元四階級王者田中が引退を表明。バンタム戦線に参入するものと思っていたが、網膜剥離なのでは仕方ない。術後もまだ焦点が合ってないみたいなので回復には時間がかかろう。田中と言えばスピードスターではあるがどことなく隙があり、ダウン喫したり、序盤からほぼ一方的に
不利の予想の多かったウシクがフューリーを下しヘビー級統一王者となった。これは快挙であろう。スプリットであったがウシクの勝利は明白というか、私には快勝に見えた。序盤はフューリーの体格差によるパンチの重さが印象的であったが、ウシクの動きは非常に良くビッグヒ
京口が韓国で執り行われたパラスとの再戦で判定負けした。既に非常に多くの方々が意見を述べている。京口に至っては自身のユーチューブにて引退も示唆してしまっている。私の採点では京口に辛めにつけても97-93であった。全般的に見てパラスがビッグパンチを空振りしてそ
東京ドーム四大世界戦の初戦。予想通り阿久井が桑原を大差判定で下し初防衛に成功した。強打の阿久井、スピードの桑原という図式であったが、全ての面において阿久井が上を行っていた。スピードに関しても一瞬一瞬の速さでは阿久井の方が上だったように思えた。全くのワ
1R石田の左ジャブが拓真の顎を横から貫いてダウンを奪ったのには驚いたが、この場面以外では拓真の地力が上回った。2R以降は拓真がペースを掌握。ステップを切りながら石田のジャブをかいくぐり、細かいパンチを当てていく。石田の防御は縦ガード中心であまり上体を動かさ
武居が見事タイトルを奪取した。展望では武居のKO奪取と予想したが穴狙いであり、まさか判定で勝つとは思わなかった。結構驚いた。つくづく人生巡り合わせの大切さを感じた。今回の結果にケチをつけるわけではないが、武居を取り巻く全てが武居に味方したという印象だ。
6Rネリがロープ際で糸の切れた操り人形のように崩れ落ちた瞬間、皆総立ちで「ウォー」だ。凄いKOシーンであった。その後も皆立ちっぱなし。皆飛び跳ねている。まるでロックのライブ会場のようだった。井上のド派手な入場で始まり、サプライズのダウン、そして絵にかいた
日本ボクシング史上最大規模の興行となる。相手がネリか、、、強敵ではあるのだが東京ドーム決戦となるとどうか。ゴロフキンVS村田のような夢のカード感はない。井上はどうしても巡り合わせが良くない。せめて度肝を抜くような試合を見せて欲しい。予想するとなると
この試合に関して実質バンタムでやっていない選手がなぜ挑戦できるんだとかそもそも国内選手との戦いが少なく実力不詳ではないかという意見も多い。特別扱いという感じで面白くない現役選手も多かろう。まずはその通りなのではあるが、個人的には挑戦は今しかないのではな
拓真が早くも二度目の防衛戦を迎える。相手は浪速のジャバー石田だ。下馬評では拓真圧倒的優位。しかし昨日の西田の例もある。最後のチャンスであろう今回、色々な引き出しを用意しているかもしれない。予想となると凡戦の末拓真の判定防衛とする。拓真は前回のア
東京ドーム決戦がいよいよ明日に迫った。世界戦が四つ組まれるという豪華な興行だ。その第一試合にオーダーされた試合だ。この両者は三年弱前に戦っており、その時は阿久井が豪快にKOしている。世界戦での再戦となるがいかなる展開になるか。予想としては阿久井の大差
西田が大方の予想を覆し見事王座を奪取した。アップセット、、、ではあるがビッグと言うほどではない。展望でも書いた通りロドリゲスは実力派王者ではあるがつけ入る隙はあったわけでそこを見事についた。ロドリゲスはハイセンスボクシングをもうひとつ持続しきれない、打
いよいよバンタム級世界戦ラッシュが始まる。その第一弾が西田の世界挑戦だ。東京ドーム決戦に話題が集中し、一般市民には開催されることすら知られていない可能性が高いが、非常に興味深い一戦だ。西田は8戦のキャリアだが大森、比嘉、メディナといった強豪を含め、全て
大方の予想を裏切りガルシアが勝利。堂々と体重オーバーでビールのラッパ飲みパフォーマンス、その他奇行の数々。まともに試合開催できるのか、開催しても大荒れで最終的に成立するのか危ぶまれていた。個人的にはガルシアが反則を連発し失格負けするのではないかと想像し
堤の大幅体重超過でケチがついてしまった。1,6Kgオーバー、再計量でも50gしか落とせずという失態。体付きを見る限りまだまだ絞れそうに見えた。後に3月末にコロナに感染して云々とか言っていたが所詮言い訳(本当だったのだろうか)。この選手はこの前もインフルエンザ
開催前からトラブル続出で体をなしていない興行ではあったが、終わりよければ全てよしとでもいうのだろうか。ブリッジャー級で波乱が起こり、メインがスリリングな展開でかつ意外な結果に終わり、楽しめた興行となった。優大VSジェルサレムコラーゾ同様優大が最終的には
重岡兄弟は層の薄いミニマムではあるが、実力もそれなりでかつ肝も据わっており印象は悪くない。ただ選手の責任ではないがどこか安っぽく見えてしまう。どうも3150FIGHTは好きになれない。今回銀次朗の相手がドタキャンとなり、4日前だかに急遽アンパロに変わった。昨年
早朝物凄い大逆転劇を見れた。リングが狭いだのプロモーターが相手の奥さんだの力石のボヤキなどやる前から厳しそうであったが、大変な試合になった。最終ラウンドまでポイント的には大きくリードされており敗色濃厚と思われたが、試合終了ゴングまで30秒切っていたのでは
やっぱりなという結果であった。阿部は右アッパーには対応できていたが、左フックには対応できていなかった。大きく弧を描くロペスの左フックはサウスポーから見たら死角から飛んでくるのであろう。1Rから見えていなかった。その左フックで2Rには目が塞がりだし余計左フ
昨年4月挑戦者決定戦で勝利した阿部の待望の世界戦だ。自称天才と謳っているが大手企業の正社員を続けながら世界戦にたどり着くなど素顔は真面目な努力家なのだろう。途中スポンサーがつく話があったようだが、長年世話になった会社を辞めない姿勢からも見かけによらず良い
拓真が強敵相手に見事なKOで初防衛に成功した。決め手不足で国内レベルでもKOは皆無であった選手が世界戦でKOとは快挙と言っても良い。また暫定時代も正規王座も決定戦であったことも考えると、今回勝ってこそ本物というのは誰もが考えていることであり、それを実行できた
中谷のあまりの強さにあっけに取られてしまった。おそらく観客全員がびっくりしたのではないか。サンティアゴが何もできないままキャンバスに沈んでしまった。KO負けがなく、ドネアを一方的に下した王者が凡庸なノーランカーに見えてしまうほど圧倒的に打ちのめされた。
田中が無難な判定勝ちで四階級制覇を達成した。しかしもう一つ物足りなさ感があった。田中は今までとは違いウィービング、ダッキング等上体を良く動かすディフェンスワークを見せた。ひょいひょいよけるのは良いのだが反撃のタイミングが遅く、かつ手数が少なく完全に攻防
初防衛戦で強敵アンカハスを迎える。正規王座だが微妙な相手との決定戦だっただけに負けたら、前回の暫定王座時代と同様「やっぱここまでか・・・」となってしまう。ここは是が非でも勝たなければならない。予想としては希望も含め凡戦の末拓真が塩判定で初防衛とする
トリプル世界戦のなかで最もハイレベルで見ごたえのある一戦と言えよう。メインは拓真のようだが、実質この試合こそメインに相応しいと考えている。予想としては僅差判定で中谷の三階級制覇達成とする。オッズでは中谷優勢となっているが、サンティアゴが競り勝っても
田中の四階級制覇のかかった一戦。また決定戦かという印象。四階級制覇を達成したとしても三階級は決定戦。いずれも相手が微妙だったりする。今回のバカセグアも初めて聞いた名前であり、動画を見てもランキング2位という感じはなかった。メキシコによくいる正統派ボク
ONEキックボクシングフライ級 スーパーレックVS武尊 観戦記
急遽決定したタイトルマッチ。武尊にとってはONEデビュー戦がいきなりのタイトルマッチとなった。個人的にはスーパーレックのワンサイドの判定勝ちか序盤ハイキックが爆発してのKO勝ちと見ていた。内容的にはスーパーレックのローとテンカオが冴え大差の判定勝ちとなった
寺地がギリギリ生き残った。この試合のキーポイントは途中採点公開方式と王者陣営の的確な指示にあった。8R終了時点でジャッジ2名は2ポイント寺地優位としていた。ということは変な話2R落としても引き分けに持ち込める。9、10Rと寺地は劣勢であった。ここで11R開始前セコ
阿久井が大金星を挙げた。採点が読み上げられる時、ユナニマスデシジョン、、、一人が119-109、、、、ダラキアンだなと思いきやなんと「ニュー」のコール。阿久井が失ったラウンドがひとつとは・・・因みに私は116-112でダラキアンの勝ち。見方が割れる試合であった。ダ
実力派王者寺地の防衛戦だ。相手も実力者だが今の寺地を止められるライトフライ級はいないと見る。予想としては寺地の後半ストップ勝ちとする。カニサレスはとにかくチョコマカ良く動く。ハイメ・リオスの再来と言うか、高山勝成の中南米版というか。相手にとっては
延期で仕切り直しとなった一戦。対象的なタイプの対戦で技術的には楽しみではあるが、予想としてはダラキアンの終盤ストップ勝ちとする。結構実力差は大きいのではないか。阿久井は右の当て勘が非常に良い上に体付きを見ても広背筋が発達しておりなるほど強打者なわけ
能登半島地震の災害により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧がなされますようお祈り申し上げます。地震から一週間ちょっと経ったわけだが、後出しじゃんけんみたいな議論がなされるのは相変わらずである。復旧はプロに任せて資金の潤沢な
正月早々北陸地方で大変なことが起こっているなにか応援できることはないか。まずは無事を祈る。
2023年もあとわずかとなった。ランニング10.8km、拳立て108本に加え、征遠鎮を一発かまし、最後三戦立ちからの正拳中段突き108本で締めた。今年は自分にとって大きな変化のある年となった。9月末で退職し、独立した。厳密には無職なのだが、自分では専業投資家とさせて
井岡の独演会に終わった。実力差も大きい上に準備期間の短さもあったと思われる。特に言うことはない。1Rから空間支配力、ジャブの正確性に差があり早くもワンサイドゲームに。上下の打ち分けも巧みでペレスは着実に追い詰められていく。5Rの右カウンターも下へ散らせて
今年も残すところあと一日となった。コロナも5類となり名実とも正常化された。それに伴い各種イベントも復活し、特にスポーツにおいては野球のWBCを皮切りにラグビー、バスケ、バレー、そしてボクシングと大変な盛り上がりとなった。107年ぶり、38年ぶり等々記録も生まれ
年末恒例の井岡の世界戦。残念ながらエストラーダ戦は決裂。というかもはや実現は難しくなった印象。中谷もバンタムに転級。キャリア終盤なのは間違いないが今後が見えない。さてどうするか。それにしても私の中では賞味期限切れから2年くらいたってしまっているのだが
井上がワンサイドゲームの末史上二人目の二階級四団体制覇を達成した。大方の予想より長引いたが、最後はしっかり仕留めたのは見事。試合展開はほぼ予想通りでスピード差でタパレスは手が出ない。展望で書いた通り5、6Rで終わりかと思ったら10Rまで長引いてしまった。ま
史上二人目の二階級四団体統一を目指す歴史的な一戦ではあるのだが、相手はタパレスかぁ・・・というのが本音だ。どうも井上はライバルに恵まれない。記録、内容は素晴らしいのだが、もうひとつ世紀の一戦と感じさせるものがない。それでもビッグマネーを求めて対戦オファ
昔からよくある話ではある。重岡兄弟のファイトマネーが未払いで優大が先月末にSNSで怒りの暴露を行いすぐさま振り込まれたという。悪いのはワタナベジムだったようだが3150サイドも風評被害を受けたという。業界大手でもこのザマか。ただ優大のやり方もどうか。拡散さ
売れている本だ。対戦相手への取材で一冊の本ができてしまう・・・井上がいかに高みに来ているかだ。抜けた存在だからこそ相手にフォーカスした話も映える。地球の裏側まで飛んで作り上げた力作であった。単なる井上戦に関する取材ではなく、対戦相手達の生き様を赤裸々
カシメロVS小國同様全く気にとめていなかったが、フューリーがダウン取られスプリットで辛勝する意外な結果となった。私の採点は95-94でフューリー。フューリーがどのような準備をしてきたかわからないが、ボクシング界の多くのレジェンドがリングサイドで見守る中醜態をさ
カシメロ初来日ということだったが到底井上の敵ではないという認識であったのでほぼ関心はなかった。小國を粉砕して猛アピールする場であろうと考えていた。ところが結末は意外なものであった。試合自体は偶然のバッティングによる負傷引き分けということになったが、終了
兄弟揃って正規王座を獲得。晴れて同日、同階級世界王座奪取という快記録を達成した。この兄弟はフィジカル、メンタルの強さが武器であるのだが加えてクレバネスという勝負師として非常に重要な要素を持っていることが確認された。層の薄いミニマム級ということで世界王者
兄弟で同日、同階級、暫定王座獲得という珍しい記録を作った重岡兄弟が正規王座を賭けて団体内統一戦を行う。3150FIGHT内でかつ和毅のフェザー級二位決定戦がメインというなかで行われる。ダブルタイトルの間にも但馬の試合が組み込まれるなど世界戦という感じでない。こ
カネロの圧勝であった。私の採点ではオフィシャルにもあった119-108。チャーロは最後までアウトボクシングに徹していた。どこかで仕掛ける様子もなく立てた作戦を貫徹しダメなら仕方なしとの考えであったか。大金を取りに行くためのビジネスに徹したか。試合後のインタ
中量級の人気統一王者同士が激突する。一階級ではなく二階級違いであることが大きな話題となっている。スーパーウェルターとスーパーミドルでは7Kg弱違いがある。これはかなり大きい。チャーロがどのように仕上げてくるか注目したい。大方の予想はカネロの後半ストップ
オラスクアガVSマグラモオラスクアガの逆転KOであった。前半はマグラモの巧さが光った。寺地戦で名をあげたオラスクアガだったが、この日は力みが目立った。絶対不利の予想であった寺地戦は開き直りが好試合を生んだが、今回は強打を決める下地作りが甘かった。ポテンシ
まずは寺地が弱みを見せずストップしたが、ブドラーもよく頑張った。もっと一方的な展開になるかと思ったが、序盤はブドラーも良く手を出して抵抗していた。この一戦に賭けていたのではないか。1Rはやや静かな展開であったが、2Rから寺地がハイペースで攻める。ブドラー
中谷が余裕で判定勝ちしたが大方の予想に反してKOは逃した。コルテスが予想以上に実力者であったことが判定決着になった要因だと考える。この挑戦者は実は防御が良い。中谷の長い左はそこそこヒットしたが、後続打は食わない。アッパーはほぼ封じていた、というか打たせ
充実の二団体統一王者寺地と豊富な世界戦キャリアを誇る元二階級制覇王者ブドラーの激突ということで見かけは超豪華カードである。しかしブドラーが最軽量級第一人者であったのは過去の話。もう底は見えている。寺地の中盤KO勝ちと予想する。ブドラー独特のチョコマカ
本場ラスベガスで説得力十分の二階級制覇を達成した中谷の初防衛戦だ。早くもスーパーフライ級最強の声もあがるが、全く悪い気がしない。国内でも好パフォーマンスを見せてくれると期待している。相手はエストラーダに善戦したコルテスだが、中谷のワンサイドゲームで後
エキマで井上本人の解説付きのフルトン戦の放映があった。ここのところ他競技というか体を張った演芸大会みたいなところで3000戦無敗の奴が負けたのだの、地方で竹原氏、畑山氏も被害を被った詐欺興行だの、ドーピング陽性だの品格のかけらもない事象が相次いだ。バスケが
慶応高校が107年ぶりに甲子園で優勝し、朝っぱらから隅から隅まで慶応一色であった。「長髪」「エンジョイベースボール」「大応援団」と豊富な話題を振りまく。政財界、マスコミ、芸能界と各方面で活躍しているOBも多く、朝っぱらかウザくなるほどTV番組中心に大騒ぎしてい
意外なワンサイドゲームでクロフォードが見事初の二階級に渡る四団体王座統一を成し遂げた。三団体統一王者にしてP4P上位に評価されるスペンスが並みの挑戦者に見えてしまうほどの試合であった。クロフォードが強すぎる、実力に大きな差があったという評も多い。私個人的
今年最高のカードである。クロフォードが勝てば二階級における初の四団体統一王者となる。首尾よくいけば井上は今年中に二階級四団体統一王者になれそうなので先を越されてしまう。井上が史上初となるにはスペンスに勝ってもらいたいところだが。この試合実力者同士でま
井上の見事な四階級制覇であった。特に危険な場面はなく完勝と言える内容であった。まずは実力差通りであったと思う。展望では「ジャブ」「クリンチワーク」へに対応が鍵で出入りでコツコツ崩すべきと書いた。しかし井上は別の方法で崩しにかかった。また倒すことにこだ
負けるとは思っていたが予想以上の大敗であった。ここ数年の国内開催の世界戦ではここまでの惨敗は記憶にない。相性と言うのは恐ろしいもので五輪銅メダリストの肩書を引っ提げてプロ入りした選手が何もできなかった。正直論評のしようがない。ボクシングに詳しくない人
試合当日に近づくにつれ世間は盛り上がってきている。ただ個人的にはもうひとつ気持ちが盛り上がらない。フルトンって誰?という感じなのだ。王者になってから知った選手だし、何かビッグファイトをやっているのか。米国でも特に目立った存在ではない。実力派王者である
ようやく実現した清水の世界戦。デビューから7年とは五輪メダリストにしては随分時間がかかってしまった。コロナで世の中的にはほぼ3年棒に振った。ボクシング界も同様で引退を余儀なくされた選手も多い。清水の場合本来ならデビュー2年くらいに世界戦を実現させるプラン
予想通り井岡が普通に勝ったが、両者とももうひとつピリッとしなかった印象。井岡は巧いがきれがなく、まさに日に日に退歩しているように見えた。フランコも一回り大柄に仕上げてきたが、妙に元気がなかった。前戦のような突進もスピード感もなかった。点差は意外と小さ
フランコがなんと3キロも体重超過で王座剥奪となった。当日の再計量の上限が58.9キロとは、、、本来のスーパーフライの上限は52.1キロ。規定体重からのリバウンドの58.9とオーバーした55.1からの58.9ではだいぶ違う。何という不公平。井岡もよくこんな条件をのむな。興
井岡にとってまさに勝たなければならない一戦だ。負ければビッグマッチ進出どころか進退問題、その他批判にさらされる等自身の価値を大きく下げてしまう可能性が高い。卓越した実績の割に低評価にならぬよう必勝を期して臨みたい。本題に入る。再戦の場合、引き出しの多
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元四階級王者田中が引退を表明。バンタム戦線に参入するものと思っていたが、網膜剥離なのでは仕方ない。術後もまだ焦点が合ってないみたいなので回復には時間がかかろう。田中と言えばスピードスターではあるがどことなく隙があり、ダウン喫したり、序盤からほぼ一方的に
武居の瞬殺防衛に終わった。ユッタポンはほぼヒットしたパンチはなかったのでは。武居の怪我の回復状況、ユッタポンが強いのか弱いのかわからないうちに終わってしまった。オープニングヒットの左ボディの後、左のロングフックが当たってダウン、ダメージからしてこれで
期待していた力石だったが、終始精彩を欠いた戦いぶりで良いところなく大敗した。下がる一方で手が出ず、どうしたことかと不思議に思っていたが、試合後矢吹が怪我で1か月スパーができない状態でかつ来週には手術が決まっているなんてXに投稿していた。一番大事な時期に大
仕切り直しの一戦。武居は負傷は完治しているのだろうか、やや不安である。ここはベストコンディションと信じて展望する。予想は武居の中差判定勝ちで防衛成功とする。無名のタイ人相手と言うことで武居の強打爆発を期待する声が多い。ユッタポンもアマ時代ラミレス
大変楽しみなカードである。下馬評ではヌニェス有利となっている。勝ちは全てKOであり、元王者で力石と同様長身サウスポーの強打者ラヒモフを倒している。あの試合ぶりを見れば厳しい戦いになると見るのは当然だ。私の予想はヌニェスが大差判定で王座獲得とする。ヌ
接戦の末2-0でレオが防衛に成功。疑惑の判定にはならなかった。というか実は私の採点では115-113で亀田の勝ちであった。試合展開については両者空回りする点は予想通りであったが、離れてレオ、くっついて亀田という予想外のものであった。亀田は見せかけコンビ&クリンチ
スプリットでタドゥランが防衛。一人は8ポイントの大差で王者を支持。私の採点は115-113でタドゥラン。銀次朗はアウトボクシングでうまく戦い採点上は接戦に持ち込んだが、地力には大きな違い、いや相性の悪さは否めなく、点差以上に差があった。前回インファイトに巻き
亀田が6年振りの世界戦を行う。コロナ禍もあったがもうひとつ積極的なキャリアを積んでいない。攻略しやすい王者を見出せなかった、アフマダリエフとの挑戦者決定戦を辞退する、等自信の無さが垣間見れる。勝てると踏んで組んだドラミニ戦でつまずき、リベンジしたものの
昨年7月王座を失った銀次朗がリベンジ戦に挑む。意外と時間は経っているものだ。銀次朗は負傷明けでいきなり挑戦。タドゥランも試合を行っていない。結果ダイレクトリマッチとなる。銀次朗は早い段階で眼窩底をやってしまったのが敗因と言う方も多いが、私には相性が悪
激しい打ち合いの末マルティネスがユナニマスで防衛に成功した。結局はスピード、パワーの差であった。井岡はジャブで対抗するものと思われたが、マルティネスの突進力が激しく手が出ない。しかもジャブの差し合いになってもやや打ち負けていた。スピードの差が顕著であ
昨年大晦日の仕切り直しの一戦。展望については変わらない。井岡のジャブがキーになる。マルティネスの豪快なパンチの合間に井岡流ポンポココンビはそれなりに効果を上げていたが、相手の真上からの右打ち下ろし、下からのかち上げ左アッパーの見栄えが良かった。安易に
井上が逆転TKOで防衛に成功した。かなり危ない戦いであった。苦戦度はドネアⅠに匹敵、ダメージは一番だったのではないか。ネリの時のダウンはフラッシュ気味であり心配なかったが、今回は一瞬間をおいて崩れており明らかに「落ちていた」。2R終了間際だから良かったもの
計量も無事終わり後はゴングを待つのみとなった。エンタメ王国米国は違う。関係者間で行われる日本と違い公開練習から米国は盛り上げてくる。計量でも会場に入場できないファンも多かった模様。それにしてもカルデナスか・・・・初めて聞く名だし、無名の相手ばかりとし
53歳にしてフェザー級100戦目に挑んだ試合。相手の元王者前田も44歳でまだやっているとは、、、結果は1R1分16秒前田のローキックによるKO勝ち。立嶋は全然体が動かず、多分パンチ、キックとも5発くらいずつしか出していないかったのでは。しかもほぼ全部空振り。前田も
麗斗がフルマーク判定勝ちで無事プロデビューを果たした。亀田正毅同様やや期待外れであった。相手が強かったというのもあるがパンチの緩急、強弱が乏しく一本調子の攻めに終始していた。考えて見れば長身黒人サウスポーとデビュー戦を組むとはそれなりに自信があったのだ
2月の中谷の防衛戦直後リング上で「やりましょう」となり、6月に挙行される方向で調整中と報道があったが、その後西田が指名試合を受けるような話があり、やきもきさせる時期が長かった。四団体を日本人王者が独占しているだけに完全統一トーナメントといかないまでもひとつ
2日間の興行ともメインの世界戦は非常に高い技術を見せてもらった。アンダーカードについては初日は硬派、2日目は色物系であった。マグラモVS横山横山がマグラモに完勝し、最速タイでOPBF王座獲得。世界最短も視野というなら次戦が世界となる。スーパーフライと言えばI
大差判定で王者が防衛。完敗であった。ジェルサエムが絶好調というか、前回より相当レベルアップしているように思えた。受けの選手と思っていたが、結構自分から試合を作りに行っていた。唐突な一発のみならず巧みに体を振り、フェイントの利いた幾種もの右を放っていた
矢吹が見事TKOで二階級同時制覇を達成した。一見流血の激闘であったが本質的には矢吹の完勝であった。両者の技術差は圧倒的であった。開始直後からリードパンチの精密度、ディフェンス力の差が見て取れる。早くもペースを掌握した矢吹は左フックのカウンターで見事なダウ
一年ぶりのリマッチ。前回はジェルサエムが右カウンターを効果的に使い判定勝ちしたが今回はどうか。優大は強敵相手の再起戦で判定勝ちしたものの正面衝突的で隙も見せやや不安感を残した。気の強さからくる迷いのないアタックは良いのだが、打ち終わりに気を付けたい。
不利の予想の多かったウシクがフューリーを下しヘビー級統一王者となった。これは快挙であろう。スプリットであったがウシクの勝利は明白というか、私には快勝に見えた。序盤はフューリーの体格差によるパンチの重さが印象的であったが、ウシクの動きは非常に良くビッグヒ
京口が韓国で執り行われたパラスとの再戦で判定負けした。既に非常に多くの方々が意見を述べている。京口に至っては自身のユーチューブにて引退も示唆してしまっている。私の採点では京口に辛めにつけても97-93であった。全般的に見てパラスがビッグパンチを空振りしてそ
東京ドーム四大世界戦の初戦。予想通り阿久井が桑原を大差判定で下し初防衛に成功した。強打の阿久井、スピードの桑原という図式であったが、全ての面において阿久井が上を行っていた。スピードに関しても一瞬一瞬の速さでは阿久井の方が上だったように思えた。全くのワ
1R石田の左ジャブが拓真の顎を横から貫いてダウンを奪ったのには驚いたが、この場面以外では拓真の地力が上回った。2R以降は拓真がペースを掌握。ステップを切りながら石田のジャブをかいくぐり、細かいパンチを当てていく。石田の防御は縦ガード中心であまり上体を動かさ
武居が見事タイトルを奪取した。展望では武居のKO奪取と予想したが穴狙いであり、まさか判定で勝つとは思わなかった。結構驚いた。つくづく人生巡り合わせの大切さを感じた。今回の結果にケチをつけるわけではないが、武居を取り巻く全てが武居に味方したという印象だ。
6Rネリがロープ際で糸の切れた操り人形のように崩れ落ちた瞬間、皆総立ちで「ウォー」だ。凄いKOシーンであった。その後も皆立ちっぱなし。皆飛び跳ねている。まるでロックのライブ会場のようだった。井上のド派手な入場で始まり、サプライズのダウン、そして絵にかいた
日本ボクシング史上最大規模の興行となる。相手がネリか、、、強敵ではあるのだが東京ドーム決戦となるとどうか。ゴロフキンVS村田のような夢のカード感はない。井上はどうしても巡り合わせが良くない。せめて度肝を抜くような試合を見せて欲しい。予想するとなると
この試合に関して実質バンタムでやっていない選手がなぜ挑戦できるんだとかそもそも国内選手との戦いが少なく実力不詳ではないかという意見も多い。特別扱いという感じで面白くない現役選手も多かろう。まずはその通りなのではあるが、個人的には挑戦は今しかないのではな
拓真が早くも二度目の防衛戦を迎える。相手は浪速のジャバー石田だ。下馬評では拓真圧倒的優位。しかし昨日の西田の例もある。最後のチャンスであろう今回、色々な引き出しを用意しているかもしれない。予想となると凡戦の末拓真の判定防衛とする。拓真は前回のア
東京ドーム決戦がいよいよ明日に迫った。世界戦が四つ組まれるという豪華な興行だ。その第一試合にオーダーされた試合だ。この両者は三年弱前に戦っており、その時は阿久井が豪快にKOしている。世界戦での再戦となるがいかなる展開になるか。予想としては阿久井の大差
西田が大方の予想を覆し見事王座を奪取した。アップセット、、、ではあるがビッグと言うほどではない。展望でも書いた通りロドリゲスは実力派王者ではあるがつけ入る隙はあったわけでそこを見事についた。ロドリゲスはハイセンスボクシングをもうひとつ持続しきれない、打
いよいよバンタム級世界戦ラッシュが始まる。その第一弾が西田の世界挑戦だ。東京ドーム決戦に話題が集中し、一般市民には開催されることすら知られていない可能性が高いが、非常に興味深い一戦だ。西田は8戦のキャリアだが大森、比嘉、メディナといった強豪を含め、全て
大方の予想を裏切りガルシアが勝利。堂々と体重オーバーでビールのラッパ飲みパフォーマンス、その他奇行の数々。まともに試合開催できるのか、開催しても大荒れで最終的に成立するのか危ぶまれていた。個人的にはガルシアが反則を連発し失格負けするのではないかと想像し
堤の大幅体重超過でケチがついてしまった。1,6Kgオーバー、再計量でも50gしか落とせずという失態。体付きを見る限りまだまだ絞れそうに見えた。後に3月末にコロナに感染して云々とか言っていたが所詮言い訳(本当だったのだろうか)。この選手はこの前もインフルエンザ
開催前からトラブル続出で体をなしていない興行ではあったが、終わりよければ全てよしとでもいうのだろうか。ブリッジャー級で波乱が起こり、メインがスリリングな展開でかつ意外な結果に終わり、楽しめた興行となった。優大VSジェルサレムコラーゾ同様優大が最終的には
重岡兄弟は層の薄いミニマムではあるが、実力もそれなりでかつ肝も据わっており印象は悪くない。ただ選手の責任ではないがどこか安っぽく見えてしまう。どうも3150FIGHTは好きになれない。今回銀次朗の相手がドタキャンとなり、4日前だかに急遽アンパロに変わった。昨年
早朝物凄い大逆転劇を見れた。リングが狭いだのプロモーターが相手の奥さんだの力石のボヤキなどやる前から厳しそうであったが、大変な試合になった。最終ラウンドまでポイント的には大きくリードされており敗色濃厚と思われたが、試合終了ゴングまで30秒切っていたのでは
やっぱりなという結果であった。阿部は右アッパーには対応できていたが、左フックには対応できていなかった。大きく弧を描くロペスの左フックはサウスポーから見たら死角から飛んでくるのであろう。1Rから見えていなかった。その左フックで2Rには目が塞がりだし余計左フ
昨年4月挑戦者決定戦で勝利した阿部の待望の世界戦だ。自称天才と謳っているが大手企業の正社員を続けながら世界戦にたどり着くなど素顔は真面目な努力家なのだろう。途中スポンサーがつく話があったようだが、長年世話になった会社を辞めない姿勢からも見かけによらず良い
拓真が強敵相手に見事なKOで初防衛に成功した。決め手不足で国内レベルでもKOは皆無であった選手が世界戦でKOとは快挙と言っても良い。また暫定時代も正規王座も決定戦であったことも考えると、今回勝ってこそ本物というのは誰もが考えていることであり、それを実行できた