昔、毎月買っていた映画雑誌「ロードショー」が廃刊となり、ライバルの「スクリーン」に鞍替えしてしばらくはちょこちょこ買っていた。ただ、表紙に若手の日本人の俳優(イケメン)を使うようになって買わなくなり、ここ最近はたま~に面白そうな特集をやっている時の「POPEYE(ポパイ)」や「&Premiun」に「映画秘宝」なんかを買っている。 今回はそんな中、”沁みる映画”という特集をしていた「BRUTUS(ブルータス)」2024年12月1日号を思わず買ってしまったので、こちらを紹介。まず沁みる映画って、どういう映画をいうんだろう?ページをめくっていくとこんな説明が。”考えさせられる、胸が痛む、不思議な気持…
毎朝、録画でも見てるように通勤電車がホームに到着すると、降車口にぎゅう詰めになった乗客たちが、まるでところてんのように車両から押しだされ一気に吐き出されていく。自分もその人並みと一体となってホームに降り立ち、人並みに流されるように歩き、改札口への階段を降りていく。その階段も当然いっぱいの人混みで、ノロノロと全員が足並みを揃えて進んで行く。中にはスマホを見ながらや、話をしながらゆっくりと降りていく人に、急いでいるのか列の中を強引に駆け降りていくものもいる。その中にいる自分は、たった階段を降りていくだけなのに、ゆっくり降りるから前にスペースが空いてるとか、そんなに急いで降りても変わらないよとか、そ…
2022年の本屋大賞で第2位となった青山美智子さんの『赤と青とエスキース』を、文庫化されるまで流していたので今やっと読む。今回は「猫のお告げは木の下で」や「お探し物は図書館まで」など過去作品のほっこり感と明らかに違う、洒落たタイトルで「おや?」なんて思わされたが、タイトルのイメージ通り青山美智子さんが新境地へと入った今までとまったく趣の違う作品となっていた。 人と積極的に関われない自分を変えようと、メルボルンへ1年限定の交換留学生としてやってきた女子大生のレイは、ある日バイト先の先輩ユリさんから、公園で行われるバーベキューに誘われる。ただレイは話しかけられてもオーストラリア訛りの英語が聞き取れ…
今日は全く別の用事で休みをもらっていたが、ついでに紅葉を見に行こうとなり、もうこの時期だと遅いかなあ、なんて思いながら行ってみた。とにかく大勢の人が群がる時期に観光地へ行くのが嫌で、だいたい見頃より早かったり遅かったりしてしまうんだけど、今日はどうかなあ(^^)で、行ってきたところが、室町時代に水墨画家として活躍した「雪舟」が、幼少の頃にお寺に修行に入ったとき柱に縛られ、涙でネズミを描いたというエピソードが有名な宝福寺。最初場所がちょっと細かいとこまで分らなかったので、ナビで名称「ほうふくじ」っていれて検索したらリストがズラ~っと出てきて、一番上の宝福寺が980とか距離が出て、そんなに近いわけ…
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