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  • それは努力したかいがあるという事。

    気がつけば酒蔵解放まで三日となりました。まだ三日ある・・・そう思っていたのですが今年は前日ドライブスルーでの限定酒の「たれ口酒」の受け渡しとなっていました。という事は明日までに日曜の準備を終わらせなければならないという事・・・・そうだった~!!!!と慌てております(笑)とはいえ、製造部のメンバーは着々と準備してくれているので大丈夫でしょう。私の問題と言えば火入れまでのスケジュールをどう組むかの方が心...

  • 週末は酒蔵解放があります。

    甑倒しを終え、蔵の中は片付けやら週末の酒蔵解放に向けての準備が始まりました。並行して搾りもラッシュで入っておりあわただしいまま週末を迎えそうです。そしてその後にはゴールデンウィークが来ますね。皆さんはご予定決まりましたか?製造部はまだ醪があるかも・・・という事でちょっと予定が立たない状況になっておりメンバーには申し訳ありませんが来週あたりには搾りの目途がついてくるかなと思います。全ての搾りが終わる...

  • 帰ったらすろっと!?

    甑倒しも無事に終わり、日々暖かくなってきております。場所によっては15℃まで室温が上がっているところも。タンク内の酒は10度以下にしたいのですが室温が10℃を超ええており、なかなか厳しい気温となってきました。最後に仕込んだ醪も暴走しないようにと試行錯誤しています。コロナ以前の仕込み数に近くなり久々にこの量の仕込みをした今シーズン。細かなものは小さめのタンクで仕込んでいるものの製造数の増えたものは大きな...

  • R5BY 甑倒し

    本日、無事に甑倒しをすることができました。【甑倒し(こしきだおし)】仕込み期間中は毎日のように米を蒸します。この作業をするときに使われるのが大きなセイロ、甑(こしき)です。甑倒しはとは仕込みに使う米の蒸しが最後になり甑を倒して洗う事から甑倒しというようになったと聞いております。甑倒しをしたという事は、そのシーズンに醪が新しくたつことがなくなり終わりに向かっていくというタイミングです。ここからは徐々...

  • 勉強のため西へ

    本年度の札幌国税局新酒鑑評会は金賞を頂くことができませんでした。連続の受賞を止めてしまったことは非常に悔しく思いますし楽しみにしていてくださった方や応援してくださっている皆様の声にお応えできなかったことを蔵人一同重く受け止めております。ただ、悲観的にとらえているのではなく自分たちの造った酒がなぜ評価を得られなかったのか?今シーズン欠けていたことなどを全員で振り返り来年度の仕込みに反映することで今回...

  • 旨い肴を手にいれろ!

    「調査捕鯨じゃなくて商業捕鯨だよ」昨日のブログを見ていた先輩から連絡がありました。色々教えてもらうと調査捕鯨では調査が目的のため鮮度を保つための血抜きがされないのですが商業用は血抜きをするため美味しさも上がるとのこと。そうだったのか!そしてスーパーにはクジラのお肉以外にもクジラの心臓(ハツ)も販売されています後はクジラベーコン作る用のウネスという部位も売られていました。あと「ババノテ」という二枚貝...

  • 五色彩雲Nusamaiとクジラ刺し

    最近、五色彩雲のNusamaiを燗して飲むのが流行っています。封を切ってすぐよりも少し空気になじませたほうが柔らかみが出てくるのと関することでじんわりとした甘みと乳酸系のうまみが開きます。やはり山廃のポテンシャルを持っているなというNusamaiは五色彩雲の中では季節や食事を選ばない分類に入ります。2日ほど前に調査捕鯨が始まり釧路の隣根室沖で4頭のクジラが捕鯨されました。うち2頭が釧路で解体され地元のスーパーなど...

  • 日本酒の面白さに気がつくとき

    ブログを書いていてネタがなくなる。そんなときも生成AIの出番何について書けばいいのかを相談しました。興味深い話題として5つのことを提案してくれました。①伝統と革新の融合②地域性と文化③酒と健康④酒と料理のペアリング⑤酒造りの裏側何時も書いているのは裏側のつもりなのですが読み手にとってはどうなのでしょうかね。で、今日はなんか違う切り口にしようかなと思い造り手が語る日本酒について書きたいと思います。お酒の面白...

  • 毎年一年生

    酒造りにおいて、よく言われることの1つに「毎年一年生」という言葉があります。どんなに年を重ね造りの経験を重ねたところでその年の気候が違えば米質が異なり。仕込み時期の気候や湿度が違えば発酵温度も違う。同じことがないという事でとらわれることが多いです。確かにその変化で大きく左右されるのですが突き詰めて見つけたと思ったことが簡単にも覆るという事が多くあります。本当に小さな差の積み重ねが結果に出てくるのが...

  • もう四月か!エイプリールフールなのになにもおもろいことできなかった・・・・

    もうすっかり雪も解け暖かくなってきた釧路。「まだもう少し寒くあって欲しい・・・・」というのが酒造りをしている私たちの本音です。今日から4月に入り、多くの企業が新年度をむかえました。酒蔵は7月に年度が替わるため、ピンときませんが仕込みの終わりが近づくにつれ少しずつ製造部にも余裕が出てきました。今年の仕込み終わりは2週間後くらいになります。五色彩雲シリーズも残り1本仕込めば終わります。この気温の中ギリギリ...

  • 暖かくなってきたな・・・

    朝起きると雨。雪ではなく雨の時点で、大分暖かいことがわかる。仕込みにとっては日に日に辛い時期になってくるなと思いながら朝出勤。醪の温度も何もしなければ徐々に上がり冷却をすれば冷えすぎる微妙な温度帯。室温も10℃というボーダーラインを越えてくるので色々を気を遣う。室温を下げる工夫や寒いところに物を移動するなど手数が増える。手をかけなくてもいいようなものを仕込み計画に入れ込むが順当に仕込むのが難しくなる...

  • 発想という鍵

    3月も残りわずか。あっという間に新年度ですね。新しい生活が始まった方もいるかもしれません。昨日、TVで偉人の名言や行動が紹介されていました。あまりゆっくり見る時間は無かったのですが何個か気になったのでメモを取りました。なんとなく意識を変えるきっかけになりそうな言葉や考え方などを見聞きした時はメモを取るようにしています。仕事に役立ちそうな考え方や発想などもスマホに入れています。たまに見返すと「あぁ、こ...

  • 道具にも癖がある

    日に日に気温が上がり暖かくなってきました。蔵の回りも雪が解け冬タイヤを変えようかな?と思うほど仕込みを行うクラの中も徐々に室温が上がり昼間は10℃近くまで上がります。徐々に気温が上がるこの時期は醪の温度管理に苦労します。品温を下げたい時も冷却を強くかけてしまえば発酵が鈍くなるためです。そういう意味ではすごく寒いですがずっと一定の室温の真冬は管理しやすいですね。さて今日は分析をいつもしてくれているツ...

  • 私たちにしか表現できないお酒

    続々と五色彩雲ブランドの醪が仕込まれています。写真はNusamaiになる醪です。北海道の酒造好適米 『吟風(ぎんぷう)』を原料に使用している山廃酛仕込みの純米酒です。福司の純米酒より味わいに膨らみがあり料理へのペアリングの幅を持たせる酒質となっています。全国で山廃を造っている蔵は沢山ありますが北海道米で仕込みをしている蔵はまだ少ないはずです。私たちは北海道のお米とこの気候の中で山廃仕込みを行うことはこの...

  • Ashiriの仕込みもそろそろ始まります。

    Ashiri用の白麹造りを始めました。黄麹と異なる種麹のため、生育のさせ方を変えて造ります。本来白麹は焼酎で使用される麹です。黒麹の突然変異株になるのですが黒麹は本当に黒色なのに対して白麹の種は茶色です。ちなみに黄麹は・・・・緑色です(笑)どうしてこの色の名前が付いたのかな?と不思議なくらい緑麹や茶麹でもよかったのでは?紅麹というのもあって、これは赤色しています。着色料にも使われ、酒造りでも酒に赤っぽい色...

  • 最終コーナーに入る

    徐々に気温が高くなってきました。醪を発酵させている仕込み蔵も数日前までは締め切り、室温を保つようにしていましたが今は戸を開け、室温を下げるようにしました。仕込み前に麹と水を混ぜ準備する工程を水麹を作ると言いますが、その時も水温を下げる工程が増えたり仕込み前に氷を使う場面も出ています。ここからは温度の管理がしやすいように小さめの仕込みを入れたり発酵温度を高めに持っていく酒質のモノを仕込む計画です。残...

  • 変化する飲み方。居酒屋の役割

    私たちの仕事はお酒を造る事だが造っても売れなければ本末転倒。製造部だから造っていればいいという話でもないと思っています。大きな会社ならまだしも15人くらいの小さい規模の蔵ですから出来ることを出来る人がやっていく必要があると思っています。製造部のメンバーにも造るだけは無い仕事をしてもらうこともあります。五色彩雲は営業に行ったり商品の案内を担当してもらい多様な仕事をしてもらっています。私も少しずつ後輩...

  • フードロスの観点から

    出張のため、2日間ブログをお休みしておりました。仕込みの時期にも出張するのかな?と思われるかもしれませんが札幌国税局の新酒鑑評会の審査員として毎年参加させていただいております。今年も前日入りして公務を行ってきました。審査員の仕事ってなかなか経験できないと思います。かなり緊張する仕事で、気疲れする上に移動が長いので疲れはするのですが気分転換や同じ年代の同業種の方々と今年の仕込みについて情報交換を軽く...

  • オリジナル酵母仕込み

    福司のオリジナル酵母としてハマナスの花から分離した酵母で仕込んだ純米酒の仕込みが始まりました。1年に1度、小ロットで仕込むためまだまだデータが少ないこのお酒。野生から採取された酵母のため花のイメージというよりもワイルドな酒質になる印象があります。『いつもの酵母とは違う』想定で仕込みをしてどちらかというと『弱い』というイメージで扱います。酵母が弱いと言ってもどんな感じかわからない方が多いと思いますので...

  • ジンクス

    札幌国税局の新酒鑑評会の出品酒を送りました!まずまずのレベルまでは仕上げれたのであとは、まぁ、神頼みです(笑)皆さんはジンクスって信じていますか?実はチーム福司では出品の際に金賞をとるジンクスがあります。願掛けというか・・・ジンクスとして受け継いでいることというべきでしょうか。それが『送り状を書くのは入社が若い人』という物です。去年はエースが。その前はブルートかな?今年はまだ名もないが新しく入社して...

  • 本日、海底力が発売!

    本日、海底力の発売日でした。出荷準備しているなぁとは思っていたのですが仕込みの方に気を取られていて、発売日を逃しておりました。海底力と書いて「そこぢから」と読みます。釧路は炭鉱の街でした。元太平洋炭鉱、現在はコールマインの坑道が太平洋の海の底に向けて掘られています。この坑道内で熟成貯蔵したお酒が「海底力」というお酒で毎年この時期に発売します。蔵からはほぼ即完売で出荷され市内の酒屋さんなどで購入して...

  • 酒造りに入って驚いた事

    出品酒の準備が始まりました。何度も利き酒して決めていきます。出品酒は私が唎酒をして決めていきます。とはいえ、ものすごい数の中から決めるのではなく数個の中から決めるので選べる選択肢は限られます。袋で吊り、滴で集められたお酒たちは斗瓶という大きな瓶に入れられます。これは貯蔵容器として使用され1つの斗瓶に18ℓ入っています。1個の斗瓶を取り終わると2個目の斗瓶をセットしそれが溜まると3個目の斗瓶へという流れ...

  • 継続は力なり

    継続は力なりと言いますが皆さんは『継続』していることはありますか?とあるビジネス本には継続したいと思っている人が1万人いても、実際に挑戦するのはわずか1%の100人と言われ、その中でも継続できるのは1人と言われています。とありました。私たちはどこに入っているのだろう?またべつのSNSでは継続は力なりの言葉の真意として何かを継続したことでひとつの成果を出して成功体験をつかんだ人は、この言葉の意味を実感する。...

  • 気分転換は○○○!?

    昨晩、今シーズン最後のアイスホッケーの試合が終わりました。練習しないで試合だけしか出ていません。社長にはまだやっているの!?と心配されます。(ケガとかね)とはいえリーグの中でも下位の方なのでチェックなし(体の接触は基本ダメ)と表情の格闘技と言われるスポーツにしてはユルイレベルでのんびりやっています。とはいえ昨日は久々に鼻血を出すことにコチラも下部リーグなのでそこまで身構えていませんでしたがたまにい...

  • 出品用のお酒と福司の大吟醸酒は何が違うの?

    無事今シーズンの大吟醸をしぼり終えました。ここからは出品に向けての準備が始まります。出品用のお酒と福司の大吟醸酒は何が違うのか?違いは2点かな?と思います。1つは『搾る方法』もう一つは『処理の仕方』でしょう。まず搾り方ですが出品酒は袋吊りという方法でしぼります。搾るタンクから一定量の醪を抜き枕カバーくらいの大きさの布に入れ紐で縛り吊るしていきます。この搾り方は時間と手間がかかる事そして収量が少ない...

  • 今日はオリジナル酵母の酛仕込み

    ワクワクできれば多少の事なら頑張れます。どーも醸し屋です。今日は福司が持っているオリジナル酵母でハマナスの花から分離した酵母のお酒の酛仕込みがありました。年に1度の仕込みなので(2年に1度の時も!?)まだまだポテンシャルを引き出し切れていないと思っています。ゆくゆくは山廃で仕込んでみたいなと思っています。自然界から分離した酵母で仕込むので乳酸菌も酵母も地のモノというお酒ができるかな?特徴が出てくれ...

  • うるう年

    本日は4年に1度の「うるう年」です。このうるう年のおかげで大吟醸酒の仕込みで忙しい中製造計画を急遽見直すことになった今年。そんな因縁のうるう年の29日になった今日。トラブルがあったり、イベントがあったりしたと思います。うるう年についてあまり深く考えたことがありませんでした。なぜ2月が28日迄しかないのでしょうか?他の月で31日あったり30日あったりするのを30日に統一したりそういう整理は出来ないのか?と思...

  • ちょっとおもろそうな大学

    五色彩雲のブランドページのおかげなのか?はわかりませんがお酒屋さんからMashuありますか?Ashiriはありますか?とお問い合わせをいただいております。現在五色彩雲は、おかげさまで季節商品のMashuとAshiriは完売レギュラーのNusamaiのみの取り扱いとなっております。さて、先週から製造部に新しい仲間が増えました。実はnoteの求人情報に共感し応募して来てくれたそうで以前は全く異なる仕事についていましたが心機一転でお酒...

  • 今の時期はこういう仕事。

    今日は大吟醸酒の搾りを行いました。出品用の斗瓶どりを取るため袋で吊るして搾ります。今日は踊の日程だったので仕込みは無く麹のみと作業は少なめでしたが、通常業務の前に作業をはじめ午前中にはすべての斗瓶を取り終えました。袋に吊るす作業は製造部の全員で行います。時間的には短いですが、緊張感のある作業です。それぞれがいつもの持ち場を慣れた手つきで行いました。前日の決定にもかかわらず、朝早く出てくるという事で...

  • 昭和チックであってノスタルジック

    自分が製造の責任者になるずっと前入りたてのころを思い出すと今とはだいぶ違う。今ほど他の蔵の情報も入って来てなかったのだろうし醸造の道具も揃っていなかった。あるもので最善を尽くすというべきかもしれない。今考えるとなかなか厳しかったなと思う。それだけ今ある機械が優れていたり、当時の考え方がアナログというか古かったのだろう。昭和チックであってノスタルジックだった。その一つは大吟醸酒の時の洗米かなと思う今...

  • 2月下旬、大吟の搾り近づく

    昨日更新された五色彩雲のnoteは今までの記事の中で一番多くの「スキ」を頂きました。とはいえ7つですが(笑)少なくとも7名以上の方に五色彩雲のことを少し知ってもらえて詳しくなっていただけたのかな?と思います。地道ですが大事かな。五色彩雲のストーリーなどは私たちがPR活動として営業回りさせていただいた酒屋さんやこのブログ内、あるいはイベントでお話しすることのできた方々のごく少数。この商品やブランドがどうして...

  • ちょっと強気のタイトルにしてごめんなさい!

    本当は今日五色彩雲のnoteの更新をお昼時間にしようと思ってすっかり忘れていました。お昼時間にしようと思ったのは、お昼休みに見てもらえるかな?と思ったからなのです。あと以前プレスリリースを打つ時にも時間としてお勧めと聞いたことがあり目標にしておりましたが、すっかり忘れてた!ということで、ではいつ更新しようかな?と思い検索しました。noteの記事を更新するおすすめ時間!そうしたら私の予想とは異なり平日でスト...

  • そろそろあの季節が到来!?緊張する2月末

    金曜日、お休みだったのでブログが長らく空いてしまいました。仕込みは休まず行われています。この時期は醪日数が長いものの仕込みが多く仕込み用のタンクが間に合わなくなります。うちの仕込みタンクの数量でいえは17~21日ですべてのタンクが埋まってしまいます。醪日数が25~30日の大吟醸や吟醸酒系の仕込みを大きな仕込みで行うと、その分タンクの空きが遅れてしまいます。そういったときは大きなタンクで仕込みも行います。1...

  • 時代はストロングよりソフトなのかもしれない!?

    【お酒の話】コンビニに行くと様々なお酒が売られています。驚くほど新商品の開発がされており、刺激というか勉強になるほどです。醸し屋も気になる商品があるとかって飲んでみます。味としての表現の仕方やバランス。売れている商品はなぜ売れるのか実際に体験してみて考えます。もちろん原材料表記の確認やデザインもチェックポイントです最近アサヒビールやサッポロビールが、今後アルコール度数8%以上いわゆる「ストロング系」...

  • 完熟バナナ

    本日バレンタインデー。醸し屋にもチョコが当たりました!製造部に働きに来てくれている女性からチョコの差し入れ!沢山ある種類の中から醸し屋が選んだのはエルダーフラワーの入ったチョコ!珍しいしばらくの間コーヒータイムに疲れをいやしてくれることでしょう。さて、今日は五色彩雲の話題を。昨シーズン発表した五色彩雲。そのうちのNusamaiはレギュラーのお酒として一年中購入できるようにするのが目標です。当初どのくらい...

  • 五色彩雲 公式ブランドページついに公開!

    今日は2月9日は何の日?そう!肉の日です!というのが一般的な答えですが私たちにとっては年に1度の『福の日』フ(2)ク(9)の日!!という事で、このブログでも告知していました通り本日、福司酒造のセカンドブランド「五色彩雲(ごしきのくも)」の公式ブランドページか公開となりました!ブランドページURL:https://goshiki-no-kumo.com/ネット社会の現代において、酒屋さんから説明していただいた方以外にはこの五色彩雲って...

  • 地理的要因!?

    今仕込んでいる醪の中に同じように仕込んでもなんだか違うなっていう物があります。これだ!という原因が見当たらなく強いて言えば原料の入荷した日にちが違う米を使っているというくらい。もちろん原料米の種類は同じ種類で同じ精米歩合。なんなら産地も一緒!!!!ただしいて言えば・・・・原料米の分析値が異なるのです。一緒の産地、一緒の品種なのに、分析値が違う微々たる差と言えばそうなのかもしれないのですが原料の良し...

  • 五色彩雲のブランドページ公開は2月9日を予定。

    五色彩雲のブランドページも最終段階となりました。現在チェックしてこれがOKなら2月9日に公開開始しようと思います。「ブランドのページを作成したい」目的としてはブランドの世界観や私たちが考える五色彩雲のビジョンを皆さんと共有するためのページです。ブランドアイデンティティという物になります。ブランドアイデンティティとは皆さんに企業側が持ってもらいたいイメージで似たような言葉にブランドイメージというのがあ...

  • ながら時間にちょうどいい!?

    交代で休み期間なので1人少ない状態で本日も始まりました。こういう日は醸し屋は事務作業を後日に回して作業優先になります。他のメンバーも休みのメンバーの部署の補助に加わります。こういう時期に限って事務系の仕事が生まれるもの。うるう年のための製造計画見直しはまだ終わってません。先日、うるう年ですが・・・と製造部メンバーにも言われました(笑)いや、そうなんですがちょっと待ってね!まぁ月末までにやればいいか!...

  • 福司粕みそラーメンは体が温まる!

    大吟醸の仕込みを終えて、製造部も順番に休みをとってもらっています私も先日休みを頂き、髪を切りに行ったりイベントに顔を出したりしてきました。その中で行きたかったところの1つがラーメン屋さんの「麺や 北町」さん。何度かこのブログでも紹介していますが釧路にあるラーメン店で蔵からはちょっと遠いのでたまにしかいけませんが塩ワンタンの平打ち麺をいつもオーダーします(券売機)実は今の時期、福司の酒粕を使ったラー...

  • 福司という受け継がれたブランドを残し続けるために

    大吟醸酒の仕込みを終え醪とにらめっこの日々が始まりました。「きっとこうだろう」と今までの経験から得た仮説をもとに実証していきます。これがその時たまたまだったのか仮説というか考えていることがハマっているのか?何度かやって再現性を確かめながら1年、また1年の日々です。1年に1~2回のチャンス。人生で得られる経験は残り多くても30回ほどです。1人の人生で極めることなど難しいでしょう。数百年と酒造りが行わ...

  • 地域特化型の仕事情報誌から始まる今日のお話

    「くしろしごと」という地元の学生に向けた釧路地域特化型の地元求人用の情報誌があります。年に1度、釧路市内の高校生や大学生も対象かな?に配られる情報誌です。福司もこの情報誌に掲載をさせていただいています。学生の多くは未成年で、お酒造りを仕事にしようと思う人は少ないと思うので応募への期待というよりも、地元の企業として若い世代にもお酒を造る企業があることを知ってもらうために掲載しています。今回、その募集...

  • 1日得した日!?

    今日の出麹で大吟醸酒の麹は終了。写真は蔵の窓から見た朝焼けの様子。夕焼けかと思うくらい鮮やかな色合いに思わず写真を撮りました。泊り明けの早朝しか見れない景色。明日の留仕込みで今シーズンの大吟醸は終了となり残すところは醪管理から搾りまでとなります。各担当者が出来る限り手を尽くしつないでくれたバトンを今年も仕上げていきます。原料処理が洗米、吸水を行い蒸しあげ麹と酛を造り、それぞれの仕上げたもので仕込み...

  • 「例えるならば満員電車!」

    大吟醸酒の麹も残るとこり1回の泊りとなりました。泣いても笑っても今年の挑戦はこれで終わりあとは醪と搾り、そして出品の作業しかありません。昨日泊りで造った麹は今シーズンの中では一番の出来。甘さも柔らかく、味も多すぎない。1本目で得た情報を2本目に活かし修正をかけながら仕込みを行います。更に良い出来になってくれればいいな。洗米も今日から明後日の午前中までがピークとなります。1つずつ丁寧に洗米を行うこと...

  • 結局書きたかったことは書けてない(笑)

    私事ですが、今月第2子が生まれ、先週末母子ともに元気に退院してまいりました。そんなこんなでワタワタしてブログの更新ができない事もありそうです。丁度大吟醸の仕込みシーズンという事もあり優先順位的にブログが後回しになることをご了承ください。さて、大吟醸の麹造りのための泊まり込みもラストスパート。私もそうですが、麹担当クリストファーも実は新米パパの年となり、パパ勢で大吟醸の麹造りをしています(笑)1月中に...

  • 些細なことだが大きな差

    大吟醸等の吟醸系の仕込み期間に入りました。吟醸系は純米酒や本醸造と異なり低温で長期醪になります。特に前半の温度の取り方が重要です。酒造りので温度管理というとどの程度かというと1.0℃刻みではなく、0.1℃単位の温度管理が必要です。日常生活でそこまで温度を気にすることは無いかと思います。例えばお風呂のお湯の温度。同じ温度のお湯を湯船に入れても外気温や浴槽の温度によって湯船に入るときのお湯の温度は変化します。...

  • 仕込み方の話

    大吟醸酒、および吟醸酒系の仕込みが続いています。仕込みと仕込みの合間を縫って休めるときに休みをとってもらっています。福司の酒造りは変動的な『半仕舞(はんじまい)』です。さて半仕舞について話すにはまず『日仕舞(ひじまい)』について話した方がわかりやすいでしょう。日仕舞は連日醪がたつ仕込み方で1日に1本の醪が出来上がっていきます。半仕舞は1日おきに(2日に1本)醪が仕上がる仕込み方です。1本の醪を作るのに4...

  • 大雪が明けて

    昨日かなりの雪が降った釧路。釧路にしては珍しく、重たい雪だったので雪かきで皆さんお疲れと思います。今朝、息子を保育園に送っていくのに昨日の雪できっと道路が混むであろうと思い早く出ました最近は訳ありで2歳の息子と2人の生活をしている醸し屋。小さな怪獣と2人だけの生活はとても楽しいです。ただこの怪獣を保育園に送るのに朝早く車を出すと凍ってしまいサイドミラーは開かないわウインドーも外じゃなく内側から凍って...

  • しぼりたて生酒発売されました。

    昨日、ブログを更新しようと思っていたのですが、私用で帰らねばいけず更新でいずに終わってしまいました。途中までは書いていたので昨日の続きを書き足して更新します。先週、しぼりたて生酒が発売となりました。SNSでは「飲みました!」という内容の投稿が出て製造部一同感想などをチェックさせてもらっています。例年ですと一週間ほど早いためまだ大吟醸の仕込みが行われてていなく市場調査も兼ねたキャラバンが可能ですが今年...

  • しぼりたて生酒は『地域限定ヌーボー』!?本日発売

    皆さまこんにちは。今日は人生の中でトップ5には入る濃厚な一日となりました。もう色々なことがありすぎて早く寝たい(笑)その内容は後程ブログに書く時間があれば~ということで、先にこちらから。さて本日、ことしのしぼりたて生酒の発売日となりました。毎年一月の上旬に福司としては珍し生のお酒の発売日です。今年は暦の都合上、例年よりも一週間遅れての発売となり発売時期が大吟醸の泊りの時期と被ることとなりました。(と...

  • 大吟醸の麹造りが始まりました。

    大吟醸酒の麹造りが始まり本日より泊まり込みの作業になりますここから月末にかけ集中力を高めていきます。去年と同じ原料で産地も一緒ですが手触りなどは大分違いますね。数年前の米にも近しい質でここ2年間くらいの米質とは異なると思いながら麹造りをしていきたいと思います。先日、製造部のメンバーから「お酒に麹香が出るのはどんな経過の時か?」と質問されました麹の造り方や醪経過などいろいろな要因があるかと思います。...

  • 我が家の『これ買っていて便利だった!』ってものを発表!?

    年明けてからなんか色々なことが起こっています。出産のため妻が入院し子どもと2人の生活を初めてしている新米パパです(笑)今まで妻がいてくれたので助かっていたのですが今は息子と2人の生活。大変ですが楽しい毎日です。製造部のみんなにも社長に会社の人にも助けられながら今シーズン乗り切りたいと思います。そんな新米パパな毎日を送っている醸し屋。『これ買っていて便利だった!』ってのがありますそれが・・・・ロボット掃...

  • たとえ話とその出所

    先週、祖母の一周忌で親族が集まりました。醸し屋も珍しく休みと重なったため久々に親族の集まりに参加。もちろん日本酒を飲む機会も多く話は日本酒の製造の話に山廃ってなんだ?生酛と速醸とかとの違いは?などわかっているような~わかっていないような~そんな人たちの会話で難しい言葉を使わず間違えているところだけを修正かけるように話をします。どうしても混乱するのが乳酸や乳酸菌の話の部分。山卸廃止法の事や山卸のこと...

  • シーズン初の大吟醸

    昨日は諸事情によりブログを途中で更新させていただきました。今月いっぱいくらい、大吟醸酒の麹の時など以外は定時上がりで帰らねばいけず、ブログの更新時間を上手に取れないこともあるかもしれません。さて、今シーズ初の大吟醸の仕込み「溶けない」という頭がある中で、大吟醸酒と吟醸酒の差を考えどの程度まで攻めるのか?というのが大きな課題でした。ただ、海底力というお酒の特徴から熟成という一つのテーマのあるお酒のた...

  • 途中ですが・・・・ごめんなさい

    新年になり、製造部の仕事も徐々にペースアップしてきました。仕込み初めの始まりと、正月明けの始まりで大きな違いはすでに醪があり、並行して搾りが出てくるという所。シーズン初めは徐々に加速するイメージだが正月明けの始まりはセカンドから始まるような印象。更に年前と年明けでは作業の時間帯が異なるためやや働き方や時間配分が異なり、そこになれるのも重要です。というのもお正月前は早朝出勤で出勤時間が2時間ほど早い...

  • 謹賀新年

    新年になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。正月から大きな災害に見舞われた日本。我が家もいろいろな出来事に見舞われました。一方、蔵は大きな事件などもなく平和に仕込みを開始いたしました。(凍結事件などは無く)年明け1本目の仕込みも始まり大吟醸酒の麹造りもスタート。今年の米と向かい合うシーズンが始まります。今日から全員出勤の耐性となり賑やかな製造部人がそろっていると作業も少し楽です。今シーズン...

  • 正月の敵は寒さ

    本日からお正月休みに向けて蔵の大掃除が始まりました。なんだかんだギリギリまで稼働していたので皆フル稼働で清掃してくれています。明日も作業はあるので出勤ですがいつもよりも早く終わり恒例の蕎麦を食べに行ければと思います。正月休みの間、毎年苦労するのが冷え込みです。仕込みが動いているときは醪の本数がある程度あったり蒸米が上がったり、人が動いていればある程度の室温を保てるのですが蒸米も上がらないし、一時的...

  • 蔵の仕事納めは・・・

    さて、仕事納めだった方も多いのでは?酒蔵では何本かの醪の管理をしながら年明けを迎えることが多いです。福司でも毎年何本かの醪管理を残し正月中に作業しなくてもいいような製造スケジュールを組みます。福司でも今日で年内の蒸しの作業は終了。明日からは原料処理と蒸しの工程などの大掃除です。大体年末の業務って徐々に作業が薄くなり大掃除して仕事納めして~って流れでしょうか?うちは結構ギリギリまで欲張っちゃって作業...

  • AIを駆使して!?

    先日、私が参加しているオンラインサロンでトレーニングの一環として意見交換みたいなものをしました。商品PRを考えてみるという題材で、私がお題となる商品の説明をしてその商品PRについての意見をもらうという内容です。私がお題にしたのは福司のレギュラー酒の純米酒です。五色彩雲や最近の商品には商品コンセプトやターゲットだったりとある程度つくっているのですが普通酒や本醸造、そして純米酒などはコンセプトとかっていう...

  • 年内の仕込みも残り1本

    年内の仕込みも残り一本。本日、今シーズンの試験醸造の留仕込みを終えました。今までとちょっと違うアプローチの仕方のつもりで仕込みをしているので仲仕込みからすでに醪の表情が違いどんな経過をとるのか、どんな分析値が出てくるのかドキドキしています。大きな仕込みへの応用として考えると今の段階だとまだできませんがこれで目的通りの方向が見えれば何か可能性が出てくるでしょう。過去最高の蛋白値を示し難しそうな米でつ...

  • あの話題のWordのことを考えてみた。

    今朝も冷え込みの厳しい日となりました。原料処理の部屋ではバケツに入れた水に氷がはっていました。室温も徐々に下がり今は冷却が必要なくなるほどの室温です。逆に温度が上がる時期にはマットを巻いて保温操作するなど加温や保温の操作が必要なまでになります。年末年始は仕込みが止まるため更に室温が低下醪の管理もやや難しくなるでしょう。試験醸造の酒母も元気に発酵し、仕込みが行われています踊も元気に踊っていました、予...

  • スッキリ。

    本日年内の大きいサイズの仕込みは終わりました。あとは昨日書いた醪を2本を仕込むのみ。それと年内搾る予定の醪たちが仕上がってきます。実は仕込み本数が今年は増えたため1本あたりの仕込み量を増やした。これに伴い、搾りの機械に入れる醪の量も増え計算上は入るのですが、今年の米の硬さは当初の計画時に計算の中に入っていなかったためドキドキしています(笑)よっぽどじゃない限り大丈夫なのですが余力のある状態なのか・・・...

  • 今年最後の仕込みの酛

    本日の写真は年内最後に仕込み予定の酛の写真です。実はこれ、五色彩雲のNusamaiのロットです。通年でお取り扱いいただく商品としてご案内していますが例年の製造計画通りの時期だと商品を切らしてしまいそうなので年内に一度仕込むことにしました。いつもだとこの時期に仕込むのは出品用の純米酒です。今年はこのお酒を仕込むので、これの出来が良ければ出品できたらなと思います。ただ、純米酒の部の傾向として他のお蔵さんは純...

  • 精米について

    最近スマホで撮った写真を会社のPCに送るのに凄く時間がかかってブログを書いているうちに届かないという摩訶不思議な現象に合っています。今はスマホからヤフーメールで会社に送って会社のPCから送信メールを開いてダウンロードするという意味不明な行為をして写真を取得中。もっと簡単な方法があるはずなのですが・・・・今日の写真は先日久々にした洗米の時の写真です。福司では大きな仕込み用の洗米機と大吟醸の仕込みなどで使...

  • 結界の話。

    年末まで10日余りクリスマスまで5日ほどとなりました。様々なイベントがある年末年始のお酒のご用意は御済でしょうか?例年ですと活性酒を買ってお正月を!という投げかけの中今年はセカンドブランドのMashuなんていかがでしょうか?Nusamaiも在庫ございますが、位置づけとして特別感があるのはMashuかなと。ブランドページ用に撮ってもらったこの写真もPRで使わせてもらっています。写真は阿寒で地域おこし協力隊をしていて写真の...

  • 世に出回っていないもの

    明日で大吟醸「海底力」の仕込みが終わります。出品用の大吟醸よりも旨味のある大吟醸酒にしているため全く同じ造りではありません。麹の造り方や吸水も異なります。今年は溶けにくいと言われているのでどの程度までやれば醸し屋の思っているような醪になるのか?勘を頼りに決めるしかないです。数字は既にあてにならなく手触りや見た目で感じとるというレベルです。数字だけを見るとオッタマゲルレベルです(笑)やりすぎレベルの数...

  • 守りでではなく攻め

    最近、とある言葉がなるほどなと思った。これは日本酒の海外での浸透度についての話の中で出てきた。「自分たちの文化がどんなにすばらしくても、それを相手の国に押し付けるやり方は良くないのではないか?やっていることは侵略者と同じことだ」という内容。私たち日本酒を造っているとどうしても日本の文化のすばらしさを伝えたいと思ってしまう。四季折々の季節や旬の食材和の心に文化そういった中で出来た日本酒のすばらしさを...

  • 泊り明けの朝は。

    年内最後の泊まり込みを終えました。米質に悩みながら、一歩一歩確かめながら前に進むそんな麹造りの日々です。麹だけがいい麹になっても結局仕込みの蒸米の質が硬ければ溶かす力が足りなく良い酒にはなりません。天秤のように蒸米と麹の強さがバランスが取れて初めて良いスタートがきれます。今年の米は「溶けない」という情報がありそれを信じて麹を作りました。実際は仕込み終えて経過を見てみないとわからない今までの経験を信...

  • 釧路にも雪が降った。

    本日で年内の泊りは最後になります。泊りの日は朝昼晩と3食賄をだしてもらっておりブログを書きながら夕食のお弁当を食べています。昨日は久々に家で夕食。活性酒を飲みながらアンパンマンを観ます(笑)アンパンマンを見ている息子を見ながらの晩酌です。今年の活性酒はいかがでしょうか?個人的にはサラサラ飲めるので知らず知らず飲み過ぎるなとおもいましたまた活性が高く、炭酸ののど越しが良いため飲んでしまうので飲みすぎ注...

  • 年明けの米入荷&助っ人!?

    先週の木曜と週末の土日で大吟醸酒の麹造りのため会社に泊まりこんでいます。麹の作り方も違いますが使用する麹の種類も分けています。大吟醸酒用はいつも使っている麹よりもややゆっくりした生育なので泊りもあまりあわただしくはないです。日曜日はエースも初めて泊り作業を経験。明けの今日は眠たそうでした。そういう私も夕方になって眠くなってきてこのブログを書いていますが頭はあまりまわっていません(笑)。こんな時は強制...

  • 活性清酒「純生(じゅんなま)」本日発売!

    いよいよ本日、福司の新米で仕込んだ新酒第一弾活性清酒「純生(じゅんなま)」が発売いたしました。早速各地のお酒屋さんがSNSに商品紹介を流してくださり私も見つけたらシェアをしております。まだ製品になってからの活性酒の唎酒をしておりません。その為あまり味についてのコメントが出来ないのですが製品前のお酒を利き酒した感じでは、今年の米質でもある硬さが出ており味の重たさは感じませんでした。サラサラとした口当た...

  • 明日は活性酒&現実逃避!?

    明日は活性酒の発売日、ドキドキしています。そして本日は海底力の麹造りのため蔵に泊まり込みです。12時過ぎると自動で活性酒が飲める!という仕組みはありません明日の夜まで我慢・・・・さて、最近noteで目に付いた記事を読むようにしている。専門的な情報だったりクラフトサケの事や酒蔵が行うクラファンへの想いだったりも読むが最近読んでるのは海外のお酒の情報。本当にいろいろな国がありその土地土地で進化しているのが...

  • 米が硬いとか柔らかいとか。②

    昨日の続きの「米が硬いとか柔らかいとか。」あまりに長くなりそうだったので昨日の最後にサラッと触れたのが「酒質が軽くならないように」という話。今日は麹の話から少し触れる。まず米が硬いと麹はつくりにくい。突き破精という吟醸つくりの場合は麹の吸水を極限まで減らしわずかな水分を求めて麹菌が蒸米の中に菌糸を伸ばす。米が硬いと水を吸わないので少ない水分の蒸米を作るという点では楽。ただし水分が少なければいいわけ...

  • 米が硬いとか柔らかいとか。

    少しだけ昨日の続き。つきや酒店さんに続き、東京でお取引をさせていただいたのが伊勢五本店さんというとても立派な酒屋さんです。ここの社長様から直接ご連絡を頂いたのですがこれも何度かのご縁があり、弊社までご連絡を頂いたとか。お聞きしたところ1週間とか短い期間で他の蔵元さんの話題に弊社が出てたり(しかも1蔵じゃなかったそうです)飲食店さんで勧められたりしたとのことでこれだけ短期間で弊社のことを聞いたりする...

  • 五色彩雲、東京へ

    先週まで色々業務が詰まっていましたが12月に入り少し余裕が出てきました。あらかたの作業工程の準備も終え、それぞれの役割や作業分担が見えてきたことや正月期間に搾りが入らないように仕込みの調整期間に入るのでスケジュールにも余裕があります。今週末は活性酒の発売日ですがその前後には海底力の麹造りで泊りの作業予定。ここ数年この時期に泊りが入るので以前行っていた発売日のあいさつ回りは行っておりませんでしたが今...

  • 脳みそ停止デー

    蔵の中も急に10℃を下回り、やっと寒くなってきました。数日のうちにこうも気温が変化してくると醪の温度管理もなかなか難しくなります。醪の発酵状態や進行度合いによる温度の変化にプラスし外的要因が加わった変化を予測します・・・・がそんなにうまくは行きませんね(笑)気温がある程度落ち着くまで悩みどころです。こういった気候の変動により多少のストレスはあるものの醸し屋的にはこうあるべきではないかと思っています。...

  • 仕事の質

    暦は明日から12月。バタバタと過ぎた11月でしたがお正月期間に搾りが重ならないように12月上旬はややゆとりを持った仕事配分になっています。明日からは少しずつゆとりができてくるのでは?と期待しています。とはいえ、その計画をたてているのは私なので・・・・(笑)さて昨日は睡眠の質という事でしたが、今日は同じ質でも仕事の質について少し書きます。先日こんな事件がありました。とあるバタついた作業日、「張り込み」...

  • 睡眠の質

    先日、だら燗は釧路の文化説を唱え、SNSでも発信したのですがそれをたくさんの人が見てくれて反応してくれました。どうやらいろいろな地域でだら燗は存在するようですが文化だ!と言っているのはどこにもないので釧路の文化です!で行きたいと思います。ただ、私の言っている「だら燗」は炉の近くのツボから飲む文化のことで燗の温度の話ではないです。さて、ちょっと話はややこしくなります。「知り合いの知り合いが有名人」的な...

  • 採用情報

    毎日わたわたと仕事をしておりますが今日から大吟醸酒の泊まり込みが始まります。ただ・・・もう眠たい醸し屋です。SNS用の写真もとったりするのですがアップする時間がとれない。なんだかんだ作業が詰まっていますね。明日の仕込みが終われば少しペースダウン。余裕ができるはず!?例年にないこの気温も、結果的にいろいろな経験をもたらしてくれています。温度の経過の取り方もいつもとはやや異なります。もちろん最善の方法を...

  • 今年の活性酒の発売日は?

    12月を目の前にして、製造部ではひと山を越えたかな?という感覚。毎年この時期に山場は来ないのですが今年はなぜかいろいろ重なり想定外の山場を迎えました。なんだか忙しかったね?と麹を作る作業をしながら話をしていると夏場の例年にはない業務からの延長線上で色々な作業が後ろ倒しになり仕込み準備やらに影響。結果的に準備をしながら仕込み始めるという並走状態が大きかったのでは?という結論に至りました。他部署から人手...

  • だら燗は釧路の文化だ!

    昨日今日と大忙しの日でした。しかもそういう日に限って複数の作業が重なるという(笑)まぁ、シーズン中に何度か訪れる「作業の重い日」ですね。そんな作業的には重い日でしたが良い日でもあります。めでたいこともあり気持ちはとても良い日です。さて今日は釧路の文化の紹介をします。釧路でおすすめの食文化と言えば蕎麦やラーメン、ザンギにスパカツ色々なものがありますが、その中でも釧路が発祥と言われている!?のが炉端とい...

  • 週末は寒くなりそう!

    寒くなってきていますが、まだまだ気温が安定しません最高気温10度以上の日もあれば25日からは最高気温が2℃や3℃に水を冷やしたり、する作業が少なくなりますがその分手早い仕事が求められます。室温も大分下がってきましたがまだまだ冷却管を投入し醪を冷やさないと上手く温度が下がってくれません。例年よりもまだ2℃ほど高いですね。仕込みも少しずつも醪が増えてきて、今週には1本目の搾りが入りそうです。それでも予定よ...

  • 来月は活性清酒「純生」が発売されます!

    今日も無事におわりました。仕込みが忙しいわけではないのですが準備を並行して行っているのでやることがたくさん残っています。そしていよいよ搾りも近くなりいつでも搾れるように!と思うとやることが沢山(笑)ある程度進めば毎日の作業をきっちりやるだけでよくなるのでもう少しの辛抱ですね。12月上旬に発売予定の活性清酒「純生」福司のにごり酒で新酒の第一弾として発売いたします。北海道内で活性のあるにごり酒を出してい...

  • 日本酒ってここがおもろい

    日本酒を説明する際、あるいは日本酒関係の勉強をしていると教わる世界の醸造酒と異なる日本酒の特徴という物がいくつかあります。それが麹を使ってお酒を造ることで出来る「並行複発酵」もう一つが「三段仕込み」あとは開放で仕込めるという事でしょうか?すべて先人たちが生み出した技術で今のようにインターネットもない時代にどの様に生まれどの様に広まったのだろう?と不思議ですが日本酒造りをより難しくしているのが並行複...

  • 久々の頂き物で今宵の一献セット

    Mashu発売から1か月近くが経過しました。ブランドページの作成のためお願いしていた商品の画像が昨日上がってきたのでここから少しずつ年末に向けてPRしていこうと思います。Nusamaiは幣舞橋をイメージしているので釧路の街並みで撮影しましたが今回のMashuに関しては豊かな自然や恵みといったイメージで商品の撮影をお願いしています。明日は仕込み風景などの撮影日でここから年内を目途にブランドページの作成にかかります。少し...

  • 助っ人登場!?

    世の中はどんどん新しいものが生まれ変化していっている。情報源が新聞やTVの時代は身の回りの変化への対応で十分だった今も田舎ではそれで十分ではあるが、インターネットの普及によって世代ごとで情報を得るツールが異なるようになったと思う。実の回りだけではなくより広い範囲で物事を考えようとするとより多くの情報に触れる必要が出てくる。これは不便という事ではなく、使いようによっては私たちにも有利であるという話です...

  • 今日は記事をご紹介

    本日は金曜日、良い週末をお過ごしください。さて、今日のブログは記事のご案内からです。まずは先日取材していただいた道新のウェブ版のご案内【北海道の日本酒が道内で飲まれない「なぜ」 始まった反転攻勢<拝原委員が読み解く>】無料会員登録が必要ですが登録したら読めます。弊社は新しい取り組みを始めた蔵としてピックアップしていただきご紹介いただきました。和紙と弊社の事を厚めに書いていたけてました。嬉しい限りで...

  • 気になっているんですあそこのソフトクリーム

    本日午後より聞きたいWeb講習の申し込みをしていて、すっかり忘れていました・・・・あっ!と気がついたときにはもう終わってました。無料だったから気を抜いていた。資料だけは手元にあるのでこれで勉強しよう。特に水に関する講習だったので新たな知見を得られるかと思っていたのですが・・・残念。何をしていたのかな?と思ったら来シーズンの米の発注のための製造数量を算出していました。あらかためどがついたの明日提出用の...

  • 下がれ下がれ!!

    活性酒の仕込みも終え、次の仕込みに取り掛かっています。同じお米を使用していても目的が異なれば仕上げ方も異なります。また少し微調整しながら麹造りや蒸米の硬さを決めていきます。さらに今年は気温ものっかっているので難易度が高い。昨年の同じ仕込みと比較しても3~4℃室温が高く品温の上昇を抑えることは中々難しい状況です。かといって手放しにしているわけではなく、弊社での処理能力Maxでの現状ですからこれを受け入れて...

  • 酒蔵アクティビティ!?

    明日からしぼりたて生酒の仕込みが始まります。新米で仕込みをして各蔵で一斉に出される新酒。種類やカテゴリー(大吟醸や純米など)を越え、比較されやすい商品なので何気にプレッシャーが強い酒です(笑)製造部としてはある程度目指している酒質は決まっているのですがほとんど貯蔵熟成系で勝負している弊社としては生酒出荷の機会が少なく修正機会が少ないというのもドキドキの原因かもしれません。ここ近年のポイントは1度に仕...

  • 現場ではおしゃべりが大事。

    世の中は三連休でした。皆様はどうお過ごしだったでしょう。福司製造部は毎日仕込みを行っていました。ついに12月発売になる活性清酒の仕込みも始まりました。福司のお酒の中でも特殊な分類のこのお酒、数年前から酒質が安定してきており今シーズンも期待感を背負いながら始まりました。一番苦戦するところ今年の米質でしょう。昨年度苦労した分、今年は対策を早くこうじることができ麹に関してはは例年通りくらいの質に仕上がって...

  • 少しの変化の積み重ね

    本日も無事予定作業を終了いたしました。なんだか今日もバタバタな一日。仕込み自体の作業的にはそうでもないのですが前もっての事前準備や、道具の準備など細かな作業が残っているのでそれで時間を使ったのかな?蔵の道具や器具の中には昔からずっと使っているものが結構あります。例えばタンクなんかも仕込みタンクで古いものだと昭和33年とかです。その当時ってどんな?って言うと一万円札が発行されたり東京タワーが完成した年...

  • 未来へつながれ

    本日も無事に仕込みを終えました。暖かい日が続き醪の発酵の進みが早いですが状況に合わせて経過をとっていきたいと思います。今日は関西の大学から院生1年の学生さんが酵母の研究と日本酒業界へ将来の就職先を少し考えているという事で酒蔵めぐりの旅の中で弊社に見学に来ていました。なぜ?と思っていたのですが昨年販売した「フクツカサ、山廃仕込み、未完成。」を利き酒するきっかけがあったようでそのお酒を飲んで連絡をくれ...

  • 大学生からインタビュー

    暖かい日が続いております。室温で16℃、去年の同日で13.5℃ですからなかなかの状況です。とはいえ、全国的に見たら寒い方(笑)この状況下でも出来る限りの手を尽くすわけでその手間はある意味吟醸酒並み。暖かい時期は手がかかるため仕込みもゆっくり進みます。Instagramや元TwitterのXでは動画の投稿が可能なので、たまに動画投稿しています。今日も「今日も仕込み終わりました!」と動画投稿しましたがこのブログではリンク貼って...

  • 少しずつ仕込みも本格化!?

    大きな甑を使った仕込みが始まりました。今までは麹造りがメインでしたが酛造りなどその他の工程も並行して行われはじめ徐々に作業が本格化していきます。製造部のメンバーも徐々に最盛期に向け1つ1つの作業を確認しながら進めます。仕込み規模が大きくなると作業時間も延びてきます。特にこの時期はまだ外気温も高く、弊社のように外気の気温が仕込みに影響する蔵では、真冬の倍くらいの時間と労力がかかるものです。この季節感...

  • 福司の入った大人のスイーツ「プリン」

    無事に1本目の添仕込みを終えました。準備ギリギリだった分朝からあわただしかったですがトラブルなく(?)終えたかなと思います。昨年度より1人少ない状態での始まりのため、全員がプレイヤーとして動かないと本当にカツカツになりそうです。酒造りの作業は1日完結の仕事ではなく前日の用意や作業から次の日に仕込みがあったり前日の麹造りから次の日の作業があるなど今日の仕込みの仕事と、明日の仕込みの仕事が常に並進して...

  • 明日の準備

    明日から添仕込みが始まります。添仕込みからは放冷機という蒸米を冷ます機械やエアーシューターという蒸米を風力で送る機械仕込み用のタンクなど一気に使用する器具が増えるのですがまだ全部準備ができておらず、先ほどやっと目途がつきました。作業内容が分かっている人間が一人減るのは大きいですね。とはいえ、今のところは余白が少ないだけで作業は進んでおります。明日も朝はバタつきそうですが動けるメンバーで準備の方をし...

  • 取材のなかで気がつく

    仕込みシーズンになり急に取材関係が多くなった気がします。可能であれば夏にしてください(笑)本当にいろいろで新聞社さんや冊子大学生関係や活動事例などさまざま1つ1つはさほどなものではないのですが、なぜこんなにも今のシーズンなの?というのが疑問(笑)知ってもらうのも大事なので対応できる場合は受けていますが断ることもあるのであしからず。今日は道新さんの取材を受けました。記事なるのが楽しみです。五色彩雲が北海...

  • 寝れない夜

    本日は蒸米がお休みの日だったので少しばかり余裕がありました。 いつもと比較し麹造り生育の仕方から吸水の割合や対応策をとるためとこの時期はまだ温かいので不要な作り置きはしないようにしています。どうしても10℃以上の室温の場合出麹後も麹の生育が進行する可能性が高いためです。今のところ、去年苦労した部分の傾向が出ており対策の必要性を感じています。まずは初歩的なところで改善がされるか検証していこうかな。一...

  • 令和5酒造年度、初蒸をしました!

    金曜日に洗米し、土曜日から蒸米が上がりました。この時期の作業は全員で1つ1つ確認しながら行います。機会の誤作動、断線、蒸気漏れ事故やトラブルを防ぐには1人で行わなく皆で確認した方が確実です。今までの福司製造部は技術力の強化が目標で個々の能力を上げ各担当部署のノウハウの再現性を上げることでした。「なんかできた!」や「まぐれ」ではなく「この方法がいい!」という福司という蔵の条件に合ったやり方を確立する...

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