わたしは真理です(ヨハネの福音書18章)

わたしは真理です(ヨハネの福音書18章)

 さて、彼らはイエスをカヤパのもとから総督官邸に連れて行った。明け方のことであった。彼らは、過越の食事が食べられるようにするため、汚れを避けようとして、官邸の中には入らなかった。(28) 彼らは、異邦人の庭に入って身を汚すと過ぎ越しの祭りを祝えなくなり、肉の欲求であるご馳走が食べられなくなることを恐れた。イスラエルはローマの支配下に在っても、彼らを汚れた異邦人として軽蔑しており、神の選びの民である自分たちは、律法を守る聖なる民族であると確信していたのである。 それで、ピラトは外に出て、彼らのところに来て言った。「この人に対して何を告発するのか。」彼らは答えた。「この人が悪いことをしていなければ、あなたに引き渡したりはしません。」(29~30) 汚れている異邦人に救い主なる王を差し出して殺させ、自分たちは過...わたしは真理です(ヨハネの福音書18章)

2025/01/22 14:55