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禅蔵さんのプロフィール

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東京都
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ブログタイトル
新・からっぽ禅蔵
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/logos1961
ブログ紹介文
行雲流水・水辺を愛する禅宗僧侶のブログ
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2009/02/24
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禅蔵さんの新着記事

1件〜100件

  • 老化とサーフィン〜その3〜

    まず、余談を1つ。有名な禅の言葉の1つに、「廓然無聖」(かくねんむしょう)という語がある。何の妨げもなく広々とサッパリとした境地に至れば、凡だの聖だの、迷いだの悟りだの、そんなものなど一切無くて、カラリと開けた今このときを生きられるものだ、というような意味と理解して良いだろう。薄暗い坐禅堂で、足の痛みばかりが気になりながら坐禅をしているよりは、サーフィンなど、各人が好きなスポーツに熱中している瞬間、その瞬間こそ、まさに「廓然無聖」の境地にあるのかもよwそれだけに、夢中でスポーツに打ち込んでいる人達の、その瞬間の笑顔って、キラキラ輝いて眩しいものだ。まあ、それはともかく、本題に入ろう。以下、前回の「老化とサーフィン〜その2〜」の続き。尚、本記事「老化とサーフィン」は、今回の「〜その3〜」を最終回とする。以下は本文...老化とサーフィン〜その3〜

  • 老化とサーフィン〜その2〜

    本文に入る前に、まず余談だが、どなたかのブログに、「死んだら仏(ほとけ)になるのか?」という一文があり、気になったので、私見を述べたい。「死んだら仏になる」のではない。「死んだ人=お亡くなりになった方を、仏様(ほとけさま)と呼ぶのだ」と言いたい。そもそも「仏」とは、旧字体で「佛」と書く。この字は、「人」と「弗」から成る。「弗」は、「〜ず」「〜ない」などの打ち消しの意味なので、「佛」とは、「人にあらず」という事になる。人が、お亡くなりになって、人としての人生を終えた状態。それが「ほとけ」であろうと考える。だから、死んでから「ほとけ」になるのではなくて、死んだから「ほとけさま」なのだ。他方、悟りを開いた人を「ほとけ」と呼ぶ場合もあるが、こちらは、悟りを開いて、人としての境地を超越した状態なので、「人にあらず」、即ち...老化とサーフィン〜その2〜

  • 老化とサーフィン〜その1〜

    「四苦」仏教の説く基本的な4つの苦しみ。即ち「生・老・病・死」。これらは、生きている以上、避けられないものだ。以下は、僕の趣味「サーフィン」をする上で、障害となった「老」について記すものである。僕は、18年間もの長〜いブランクを経てサーフィンを再開した。そのサーフィン再開から、早いものでもう4年半近く経つ。でも、実は、初めから何の問題もなく手放しに楽しく再開できたわけではない。若い頃には有り得なかったような、加齢に伴った老化による身体機能の衰えなどを、幾つか感じた。それを告白すると同時に、どのように克服したのかを述べたい。それが、ある程度の年齢になってサーフィン等のスポーツを再開した方々の、多少の参考にでもなれば幸いである。まず、サーフィンを再開して直ぐに、激しく痛くなった部位がある。それは、肋骨だ。パドリング...老化とサーフィン〜その1〜

  • 禅話135ー世界は崩れ落ちるー

    2022年、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。さて、本年の1回目は、久しぶりに「禅話」を以下に記す。◎禾山和尚(無殷法性禅師)884〜960●本文問、「如何是古仏心?」師云、「世界崩陥。」僧曰、「世界為什摩崩陥?」師云、「寧無我身?」●試訳問う、「如何なるか是れ古仏心?」師云はく、「世界は崩陥す。」僧曰はく、「世界は為什摩(なぜ)崩陥するや?」師云はく、「寧(なん)ぞ我身無からんや?」●超訳(弟子の修行僧が師僧に)問う、「古仏心(こぶつしん)つまり過去世に現れた歴代の有り難い諸仏たちの心髄とはどのようなものですか?」師僧が云う、「世界は崩れ陥る。」(弟子)修行僧が更に問う、「どうして世界が崩れ落ちるのですか?」師僧が云う、「世界がどうであろうと、キミ自身の我身があるだろう...禅話135ー世界は崩れ落ちるー

  • ありがとう

    写真がピンボケですみません。これは、環境保護団体グリーンピースの50周年記念バッジ。非売品です。僕は、日頃から当団体に寄付金を送り続ける事で協力している。その関係で、当団体からたまたま頂いたのが、このバッジ。デザインされている白い熊は、ホッキョクグマなのだろう。ホッキョクグマは、絶滅の危機にあるらしく、その理由は、人間が引き起こした地球温暖化だという。そのクマが乗っているのは、エコな乗り物として自転車がデザインされたのだと思う。僕は、日頃サーフィンを通じて自然のなかで遊ばせてもらっているのだから、環境保護に対して意識を高く持つのは当然の事だと思っている。従って、僧侶としてのお勤めによる収入があるうちは、これからも、環境保護に積極的でありたい。他方、若い頃の僕が初めて行った海外旅行先インドでは、多くの貧しい子供た...ありがとう

  • 恐怖!〜狂人がいる墓地〜

    過日、僧侶としのお勤めで、都内の某霊園へ行った。紹介を受けて、その霊園で、○○家様の四十九日法要をお勤めさせて頂くためである。因みに、その霊園でのお勤めは、僕は初めてだった。ただ、その霊園の紹介を受けるとき、いつもお世話になっている紹介先の担当者さんの様子が、何やら、ぎこちなかった。「禅蔵さん、その霊園でのお勤めは、今回が初めてですよね?」と言う。僕は、「ええ、そうですけど。何か?」と問うた。紹介担当者さんは、次のように言った。「いえいえ、いいんです。初めてのほうがいい」と。どうも、何やら問題のありそうな霊園なのかも知れない。気をゆるめず、油断する事なく、その一方で、誠心誠意しっかりと、○○家様のご供養をさせて頂こうと思った。そしてその当日。僕は、早めにその霊園に到着。まだ○○家様の方々は来ていない様子だった。...恐怖!〜狂人がいる墓地〜

  • 暗闇の海

    本題に入る前に、余談だが、少しだけ最近の事に触れておく。まず、小室圭さん・眞子さま、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せでありますよう御祈念申し上げます。但し、これまでの小室家の母子による数々の言動は、僕には全く理解できない。少なくとも僕は、あのような母子とは絶対に関わりたくはない。次に、新庄剛志さんが日本ハムの野球監督になられた事。これからの新庄さんの活躍が楽しみですね。但し、新庄さんの整形顔はかなり気持ちが悪いので、なるべく顔出しは控えてほしいものだ。いや、どなたであっても、自然な顔ならそれなりに美しいと僕は思っている。新庄さんも、整形前の自然な顔はイケメンだったと思う。しかし、不自然な整形顔はマジで気持ちが悪い。最後に、18歳未満への10万円給付。年収960万円以下という線引。全く意味不明で理解できな...暗闇の海

  • 仏道・ウパニシャッド・荘子

    今回の、以下の記事は、かなり以前に当ブログにアップしたものの抜粋版。ちょっと、個人的に再確認したくて、再度、以下に示しておく。松本史郎氏は、『禅思想の批判的研究』のなかで、道元(1200~1253)の「仏道をならふといふは、自己をならふ也。自己をならふというは、自己をわするるなり。自己をわするるといふは、万法に証せらるるなり」という「現成公案」の記述を挙げたうえで、「注意すべきことは、ここに「自己をわするる」と説かれていて、決して「自己を捨てる」等と表現されてはいないことである。」と述べ、次のように論じている。【以下引用文】〔上の「現成公案」の〕記述で説かれているのは、『荘子』「斉物論」の「天地与我並生、而万物与我為一」や、『肇論』の「天地与我同根、万物与我一体」などの語によって示される〝万法と自己(我)の一体...仏道・ウパニシャッド・荘子

  • ワクチン接種後に死亡

    写真は、先日サーフィンをした某海。まだ夜が明けず、月あかりが、ほんのりと周辺を照らしていた様子。なんとなく、『デスノート』に出てくる死神リュークでも飛んで来そうな空だったwそれはともかく、この日ではないが、少し前に、この辺りで、僕は人工衛星らしき光る物体が飛んでいるのを目撃した。これは、僕にとって初体験だった。なぜ、「人工衛星らしき光る物体」と思ったのか?その理由は次の如くである。まず、飛行機やヘリコプターならば、その光は点滅しているはず。その日、僕が目撃した空飛ぶ光は、点滅していなかった。また、飛行機やヘリコプターがかなり高い高度を飛んでいる場合、それを地上から見ると、かなりスピードがゆっくりに見えるものだが、その日僕が目撃した光は、高度が高いのに、かなり早いスピードだった。では、流れ星の可能性は無いのか?そ...ワクチン接種後に死亡

  • 精度を高めたい!

    常に、この瞬間・瞬間とピッタリと一致している事が大切だ!と僕は思っている。僕だけではなく、僕以外の禅僧も、「今ここ」を重視する者は少なくない。実際、僕は坐禅中に次のような状態に至った事がある。坐禅中に聞こえてくる野鳥の声も、遠くで走る車の音も、半眼で見えている景色も、何もかも全てが、1秒の誤差もなく、1㎜のズレもなく、完ぺきに完成している今の一瞬・一瞬だ!と確信したのだ。しかし、僕のその境地をある先輩僧に話すと、先輩僧からは、「それは野狐禅(やこぜん)だ」と言われておわった(笑)この事は、かなり以前にも当ブログに書いた。まあ、それが野狐であったとしても、やはり、今のこの瞬間・瞬間とピッタリと一致している事を、僕は重視していたい。過ぎ去った過去をクヨクヨと考え過ぎたり、まだ起きてもいないトラブルを想像して未来に臆...精度を高めたい!

  • 禅ネタ本47ー縁起と空・道と無ー

    まず余談だが、9/18㈯のニュースを引用紹介したい。〈以下は引用文〉トヨタ自動車の豊田章男社長は18日に三重県鈴鹿市内で開いた記者会見で、新型コロナウイルス流行の影響により日本で自動車レースの中止が相次いでいることに関して「五輪で許されても四輪や二輪は許されず、不公平と感じる」と述べた。日本自動車工業会会長として答えた。豊田氏はモータースポーツ選手も五輪選手と同じアスリートだと強調した上で「モータースポーツの外国人選手がなかなか入国できない(状況がある)」と指摘した。自動車レースを巡っては10月に三重県で予定されていたF1シリーズの日本グランプリ(GP)が中止になった。〈以上引用文おわる〉なるほど、まったく同感だ。世界のTOYOTAの社長、豊田氏のおっしゃる通りだ。オリンピック・パラリンピックは強行開催しておき...禅ネタ本47ー縁起と空・道と無ー

  • ZEN&SURFING〜その2〜

    本題に入る前に、まず、直接的ではないにせよ、コロナ感染者を爆発的に増やし、医療を崩壊させた原因は、オリンピック・パラリンピックの強行開催であった。このオリ・パラ開催中、どれほどの人が、病院で医師にも診てもらえず、自宅で苦しみながら亡くなっていった事か。彼らのご冥福をお祈り申し上げる。合掌同時に、ワクチンとの因果関係は不明とされているが、実際には、ワクチン接種後に急死した方々も少なくない。これは、ワクチンの成分が、自身の体に合わない人が一定数いるという事ではないのか?そして、そのワクチンに合わない体質の人は、具合いが悪くなるのを通り越して、死に至ってしまうという事ではないのか?少なくとも、彼らの死が、「ワクチンとの因果関係は不明」と言うならば、逆に言えば、「ワクチン接種によって死亡した可能性もある」とも言えるだろ...ZEN&SURFING〜その2〜

  • 真の金メダル〜オリンピックを終えて〜

    オリンピック期間中、僕は僧侶としてのお勤めを休んでいた。その理由は、オリンピックによる交通規制などで、思わぬ渋滞が発生し、僕が、葬儀会場や法事会場に遅刻して葬家様に迷惑をかけたくはないからだ。その事は、前回に書いた通り。ただ、お盆にはお勤めを休んでいられない。オリンピックも終わったし、僧侶としてのお勤めは、しっかりとやらせて頂くつもりである。ちなみに、僕の住む東京都は7月がお盆だが、周辺県は8月がお盆。1都3県あちこちの会場及びご自宅に出向いてご供養させて頂いている僕としては、都内在住とはいえ、やはり、8月盆のほうが忙しい。しかも、期間中に、ご葬儀の依頼も入っていて、かなり忙しい。ところで、オリンピック開催に踏みきった政治家やIOCの連中は許せないが、オリンピック選手1人1人には罪はない。それは以前にも書いた通...真の金メダル〜オリンピックを終えて〜

  • イメージと現実

    最近の事を、ダラダラと書いてみたい。まず、東京オリンピックが始まってしまった事で、僕は、僧侶としてのお勤めを休んでいる。以前から述べてきた通り、オリンピックが始まれば、僕が住む東京都内はアチコチで交通規制や通行止めが行われる。そうなれば、僕が法事や葬儀の開式時間に間に合うように会場に行けるかどうかわからなくなる。もしかしたら渋滞にハマって遅刻してしまうかも知れない。葬家様や葬儀社さんが、「お坊さんは遅刻してもいいよ」と言ってくれるなら良いが、そうはいかない。遅刻は厳禁だ。従って僕は、オリンピック開催期間中は、一切のお勤めを休む事にしたのだ。一方で、趣味のサーフィンは続けている。これは趣味なので、予定した時間に間に合わなくても問題ないからだ。いずれにせよ、オリンピックは大迷惑な事である。今からでも、途中からでもオ...イメージと現実

  • 禅話134ー風雷と星月ー

    本題に入る前に、まず余談だが、僕が住む東京都では、4度目の緊急事態宣言が発令される。政府関係者は、「まんえん防止等重点措置でも緊急事態宣言でも、どうにも感染者が減らないなあ」と思って首を傾げているのかも知れないが、だとしたら彼らは、頭がおかしいのだろう。もう何度も書いたが、「東京オリンピック開催」をアナウンスしているだけで、人々は、「世界的なオリンピックを開催出来るぐらいなら、オレらが個人的に遊びに行くぐらい平気でしょ」と感じるのが自然だ。その意味では、オリンピックは、開催前から既にコロナ感染者を増やしているとも言える。1都3県の会場では無観客でやるようたが、それは、「一般の観客は入れない」という意味であって、無人という意味ではない。いずれにせよ、緊急事態宣言下であるにも関わらず、なぜそこまでしてオリンピックを...禅話134ー風雷と星月ー

  • ソロ坐禅・ソロ登山・ソロサーフィン

    写真は、先日サーフィンをした某海。さて、仏教は本来「縁起説」とか「無我説」などと称されるように、「我」を立てない事になっている。しかし、仏教に属する禅宗では、坐禅などの修行に於いて「己事究明」を掲げ、己=我の事を重視する。これには、僕は、苦笑してしまう。「無我」なのか、「己事重視」なのか、「どっちやねん」とツッコミたくなる(笑)しかし、今はこの点についての追求は横に置いておこう。とにかく、坐禅に於いては、自らの今としっかりと向き合う事が大切とされる。とは言え、坐禅は自宅で1人で行うのではなく、坐禅の指導が出来る禅僧がいる坐禅会に参加する事が望ましい。(但しコロナ禍の今は別)ただ、こうした坐禅会での坐禅中、やたらと警策を欲しがる人がいるが、これはどうかと思う。警策は、臨済宗では「けいさく」、我が曹洞宗では「きょう...ソロ坐禅・ソロ登山・ソロサーフィン

  • 快楽主義と安楽の法門

    写真は、先日サーフィンをした某海。たまたま写っている釣り人は他人。さて、「サーファーは快楽主義者だ」と言われる事がある。なるほど、その通りかも知れない。サーフィンは気持ちがいい。そもそも、早起きして、朝日が昇る頃に海に向かってドライブする事からして気持ちがいい。現地に到着して、自然の中に身を置くだけでも気持ちがいい。次に、海に入って、全ての生命の母なる海に抱かれているだけでも気持ちがいい。そして、一期一会の自然の波に乗り、波と一体となる感覚は、最高に気持ちがいい。そう言えば、釈尊も、苦行からは真理は得られないと気づいて、その後に、坐禅・瞑想をして悟りを開いたという。その坐禅は、苦行なんかじゃなくて、「安楽の法門なり」と道元も言っている。アマチュアサーファーである一方で、禅僧でもある僕は、坐禅に夢中になり、坐禅と...快楽主義と安楽の法門

  • 今までありがとうございました!〜重要なお知らせ〜

    今まで、ずいぶんと長い間ブログを書いてきた。最近では、毎週日曜日に新しい記事をアップするようにしていた。ただ、今現在、僕にとってブログを書く事は、それほど楽しい行為でもなくなってきた。昨今、「緊急事態宣言」だの「不要不急の外出は自粛」だの「人流を抑える」等々と言ってる。その一方で、「東京オリンピックは犠牲を払ってでもやる!」とか、「アルマゲドン(最終戦争)に見舞われない限り東京オリンピックは予定通りやる!」とか、「パブリックビューイングも作る」のだそうだ。このチグハグは何事だ?何かのコントか?もしも、オリンピックを強引に開催して、コロナ感染者や死亡者が更に増えたなら、それはもう、ハッキリと明らかな“人災”だ。もう、この狂った世の中には呆れるばかりで、何かブログを書くのもバカバカしく思えてきた。もう、世の中がどう...今までありがとうございました!〜重要なお知らせ〜

  • サーファーあるあるw〜その2〜

    前回、4月11日に「サーファーあるあるw」の記事を書いた。今回は、その第2段。①【見た目と違う波】海に入ってサーフィンする前に、誰でも岸から海を見て波のチェックをする。そんな時、見た目には良い波だけど、海に入ってみるとイマイチだったって事よくある。また、逆に、見た目イマイチなのに、海に入ってみると結構いい波だったりする事もよくある。②【見た目と違う波〜その2〜】で、僕が1人でサーフィン中に、イマイチの波で、なんとかショートライドをしていると、後から別のサーファーが入って来て、「フン!俺ならもっと上手く乗れるぜ」って顔をしている。しかし彼は、海に入って10分もしないうちに、「あれ?見た目より波が良くない。つかみずらい。なかなか乗れない(汗)」っていう表情に変わる(笑)そんな人がいる。そして、先に入っていて、なんと...サーファーあるあるw〜その2〜

  • 禅話133ー余計な事は考えるな!ー

    まず余談だが、海外からも「東京オリンピックの中止」が望まれている。一方、国内でも、多くの国民が中止を望んでいる事は勿論、勤務医の労働組合「全国医師ユニオン」も、オリンピックの中止を政府に要請した。これでも、オリンピックを強行開催するというのなら、日本国民は勿論、世界からも、日本の政府は信頼を失うだろう。いずれにせよ、国民の命よりも、名誉や金儲け(オリンピック開催)を優先する外道どもには呆れるばかりだ。前にも書いたが、不要不急のオリンピックの自粛を願う!そもそもスポーツって、人様の命を犠牲にしてまで強行するようなものだったっけ?さて、今回は、久しぶりに「禅話」を書こうと思う。以下は本文。荷玉和尚〔匡慧〕●原文問、「十二時中、如何与道相應?」師云、「莫造作。」僧曰、「争奈時中何?」師云、「時中是什摩?」●試訳問う、...禅話133ー余計な事は考えるな!ー

  • サーフィン系You Tubeについに

    サーフィンのイメージトレーニングをする上で、サーフィンの動画を観る事がよくある。昔、僕が18歳でサーフィンを始めた頃は、サーフィン動画を観るのは簡単ではなかった。町の公民館のような場所を利用して、サーフィンムービーの上映会などがあり、そんな場所でしかサーフィン動画を観れなかった。とは言え、そうした上映会は、単にサーフィンムービーを鑑賞するだけにとどまらず、集まって来る多くのサーファーたちとの交流の場でもあった。とにかく、それはそれで楽しい思い出だ。さて、現在は、サーフィン動画を、いつでもどこでもYouTubeなどで気軽に直ぐに観れる。もちろん僕だけではなく、おそらく多くのサーファーが、YouTubeなどでサーフィン動画を観て、いろいろと参考にしていると思う。まあ、中には、とても見るに堪えない物もある。それがどれ...サーフィン系YouTubeについに

  • 東京オリンピック中止!

    僕は、コロナ禍以前から東京オリンピック開催には反対だった。それは、これまでにも当ブログに書いて来た通りだ。しかし、今のコロナ問題の悪化を見ていると、もはや、オリンピック開催に「賛成か」「反対か」などと言ってる場合ではなく、ハッキリと、「中止すべき」という状況になっていると言えるだろう。そもそも、現在発令されている3度目の「緊急事態宣言」って、何かのジョーダンなのか?と思ってしまう。「不要不急の外出は自粛」「ステイホーム」「1都3県に遊びに来ないで下さい」等々を言っておきながら、一方で、間もなく、大会関係者だけで数万人もの人達が我が国に入国する「東京オリンピックはやります!」「選手や関係者の方々、世界からどんどん東京に来て下さい!」って、これほど支離滅裂で異常な事は他に無い。これを、「ジョーダンだろ?」と言わずし...東京オリンピック中止!

  • Just Surf〜ローカル問題・ドロップイン問題

    『JustSurfただ波に乗る〜サーフィンのエスノグラフィー〜』という本がある。その著者は、水野英莉さんという女性サーファー。彼女は、特にプロサーファーでも何でもない一般サーファーだが、一方で、社会学、ジェンダー・スタディーズを専攻する京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得認定退学なさっている博士だ。そして現在は、流通科学大学人間社会学部准教授だそうである。本書は、そんな彼女自身のサーフィン体験およびサーファー仲間との体験を通じて、主にジェンダーの問題に焦点を当てて書かれている。いや、単に性差別の問題というよりも、サーファーたちの中で起きる仲間意識や差別意識、或いは上下関係や優劣など様々な側面からサーファーたちの実態を浮き彫りにし、問題提起する。初版は2020年3月30日発行で、僕は、出版前から予約をして、出...JustSurf〜ローカル問題・ドロップイン問題

  • 禅ネタ本46ー⑥『金剛般若波羅密経』ー

    さて、前回紹介した文の①~⑦部分について、筆者なりの言及、または確認を加えたい。まず①。『老子』が『荘子』とは異なり、政治への関心を持ちつづけていたように思われる点については、既に以前に紹介したので今は繰り返さない。ただ、「政治への関心」に限らず、人が、あるテーマに対して関心を寄せるということは、思考や行動を一定方向に向けるということであり、それは、完全なる自由とはほど遠い制約された限定的活動にほかならない。先に見た『荘子』が天に従うのも同様で、「天への関心」を抱く時点で一定方向を向いていることになる。それを足かせと言うのであれば、『老子』・『荘子』に限らず、人間的営みには、常に大なり小なりの足かせが伴うということにもなる。もっとも、完全なる自由に生きることなどは全く不可能であり、制約された条件下でのみ生きるこ...禅ネタ本46ー⑥『金剛般若波羅密経』ー

  • サーファーあるあるw

    今回は、海でサーフィン中に、ちょっと気になった事を3つ〜4つ挙げてみたい。さっそく以下に示そう。①【パドリングよりバタ足の人】乗ろうとする波がやって来て、その波に乗るためにパドリングを開始する。その時、パドリングよりも激しいバタ足をする人を時々見かける。ここは、基本、両手のパドリングでテイクオフするところだ。勿論、そのパドリングを補うために多少バタ足をする人は少なくない。僕も、場合によって2〜3回ほど足で水を蹴る事もある。だが、基本は両手のパドリングだ。ところが、何を勘違いなさっているのか?両手のパドリングよりも何倍もの力で、大きな音を立てて「バチャバチャバチャバチャ〜!」とバタ足でテイクオフしようとしてる人が、たまにいらっしゃる。まあ、そーゆー人がいても、僕は特に何も言わないけど、本当は次のように言ってあげた...サーファーあるあるw

  • 禅ネタ本45ー“無”と“無限”ー

    老子は、無の哲学の先駆者として、無の世界に足をふみいれたが、一方で、(①)老子は政治への関心を持ちつづけていた。その政治の重い足かせが、より自由な飛躍をさまたげる結果となった可能性があるという。「無の哲学の真の完成は、次の荘子を待たなければならなかった」として、森氏は、『老子』・『荘子』それぞれの説く「無」の違いに切り込む。まず、(②)『老子』は固定した「無」を万有の始めに置いているが、それは誤りであると指摘する。万有の始めとなるものは、「無」ではなく、有を限りなく包み込む「無限」でなければならないという。この点『荘子』は、有無の両者を包み込む無限者の性質を鏡に譬えて説明しているとして、『荘子』応帝王篇の次の箇所を引く。「至人(しじん)の心を用(もち)いるは、鏡の若(ごと)く、將(おく)らず逆(むか)えず、應(...禅ネタ本45ー“無”と“無限”ー

  • 禅話132ー道を得た人ー

    まず余談だが、3月25日から聖火リレーが始まった。2回目の緊急事態宣言が解除された後、今も、東京都内の首都高速道路上などの電光掲示板には、「不要不急の外室は自粛」と示されている。これは、緊急事態の期間が過ぎても、感染者数のリバウンドを恐れての事だろう。いや、そもそも、もう1年も前からコロナ問題と向き合っているのに、国民にお願いするばかりで、国は、有効な手段をほとんど何も打っていない。そのため、今回の宣言解除も、「お手上げ解除」でしかない。「どうしていいのか、わかりませ〜ん。お手上げで〜す」という無能な解除だ。更に、今のところ、ワクチンさえも充分に足りていない。こんな状況なのに、本気で東京オリンピックを開催する気らしい。このコロナ禍でも強引に開催するその姿勢は、まさに、狂っているとしか思えない。因みに、ニッポン放...禅話132ー道を得た人ー

  • 波乗り雑記帳2(15)ー【最終回】ー

    僕(当時27歳)は、その後もサーフィンを続けた。仕事が休みの日には、必ず海へ通った。また、ある会社で、トラックに乗って千葉の外房方面への配送を担当していた頃には、トラックにサーフボードを積んでおいて、配送の仕事の合間にもサーフィンを楽しんだ。それから、千葉のみではなく、茨城の鹿嶋や大洗方面へもよくサーフィンをしに行くようになった。茨城方面は、波が良い事が多い。但し、湘南や千葉よりも海水温がかなり低い。その冷たい海に入り続けた事が引き金となったのか、僕は、ついに耳の病気になってしまった。サーフィンをしない人にはあまり知られていないかも知れないが、我々サーファーは、長年に渡り海に入り続ける(特に冬の冷たい海に入り続ける)事で、「サーファーズイアー」という耳の病気を発症してしまう事がある。海でサーフィン中、繰り返し耳...波乗り雑記帳2(15)ー【最終回】ー

  • 波乗り雑記帳2(14)ーグッドウェーブー

    僕は、27歳の時に、千葉の夷隅でサーフィン中、初めてスナメリ(イルカの一種)と遭遇した。18歳からサーフィンをしているのに、なぜ、27歳まで遭遇しなかったのか、逆に不思議である。やはり、あの2.26の事故以降、僕の中で何かが変わったのか?とさえ思えてくる。ともかく、その後は夷隅よりも北のエリア(千葉県北方面)で、サーフィン中に何度かスナメリと遭遇するようになった。最初は、何なのか正体を知らなかったので怖いような気もしたが、スナメリである事がわかってからは、サーフィン中に近くに彼らが出現すると、なんだか嬉しい気分だし、癒やされる気がした。時には、僕がパドリングで移動していると、僕の後を追ってついて来る事もあった。また、僕がドルフィンスルーをすると、僕のボードの真下で、僕の動きを真似て同じようにドルフィンスルーをし...波乗り雑記帳2(14)ーグッドウェーブー

  • 禅ネタ本44ーインド仏教の“空”・中国老荘の“無”ー

    ところで、『荀子』「解蔽篇」に記された批評は、荘子ただひとりに対するものではなかった。墨子(ぼくし)、宋子(そうし)、慎子(しんし)、申子(しんし)、恵子(けいし)、そして荘子の順で、計6人へ批評を加えている。しかし、この場に於いて老子には言及していない。老子に対しては、同書「天論篇」に於いて、慎子、老子、墨子、宋子の順で4人を挙げ、彼らに対して、真の道を知らない愚者として批判している。「解蔽篇」に記された批評対象と、「天論篇」に記された批評対象とでは、「墨子」・「宋子」・「慎子」が重なり、「申子」・「恵子」・「荘子」は「解蔽篇」のみ。そして、「荘子」は「解蔽篇」のみであるのに対して、「老子」は「天論篇」のみで批評されている。『荀子』にとって、老子と荘子は、同列に並べ挙げて批評するものではなく、別々に考察すべき...禅ネタ本44ーインド仏教の“空”・中国老荘の“無”ー

  • ブログお休みします

    毎年、今頃の時期に言ってるような気がするけど、「坊主まる設け」は正しくない。我々僧侶も、キチンと税金を納めている。というわけで、年に1度の確定申告の準備で忙しいため、今回はブログ記事をお休みします。尚、写真は、先日サーフィンをした夜明け頃の某海。まだ太陽は昇らず、月が美しく輝いていた。禅蔵合掌ブログお休みします

  • 波乗り雑記帳2(13)ー将門・鬼滅・そして‥‥ー

    冬のある日、知り合いの小さな居酒屋で、仲間数人と共に朝方近くまで飲んでいた僕(当時27歳)は、タバコを切らせてしまった。(尚、今はタバコは完全にやめているし、お酒は少量飲む程度だ)僕は、仲間が乗って来ていた自転車を借りて、近くのタバコの自販機に向かった。まだ夜明け前で辺りは暗かった。自転車で走りはじめて間もなく、僕の記憶が途絶えた。次に記憶が戻ったとき、僕は、血だらけで路上に倒れていた。いったい、何が起きたのか!?おそらくは、次のような事だと思う。僕は、スピードを出すために全力で自転車のペダルを回転させた。このとき僕は、ペダルの回転を見ていて前を見ていなかった。記憶があるのはここまで。ここからは想像だが、かなりの酒量を飲んでいたところで急激に身体を動かしたので一気にアルコールが体内に巡った。このためバランスを崩...波乗り雑記帳2(13)ー将門・鬼滅・そして‥‥ー

  • 禅ネタ本43ー天か人か・性善説か性悪説かー

    前回の「禅ネタ本42ー禅仏教文献に見る死生観ー」(2021/1/31UP)の続き。さて、『老子』と『荘子』の異なる側面については、馮氏ばかりが述べているわけではない。例えば、森三樹三郎氏は次のように述べている。「老子と荘子の間には、かなり顕著な相違があって、老子が政治的関心から出発して形而上の世界に歩を進めたのにたいし、荘子は最初から永遠の世界に突入しようとする。それだけに荘子のほうが、より哲学的であり、宗教的である」と。上に森氏が言う「老子が政治的関心から出発」に関連して、例えば金谷治氏は、『老子』80章に理想郷(ユートピア)が描かれていると指摘した上で、次のように述べている。「そうしたユートピアを描くこと自体が、すでに大いに政治的なことだと言えるはずです。つまり、世間的な政治技術は否定されるとしても、もっと...禅ネタ本43ー天か人か・性善説か性悪説かー

  • 波乗り雑記帳2(12)ークローズアウトー

    前回、「波乗り雑記帳2(11)ー陸から空へ。そして海へ!ー」(1/24UP)で触れた通り、僕は、母たちを探す旅・各地のお寺に泊まり巡る旅に加えて、夜な夜な首都高速道路で車を走らせる陸の体験。スカイダイビングやモーターグライダー等で大空を自由に飛ぶ空の体験。それぞれ素晴らしく貴重な体験をした。だが、サーフィンの魅力は、それらを上回っていた。決定的なのは、サーフィン以外はプレイ可能な条件の幅が狭いという事。例えば、車でスピードを出せばスピード違反という違反行為になるし、スカイスポーツは、視界良好で風穏やかな日にしか出来ない。濃霧や強風では出来ないのだ。一方、サーフィンは、自らの判断でいつでも出来る。その自由さは、サーフィン以外にはなかなか無いのであった。そういうわけで、僕(当時27歳)は、少しの間離れていた海へ再び...波乗り雑記帳2(12)ークローズアウトー

  • 禅ネタ本42 ー禅仏教文献に見る死生観ー

    前回の「禅ネタ本41ー生を喜ばず死を憎まず、生死一体なるを知るー」(2021/1/17UP)で紹介した『老子』13章①を換言すれば、次のような事であろう。「我れを想い悩ます患(わずら)いは我が身である。この我が身が無ければ、なにものにも想い悩まされることはない」これは、生きる上で、生・老・病・死の4つが苦しみであるとする仏教の基本的な立場を思い起こさせる。例えば、1世紀頃のインドの仏教詩人アシュヴァゴーシャ(=馬鳴めみょう)の作『ブッダチャリタ』を、中インド出身の僧曇無讖(どんむしん)が5世紀に漢訳したとされる文献『仏所行讃(ぶっしょぎょうさん)』(『大正新脩大蔵経』4巻に収録されている)がある。その内容は、仏教開祖釈尊の生涯を綴った伝記である。そこには、「生・老・病・死」についての言及が散見できる。今、その内...禅ネタ本42ー禅仏教文献に見る死生観ー

  • 波乗り雑記帳2(11)ー陸から空へ。そして海へ!ー

    当時の僕は、特に車の免許には興味は無かったが、母に勧められて、26歳になってやっと自動車教習所へ通う事になった。その教習所では、意外な出会いがあった。1つは、少し前に地元で出会った18歳の女の子がこの教習所の生徒として来ていた事。彼女とは、最近会っていなかったので、教習所での再会という事になったわけだ。もう1つ、それ以上に驚いたのは、この教習所の運転教官の中に、僕の中学生時代の同級生がいた事。中学生時代、彼とはクラスも一緒で、そのクラスの中でも特に仲が良かったグループの中の1人だった。「あれ?禅蔵?何だよお前今ごろ免許取りに来たのかよ?」というのが、彼との再会で最初に言われた一言だった。改めて、26歳にもなってやっと車の免許取得のために教習所へ通う事が、ずいぶんと遅い事なのだなあ、と感じた。ただ、彼は、僕に対し...波乗り雑記帳2(11)ー陸から空へ。そして海へ!ー

  • 禅ネタ本41ー生を喜ばず死を憎まず、生死一体なるを知るー

    前回、「禅ネタ本40ー禅の己事究明と、楊朱の個人主義ー」(2020/12/20UP)に於いて、中国で構築された禅の思想と、それ以前から存在する中国古典の1つ楊朱の思想は、どちらも、“我”を中心とした考えに立脚している事を指摘した。それは、“無我説”とも称される仏教とは、本来異なるものではないか?そもそも、中国人には、是非はともかく〝中華思想〟と言われる意識がある。これは、自らの地が世界の中心であり、その文化が最も優れているとするもので、そこに誇り高い自己肯定の気質が存する。現代人でも、どこか自信がなさそうな日本人に比べて、中国人はいつも堂々としているように見える。これは、たとえ本人が無意識であっても、中国人には自己肯定の〝中華思想〟が身についているためであろう。この〝中華思想〟こそが、楊朱の為我説(個人主義)や...禅ネタ本41ー生を喜ばず死を憎まず、生死一体なるを知るー

  • 波乗り雑記帳2(10)ー旅ー

    僕は、25歳の時に、千葉で完璧に満足のいくサーフィンが出来た事を期に、一旦サーフィンに区切りをつけた。その後、K子の影響を受けた僕の妹(僕より3歳年下)が、未婚のままヤクザの子を産んだ。これにより、父が激怒し、母は、僕の妹とその子供を連れて、父の元から家出をした。このため、僕は母たちを探す旅に出た。このとき僕は、26歳になっていた。しかし、いきなり旅に出たわけではない。まず初めに、僕は、今後どうするのか相談するために父に電話をした。しかし、父の答えは次のようなものだった。「俺は1人でやっていく。お前も1人で生きていけ!」と。父とは、それまでも、その後も、ずっと疎遠のままとなった。そこで、今度は隣町にある母の実家を訪ねた。父のもとから家出をした母たちの行き先を知らないか聞くためだ。母の実家では祖母から話しを聞き、...波乗り雑記帳2(10)ー旅ー

  • 謹賀新年!

    新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。ちなみに、僕はもう趣味のサーフィンの年始の初乗りを済ませた。一方で、仕事の面では、明日さっそく葬儀の依頼が入っているので、今日はその準備に取りかかる。今年も、サーフィンと、お勤めの、2本立ての日々になりそうだ。禅蔵合掌謹賀新年!

  • 良いお年を!

    今年は、新型コロナウィルスの世界的なパンデミックで大変な年だった。昨日12/26㈯の、東京都の新型コロナウイルス感染者は、新たに949人確認されたそうだ。これは、1日あたりの感染者数としては、12/24㈭の888人を上回り、過去最多。東京都内では、これで12日連続で曜日ごとの最多を更新している。そもそも、昨日12/26は、いつも感染者数が少ないはずの土曜日だ。その土曜日に、949人確認となると、間もなく、都内の1日あたりの感染者が1000人を超えるのは確実だろう。もしかしたら、やがて2000人にも達するのかも知れない。都内の病院は、もうその機能を完全に失うだろう。今さらながら、「GoToキャンペーン」を始めるのが早すぎた。そして、同キャンペーンを停止するのが遅すぎた。その意味で、菅氏ら政治家の責任は重大だ。そも...良いお年を!

  • 前ネタ本40ー禅の己事究明と、楊朱の個人主義ー

    前回「馬祖禅の矛盾」を指摘したが、今ここでは、先の馮友蘭氏の著書からの引用に話題を戻す。そして、後半では、禅の己事究明(こじきゅうめい)について触れる。まず、先に見た「司馬談が道家を〈道徳〉家と称している」について。司馬談(?~紀元前110)とは、司馬遷の父である。そして上の文は、「六家要旨」に記しているという。当該の文は、『史記』巻130「太史公自序」に確認出来るので示しておく。(訓読)「六家の要指に論じて曰く(中略)夫(そ)れ陰陽、儒、墨、名、法、道德は、此(こ)れ務めて治を為す者なり。」さて、馮氏の述べるところに於いて、特に注目したいのは、「老学は楊朱の学を一歩進めたもの、荘学はこれを二歩進めたもの」という点である。まず、楊朱(ようしゅ)とは何者か。楊朱は、ときに陽生(ようせい)や陽子(ようし)或いは陽子...前ネタ本40ー禅の己事究明と、楊朱の個人主義ー

  • 波乗り雑記帳2(9)ーサーフィンライフの終わり?ー

    僕(当時25歳)は、サーフィンそのものに集中したくて、Wサーフィンクラブの仲間と海へ行く事を減らし、1人で電車に乗ってサーフィンをしに行くようになった。その電車内では、電車サーファーの高校生たちや、地元の素朴な女子高生たちと知り合った。そんなある日、Wサーフショップのスタッフから、次のような電話連絡があった。「今度ウチ(Wサーフショップ)主催のサーフィンコンテストやるんだけどさあ!Sクラス(1番レベルの高いスペシャルクラス)の出場者が少なくてさあ。禅蔵なら、Sクラスレベルだから、ウチのコンテストのSクラスに出場してよ!って言うか、実はもうSクラス出場者の1人として禅蔵の名前書いといたから!絶対に出場してよ!」と。僕は、「また、コンテストかよ‥‥‥」と思った。「波乗り雑記帳」シリーズ1に書いたが、そもそも僕は、1...波乗り雑記帳2(9)ーサーフィンライフの終わり?ー

  • 禅ネタ本39ー馬祖禅の矛盾ー

    さて、柿村崚・吾妻重二両氏の共訳を頼り、馮友蘭(ひょうゆうらん)氏が『中国哲学史成立篇』で述べるところを引用したい。馮氏は、「漢以前に「道家」という名称はなかったし、また『老子』の思想は荘子と同じではない。老学は楊朱の学を一歩進めたもの、荘学はこれを二歩進めたもの」という。更に、「老学は漢初にあって流行し、荘学は漢末において隆行をみた。(中略)実際には『老子』は『老子』、『荘子』は『荘子』なのである」と述べ、次のように続ける。「道家という名称は漢人によって立てられた。老・荘がともに道家とされたのは、老学と荘学は異なるとはいえ、ともに当時の伝統的思想・制度全般への反対派だったことによる。もう一つは、老学と荘学が説く「道」「徳」の二概念が共通していたからである。漢代、道家の名のもとに両者が一括されたのは、ここに理由...禅ネタ本39ー馬祖禅の矛盾ー

  • 波乗り雑記帳2(8)ーサーフィンに対する気持ちの変化ー

    Wサーフィンクラブで仲良くなった尾藤さん(当時25歳)といつも一緒に海に行ってサーフィンをしていたが、その習慣にも終わりがやって来た。尾藤さんは、当時H大学の大学院生だったのだが、その大学院での勉強に区切りをつけて、遠く関西方面にある実家に帰る事になったそうだ。理由は、商売を営んでいる実家のあとを継ぐためだと言う。尾藤さんが居なくなってからの僕(当時24歳)は、Wサーフィンクラブの他のメンバーと海へ行っても良かったのだが、このころ僕は、サーフィンに対する考え方に若干の変化が起きてきていた。それまでは、仲間とワイワイ一緒にサーフィンをする事が楽しかったのだが、この頃から、1人でサーフィンしたいと思うようになってきた。その理由はこうだ。仲間とワイワイ一緒に海に入っているのは確かに楽しいが、おしゃべりなどに夢中になっ...波乗り雑記帳2(8)ーサーフィンに対する気持ちの変化ー

  • 【禅話131ー禅と道ー

    まず余談だが、僕が小学6年生の頃に、テレビで『水滸伝』(中村敦夫さん主演)というテレビドラマが放送されていた。僕はこのドラマが大好きで毎回観ていた。特に、ドラマのエンディングで流れる曲の歌詞は今でも覚えているし、今でも好きだ。「人生は知れたものさ。うまく生きても、一片の雲のように流れ去るだけ。泣くな友、泣いたって昨日は昨日さ。明日じゃない。」なるほど。空に浮かぶ雲が何かの形に見えても、直ぐにその形は変化してしまう。要するに、時は一瞬もとどまる事なく変化し続けるものなのだ。僕は、上記のドラマエンディング曲を通じて、小学生の頃から無常を感じていた。まあ、少々マセていた小学生だったwのかも知れない。さて、それはともかく、今回は久しぶりに「禅話」シリーズを書こうと思う。以下は本文。金峯和尚〔從志禅師〕●原文問、「如何是...【禅話131ー禅と道ー

  • 波乗り雑記帳2(7)ーサーファーガールたちー

    湘南に住んでいた頃のサーフィン仲間であったN島さんが、突然遊びに来てくれた事を前回に書いた。その後、N島さんとは会っていない。一方で、Wサーフィンクラブで仲良くなった尾藤さんとは、相変わらず千葉の海に通い、サーフィンを続けていた。Wサーフィンクラブには、千葉の海の近くにクラブハウスがある事も前回書いたが、ほかにも、Wサーフィンクラブには、クラブ員なら自由に使える車もあった。これが、最大9人乗れるワンボックスカーなので、複数人で一緒に海に行く場合は、この車を使うと便利だ。真冬のある日、クラブ内の男2人・女3人、計5人でサーフィンに出かけた。いや、現在では、真冬にサーフィンをしているのは男ばかりで、女子はかなり少ないように思う。だが当時は、真冬でもバリバリにサーフィンをしている女の子たちは少なくなかった。男2人とは...波乗り雑記帳2(7)ーサーファーガールたちー

  • 禅ネタ本38ー鬼を神にし、天地を生むものー

    2、道家(どうか)道家の思想を代表する書物に『老子』と『荘子』がある。既に、本論「序章」で触れた通り、「道家」という言葉の初出は、『史記』「六家之要指」。また、『老子』と『荘子』を合わせて「老荘」と並称した最も早い例は『淮南子(えなんじ)』要略篇であるとされる。『老子』と『荘子』それぞれについては、後でそれぞれの項を立てて別々に紹介したい。今ここでは、次の2点に触れるにとどめる。1、『老子』と『荘子』の相違について述べる。但し、本論の性格上、折に触れ、禅や仏教の思想との比較も織り交ぜる。2、前の「1、儒家」で、『漢書芸文志』「諸子略」から「儒家」についての文を引いた。ここでも、同書から「道家」についての文を引き、その著者班固は、道家をどのように評価しているのかを紹介する。では、「1、『老子』と『荘子』の相違につ...禅ネタ本38ー鬼を神にし、天地を生むものー

  • サーフィン教えます

    いや、「サーフィン教えます」と題したが、実際の内容は「先日サーフィン中に思った事」を書きたいと思う。「なんだサーフィン教えてくれないのか?」と思う方は、僕のようなアマチュアサーファーではなく、是非とも、プロサーファーからの指導を受けましょう。アマチュアなのに知ったかぶりをする人からのアドバイスよりも、サーフィンのプロからのアドバイスや指導を受ける事が一番確かなはずだ。さて、先日、関東の某海でサーフィン中に、僕の近くに若い女性サーファーが海に入っていた。彼女は、ショートボードに乗ってはいるが、見るからに初心者だった。何度か波に乗ろうとして、たどたどしいパドリングをするのだが全く波に乗れない。いや、前のめりにパーリングするならまだ乗れる可能性はあるのかなあと思うが、彼女は、毎回波に乗り遅れている。それもそのはずで、...サーフィン教えます

  • 波乗り雑記帳2(6)ー夏の日の出来事ー

    さて、僕(当時24歳)は、Wサーフィンクラブのクラブメンバーの中で、特に、尾藤さん(仮名:25歳)と仲良くなった。そして、彼の車に乗せてもらって海に行く事が多かった。その日も、僕は尾藤さんと海へ向かった。このとき、僕はまだ、これから不思議な事が起きるとは知るよしもなかった。ところで、Wサーフショップ、及びそのサーフィンクラブは、都心部の僕の地元の街にある。従ってサーフィンをするための海まではそれなりの距離がある。そこで、このサーフィンクラブは、海の近くにクラブハウスを所有していた。そこは、千葉の某サーフポイントの直ぐ近くで、海までは徒歩3分ほどの最高の場所だった。僕らクラブメンバーは、海の行き帰りにそのクラブハウスに立ち寄ってシャワーを浴びたり、休憩したり、宿泊するなどしてハウスを活用する事が出来た。さて、その...波乗り雑記帳2(6)ー夏の日の出来事ー

  • 禅ネタ本37ー儒家まとめー

    さて、本論の性格上、仏教の一翼を担う禅と、中国古典思想の一翼を担う道家すなわち老荘思想に触れながら、儒家について見てきた。本項を簡単にまとめれば次の如くでる。儒家の祖である孔子の父母は正式な婚姻関係になかったが、尼丘山に祈りを捧げて孔子を授かった。だが父母は早くに亡くなった。孔子の思想を伝える基本的書物には『論語』がある。『論語』は、孔子自身が著したものではなく、孔子を信奉する弟子たちによって書かれた。現行本『論語』は全20篇から成るが、前半10篇が古層に属し、後半10篇は後から付加された部分であろうと考えられている。そして、前半を「上論」、後半を「下論」と呼ぶ。その『論語』の内容の基本的な主題は道徳であり、それを以て潤滑な人間関係の形成を目指す現実社会の指針の書といってよい。『漢書芸文志』の著者班固は、儒家に...禅ネタ本37ー儒家まとめー

  • 波乗り雑記帳2(5)ー夢の続きー

    ●訂正●訂正すべき点が見つかった。「波乗り雑記帳2(1)ー水没ー」(2020/8/9UP)に於いて、僕がディズニーランドで働いていた頃の年齢を「当時22歳」と記したが、正しくは23歳だった。従って、「波乗り雑記帳2(4)ー新たなサーフポイントー」(2020/9/27UP)に於いて、Wサーフショップがオープンした年に「僕は23歳になった」と記したが、正しくは24歳になった年だった。以上、当時の僕の年齢が1歳ズレていた点を訂正する。以下は本文。さて、Wサーフショップのサーフィンクラブに入って、その店のオーナーをはじめとして仲の良いサーフィン仲間が何人か出来た。その中でも、特に仲良くなったのは、当時24歳の僕より1つ年上の尾藤さん(仮名:25歳)。彼は、H大学の大学院生で、マイカーを所有していたので、僕は、彼の車に乗...波乗り雑記帳2(5)ー夢の続きー

  • 禅ネタ本36ー宗教臭が希薄で現実重視ー

    前回、中国古典思想の「不言の教え」に関連して、仏教禅宗に於いて尊(たっと)ばれる「世尊拈華微笑(せそんねんげみみしょう)」のエピソードを紹介した。釈尊が霊山会上(りょうぜんえじょう)に在(あ)って、弟子たちの前で花を拈(ひね)って見せた。弟子たちは皆その意味がわからず黙っていた。しかし、ただひとり摩訶迦葉(まかかしょう)のみが、師・釈尊の不言の教えを汲み取って微笑(ほほえ)んだ。これにより釈尊は、「われに正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)、涅槃妙心(ねはんみょうしん)、実相無相(じつそうむそう)、微妙(みみょう)の法門有り。不立文字(ふりゅうもんじ)、教外別伝(きょうげべつでん)、摩訶迦葉に付嘱す」と述べる。こうして釈尊から摩訶迦葉へ仏法が授受される、というお話しである。この話しは、中国で作成された偽経『大梵天王問...禅ネタ本36ー宗教臭が希薄で現実重視ー

  • 波乗り雑記帳2(4)ー新たなサーフポイントー

    サーフィンをやめて、湘南から地元の街に戻っていた僕だったが、その地元の街に、Wという店名のサーフショップが出来た。これを期に、僕は再びサーフィンをやろうと決意した。そしてそのWサーフショップを訪ねた。店のオーナーは、僕(当時22歳)より10歳ほど年上で、茶髪で真っ黒に日焼けしたサーファーだった。彼は、笑顔で「いらっしゃい!」と声をかけてくれた。僕は、さっそく、この店で新しいサーフボードを買った。オーナーは、Wサーフィンクラブに入らないか?と誘ってくれた。このクラブは、Wサーフショップオープンと伴に立ち上げたクラブだそうだ。要するに、みんなで集まって一緒にサーフィンに行ったり遊んだりしよう。それから、店の商品も、クラブ員なら多少の割引もしますよ、というものだ。で、既に20~30人ほどの人がこのクラブに入会していて...波乗り雑記帳2(4)ー新たなサーフポイントー

  • ブログのお休み

    基本的に、最近は毎週日曜日にブログ記事をアップしているが、都合により、今回はお休みします。【写真:某観光ホテルの客室内の置き物。】◆新・からっぽ禅蔵◆ブログのお休み

  • 禅ネタ本35ー不言の教えー

    まず余談だが、昨日、先輩のお誘いで、大学時代の友人(先輩)数人とZOOMで楽しくお話しさせて頂いた。ほとんどが卒業以来お会いしていない方々なので、とても懐かしく、ついつい話し込んで、予定時間を過ぎてお喋りしてしまった。そこで一番感じた事は、みなさんが元気そうで良かった、という事。それが何よりである。以下は本題。『老子』『荘子』に代表される老荘思想といえば、「無為自然(むいじねん)=為(な)すこと無(な)く自(おの)ずから然(しか)る」を理想として掲げていることは周知の通りである。先に見た『論語』「衛霊公篇」と同様に、無為(むい)を理想とする箇所を、ここでは今本『老子』から、訓読で2つ示そう。①無為を為さば、則(すなわ)ち治(おさ)まらざること無し。(『老子』3章より)②道は常に無為にして、而(しか)も為さざるこ...禅ネタ本35ー不言の教えー

  • 最悪すぎた安倍政権

    ネット上のニュースで、安倍晋三氏の大学時代の恩師の言葉が紹介されていた。僕が安倍晋三氏に対して感じている事と矛盾しないし、大いに共感できる内容だったので、以下に引用紹介したい。【以下引用文】成蹊大学名誉教授の加藤節(たかし)氏は、同大法学部の教員として2013年に退職するまで40年以上教壇に立ち続けてきた。数多くの学生を指導してきたが、その中に若き日の安倍晋三首相もいた。安倍首相の恩師である加藤氏からみて、「教え子」安倍首相の電撃辞任と7年8カ月の政権運営はどう映ったのか。まず、安倍首相の突然の辞任について、どう思われましたか。加藤氏難病を抱えていたのだから、本当はもっと早く辞めるべきだったのかもしれません。持病である潰瘍性大腸炎は完治しない病気だと言われます。自分ならやれるという思いもあったのでしょうが、そこ...最悪すぎた安倍政権

  • 波乗り雑記帳2(3)ー再び海へ!ー

    「おらぁ!」ドカッ!ある晩、僕(当時22歳)は地元の駅に近い飲み屋街で、3対1でケンカをしていた。相手は3人、対するのは僕1人だけである。経緯はこうだ。その晩、僕は僕の遊び仲間と2人で一緒に街でお酒を飲み、店を出たところで3人組の連中に絡まれた。因みにこの3人組もお酒が入っている様子だった。いずれにせよ、こっちは2人、相手は3人だから、相手のほうが1人多い。だが、ケンカに負ける気がしなかった。「俺ら2人でテメーら3人ぶっ潰してやるよ!なあ!」と言って、僕は僕の後方に居た仲間の方を振り返った。すると、僕の仲間の姿は無かった。彼は、物凄い逃げ足の速さで、もうその場から逃げて消えていたのだ。「あれ?」と言って呆然としている僕に対して、相手の3人組は次のように言った。「ああ⁉何だって?コラァ!」「テメーの仲間はもう逃げ...波乗り雑記帳2(3)ー再び海へ!ー

  • 禅ネタ本34ー為す事なく治めるー

    皇侃が生きた時代は、次のような時代だった。西暦200年前後に始まった道教が、老荘思想や仏教教理などを取り入れて教団の組織化に成功し大きな勢力になっていたのだ。(尚、道教と、老荘思想の道家は、全くの別物。これは以前に詳しく書いた。)504年に梁の武帝が道教を捨てて仏教を奉ずる「捨道奉仏」の式をあげているが、それは、仏教を奉ずるにあたって、捨道せざるをえないほど道教が盛んであったことを証明している。また、以前にも触れたように、梁の時代、仏教や道教の垣根を越えて盂蘭盆会を営んでいた可能性もある。そうであるならば、武帝の捨道奉仏によって道教が消滅したわけではあるまい。また、皇侃の『論語義疏』の特徴の一つとして、道家の用語を使っている点が見られるようである。このようなことを考え合わせれば、皇侃が、老彭を800歳の長寿者と...禅ネタ本34ー為す事なく治めるー

  • 波乗り雑記帳2(2)ーマリアとの別れー

    東京ディズニーランドのカヌーアトラクションで、僕(当時22歳)がキャスト(スタッフ)として船尾を担当していた時。僕は、うっかりミスをしてカヌーから落ちてしまったwもちろん全身ずぶ濡れである(笑)この瞬間、カヌー乗り場に行列を成していた数百人ものゲスト(お客さん)たちから、僕は大爆笑されてしまった。少し前には、湘南でトリプルサイズのビッグウェーブに乗って千人以上のギャラリーから賞賛の歓声を浴びた僕が、サーフィンをやめて街に戻った今、ディズニーランドのカヌーアトラクションでミスを犯して水没。数百人のゲストたちから失笑を買ってしまったわけだ。元湘南サーファーの僕が、ずいぶんと落ちぶれたものである。さて、そんな僕は、この頃、アパートの一室でマリア(当時18歳)と一緒に暮らしていた。そう。マリアは、僕が湘南の海でトリプル...波乗り雑記帳2(2)ーマリアとの別れー

  • お盆とお葬式

    まず余談だが、「インド洋の島国モーリシャスの沖合で大型貨物船が座礁して重油が流出した事故で、船を運航していた商船三井は、流出した重油は1千トン以上だったと明らかにした。現地の業者などに依頼して回収を進めているらしいけど、いつ終わるか見通しはたっていないという。」この事故について、僕は、強い憤りを覚える。「わざとやったわけではないにせよ、どんだけ自然を破壊するんだよ!どんだけ多くの海洋生物が命を落とすと思ってるんだよ!油1滴さえも海にこぼさない位の気持ちでやってくれよ!」と言いたい。以下は本題。毎年のように書いているが、我々僧侶は、基本的に、お盆供養がある7月・8月が1年で1番忙しい。東京盆は7月だが、最近は、東京都内でも8月にお盆供養をなさるお宅も少なくない。それは多分、そのお宅が、元々8月にお盆供養をなさる地...お盆とお葬式

  • 波乗り雑記帳2 (1)ー水没ー

    「波乗り雑記帳」は、既に~さよなら湘南の海~(2020/6/7UP)で最終回とした。ビーチで見ていた千人以上ものギャラリーの歓声を浴びながら、僕は、トリプルサイズのビッグウェーブに乗った。その後、僕は湘南を離れて、生まれ育った都会の街へ戻った。サーフィンは、やめたのだ。そして、ここからが新シリーズ「波乗り雑記帳2」である。「皆さん!アメリカ河へようこそ!それではカヌー探険に出発しましょう!」僕(当時22歳)は、インディアン(ネイティブアメリカン)のようなコスチュームを着て、笑顔でそう叫んでいた。そしてインディアン風のカナディアンカヌーにゲスト(お客さん)たちを乗せて、カヌー探険に出発した。そう。湘南から、地元の都会の街に戻った僕は、サーフィンをやめて、東京ディズニーランドのウエスタンランドエリアにある「デヴィー...波乗り雑記帳2(1)ー水没ー

  • 禅ネタ本33ー清談ー

    まず余談だが、先日、数年ぶりに大学時代の友人Kさん(1学年先輩)から連絡を頂き、初めてリモート飲み会(zoom飲み会)をして楽しい時間を過ごした。Kさん、その節はありがとうございました。Withコロナ時代の今、直接会って居酒屋などで飲み会をするのは基本的に危険だし、場合によっては無責任すぎる事でもある。なので、こうしたリモート飲み会(オンライン飲み会)は、時代に合ったとても良い方法だと思う。僕は、今までzoomもSkypeも全く使った事が無かったし、使い方も知らなかった。だがこれからは、積極にこういう方法に慣れていく必要がある、そういう時代なのかも知れない。少なくとも、爆発的に感染者が増えてきている今、直接会っての会食は控えるべきだろう。さて、以下は本題。以前にも引いた『論語』「述而篇」の「述べて作(つく)らず...禅ネタ本33ー清談ー

  • 禅話130ー私には及ばない!ー

    まず余談だが、昨今、コロナの影響でマスクゴミが増えている。きちんとゴミとして処分するなら良いが、その辺の道端や川や海にマスクが捨てられいる。その多くが、プラスチック原料で出来ている不織布マスクだ。プラスチックゴミが地球環境に悪影響を及ぼす事は、もう説明するまでもないであろう。そしてこの地球上には、我々人類以外にも沢山の生き物が暮らしている。であるならば、他の多くの生命の安全な環境のために、僕は、地球環境を破壊し続ける人類の滅亡を祈るしかないのかも知れない。人類は、まるで地球に寄生した最悪のウィルスだ。この最悪のウィルスの終息を、僕は、真摯に願おう。どうか、地球上の様々な生命体を、人類という名の最悪のウィルスから守りたまえ。合掌さて、以下は本題。◆中曹山和尚○原文問、「佛未出世時如何?」師云、「曹山不如。」曰、「...禅話130ー私には及ばない!ー

  • NALU

    新型コロナウィルスの世界的なパンデミックが無ければ、今年2020年7月24日には東京オリンピックが開催されるはずだった。そして、サーフィンもそのオリンピックの競技の1つとされていた。このような事から、おそらく今年の初め頃には、「よし!今年からサーフィンを始めよう!」と思っていた人も多いのではなかろうか。ところが、コロナの影響でオリンピックは来年に延期。その上、緊急事態宣言などに伴い各地の海辺の駐車場は閉鎖されるなどした。こうした事から、今年からサーフィンを始めようと思っていた人達が、結果的にサーフィンを始める事を断念した人も少くないのではなかろうか?まあ、僕はオリンピックには反対で、延期ではなく中止を望んでいる。海も、変にサーフィンブームになって混雑が酷くなれば、様々なトラブルの原因になるので、ブームにならない...NALU

  • 禅ネタ本32ー未来など待つものではなく、過ぎた過去は追っても無駄ー

    『論語』の下論に属す「微子篇」から、道家との交渉を窺わせる例を一つ挙げよう。(訓読)「楚の狂接輿(きょうせつよ)が歌いて孔子を過ぎる、曰く、鳳(ほう)よ鳳よ、何ぞ德の衰えたる。往(さ)ったことは諫(いさ)むべからず、來(き)たることには猶(な)お追(したが)うべし。已(や)めよ已めよ、今の政に從(したが)う者は殆(あや)うし。」つまりこうだ。楚の国の接輿という隠者(いんじゃ=俗世を離れて隠れ住む老荘的な自由人)は、孔子の近くを通り過ぎるときに、狂人のまねをして歌った。「鳳よ鳳よ(孔子を、想像上のめでたい鳥・鳳凰(ほうおう)にたとえる)、なんと徳の衰えたことか。過ぎ去ったことをとやかく言うのはやめて、これからのことを大切にしなさいな。やめておきなさい、今の政治にかかわるのは危険なことだ」と。歌の内容の意図するとこ...禅ネタ本32ー未来など待つものではなく、過ぎた過去は追っても無駄ー

  • それ、間違ってますよ!

    最近、物凄く変なテレビCMがテレビから流れている。僕は、このCMが異常なほど変だ!と感じている。それは、「お坊さんのいないお葬式」という名の会社CMである。CM内容はこうだ。年輩の男性が次のようなセリフを言う。「無宗教なのに、なぜ、お葬式ではお坊さんを呼ぶのだろう」と。このセリフが異常に変なのだ。いや、葬儀のやり方が多様化している現在、お坊さんを呼ばない葬儀があっても良い。僕は、僧侶として葬儀や法事で忙しいので、寧ろ、我々僧侶(お坊さん)を呼ばない葬儀が増えてくれたほうが有り難いくらいだ。更に言えば、これから1年で1番忙しいお盆の時期を向かえるので、なおさら僧侶としてのお勤めを減らしたいと個人的に思っている。変なのは、お坊さん抜きのお葬式という事ではない。「無宗教」という点である。一般的に、特に何の宗教信仰も持...それ、間違ってますよ!

  • スナメリ

    僕は、サーフィン中に頻繁にスナメリ(イルカの一種)と遭遇するが、その事は、なるべくブログには書かないようにしてきた。しかし今回は、自分のためのメモ書きとして少々記しておく。僕は、18歳~38歳の20年間サーフィンをしていた。そして現在、18年ぶりにサーフィンを再開してまだ3年も経たない。で、前の20年間にサーフィン中に野生のスナメリと遭遇した回数は4回。一方で、現在サーフィンを再開してから僅か3年弱で、スナメリと遭遇した回数は、なんと40回を越えている。この回数の差は一体どういう事か。野生のスナメリの個体数は減っているという話しを耳にする事はあるが、増えているとは聞いた事がない。にもかかわらず、これほど頻繁に遭遇するのは何故か?もしかしたら、若い頃の20年間にも、本当はもっと頻繁にスナメリと遭遇していたのかも知...スナメリ

  • 禅ネタ本31ー亀は、高貴な甲羅にされるより、自然の泥の中で生き生きと暮らすことを望むー

    『漢書芸文志』の著者班固は、儒家をどのように評価しているのか、『漢書芸文志』「諸子略」に於ける「儒家」の項に目を向けたい。(訓読)儒家の流は、蓋(けだ)し司徒(1)の官に於いて出、人君を助け陰陽に順じ教化を明らかにする者なり。文を六経(2)の中に於いて遊ばし、意を仁義の際に於いて留め、堯舜(3)を祖述(4)し、文武を憲章し、仲尼(5)を宗師とし、以てその言を重んじ、道に於いて最も高しと為す。孔子曰く、「もし誉むるところ有れば、それ試(こころ)むるところ有り」と。唐(とう)虞(ぐ)の(6)隆、殷(いん)周(いんしゅう)の(7)盛、仲尼の業、已(すで)にこれ効を試むる者なり。然れども惑(まど)う者は既に精微(せいび)を(8)失い、而して辟(よこしま)な者はまた時に随いて抑揚し、道の本に違離し、苟(いやしく)も衆に譁...禅ネタ本31ー亀は、高貴な甲羅にされるより、自然の泥の中で生き生きと暮らすことを望むー

  • 禅話129ー過去に従うのではなく、今を生きる!ー

    まず余談だが、最近、僕は1人で海辺のゴミを自主的に拾って海辺を綺麗にしておくように努力している。その事は、既に何度か当ブログに書いている通りだ。(但し、雨天時や強風の日はゴミ拾いはしていない。)そのゴミだが、僕は、他所から来たサーファーか釣り人が捨てているものだと思い込んでいた。勿論、そういう人達の中にも海辺でゴミを捨てる輩はいるだろう。ところが、先日、地元の人が海辺でゴミを捨てている姿を見てしまった。それだけではない。早朝にペットの犬の散歩をしている地元民が、犬の糞もその辺でさせたまま片付けていないのも見てしまった。従って、海辺近くの道のアチコチに、ゴミだけではなく犬の糞も落ちている。まったく、困ったものだ。いずれにせよ、海辺にゴミを捨てたりペットの糞を片付けない非常識でマナーの悪い輩は少くないようだ。要する...禅話129ー過去に従うのではなく、今を生きる!ー

  • 波乗り雑記帳51《最終回》ーさよなら湘南の海ー

    当時の彼女マリア(18歳)と千人以上ものギャラリーが砂浜で見守るなか、当時22歳の僕は最大級のジャイアントウェーブが立つ海に1人で挑んだ。その大波のサイズは、トリプル(人の背丈の3倍)にも達していた。まず、その大波が立っているアウト(沖)へ向かってパドリング(ボードに腹ばいになって手で漕ぐ)してゆく。その日の大波は、間近で見ると、まさに巨大な水の山だった。僕は、そいつに飲み込まれた。その大波の大きさから比較すると、僕は小さな木葉のようなものだ。あまりにも巨大なその大波に、僕のドルフィンスルー(ボードごと水中に潜って波の下を潜り抜ける事)は全く通用しなかった。両手でしっかり握っていたサーフボードは一瞬で吹き飛ばされ、僕は、猛烈にパワフルなホワイトウォーターにグシャグシャに巻かれながら水中深くに引きずり込まれた。そ...波乗り雑記帳51《最終回》ーさよなら湘南の海ー

  • 波乗り雑記帳50ー THE DAY ー

    最初で最後、ただ1度だけ出場したサーフィンコンテストはメチャクチャだった。試合中に同じ色のゼッケンの選手と混ざったり、初め「1位」と貼り出された僕の結果を、後から「4位」に張り替えられるなどの行為があった。いずれにせよ、なんだかよく理解できない結果で終わったわけである。しかし、僕はこの大会で負けたら、この湘南・鵠沼海岸を離れて生まれ育った都会の街へ帰ろうと決めていた。サーフィンはやめるつもりだ。そして、湘南を離れるための引っ越し準備などを始めようとしていたある日。思いもよらず、ついに、最大級のビッグウェーブの日がやって来た。それは、地獄の底からの地鳴りのような恐ろしい音を立てていた。思えば、僕は18歳の時に湘南・茅ヶ崎に住んで、19歳で頭サイズ(人の背丈の高さ)の波で溺れて死にそうになった。それはまだ全くの初心...波乗り雑記帳50ーTHEDAYー

  • 「誰も見てないからいいや」じゃないだろ?

    以前、ずいぶんと誤解された事があったので、僕の基本な立場・考え方、いわゆる僕のスタンスを改めて明らかにしておきたい。まず、「禅蔵さんはお坊さんのクセに、欲があるじゃないか」というような誤解。当たり前である。そもそも我々僧侶であろうと誰であろうと、全くの無欲の人などこの世に存在しない。もしも全くの無欲だったら、食事を欲する事もなく、呼吸のための空気を欲する事もないだろうから生きる事は不可能。直ぐに死んでしまう。大切なのは、〝無欲〟ではなく、〝少欲知足〟(しょうよくちそく)だ。つまり、可能な限り欲は少なく、「もっと、もっと」と欲張るのではなく、必要なものは既に足りている、即ち足るを知る事が大切。金と権力を貪る安倍晋三氏のような、私利私欲な輩は言うまでもなく論外である。安倍晋三氏は、問題が発覚する度に毎度毎度「責任は...「誰も見てないからいいや」じゃないだろ?

  • 波乗り雑記帳49ー第1回渋谷109サーフィングカップー

    僕(当時22歳)は、ついにサーフィンコンテストにエントリーした。僕が出場するためにエントリーしたサーフィンコンテストは、「第1回渋谷109サーフィングカップ」であった。会場は、僕が住む湘南・鵠沼海岸である。その第1回渋谷109サーフィングカップの内容は、次のようになっていた。出場可能なクラスは、次の4クラスに分かれている。Sクラス(プロ級のトップレベルクラス)。Aクラス(上級者クラス)。Bクラス(中級者クラス)。Cクラス(初心者クラス)。当時の僕のサーフィン経験とレベルを考えれば、僕はAクラスにエントリーするべきだったかも知れない。しかし、エントリー費用(数千円)を支払って出場するからには、確実に上位入賞してトロフィーの1つくらいゲットしたい、と考えた。そこで、ワンランク下げて、僕はBクラスにエントリーした。大...波乗り雑記帳49ー第1回渋谷109サーフィングカップー

  • 禅ネタ本30ー絶學無憂ー

    『論語』には、下論を中心に孔子の言行として疑わしい部分もある。この件については、津田左右吉氏の研究成果を参考にしたい。例えば、孔子の言として『論語』「顔淵篇」に、「君、君たり、臣、臣たり、父、父たり、子、子たり」と見える。これと同じ文が、荀況(じゅんきょう前320前後~前230年前後)の思想を伝える『荀子(じゅんし)』「王制篇」にも見える。また、『論語』「憲問篇」に、同じく孔子の言として「古(いにしえ)の学者は己(おのれ)の為(ため)にし、今の学者は人の為にす」とあり、これと同文が『荀子』「勧学篇」にもある。荀況は、孔子の没後160年ほど後に誕生した儒者である。従って、『論語』と『荀子』の双方に同文が確認出来る場合、時系列的に考えれば、先行する『論語』の文を、後から『荀子』が引いたのだろうと思うところである。し...禅ネタ本30ー絶學無憂ー

  • サーフィンによって新型コロナウイルス に感染するのか?

    新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の、当初の期限5/6を過ぎた。そこで今回は、以下の記事をアップしたい。過日、4月19日に「サーフィン自粛に関する私見」という記事を書いた。今回はその第2弾として、ズバリ「サーフィンによって新型コロナウイルスに感染するのか?」という事を考えてみたい。まず、新型コロナウイルスの感染拡大抑止には、3密(密閉・密接・密集)を避ける事が大切とされる。そのために、出来る限り不要不急の外出を控える事が求められる。但し、専門家によっては、「どこかへ出かける・出かけないが問題なのではない。問題は、3密状態で他者と接する事だ」と述べている専門家もいる。なるほど、その通りであろう。つまり、海へ行く事がダメだという事にはならないのだ。具体的には、ソーシャルディスタンスと称するように、他者との距離を2...サーフィンによって新型コロナウイルスに感染するのか?

  • 波乗り雑記帳48ーそして最後の夏へー

    さて、その年僕は22歳になり、マリアは高校2年から3年生に進学し18歳になった。僕とマリアが2人で過ごす事が増えるに従って、N島さんと会う回数は減っていった。一方、以前、鵠沼海岸の海に近いK荘で、僕は、MやHとルームシェアして一緒に生活しながら日々サーフィンを楽しんだ。その辺りの事は以前書いた通りだ。そのMやHはどうしているのか。Mは、東京渋谷のディスコKで企画リーダーをしていたが、この頃か、もう少しあと位に転職し、今度は東京六本木のディスコMの黒服店員になり、昼間はデザイン関係の専門学校へ通うようになった。しかし、勿論サーフィンは続けていた。一方、Hは、この頃プロの歌手をしていた彼女とは別れた。そして、サーフィン生活からも離れて、「フランスへ渡って絵を描きたい!」として、その準備に取り組んだ。以前書いた通り、...波乗り雑記帳48ーそして最後の夏へー

  • 禅話128ー禅問答の基本パターンとその解き方ー

    前回はサーフィンの話しに触れたが、今回は、「禅話」を書こう。「禅に興味はあるのだが、禅の問答って難解でよくわからない」と思っている人も少なくないと思う。そこで、今回の禅のお話しは、そうした問答の攻略法を意識しながら紹介したい。以下は今回の本題。◆睡龍和尚〔道溥〕○原文問、「如何是學人自己事?」師云、「不是尓自己、是什摩?」○試訳問う、「如何(いか)なるか是(こ)れ学人(がくじん)の自己の事?」師云わく、「尓(なんじ)自己でなくて、是れ什摩(しゅうも=いかに)?」●超訳とコメント○学人(=修行僧)が師匠に問う、「私の真の自己、本源たる真の姿とは、どのようなものでしょうか?」師匠が云う、「は?キミがキミじゃなくて、いったい何なの?」○「誰か」ではなく、「あなた本人」が常に大切。そして、「これから気づく・いつか悟る、...禅話128ー禅問答の基本パターンとその解き方ー

  • サーフィン自粛に関する私見

    現在、新型コロナウイルス問題で緊急事態宣言が発令されている。これに伴い、千葉や茨城の多くのサーフポイント(サーフィンする海)の駐車場が閉鎖されている。主に他の都県からやって来るサーファーを減らし、新型コロナウイルスの感染拡大を抑止しようという目的のようだ。なるほど、この方法により一定の効果はあるのだろう。しかし、どうもスッキリとしないというか、いまいち納得できない面がある。まず、新型コロナウイルスの感染拡大抑止には、三密(密閉・密接・密集)を避け、出来る限り不要不急の外出を控える事が求められる。但し、自宅にこもったままだと極端に運動不足になるので、発熱などの自覚症状が無ければ、ジョギングや公園の散歩などの外出は認められている。勿論、この場合にも三密には気をつけなければならない。公園などで密接に密集して、集団で談...サーフィン自粛に関する私見

  • 波乗り雑記帳47ー宗教への目覚めー

    僕の新たな彼女は、当時21歳の僕より4歳年下の17歳。東京世田谷の女子高生。スラリと長身で明るい性格。家族揃ってのキリスト教徒で、幼い頃から毎週日曜日には教会に通って讃美歌を歌って育った。そんな彼女の名は、マリア(仮名)といった。僕とマリアとの出会いは、勿論、当時僕が住んでいた湘南の鵠沼海岸である。その頃の僕は、N島さんと2人で、頻繁にビーチで女の子をナンパしていた。いや、以前にも書いたが、現在のようにインターネットもSNSも何も無い当時、しかも、まだ合コンさえも聞いた事がない時代。ナンパは立派なコミュニケーションの1つだった。勿論、男の子から女の子へ強引にアプローチするという事ではなくて、女の子のほうも、男の子から声をかけられるのを期待して待っていたり、場合によっては、〝逆ナン〟といって、女の子のほうから男の...波乗り雑記帳47ー宗教への目覚めー

  • 禅話127ー茶に遇うては茶を喫すー

    新型コロナウイルスの問題は、どうやら想像以上に深刻で、経済面等々、様々な面で、今回のパンデミック以前にはもう戻れないのではなかろうか。僕自身の僧侶としてのお勤めも、法事などは延期やキャンセルが相ついでいる。まあ、僕は予てより「僧侶としてのお勤めを減らしたい」と当ブログにも何度も書いてきた通りなので、その意味では願ったり叶ったりだ。そのぶん回数多く大好きなサーフィンに行ける。それはともかく、来年に延期されたオリンピックも、もう本当に開催なんて無理ではなかろうか?日常生活に於いても、マスクは無いままだし、デマが原因とはいえ、現実に、トイレットペーパーやティッシュだって品薄だ。今後は、更に食料品も品薄になっても何ら不思議ではない。因みに、安倍晋三氏が「マスクを2枚づつ配布する」と言ったが、これに対しては「幼稚園児か!...禅話127ー茶に遇うては茶を喫すー

  • 波乗り雑記帳46ーマリアー

    K子と別れて1人暮らしをしていた僕の家に、ある晩、突然N島さんがやって来た。いったいどうした事か、N島さんは、服もズボンもボロボロで全身血だらけだった。そして、僕に対して次のように言った。「禅蔵、すまねえ。かくまってくれ!」と。僕は、とにかくN島さんを部屋に招き入れた。N島さんにいったい何があったのか。N島さんによれば、次のような事だ。その晩、N島さんは1人で某居酒屋に飲みに行った。そこには、先客がいた。彼らは、隣り町の某サーフショップの店員や、そのショップの常連客等々、サーファー5~6人のグループだった。日頃から誰にでも気軽に声をかけるN島さんは、そのサーファーグループにも声をかけ、一緒に飲み始めた。しかし、お互いに酔ったせいか、途中でそのグループの連中と口論になり、N島さんは、次のように思った。「このままで...波乗り雑記帳46ーマリアー

  • おかしな人達

    新型コロナウイルスに自ら感染した事を知り、「ウイルスをばらまく」と言ってパブを訪れて他人に感染させた50歳代の男性が死亡したという。お亡くなりになった以上、その男性のご冥福をお祈りします。合掌但し、この男性の生前の「ウイルスをばらまく」という行為は許せるものではない。彼によって感染させられた女性従業員がもしも亡くなったりしたら、彼には、殺人罪を適応して死刑にしてほしかったほどだ。彼から新型コロナウイルスを移された被害者女性へは、深くお見舞い申し上げます。合掌それからもう1つ。僕は、ずっと東京オリンピック開催について批判的な意見を述べて来ている。最近、新型コロナウイルスの影響を受けて、その東京オリンピック開催の延期、もしくは中止の可能性が出て来ている。仮に延期になったとしても、延期時期に再び何らかの問題が起きて開...おかしな人達

  • 禅ネタ本29ー現実重視と死についてー

    続いて『論語』の内容に少しく触れたい。そして、後半では禅・仏教との比較も盛り込もう。『論語』は、孔子の弟子及びそのほかの人々と、孔子との対話の記録である。それは、断片的な短句を集めたもので、各篇の順序には特に意味はない。また、上論は比較的短い文が多く、一方の下論は、上論に比べて長文が目立つ。基本的な主題は道徳であり、社会の一員としての人間の正しい生き方を説く。特に、「礼」を重んじ、「仁」を以て生きることを推奨する。その「礼」や「仁」について触れている箇所を1・2例挙げておこう。本論に於いて前にも引いたが、「学而篇」に、「礼の用は和を貴しと為す」と見える。また、「里仁篇」に、「苟(まこと)に仁に志(こころざ)せば、惡(あ)しきこと無し」という。尚、孔子の説く「仁」を基盤として、「仁義」を説いたのは『孟子(もうし)...禅ネタ本29ー現実重視と死についてー

  • 波乗り雑記帳45ー最後の別れー

    ある日、僕(当時21歳)とK子(当時21歳)とN島さん(当時26歳)の3人で、K子のワンボックスカーで千葉の海へサーフトリップしようと約束した日、N島さんは来なかった。N島さんが約束をスッポかすなんて、これが初めての事だった。それから1週間後、N島さんが、僕とK子が住む家にやって来た。約束をスッポかして連絡も無しで、この1週間何をしていたのか、僕とK子はN島さんを問いただした。するとN島さんは、頭をかいてテレ笑いをしながら、次のように言った。「いや、この1週間警察の留置場にぶちこまれてた。で、さっき釈放されたばかりなんだよ」と。ではN島さんは、いったい何をやらかして1週間も留置場にいたのか?まあ、N島さんの名誉のため、その理由は具体的には書かないが、別に重大な犯罪を犯したわけではない。警察官によって交番に連行さ...波乗り雑記帳45ー最後の別れー

  • 禅ネタ本28ーテキストー

    本日3/1(日)も、いつもの日曜日と同様に法事の予定が入っていた。しかし、新型コロナウイルスの影響で、本日の法事はキャンセルになった。当然であろう。こんな時であるにも関わらず、本日3/1(日)は東京マラソンが強引に強行させる。東京オリンピックを見据えたマラソン大会なので、どうしてもやるらしい。他の多くのイベントが中止、または無観客で行われているのに、東京マラソンは強行されるのだ。その東京マラソンによって、僕の住む東京都内は交通規制がかかる。そのため、3/1(日)に法事を行うとなれば、僧侶である僕も、その他の出席者も、みんな車ではなく、感染のリスクに脅えながら満員電車を利用して法事の会場に集まらなければならない。このために本日3/1(日)の法事はキャンセルになったのだ。また、我々僧侶のみならず、各方面で、新型コロ...禅ネタ本28ーテキストー

  • 波乗り雑記帳44ーどぶ板通りー

    前回書いた通り、ある日、N島さん(当時26歳)と、僕(当時21歳)と、K子(当時21歳)の3人で、横須賀のEMクラブに遊びに行った。そこは、横須賀の米兵たちが遊ぶアメリカ軍施設である。従って店内での通貨は米ドル。言語は英語だ。バーエリアで美味しいカクテルを飲み、ビリヤードエリアではN島さんがアメリカ人たちを相手にビリヤードの勝負に連勝。アメリカ人たちにドリンクをおごらせるだけではなく、高価な帽子まで奪い取っていた。そして、僕とK子はディスコエリアで楽しく踊った。しかし、時を忘れて調子に乗りすぎた。この日は車ではなく公共の電車で遊びに来ていたのだが、終電の時間が近づき、僕ら3人は慌ててEMクラブを出て駅へ向かった。但し、EMクラブを出る直前、N島さんは「あっ!ちょっと待った!」と言った。そして、先ほどビリヤードの...波乗り雑記帳44ーどぶ板通りー

  • 禅ネタ本27ー孔子もブッダもイエスもムハンマドも何も書き残していない!ー

    ●はじめに。本論は長文なので、以下、これからは参考文献を省略する。(この参考文献省略により、なんとか、ブログを休まずUP出来ました。)但し、コメント欄で問い合わせ頂けば、個別に、参考文献を紹介する用意はある。●以下は本論。儒家(じゅか)1ー孔子もブッダもイエスもムハンマドも何も書き残していない!ー孔子(こうし)(前552~前479年)は、仏教開祖釈尊とほぼ同時期、ソクラテスよりは少し早く出現した。その孔子および孔子の思想を継承発展させた思想家を指して「儒家」という。一方、孔子を教祖とし、この教えを信じて尊び実践する立場からは「儒教」。それに属する文献内容を学問的に研究する立場からは「儒学」と称する。それぞれの立場は違っても、基本的にその教説を重んずる点で矛盾しない。これは、「道家」と「道教」が決定的に異なる側面...禅ネタ本27ー孔子もブッダもイエスもムハンマドも何も書き残していない!ー

  • ブログ休みのお知らせ

    僧侶としてのお勤めと、趣味のサーフィン。それに加えて、この時期、年に1度の確定申告の準備で忙しいので、ブログ記事をお休みします!今週・今回のみのお休みにとどめたいと考えていますが、場合によっては、来週もお休み。最長で、1ヶ月ほどお休みする可能性もあります。特に今の時期(冬場)は、お亡くなりになる高齢者が多くて、確定申告準備に取りかかっても、直ぐに次々にご葬儀依頼が入って来る。こうなれば、当然ご葬儀を優先する。サーフィンのほうも、基本的に週に2回ペースで海に通っているwそうこうしていると、確定申告準備はなかなか進まない。このような状態なので、いつまたゆっくりとブログに向き合えるかは未定。そうそう、以前にも書いたが、「坊主まる儲け」は正しくない。非課税なのは寺の宗教活動のみで、我々僧侶1人1人の収入については、毎年...ブログ休みのお知らせ

  • 波乗り雑記帳43ー横須賀EMクラブー

    ある日、N島さん(当時26歳)と、僕(当時21歳)と、K子(当時21歳)の3人で、横須賀のEMクラブに遊びに行った。これまでも、横須賀出身のN島さんが、現実離れしていて個性的。神出鬼没で型破りな人物である事は書いたが、この日もまた、N島さんらしさが炸裂していたwN島さんは、両親を早くに亡くしていて天涯孤独だった。新宿で育ったK子は、生まれて間もなく親戚筋から貰われた子であり、つまり育ての両親は、実の親ではなかった。K子はその事実を、高校進学の多感な時期に初めて知った。そして僕は、K子と違って両親は実の親だし、N島さんと違って両親は健在だが、幼い子供の頃(幼稚園児の頃)から、父親から家庭内暴力を受けていた。僕だけではなく、「母親として禅蔵への教育の仕方が悪い!」と言って、父は、僕の母親にも激しい暴力を振るっていた...波乗り雑記帳43ー横須賀EMクラブー

  • ボクは、ボクを生きる!

    僕は、僕の人生を、自信をもって僕らしく生きたい、と思っている。誰かが決めたルールや価値観に従っているだけなのはごめんだ。勿論、社会のルールやマナーを守り、他人に迷惑をかける行為はしないように心がけるのは当然の事だし、僧侶としてのお勤めに於いては、定められた作法に従っている。しかしそれ以外では、基本的に僕は僕らしくありたい。思えば僕は、ディスコでは、誰よりも先にダンスフロアへ進み出て踊ったものだ。だが、多くの客は、誰かが踊っている曲で、やっと踊り始める。また僕は、親元から離れたいから中卒で社会に出た。そして、大学で勉強したいテーマ(禅学・仏教学)が出来たから、高校卒業認定(旧大検)を取得したのちに、大学へ進学して学びたいテーマを学んだ。だが、多くの人達は、とりあえず皆が行くから大学へ行く。また僕は、誰も居ない空い...ボクは、ボクを生きる!

  • 禅ネタ本26ー自由の体現者〝真人〟ー

    本論第1章中国古典思想2「自由の体現者〝真人〟」『東遊記』の主人公は、八仙と称する8人の仙人であるが、この八人の仙人たちの物語りは、『東遊記』成立以前からあったという。同じく明代成立の小説『水滸伝』も、『東遊記』と同じ手法がとられていて、『水滸伝』の主人公の何人かの物語りは、『水滸伝』成立以前からあったそうだ。このように、先行する別の物語りと、後発の物語りとを融合される手法を、複数話合体法と称するらしい。因みに、仏教を宣揚する物語りとして有名な玄奘三蔵法師や孫悟空たちが登場する『西遊記』に対抗して作られた『東遊記』は、『四遊記』の1つである。その『四遊記』とは、『東遊記』・『西遊記』・『南遊記』・『北遊記』の4作。但し、『四遊記』中の『西遊記』は、玄奘三蔵法師たちが登場する『西遊記』とは別の作品で、『四遊記』の...禅ネタ本26ー自由の体現者〝真人〟ー

  • 波乗り雑記帳42ーマリブー

    僕とK子が21歳当時の秋、千葉の部原海岸でプロサーフィンの世界選手権大会(ASP)が開催された。僕とK子は、その大会を観戦に行った。その場で、偶然にN島さん(26歳)と再会した。そう、横須賀出身で天涯孤独・個性的で神出鬼没のN島さんである。前回にも書いた通り、N島さんは、元々は車の免許を持っていたが、過去にかなりメチャクチャな交通違反をして免許取り消しになり、現在は無免許だった。では、N島さんはこの日、どうやって湘南から千葉の部原に来れたのか?「ああ、N美ちゃんの車で来たんだよ」と、N島さんはニコニコしながらそう言った。僕とK子は、「えっ?誰それ?」と思った。見ると、ニコニコ顔のN島さんの後方に1台の車が止まっていて、その車の脇に、1人の女の子が立っていた。「はじめまして」と、その彼女が言った。彼女の名はN美ち...波乗り雑記帳42ーマリブー

  • 2020おめでとうございます!

    2020年。明けましておめでとうございます‼本年も宜しくお願い申し上げます。今年は、個人的に楽しみにしている事が幾つかある。まずは、僧侶としてのお勤めを減らして、大好きなサーフィンに集中したいと思っている。因みに、昨年末は大晦日まで葬儀のお勤めがあり、今年は、既に1/4(土)に葬儀をお勤めした。そして今日(1/5)はご法事に出かける。仕事が多いのは良い事だが、ご不幸が多いのは悲しい事だ。いずれにせよ、僕は僧侶としてのお勤めを減らすので、皆さん、どうか長生きして下さい!皆さんの、延命長寿を祈ります。合掌さて、僕は今年の9月で、サーフィンを再開して3年だ。歳をとるごとに、年々時の経過が速く感じて、1年があっという間に過ぎ去るものだが、サーフィンを再開してからは、若い頃のように1年1年がゆっくり過ぎるように感じる。そ...2020おめでとうございます!

  • 禅ネタ本25ー漢書芸文志ー

    本論第一章中国古典思想「漢書芸文志」インドに於いて仏教が起った紀元前5~前4世紀頃と、時をほぼ同じくして中国では思想家たちが次々に輩出された。前770~前222年の春秋戦国時代のうち、前5世紀頃から現れる彼らは、諸子百家(しょしひゃっか)と総称された。「諸子」は、もろもろ多くの先生方を意味し、「百家」とは、多くの学派を意味する。(参考:『全訳漢字海』第3版机上版戸川芳郎監修佐藤進・濱口富士雄編三省堂2011年1704頁「中国政治・文化史年表」。)その分類は『漢書芸文志(かんじょげいもんし)』によって知ることができる。鈴木由次郎氏は、自身の著書に於いて、中国学術の研究には目録学が重要であることを示した上で、次のように解説する。【以下引用文】目録学は、劉向(りゅうしょう)・劉歆(りゅうきん)父子の著わした『別録』『...禅ネタ本25ー漢書芸文志ー

  • 波乗り雑記帳41ー神出鬼没ー

    鵠沼海岸駅の裏手にある某ご自宅の離れの建物で、当時21歳の僕とK子は、再び一緒に暮らし始めた。それは、前回書いた通り、Fサーフショップの閉店と共に、僕がそのサーフショップの店長を辞めた頃だった。また、K子は、僕と離れている間に車の免許を取得し、最大9人乗れるワンボックスカーを所有していた。その車で、湘南に波が無い時は、伊豆や千葉などにもサーフィンをしに行った。そうした事も、以前にも触れた通りだ。因みに、伊豆方面で思い出に残っているのは、吉浜や宇佐美海岸や大浜などである。吉浜は、以前にも書いたが、たけし監督で真木蔵人さん主演のサーフィン映画「あの夏いちばん静かな海」のロケ地。そして、現在日本の代表的なトッププロサーファーの1人である村上舜選手の地元だと思う。但し、この吉浜の波はダンパーぽく繋がりぎみの日が多いよう...波乗り雑記帳41ー神出鬼没ー

  • 禅・仏教の終わりーコメントへの答えー

    本年10/20に、本ブログにUPした「禅・仏教の終わり」という記事に対して、本年12/10に、コメントを頂いた。そこで今回は、そのコメントにお答えする事を主として書くことにした。「今後、日本の寺院は大幅に減るであろう、という予測もある。まあ、それはそうだろう。僕が最初に出家し修行したタイでは、一般の人達が、僧侶や寺院を大変大切にしている。しかし、日本ではどうだろうか?タイほどの信心深さは、日本では全く感じられない」として、タイ僧侶と、日本の僧侶の、両方を経験している僕の〝経験談〟を、前回の「禅・仏教の終わり」に示した。これに対して、頂いたコメントでは、「タイと日本の仏教に対する接し方の違いは文化や風俗、社会情勢の違いでしょう」とのご指摘だった。だから僕は、「大筋で貴方のおっしゃる事は理解できます」と、コメント欄...禅・仏教の終わりーコメントへの答えー

  • 禅ネタ本24ー古今東西の偶然ー

    序章9「古今東西の偶然」さて、簡単ではあるが、禅と老荘にとどまらず、さまざまな折衷例なども見てきた。しかし、時期や地域などが異なる2つ以上の宗教や思想が、偶然に同じようなことを述べているケースも、一方ではあるように思う。ここで、中野孝次氏の著書(『中野孝次の論語』中野孝次著海竜社2003年、324頁~326頁)を参考に、次の例を挙げておきたい。①「子(し)曰(いは)く、仁(じん)遠からんや。我(われ)仁を欲すれば、斯(ここ)に仁至る。」(参考:『論語』「述而(じゅつじ)」/『[中国の思想]論語』松枝茂夫+竹内好監修久米旺生訳徳間文庫2008年168頁。)②「たとい一刹那(いっせつな)に発心修証(ほっしんしゅしょう)するも即心是仏(そくしんぜぶつ)なり、たとい一極微(いちごくみ)中に発心修証するも即心是仏なり、た...禅ネタ本24ー古今東西の偶然ー

  • 波乗り雑記帳40ーあるサーファーの死ー

    さて、辻堂の新店舗Fサーフショップであるが、実は、この建物は、日本サーフィン界のレジェンドであるK.Mさんの所有物件として以前からあった。そしてこの建物は、過去にもサーフショップだった時期もあり、また、テニス用品などを売るスポーツ店として営業したりしていたようだ。しかし、辻堂の海の近くには幾つかのサーフショップがあるのに対して、この建物は、海からは少し離れた場所にあった。その代わり辻堂駅の直ぐ近くか、と言うとそうでもなく、辻堂駅からも若干離れている。そうしたやや中途半端な場所であるためか、客足が伸びず、この建物は閉店したまましばらく使っていなかったようだ。そして今回、ここに、オーナーであるK.Mさんのもと、僕(当時21歳)が店長となってFサーフショップをオープンしたわけである。だが、上記の通り、店がやや中途半端...波乗り雑記帳40ーあるサーファーの死ー

  • 誰がそう言った?

    少し前に、台風が接近していた時の事。僕は、近所のおばちゃんに次のように言われた。「いま台風が来てて海は荒れているから、禅蔵さん、今日あたり海へ行ってサーフィンしたいんでしょうね」と。「ああ、そうですね~」と僕は笑顔で応えておいたが、実は、このおばちゃんの意見は全くの大間違いだ。いや、おばちゃんだけではなく、サーフィンをよく知らない方々の多くが、「サーフィンは海が荒れている時にやるもの」という勘違いをしている。それは、とんでもない間違いだ。当たり前だが、サーフィンは、波に乗るものである。従って波が立っていなければサーフィンにならない。だが、「荒れている海」と「波が立っている海」はイコールではない。〝良い波が立っている海〟が理想的なのだ。海面が荒れているのと、サーフィンに適した良い波が立っているのとでは全く違うのだ...誰がそう言った?

  • 波乗り雑記帳39ーレジェンドー

    日本サーフィン界のレジェンドK.Mさんがオーナーを勤めるサーフボードメーカーMの、サーフボード工場で働き始めたN島さん。レジェンドK.Mさんによれば、辻堂の海の近くのサーフショップM以外に、辻堂駅近くにもう1店舗サーフショップをオープン予定。そこでN島さんに、「その新店舗の店番やる奴いないか?出来れば波乗り(サーフィン)が上手い奴がいい」と相談した。そこでN島さんは、真っ直ぐ僕の住むアパートにやって来たのだった。そしてその件をN島さんから聞いた僕は、「えっ!俺?」と言って驚いた。更に重ねて、僕は次のようにN島さんに聞き返した。「あのK.Mさんが、新店舗の店番として波乗り上手い奴を探してて。で、それが俺?」と。実はこの時、たまたま新宿からK子も遊びに来ていた。彼女は、次のように言った。「いい話しじゃん。やりなよ禅...波乗り雑記帳39ーレジェンドー

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