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80分の1丁目16番地 https://blog.goo.ne.jp/isao_exejp

16番鉄道模型(1/80、16.5ミリゲージ)のペーパー車両製作日記を中心としたブログです。

仕掛品の山に囲まれた昭和のモデラーisaoが、ふと目にとまったブツを取り出しては作り、また放置する(ごく一部が完成に至る)という過程を写真とともに綴っていきます。車両製作記が中心ですが、レイアウトの話題や実物ネタもたまに登場します。 大好きな中央東線がメインテーマにしたはずが、フタを開けてみれば9割以上が他の話題という大風呂敷ブログ(笑)ですが、どうぞ末永くチェックしてやってください!

isao
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八王子市
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中野区
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2010/02/03

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  • 169系「快速みすず」を仕立てる(5)

    少しずつ塗装を始めました。屋根はタミヤのTS-67佐世保海軍工廠グレイ、ベンチレーターはAS-7ニュートラルグレイです。ボディはサーフェーサーを軽く吹いて元の湘南色を消した後、下地色としてクレオスのNo.97灰色9号を吹きましたが、まだ足りないようなので(グレーの下にグレーが見える笑)もう1、2回吹き重ねようと思います。クハ169はジャンパ栓収めが付くのを忘れていたので、外側のKE64のつもりでエンドウの#5809(車体側2連)と、内側のKE70のつもりでエコーのNo.2646(車体用B)を接着剤で取り付けました。ロストで出来はいいのですが、いかんせんオーバースケール気味で横にはみ出しています。。床下の栓受も元のモールドをカットしエンドウの#5822(床下側3連B)を取り付けてあります。アドバンスブルーと...169系「快速みすず」を仕立てる(5)

  • 飯田線(&大糸線)撮影と1人運転会(後編)

    鬼のような早起きのおかげで、ミッション1)飯田線撮影と2)高遠の桜を観る会wは楽しくクリア。お楽しみの舞台を南信から中信・安曇野へ移します。駒ケ根I.C.から中央道、長野道経由を経由し、南アルプスに代わって現れた北アルプスの雄大な峰々にはやる心を押さえつつ安曇野I.C.をOUT。真っ先に立ち寄ったのは碌山美術館前に店舗を構える蕎麦処「寿々㐂」。人気のお店で今日も20分ぐらい待ちましたが、素朴にして美味な「天ざる蕎麦」を存分に楽しむことができました。時刻は14時を少しまわったところ。今日は早めに宿へ入ってゆっくりする予定だったので、県民の皆さん御用達のスーパー・ツルヤへ立ち寄って食材を買い込み、安曇野から北アルプスを背にして東に見える小高い長峰山の山頂付近にある「天平の森」へ向けて車を走らせます。こちらが本...飯田線(&大糸線)撮影と1人運転会(後編)

  • 飯田線撮影と1人運転会(前編)

    ここ最近、年度が明けてヒマになったら1週間くらい貸別荘か何かにこもって模型作りと運転三昧の日々を過ごすぞ!!と、声には出さずにひそかに練っていたプランをこのたび実行に移しました。ただし、諸般の事情により1週間の日程は1泊に、貸別荘はふつうのコテージになりましたが。。。今回のミッションはこんな感じです。1)最近、動静が微妙になってきた飯田線の213系5000番台を撮る2)高遠の桜を観る3)安曇野で蕎麦を食べる4)北アルプスを見上げ、安曇野を見下ろすコテージに泊まって1人運転会をする5)ついでになんらかの工作もする6)いつもDMをいただく大雪渓酒造さんで酒を購入7)時間があれば大糸線か篠ノ井線を撮影する結論から言うと、5)以外はすべてミッション・クリアしました。👏以下、写真とともに「大人の道楽」の一端をご紹介...飯田線撮影と1人運転会(前編)

  • 169系「快速みすず」を仕立てる(4)

    パンタのPS23化に伴い避雷器と配管がパンタ前位へ移動しているので、元のモールドはすべて削除したうえで新たにエンドウの避雷器を取り付け、φ0.3真鍮線で配管を表現しました。パンタもIMON製あたりに交換したいところですが、TOMIX製のストックが1基あるので、当面はそれを使うべく取付穴を存置しています。この穴にそのままTOMIXパンタの取付ツメが入ります。スノープラウは頂き物のモアの真鍮製パーツ(電車用No.2111[カツミ規格])があったので、ちょっと線が細めな感じですが採用。右がクモハ用のパワトラ式DT32、左がクハ用のTR69ですが、それぞれの構造に合わせて元のステーを適宜カットし、プラ板でサポートすることでうまくセットできました。ただしパワトラの方は筐体にヘタにタップを立てられないのでゴム系接着剤...169系「快速みすず」を仕立てる(4)

  • 169系「快速みすず」を仕立てる(3)

    「快速みすず」を仕上げていきましょう。169系は冷房準備車で登場しているので新製冷房車相当のベンチレーター配置になっています。KATO製品の改造冷房車と比べると、クモハとクハは2列目と3列目の位置が後位にズレ、モハはセンター配置ではなくサイド2列配置に変わっています。この改造はすでに何度かこのブログでもご紹介していますが、一応簡単に触れておきます。移転するベンチレーターの台座を削ってパテを盛ったところ。左端は新製時から冷房を搭載したサハ165用でこちらは無加工です。モハ168は「後年PS23化された」とされていて、それがいつなのか分からないので、あわよくばPS16のままでいけるかと思ったのですが、どうやら「かもしか」時代の写真や動画を見ると既にPS23化されているようなので、避雷器をパンタ前方に移設して配...169系「快速みすず」を仕立てる(3)

  • キンメざんまい

    昨日、予定通り伊豆半島の付け根まで行ってキンメ電車を調べ、キンメの煮付け食して参りました。伊豆急行のHPでは「リゾート21」(R-3編成キンメ電車・R-4編成黒船電車)の運用ダイヤが公開されています。これを参考にして、当初は熱海駅13:10発のキンメ電車(到着は12:41なので30分も撮影時間がある)を狙っていたのですが、どうせなら1本前の12:24発の黒船電車も見ておこうと思い、新宿10:00発の「スーパーはこね3号」に乗りました。ホームはものすごい人で半分以上は外国人観光客のようです。小田原で東海道線に乗り換えると、方々から「シキシマ・・・シキシマ・・・」と聞こえてきます。んん?と思いつつも熱海駅へ向かい、ホームで黒船電車を撮っていると、来宮方から突然やってきました四季島ぁぁ!どうやら昨日が1泊2日の...キンメざんまい

  • キンメ電車を見てこよう

    年度末を迎え仕事が少しヒマになったので、これからの貴重なオフシーズンは再び工作に戻りたいと思います。で、いつものようにストックパーツをガサゴソやっていて見つけたもの。東急用のTS807台車8両分とモハ103冷房用床下機器4両分。。確か4年前のちょうどコロナ禍に突入した頃に、伊豆急の「ザ・ロイヤルエクスプレス」(2100系5次車)を作るぞ!と息巻いて集めたパーツの一部です。その後、E社から完成品がひゃくまん円ぐらいで発売され、昨今の高騰を差し引いても、ああそのぐらい手間のかかる題材だったんだなぁとため息。一応型紙はぜんぶケガき、先行的に先頭車を組み立ててはいたんですけど。。その後、TS台車を使っていっそのこと東急の8500系でも作るか、いやコルゲート付きステンレス8両は大変でしょ、それじゃあ長電の3両だけで...キンメ電車を見てこよう

  • 169系「快速みすず」を仕立てる(2)

    KATOの165系改169系「快速みすず」の第2回です。クモハ169を仮組みして改造箇所を確認しました。ま、あと同じ改造するのはクハ169だけなのでさっさと作れや・・・って話ですが♪まず、ライトユニットを刷新します。先日の165系再生産に合わせてリニューアルされたライトユニットが出たようですが、あっという間に市場在庫が消えてしまったので自前で行います。刷新といっても暗いオリジナルのLEDを手持ちの高輝度のもの(電球色)に置き換えるだけです。方向幕灯は電球が使われていたので取り外し、室内灯のパネル(後述)から導光する方法に変えました。ヘッドライトの導光材は二股に分かれたアクリル棒が使われていますが、先端がヘッドライトケース内まで伸びておらず後方から照らす構造。ただ、先端のカット面が斜めに向いてるのは、これは...169系「快速みすず」を仕立てる(2)

  • コバルトブルーの特急

    最近また「選択と集中」ポリシーが揺らいで中央東線から遠い案件が増え始めました。新快速ブルーライナーしかり。そして・・・この写真は以前投稿した1982年頃の西鉄大牟田駅の様子を写したものですが、奥に特急用の2000形、そして手前には3ドア一般色の通勤車に改造された先代の特急車1000形が写っています。2000形特急車は前から作りたくてうずうずしていて、今回もストックパーツの整理をしていたら国鉄301系用のDT34に目が行って、これを流用すれば今すぐにでも着工できる!という衝動に駆られたのですが・・・前面の改造ベース用にわざわざホビーモデルの103系1000・1200番台キットを買ったんだよなぁ、、とコレを見て自制心が発動。301系はいずれちゃんと作りましょうということに収まりました。しかし電車は急に止まれな...コバルトブルーの特急

  • 153系まさかの増殖

    お座敷運転会から1週間が経ちました。この間、鹿児島と広島に出張があったのですが、「鉄」する時間もなくトンボ帰りだったので収穫なしです。227系「RedWing」の投入で国鉄形はほぼ駆逐されてしまった?広島はともかく、鹿児島の気動車事情はちょっと見ておきたかったなぁというのが本音。さて、そんなわけで恒例の年度末スケジュールに忙殺されて模型工作が進みませんので、前々回の153系ブルーライナーの後日譚として153系が増殖を遂げてしまった話を書いておこうと思います。「急行内房」(7連)になっているTOMIXの153系を塗り替えて新快速「ブルーライナー」を作るぞ!という投稿をUPしたところ、模型のお友達からほぼ未使用品の「ブルーライナー」6両を有償で譲っていただけることになりました。代わりに当方のクハ153低運1両...153系まさかの増殖

  • 早春のお座敷運転会

    恒例のお座敷運転会に参加してきました。参加者はNゲージャー1名を含む5名で、さっそく部屋いっぱいにレールを敷き詰めて模型談義。今日は私鉄車両はほとんどなく国鉄形で占められていました。私は今日は午前中のみ参加のため持参車両は少なめ。久々に日立電鉄モハ13形15号車を走らせてみましたが、集電も良好で広大な鉄路をのびのびと走り回っていました。ただ、逆起電力による後方のヘッドライトのチラつきが目立ち対策が必要です。隣は何度か登場しているED7629。フェニックス製キットを30年近くかかって完成させたものです。そのED76が牽くのは夜行「ながさき」号。オユ10、マニ36×2、スハネ16に旧客6両のフル編成です・・・が!今気づきました。オユ10の位置ここじゃない!!マニ36とスハネ16の間が正解です。テヘペロです。。...早春のお座敷運転会

  • 新快速「ブルーライナー」を仕立てる(1)

    見たもの乗ったものに感化されやすい管理人のこと、当然?今回の関西出張でもやる気スイッチが入りました。播但線の103系を作・・・りません笑。タイトルのとおり新快速のルーツである「153系ブルーライナー作ろう!」であります。223系新快速はそれはそれで快適でしたが、やはり思考は昭和レトロ、国鉄に回帰してしまうのであります。珍しく自前の写真があります。確か中学2年生の修学旅行で京都・奈良を訪れた時に0系新幹線の車窓から撮ったと記憶していたのですが、いかんせん半世紀前(1974(昭和49)年)のことなので自信がありません。後方に写る学校のような建物を頼りに調べたところ、鴨川べりに建つ「崇仁(すうじん)小学校」であることがわかり、京都に着く直前に引上げ線で休んでいるクハ153-500番台をとらえたもので間違いないこ...新快速「ブルーライナー」を仕立てる(1)

  • 103系残照

    関西・中国方面への出張があったので、移動日の宿泊地を姫路にセットして加古川線と播但線に残る103系を見てきました。夜か明け方のシーンしかありませんが、最後の頑張りをみせる姿をご覧ください。大阪で夕方に仕事が終わったので、まず加古川で途中下車して加古川線の103系3550番台を見ることにします。ホームから1階へ降りると、な、なんと加古川線専用改札なるものがありました。ほとんどが無人駅なのでキセル対策なのでしょうか。新大阪から姫路までの普通乗車券を持ってはいましたが、同じ加古川駅構内とはいえ、いったん入ると出てくるときに何か面倒なことになりそうだったので入るのはやめました。島式ホームなので、何かパーツを接写するようなことがなければあまりメリットもありませんし・・・。で、山陽本線上りホームから停車中のM06編成...103系残照

  • ペーパーで作る西武赤電(多摩川線編【2】)

    下回りを作っていきます。床板はt1.0真鍮板。短い車両なのでプラ板でもいいかな?という気持ちもありましたが、片台車駆動なので補重の意味も込めて真鍮板をチョイスしました。モーター(FK-130SH)の逃げ穴や、センターピン穴を開けます。床下機器はIMONのクモハ351用を使いますが、モーターに合わせて取付位置を微妙に変える必要があるので付属の取付板は使わず、プラ板で自作しました。駆動台車側のパワートレーンを仮組みします。MPギヤとユニバーサルジョイントで後位側台車を駆動するオーソドックスなものですが、ユニバーサルジョイントの交角がなるべく浅くなるようモーターはかなり前位に寄せて搭載しました。モーターのネジ穴側のブラケットはラグ端子をL字に折り曲げたもので、最近のFKモーター搭載車の標準になっています。反対側...ペーパーで作る西武赤電(多摩川線編【2】)

  • ペーパーで作る西武赤電(多摩川線編【1】)

    今年の年度末は余裕余裕・・・と思ってたら一気に忙しくなりました。工場の稼働率も大幅低下です。出張が多いのです。本題に入る前に、もう1週間前のことになってしまいましたが宮崎での駅撮りを少々。日南線油津行が「2両2つドア」と表示されてたので期待したらコレが来ました。キハ47はまだ残存してるんですね。8000、9000番台というものすごいインフレ番台をつけています。手前からキハ479073+キハ478119。機関換装済みとはいえ国鉄の香りを残して大爆音で発車していきました。特急は787系だらけ。一瞬、3並びが実現しました。これが485系ボンネットの3並びだったら・・・はもう言いますまい笑。787系でさえ30年選手ですから。。で、西武赤電です。多摩川線向けクモハ351形を作っています。いつもどおり内貼りと補強を入...ペーパーで作る西武赤電(多摩川線編【1】)

  • 赤電近況

    そういえば西武の赤電どうなった?という声が日に日に高まってきた・・・ということは全くないのですが、一応近況のご報告をしておきたいと思います。そしてまた横跳びが発生しました。まず新宿線10連に組み込む701系(zug改)ですが、高い位置にあった雨樋を削ってパテであらあらの整形を行った下の状態から少し進展しました。側板と屋根板の継ぎ目の研磨を完了。t0.3プラ板から切り出した雨樋をマステで低い位置に仮止めし・・・瞬着で貼り込みました。ちょっとヘロッてますがまあ勘弁してちょ。縦樋パーツが無いなあと思ったら新101系は元々車体埋め込みでした。。なのでこちらも新たにプラ板から切り出したものを貼ります。こんな感じで牛歩ですが進めています。一方の501系は、サハの側板高さに疑義が生じて、もしかすると大修理が必要かも知れ...赤電近況

  • 今日の825列車

    引き続き中央西線の825レを進めています。アクラスのキットを組んだスハ32改のマニ36は2131番としました。荷物車は皆、ステップが改造されているのかと思ったら、名古屋にいた2130や2131は未改造で客車時代と変わらないとの情報を得て写真を探したところ、こちらの写真で確認できました。名古屋から米原に移った後の姿ですね。名ナコ標記も入れました。車番ともどもレボリューションファクトリーのインレタです。カプラーは説明書にしたがってIMONのHO-209を装着。荷物車群の先頭を切ってマニ362131完成です。もう1両のマニ36となる334号車は、エコーの大型蓄電池箱を買ってきたので床下機器はおおむね完成。発電機のベルトを車軸が上下しても当たらない位置に固定すること、トイレ流し管を台車の回転に支障ない位置に植え込...今日の825列車

  • マニ36をもう1両

    中央西線825列車用のもう1両のマニ36を作っていきます。タネ車は友人の元から戻った自称「マニ372010」。若かりし頃に作ったペーパー自作車両ですが、どうやらスロネ30改造のマニ36の図面をもとに作ってしまったらしいので、ここで本来のマニ36300番台・・・名ナコの「マニ36334」への転換手術を受けていただこうと思います。下回りを完全にバラシます。写真撮るのを忘れましたが、車体も窓セル、ベンチレーター、貫通幌などをすべて外しました。マニ36化とは直接関係ないのですが、屋根が約1mm低いのが気になったので併せて嵩上げ工事をすることにして、まずt0.5の帯紙を屋根のテッペン部分に貼ります。木製屋根なので今回は脳天唐竹割ができません。。さらにt0.5の幅20mmの帯紙を貼り重ね、両サイドにt0.3×幅4mm...マニ36をもう1両

  • アクラスのマニ36塗装済キットを組んでみた

    中央西線の825列車用に購入したアクラスのマニ36を組み立ててみたのでご報告します。今回購入したのはスハ32改造のEG(電気暖房)仕様です。発売元はアクラス製品の販売代理店であるディープランニングで、アクラス製のマニ36塗装済みボディに、オリジナルのMDF製床板セット、エコーモデルの床下機器、日光モデルのTR23台車(台車枠、スポーク車輪及びセンターピンセット)まですべてセットした内容で、これに好みのカプラーを買い足せば完成するという至れり尽くせりのキットです。まずMDF製の床板に「梁」表現用パーツを接着します。レーザーカットなので位置合わせはスムーズですが、念のためセンターピンを通して位置ズレを防ぎました。床板には床下機器取付用の穴も開いているのでケガく必要がありません。ただし床下機器の接着には少し工夫...アクラスのマニ36塗装済キットを組んでみた

  • 中央西線825列車を(仮に)仕立ててみた

    「荷物列車に申し訳程度の客車をつないだ列車が中央西線にあった」という話は何かの本かサイトで見た記憶があったのですが、あまり深追いはしていませんでした。前回記事で同列車についてコメントが寄せられましたので調べてみたところ、仕掛り放置品や編成見直しで余剰になった車両などを集めるとそれらしい編成が組めることが分かったので「仮仕立て」という形で遊んでみました。その列車は中津川から篠ノ井線経由で長野まで5両の郵便・荷物車に3両の客車をつないで運行された825レ(松本→長野間2825レ)で、対になる上りには836レがあったようです。郵便車と荷物車の運行区間はさらに広く、郵便車は名古屋→北長野、荷物車は熱田→北長野のほか、さらに遠くまで継走されるものもあったとか。晩年の時刻は熱田発が5:16、北長野着が15:30とされ...中央西線825列車を(仮に)仕立ててみた

  • 「ながさき」用マニ考

    久しぶりに九州の話題です。夜行鈍行「ながさき」を仕立てていて、旅客車はだいたいメドがついているのですが、2両のマニ36(門モシ)が決着していませんでした。そういえば去年のJAMで買ってきたトラムウェイのB級品ボディがあったな・・・と思い、これも前から出たり引っ込んだりしている、もともと「急行津軽」向けに作ったマニ362057(秋アキ)(ロコモデルキット組み)も引っ張り出して、なんとかこれらをあてがうことはできないか考えてみました。右のボディだけのがトラムウェイ、左が2057です。マニ36という「沼」のこと、ネットを徘徊するだけでは十分な情報が得られないので、ついに有害優良図書を購入してしまいました。以前、上・下巻で出たものの合冊リメイク版です。ちなみに前回のはマニ37の情報が欲しかったので下巻だけ買ってい...「ながさき」用マニ考

  • 京王2024Fの製作(4)

    いつものように「まず1両組んでみる」スタイルを踏襲し、お題でもあるデハ2024号車を先行的に組み立ててみます。内貼りを貼って3×3ヒノキ材で補強して・・・と、いつも通りのやり方で箱にしました。前の富士急3100形もそうですが、湘南顔は上下2分割で作るので、お面だけ別に作ってボディと合体する方法だと「合わない〜!」とか「窓の高さが違う〜!」などの悲鳴が上がるので、現物合わせで下から順番に組み立てていくことにしています。まずは後退角を決めるための板を接着。本当は床面にピタッとつく位置に貼りたかったのですが、急行灯が床面スレスレの微妙な位置にあるためその上側の高い位置に貼ってあります。連結面は広幅貫通路で強度が低く、側板接着時に力を入れると妻板がひしゃげてしまうので、通路の下側にさらに1mm厚の帯板を貼って補強...京王2024Fの製作(4)

  • 京王2024Fの製作(3)

    サハの床下で目立つ応荷重弁を作ります。t1.0プラ板を幅4mmにカットし、さらに高さ3mmの長方形に切り出したら、カッターでだいたいの形にカットしていきます。上段が整形途中、下段が完成です。それらしくステーを作り・・・床下に接着。まあ良いんでないかい?ちなみにデハにはこのタイプが見当たりませんのでエアサスの空気圧で測重するための機器なのでしょうか。デハはコイルバネ台車なので沈み込み量をから測重する機械式だそうです(Wiki情報)。ジャンパ栓受は手持ちのエコーのホワイトメタルパーツを並べ、カプラー胴受はPLUMの201系プラキットで使わなかったパーツを流用しました。乗務員ステップはエンドウの狭幅タイプを木製床板に合うようにカットして取り付けてみたのですが、見事に台車が当たってしまって首を振らないため外しまし...京王2024Fの製作(3)

  • 京王2024Fの製作(2)

    前の投稿で「床下機器はおおむね解明」みたいなことを書きましたが、見えない部分はしょうがないので作らないという前提での話でした。ところが、YouTubeでとんでもない動画を発見してしまい作らざるを得なくなった・・・というお話を今回はします。ホント恐ろしい時代になったもんだ。。笑床下の様子です。これは中間に2両挟まるサハ用で、引き通し回路用のエナメル線を貼り込んであります。マステで仮留めして木工用ボンドを点づけ。台車の周りだけ溝を掘り込んで埋める形にしています。両端のデハ用はパワトラ付属のウエイトを3枚貼り、その両脇にエナメル線を這わせてあります。こちらは新宿向きのデハ2024で主抵抗器や主制御器などはホビーモデルの101系用をそのまま流用しました。中間のサハ2両の中央付近に固まって付いているハコモノは、1個...京王2024Fの製作(2)

  • 京王2024Fの製作(1)

    京王2010系2024Fですが、不明点がだいぶクリアになってきたので追番付きの製作記にします。ベンチレーター(=扇風機)の配置は、デハについては図面と実車観察結果より、車端部を除いて31mmと33.5mmの2種類の間隔で配置されていると仮定すると辻褄が合うことが分かりました。恐らく屋根タルキの位置などを考慮したものと思われます。サハは、デハの右側3個を反転して左側に配置すると中央部が41mm開き、「前後3個ずつ分かれているように見える」写真の特徴と一致します(東ウラさん情報ありがとうございます)。それほど不自然ではないためコレでいくことにしましょう。窓抜きは粛々と。。窓抜きだけやっていると煮詰まってくるので下回りも作ります。今回はサハをデハで挟む編成のためあえて動力分散方式を採用し、逆向き運転時に3両が推...京王2024Fの製作(1)

  • 2010系を見に行く

    2024年の「お題」に設定したデハ2024を含む京王2010系。手元やネットの資料では限りがあるので有害優良図書を購入しました。いちばん懸念していた床下機器については各種写真をもとにほぼ判明したのですが、ベンチレーターの位置に疑問符がついてしまいました。入手した形式図は第1、2次車の形態で2列の押込み型ベンチレーターが並んでいて、これの延長線上のセンターに扇風機があるので、グローブ型に変更された第3次車以降はまさにその真上にベンチレーターがあると推測できます。しかし図面に描かれたベンチレーターの位置がかなり不均等で不自然です。これも“図面あるある”で実車と違っているのか??幸い2010系の先頭車デハ2015号車が「京王れーるランド」に静態保存されているので、時間がすでに午後3時をまわっていましたが一念発起...2010系を見に行く

  • ケガキ初め

    まず初めに、令和6年能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。石川県珠洲市と志賀町は仕事の関係で少なからず足を運んだことがあり、映像を見るたびに心が痛みます。どうか一日も早く平穏な日常が戻りますよう念じております。さて、当工場では、「ケガキ初め」をする習慣があります。仕掛り品の山が日々高くなるこんにちでは悪しき習慣以外の何物でもないのですが強行。今年は2024年にちなんで2024がつく車両を「中央東線とその周辺」かつ1950~60年代で探したところ、京王帝都電鉄2010系の新宿方先頭車にデハ2024を名乗る車両があることを確認しました。2010系は2000系の出力増強版として1959年から62年にかけて製造された湘南マスクの17m級3扉車で、ライトグリーンを纏ったいわゆる「グリーン車」一...ケガキ初め

  • 新年のご挨拶

    新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2024(令和6)年元旦ブログ「80分の1丁目16番地」管理人isaoということでニューイヤーがスタートしました👏。今年は辰年ということで、全国1700あまりある市区町村の中で唯一「辰」の字が含まれるという長野県辰野町では、初日の出や初詣を楽しむ催しが大々的に開かれたということです。(by地元紙)そこで、当工場でも辰野駅を通る(通った)列車にスポットを当てて、製作をペースアップしていこうと思います。左から213系5000番台、169系快速みすず、クモハ123-1(ちょっと体勢がきつい笑)です。本年もどうぞ拙ブログをよろしくお願い申し上げます。新年のご挨拶

  • 2023年を振り返る(後編)

    あっという間に2023年も大晦日となりました。振り返りの後編です。今年着手はしたものの未完成のまま年を越すものと、改造ネタは仕入れたものの本格着工はしていないものを振り返ります。概ね日付順になっています。本題の前に、前編で漏れていた完成車購入を1件追加します。KATOのクモハ40で下河原線用に仕立てました。そういえば夏頃は下河原線に沸いてたなあ。。【着手→未完成】①西武赤電10連西武新宿線でラッシュ時10両運転が開始された1973年頃を想定した編成で、501系4両+411系2両+701系4両を製作中。501系は当初551系の予定でしたが条件が合わず変更したもの。411系と701系はzugの新101系プラキットベースの改造で、411系はHゴム窓を除いてほぼ完成しましたが701系はボディ組み立て途上で、501...2023年を振り返る(後編)

  • 2023年を振り返る(前編)

    2023年も残すところあと2日となりました。本年も拙ブログへ多数のご訪問、コメント投稿をいただきありがとうございました。去る10月には累計ユニークユーザー数が200万を突破し、皆様のご支援あっての「80分の1丁目16番地」であることを改めて心に刻みました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。それでは恒例の振り返りで2023年の成果をみていきましょう。前編と後編に分け、前編では完成車の購入と完成作品を、後編では未完成作品や改造ネタの仕込み状況などを綴って参ります。今年の管理人、実はちょっとドヤり気味です。笑【完成品購入】もともと買ってそのまま、あるいは若干の加工を加えただけで走らせるタイプの完成品購入は少ない方ですが、今年は特に少なかったように思います。理由は「中央東線とその周辺」にターゲットを(原則)...2023年を振り返る(前編)

  • 青梅線103系(14/完成)

    青梅線の2色混合103系、完成しました👏まだちょっと付け足し・修正が必要ですが、年内駆け込み完成お許しあれ。最後まで残るのは電気配線。完成しちゃえばおよそ分解などしないことは分かっていても車体と下回りは分離できるようにしておくべき、みたいな思い込みがなんとなくあって、しかも窮屈な場所にわざわざ接点を仕込むので工程が伸び伸びになるわけです。接点は以前にも少し紹介していたかと思うので簡単に。これは動力車のモハ102用で、丸をつけた所に燐青銅板で作った接点を置いています。床板側はドローバーにも結線していて、1回路だけですが隣のサハ103と電気的につながっています。室内灯はテープLEDを分解したものを4灯だけ配置し、拡散効果を狙ってクッション材(プチプチ)と耐水ペーパーでこすって半透明にした窓ガラスを重ねて貼って...青梅線103系(14/完成)

  • 大月駅ライクなセクション

    0時を回りました。メリークリスマス!2023年のクリスマスイブは何やらベニヤ板の上でユニトラックと格闘する展開になりました。急行アルプスや70系、115系、旧客・・・と中央東線の役者が揃いはじめ、富士急行も7000形に続き2本目となるモハ3100形の製作を再開。こうなるとなんだか急に“地面”も欲しくなって、「大月駅ライクなセクションを作るぞ!」と人知れず宣言してしまいました。本線さえちゃんと周回できていないのに無謀というか何というか・・・。さっそく近所のホームセンターでt5.5ベニヤと補強用の角材を購入。レールは、お座敷運転でもめったに使わない初期ロットのKATOのユニトラックを使うことにして、4番電動ポイント(R550相当)と曲線、直線であらあらの配線を作ってみたのがこの写真です。スペースの関係で20m...大月駅ライクなセクション

  • キハ55系ちょっと集合!!

    KATOの165系をいじる→電車急行アルプスとその仲間たちがようやく形になり始めてニヤニヤする→この際だから客車と気動車ももう一度テコ入れしよう・・・というありがちな展開になっています。笑客車は「準急アルプス」としてネタはひと通り揃っているのですが、スニ30やマヌ34が未完成でナロハネ10やオロ36も運転会向けにざっと仕上げただけなので奇麗にしたい、、ということで2024年持ち越し。気動車はKATOのキハ58系で「アルプス(松本止め5両+糸魚川行3両)」+「八ヶ岳2両」+「かわぐち(富士急2両)」が組めるようになっていて、ペーパー自作のキロ58をKATOのキロ28ベースに置き換える工事を実施中。あとはキハ65を寒地型の500番台にする(タイフォン変えるだけ♪)ぐらいかなぁといった状況です。そうするとやはり...キハ55系ちょっと集合!!

  • 富士急行モハ3100形の製作・その8

    2023年も残り2週間を切りました。一応、“仕掛り品完成の年”を目標にしていた今年ですが、出来たものもあれば引き続き眠りについた物もあります。まあ一番多かったのは起こすことさえしなかった車両たち・・・でしょうか。笑ということで残り2週間の悪あがきをしたいと思います。国鉄が続いたので私鉄電車でいきましょう。表題のとおり富士急行の名車モハ3100形です。前回までの製作記は2016年10月12日の投稿が最終のようで実に7年ぶりですが、実は昨年4月にモーター交換をしたのでちょっとだけ顔を出しています。そのモーター交換、製造中止となったEN22モーターを家中からかき集めるためこの車両も供出対象となり、FK-130SHに換装したというものです。そもそもペーパー製2両編成の片台車駆動に両軸のEN22は贅沢な使い方なので...富士急行モハ3100形の製作・その8

  • モハ165も完成

    「急行つがいけ」の編成仕立てを続けます。部品を組み合わせただけなので完成ってほどのことでもありませんが、前回のモハ164と対になるモハ165ができましたので簡単にご紹介。タネ車はクモハ165(T)です。基本的には車体をホビセンで買ってきたモハ165にすげ変えれば一丁上がり!なのですが、先頭車は運転台側のオーバーハングが長いので床板側の調整が必要です。床板を約5mmカットします。ただ、単純に車端寄りをカットするとカプラーの位置が変わってしまうため、台車寄りを約5mm幅で短冊状にカットして詰めたのちABS板で補強しました。これは車内側で、カプラー部の突起を避ける形で長めに補強してあります。床下側は台車の集電ツノの切り欠きなどを避けるため狭い帯材で補強。ジャンパ栓が奥まったままですが、目立たない部分なのでこのま...モハ165も完成

  • 「みすず」と「つがいけ」の動力整備

    「快速みすず」と「急行つがいけ」の動力整備を一括して行います。「快速みすず」のクモハ169(元クモハ165)の台車とモーターを「急行つがいけ」のモハ164に移植し、「つがいけ」編成の動力2セットをKATO165系の旧動力に統一します。一方、無動力になった「快速みすず」のクモハ169にはKATOの新しいパワートラックを装着します。FK-130SHを使う案はお蔵入りとなりました。165系どうしなら下回りを入れ替えるだけでよかったのですが、クモハ169の床下は大手術の末に「169系」になり切ってしまっていたので面倒な移植手術となりました。【快速みすず用クモハ169】ドライブシャフト付きの動力台車とモーターを外し、主抵抗器と主制御器の間の空いた空間に30gの板ウエイトを2枚詰め込みます。台車の逃げ穴はパワトラ対応...「みすず」と「つがいけ」の動力整備

  • 急行つがいけ発車できそうです

    昨日ホビーセンターカトー東京へ買い物に行ったら、半端モノコーナーにこんなものが山積みされているのを発見!!黄かん色だけ塗られたクハ165の素ボディです。もしかして奇数向きクハを作ることになったので余ってしまった??とりあえず「顔」が欲しくて4本買いましたが、まだ10数本はあったのでご入用の方はぜひ。で、ホビセンへ行った目的は「急行つがいけ」用パーツの買い出しです。床下セットとか動力台車とか品切れになっている模型店が多いので。結局モハ164-500番台はやめて、名古屋方4両をモハ165入りのTc-M-M'-Tc編成とし、今あるクモハ165のボディだけモハ165に交換して車体まわりの改造はナシとしました。その代わり、「快速みすず」のクモハ169(クモハ165旧製品改)の台車とモーターを「つがいけ」のモハ164...急行つがいけ発車できそうです

  • 一筋縄ではいかない165系

    先日の投稿では「『快速みすず』をもって手持ちの165系の編成仕立てのメドがついた」みたいなことを書いたわけですが、意外な落とし穴があることが分かって見直しを迫られました。169系化を断念した車両たちは、モハ164が低屋根の800番台でないことから、1975年頃の中央西線系統の「急行つがいけ」(名古屋~南小谷)8連にでも仕立てようと考えていました。当時の所属区であった名シン(神領電車区)の配置表を見ながら、なるべく改造を避けてスのままで組めるように、また、モハ165が入らずクモハ+モハのユニットで組めるように・・・、等々配慮したつもりでしたが赤丸の部分に見落としがありました。モハ164-83は中間電動車のモハ165-20と組まないといけないようです。晩年になるにつれ新製時のユニットというのはバラけるものかと...一筋縄ではいかない165系

  • 急行「伊那」の動力刷新

    先日投稿した、KATO165系改169系を「快速みすず」に仕立てるプロジェクトをもって、わが家にある約30両のKATO165系の編成見直しの方向性がほぼ決まったのですが、唯一の悩みの種が急行「伊那」として仕立てた4連に入るモハ164の動力でした。モーターの無い増結セットを使い、MCR3B00モーターによる片台車駆動としたのですが悲しいほどに牽引力が無く3%勾配を登りません。室内に置いたモーターはお洒落なフレンチブルーでその存在感をいかんなく発揮w。その部分はシートも取り外しました。動力台車は、たまたまモーター不調で余剰になったキハ58の台車枠をDT32に差し替えたものを流用したので、ボルスター+センターピンに相当する部分をキハ58の床板からそっくり切り抜いて移植。やっつけ的に見えますが、これはこれで問題な...急行「伊那」の動力刷新

  • 169系「快速みすず」を仕立てる(1)

    KATOの165系を169系化改造中の編成をタネ車にして、新長野色の169系「快速みすず」に仕立てていきます。プロトタイプは長ナノ時代にN35編成を名乗っていた次の編成を想定していますが、もはや実車が鬼籍入りして検証のしようがないので完全な特定番号モデルではありません。塗色変更が1992年10月頃らしいので90年代中盤頃の姿ということになります。【N35】↑岡谷クモハ169-23(KATO初期ロットクモハ165改;M車)モハ168-23(同上モハ164改)サハ165-9(KATO新製品サハ165)クハ169-20(KATO初期ロットクハ165改)↓長野・飯田ライトをシールドビーム化しタイフォンをシャッター式にするため、オリジナルのライトケースを外し、スリット型タイフォンは削り取ります。ライト部分にt1.0...169系「快速みすず」を仕立てる(1)

  • こちらの103系も再出発

    編成仕立ての見直しが続いています。PLUMの201系を五日市線に投入?することにしたので、「五日市線の103系」として仕立てていた編成を南武線に転籍させることにしました。南武線仕様を予定していたPLUMの209系をE231系800番台に振り替えてしまったので、その後釜という感じです。これはPLUMドミノなのか?笑もともと「五日市線の103系」は天賞堂の103系セットをいくつか譲り受けた際にオレンジのクハが余るので、中間に自作の2両を足して4連に仕立てようということで進めていました。アクセントをつけるため非ユニット窓のモハユニットを選んであります。あとは窓サッシを入れて屋根上を作れば完成する段階でしたが、あまりにもハッキリすぎる色の差(モハはGMスプレー)に唖然として手が止まっていました。そんなこんなで方向...こちらの103系も再出発

  • 169系再出発

    2015年というともう8年前になりますが、KATOの165系旧製品を改造して169系化しようと試みたことがありました。改造冷房車であるKATO製品に対し冷房準備車(=新製冷房車)設計の169系ではいろいろ違いがみられ、特に床下は協調運転関係機器の搭載とも相まって大改造する羽目になったのです。このため、当初は「妙高」「志賀」併結の12両編成を目指したものの、クモハ、モハ、クハ各1両とサハシを改造しただけでストップしてしまいました。今回、クモユ141を含む信越本線の普通列車を仕立てたので、この勢いを借りて残りの6両(サロ2両は無改造でいけるはずなので)も改造にようかと考えたのですが、8年以上にわたるブランクは大きく、もはや当時のような情熱を注くことはできないと感じ仕切り直すことにしました。すなわち、床下がほぼ...169系再出発

  • お座敷運転会

    恒例のお座敷運転会でした。2023年のシメにふさわしく8名が集合して賑やかでした。ヤードにはあんな車両もこんな車両も・・・♪以下、管理人が走らせた車両の一部です。クモユ141はライト関係が未装備ですが、一応完成したので編成に組み込みました。EF63×2+クモユ141+115系1000番台冷房準備車5連の信越本線普通列車です。ロクサンはTOMIX製で最近整備したと思い込んでいたところ、インレタなど一切貼っていないまっさらな状態だったので数周だけ。。ロクサンには速度調整SWが付いて最速にセットしても電車の方が速いのが心配でしたが、特に問題なく安定した走行でした。中央東線の客レ(一応423列車のつもり)は予定通りED61(マイクロエース)に牽かせました。重連で貨物牽引がメインでごくたまに旅客列車を牽くことはあっ...お座敷運転会

  • クモユ141を仕上げる(後編・完成)

    窓ガラスのうち曇りガラスになっている箇所は、透明ガラス(ポリカーボ)の表面を耐水ペーパーでこすって半透明にしたものを貼っています。ドア窓にはYAMA模型の保護棒印刷済ガラスを貼り、その他の保護棒が見えている窓にも同じものを貼り重ねてあります。〒マークはIMONのインレタで、曇りガラスの表面に転写したのですが、透け過ぎなので、裏側に白い紙を貼り重ねました。屋根上は賑やかです。AU12クーラーと押込み型ベンチレーター、避雷器はエンドウパーツ、PS23パンタグラフはTOMIX製で、郵便業務室の換気扇?はハーフガラベンを削ってそれらしくしたものです。これらは早い段階で仮取付を行って塗装も済ませてあったので、取付作業はスピーディーにできました。前面窓の裏側にはエコーのデフロスターを接着し、ワイパーとジャンパケーブル...クモユ141を仕上げる(後編・完成)

  • 423レ客車の仕上げ

    こちらも運転会前整備の一環です。中央東線の1973年初頭頃を想定した423列車に組み込む、張り上げ屋根のオハ352144とスロ62からの先祖返り工事車(あくまで模型の上での話です笑)オハ612625の仕上げが終わって出発準備が整いました。オハ35はデッキドア窓入れのみが残っていたので、窓の大きさギリギリにカットした窓セルをはめ込みました。無接着ですが1か所だけ緩くなってしまったので少量の接着剤で止めてあります。ちょっとホコリが気になりますね。。車内側なのでとりあえずこのままにしておきます。ところで、実車写真をもとに4か所すべて窓桟無しとしたのですが、たまたまこのドアだけだったらどうしよう・・・との懸念は拭い去れません。。オハ61は窓ガラスすべてが未装着だったので入れていきますが、まずはデッキドアのHゴムを...423レ客車の仕上げ

  • クモユ141を仕上げる(前編)

    信越本線がまだ横軽でつながっていた頃、115系普通列車にぶらさがって郵便を運んでいた長ナノ時代のクモユ141。これもだいぶ放置したなぁと思って前回の投稿を探したら2021年6月でした。なーんだ最近じゃん♪笑ちなみに素材は小高のペーパーキットで、前面のみ自作パーツに置き換えています。週末の運転会に持っていく新作がないのでコレを仕上げます。押し寄せる苦手意識を何とか払いのけてポスカの「はいいろ」でHゴム描き。まあ・・・人に見せられる程度には出来たかな。。レタリングはプラ完成品の残りインレタを活用して入れました。クモユが無いのでクモハとオユを合成。側面がのっぺりしていて目安となるものが無いため、写真のように紙帯に中心線を描いて貼り込み位置を決めています。郵便マークはかなり古いインレタしかなかったのですが、IMO...クモユ141を仕上げる(前編)

  • やっぱり201系も作ろう

    PLUMの201系プラキットであります。罪キットを仕方なく取り崩してきたいわゆる「罪キ崩し」ではなく、遅ればせながら新規購入しました。中央快速線と中央・総武緩行線は、101系800番台1本と103系2本(快速、緩行各1)がフル編成であるので201系以降はとりあえずいいかなと思っていたのですが(最近E233系に興味を示したことはあった・・・)、車両の置き場所もなくなってきたし、何より大量の未着手・仕掛り品がこの先完成できるのか?という切実な問題もあるので、「中央東線とその周辺」への選択と集中をもう一段強化することにしたものです。今後は中央線に馴染みのある車両を中心に入れ替えを行っていくつもりなので泣く泣くバイバイするする車両も出てきましょう。匂わせ投稿を逃さずキャッチしてください。笑さて、今回購入したのはク...やっぱり201系も作ろう

  • 大雪渓

    机の両脇に積み重なった「山」を崩していたら、信州安曇野にある蔵元の大雪渓酒造さんから送られたDMが出てきました。出張の晩にふらりと入った居酒屋で目にして飲んで感激。帰ってからさっそく通販で取り寄せて以来、季節の便りとともにDMが送られるようになりました。今年はお世話になっている人への贈答用と自分用を注文。着荷が楽しみです。味わいもさることながら「山の酒・大雪渓」というキャッチがいいじゃないですか。黙って俺の酒を飲んでみろ・・・的な。で、うまい酒のアテは80分の1丁目的にはやっぱり大糸線。2018年に撮影したE257系と、そのおよそ40年前のスカイブルーの旧国を愛でながらいただく準備をしましょう。山肌が多めで少々大雪渓感が足りませんけど・・。。あ、シメの蕎麦も買ってこないと♪(大糸線信濃森上~白馬大池間をゆ...大雪渓

  • モハ72近代化改造車

    横浜線の3扉・4扉混合旧国4連の続きです。モハ72の近代化改造車030は妻窓の問題も解決したので、PCで原図を作成して出力し、窓抜きまで完了。今回、Hゴムの表現には、西武411系前面窓で試したt0.25×w0.5プラ帯材(プラストラクト製)を使う方法を本格導入しようと思っていたのですが、肝心のブツが行方不明になってしまったのでt0.3程度の適当なアート紙を細く切って代用することに。失敗してもいいように妻板で試行。最初から0.5mm幅でやると作業中に切れてしまうので、後で削ることを前提に1.5mm程度の幅に切り出した帯材を窓の周囲に瞬着で貼っていきます。なんとか貼れました。接着面だけでなく全体に瞬着を浸み込ませておきます。t0.2の真鍮板をスペーサーにしてカッターで余分なところをカット。ん~~・・・みごとに...モハ72近代化改造車

  • やっぱり旧国は旧国だった

    横浜線のクモハ60・72系混成編成。モハ72近代化改造車の側板をPCで作画して出力して窓抜き中なのですがモンモンとしています。1965年(昭和40年)頃に東神奈川区に居たであろう車番と、毎度お世話になっている「我が心の飯田線」の「旧型国電編73形モハ72-1」の写真からモハ72030を選んだのですが、見えない部分の特定に時間を費やして、ペンならぬカッターが止まっています。戦時設計のモハ63形を徹底的に改造して誕生した72系。そのうちの0番台といわれるグループの一部の車体を骨組みまでバラして全金属化したのがこの近代化改造車ということですが、改造にあたった大井、浜松、吹田などの各工場の技術陣が腕を競った結果?、パッと見で分かる部分から細部に至るまで様々な形態が出現したとされています。上記でリンクしたページのモ...やっぱり旧国は旧国だった

  • 投稿再開します

    お久しぶりです。仕事の関係で工作時間が取れなくなりしばらく放置してしまいましたが、一段落したので再開したいと思います。突然のブランク失礼しました。とはいえ、止まっていたのは手先だけでアタマの方はフル回転していました。むしろ時間がない時の方が想像力がたくましくなって浮気し放題・・・。またまた新たな編成仕立てを企てている次第です。笑浮気ネタ素材はこちらのKATOクモハ41+クハ55セット。リニューアル発売時に勢いでポチッたものの就職先が見つからず、宇部小野田線や大糸線などを妄想したあげく、去年には身延線の旧国編成(中央東線の甲府ローカル)・・・という設定までなんとか漕ぎつけたのでした。しかし、ふとしたことからこちらのサイトを発見し、73形全盛期以前の横浜線にはクモハ60やクハ55を先頭にしてモハ72とサハ78...投稿再開します

  • こっちの4扉通勤車も頑張ってみようか・・・

    今年も残すところ2か月ちょっと。「2023年は完成の年!」と高らかに宣言したかどうか忘れましたが(笑)、青梅線103系がなんとか完成しそうなので、西武とか仕掛り事案はモロモロあるものの、熟成歴が長いこちらの電車を久しぶりにいじってみようと思います。小田急の大型4扉通勤車の歴史を開いた2600形です。ざっと検索したところ、おそらく最終の投稿は2016年5月のこちらの記事かなと思います。前面窓の寸法取りをミスって意気消沈してそのままになったという典型例。その後も2019年頃に「とれいん」誌で2600形が特集された時に再開しかけた形跡(写真が何枚かフォルダにあった)が見つかりましたが何も動かなかったはずです。。汗なにより6両分の窓・ドアが全部抜けててサーフェーサーまで吹いてあったのが背中を押された原因です。これ...こっちの4扉通勤車も頑張ってみようか・・・

  • 腕木式信号機と旧型国電

    だいぶ以前にフィルムスキャンしてそのままになっていた画像データが出てきました。身延線の旧型国電などを写した数カットで、撮影日や撮影場所、車号などが不明だったのですが、このたび一定の解明ができましたので公開したいと思います。撮影はおそらくすべて同一日で、アコモ改造以外の旧型国電が淘汰される1981年の少し前、1979~1980年頃の撮影ではないかと思われます。腕木式信号機が写っていますが、この時期に旧型国電と腕木式信号機の組み合わせは珍しかったそうです。西富士宮以北はタブレット閉塞でもあったとのこと。画像ファイル名は恐らくコマ順なのだと思われますが、その先頭に移っていたのがこのクハ55でした。顔つきは一見して奇異で強烈なインパクトがあるのはもちろん、貫通扉も中間車然とした「おざなり改造」でサハ57からの改造...腕木式信号機と旧型国電

  • クモニ13を組んでみた

    先日の鉄道模型ショーで買ってきたモデルワークスのクモニ13を少しだけ組んでみました。同梱されているパーツの全体です。車体はアートポスト系で、窓やドアは美しくレーザーカッティングされています。床板はABS板ですが屋根板には木を用いていて昨今のペーパールーフ+積層オデコ勢とは一線を画しており、昭和のペーパーキット世代としては安心感を感じます。車体側板の下にあるのは短冊状に抜かれた保護棒パーツで、まさにレーザーカッティングの真骨頂ともいうべき繊細さに驚かされます。側板と前面は内・外貼りが貼り合わせ済みとなっています。窓、ドア位置を合わせて広い面積を奇麗に貼り合わせるのは経験者でもなかなか難しいのでこれは親切設計。今回は荷物車なので、まず、ドアのスペーサーを貼ります。ドアは2枚構成なのでこれも貼り合わせます。組立...クモニ13を組んでみた

  • ありがとう200万アクセス/青梅線103系(13)

    このたび、拙ブログの開設からの累積訪問者数が200万アクセス(ユニークユーザー数)を突破しました。これもひとえに皆様方のご愛顧のおかげと深く感謝申し上げます。2009年(平成21年)9月に本ブログを立ち上げ、100万アクセスを突破したのが2019年(平成31年)4月で約9年半を要しました。そして今般、2023年(令和5年)10月の200万アクセス突破までは約4年半と、およそ2倍のペースでご訪問いただいたことになり、ただただ驚きと感謝の気持ちで一杯です。この4年半の記憶は新型コロナウイルス感染症のまん延、これに尽きます。初めて経験する緊急事態宣言。まち中から人が消え、リモートワークが伸展して働き方も変わりました。管理人は元々フリーランスとして自宅兼オフィスといった環境であったことから生活スタイルが変わること...ありがとう200万アクセス/青梅線103系(13)

  • 模型ショーへ行ってきました

    大田区産業プラザで開催されている「第48回日本鉄道模型ショー」を除いてきました。昨年は会場が分散していましたが、今年は1Fの大展示ホールに全ブースが集結していて好きなだけグルグル観て回ることができました。行った時間も午後2時をまわっていたので大きな混雑もなく、現地で遭遇した友人・知人と模型談義をしながら、気が付けば2時間近くの滞在となりました。いつもはトラムウェイやアクラスあたりのB級品ボディを戦利品と称して連れて帰るのですが今回は違いました。モデルワークスさんのペーパーキット「クモニ13」です。モハ33・34形を改造した002~016で旅客車時代の窓配置が残るタイプです。1両モノなのでスクラッチしてもたかが知れてはいるのですが、最近は1両でも窓抜きが億劫になるというヘタレ状態なので渡りに船。お値段も会場...模型ショーへ行ってきました

  • 青梅線103系(12)

    サハ103の窓ガラス入れが終わりました。週に1両ペースですが何とか前に進んではいます。。こと車体に関しては前回のモハ102と同じなので特筆すべきことはありません。並行して電気配線にも着手しました。今回は4両編成と手頃なので、「簡易引き通し」という手法がどの程度効果があるか試してみようと思います。2回路接続が可能な通電カプラーの集電安定化効果は実際に使ってみてその威力を実感したのですが、長編成になるとコスト負担も跳ね上がってきます。そこで、一般的なドローバーを使って1回路のみを隣接車両間で引き通したらどうなるかを検証してみようというものです。これが「簡易」の意味です。編成を上から見た状態を模式図にしたものです。「_」又は「 ̄」が台車の集電側を示し1台車2軸です。モハ以外は集電側を揃えてあるため4軸集電となり...青梅線103系(12)

  • 青梅線103系(11)

    スカイブルー時代の青梅線の103系を撮った唯一のプリントがあるのですが、退色・変色が激しく掲載を諦めていました。しかし、列車番号が「25」と表示されており、今回製作中の編成のモデルとなった写真(※注)と同じであることに気付き親近感が湧いたのでフォトレタッチソフトで無理矢理補正してみました。かなりバグった色合いになっていますが、ほぼ同時期に撮影したと思われるクモハ103をしんがりに据えた奥多摩行が拝島駅2番線で発車待ちする姿が浮かび上がってきました(撮影日不詳)。(※注)芝生將行様HP「103系列車編」の23、24枚目写真で撮影日は1978年1月7日さて、模型の方は・・・相変わらず難儀しております。ドア部分のモールドの影響で戸袋窓に貼るガラスの幅がマチマチです!!笑(車体中心に対して左右対称らしいことは分か...青梅線103系(11)

  • 青梅線103系(10)

    窓ガラスが細切れで時間がかかっている青梅線の103系ですが、クモハ103に続きモハ102の窓ガラス入れが終わりました。この車は動力車です。エンドウのシールが見えますがギヤはIMON製で、EN-22モーターとともにt1.0真鍮床板に組み付けてあります。車体と床板は四隅のタッピングネジで固定しますが、重さで中央がたわむので、写真のような張り出しを設けてタップを立て、M2ネジでとめられるようにしました。クモハ103と連結して走行テストを行います。動画を撮るまでもないので流し撮りで快調な走りをご想像ください。車両側が流れる流し撮りです。笑ところで、先日の投稿でパンタの向きが逆になっているのをご指摘いただいたので、パン下げ用のシリンダが前位側にくるように反転させました。引き続き残り2両(サハ・クハ)の窓ガラス入れを...青梅線103系(10)

  • クハ115が回送される

    某リサイクルショップに眠っていた「クハ1152100(身延色)」をゲットし、本日、無事回着しました。先日発見されたモハユニットをクモハ1152000+モハ1142600に改造し、これと組ませようというストーリーです。外見的には1000番台の雪切り室をなくしたのが2000番台なのでいけるはず。ハロウィンまでに完成したらおなぐさみ・・・てなノリです。しかしこのクハは奇数向き、すなわちクモハ115と同じ向きなので3連のジャンパ栓収めが華々しく出っ張っています。ジャンパ栓そのものも含めて方転改造が必要です。にしても・・・なんかこの栓収めの台座、曲がってないですか??別パーツならそれに越したことはないので、恐る恐る引っ張ったら取れたのはいいのですが、その裏側は予想に反して穴だらけでゲンナリ!!まあ、この台座はクモハ...クハ115が回送される

  • 115系が発見される

    まだ1か月も先なのに巷ではもうハロウィングッズが溢れています。便乗するわけではありませんが、わが家ではキャスター付きストッカーの引出しの中から“カボチャ電車”こと115系が発見されました。そんな場所に入れるなよって話ですが、最近とみに車両が増えてきて置き場所不足が深刻です。発見されたのはTOMIXのモハ114+モハ115のワンユニットで、悪いことに(笑)モーター付です走ります。どうやら、「横軽を越えた普通電車」の一環で115系1000番台のモハユニットを2組調達したものの、知合い様より冷房準備車3両セットを譲っていただいたために余ったものだということを思い出しました。手持ちの115系との組み合わせを色々模索しているうちに沙汰止みとなってしまったんですね。もう2年前の話ですか。。ご存じのとおり先頭車の入った...115系が発見される

  • 青梅線103系(9)

    屋根まわりを塗装しました。屋根はタミヤの呉海軍工廠グレイ(TS-66)、ベンチレーターは同じくタミヤのロイヤルライトグレイ(TS-81)です。窓ガラスを入れます。実はこれが大変なことに・・・。このキットは市販の窓ガラス、いわゆる窓セルを使う前提で窓部分の外板厚が薄くなるように成形されています。なのでドア、戸袋、サッシ窓のすべてを分割して貼る必要があるのです。少しでも実感的に・・・というホビーモデルさんの愛情と、頑張らんか~い!というムチ、もとい叱咤激励を感じます。。さらに今回はIMONの窓ガラス(t0.3ポリカ)を使ってみたのですが、他社のと違って両面に保護シールがついていて剥がす手間が倍になりました。。これも傷や指紋がつかないようにとのIMONさんの優しさ・・・と理解したのですが、今回のようにブツ切りに...青梅線103系(9)

  • 創意工夫待ったなし!

    マイクロエースから1/80の103系プラキットが復刻再生産されることがアナウンスされています。古くはアリイブランド(その前はナカセイ=中村精密時代があった?)のプラモデルとして人気を博し、少し前にネコ・パブリッシングから「創意工夫キット」として復刻発売されたもののリニューアル版ということのようです。近年流行りのプラキットですが、こちらは元々がプラモデル出身ということで実はあまり食指が動かず、先日のJAMでもチラ見しただけで写真も撮らずスルーしていました。しかし先日、ひょんなことからカツミのジャンクの485系・583系からはずしたDT32(エンドウの刻印あり)をいじっていたらブレーキシリンダがついていないことに気付き、むむ、これはもしかして「103系ボディ」+「ブレーキシリンダの無いDT32」=「走っちゃえ...創意工夫待ったなし!

  • 下河原線廃線跡1979

    引き続き下河原線と101系にまつわる写真や証言などを収集しているのですが、競馬の大きなレースが開催された日に東京や千葉から乗り入れたとされる直通電車の待機場所に関する興味深い情報を発見しました。これについては本稿の後半でご紹介しますが、これと少し関係する写真をまず載せていきたいと思います。武蔵野線にその任を譲って下河原線の旅客営業が終了したのが1973年(昭和48年)3月31日。それから6年後の1979年に廃線跡を歩いていました。貨物営業は1976年(昭和51年)まで続いていたそうなので、鉄道としての機能廃止から数えると3年後で、まだ線路や架線柱がかなり残された状態でした。フィルムカメラ時代で学生の身分となれば撮影枚数も限られます。もっと撮っておけよと当時の自分に言いたい気持ちを抑えて下図の地点から見た当...下河原線廃線跡1979

  • 青梅線103系(8)

    Hゴムの色差しをしました。何十回やっても慣れない作業で奇麗にできたためしがないのですが、このプラキットのようにモールドやエッチングで表現されたHゴムと「ポスカ」の相性は抜群でスイスイ作業がはかどります。国鉄時代なので「はいいろ」を使用。今回、トップコートは、クレオスの「水性プレミアムトップコート」(半光沢)を使ってみました。吹く前は「はいいろ」がもっと白っぽかったのですが、だいぶ明度差がなくなってしまいました。。とはいえ、プレミアムと銘打っているだけあって、しっとり落ち着いた感じに仕上がりは納得です。もう少し艶があってもよかったかなとは思いますが、「光沢」だとHゴムまでキラキラしてしまうので悩ましいところです。「ポスカ」のようなフェルトペン先の色差しツールがあるといいんですけど。。一説には綿棒を使うとよい...青梅線103系(8)

  • 下河原線最後の日に走ったのは101系トプナン・ユニットだったのか?

    以前、「下河原線を走った101系・・・半世紀前の歴史をたどる」と題した投稿の中で、下河原線の営業最終日に走った5両編成の列車の中にクモハ100+クモハ101とみられるユニットが含まれていたことをご紹介しました。より正確に申し上げるならば、Mc+M'cのユニットではなく、M+M'cの「M」すなわちモハ101をクモハ101に差し替えたものではないかというニュアンスの文章を書いていました。当該の編成は次の写真です。国分寺駅へ戻ってゆく列車を後追いで撮影されたものです。(出典:-70年代の追憶-鉄道ファンだった頃「在りし日の下河原線」)これについて読者の方より、「クモハ100+クモハ101は『クモハ100-1+クモハ101-1』ではないかと思います。」との情報をいただきました。ご教示いただいたzyusai様ありが...下河原線最後の日に走ったのは101系トプナン・ユニットだったのか?

  • 青梅線103系(7)

    塗装をしました。予告通り3両がスカイブルーでクハの1両のみオレンジバーミリオンの混色編成です。床下もマットブラックを吹きました。表記類はTOMIX完成車のインレタの余りをメインに使い、所属(西トタ)と定員表記のみくろま屋のインレタです。今回は特に数字の並びが似ている153系のインレタが大活躍しました。ボディと下回りを組み合わせて記念撮影。手前から順に(立川←)クモハ103-29+モハ102-116+サハ103-68+クハ103-537(→奥多摩)です。オレンジバーミリオンのクハ側から。このあとHゴムの色差しをしてから半光沢トップコートを吹き、マスキングして屋根を艶消しグレーに塗り分ける予定です。青梅線103系(7)

  • 青梅線の103系(6)

    パンタまわりの配管を仕込みます。プラで成形された配管止めはイカついですが、キットの持ち味を活かすためあえてそのまま使います。その代わり母線と空気作用管は指定より細いφ0.6と0.3を使いました。写真は真鍮線を曲げた母線で配管止めを串刺しにしたところ。このまま車体に当ててパンタ側から順番に接着していきます。さらっと済ますつもりが鍵外しまで作ってしまいました。(笑)ただし正確なものではなく“なんちゃって鍵外し”です。貫通路脇ではさすがにゴツい配管止めは入らないので省略してあります。前面は、ヘッドライトケースはキット付属のものを、テールライトケースはエコーのパーツをそれぞれはめ込みました。手すりはキット付属のφ0.4真鍮線を曲げたもので、指定のない屋根上の手すりも取り付けました。左のクモハ103のジャンパ栓収め...青梅線の103系(6)

  • 青梅線103系(5)

    最近は(も?)着工しすぎて車両置き場がジャングルの様相を呈しています。もっともここは車両置き場ではなくてレイアウトの駅予定地なのですが・・・。そして今回は表題の通り久しぶりに青梅線の103系を前へ進めます。右奥の方に2両ずつ分割して置いてあるのがソレです。前回の記事はこちら。まずは立川向き先頭車のクモハ103ですが台車を交換しました。サロマニア氏が日光モデルのDT33(ピボット)を無限回収しているとのことで、1両分のみですが供出することにしてカツミのDT33に履き替えました。最近のエン・カツ台車はMPボルスター仕様なので床板の心皿のモールドを0.2mmぐらい残して削り取ります。φ11.5mm車輪のフランジとのクリアランスをとるために車輪周辺の梁のモールドもカットしています。センターピン穴が作業しているうち...青梅線103系(5)

  • E231系800番台の試作

    PLUMの209系からE231系800番台(メトロ東西線乗り入れ車)を作る話。試しにサハを1両試作してみたところ何とかイケそうな気がしてきたので南武線ナハ32編成は撤回し、こちらへ完全移行することにしました。模型の前に実物の話を少々。床下機器の情報が不十分なので、本日早朝より三鷹車両センターの周りをうろついて情報収集してきました。現場へ着くと、K3編成に続いて先ごろ機器更新工事を受けたK1編成に火が入っていたので、いよいよ営業運転開始か!?と浮足立ったのですが、本日運用分の3編成がすべて出区しても動く気配なし。編成写真は撮れませんが床下や各部のディティールは辛うじて撮れたのでラッキーでした。更新はVVVFインバータの換装のほか、将来的なメトロ東西線のATO化やホームドア設置などをにらんだ改造が行われている...E231系800番台の試作

  • PLUMの209系を再開したいと思い

    PLUMの209系プラキットを発売と同時に3箱6両購入し、南武線のナハ32編成にすべく製作を開始したもののシルバーの定着が悪くマスキングテープに色移りしてしまい意気消沈。帯を3色に塗り分けるためにベースホワイトを吹いたらボテ塗りになってしまったことも相まって、以来、ずっと放置状態でしたが、このままにしておくのも勿体ないので重い腰を上げることにしました。そもそもの原因は、風のある日に屋外でシルバーを吹いたことや、古くガス圧の下がったベースホワイト(要はホワイトサフなので粒子が荒い)を使ったことなど思い当たるフシは多々あり、管理人の不徳の致すところなので塗料メーカーに非はありません。ましてや、こんなことが原因でせっかくの良好なプラキットを放置するとはPLUM様に対して失礼至極!成敗じゃぁ~!!というわけで再開...PLUMの209系を再開したいと思い

  • 張り上げ屋根のオハ35(3・完)と仲間たち

    張り上げ屋根のオハ35がほぼ完成しました。同時に作業していた2両とあわせてご紹介します。中央東線の1973年初頭の編成記録や当時の松本運転所配置車両から、新宿~長野間の423レをイメージした編成に仕立てたいと思います。ぶどう色2号(GM)を吹いた車体。上から順にオハ612625(ペーパースクラッチのスロ62を先祖返り工事)、オハ353217(トラムウェイの戦後型B級品ボディ;元はブルー)、オハ352144(張り上げ屋根;KATO改)です。オハ352144とオハ612625はキャンバス屋根のため、今回初めてタミヤの「NATOブラック」(TS-63)を使ってみました。ジャーマングレーより黒く、光線の具合によっては若干緑っぽさがみられます。これを風の強い日に遠めの距離からミストのように吹きかけ、なるべくザラザラ...張り上げ屋根のオハ35(3・完)と仲間たち

  • 張り上げ屋根のオハ35(2)

    オハ352144(長モト)の続きです。写真は継ぎ目瞬着充填→研磨→溶きパテ塗布→研磨まで終わった状態で、張り上げ部分を中心にさらにサーフェーサー吹きと研磨を繰り返すため、窓から下をマスキングしてサーフェーサーで厚塗りにならないように養生したところです。おおむね下地が出来たところでデッキ上部の水切りをプラ帯で表現します。実車には縦樋が見当たりませんが、水切りは妻面に向かって緩い勾配がつけられているように見えるため、おそらく縦樋は内部に埋め込まれているのではないかと思われます。あと、こちらのブログの2枚目の写真を見ると、デッキドアの窓は中桟がない1枚ガラスとなっています。荷物車では見かけますが客車のドアでは初めて見ました。写真ではこの1か所しか分からないので全てのドアがこのタイプか確証は持てませんが、スマート...張り上げ屋根のオハ35(2)

  • 張り上げ屋根のオハ35

    罪庫をどんどん開封していくシリーズですが、さすがに仕掛り品置き場が満杯になってきたので今回でいったん最後にしたいと思います。今度のブツはKATOのオハ35(茶)です。これも今年に入ってから買ったのかな??オハ35にはノーシル・ノーヘッダーや張り上げ屋根など、車体構造の近代化研究を目的とした「異端車」が多く存在したことが知られています。こちらのブログには、見る者を圧倒する(笑)張り上げ屋根のオハ352144(長モト)の鮮明な写真が掲載されているので、当鉄道でも1両作ってみようということになったものです。こちらの投稿にも、側面からの写真とブログ主様が製作された模型の写真が掲載されています。実車は全溶接構造のようなので、まずはリベットをすべてカッターでそぎ落とし、#600と#800の耐水ペーパーで均しておきます...張り上げ屋根のオハ35

  • JAM2023行ってきました

    この日曜にJAMを観てきました。最近はあまり各ブースをじっくり観察するということもなくなっていて、今回もなかば「買い物」にいったような感じです。笑毎年真っ先にお邪魔するギミックさん。2023の今年は残念ながらこてはし鉄道さんがご入院されていたのでお会いできませんでしたが、お仲間の手で無事完成されたと思われる素晴らしい「EF58ボディ吊り上げギミック」がしっかり実演されていました。今年の開催テーマ「電気機関車」に合わせて製作されたものです。どうかお早いご快復をお祈りいたします。そのあとはモデラー出展をざっと一巡してから模型店巡り。(笑)まずはトラムウェイのブースで101系やEF13など気になる新製品をチェック。3Dレジンの西武2000系の現物も見ましたが出来はなかなか良さげです。ただ、価格はかなり↑↑↑にな...JAM2023行ってきました

  • 下河原線を走った101系・・・半世紀前の歴史をたどる

    前回クモハ40の記事を投稿したときは気にしていなかったのですが、下河原線の旅客営業が廃止されたのが1973年ということで、今年はそこから数えて50年目という節目の年に当たるわけです。むしろ「武蔵野線開業50周年」と言った方が「エエ!もうそんなに経つの?」という感覚になりますが、それはさておき、今回はその半世紀前に下河原線を走った(であろう)101系のことについて考察めいたことを書いてみようと思います。当時を記録した文献やサイトはそう多くありません。クモハ40はまだしも101系に至っては残された写真はだいぶ限られるようです。その中で注目されるのが「-70年代の追憶-鉄道ファンだった頃」というHPの中にある「在りし日の下河原線」というページです。更新が途絶えてから久しいと思われるページは作成者の名前・連絡先も...下河原線を走った101系・・・半世紀前の歴史をたどる

  • 下河原線のクモハ40

    これは割と最近買ったものなので、そう開封を急ぐ必要もないのですが、西武E851との絡みがあるので開封・整備していこうと思います。KATOのクモハ40(1-422)で、パワトラから両軸駆動に変更された再生産ロットのものです。今回はこれを下河原線運用時の姿に仕立てます。下河原線は、中央本線国分寺駅から東京競馬場前駅間5.6kmを結んでいた中央本線の支線で、1973年(昭和48年)3月31日付でその役割を新たに開通する武蔵野線に譲って廃止されました。途中の北府中駅から分岐して多摩川に接する下河原駅まで結ぶ貨物線もありましたが、それもほどなく廃止され、現在は全線のほとんどが緑道として整備されています。KATOの完成品なのでほとんどレディ・トゥ・ランの状態ですが、手すりなどいくつかのパーツはユーザーが取り付けなけれ...下河原線のクモハ40

  • どんどん開封・着工

    未開封・未着工品に手をつけていくシリーズ(?)お次はキハ07です。非電化時代の甲府ローカル(甲府~韮崎)で活躍した車両を再現すべく、SHOP-KIHAさんに半完成ボディをオーダー。予定より大幅に前倒しで組み立てていただき、今年の3月末に着荷していたものの手付かず状態でした。さすがに申し訳ないので組み立てていくことにします。製品は、窓枠が貼り込み済みで立体になっていますが、両端の運転室部分が屋根を含めてバラバラの状態でマスキングテープで止めてあります。ドアも別パーツとして同梱されていました。まずはこれらを組み付けて完全な鋼体に仕上げていきます。流線形のカッコいい運転室部分をボディに接着。まず木工用ボンドで位置を微修正しながら固定し、追って裏から瞬着を流して完全固定しています。オデコも積層貼り合わせ済みなので...どんどん開封・着工

  • 八高線1980,昼下がりのクセ強め編成

    最近、買ったはいいが開封しない付属パーツも付けない“買いっぱ”車両が増えてきました。いけませんねぇ。。そこで盆休み中にいくつか手を入れるべく、まずはTOMIXのキハ402000番台に火を入れることにしました。これは今年の3月に発売されたもので5か月寝かせての開封となります。キハ40欲しいけど中央東線と接点ないしなぁ・・・と諦めかけたところ、キハ35系のイメージが強い八高線にも一時期在籍していたと知って購入を決めたものです。実車は1980年8月に高崎第一機関区に新製配置されたもので番号は2085~2089の5両。小所帯ゆえ付属のインレタには当該番号の収録なし。もちろん1文字ずつ拾ってもいいのですが、2000番台なら客車の余りインレタを探せばいくらでも出てくるだろうと安易に考えて探し始めたものの80番台が出て...八高線1980,昼下がりのクセ強め編成

  • 西武E851形電機の製作(2)

    E851の続きです。丸窓はTMSの1/80図面を測るとφ6mm強なので、恐らくφ500mmの丸窓ではないかと推定し、大きめの丸刀でザクザク近似円の形に穴を開けたあと瞬着を断面に浸み込ませ、乾燥したところでφ6.2mmドリルでだましだまし仕上げました。ひと通り内貼りを貼ります。機器室のルーバーは、エバーグリーンの波板(#2020「カーサイディング」;0.5mmピッチ)を使います。そのままでは溝が浅いのでPカッターを使って心持ち深くしてやります。溝に沿って引いていくだけですが、そのままだととこまで引いたか分からなくなるので、開始点に黒ペンを塗っておき、引いたところが白くなって判別できるようにしています。引く前(下)と引いた後(上)ではこのぐらいの差があります。ルーバーの大きさに切り、さらに三分割して間に0.2...西武E851形電機の製作(2)

  • 線路設備モニタリング装置を模型視点で見る

    最近チラホラ見聞きしていた「線路設備モニタリング装置」。営業列車として走りながら軌道の変位やレール締結装置の状況などを自動的にモニタリングする装置だそうで、自分の模型的にはあまり関係ないかなと思っていたら、先日着手しかけた211系のN601編成にはこれが搭載されていると知り、とりあえずどんなものか見ておこうと昨日ですが1時間弱かけて高尾駅まで行ってきました。自身の模型製作のための備忘録としてUPするものなので、興味ない方は読み飛ばしていただければ幸いです。同装置はN601編成の場合、下り甲府・松本方面行き列車の先頭となるクハ210-1に取り付けられているとのこと。当日の運用情報サイトを確認したところ、高尾発17:45の甲府行543Mに間に合いそうだったのでカメラ抱えて出撃。高尾駅の下り列車は駅舎から最も遠...線路設備モニタリング装置を模型視点で見る

  • 西武沼は深かった・・・E851の製作(1)

    また横っ飛びして新物に手を出しております。私鉄界随一のF級電機として人気の高いE851形電気機関車。いいないいなと思いつつ指をくわえていたのですが、意外とハードルが低いことに最近気付き、ついに着工してしまいました。10連の電車を作ってる最中に「今じゃないだろ」というのはありますが、501系の湘南顔をカッコよく作らなければ、というプレッシャーを跳ねのけるための気分転換が必要であります。。汗なんでハードルが低いかというと下回りにEF81のパーツがそっくり使えるからです。実車はEF81やEF64-1000番台と同じDT138(両端)・DT139(中間)という台車を履いていて、これはKATOから台車モーター方式のAssyパーツが出ています。レッドベア(DF200)を作った時と同じ発想です。同車ではEF510用の台...西武沼は深かった・・・E851の製作(1)

  • ペーパーで作る西武赤電(501系編[4])

    サハに続いてクモハを作っていきます。側板にヒノキ補強材を貼って箱にしますが、20m級車体の場合、補強材1本の長さは230~240mmなので、市販の900mmのヒノキ材から1両分4本が取れないのが悩ましいところ。下心を出して端材を2本つないだら折れ目が出てしまったので、“添え木”をしてなんとか直線に戻したのが中央に見えるものです。ちなみに一番効率がいいのは18m級車体で、きっちり4本分取れます。運転台側は別組みした湘南顔を合体する予定で仕切り板のみ接着。中央下部に見えるのは尾灯/通過標識灯光源をはめ込むガイドで、φ1mm光ファイバーを2列で差込む穴が開けてあります。で、別組みの工程をいろいろ考えたのですが暑さで考えがまとまらず、結局、立体になった車体にパーツを順に組み付けていく方法に変更しました。一応、腰板...ペーパーで作る西武赤電(501系編[4])

  • ペーパーで作る西武赤電(501系編[3])

    クモハの湘南形前面がまだ出来ていないので中間のサハ1501形2両(奇数、偶数)を先に組み立てます。内貼りと補強材を貼った側板と、同じく内貼りを貼った妻板を組み合わせて立体にしているところ。屋根板は、のぞみ工房/YAMA模型の「ほぼピッタリ屋根板H」を使いますが、幅は確かに35mm+αぐらいで“ほぼピッタリ”な一方、肩部分はご覧のようにかなり垂直に切り立っており、このシリーズ1、2位を競うほどに「削る楽しみいっぱい」なアイテムとなっています。しかしここで挫けては先に進めないので頑張って整形。下回りも同時進行で作ります。台車は日光のTR11(コロ軸・スポーク車輪)、床下機器はIMONのサハ1501形用(もう1両はサハ1551形用=1501形とほぼ同じ)、カプラーはIMONの通電カプラーです。まだ仮組みなので未...ペーパーで作る西武赤電(501系編[3])

  • 「115系300番台発売近し」の報を聞き

    先日、PLUMから突如として115系300番台の開発状況に関するツイートがありました。失礼ながら立ち消えか延期を予想していたので良い意味で裏切られました。3Dショットを見ると窓幅なども是正されたようでかなり期待できる仕上がりのようです。しかし300番台はエンドウのスカ色の3+2+3の8連が既にあるので、前にも1、2度つぶやいた長野色の貫通6連を仕立てる方向で考えてみようと思います。(115系300番台長ナノC9編成;2009.5.19高尾駅にて)で、115系の話はここまでで、115系出るんじゃこっちを先に片づけとかなきゃね・・・というナゾ理論で、寝かせておいたパーミルの211系の袋を取り出してゴソゴソ始めましたというお話がメインです。笑こちら、「1000、3000番台基本3両セット」ということで少々物足り...「115系300番台発売近し」の報を聞き

  • ペーパーで作る西武赤電(501系編[2])

    501系が少し進みました。真鍮エッチング製のドアにメタルプライマーを塗ります。本格的なブラス工作をやらないのでマッハとかいさみやのプライマーは使ったことがなく、ウチではずっとクレオスのメタルプライマーをお手軽に筆塗りしています。「改」になって密着力が上がり、最近買い換えたものには「透明度UP!!」のシールが貼ってありました。進化してますね。サーフェーサー処理を済ませた車体側板にドアを貼ります。クモハ(最上段と最下段)はプレスなし、初期車のサハ(中2段)はプレスありです。片開きドアは開閉方向に注意が必要なので、戸袋の位置を裏にマークして間違わないようにしました。今回はすべてIMON製品を使いましたが、戸当たりゴムが表現されていていい感じです。床板も準備しました。クモハ1両を動力車とし、パーツボックスで見つけ...ペーパーで作る西武赤電(501系編[2])

  • コキ5500を組んでみよう(後編)

    コキ5500の後編です。インレタが入手待ちなのですが、一応「ほぼ完成」としたいと思います。全体をサーフェーサーでコーティング。#800耐水ペーパーをひと通りかけていますが、凹凸が多いので“なめる”程度です。数か所メインフレームと床板との間に接着不良がみられたので瞬着を流し込んでおきました。デッキ側のカプラー取付ビス穴はやはり気になるので、ナットによる盛り上がりを削ったうえで紙片でフタをし、パテとサーフェーサーで均しましたが、盛り上がりを完全になくすことはできませんでした。繰り返しになりますが薄型ナット必須です。塗色は赤3号です。以前に“コキ10000改”のコキ5500を作った時は何を使ったのだろう?と自分のブログを読み返したところモリタのビン塗料を使ったと書いてありました。たかだか4両塗っただけなのでまだ...コキ5500を組んでみよう(後編)

  • コキ5500を組んでみよう(前編)

    “罪庫”とはよく言ったもので・・・。笑昭和の貨物列車用にチマチマと買い貯めた面々です。中にはインレタ貼るだけじゃん!みたいなのも含まれていますが、いずれにせよ手付かずなのは間違いない。あまり溜めると精神衛生上よくありませんので作っていきましょう。前の写真の右上に置いてある、パンケーキコンテナ(甲府モデル)のコキ5500初期型のペーパーキットを組み立てます。その下に見える「V19コンテナ」は「V11コンテナ」(5個積み規格の通風コンテナ)の間違いなのですが、それを乗せるために最近買ったものです。コキ5500は以前にKATOのコキ10000を改造して4両ほど作りかけたものがあって、共用すればいいやぐらいの軽い気持ちでいたのですが、コンテナ4個積みに改造された晩年タイプ(27000番台)であったことに今さらなが...コキ5500を組んでみよう(前編)

  • ペーパーで作る西武赤電(501系編[1])

    似たようなタイトルが乱立しております。笑「ペーパーで作る」と題したものはクハ1411形で一度アップしたのですが、8連から10連プロジェクトに戻ったため、今後は501系編でこのタイトルを使うようにします。501系はクモハでサハ2両をサンドイッチした4両編成です。「竣工図」には主要寸法しか載っていませんが、基本的にはそれ以前のクハ1411形、もっとさかのぼれば国鉄クハ55と見るからに同寸なので、窓幅800mm、柱幅100mmとして図面を起こし、一気に窓抜きを行いました。なお「湘南顔」の部分はまだ寸法を検討中です。今回は1975年時点で新宿線に転入していた編成の中から第3編成(503F)をプロトタイプに選びました。この編成のサハは初代501系(のちの351系)とともに製造されたため、クモハとは床高さや屋根カーブ...ペーパーで作る西武赤電(501系編[1])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[9])

    3連休初日の昨日は恒例のお座敷運転会。今回も多種多様な車両が集まりました。管理人は165系アルプスにED61重連が牽く短編成貨物列車など中央東線風列車を眺めながらゴロゴロ。。西武411系の完成デビューを目指したのですがあと一歩のところで断念しました。ということで411系の製作記を続けます。アルミサッシと窓セルの貼り込みは終わったのですが、このキットの特徴でもある窓下のクッションゴム表現で、最初はセルの下端2mmにマットブラックを塗っていたのですが、ロングシートの背もたれの上から“黒い帯”が見えてカッコ悪いので、以後は下端を空けて窓セルを貼り、ゴム部分はマットブラックを塗った薄紙(写真下)を別に貼る方法に変更しました。ゴム表現自体は見た目が締まって見えるのでいいと思います。続いてライト関係の難関をやっつけま...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[9])

  • 10連への思い断ち難く

    「西武『赤電』への思い断ち難く」と題して投稿したのが3月。新宿線の10両編成運転を再現すべく、zugのプラキットの改造を中心に411系、701系、551系の組み合わせを模索したものの、自分の好きな1970年代初頭の西武赤電スタイルでは無理があることが分かり、クモハ411の台車をFS40したり、10連をやめて8連とするために551系4連を451系2連に変更したりといったチューニングを行った結果、なんとか1973年の時代設定でうまく収まることになりました。しかししかし、堂々たる10両編成運転への思いは断ち難く再度の方針変更を行うことにしました。いまいちど西武新宿線の10両編成運転の開始についておさらいすると次のとおりです。(西武鉄道会社要覧2022データ集「年譜」より)・1975年6月2日西武新宿~本川越間急...10連への思い断ち難く

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[8])

    411系編を続けます。元々クセのあるキット(褒めてます)なのに色々手の込んだことをし始めために時間を食ってしまい牛歩状態。でもなんとか進んでいます。電気関係で大きな方針変更をしました。編成内のカプラーは701系なども含めてエンドウのドローバーを予定していて、すでにマウントも整えて取付済みだったのですが、軽量なプラ車体ということで引き通し化することにしました。カプラーはIMONの通電カプラーを使用。前作の富山地鉄クハ173号で試用して非常に高い通電安定効果がみられたため引き続きの採用となりました。車体側への給電に車体コーナーにある固定用ビスを利用するため、ラグ端子板を加工してカプラーと一体的に配線しました。ちなみにこちらはクモハの動力台車側のようす。こちらはクハの前部側のようす。車内をなるべくすっきりさせる...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[8])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[7])

    クハの方も塗りあがったのでレタリングをほどこします。赤電のいいところは手持ちの国鉄/JRのインレタがそのまま使えることですが、社紋だけはシールで自製することにして、先日の駅撮りで撮影したこの写真を下敷きにしてWordで原図を起こしました。シール紙にプリント。将来のために2000系用も作ってあります。笑こんな感じで貼り付け。外周を図柄ギリギリに丸くカットするのが難しくお座なりに・・・。ま、雰囲気重視ということで。。で、調子に乗ってこちらも雰囲気重視で手持ちのインレタから「形式」と「自重」と「検査標記」を転写。もちろん中身はデタラメです。毒を食らわば皿まで・・・と「定員」も。。なんか白い文字が書いてあればヨシ!若干の前面パーツを取り付けてからクリアコートを吹きます。まずはヘッドライトケース。メーカー不詳の10...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[7])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[6])

    411系の続きです。クモハ411のブレーキシリンダを外すのを忘れていたので、カッター、マイナスドライバー、ピンセットなどを駆使して剥ぎ取りました。FS40は台車シリンダ方式なので車体側は不要なのです。結果、この周辺ががらんどうになってしまったのですが仕方ないですね。。前面下部の補強板ですが、実車はおそらく4mmとかそのぐらいの鉄板を巻いているはずです。模型で用意できる薄板もしくは薄紙ではどう頑張っても0.1mmが限界でゴツくなるのは避けられないので塗装で表現することとし、マスキングしてサーフェーサーを4~5回吹き重ねました。結果は、ちょっとインパクトに欠けますがまあ雰囲気は出たかな?という感じ。この状態ではまだマスキングの段差を消していないのでだいぶ盛った写真になっています。パンタランボード、パンタ台、配...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[6])

  • トレインドリームさん訪問

    昨日、神奈川県相模原市にある話題のレンタルレイアウト店「トレインドリーム」(TD)さんを初訪問し、いつものお座敷運転会メンバー3名とともに運転を楽しみました。全部で4線のエンドレスがある情景付き16番ゲージのレイアウトで、緩い勾配はあるもののほぼ平坦に近く、伸び伸びとした運転が楽しめます。今回は西武の完成を見込んで私鉄を多く持ち込みましたが、結局未完成に終わり、この友人の801系に朝まで塗装中だったw411系をつないで2周だけ試運転し協調可能なことを確認しました。現在この801系はわが手元にあり、来月のお座敷運転会まで借りて目の保養をさせていただくことに。借り賃として若干の整備をする予定です。こちらも同行者の名鉄7000系パノラマカーと近鉄特急。10100系ビスタとスナックカーの混成でしたっけ?ちゃんと聞...トレインドリームさん訪問

  • 製品化は嬉しいけど・・・

    新製品情報をチェックしていたら気になるモノを見つけました。トラムウェイからEF13箱型が、模型工房パーミルから213系5000番台が発売されるようです。発売時期は前者が2023年末予定、後者が今月末となっていますが、前者はプラス1年ぐらい見といた方がいいですかね?■トラムウェイのEF13ほかの新製品に関する情報(HP)■模型工房パーミルの213系5000番台に関する情報(Twitter)製品化は嬉しいけどまた先を越されちゃいました。もぉ~もたもたしてるから・・・wwプラEF13はいいですね。CAD画が正しければウチの作りかけとはスタイルが違いそうだし、これで36k円なら買いかな。ぶどう色2号一択ならウチのをぶどう色1号で決めたい(未だに迷いがあった)のでもう少し情報が欲しい。213系は・・・。。ステンレス...製品化は嬉しいけど・・・

  • 「RhB レーティッシュ鉄道の世界」講演会を聴講

    少し前ですが、Twitterを眺めていたら「RhBレーティッシュ鉄道の世界」という講演会があるとのお勧め情報が流れてきたのでさっそく申し込み、今日参加してきました。神奈川県の平塚と新百合ヶ丘(川崎市)に店舗をもつ「railways湘南ライン」という模型店の主催で、「氷河特急」をはじめとするスイス・レーティッシュ鉄道(RhB)のNゲージを展開する(株)関水金属の関良太郎氏を招き、製品開発の経緯や同鉄道の魅力などを講演していただくという企画です。会場は小田急線新百合ヶ丘駅に隣接する「新百合21」という複合ビルの研修室ということで、新宿から8000系の快速急行に乗って新百合ヶ丘を目指します。だいぶ数を減らしつつもまだ第一線で活躍する普通鋼製の8000系。自分が小田急に乗るときは選ばなくてもこれに当たることが多く...「RhBレーティッシュ鉄道の世界」講演会を聴講

  • ワフを組む(3)

    テールライトは極小のチップLEDを灯具の裏側に仕込むことでなんとか点灯化のメドが立ったので、次に室内灯を組み込んでいきます。このワフ22000なる緩急車、生まれは戦後ということになっていますが見るからに古めかしいスタイルです。当然室内灯は裸電球・・・と思ったら、なんと蛍光灯を装備していたようです。元国鉄職員(車掌)でいらしたこちらの方のブログ記事を読むと、「室内には非常に小さく暗い蛍光灯しかなく、蛍光灯が「ピー」と音を出していたのが印象に残っています。」と書かれています。1970年代末から1980年頃に乗務されたときの記憶ということで、この頃はすでに一般家庭にも蛍光灯は普通にありましたから、後年の改造であれば「ピー」と鳴るような蛍光灯にはならず最初から蛍光灯だったのでしょう。もっとも製造当初は「電気設備さ...ワフを組む(3)

  • ワフを組む(2)

    このキットは補重用のウエイト板を貨物室内に敷き込むようになっていますが、重さが十分でないのと重心が偏ってしまうので、車掌室側の空いている空間にウエイトを追加します。まずは台枠の隙間に手持ちのt1.0鉛板を2枚重ねにして敷き込みます。まだ軽いので3枚重ねにしたものを車掌室のベンチの中に押し込みます。しかし中央付近を持って持ち上げるとまだバランスが取れていません。屋根裏の見えにくい場所に貼ってなんとか釣り合いました。この程度なので脱線するほどの重心の上昇はありません。ステップを接着します。ステーが細いのでなんかイメージ違うなと思ったら、どうやらワフ21000をプロトタイプにしているフシがあります。ここは深入りせずこのままにします。テールライトはこんなパーツが入っています。豪華なロストパーツも出ていますが、ここ...ワフを組む(2)

  • ワフを組む

    先日入線したED61に牽かせる貨車のことを考えつつ雑誌をぺらぺらめくり、ネットをふらふら徘徊していると、1970年代の中央東線をゆく黒貨車には車掌車又は緩急車を編成の両端に連結しているものが散見されることに気づきました。例えばこんな感じです。(アントンK様「趣味の履歴簿」ブログより)ED61だけでなくEF64が牽く列車でも機関車の次位にワフかヨの姿が確認できるのでED61限定でもなさそうです。こちらでは両方の例が写っています。(故芝生將行氏HP「懐かしの国鉄列車・車両編中央線-その4」より)他線区への乗り入れの関係でしょうか?東京方面からみると小淵沢から小海線、辰野から飯田線、塩尻から篠ノ井線方面はいずれも“順方向”で入って行けますから、考えられるとすれば、身延線に入る列車は甲府で向きが変わるのでその関係...ワフを組む

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