「狼に育てられた子」J・A・L・シング カマラとアマラの養育日記 人間は一人きりではいられないと痛感 実話でないとしても、いろいろと考えさせられる
「狼に育てられた子」 「狼に育てられた子」J・A・L・シング 本書は、狼に育てられたとされる2人の少女、カマラとアマラの養育日記。 本書によると、カマラとアマラは1920年10月、インドのジャングルで狼と一緒に暮らしているところを、著者のジョセフ・シング牧師に見つけられ、牧師の孤児院で人間としての養育を受けた。 発見当時の推定年齢はカマラ8歳、アマラ1歳半。 年少のアマラは21年9月に病気のため亡くなり、カマラは29年11月に体調を崩して亡くなった。カマラは最終的には両足で立って歩き、いくつかの単語をしゃべれるまでに人間らしい生活を取り戻していたという。 なお、カマラとアマラが狼に育てられたと…
2025/03/31 00:22