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  • 情報操作〜TikTokで削除された文章〜

    当ブログは既に「最終回」を終えたが、最近、TikTokによせた文章が削除されたので、この場にあげておく事にしたい。まず、経緯はこうだ。つい先日、TikTokで、安倍晋三氏を殺害した山上哲也容疑者の動画を見た。僕は、それに対してコメントをした。そのコメントは、多くの方々から「いいね」を頂いた。ところが、間もなく、僕のそのコメントは削除された。更に、僕のアカウントからは、TikTokにコメント出来ないように制限されてしまった。僕は、そんなにも悪しきコメントをしたのだろうか?削除させた僕のコメントは、以下の「」内の文章である。「殺人行為は断じて許してはならない。しかし、彼の行動によって旧統一教会問題が明るみになり、苦しんでいる同信者たちを救うきっかけとなった。その意味で、彼の行動は、世に大きな一石を投じたと言え...情報操作〜TikTokで削除された文章〜

  • マーボーさん、ありがとうございました!

    僕が、湘南に住んで毎日のようにサーフィンをしていた頃、たいへんお世話になった小室正則さんが、12月8日にお亡くなりになったそうだ。小室正則さんは、日本サーフィン界のレジェンドで、「マーボーさん」の愛称で親しまれた。享年74との事なので、まだまだお若いのに、たいへん残念な事である。僕が湘南に住んでいた頃、短い期間でしたが、僕をFOXMAGICサーフショップの店長として雇ってくださり、本当にお世話になりました。ありがとうございました。謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。禅蔵合掌◆新・からっぽ禅蔵◆マーボーさん、ありがとうございました!

  • 最終回

    「最終回」と題したが、気が向いたら、またブログ記事を書くかも知れない。とにかく、今は少しブログをお休みしようと思う。理由は、僧侶としてのお勤めがそこそこ忙しいのと、趣味のサーフィンに没頭していたい、という単純な事。加えて、ブログに書きたい事は、もう書き尽くしたようにも思う。特に、禅について、と、水辺をナメて水難事故で死亡する人に、水辺をナメるな!と、言い続けた。但し、いつまでも僧侶としてのお勤めをし続けたいとは思っていない。いよいよ高齢になったら、還俗してお勤めを終えてノンビリしたい。また、趣味のサーフィンも、あとどれほど続けられるかわからない。身体的な衰えを明確に感じたら、思い切ってサーフィンを辞めなければ危険であるばかりではなく、周囲の人達にも迷惑をかけてしまうかも知れない。さて、簡単に、これまでの経...最終回

  • まぼろし

    過日、僕がサーフィンをしていた時間帯に、母がコロナで他界した。これは前回に書いた。母の母、つまり僕から見て母方の祖母は、103歳まで生きたので、母もきっと長生きすると思っていた。それだけに、母が他界した事は今でも信じられない。本当に、コロナは恐ろしい。ところで、僕がまだ、今よりずっと若い頃に、母は1度だけ、僕に対して次のように言った事があった。「お前がサーフィンしている所を、1度見てみたい」と。だが、結局、僕は母を海に誘う事はなかった。母が他界した今、「1度くらい、母を海に連れて行けば良かった」と、軽い後悔をした。そして先日、僕は、いつものように誰もいない海でサーフィンをしていた。途中、少し長めの波間があり、その時に、波間にプカプカ浮きながらバカな事を思いついた。「周囲に誰もいないんだから、幽霊でいいから...まぼろし

  • 母と海と

    病気などで病院の入退院を繰り返していた高齢の母が、今月9月1日に介護付き老人ホームに入居した。だが、入居して僅か1週間ほどで、母は、その施設内でコロナに感染した。直ぐに再び病院へ入院したが、17日、母は永眠した。父は、今から7年前に他界したが、苦しむ事もなく、突然、フッと亡くなった。しかし、母は、コロナで相当苦しかっただろうと思う。母の冥福を祈る合掌ところで、サーフィン好きの僕にとって、個人的にちょっと不思議な事があった。母がコロナ感染した事を知った後、コロナなので面会や見舞いには行けない。そこで僕は、いつものように海に行ってサーフィンを楽しんだ。僕以外には誰もいない海で、1人でサーフィンをした。だが、海の中でも、母の事が気になっていた。いまいちサーフィンに集中できず、頭の中で次のような考えがグルグル回っ...母と海と

  • 5年・500回の雑感

    「Blue.」というサーフィン誌に付いていたカレンダー、その9月の頁に、次のような言葉が記されていた。「点数にはならない。でも心震える瞬間がサーフィンにはある。誰かの評価よりも僕らしくあることに、この命を燃やしたい」なるほど。サーフィンの本当の楽しみは、サーフィンコンテストに出場してジャッジの評価を受けて点数を気にする事にあるわけではない。自由なフリーサーフィンのなかで、自分らしくサーフィンに熱中する。そこに、真のサーフィンの楽しみがある、というような事であろう。僕は、YouTubeなどでサーフィン系の動画をよく見る。その中には、トップレベルのアマチュアサーファーや、プロサーファーさえ、愚痴をこぼしている映像が、ごく一部ではあるが存在する。自らが出場したサーフィンコンテストで、ジャッジから評価された点数に...5年・500回の雑感

  • 禅話138ー四海は通じずー

    今回は、久しぶりに「禅話」に触れたい。さっそく以下に見よう。◎後雲蓋和尚〔景禅・證覺〕●原文僧問、「如何是和尚家風?」師云、「四海不曽通。」●試訳僧問う、「如何なるか是れ和尚の家風?」師云はく、「四海は曽(か)つて通じず。」○禅蔵コメント弟子が師僧に家風を問う問答は、よく見られる。要するに、「師僧は、禅に於ける悟りの境地をどのようにとらえているのか?」或いは、「師僧の指導方針はいかなるものか?」といった質問であろう。この質問に対して、どのように答えるかは、それぞれの師僧によって異なる。で、今回の師僧、後雲蓋和尚は、「四海は曽つて通じず」つまり、「四つの海は繋がった事がない。それが我が家風だ」と答えた。四海とは、仏教的に言えば、須弥山をとりまく四方の海。もう少し一般的に言えば、東西南北の四方の海。転じて、世...禅話138ー四海は通じずー

  • サーフィンと病

    まず余談だが、安倍晋三氏を殺害した山上徹也容疑者について、減刑を求める署名活動が行われたらしいが、それは間違っていると思う。人を殺しているのだから、彼には、適切な法の裁きが必要と考える。また、中国では、山上容疑者のフィギュアまで発売さたれと聞いたが、これは不謹慎な事だと思う。だが、旧統一教会問題については、山上徹也氏は、世に、大きな一石を投じた事は間違いないだろう。その山上容疑者の母親は、事件直後、「統一教会に申し訳ない」と言っていたと聞く。「安倍氏に申し訳ない」とか「世間に申し訳ない」ではなく、「統一教会に申し訳ない」と言ったのが本当ならば、山上容疑者の母親は、狂信的なカルト信者どころか、もはや、完全に狂ってしまっている、と見たほうが正しいのかも知れない。その旧統一教会の会長が、マスコミの前で長々としゃ...サーフィンと病

  • 水難事故とイルカについて

    毎年そうなのたが、今年も、水辺の事故は多発している。海や川で溺れ死ぬ人は少なくない。彼らのご冥福をお祈りします。合掌ただ、毎年のように今頃の季節になると当ブログに書いている事だが、「自然をナメるな!水辺をナメるな!」と言いたい。普段から海や川に入って、その海や川を知り尽くしているわけでもないのに、突然、暑い季節にだけ、よく知りもしない海や川に入れば、危険を伴うのは当たり前の事だ。自然をナメていてば、直ぐに死に直結する事だってある事を忘れないでほしい。ところで、少し前、7月下旬頃に、個人的に気になるニュース情報を見た。それは、「福井県の海水浴場で、海水浴をしていた客が野生のイルカに噛まれ、ケガをする事故が相次いでいる」という内容のものだった。イルカが人を傷つけた、という話しは、僕は、あまり聞いた事がない。だ...水難事故とイルカについて

  • 宗教と献金

    旧統一教会の現会長が、次のように言っていた。「献金は、宗教に於いて大切な行為です」と。それは、金儲けをしたい団体の立場からすればその通りなのかも知れない。だが、一般の人達の立場からしたら違うはずだ。大切なのは、教会への献金なんかではない。大切なのは、あなた自身と、あなたの家族であろう。少なくとも、あなた自身やあなたの家族の生活をメチャクチャにまでして、団体にお金を貢ぎ続けるのはバカげた事だと気づくべきだ。そもそも、宗教は、自らの人生を豊かに過ごすためのヒントとして利用するものでしかない。それなのに、その真逆に、自らを苦しめてまでして、宗教にのめり込む人がいるようだが、これは、まさに本末転倒である。少なくとも、順序として、人が先に存在して、後から宗教という考え方が発生した。その宗教に人が振り回されてどうする...宗教と献金

  • その宗教、大丈夫ですか?

    前回、「安倍元首相銃殺!」と題した記事を書いた。そこでは、「7/8㈮に、奈良で街頭演説中の安倍元首相(67歳)が銃撃され死亡した事。安倍氏を撃ち、その場で現行犯逮捕されたのは、山上徹也容疑者(41歳)だという事」などに触れた。その山上容疑者の犯行動機としては、「母親が特定の宗教団体にのめり込んで破産した。そのため家族がメチャクチャになった。だからその宗教団体に恨みを持った。安倍晋三氏は、その団体と関係が深いと思い込み、安倍氏を銃撃した」と伝えられている。その宗教団体とは、統一教会の事だと判明した。安倍氏は、この統一教会の会員や顧問などではないが、統一教会関連団体に向けて、ビデオレターを寄せたり、団体の機関紙の表紙を飾ったりするなど、積極的に関係を持っていた。こうなれば、統一教会に恨みを持っていた山上容疑者...その宗教、大丈夫ですか?

  • 安倍元首相 銃殺!

    7/8㈮、奈良で街頭演説中の安倍元首相(67歳)が、突然銃撃され、死亡した。安倍氏を撃ち、その場で現行犯逮捕されたのは、山上徹也容疑者(41歳)だという。これは、有ってはならない事件・許してはならない蛮行である。しかし、安倍氏も、これまでに「有ってはならない・許してはならない行為」を繰り返してきたのではなかろうか?そして、それらについて安倍氏は、何ら責任をとっていないのではなかろうか?そのような安倍氏を嫌う者は少なくないであろう。安倍氏が首相だった頃、僕も、安倍氏に対しては批判的な意見をブログに書いてきた。但し、お亡くなりになれば、誰であろうと、“ほとけさま”である。安倍晋三氏のご冥福をお祈りします。合掌尚、言うまでもなく山上徹也容疑者の行為は正当化されるべきではない。一方で、有名人が亡くなると、その有名...安倍元首相銃殺!

  • 「脅し」と「救い」

    多くの宗教は、「恫喝」と「救済」がセットになっている。まず、「あなたは、このままでは救われない、今のままでは苦しみから抜け出せませんよ!」と脅す。つまり恫喝する。次に、「でも大丈夫。この宗教を信仰すれば、必ず救われます」と説く。つまり救済する。一方で、我が禅宗は、こうした宗教とは異なる面を有する。我が禅宗では、「寝ぼけた事を言ってないで、今の現実を直視しろ!」という現実主義的なところがある。その意味では、特に恫喝もしないが、救済もしないような面がある。僕は、ここが気にいって禅宗僧侶になったと言っても過言ではない。いや、「救済をしない」と断言するのは少し言い過ぎかも知れない。正確には、救済をしないのではなくて、「既に救われている事に気づけ」というのが禅宗で説かれる救いについての答えである事がよくある。ところ...「脅し」と「救い」

  • 禅話137ー禅に於いて最も重要なテーマー

    今回は、久しぶりに「禅話」を書こうと思う。古(いにしえ)の禅僧たちは、いかなる言葉を残しているのか?いつものように、以下に見よう。◎同安和尚(常察)●本文僧問、「如何是鳳嶺境地?」師云、「闍梨則今在什摩處?」●試訳僧問う、「如何(いか)なるか是(こ)れ鳳嶺(ほうれい)の境地?」師云はく、「闍梨(じゃり=キミ)は則今(そっこん=今)什摩(しゅうも=何)の處(ところ)に在りや?」●超訳弟子の修行僧が、師僧に問う、「鳳嶺、即ち鳳凰のように尊ばれる大鳥が立つ高き嶺、転じて、悟りを得て高みに達したホトケの境地とはどのようなものでしょうか?」師云はく、「キミは今どこにいる?」○コメントこれまでにも何度も書いた事だが、禅の問答に於いては、常に「自分自身はどうなのか!?」が大切。ここを忘れずにいれば、大抵の問答の意味は理...禅話137ー禅に於いて最も重要なテーマー

  • お葬式のお話し

    僧侶として、お葬式はもう数え切れないほど沢山お勤めさせて頂いてきた。その故人様たちの年齢も、0歳〜105歳と、実に幅広い年齢の方々であった。中には、若くして自殺をした中学生や高校生。それに、僕と同年代で僕と同じようにサーフィンを趣味にしていた方もいらして、本当に辛い気持ちになる。改めて、彼らのご冥福をお祈りします。合掌その一方で、意外な事に、今のところ、新型コロナウイルスで亡くなられた方のお葬式は、僕はまだ僅か1件しかお勤めしていない。コロナで亡くなられると、ある意味、通常のお葬式以上に辛い事になる。まず、亡くなられたご遺体に近づいたり触れたりするだけでもコロナ感染の危険があるという事なのだろうか?コロナで亡くなられると、お身内は、その故人の顔も見る事さえ許されず、故人は、真っ先に火葬される。そして、骨壺...お葬式のお話し

  • 火葬場のお話し

    先日、神奈川の横浜市でお葬式をお勤めさせて頂いた。僕は、東京都内を中心に、ご依頼があれば1都3県どこへでも出向いてご供養させて頂いている。場合によっては、静岡県や茨城県や群馬県でもご供養させて頂く事がある。で、横浜市のお葬式で感じた事なのだが、横浜市は、他の地域と比べて火葬場が少ないように思う。実際、横浜市の葬儀社さんに聞いたところ、葬儀社さんも「そうなんです。横浜市は火葬場が少ないんです」とおっしゃっていた。その地域の人口と比べて火葬場が少ないと、どういう事が起きるのか?まず、身内が亡くなっても、直ぐに火葬する事が出来ない。火葬炉が空くまで順番待ちという事になる。場合によって、10日〜20日ほども待たされる。この間、ご遺体が腐敗しないように、火葬場や一部の葬儀社が完備している冷蔵機能がついた霊安室にご遺体を預...火葬場のお話し

  • ローカルvsビジター問題

    サーフィンには、他の多くのスポーツと同じように、ルールやマナーがあって、お互いにそうしたルールやマナーを守っていれば、楽しくサーフィン出来て、基本的には、それほど問題は起きないはず。但し、他の多くのスポーツは、定められた競技場のフィールド内で行われるので、そのフィールドを使用してスポーツする人達は、例えば同じ利用料金を支払って入場しているので、その意味で皆フェアな関係と言えるだろう。ところが、サーフィンは、基本的に自然の海で行うものなので自然の海の利用は無料。但し、無料で自由であるがゆえに、どうしても「地元」と「よそ者」との間でトラブルが起きやすい。サーフィンをする上で、「地元」つまり地元のローカルサーファーと、「よそ者」つまり他所から海へ訪れるビジターサーファーとの摩擦やトラブルは、昔も今も、そしてどの国の海...ローカルvsビジター問題

  • BIBLE【3】〜最終回〜

    BIBLE【2】の続き前回の「BIBLE」【2】では、「コヘレトの言葉」特に「へベル」=「空」、僕に言わせれば「諸行無常」について書いた。今回は、「へベル」以外の箇所に目を向けてみたい。「天の下では、すべてに時機があり、すべての出来事に時がある。生まれるに時があり、死ぬに時がある。植えるに時があり、抜くに時がある。殺すに時があり、癒やすに時がある。」(コヘレトの言葉3ー1〜3)(中略)「黙するに時があり、語るに時がある。愛するに時があり、憎むに時がある。戦いの時があり、平和の時がある。」(同3ー7〜8)そう、「すべての出来事に時がある」のだ。そしてこれもまた、コヘレトが頻繁に言い続ける「へベル」=「空」即ち「諸行無常」と無関係ではないと思う。時は、一瞬一瞬に過ぎ去っていく無常なるものなのだ。だからこそ、しっかり...BIBLE【3】〜最終回〜

  • BIBLE【2】

    前回のBIBLE【1】の続きとにかく、「コヘレトの言葉」の「コヘレト」の意味も、その著者も、確かな事はハッキリとはわかってはいない、という事のようだ。因みに、禅や仏教の文献も、「コヘレトの言葉」と同様に、いつ誰が書いたのか不明であるものは少なくない。但し、ここで重要なのは、そこに書かれている内容だ。誰が書いたにせよ、禅仏教文献の中にも、『旧約聖書』「コヘレトの言葉」の中にも、学びとるべき珠玉の言葉は散見できる。さて、「コヘレトの言葉」の中で、特に注目すべき言葉の1つに、ヘブライ語で言うところの「へベル」がある。さほど長くはない「コヘレトの言葉」の全文のなかで、「へベル」という単語は、30回以上、40回近くも頻繁に出てくる。更に言えば、「コヘレトの言葉」全体を通しても、「いろいろあっても、結局は、“へベル”だよね...BIBLE【2】

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