色違い 彩色違い(丸〆猫 昭和戦前風型)(まるしめのねこ)
丸〆猫(まるしめのねこ)の昭和戦前風型についてはこれまでも記しているので今更という感じぁもしれませんんが久しく塗っていなかった配色パターンをやってみた、ということで改めて記します。画像に並ぶ3体とも形は同じですが、これまで確認できた古い作例をもとに塗り分けています。いちばん左のが古い収集家のコレクションに残っていることが多いのではと思います。また明治の「うなゐの友」に描かれている画に似ていると言われています。真ん中のは調布の郷土博物館ある古い収集家のコレクションにある手のものです。眼の上瞼と瞳の一体となった描き方は江戸からつたわっていた今戸人形最後の作者であった尾張屋金澤春吉翁(明治元年〜昭和19年)の残された猫にもみられるパターンなので春吉翁の作なのか?とも考えられます。耳に桃色をさしているのが今戸人形...色違い彩色違い(丸〆猫昭和戦前風型)(まるしめのねこ)
2023/09/07 22:56