいな出し方だったので実質何もしないまま終わってしまった。直前に急遽決まった
大方の予想を裏切りガルシアが勝利。堂々と体重オーバーでビールのラッパ飲みパフォーマンス、その他奇行の数々。まともに試合開催できるのか、開催しても大荒れで最終的に成立するのか危ぶまれていた。個人的にはガルシアが反則を連発し失格負けするのではないかと想像し
堤の大幅体重超過でケチがついてしまった。1,6Kgオーバー、再計量でも50gしか落とせずという失態。体付きを見る限りまだまだ絞れそうに見えた。後に3月末にコロナに感染して云々とか言っていたが所詮言い訳(本当だったのだろうか)。この選手はこの前もインフルエンザ
開催前からトラブル続出で体をなしていない興行ではあったが、終わりよければ全てよしとでもいうのだろうか。ブリッジャー級で波乱が起こり、メインがスリリングな展開でかつ意外な結果に終わり、楽しめた興行となった。優大VSジェルサレムコラーゾ同様優大が最終的には
重岡兄弟は層の薄いミニマムではあるが、実力もそれなりでかつ肝も据わっており印象は悪くない。ただ選手の責任ではないがどこか安っぽく見えてしまう。どうも3150FIGHTは好きになれない。今回銀次朗の相手がドタキャンとなり、4日前だかに急遽アンパロに変わった。昨年
早朝物凄い大逆転劇を見れた。リングが狭いだのプロモーターが相手の奥さんだの力石のボヤキなどやる前から厳しそうであったが、大変な試合になった。最終ラウンドまでポイント的には大きくリードされており敗色濃厚と思われたが、試合終了ゴングまで30秒切っていたのでは
やっぱりなという結果であった。阿部は右アッパーには対応できていたが、左フックには対応できていなかった。大きく弧を描くロペスの左フックはサウスポーから見たら死角から飛んでくるのであろう。1Rから見えていなかった。その左フックで2Rには目が塞がりだし余計左フ
昨年4月挑戦者決定戦で勝利した阿部の待望の世界戦だ。自称天才と謳っているが大手企業の正社員を続けながら世界戦にたどり着くなど素顔は真面目な努力家なのだろう。途中スポンサーがつく話があったようだが、長年世話になった会社を辞めない姿勢からも見かけによらず良い
拓真が強敵相手に見事なKOで初防衛に成功した。決め手不足で国内レベルでもKOは皆無であった選手が世界戦でKOとは快挙と言っても良い。また暫定時代も正規王座も決定戦であったことも考えると、今回勝ってこそ本物というのは誰もが考えていることであり、それを実行できた
中谷のあまりの強さにあっけに取られてしまった。おそらく観客全員がびっくりしたのではないか。サンティアゴが何もできないままキャンバスに沈んでしまった。KO負けがなく、ドネアを一方的に下した王者が凡庸なノーランカーに見えてしまうほど圧倒的に打ちのめされた。
田中が無難な判定勝ちで四階級制覇を達成した。しかしもう一つ物足りなさ感があった。田中は今までとは違いウィービング、ダッキング等上体を良く動かすディフェンスワークを見せた。ひょいひょいよけるのは良いのだが反撃のタイミングが遅く、かつ手数が少なく完全に攻防
初防衛戦で強敵アンカハスを迎える。正規王座だが微妙な相手との決定戦だっただけに負けたら、前回の暫定王座時代と同様「やっぱここまでか・・・」となってしまう。ここは是が非でも勝たなければならない。予想としては希望も含め凡戦の末拓真が塩判定で初防衛とする
トリプル世界戦のなかで最もハイレベルで見ごたえのある一戦と言えよう。メインは拓真のようだが、実質この試合こそメインに相応しいと考えている。予想としては僅差判定で中谷の三階級制覇達成とする。オッズでは中谷優勢となっているが、サンティアゴが競り勝っても
田中の四階級制覇のかかった一戦。また決定戦かという印象。四階級制覇を達成したとしても三階級は決定戦。いずれも相手が微妙だったりする。今回のバカセグアも初めて聞いた名前であり、動画を見てもランキング2位という感じはなかった。メキシコによくいる正統派ボク
急遽決定したタイトルマッチ。武尊にとってはONEデビュー戦がいきなりのタイトルマッチとなった。個人的にはスーパーレックのワンサイドの判定勝ちか序盤ハイキックが爆発してのKO勝ちと見ていた。内容的にはスーパーレックのローとテンカオが冴え大差の判定勝ちとなった
寺地がギリギリ生き残った。この試合のキーポイントは途中採点公開方式と王者陣営の的確な指示にあった。8R終了時点でジャッジ2名は2ポイント寺地優位としていた。ということは変な話2R落としても引き分けに持ち込める。9、10Rと寺地は劣勢であった。ここで11R開始前セコ
阿久井が大金星を挙げた。採点が読み上げられる時、ユナニマスデシジョン、、、一人が119-109、、、、ダラキアンだなと思いきやなんと「ニュー」のコール。阿久井が失ったラウンドがひとつとは・・・因みに私は116-112でダラキアンの勝ち。見方が割れる試合であった。ダ
実力派王者寺地の防衛戦だ。相手も実力者だが今の寺地を止められるライトフライ級はいないと見る。予想としては寺地の後半ストップ勝ちとする。カニサレスはとにかくチョコマカ良く動く。ハイメ・リオスの再来と言うか、高山勝成の中南米版というか。相手にとっては
延期で仕切り直しとなった一戦。対象的なタイプの対戦で技術的には楽しみではあるが、予想としてはダラキアンの終盤ストップ勝ちとする。結構実力差は大きいのではないか。阿久井は右の当て勘が非常に良い上に体付きを見ても広背筋が発達しておりなるほど強打者なわけ
能登半島地震の災害により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧がなされますようお祈り申し上げます。地震から一週間ちょっと経ったわけだが、後出しじゃんけんみたいな議論がなされるのは相変わらずである。復旧はプロに任せて資金の潤沢な
正月早々北陸地方で大変なことが起こっているなにか応援できることはないか。まずは無事を祈る。