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この作品は、 学生の頃に読んだことがあるような気がしましたが、 今読んでいて、全く記憶にないんですよね。 うだつの上がらない小役人のお話なんですが、 常人ならば、そんな人を取り上げて小説を書こうなんて 思わないだろうと思います。 芥川竜之介には、人並みにでも長生きして、 もっと作品を残して欲しかったです。 彼は後年、明らかに精神を病んでいて、 今の時代ならば、良い薬もあっただろに... と著書...
読み終えました。 私も子供の頃、 チョコレートやジュースを好きなだけ食べたり飲んだりしてみたい と思ったことが何度もありました。 だけど、大人になってみると、 ちょっと味わえればいいくらいにしか思はなくなりました。 大体の人はそういうものだろうと想像します。 しかし、この小説の主人公は いい大人なのに芋粥を飽きるほど食べたいなどと 夢想しているのは、ちょっとおかしいですよね。 だけど、大量...
それ程難解ではないのですが、 古い言い回しが結構あって、 完全には理解できないのが残念です。 まぁ、細かいことを気にしていると、 読める本も読めなくなります。 気にせず読み進めようと思います。 話は、芋粥を食べるために、 偉い侍と冴えない小役人の主人公が 少し遠い国まで小旅行?をするというところまで読みました。 一般に、物語の主人公は、 優れた面の一つくらいは持っているものですが、 この作品...