Jiriの説明に関して色々模索している中今日も良いフィードバックをもらいどの部分の説明が必要なのか?を日々練りながら説明文を作成しました(日々更新中)なるべく簡単に説明したいという想いと着目点としてはちょっと変わっているのでは?と思う部分を大事にしたかったのですがなんせマニアックというか・・・・他にこういうことをやっているという話を聞かないのでどう説明すべきかに悩みます。詳しい技法の話はまだ触れられま...
Jiriの説明に関して色々模索している中今日も良いフィードバックをもらいどの部分の説明が必要なのか?を日々練りながら説明文を作成しました(日々更新中)なるべく簡単に説明したいという想いと着目点としてはちょっと変わっているのでは?と思う部分を大事にしたかったのですがなんせマニアックというか・・・・他にこういうことをやっているという話を聞かないのでどう説明すべきかに悩みます。詳しい技法の話はまだ触れられま...
今日も天気のいい釧路ですが途中、海から霧が立ち込める釧路らしい天気になりました。デスクワークをしていても「ボー、ボー!」と霧笛が聞こえ、霧がかかっているのかな?と感じさせます。私たちにとって当たり前の音も観光で来ている方にとっては1つの資源だろうなと思います。観光資源といえば、先日のポッポテイにいった際弟子屈の駅に湿原のろっこ号が到着し蒸すこと観に行ったのですが、乗客の皆さんそして乗務員の皆さんが...
週末、久々にあたたかな日となりました。釧路でも20℃を越える気温・・・いつぶりかな?少しずつ気温が上がってきて暖かくなるのか?例年ですと7月の霧フェスあたりはかなり涼しく・・・寒いくらいの印象です。さてそんな温かな週末に軽くドライブに行ってきました。ずっとガソリン代も上がっていて少し最近下がったかな?目的地はラーメン屋さん。白糠の「やはた」か弟子屈のポッポテイ今回は久々に弟子屈方面に足を延ばしました...
先週末のイベントでお酒の説明をしてきましたがそこで感じたのがJiriの製法についての説明の難しさでした。簡単なワードで説明すれば何も新規性が感じられませんがきちんと説明すると実はちょっと複雑で新しい視点で捉えた製法なのでどうにかその部分を理解してもらうために工夫が必要と感じたわけです。とにかく、自分が考える新規性や特徴を言語化しまとめて発信していく必要があるのかな?と思っています。ただ発信するにもきち...
さて、昨日の雨から一転、いい天気になりました。社長の要望の外仕事を午前中は行い、午後は土日のイベントの時に感じたブランドの説明強化のための言語化に取り組んでいました。何度も言語化の話はしていますが本当に思考を言葉にするのって難しい。単純なことであればブログに書くように書けるのですが短い言葉で相手に伝えるのって本当に苦労します。今はブランドのことをどう知ってもらおうかと思って五色彩雲のブランドの方針...
【札幌出張 2日目】飲食店様とのイベントは基本的には受けていませんがもろはくさんは北海道でも日本酒に特化し全国の酒蔵様もお忍びで来られる名店のため飲食店よりも専門性が高いと考えイベントに参加させていただいています。今回は同じ北海道内で老舗の酒蔵栗山の小林酒造の米秋君と2蔵合同のイベントをさせて頂きました。互いに自社製品のPRを単独ですることはあってもどこかと一緒にもろはくさんで行うのは初めてです。2...
五色彩雲、新作Jiriの手ごたえは?──北海道の酒フェア2025に参加してきました
先週末は札幌出張でしてた。土曜日は札幌大通り3丁目チカホの空間で北海道産米で造る日本酒のコンテスト「北海道の酒フェア2025」に参加してきました。朝5時頃釧路を出発しギリギリオープン時間に間に合いました。新しい仕込みで造ったJiriを始めて対面で提供する機会となり正直消費者の皆さんの反応はどんなのだろうと思いながら提供させていただきました。飲んでいただいた感想としては、手ごたえがあったように感じます。Jiri...
「“今流行っているもの”じゃなく、“これから求められるもの”を。
明日は札幌のイベントに参加するため朝一釧路を出発予定です。ややハードスケジュールですが折角行くのでともろはくさんにお声をかけ今年は五色彩雲とキタノニシキのコラボをしてみます。6月もイベントが続き2週目には大阪で開催される國酒フェアに参加。五色彩雲のPRを行い、願わくば飲食店さんや酒販店様との出会いがあればいいなと思っています。関東より西は五色彩雲のお取引はまだありません。ただこのブログを通じて、福司...
久しぶりに更新です。春休みを頂いており、久々に家族と長い時間を過ごしてきました。冬の間はほとんど家にいなかったのでその分少しでも楽しい思い出になってくれてれば嬉しいですね。さて、今日から仕事復帰返ってきて少し溜まっていた業務をした後は外仕事の一日でした。いつも外仕事をいているメンバーではないメンバーで私も途中参加なので見守りながら出来る仕事をやる感じ。どうしても途中からだとどういう流れかが分からな...
本日より2025年の「五色彩雲 Jiri」が発売となりました。SNS等でも情報を流していますので見つけたらシェアしてもらえると幸いです。何回かに分けてJiriが今年少し違うよ~って話はここではしております。どんな表現で伝えたらいいのかな?と思いながら今日SNSでPRをしていたのですがそこで使った言葉の中に奥行きや味わいの豊かさという意味合いで「懐の深さ」というワードを使ったのですがなんとなくこの表現がイメージ日かなと...
本州は今年最高気温でしたと昨日かな?TVでやっていましたが釧路は寒すぎてストーブをつけました。そんな寒すぎる釧路をPRすべきちょっと涼しくなれるPR動画が完成したようです。暑くなり過ぎる前に、涼しすぎる釧路のPRで作られたこちらをご覧ください。『Cool Stay 釧路』https://youtube.com/watch?v=rnavN54j4-I 『Cool Stay 釧路』webサイトhttps://cool946.com/coolstay/ Instagramhttps://instagram.com/coolstay_kushiroこ...
本日は普段、私のブログを読んでくださっている皆様に報告があります。もうご存じの方もいるかもしれませんが本日の10時に酒類総合研究所のHPで発表がありました令和6酒造年度 全国新酒鑑評会にて福司酒造の出品した大吟醸酒が金賞を頂くことが出来ました。製造部一同、すっかり忘れて蔵の大掃除をしているところにお休み中のクリストファーや営業のAさんが「おめでとう!」といってくれた時点でもまだ何のことかわからず「ま...
SAKEstreetさんの酒蔵だよりの第2段の原稿を書き終え提出しました。(あとはうまく直してくれるはずw)公開されたら紹介いたしますが、今回は北海道の事や道東のことに触れています。北海道広すぎて、北海道の中でもどんな地域で福司が飲まれているのか?とかは、地元の人や道内の一部の方しか知らないんですよね。そこでそういう所を今回の酒蔵だよりに書かせていただきちょっと釧路に福司のみに行くか!ってなってくれたら嬉し...
いよいよ今週の金曜日にJiriが発売となります。正直ドキドキしているんですよね造り手として少し成果が見えているところもあるのですが大事なことは味わいとそこから受けるイメージ。飲み手側の受け取り方でありその先に私たちの技術の話がある。まずは飲んだ味わいが重要な分いつも発売前はドキドキです。こんかいのJiriで面白いのは感にすると上がるという点。これはなるほど面白いなと思います。何かうまいことやれそう、まだ何...
発売まであと1週間。今年も楽しみにしてくださっている方も、初めて手に取ってくださる方も。今年の『Jiri』は、一味違います。ただの“進化”ではありません。“挑戦”です。『Jiri』の味わいに、もう一段深みを出すにはどうすればいいか——その答えを、私たちは同じ“五色彩雲のNusamaiの技術”の中に探しました。Jiriの味わいの中にNusamaiの豊かな味わいが出せれば・・・・これまでの酒造りではあまり取り入れられてこなかったこの存...
昨日はJiriの新しい取り組み(?)に少し触れました。Jiriの初回出荷分はラベルがはり終わり、締め切りの近いものなどの事務作業を今日はしています。ちなみに五色彩雲はすべて手貼りでラベルを貼っています。これも将来的には改善したいのですがまぁ、沢山売れたりしたらってことで(笑)今日は農政事務所に米の使用状況の報告を提出。本来は4月末に提出する物なのですが提出先が変わったけど部署の移動で提出先の担当者との連絡が...
Jiriの発売まで10日ほどとなりました。お取引をさせて頂いている酒屋さんからもご注文を頂き出荷準備を着々と進めています。5月31日に札幌で開催される「北海道米でつくる日本酒アワード」こちらへも福司酒造からは五色彩雲のJiriを出品しました。今年の日本酒アワードのメインテーマは「日本酒は北海道から世界へ」大きなテーマだなと感じながらも今色々なことを考えながら試行錯誤しているJiriを出品することにしました。多...
仕込も終わり、OFFシーズンの作業(仕事)も始まりました。まずは蔵の回りの塀の補修作業。蔵の回りは木の塀が回されています。木製のため朽ちてしまう為数年に一度杭を打ち直しを行います。いつも塀直しに駆り出されるのが醸し屋とクリストファー。しかし今年は諸事情でクリストファーは外仕事にあまり関われなさそうなのでその他のメンバーにも仕事を共有する必要が出てきました。そこでエースとナノイーにも参加してもらい製造...
週末、帯広にある上川大雪酒造さんの蔵開きに行ってきました。土曜日は激しい雨だったのに日曜日はすごくいい天気で気持ちのいいドライブ日和。母の日なので妻と母を誘って家族全員のドライブでした。目的地は少なくパン屋さんと上川大雪酒造さん時間があればあとどこか・・・・でも子どもたちにとっては長い移動時間なのでどこまで耐えれるかまずはパン屋さんに帯広に行くときは寄る確率の高いToiさんへここでパンを買ってお昼休...
毎日、報告書を提出してもらっている中のテンプレートにその日の気が付きを書く部分があります。醸し屋は気が付きを書くことってとても重要だと思っているのですが、では自分は何に気が付いているのかな?とおもい今日気が付いたことを書きたいと思います。今朝、朝礼が始まる前に社員とのあいさつをしました何気ない挨拶で心は動きません。でも元気な声であいさつされたときとかは心が少し軽くなりることに気が付きました。昭和世...
本日は仕込み蔵の清掃が行われました。仕込み前後の掃除も昔より丁寧に行われています。かけている時間も倍くらいでしょうか?以前は一日で終わらせていた掃除も仕込み蔵や貯蔵の蔵などゾーンを分けて日にちも分けて行っています。午後からは醸し屋は来客がありDXに関して考える時間をもらいました。DXとはデジタルトランスフォーメーションの略でAIやIoTを始めとするデジタル技術を活用して、業務プロセスを改善していくことです...
GWいかがお過ごしでしたか?釧路も桜が咲くかと思いきや暖かい日もあったのですが寒かったり雨だったりで未だに桜は咲いておりませんが昼休み散歩をしていたら早咲きの桜が咲いていました。久々のお休みで子どもたちと中標津にあるゆめの森公園へ行ってきました。長男はとても楽しそうで、私もここで頑張らないと嫌われると彼の要望に応えるべく奮闘してきましたw一生懸命遊ぶ姿はとてもかわいらしかったです。いつも義父がしてい...
釧路にも春の足音が近づいてきました。山菜が徐々に味わえるようになり、先日もいただいた行者ニンニクを美味しくいただきました!我が家でも水差ししていた桜の枝の花が今朝咲いていましたそれを見て息子が開花宣言をしてくれました蔵の中も火入れが始まり釜の熱で徐々に室温が上がってきました。火入れの方法は様々あります。火入れは日本酒における加熱殺菌のことを指します。大きく分けて3つの手法があります。① 詰める直前に...
北海道の日本酒、もっと面白くなるために――新たな挑戦と語らいの場へ
昨日話をしていたもろはくさんの会がもろはくさんのHPでアップされました。https://morohaku.jp/2025/05/post-11690/いつもは単独で行うのですが昨年、北海道から共に若手の夜明けに参戦した小林酒造さんと合同のイベントです。全国的に見ても「北海道のお酒」のイメージはまだまだ浸透していない。とても珍しがられるほど知名度は少ないと感じます。ただそれは今までのことで、これからは北海道も米どころの一角として日本酒も知...
限定原酒の販売&北海道米でつくる日本酒アワード出品のお知らせ
GW、皆さんどこに行かれましたか?蔵の売店では鑑評会出品したお酒と同じ原酒を限定で販売中。本数は数十本という超レアなお酒でGWの時にお越しくださる方に向けて毎年販売しています。さて、今日は告知依頼が来ていたのでこちらをご紹介。北海道米でつくる日本酒アワードが2年振りに5月31日(土)10時~18時に札幌市地下歩行空間 北3条交差点広場 西 で開催されます。こちらのアワードの特徴は一般の方が審査員になり評価をして...
久々の2連休、ずっと夢だったことをかなえることが出来ました。それが子供が出来たら自分の子供と映画を見に行くこと。小さいときに、映画に連れてってくれる人がいて自分も大きくなったら子供と行きたいなと思っていました。息子も3歳になり、大分アニメを理解できるようになって最近はドラえもんを一緒に見ようと誘ってくれます。そろそろ、息子と一緒に映画を観に行く夢を叶えられそうだと思い週末に行ってきました。初めて観...
週末は久々の2連休。何もない一度も蔵に来ないという日はいつ以来だろうか。家族には「え!?休みなの??」と驚かれるほど休みだと言っているのに息子には「仕事でしょ?」と言われます。仕事で家にいない父親ってどんなのだろうと思っていたら自分でした(笑)徐々に元の日常ををリ戻しつつあります。先日久々に市内の園芸屋さんに行ってきました。家の中にサンルームがあるのでそこに少しずつですが植物を増やしていきたいと思い...
蔵では火入れに向けての準備が本格化しています。貯蔵に使用するタンクの点検や整備、洗浄を行うチーム。濾過や移動、調合を行うチーム搾りで使用していたものを片付け洗浄するチームに分かれています。醸し屋は主に濾過移動などの計画をつくりのと計画通りに事が運んで切るのかをチェックし火入れまでの工程を予測したり仕込みの帳面の〆作業と、年度末のための資料整理のためデスクワークがメインです。デスクワークとか勉強をし...
日々の酒造りは、目に見える作業の積み重ねですが、実は「目に見えないところ」こそが大切だったりします。失敗はチャンスじゃないですが、何かしら違和感を感じたときは原点に立ち戻るチャンスです。チーム福司も6人と少ないチームですが考え方や価値観はみんな違います。違う事はいいことでお互いに補い合える事と思いますが1つの言葉で捉え方が異なったりすることもあります。例えば「多少の誤差」などの多少にも人によって感覚...
蔵開きを終えて蔵開きはあいにくのお天気(雨)でしたがそんな中でもたくさんの人がお越しくださいました。嬉しい反面、製造部のメンバーの頭の中にあるのはその後の清掃について。雨が降ればその分蔵の中は汚れるためその後の清掃も大変です。蔵開きの次の日の午前中は後片付けをして直ぐに作業に入りますGWという大型の休みを前にやってしまわねばいけない作業が山の様に・・・・製造部としても火入れという最後の難関が待ち構え...
日曜日に年に一度の蔵解放が行われました。当日はあいにくの雨模様。8時少し前に出勤したら既に並んでいる方がいました。雨の中傘をさして並んでいただいてたことなどもあり少し早めにオープンした当日。醸し屋は臨時即売会上の方を担当し、当日限定のたれ口酒と酒粕の販売をしていました。久々の対面での販売でしたが昔の様に行列が出来たりトラブルが起きたりもなく無事に販売を終えた感じはありました。コロナ前は少しでも沢山...
蔵では日曜の蔵開きに向けて準備をおこないました。例年よりも醪は少なく、お見せできるものが少なめですが出来る限りの準備をして皆さまをお迎えしたいと思います。事故無く、トラブルなく終わりますように・・・・今朝見つけた記事をご紹介します。ワイン生産・消費量、63年ぶり低水準 気候変動など直撃:日本経済新聞「世界のワイン市場の縮小が止まらない。」という文脈から始まるこの記事気候変動の影響で生産が減少している...
世界は本当に大きく変わろうとしているなと感じる政治経済もそうだし環境もそうだしとにかく【今までと同じ】が通用しない世界経験値という物が今までよりも有効性が低くなり代わりに適応力が重要になっています。30代のころには気にもしなかったことも最近は目を向けざる追えない。それほど情勢の変化が激しいと感じますしどうなるかがわからないです。トランプ氏が就任してこんなに経済が翻弄されることや米の価格がこんなに高く...
いつも五色彩雲の話が多いですが、福司のお酒たちも工夫されています。五色彩雲のように【データがほぼ無い】ところからの始まりでもなければ【年に1回か2回しか仕込めない】といチャレンジの希少性も下がってしまう為比較には出していませんが、五色彩雲のブランドの設計の基本軸は実は福司の純米酒にあります。原点はレギュラー酒の酒質からでそこを起点として配合を工夫し、割合を調整ときには原点に戻り考え直すなど基本がある...
今朝、ポッドキャストで酒器の話を聞いていました。なるほどなと思ったことがあったので日本酒好きの皆さんと共有できたらと思いブログに書かせていただきます。【酒器によって味わいが違う】そういう話は聞いたことがあると思います。実際に香りの感じ方や口当たりが異なり味わいに変化をもたらす1つの要因です。でも全く異なる酒質になるわけではないので本質的には一緒です。同じものを口にしても状況や環境が異なれば感じ方は...
モロミがある時期は搾りが入ったりで2連休を取ることは中々難しいですが先週末は久々の土日全休にしました。ただまだ醪があるので分析や櫂入れなどに出勤しますがそれでも作業はかなり少なくなり、午前中には帰れます。各地では日本酒のイベントが開催され、SNSが賑やかになってきました。来週には福司でも蔵開きが開催されます。蔵開きは、地域の皆さまに今シーズンの仕込みを終えて地酒を身近に感じてもらうため蔵を見学したり...
気が付くと4月も中旬。あっという間に蔵開きであっという間にGWになりそうです。そして5月にはJiriの発売がありその案内もそろそろ作成し始めなければと思っています。今年の試みを文章で伝えなければいけませんが行ったことと、そこからつながる未来への期待感を感じてもらうように・・・・工夫します。今日はラジオ収録がありました。放送は日曜日の予定です。主に蔵開きについてのお話をさせて頂きました。いつもラジオ収録の...
2025年 札幌の新酒鑑評会で金賞受賞~裏側と、未来への仕込み~
甑倒しの記事から更新していませんでしたが週明けに札幌国税局主催 新酒鑑評会の発表式と同時に開催されます製造技術研究会に参加してきました。結果から申し上げますと、【道産米吟醸酒の部】と【純米酒の部】の2部門に出品し道産米吟醸酒の部で金賞を頂きました。昨年度は逃した金賞を今年度とれたことは製造部一同嬉しく思いますし、今年行ってきたことへ評価いただけたのだと思います。獲れてよかったではなく今後もとり続け...
いよいよ明日、福司酒造は令和6酒造年度の甑倒しとなります。「甑倒し」というのは日本酒を造る期間の中の1つの区切りを指す言葉で毎日のように蒸米を上げていた期間を終え甑を倒して洗う事から仕込みを終えた日のことを指します。逆に仕込みを始めることを「甑起こし」というと聞いたことがあります。また搾りや火入れなど全ての作業を終えたことを皆造(かいぞう)と呼びます。甑倒しの時には蔵元(社長)が蔵人(私たち)を労...
甑倒しに向けて搾りが忙しい時期となってきました。最後の仕込みも今週末には終了します。暖かくなってきてはいるものの、まだまだストーブが必需品です。そんな春になり切れない釧路。TVでは入社式や桜など春の話でもちきりです。少しでも春を感じたいなぁと思いながらデスクワークをしていると春ならではの来客が。鳥のさえずりが気になって窓をみるとあまり見かけない鳥が雪の解けた地面を突っつき餌を探している様子。スズメよ...
4月になりましたね、3月は別れの季節でしたが4月は出会いの季節になります。入社式や入学式、入園式の季節となります。皆さんが一番思い出に残っている4月はいつですか?醸し屋は大学の入学式の時でした。北海道から出て初めてみたソメイヨシノ。桜が綺麗だと言われているのがようやく感じたときです。それまでは卒業式や入学式春の季節に桜のイメージが全くなかったです。というのも釧路で桜が咲くのは5月頃。世の中のニュースで...
最近暖かくなり、スマホのケースを新しくしたいなと思い探していました。醸し屋が使っているのはiPhone11。今最新のiPhoneは16だそうです。iPhone11の発売が2019年なので経った6年で5つのモデルチェンジしているという事なのでしょう。おかげで、自分のモデルのケースを探すのも一苦労です。最新のスマホの価格は?と思い検索すると10~16万・・・醸し屋が学生の頃は機種代タダとかあったのが懐かしい。もはやパソコンと同じくらい...
東京では桜の開花が発表されました。釧路もああ高くなってきて最近は雪ではなく雨です。仕込も何とかこなしていますが、徐々に上がる気温に恐怖しております(笑)それより怖いのが米の価格。この急騰は米を扱う業界は大打撃です。本当は米の高騰の話を書いていたのですが暗くなりすぎるので削除。今日は醪の話をしたいと思います。また五色彩雲の話になってしまうのですが福司のお酒が基準値としてお話ししています。五色彩雲では同...
一昨日、17:00から酒蔵向けに行われた広報PRの仕方についてのセミナーをwebで受けました。何と無料!!!無料ってことはなんかあるのでしょうが、参加できるならとお勉強させていただいた次第です。広報に関してこうやると良いですよ~って話なのですが会社に広報担当がいる酒蔵ってどのくらいの割合なのかな?広報専属は少ないだろうからどこの部署の人がしているんだろう。正直広報まで手が回らない蔵がほとんどでそこに経費を...
近々、全国の新酒鑑評会に向けて出品酒を発送します。全国各地、津々浦々の酒蔵がその蔵の至高の1本を瓶詰めし競い合うドラゴンボールでいえば天下一武道会のような大きな大会が全国新酒鑑評会です。数十年前まで、各蔵が試行錯誤ごく一部の酒蔵しか極みの世界に到達していなかった時代がありました。どうやったら香りの高い醪ができるのか?どうやったら金賞をとれるような酒になるのか?情報も何もなく、杜氏と呼ばれる集団の横...
お米の価格がまた値上がりしました。米の価格は酒造りにもダイレクトに影響してきます。酒造好適米と食べる用のお米で品種が違う事をご存じの方も多いかと覆います。品種が違うのだから影響があるのか?というと大ありで今までは酒米の方が高かったのですが食用米の価格高騰により逆転してしまう現象が起きています。結果的に農家さんは酒米ではなく『食用米を作る方が儲かる』構図になってしまい酒米の需要と供給のバランスが崩れ...
1日、また1日と仕込み終わりに向かっています。4月の13日に札幌に出張があり、その時同業の方が「うちがもう甑倒ししました」という話や「(うちは3季醸造だから)羨ましい~」という会話がありました。設備が整っている新しい蔵は長い期間仕込みをしますがそういう蔵の方も寒い時期だけ仕込みをする寒造りがうらやましいと言います。確かに1回1回の仕込みは少ないので体にかかる負担は軽くなるものの気が休まらない時期が長いの...
仕込も終盤、醪もあと4つかな?五色彩雲もAshiriはこれから仕込みを行います。Ashiriでは白麹をしようしておりちょうど今麹室でつくっているのですが未だに謎が多い麹です。Ashiriの品質と白麹の品質は直結しているので重要。日本酒で使われる黄麹は文献やデータ、そして他のお蔵でも経験値があるので様々な問題に対してのQ&Aがあるのですが白麹はそういったデータが共有されていないので未知数。同じ麹菌なのですが製造する目的...
問題や課題がなくなる事ってなんでないのでしょうか。問題や課題があることを嫌がる人もいると思います。避ける人もいるでしょう。チームワークを大事にしている醸し屋ですがチームとしてステップアップすることを望んでいるので適度な課題を製造のメンバーには渡します。メンバーが歩いているところにそっと課題を置く。課題に気が付き拾う人、気が付いてよける人様々です。醸し屋の中では課題がある事は伸びしろだと思っています...
昨日はすごい大雪で大変な一日でした。朝、猛吹雪の様な風と雪の中徒歩出勤をしてきたのですがまず、視界がほぼ無い。醸し屋のような眼鏡族は吹雪の日、視界を奪われます。これなら眼鏡をとったほうが良い!と思い眼鏡を取ると・・・・吹雪いてきた雪が目に当たり痛くて目が明けられない。眼鏡でガードされているのだけどそのガードされているレンズに雪が溜まってどっちにしても視界ゼロ状態。やっとのことで着くと窓も何も雪が付...
先日ブログにも書かせていただきました。SAKEstreetさんにお声がけいただき書かせていただきました【酒蔵だより:福司酒造】が配信となりました!▲ こちらが【酒蔵だより:福司酒造】です今回は福司酒造がどんなところか、どんな人が作っているのかを知ってもらうための記事でブログ以外でこうやって文章を載せてもらうのは初めてなはず・・・緊張です。もちろん生原稿ではなく手直しをしていただいたものです。編集していただい...
少しだけ余裕が出てきたのかちょっと先の未来を考えながら書類作成をいしています。春のことを考え、次のやらなきゃいけないことの優先順位を考えて余裕のある時は先の準備を先回り。五色彩雲のスケジュールを考えたり。先延ばしにしていたことも少しずつ手を付けて。福司の甑倒しまで1か月は切りました。当初の予定よりも伸ばしており、まだ正確には決まっていませんが間違いなく終わりに近づいてきています。仕事の忙しさは部署...
今日は仕込み以外のお話。今、SAKEstreetさんにお声がけを頂き、福司の「酒蔵だより」という記事の第一回目の原稿を作成していました。つい先日、原稿を出してその時に必要な写真撮影も先日チーム福司でとっていたものです。その中で北海道の酒造りについて書いていますが釧路は雪よりも氷の街ですという話に触れています。暖かい地域では夏場にプールの授業があると思いますが北国は寒いのであまりありません(ないわけではないけ...
忙しい時に限って色々な書類作成が必要なものが回ってきます。丁度3月という事もあり、一般的な年度替わりという事もあるのでしょう。保健所の申請や出品用の資料北海道日本酒アワードの申し込みなどなど優先順位の高い順番から処理が始まりました今日は出品酒の唎酒をして、どのお酒を出品するかを選びました。毎週金曜日は賄がカレーの日なのですが唎酒を行うためメニューを変えてもらったり午前中にいつもコーヒーを飲むのです...
仕事の時毎日やっている事で酒造り等の仕事以外にブログを書くことと報告書の返信をすることがあります。2つに共通することがアウトプットと何かを誰かに伝えるという事。きっとこれは無駄にはなっていなくて、考えを整理したりまとめたりする作業だったり伝えるために再度咀嚼することを難しいと感じなくてすむようになってきている気がします。報告書を読んで返信する際に相手に伝えるために自分の考え方を整理するいい機会にな...
最近醸し屋のSNSには海外で造られたお酒の商品告知が良く出てきます。これも1つの時代だなぁとつくづくと感じていて醸し屋のSNSに出てくる銘柄はにアメリカのブルックリンにあるBrooklyn Kura(ブルックリンクラ)で日本の八海山を造る八海山グループと業務資本提携を結んでいます。▲いまMakuakeでクラファンしているようです。https://www.makuake.com/project/hakkaisan/海外に蔵を作る獺祭さんと海外で造ったお酒を逆輸入している...
大吟醸酒の仕込みから搾りまで今年も去年できなかったことや去年得たことを仕込み配合や醪管理などに反映し行ってきました。まだ出品準備はしていませんが週末には行う予定です。出品酒と言うと大吟醸や純米吟醸酒の部の方を意識しると思います。全国大会ではそういった部門しかないので、鑑評会と言うとそういうイメージ。ただ札幌国税局には【純米酒の部】と【軽精米ごく味酒】という部門もありとてもユニークな新酒鑑評会です。...
本日、出品用の醪をすべて搾ることが出来ました。最後は大吟醸酒の搾りで、袋に取り吊るして搾るやり方。福司では大吟の搾りの日だけ少し早めに出勤。朝一で袋で吊るし、作業を終えたら通常業務にという流れです。突然ですが僕は音楽のちからってちょっと信じていて、だからこ作業の合間に音楽をかけています。何を信じているかというと、若いとき特に中学生や高校生の時って、やたらと音楽を聴くじゃないですか時代が変わっても音...
今日も忙しい中、みんな頑張ってくれました。出品酒の期限も近くなり内心はやや焦りですがスケジュール通りならギリギリ間に合いそうです。あとは搾りのタイミングがそれでいいのか問題・・・・昨年度の反省点を活かすとこのくらいかと思っていますが「変える」ことに対する勇気は常に心に負担をかけますね。本当に大丈夫か?これでいいのか?やってしまえばもう腹をくくるしかないのですがやるまでは正しいと思える要素を探してし...
搾りがいろいろ重なり、どれをどう搾ったらいいか?どの順にするのが最も良いのか?悩ましい1日でした。これが普通の仕込みの期間ならば多少の無理は頑張ってもらうのですが大吟醸酒の搾りや搾り後の処理が絡まっていてここ1週間くらいはワタワタしていきそうです。仕込みのボリュームが薄めなのが救い。月末なので帳面の締め作業も入りますがちょっと手は回らなそうなので後回しです。色々な作業大渋滞で手が回っていないところは...
製造部の集合写真を撮ろう!昨日の続きになりますが、webの記事を書いて差し込みの写真に製造部の全体写真が必要になりました。良い写真もあるのですが、去年入社のナノイーは写っていない。一瞬これでもいいかな・・・・と思ったのですがその記事の内容は、チーム福司の良いところを書いています。折角チームの話題をしているのに1人かけた写真を載せるなんてやはり記事の内容と逸脱してしまう。そこで撮り直す決心をした醸し屋。...
今日はよく電話の来る日で、なんだデスクにいる時間のほとんどを電話対応していたんじゃないかな?ってくらいでした。さて、札幌国税局の出品が来月頭にありそこに向けて搾りや出品酒を選ぶ作業があります。出してしまえば、もうどうすることも出来ませんが出すまでは様々な環境要因が酒質に影響を与えるため1つ1つにとても悩みます。特に外気温の影響を受ける環境でお酒造りをしているので【再現する】という事が難しい(正直無...
蔵に新たなシステムを導入しました。知る限り他の蔵ではまだ導入されていないのでは?と思います今シーズンからチーム福司では楽しく仕事をして欲しいという想いからやって欲しい、あるいはやらなくてはいけない仕事をホワイトボードに書き出し、全体に共有。作業の合間に手は空いているメンバーがこれを行うという作業クエスト制を導入しました!!その名も【FUKUTSUKASA QUEST(フクツカサクエスト)】そもそもは仕事をいっぱい...
ここ数日仕込みの作業合間や夕方の時間を使い企画書というか事業計画書つくりをしています。昨日の「伝える」じゃないですが考えを言葉にするって結構難しい。同じくらい難しいのが考えていることを絵にかいて相手に伝えることも難しいですね。思い描いているものをそのまま書けばいいのでしょうが写真のように鮮明なイメージでもそれを描く能力が無いと描けません。絵も文も、どちらも技術が必要です。ただ技術が無いから書かない...
最近、「伝える」の難しさを再確認しました。どこにでもあることだと思いますが「言った言わない問題」。これは討論してもあまりいいことがないのでこういう時はルール化をするのですが今回は言った側と聞いた側で受け取る内容が異なったという話。大吟醸の搾りを前に、「お酒を入れるタンクを準備したいが別のお酒が入っています」と報告がありました。そうでした、大吟醸酒は小さな仕込みなので小さなタンクでしぼったお酒を受け...
有難いことに、昨年初めて製造した五色彩雲のJiriも在庫がなくなりました。(Ashiriもだけど)どちらも白麹を使用していることから1年通しての販売を意識せず、季節的なイメージで製造しています。とはいえ五色彩雲の季節商品はNusamaiを抜いて3種類。Mashuが発売するまではJiriもAshiriも残っていないと並べて写真を撮れないので、せめてそこまでは切らさないようにしています。Ashiriはご存じの方も多いですが前進となるお酒があ...
久々にブログのランキングを見ました。もうそんなのも気にせず書いているのですがFC2のブログの中のグルメのカテゴリーの中で200位くらい(19322人中)さらに細かなお酒のジャンルでは15位(1765人中)でした。1位とかじゃないのでちょっと響かないのですが(笑)マラソンやくじ引きだったらわりと上位じゃない!?上位のブログを見ると飲食店で飲みましたという日記。美味しそうなごはんや酒が出ていれば読みたくなりますよね。酒造...
「部長!いいですか?」そう言いながら色々な資料が机の上に集まってきます。おいおい、なぜこんなに溜まっていくの!?地道に1つずつ片付けながら思った。あぁ、仕事をつくっているのは自分自身だ!やらなきゃいけない仕事とそうじゃない仕事があって、今日やらなきゃいけない仕事をやればいいそういう風によく言いますが自分はそれだと何の発展もないと思っています。やらなきゃいけない仕事はやって当たり前で余白の部分で何を...
今日は今シーズン最後の米の入荷日でした。少しずつですが仕込みの終わりに近づいてきている・・・・のでしょうが、まったくもってそんなことを感じている余裕はありません。大吟醸の仕込みの後は搾りに向けての準備や醪管理。少しの気の緩みも許されない日が続いております。この間、蔵はレギュラーのお酒の仕込みがキューっピッチで進みます寒さ的には今が旬!?ただ今年はやや暖かい日が多く醪の管理も例年よりもハンドリングが...
醸し屋が、折角dancyuにのったので地元の本屋さんでPOP作ってくれないかなぁ?とXでつぶやいたところまわりまわって・・・・・地元の大きな書店「コーチャンフォー」さんに届きPOPを作成してくださいました!しかも始め置いてあったところから移動し見やす所に!ありがとうございます!!!SNSでのつぶやきが形になったのは初めて!!!嬉しいご報告でした!日本酒造りは職人の世界でした。私が入ったときには「目で盗め」的な空気...
dancyuが発売日を迎えたが、北海道の端っこであること、これにプラスして大雪のため、おそらくまだ買えないのでは?と思っている。そんな状況でも掲載していただいた事から1冊のdancyuが手元に届いた。製造部皆が自社の掲載を確認し(休みのメンバーは見てないけど)社長に掲載の報告をしました。今朝になって社長がとても嬉しそうに「よく載ったなぁ」と話しかけてきてくれました。多分一番喜んでくれていると思います。とにかく...
発売したdancyuは弊社に寄贈品として本日届きました。またじっくりとはみていませんが、酒を飲みながらじっくり読みたい内容です。知り合いの蔵だけではなく、以前働いていたメンバーも他の蔵で働いていたり(笑)そういう意味でも面白そう。さて蔵では出品用の大吟醸酒の醪管理そしてNusamaiになる山廃酛も膨れの時期が近づいてきました。膨れは前半の糖化と乳酸菌の生育を終えて次は清酒酵母の世界していく段階です。この写真は山...
明日2月6日発売予定 『日本酒dancyu vol.1』に五色彩雲が新進の注目蔵15選の中で掲載頂けることになりました!今まで3月号で日本酒特集でしたが別冊扱いになるそうです。そして新たに『日本酒dancyu』になる記念すべき vol.1に掲載していただけ、嬉しい限りです。dancyuの日本酒特集は日本酒ビギナーにとってもバイブルと言えるほど、話題の銘柄や美味しいお酒の飲み方そしてお酒の種類の説明などが分かりやすく醸し屋も資料つく...
道東が大雪。釧路でも珍しくどっかりと雪が降りました飛行機や電車など色々なものが止まり大変な1日でした。釧路は雪が降らないので、こんなに振るのは珍しい膝まで埋まることはそうそうありません。子どもなら楽しいでしょうが、大人には辛いだけ。蔵では大吟醸酒の仕込みを終え交代でお休みを取ってもらっています。昨日は醸し屋がお休みを頂きました。気温も少し安定してきて醪管理もしやすい数日間大吟醸酒も去年までの反省点...
浴びるほど酒を飲むそんなことを聞かなくなったし見かけなくなった。飲み会の形も変化しているのか酔っ払いを昔ほど見ない。(そもそもそんな飲みに出ていないが・・・)醸し屋も歳を重ね、生活環境が変化して自由気ままに酒を飲む機会も一緒に朝まで遊ぶ仲間もいなくなった。みんないい大人(いいオジサン)になってしまった。自身の経験からも酒を昔ほど飲む機会が無くなっていると感じる。消費の仕方が変化しているのが体験とし...
今シーズンの泊りでの麹造りが無事終わりました。急に暖かい日になったりでかなり悩みながらの期間となり出来る限りのことをした。と言ったところです。明日からは醪の仕込みで掛け米の吸水や蒸し、そして仕込みによる調整を行います。1本目の醪もドキドキしながら毎日分析結果を待ちます。品温は予定通りですが分析値はやや低めそれが良いのか悪いのかはまだわかりません。各担当者が出してきてくれた酛や麹そして掛け米を考えら...
本日も大吟醸の麹で泊りのため夜の賄を食べながらブログを更新中。好きなものが沢山入っていて嬉しいお弁当です。さて、ここ数日暖かな日が続いています。体的には大変助かりますが、酒造りには何とも厄介。例年だと最低気温が-10℃近くまで冷えますが数日前の予報では-1℃・・・・。数字上では十分に寒いと言えるのですがこの温度差で何が起こるのか?今日は気温の変化で起こる不便なことを思いつく限り書いてみようと思います。ま...
先日、子供が気管支炎と喘息で入院し妻が付き添いしてくれたので自分でご飯を用意する日がありました。人によっては仕事帰ってから作るの面倒という人も多いでしょう。実は醸し屋は作って食べるの好きで買い物行って何作ろうかなぁと見て回り帰って料理して食べるってのは嫌いじゃないです。ただ上の子のごはん支度もあるのであまり時間をかけたものを今は作れません。そんな久々に自分の好きなものを作って食べれる日ということで...
大吟醸酒の1本目の留仕込みを終えました。今回の仕込みは1発本番!なので正直ドキドキです。麹ので出来具合、米の触った感触味わいやツブした感覚から、悩みながら仕込みを行います。チャンスは2度既に2本目の麹造りが始まっていますが1本目から調整をかけていきます。今年も硬めで水分も放しやすい印象。分析値上溶けていてもグルコースは少なかったりもするので数字を鵜吞みには出来ません。大きな会社ですとグルコースを測定...
泊まり込みの大吟醸麹前半戦を終えました。今年の大吟醸の米は硬そうです。破精込みも時間がかかっている印象を持っています。結構厳しい環境で育ててみたら結構派手な麹に仕上がりました溶けにくい米であればもう少し地味な麹でもいいのかも。破精をあまりまわさない麹を派手と言っています。さて今日は気分を変えて日本酒を造っている人から見るとなんでなんだろう?と不思議な消費者心理をご紹介。日本酒のシーズンになってくる...
明日締め切りの来年度の米の発注。何とか目途がついてきました。大変は大変なのですが、先のことを考える機会にはなります。他の蔵では製造計画ってどのくらいの精度でたてるのだろう。他の蔵の担当の人とこの苦労話で盛り上がれそうだな。【福司は杜氏制ではない】「杜氏制ではないんです。」って話をすることがあります。まぁ一般の方の想う杜氏の仕事をしているので杜氏と言われても間違えってわけではないのですが、役職という...
1月も中旬をもう少し出過ぎます。仕込みが始まったのが10月の下旬、もう少しで期間的には折り返しの地点です。日本酒造りという仕事を【伝統的な仕事】と思っている方は多いはず。ユネスコ無形文化遺産にも登録され、よりそのイメージも強いでしょう。過去から脈々と受け継がれていることを日々行う。伝統工芸品を作るような技。などを思い浮かべるのかな?と想像します。さて実際は?というお話で【福司の伝統的な味わい】はな...
昨日は「助けて未来人」ということで今後どうなるのか?という予測の元来年度の米の発注に悩む話を書かせてもらいました。そんな見通せない先のことを考えながらあーでもないこうでもないとじっくり考えたいところですが酒造りは今大吟醸の仕込み真っ最中という何なら1年で一番過酷な時期に突入しています。そんな時期にこんな重いことを考えねばならないの!?といつも思うのですが、どちらも大事なこと。大吟醸酒の時は作業1つ...
インフルエンザやコロナが流行っているようです。身の回りにもちらほら聞きます。大吟醸酒の忙しい時期に入るため製造部ではマスク着用での作業をお願いすることとしました。もらってきてしまった場合の被害を最小限にするためです。ちらほら体調不良のメンバーがいましたが何とか耐えている感じでしょうか。本番はこれから体調管理も仕込みも気を抜かず乗り切りたいところです。昔はインフルエンザさえ気を付ければよかったけど今...
来週からいよいよ大吟醸酒の麹造りが本格化少しずつ空気が張り詰めてくる季節となってきました。既に、酛部屋には大吟醸酒の酛が仕込み終わっています。お正月過ぎたらすでに勝負が始まっているのですが、本格化するのはこれから。全ての作業を後回しにしてでも大吟醸の作業を優先して行います。時には昼休みに食い込むこともありますし休み時間を取れないことも。一週間のうち2日間ほどしか家に帰らずあとは泊まり込みになること...
仕込んでいたのは、50年前から想うその地域でしか飲めない生酒です
すっかりわすれておりましたが、今週末18日に新酒の第二弾!「しぼりたて生酒」が発売となります。しぼりたての生酒が市場に出回るようになったのは日本酒の歴史上ではここ最近に分類されるのではないでしょうか?それまで、日本酒は火入れをしたものが常温で酒屋さんに並んでいるのが当たり前の時代でした。大吟醸酒や吟醸酒などが市場に流れるようになり徐々に「生」の文字が見られるようになりましたがそれまでは地元だけで飲ま...
最近、ブログネタに困るなぁと思う事も結構あります。もう何十年も書いているので書いている本人がブログのマンネリを感じている。という事は読み手もそのはず。そろそろこのブログに費やす労力を別のことに活かしたほうが良いなと感じています。いつか来る最後までお付き合いください。(完全にnoteに移行しようかと思う)今日は醸し屋が思う酒造りに向いている人のお話。あくまでも個人の意見としてで全てではないですが、醸し屋...
さて今日のブログは何を書こうか・・・・大吟醸酒の話やら細かかく書けば色々あるのですがそれもつまらんでしょう・・・と書いてる側が思うのです。ここはほぼ独り言のように毎日醸し屋が思いついたことをブログで吐き出しています。もはや面白い!という需要で読んでくれているのではないでしょう。ある意味生存確認の様に見守ってくれている方々が読んでいるのだと思います。という事で今日もそんななんて事のない日記を書こうか...
本日から出品用の大吟醸の麹造りで泊りがスタートします。そして今日はもう少しで2年目を迎えるナノイーも研修のため泊りを経験してもらう日です。実は年前の大吟醸の時は、実習に来ていた農大生が一緒に大吟醸酒の麹の手入れなどの経験をしてくれていたのですがまだ社員のナノイーにはしてもらっていなくどこかのタイミングでどんな作業をしているかを体験してもらおうと思っていました。“戦力として”ではないのですが、もし自分...
最近PCの文字が読みにくいなと感じてきました。もしかしたら老眼ってやつか!?と少し思いながらも目が悪いのは中学生からなので、そろそろ眼鏡を買い替える口実としてはいいのかも!?文字が見えにくいと、読み取るのに神経をそがなければいけない。時間がかかり理解するまでのスピードが落ちるなど仕事のクオリティーにも関わってきます。どちらにしても視力検査必要かもな。毎日忙しい日々が続く中、ふとした瞬間に「特別だな」...
待っているメール。待っているメールが2つほどありその1つが昨日かな?届きました。昨日届いたメールはとある研究機関にいる先生に新たなチャレンジに向けてのヒントをみつけるためにした質問への回答です。研究機関の先生への質問なので嚙み砕くのに時間がかかります。生化学の言葉がちらほら出てくるので自分の解釈が正しいかどうかを確認しながら読み解きます。そして便利なのがAI凄いですよAI!先生から得た情報から必要そう...
お正月の期間を利用し見たいドラマや映画を見ていたのですが面白かったのが「グランメゾン東京」という、木村拓哉さんが演じるカリスマシェフが三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げるため奮闘する姿を描くドラマです。このドラマを見ていて面白いと感じたところはもちろん創作される料理へのこだわり、ものづくりとしての共通する部分がありフィールドが違いはしても酒造りにも同じようなことがあるなと思いながら自分...
新年あけまして初のブログ更新となります。長らくお休みしておりましたが、更新していなくても毎日確認してくださる方がいるようで、ありがとうございます。今年の新年のご挨拶用の写真はJiriにしました。昨年度、初めてチャレンジした未来への挑戦でもあるJiri。酒質に対しても、製造方法に関しても可能性を感じた一年目。今年は出品用の純米酒として仕込みをしています。単に再現性を見るのではなく次のステップへの試験醸造も兼...
今日年内最後の蒸かしを上げました。(お米を蒸すこと)ここから一気に大掃除に入ります。年内蔵の作業は30日まで徐々に作業が少なくなり、明日は片付けがメインです。年明けに使う麹の出麹や粕むきなど、通常業務と並行し明日目途をつけ、明後日は最終確認。明々後日はお正月飾りをつける予定。本当は明日付けてもいいですが、付けれるかな??正月の期間も醪は発酵を続けます。その期間は当番制で醪の様態を確認分析等を行います...
世界は常に進化している。クラフトサケというお米を原料とした雑酒で日本酒の造りにほぼ近い形で作られた新たなジャンルが2022年ころ協会を設立し新たな客層を開拓しています。クラフトサケは米、米麹を使用しそこにボタニカル的な要素で果実などを使用する日本酒では表現できない領域で日本酒の可能性を切り開いているなと私はポジティブにとらえています。醸し屋もその発想力や柔軟性を日本酒の商品開発などにも取り入れながら可...
蔵の間取り上、大吟醸酒を仕込んでいるサーマルタンクの部屋が仕込みをする部屋から少し離れています。朝一で大吟醸の醪の世話に行ってしまうと全体の流れが見えなくなるので休みの人がいる日などは全体の作業が落ち着いてから大吟醸の醪を見に行くのが日課です。特に醪初期は状貌の確認が重要で分析値が出る前に見た目でわかり事が多いので仕込み後の朝はまずその醪を見に行きます。サーマルタンクの部屋の朝の作業は1人で行うこ...
今日はお酒をつくる蔵の未来についてつい先日、日本酒はユネスコ無形文化遺産に登録されました。伝統や文化といった長い年月をかけてその価値を育み今に至る職種と言えます。このように長い期間かけて成長している企業を日本では「老舗」という言い方をします。世界の100年以上続く企業の40%が日本の企業で戦争や、経済的な危機を乗り越えてもなお残り続けているのです。100年以上続くには代替わりを3回以上はしてるでしょう。そ...
仕込みシーズンは休みが貴重です。体力的な回復に努めることも大事なのですが仕事時間が長く、かつ職場と家の往復しかしていないと精神的なケアも重要になってきます。一人暮らしの時は仕事以外の時間を自分のために使う事で精神的な部分の負担は軽く出来ましたが家族がで、かつ子供がいると時間の多くは自分以外のために使うことが多くなりますね。そうなると些細なことが凄く幸せに感じたりするようになるもので(笑)先日のお休み...
10日ころから東京から来ていた大学の実習生2名が、今日で研修を終えて帰っていきました。日数だけ見ていたら長く感じた10日間でしたが終わってしまえばあっという間。この期間中、海底力の大吟醸酒の仕込みがあり泊まり込みの麹造りなどもありました。また大吟醸は前ロットを10kg単位で洗米するので水分の測定など、いつもよりも洗米に沢山の時間と人手がを取られます。そんな機関に研修が重なり、当初は大変だなと思う所もあり...
面白いなぁと思う。ここ数日、麹の造りに関して担当と議論していますが様々な条件から少しずつ見えてきたような気がします。こういった議論ができるというのは面白い。麹造りの難しいところは【 発酵 】という分野で米も麹菌も生き物という事。料理の様に『お肉を焼く』 『味付けをする』といった原料は生物だけどそれに人間が手を加えるという物ではなく原料に対して生物に生産してもらう条件で常に一定の質の物をつくるという...
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Jiriの説明に関して色々模索している中今日も良いフィードバックをもらいどの部分の説明が必要なのか?を日々練りながら説明文を作成しました(日々更新中)なるべく簡単に説明したいという想いと着目点としてはちょっと変わっているのでは?と思う部分を大事にしたかったのですがなんせマニアックというか・・・・他にこういうことをやっているという話を聞かないのでどう説明すべきかに悩みます。詳しい技法の話はまだ触れられま...
今日も天気のいい釧路ですが途中、海から霧が立ち込める釧路らしい天気になりました。デスクワークをしていても「ボー、ボー!」と霧笛が聞こえ、霧がかかっているのかな?と感じさせます。私たちにとって当たり前の音も観光で来ている方にとっては1つの資源だろうなと思います。観光資源といえば、先日のポッポテイにいった際弟子屈の駅に湿原のろっこ号が到着し蒸すこと観に行ったのですが、乗客の皆さんそして乗務員の皆さんが...
週末、久々にあたたかな日となりました。釧路でも20℃を越える気温・・・いつぶりかな?少しずつ気温が上がってきて暖かくなるのか?例年ですと7月の霧フェスあたりはかなり涼しく・・・寒いくらいの印象です。さてそんな温かな週末に軽くドライブに行ってきました。ずっとガソリン代も上がっていて少し最近下がったかな?目的地はラーメン屋さん。白糠の「やはた」か弟子屈のポッポテイ今回は久々に弟子屈方面に足を延ばしました...
先週末のイベントでお酒の説明をしてきましたがそこで感じたのがJiriの製法についての説明の難しさでした。簡単なワードで説明すれば何も新規性が感じられませんがきちんと説明すると実はちょっと複雑で新しい視点で捉えた製法なのでどうにかその部分を理解してもらうために工夫が必要と感じたわけです。とにかく、自分が考える新規性や特徴を言語化しまとめて発信していく必要があるのかな?と思っています。ただ発信するにもきち...
さて、昨日の雨から一転、いい天気になりました。社長の要望の外仕事を午前中は行い、午後は土日のイベントの時に感じたブランドの説明強化のための言語化に取り組んでいました。何度も言語化の話はしていますが本当に思考を言葉にするのって難しい。単純なことであればブログに書くように書けるのですが短い言葉で相手に伝えるのって本当に苦労します。今はブランドのことをどう知ってもらおうかと思って五色彩雲のブランドの方針...
【札幌出張 2日目】飲食店様とのイベントは基本的には受けていませんがもろはくさんは北海道でも日本酒に特化し全国の酒蔵様もお忍びで来られる名店のため飲食店よりも専門性が高いと考えイベントに参加させていただいています。今回は同じ北海道内で老舗の酒蔵栗山の小林酒造の米秋君と2蔵合同のイベントをさせて頂きました。互いに自社製品のPRを単独ですることはあってもどこかと一緒にもろはくさんで行うのは初めてです。2...
先週末は札幌出張でしてた。土曜日は札幌大通り3丁目チカホの空間で北海道産米で造る日本酒のコンテスト「北海道の酒フェア2025」に参加してきました。朝5時頃釧路を出発しギリギリオープン時間に間に合いました。新しい仕込みで造ったJiriを始めて対面で提供する機会となり正直消費者の皆さんの反応はどんなのだろうと思いながら提供させていただきました。飲んでいただいた感想としては、手ごたえがあったように感じます。Jiri...
明日は札幌のイベントに参加するため朝一釧路を出発予定です。ややハードスケジュールですが折角行くのでともろはくさんにお声をかけ今年は五色彩雲とキタノニシキのコラボをしてみます。6月もイベントが続き2週目には大阪で開催される國酒フェアに参加。五色彩雲のPRを行い、願わくば飲食店さんや酒販店様との出会いがあればいいなと思っています。関東より西は五色彩雲のお取引はまだありません。ただこのブログを通じて、福司...
久しぶりに更新です。春休みを頂いており、久々に家族と長い時間を過ごしてきました。冬の間はほとんど家にいなかったのでその分少しでも楽しい思い出になってくれてれば嬉しいですね。さて、今日から仕事復帰返ってきて少し溜まっていた業務をした後は外仕事の一日でした。いつも外仕事をいているメンバーではないメンバーで私も途中参加なので見守りながら出来る仕事をやる感じ。どうしても途中からだとどういう流れかが分からな...
本日より2025年の「五色彩雲 Jiri」が発売となりました。SNS等でも情報を流していますので見つけたらシェアしてもらえると幸いです。何回かに分けてJiriが今年少し違うよ~って話はここではしております。どんな表現で伝えたらいいのかな?と思いながら今日SNSでPRをしていたのですがそこで使った言葉の中に奥行きや味わいの豊かさという意味合いで「懐の深さ」というワードを使ったのですがなんとなくこの表現がイメージ日かなと...
本州は今年最高気温でしたと昨日かな?TVでやっていましたが釧路は寒すぎてストーブをつけました。そんな寒すぎる釧路をPRすべきちょっと涼しくなれるPR動画が完成したようです。暑くなり過ぎる前に、涼しすぎる釧路のPRで作られたこちらをご覧ください。『Cool Stay 釧路』https://youtube.com/watch?v=rnavN54j4-I 『Cool Stay 釧路』webサイトhttps://cool946.com/coolstay/ Instagramhttps://instagram.com/coolstay_kushiroこ...
本日は普段、私のブログを読んでくださっている皆様に報告があります。もうご存じの方もいるかもしれませんが本日の10時に酒類総合研究所のHPで発表がありました令和6酒造年度 全国新酒鑑評会にて福司酒造の出品した大吟醸酒が金賞を頂くことが出来ました。製造部一同、すっかり忘れて蔵の大掃除をしているところにお休み中のクリストファーや営業のAさんが「おめでとう!」といってくれた時点でもまだ何のことかわからず「ま...
SAKEstreetさんの酒蔵だよりの第2段の原稿を書き終え提出しました。(あとはうまく直してくれるはずw)公開されたら紹介いたしますが、今回は北海道の事や道東のことに触れています。北海道広すぎて、北海道の中でもどんな地域で福司が飲まれているのか?とかは、地元の人や道内の一部の方しか知らないんですよね。そこでそういう所を今回の酒蔵だよりに書かせていただきちょっと釧路に福司のみに行くか!ってなってくれたら嬉し...
いよいよ今週の金曜日にJiriが発売となります。正直ドキドキしているんですよね造り手として少し成果が見えているところもあるのですが大事なことは味わいとそこから受けるイメージ。飲み手側の受け取り方でありその先に私たちの技術の話がある。まずは飲んだ味わいが重要な分いつも発売前はドキドキです。こんかいのJiriで面白いのは感にすると上がるという点。これはなるほど面白いなと思います。何かうまいことやれそう、まだ何...
発売まであと1週間。今年も楽しみにしてくださっている方も、初めて手に取ってくださる方も。今年の『Jiri』は、一味違います。ただの“進化”ではありません。“挑戦”です。『Jiri』の味わいに、もう一段深みを出すにはどうすればいいか——その答えを、私たちは同じ“五色彩雲のNusamaiの技術”の中に探しました。Jiriの味わいの中にNusamaiの豊かな味わいが出せれば・・・・これまでの酒造りではあまり取り入れられてこなかったこの存...
昨日はJiriの新しい取り組み(?)に少し触れました。Jiriの初回出荷分はラベルがはり終わり、締め切りの近いものなどの事務作業を今日はしています。ちなみに五色彩雲はすべて手貼りでラベルを貼っています。これも将来的には改善したいのですがまぁ、沢山売れたりしたらってことで(笑)今日は農政事務所に米の使用状況の報告を提出。本来は4月末に提出する物なのですが提出先が変わったけど部署の移動で提出先の担当者との連絡が...
Jiriの発売まで10日ほどとなりました。お取引をさせて頂いている酒屋さんからもご注文を頂き出荷準備を着々と進めています。5月31日に札幌で開催される「北海道米でつくる日本酒アワード」こちらへも福司酒造からは五色彩雲のJiriを出品しました。今年の日本酒アワードのメインテーマは「日本酒は北海道から世界へ」大きなテーマだなと感じながらも今色々なことを考えながら試行錯誤しているJiriを出品することにしました。多...
仕込も終わり、OFFシーズンの作業(仕事)も始まりました。まずは蔵の回りの塀の補修作業。蔵の回りは木の塀が回されています。木製のため朽ちてしまう為数年に一度杭を打ち直しを行います。いつも塀直しに駆り出されるのが醸し屋とクリストファー。しかし今年は諸事情でクリストファーは外仕事にあまり関われなさそうなのでその他のメンバーにも仕事を共有する必要が出てきました。そこでエースとナノイーにも参加してもらい製造...
週末、帯広にある上川大雪酒造さんの蔵開きに行ってきました。土曜日は激しい雨だったのに日曜日はすごくいい天気で気持ちのいいドライブ日和。母の日なので妻と母を誘って家族全員のドライブでした。目的地は少なくパン屋さんと上川大雪酒造さん時間があればあとどこか・・・・でも子どもたちにとっては長い移動時間なのでどこまで耐えれるかまずはパン屋さんに帯広に行くときは寄る確率の高いToiさんへここでパンを買ってお昼休...
毎日、報告書を提出してもらっている中のテンプレートにその日の気が付きを書く部分があります。醸し屋は気が付きを書くことってとても重要だと思っているのですが、では自分は何に気が付いているのかな?とおもい今日気が付いたことを書きたいと思います。今朝、朝礼が始まる前に社員とのあいさつをしました何気ない挨拶で心は動きません。でも元気な声であいさつされたときとかは心が少し軽くなりることに気が付きました。昭和世...
今日は朝から天気が良く温かな日でした。草刈りに行った製造部メンバーが「カズマさん手を貸してください!」と来ます。何かと思えばスズメバチが巣をつくっているかもしれないとのこと。そしてそれを告げて自分は草刈りに。という事はスズメバチの巣の駆除をお願いされたという事か!?とりあえず状況の確認をしに行くと以前の様な巣をつくる状況ではなさそうで私が言ったときにはスズメバチの確認はできませんでした。とりあえず...
昨日のブログの反省点を活かし、本日、五色彩雲のブランドページを更新しました。今回はブランドにかけた想いを書くという事をテーマにどういうブランドなの?という背景や目標のようなところを書いています。“北海道の地酒”を目指すブランドへの想い。ブログやSNSのように投稿してすぐの効果を狙っているわけではなくブランドページの下層ページ扱いとして造っているためちょっとかための内容で書いています。もう少しかみ砕い...
このブログを書くころに思い出す「noteの更新をすればよかった!!!」下書きしているのだが、前に進んでいない。五色彩雲のPRのためにも更新しておこうと書き進めているのだがそれ以外の作業に目が行ってしまいずるずる後回しです。noteもブランド用のと自分(製造している個人)の目線の2つを使い分けて書いていて個人の方がよりブログの様なもので将来的にこのブログの後継型にしたいと思っているのだが・・・・パスワードとか...
気がついたらこんな時間!?今日も決算月の資料関係をやって下りました。ちょっとしたメモ書きとかが、トラップとなってそれが何の意味を指すのか、記憶をたどるところから始まり時間がとられています。ここ数日は書類作成班と仕込み蔵掃除班に分かれており皆で話す機会は無かったのですがデスクワークで醸し屋が疲れ、自分の書斎から製造部のみんなのいる部屋でつくりのことを少し話をしていました。醸し屋は窓際族なので1人個室...
帳面の整理や年度末の準備をしている事務作業班と仕込み蔵の清掃班に分かれ作業をしている福司製造部。梯子をかけて半年間の汚れを取ってくれています。昨日の衛生管理の話と少しだけ通じるとこですが“古くを活かしながらもやれる程度で清潔を保つ”が現状蔵で出来ることではないかと思います。こういった部分は商品からは見えないですし蔵に来ても感じることができない部分化と思います。清掃って「当たり前」にやるべきことだから...
6月になり梅雨も近づいているのでしょうか?今日は天気もあまり良くなく事務作業をしておりました。酒造業界では7月に年度が替わるため、今月が年度末になります。今シーズン帳面などの数字の確認作業や記載漏れがないかなど、ツヨシ氏にも手を借りながら行っております。杜氏の仕事は記帳と言われるほど記帳する資料が多く、日々仕込みをしながら膨大な記帳をやるのは本当に一苦労です。米の払い出しの帳面も1kg違うだけで半年...
「仕事ができる人」とというととても優秀でなんでもこなせるスーパースターの様な存在を思い描くと思います。ただ、そこまで何でもできるエース的存在だけが仕事ができる人かといえばそういう事ではないでしょう。醸し屋が入社当時、学生卒業してすぐでどちらかというと頭でっかちでした。とにかく勉強したりメモをしたり、覚えることが沢山だったのもあって作業するよりも頭を使う方を優先していた気がします。そんな新入社員は仕...
朝、会社に来ると蔵の裏の駐車場に2羽のカラスが草刈りした後の芝生にいました。毎年この季節になるとカラスが巣作りを始めるため仕込みが終わって暖かくなってきたら注意して観るようにしています。カラスがつがいで行動しているところをみるとそろそろそういう時期なのかと思い巣をかけやすい木の枝を落としたりして敷地内に巣を作られないようにするのも私たちの仕事です。いつもはクリストファーと一緒にやっていますが今日は...
今日は昨日の作業の片付けから始まりました。また来年くらいまで使用しない機械をばらし洗浄していきます。小さなパッキンやバネなんかもあってなくさないかドキドキしながら洗浄して組み立てます。暖かい地域と釧路とでは気をつけなくてはいけないことに機械の凍結があります。ほとんど多くの機械が凍結するなんてことを想定しているところは少ないです。複雑な機械になればなるほどやっかいで凍結しまえば配管を破損したり基盤が...
本日、仕込み以外で一番大変な作業が終了。色々なことに神経を使うのでちょっと疲れます。数字だけをみると本当に大した作業ではないのですがね・・・・というのもメチャクチャ複雑な機械を使うんですよ。こんな細かな部品まで一度解体して組み立てるの!?というレベルそして作業はイライラ棒並みに神経を使うという。イライラ棒ってご存じでしょうか?イライラ棒(イライラぼう)は、テレビ朝日のバラエティ番組「ウッチャンナン...
先日、とあるお仕事紹介のインタビューでナノイーに社員代表で取材を受けてもらいました。まだ入ったばかりですが、異なる業種からものづくりの世界へエイ!ヤー!と飛び込んだ話や職人の世界は厳しく大変そうだと思ったけどとてもみんな優しく教えてくれているという話をしていました。その時の話をちょっとした隙間時間に製造部のみんなに話をしたところうちはフォーマルな関係よりな「フランクな関係だ」という話が出たのですが...
週末、天気は良かったものの風が強く肌寒い釧路。蔵のすぐ近くにある鶴ヶ岱公園では「チューリップ&花まつり」が開催され蔵の敷地も駐車場として貸し出しておりました。日曜日はwebミーティングで蔵に来ていたのですが沢山の人が蔵の前を行き来しておりました。東京の方とのミーティングで、その前の週にあった日本酒の会のイベントもそうなのですがアウトプットの場が多くあると、かなり頭が整理されます。それにこういうポイン...
昨日は地元で行われた日本酒の会にナノイーと一緒に参加させていただきました。他地域から蔵元さんがお越しの中、地元の酒蔵は珍しさがないのでは?と思いながらも、昨年度参加の時にはまだ発表していなかった五色彩雲と海底力をご提供させていただきました。やる気満々で、ギリギリ間に合った五色彩雲エプロンをつけいつもと違う「違和感」をつくりだし、私たちのブースにお越しいただく作戦。ただまぁ普段会う事の出来ない地方の...
。本日は貯蔵蔵(ちょぞうくら)の掃除をしました。仕込み蔵はお酒を搾る機械の布を干したりと埃をたてたくないのでもう少し後になりそうです。製造部1名が研修中のため、5人で清掃。途中違う作業の手伝いが入りましたが本日中に貯蔵の蔵だけは終わりました。明日は原料処理の掃除や片付けをすると思います。五色彩雲の今シーズンの挨拶は一度担当者からお取引先の皆様に送らせていただきました。いよいよsecondシーズンが始まり...
天候が悪かった本日夕方には青空が見られすがすがしい午後となりました。今日は水中撹拌機の動作の点検のためタンクに水をはったのでその写真を載せますね。水の色が水色というのが良くわかるほど綺麗な水の色で、いつもタンクに水をとると心が清らかになる気がします。酒造りにおいて米の品質や仕込みを行う地域の気候はもちろん大事です。それ以上に蔵の特色を出す大事なファクターが水だと言われています。サケは米からできてい...
鹿が窓の外から見える下の駐車場の草を食べに来ています。もはや野良犬よりも多い野生のシカ・・・さて、先週1匹200円で購入した栗ガニ。仕事が終わって家に帰り、息子に生きているカニをみせたところ始めは「蟹さん!」って喜んでいましたが生きているとわかったらとたん「怖い!!!」と大泣きしておりました(笑)甲羅の部分だけで7cmくらいの小さなカニ中々剥くのが難しく、その日は剥き終わると寝かしつけの時間になってし...
色々、動き出しました!とある大学から一緒になんかやりませんかと問い合わせが来たりとある機関から、こんなのあるけどどう?と情報を頂いたり前に興味あるって言ってたこのイベントの件で~等色々な情報が入ってきて、ワクワクしています。全力中年(全力少年というスキマスイッチさんの歌をイメージ)で頑張らせていただきます。今日はこんなのありましたよ!っていう情報をブログでお届け1つ目は100円ショップで見つけたこう...
ビール業界がいろいろ変化している。各社スタンダードと言われる代表銘柄がある。私たちでいえば福司ブランドだが、キリンなら「一番搾り」サントリーなら「モルツ」サッポロなら「黒ラベル」アサヒは「スーパードライ」2年後にビール類の酒税改正があり第三のビールや発泡酒とビールの税率が一律化。ビールへの税法が事実上下がることになる。そこに対し主戦力のビールが激化することが予想され各社新たな商品を打ち出している。...
本日は東京から来客がありいろいろとお話しさせていただきました。出会いはいつも突然だなと思います。彼と出会ったのは去年の秋、釧路の最後のお祭りの「どんぱく」で行われた末広はしご酒大会です。醸し屋は会社のメンバーでいっていたのですがたまたま知人が連れてきていた方がその東京のベンチャー企業の方でそういった方と話をする機会がなかった醸し屋にとってはとても興味があり少しお話しさせていただいたのがきっかけです...
そういえば、愛知の水谷酒造さんが火事になったそうで出火原因が蔵の中の炉とTVでは放送されています。蔵の方をSNS上でフォローしていたので知った情報では火入れ最中に火が出たと書いてありました。福司でも先日ブログで「無事に火入れが終わりました」と報告したばかりですが火入れの時は緊張するものです。今はプレートヒーターという機械を導入していますが私が入社した当時は蛇管という管とバーナーによる和釜での火入れだっ...