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#3828 春の雷いみじく鳴りてすぎしあと暗き湖べにわれひとり立つ
令和5年3月31日(金) 【旧 閏二月一〇日 大安】・春分・雷乃発声(かみなりすわわちこえをはっす)春の雷《かみ》いみじく鳴りてすぎしあと暗き湖べにわれひとり立つ ~古泉千樫(1886-1927)『屋上の土』Photo:~釣りたいバス釣り日記 今日は七十二候の第12候「雷乃発声(
#3798 みちのくの岩手の牧場草萌えて千里行く馬の子もいはゆなり
令和5年3月1日(水) 【旧 二月一〇日 大安】・雨水・草木萠動(そうもくめばえいずる)みちのくの岩手の牧場草萌えて千里行く馬の子もいはゆなり ~正岡子規(1867-1902)『はてしらずの記』 1893(明治26)年、正岡子規はひと月あまりの日程で東北地方を訪れ、芭蕉の『奥の
令和4年8月16日(火) 【旧 七月一九日 先勝】・立秋・寒蝉鳴(ひぐらしなく)み墓べの今朝の静けさひとりゐるわれの心は定まりにけり ~古泉千樫(1886-1927)『古泉千樫歌集』Photo:tenki.jp 「お盆」は仏教用語の「盂蘭盆会《うらぼんえ》」の省略形。その仏教と日本古来
令和4年6月13日(月) 【旧 五月一五日 先勝】・芒種・腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)海にむきて高き斜面の枇杷の山枇杷をもぎゐるこゑきこゆなり ~古泉千樫(1886-1927)Photo:ビワの実 ~マイナビ農業 枇杷《ビワ》の原産地は中国南西部。古代にはすでに日本に
令和4年3月31日(木) 【旧 二月二九日 赤口】・春分・雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)鳴り傳ふ春いかづちの音さへや心燃えたたむおとにあらずも ~斎藤茂吉(1882-1953) 『あらたま』Photo:雷の夜 ~星と写真の部屋 春は雨の多い季節ですが、一雨ごとに暖かくな