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飛び絞りの帯揚げは小紋・紬だけ×→戦前は留袖~紬まで幅広く合わせていた〇 ~昭和後期のおかしな言説~
今回は、昭和後期のおかしな言説シリーズで、飛び絞りの帯揚げは、戦前までは留袖~紬までは幅広く合わせていたというお話です。 戦後の昭和後期~平成に出版された着物本には、飛び絞り(輪出し)の帯揚げについて、小紋・紬にしか合わせられないかのように書かれている本が多く、昭和後期の呉服教育を受けた人の中には、「飛び絞りの帯揚げはカジュアル用だ。小紋か紬にしか合わせてはいけない。」と思っている人が多いと思い...
今回は、胴裏から白地の飛び絞り(輪出し)の帯揚げを作る話です。 キレイな真っ白な胴裏(裏地)は、染色ペンで絵を描いて飛び絞りの帯揚げを作ることができます。 ↑染色ペンで自作した帯揚げ。 ホンモノの飛び絞りの帯揚げは、絞りの量や産地にもよりますが、約8000円~30000円くらいしますし、大阪の和装小物の問屋さんでも安くて半額(約7000円、国産)です。 中古品でお値打ちになるのを待っていると時間がかかってしま...
前回からの続きで、今回は、絽の白地の飛び絞りを作る話です。 夏用の絽の帯揚げについても、絽の長襦袢を分解して、染色ペンで飛び絞りの帯揚げを作れます。 ↑左からオレンジ色、濃緑色、赤色。 ポリの絽の長襦袢(中古品、300円)を分解して作りました。 お花の位置は、思考錯誤ですが、今回は3個横並びで作ってみました。 一般的な商品のようにジグザグに配置するよりも、横並びで配置したほうが、いい加減に結ん...