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日本語の面白い語源・由来(し-⑬)柳葉魚・霜焼け・蕁麻疹・痔・出世魚・シャリ・舎利・信太寿司
日本語の語源には面白いものがたくさんあります。前に「国語辞典を読む楽しみ」という記事を書きましたが、語源を知ることは日本語を深く知る手掛かりにもなりますので、ぜひ気楽に楽しんでお読みください。以前にも散発的に「日本語の面白い語源・由来」の記
さん付けでパリピにも人気 旨さ色々バリエーション いなり寿司
<いなり寿司 お稲荷さん 信太寿司 呼び方自由の庶民食> 御所の女房言葉というのがありますよね。今でも京都辺りで使われている「お芋さん」「お粥さん」とかですね。食べものの名前を“お”と“さん”で挟んだ呼び方。ここでは“おさん形式”とします。 その昔、言霊なんていう民間信仰といいますか、人智を超えたものを信じる、ある種のチカラを持っていた日本人は、人の名前などを直接口にすることを忌んでいたそうなんですね。言霊信仰。で、偉い人なんかは名前じゃなくて役職で呼ぶ。外国のことは知りませんが、日本では今でもそういうの残っていたりしますね。 物の名前についても同じような意識が働いて、直接「芋」「粥」と口にす…