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そろそろ、本サイトも幕を下ろす時が来たようだ。所詮は、私は、外野である。日本共産党に期待してきた庶民の一人。これ以上、此度の除名問題に口を挟むのは適当ではないのかも知れない。それに、この間に考えたことは、ほぼ全て言い尽くした。ここれ辺りが、潮時だろう。 最後に、鈴木元氏の健康...
民主集中制をやめよと主張する鈴木元氏 タイトルは、こちらが勝手に付けた。以下は、鈴木元氏が、5月2日にFacebook にアップした「 レーニン、コミンテルン以来の民主集中制をやめる事を抜きに共産党の再生は無い 」と題した記事の紹介である。 はじめに 先に私は志位委員長が全党...
幕末の帆船がモデル はじめに 日本共産党が、1980年を境に党勢の退潮傾向にあるのは否定し難いことである。本サイトでは、2028年問題として名付けて、革命的な党改革を急ぐべきだと訴えてきた。革命的と呼ぶのは、党の組織原則を民主集中制から民主統一制へと進化させる激動的な、党の体質...
的外れな指導部責任論を乗り越えて前へ! はじめに 既存の秩序と約束事を無視して突っ走る冒険主義の誤りは、「革命的な党改革と冒険主義」で示した通りである。本稿では、更に、冒険主義者の動機であり、かつ、その動機を正当化するための党指導部責任論が、まったくの的外れに過ぎないことを明ら...
はじめに 松竹伸幸氏の著書「シン・日本共産党宣言」の副題は、「ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」である。また、同時期に刊行された鈴木元氏の著書「志位和夫委員長への手紙」の帯には、「貴方はただちに辞任し、党首公選を行い、党の改革は新しい指導部に委ねてほしい」と書かれている。...
はじめに 日本共産党の歴史的な退潮の3大原因の2つ目である国民各階層に根強く定着している「社会主義への強い忌避感」の克服は、共産党にとって将来をかけた課題である。克服する策の一つは、資本主義に対する社会主義の優位性を訴え続けること。二つ目の策は、共産党が公式に社会主義政権樹立を...
はじめに 2023年4月13日付け西日本新聞は、「共産 県議ゼロ5県に衝撃」という見出しで、次のように報じた。 共産党が、統一地方選前半戦の41道府県議選の結果に衝撃を受けている。改選前99から75に後退、議員ゼロの議会が1県から5県に拡大し、「牙城」とされてきた京都での党勢...
はじめに 発言の自由とは、政策討論集会やSNS及び出版などによって意見を公表する自由を含みます。また、党の諸原則を守る限りにおいて、党の方針を批判したり、あるいは方針と矛盾した意見を表明することも自由であるということです。また、そういう意見を掲げての煽動も自由ということです...
はじめに 鈴木元氏は、2022年4月に「ソ連の崩壊、中国の資本主義導入、共産主義運動の低迷という現実をふまえ、マルクス主義の理論を根底から問い直した問題作」というキャッチコピーを持つ著書「ポスト資本主義のためにマルクスを乗り越える」を出版した。 日本共産党にあって、マルクスの...
はじめに 親亀揺れたら子亀が転げ落ちた 本稿では、日本共産党の二つの揺れが松竹伸幸氏除名問題を生んだ背景にあることを明らかにし、党指導部においては、《親亀が揺れて子亀が転げ落ちた内なる原因》を十分に解明し、親亀として反省されることを強く促すものである。 第一の揺れ:非武装中立路...
はじめに 党に対する攻撃を、党の外から行なった。 党攻撃のための分派活動の一翼を担った。 党に多様な政治グループの容認を求めた。(鈴木元氏除名理由) 民主統一制を新たな組織原則とする新生日本共産党が誕生した場合、私利私欲の実現を目的とした派閥・分派の結成と派閥・分派の目的を達...
はじめに 先に述べたように、日本共産党京都府委員会が2023年3月17日付で公表した鈴木元氏除名の主たる理由は次の3つだ。 党に対する攻撃を、党の外から行なった。 党攻撃のための分派活動の一翼を担った。 党に多様な政治グループの容認を求めた。 本サイトでは、鈴木氏除名の不当...
はじめに 鈴木氏は、 『志位和夫委員長への手紙』(かもがわ出版)等の著作を出したことで日本共産党を除名された。が、それは、表向きの理由。実際は、《 松竹氏除名との 員数合わせ》でしかない。本サイトでは、員数合わせという裏の事情については問題にしない。日本共産党が氏を除名した大儀...
2009年3月14日付け「しんぶん赤旗」によると、民主集中制の基準は、党規約(第3条)に明記されているとのこと。 党の意思決定は、民主的な議論をつくし、最終的には多数決で決める。 決定されたことは、みんなでその実行にあたる。行動の統一は、国民にたいする公党としての責任である。...
日本国憲法は、出版の自由について、次のように規定している。 第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。 本稿では、日本共産党が、民主集中制という組織原則で、この誰にも保...
はじめに 結論を先に述べれば、本稿では、遺伝子操作による民主集中制から民主統一制への衣替えを提言する。衣替えとは言葉の綾で、名は体を表すように、その実体は大きく変容する。 ウィキペディアによれば、「民主集中制(democratic centralism)とは、民主主義的中央集...