空の墓(ヨハネの福音書20章)
さて、週の初めの日、朝早くまだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓にやって来て、墓から石が取りのけられているのを見た。(1) マタイには「もう一人のマリヤ」も一緒だったことが書かれてあり、此処ではそのことは省略されているが、ルカにも「彼女たち」とあるので事実は二人であったと思われる。 それで、走って、シモン・ペテロと、イエスが愛されたもう一人の弟子のところに行って、こう言った。「だれかが墓から主を取って行きました。どこに主を置いたのか、私たちには分かりません。」(2) 此処にも「私たち」とある。この経験は混乱状態の中にあったことが分かる。まさか、死体が消えるとは想像もできないからであり、ましてそれが愛する方であればなをさらである。 そこで、ペテロともう一人の弟子は外に出て、墓へ行った。二人は一緒に走ったが...空の墓(ヨハネの福音書20章)
2025/02/03 08:56