chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
建築YA髭のCOLUMN https://archstudioten.jugem.jp/

福岡を中心に住まいづくりをする建築YA髭が、建築デザイン・時事・歴史・音楽・旅などを語ります。

建築YA髭
フォロー
住所
城南区
出身
伊方町
ブログ村参加

2006/05/30

arrow_drop_down
  • ゆく年くる年、2021年に感謝。4

    住まいづくりもこの、ヴァーチャル領域が深く入ってきていて、肌身離さないスマホも込みで住まい手を考えていかなければならないと最近良く思います。そこに一緒に暮らす家族と同じような距離感で、あらゆる情報が指先にあるわけですから、ある意味華やかで

  • ゆく年くる年、2021年に感謝。3

    ダイレクトに加速度的に、私たち個人を飲み込み魅了することなどいとも簡単そうなヴァーチャル世界も、結局は人が作ったもの。その真否は簡単には判断がつきません。それがダイレクトで、指先のスクロールだけでその情報を個人的に選択して、好みのものだけ

  • ゆく年くる年、2021年に感謝。2

    欲の塊と書きましたが、私は悪い意味ばかりでその表現を使おうとは思いません。人類の歴史の中で、繰り返し行われてきた創造的行為の中で、もっとも大規模で時代を反映する「建築」という行為の中で、住まいづくりは最も私的で、また最大規模の積極的なアク

  • ゆく年くる年、2021年に感謝。1

    さて、いよいよ2021年もあと数日で幕を下ろし、新しい年を迎える年越しの区切りの時期に入りました。私は例年の如く、まだまだ宿題を残して焦る子供のように、やらなければならないことでもがき駆け抜けなければならないのですが(笑)、クリスマスも終

  • 「高性能」って言葉がなくなりますように…。5

    ちょっと誤解を招きかねないタイトルにしてしまいましたが、住まい創り全体が「高性能」などと言う表現を必要としない世界になることをきっと夢見て、そんなタイトルにしてみました。全てが本当に満たされた性能であれば、本来はあえてそこに触れなくても良

  • 「高性能」って言葉がなくなりますように…。4

    本来当たり前のクオリティーをハイレベルだと連呼するのはもうやめたいなと思いはじめて久しいのですが、声高な宣伝文句がすっかりこの数十年の我々の継続した性能語りをなぞってしまっているが故に、全てがその部分以外で等価であると誤解されてしまうこと

  • 「高性能」って言葉がなくなりますように…。3

    世の中で、建てられる住まいが皆「高性能」を謳えば、そればすでに高性能でもなんでもありません。それが事実で本当にレベルが上がったのであれば、それが普通になったのです。ただ、混沌とした今の現状を見れば、まさに混沌、上から下までなんでも高性能と

  • 「高性能」って言葉がなくなりますように…。2

    もう20年以上前だと思いますが、高性能とかエコハウスなどという響きの良い言葉はまだなく、私たちが創っていた住まいは当時「高気密高断熱住宅」と呼ばれていました。今、高性能住宅とされている住まいはこの経脈の先の今にあるのです。ただ、当時は、や

  • 「高性能」って言葉がなくなりますように…。1

    このところの世の高性能住宅ブームに、タイトルのようなひねくれた物言いをしたくなる時があります。何十年も散々それを連呼してきておいて、今更何を言っているんだと叱られてしまいそうですが、やっぱり世の中の大きな流行というものには私はどうも距離を

  • 年明けは、少しでも良い新年を。5

    高性能住宅がいつの頃からか、一大ブームとなって、実は今、その最高潮を迎えているような雰囲気には、私はちょっと距離を置きたい。問題は、時に乗じてこれを商機と睨んで、沢山の人が同じようなことを言って、また微妙にバラバラなことを言って業界はまさ

  • 年明けは、少しでも良い新年を。4

    少し暗い話ばかりをしました。ただ、現実的に近年この国が取り憑かれている価値観は、どうにも少し変えていかなければ一人一人の幸福度はなかなか上がらないと思ったりするのです。 例えば私は、一番即物的な建設関係の端っこを生業の場としながらも、ずっ

  • 年明けは、少しでも良い新年を。3

    拝金主義が蔓延り、格差社会は広がるばかりでいよいよ庶民は息苦しい。もしかするとその息苦しさにも気づかされていないかもしれないという状態を少しでも改善する方法はないか、とよく日課としている夕暮れ時のウォーキングの最中に考えることがあります。

  • 少しでも良い新年を。2

    昭和から平成に、切り替わった30年は、いわゆる「バブル」と言われる好景気に翻弄され、それが風船のように一気に萎んだあとも、やがて再来を信じて空元気ばかりの時間だったような気がするのは私だけでしょうか。もっと言えば、平成の世は、昭和の復興と

  • 年明けは、少しでも良い新年を。1

    毎年恒例の清水寺の貫主様による揮毫が話題の今年の一文字は、「金」だそうです。当然のことながら、2021年は東京オリンピックもありましたから、金メダルの「キン」なのだと思いますが、やはりコロナ禍の中、まだまだ生きづらい社会が続いていて、私た

  • 住まい手と創り手と造り手。5

    常に、「住まい手」を中心に考えると、我々「創り手」と工事をしてくださる「作り手」の三者の対等な信頼関係でもの作りができることが理想のような気がしてきます。冒頭でお話ししたように、この国にはそもそも「創り手」と「作り手」を兼ねるようなシステ

  • 住まい手と創りてと造り手。4

    そういう番組で、中にはお知り合いのインフルエンサーの方が弊社の名前まで揚げて薦めて下さるものもあるので、そう言うお問合せは無碍にはできませんが、そうでないものを見られても方向性が近いようだからとお問合せ頂くのが結果的に一番厳しい感じがして

  • 住まい手と創りてと造り手。3

    正直、省エネだ高性能だという事柄は、今まさにリアルに大変重要で、これからの住まいづくりでは欠かせない事柄であることは現実ですが、私のような立場の人間が言うと誤解を招きかねませんが、あえて言うならばそれも一つの要素で、住まいづくりとは膨大な

  • 住まい手と創りてと造り手。2

    かつてこの国の住まいづくりは、もっと地域に根ざした、至って素朴なものだったと言えると思います。例えば江戸の町などでは材木屋の主人や地方では大工の棟梁(今の一人親方の棟梁とは少し違いますが)という立場の方がその多くの役割を担っていました。弟

  • 住まい手と創りてと造り手。1

    いよいよ年の瀬も押し迫ってきて、福岡も今日から温度がグッと下がっていくようで、日々仕事に追い立てられている私としてはまだまだ実感がないですが(笑)、コロナコロナの一年もまた過ぎようとしているのだなあと様変わりした世の中を感じています。 住

  • とりあえずは寒さ対策…。5

    私たちがここで常に語っている高性能住宅というものが、書いてきたような悪烈な環境を取り除き、快適でかつ省エネだといいうことはもう随分認知され始めています。本来は1日も早く、そういう暮らしへの転換を図られることが一番望ましいのですが、まずは現

  • とりあえずは寒さ対策…。4

    また、マンションなどにお住まいの方からよく北部屋の寒さや結露のご相談があります。根本解決はなかなか難しいのですが、これはマンション特有の間取りの特性もあります。一般的には南側に面して大きめなLDK空間が取られていて、中央にバストイレなどの

  • とりあえずは寒さ対策…。3

    体感温度が、気温、湿度、放射温度、気流(風)などの要素によって決まってくることを利用して、今の環境を少しでも和らぐお話をしました。案外効きますからこのことをやってから服を脱ぐだけでもイメージがゴロっと変わります。トイレはやはり窓を閉めて窓

  • とりあえずは寒さ対策…。2

    ヒートショックの大きな元凶はお風呂とトイレだと言われます。特にお風呂は、冷え冷えと外気と変わらないような浴室空間になっているお宅がまだまだあります。その上私たちはそこで素っ裸になるわけから、ヒートショックを起こすのは当然です。荒行みたいな

  • とりあえずは寒さ対策…。1

    いよいよ年の瀬で、ここ福岡でも徐々に気温が下がり本格的な冬の到来を感じる季節になってきました。いつもこのコラムでは高性能住宅のお話をして、これから建てられる住まいは少なくともこれくらいの性能で…というお話ばかりをしていますが

  • 建てにくい時代に…。 5

    私は常から、住まいの企画は立地、規模、時間、がコストのバランスを決め、その質が決まってくるとご説明します。立地にこだわりすぎてもコスト高は否めませんし、時間を限定し急げばコストが上がってくるのは必定ですし、規模も大きすぎればコストに響きま

  • 建てにくい時代に…。 4

    さて、少しばかりネガティブなお話ばかりしてきました。ただ現状として、コロナに端を発した建材コストの高騰をきっかけに、これまで燻ってきた問題も抱き合わせで住まいづくりがなかなかしづらい時代に入ってきたことは確かだと思います。ただ、だからと言

  • 建てにくい時代に…。 3

    土地が高騰し、建材が高騰し、賃金は横ばいでいよいよライフプランが成立しなくなりつつある、そんなイメージが少しばかり頭をもたげてきている中、ふと考えれば30年前は消費税すらなかったのです。現在は1割の国による天引き、後々の税制優遇はあるとし

  • 建てにくい時代に…。 2

    先日お仲間と、建設コストのお話をしていて、便乗値上げも含めて1.5〜2割の値上げも積り積もれば、全体の総額も末端の施工店の原価調整では負えなくなってしまってきて、一気に価格が上がるというお話が出てくる可能性も高くなってきました。急激な高騰

  • 建てにくい時代に…。 1

    この所の世の中の関心事は、コロナの変異種「オミクロン株」が、今後国内の恐怖となり再びコロナが猛威を振るわないかということではないかと思います。まだまだ予断を許さないコロナですが、この数年、全世界の人々はこのコロナによってそのライフスタイル

  • 住まいづくり報告 小城市K邸気密測定

    昨日は小城市で展開中のOGYCALシリーズ2棟目の K邸の気密測定を行いました。住まいのがいひの隙間がどれくらいあるかという性能を建物個体ごとに測定する重要な測定で、弊社では30年前から全棟実施をしています。開口部を閉じた状態で空気をファ

  • 虚と実の間を迷う住まい手たち 5

    現実に住まいを構築して、そこに住まい暮らしが始まるということは、ネット情報の様に何もかも良い事づくめピックアップしたものばかりだとは限りません。様々なパターンで固有に様々な諸条件が違いますから、そこに導かれる処方は千差万別、やはりプロの的

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、建築YA髭さんをフォローしませんか?

ハンドル名
建築YA髭さん
ブログタイトル
建築YA髭のCOLUMN
フォロー
建築YA髭のCOLUMN

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用