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心の風景 https://blog.goo.ne.jp/ran_coffeebreak

風景の中に身を置くことで見えてくるものがあります。それが「心の風景」の原点です。老年期に入ってなお劣らぬ好奇心。晴耕雨読を夢見つつ、あっちに行ったり、こっちに行ったり。毎日を楽しく過ごしています。

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2024/11/30

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  • 村上春樹国際シンポジウムを聴講する。

    今朝、お散歩をしていたとき、途中の公園ではウグイスの声が聞こえていましたが、お不動さんの境内に入ると今年初めて蝉の声が聞こえてきました。この時間、窓からは比較的涼しい風が入ってきますが、時間と共に今日も暑い一日になることでしょう。昨日は午前9時過ぎ、京都大学百周年時計台記念館の前に立っていました。第14回村上春樹国際シンポジウムの第1目「市民講座」を聴講するためでした。世界で唯一「村上春樹研究センター」を設けている台湾の淡江大学が主催し京都大学等が後援している催しです。テーマは「村上春樹文学におけるパートナーシップ(Partnership)」。村上春樹文学、京都から世界へ、という副題がついています。基調講演は、河合俊雄京大名誉教授の「村上春樹文学における新しいパートナーシップと出会い」、ジョルジョ・アミト...村上春樹国際シンポジウムを聴講する。

  • 映画「国宝」を見て出石永楽館に行く。

    先日珍しく映画「国宝」を見てきました。というか、映画はほとんど見ることがなく、最近ではフランスに行った際、機上の長旅を癒すために何本かを立て続けに見た程度の私です。今回は周囲のお薦めもあって出かけました。170分もの大作に耐えられるだろうかと思っていたのですが、任侠の家に生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の生涯を描いた映画「国宝」に、最後まで見入ってしまいました。伝統芸能の世界独特の人間模様を、若い俳優さんがうまく演じていました。この映画には、京都四条の南座や先斗町の歌舞練場のほか、近畿最古の芝居小屋と言われる出石の永楽館がロケ地に使われていました。ちょうど右足の違和感を癒すために城崎温泉に行く予定にしていたので、急遽予定を一部変更して出石永楽館に立ち寄ることにし...映画「国宝」を見て出石永楽館に行く。

  • 夏に村上春樹を読む。

    まだ7月も迎えていないのに、今年は早々と梅雨が明けました。これから先、暑く長い夏が気になりますが、そうこうするうちに後期高齢者に仲間入りです。先日、市役所から後期高齢者医療保険制度加入に関する手続き案内が届きました。そんなある日、小さな畑の一画で里芋が一株大きく伸び始めました。このお芋さん、実は台所の野菜カゴの下に残っていたもので、芽が出ていたので畑に植えてみました。今後の成長が楽しみです。夏の昼下がり、今日は長椅子に横たわって、文庫本になったばかりの村上春樹の長編小説「街とその不思議な壁」を読みました。村上春樹の小説は、若い頃からずいぶん読み漁っていますが、ふわぁとしたとりとめのない、しかし何かを問いかけている不思議な世界です。私とほぼ同世代の作家がこんなにも若々しい文章を書くんですね。歳は関係ないので...夏に村上春樹を読む。

  • 万博会場で演奏したアリス=紗良・オットさん

    今朝、お散歩から帰ってひと息ついていると、急に雲行きがおかしくなって、あっと言う間に強い風雨が吹き荒れました。それでも外界の変化にはお構いなく、ぼんやりYouTubeを眺めていたら、ドイツ人の父と日本人の母を持ちドイツで生まれ育ったピアニストのアリス=紗良・オットさんが、大阪・関西万博会場で20日、ベートーヴェンの月光ソナタを演奏したという動画「ドイツのナショナルデーでピアノ演奏」(時事通信トレンドニュース)に目がとまりました。アリス=紗良・オットさんについては、このブログで2月21日付記事「アリス=紗良・オットのニューアルバム」、3月20日付記事「二人の若いピアニストに「元気」をいただく」で触れていますが、今週末にはオットさんのピアノ・リサイタルがあるのでした。このところ、ロシアのウクライナ侵略戦争、ア...万博会場で演奏したアリス=紗良・オットさん

  • 万博会場で世界の多文化に触れる

    「いのちの能『水の輪』」公演で謡いきのう6月18日は大阪関西万博会場で「いのちの能『水の輪』」公演がありました。お能の謡いをみんなで謡う企画に手をあげた私は、第二部(16:30~)に参加しました。万博テーマ事業プロジューサーの中島ちさ子さん率いるKURAGEBandとのコラボレーションということもあって興味津々。EXPOホールシャインハット(座席数1900名)にはほぼ満席のお客さんがお越しになっていました。当日の模様は山本能楽堂YouTubeチャンネルでご覧いただけます。プロの地謡方に従って我らが地謡隊は白い上着に青いスカーフを巻いて最前列に陣取りました。私たちが謡ったのは終章の一節だけでしたが、水鳥を演じた国内外の子供たちとお能の舞台を盛り上げることができました。これも良き経験ということにしておきます。...万博会場で世界の多文化に触れる

  • 勝尾寺と中山寺を訪ねて

    一昨日は西国巡り、昨日は大阪関西万博とお出かけが続き、さすがの私も今日は休養日です。というよりも午前中からソファーに座ってもついついうたた寝をする始末。寄る年波には勝てません(笑)。久しぶりに西国三十三カ所巡りで23番札所勝尾寺と24番札所中山寺にお参りしてきました。以前の歩き遍路とは違い、スマホの乗換案内アプリを頼りに電車バスを乗り継いでのお出かけです。地下鉄御堂筋線の北の最終駅箕面萱野駅から直行の阪急バスに乗って20分、北摂の山奥に忽然と姿を現す勝尾寺。まずは外国人観光客の多いことに驚きました。バス停近くにある目新しい建物に入るとシステム化された受付コーナーがあり、その横には広々としたお土産物店があり、何か違うんだけどなあという思いもちらほら.....。入場QRコードをかざして入山すると広々とした境内...勝尾寺と中山寺を訪ねて

  • 月下美人?が咲きました。

    月曜日は毎週近所のスーパーが10%引きセール(消費税還元)をするので、朝からお買い物運びを仰せつかりました。もちろんいま話題のお米も10%引きです。小さな地元スーパーですから備蓄米は届かず、四千円から六千円の銘柄米が並びますが、年金生活者には嬉しいお買い物です(笑)。それはそうと、3年前にお向かいのご夫婦からいただい月下美人が昨日初めて咲きました。夕方から蕾が膨らみ始めて真夜中に満開です。朝には萎んでしまう一晩花と言われていますが、今朝も香しい美しさを保っていました。Googleレンズで検索すると月下美人とヒットしますが、ほんとうに月下美人?それともクジャクサボテンの仲間?私にはその見分けがつきません。ちなみに花言葉はいずれも「儚い美」「儚い恋」「艶やかな美人」などです。この鉢は、海外での生活が長かった9...月下美人?が咲きました。

  • 梅雨の合間に植物園で深呼吸。

    今日は真夏を思わせるお天気に包まれるなか、京都府立植物園をテーマにした第1回講座に行ってきました。102年目を迎える植物園の歴史について伺ったあと、さっそく先生の案内で園内を歩きます。まずは梅雨の時季に咲くタイザンボクの白い花。数日で枯れてしまうそうですが、ほんのりとした香りを感じながら葉の特徴などをお話しいただきました。ちなみに世界で最も古い歴史をもつ植物園はイタリアのピサ植物園(1543年)。以後、パドゥウァ植物園(1545年)、フィレンツェ植物園(1545年)、ローマ植物園(1883年)なんだそうです。注:上写真後方は比叡山です。自然豊かな前景の先に比叡山を望むには最適のスポット。樹齢百年を越えるクスノキ並木では、何種類かの樹の前に立ち止まって葉っぱの葉脈の形態と仕組みについて説明していただきました...梅雨の合間に植物園で深呼吸。

  • ピアノと能のコラボ ~ アルゲリッチと大槻文蔵

    先日、何気なくネットニュースを見ていて、「アルゲリッチ、おおいに語る」と題する記者クラブの会見記事(共同通信)に目が留まりました。世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチさんと能楽師の人間国宝、大槻文蔵さんが共演するDVD「出会い」のリリースに伴い開かれたものです。アルゲリッチさん曰く、「私は能に常に魅了されている。バッハはどんなものとも共演できる音楽。人の精神そのものが現れているからこそ、今回の共演が可能になった」と。今月84歳になったばかりのアルゲリッチさんのピアノを、私は若い頃から好んで聴いてきました。大槻さんがバッハのパルティータをどう舞うのか興味津々、さっそくAmazonからDVDを取り寄せました。「ドキュメンタリーEncounter出会い」と「NewNohDance"Partita"」の二部構成...ピアノと能のコラボ~アルゲリッチと大槻文蔵

  • ハッピードリームサーカスに孫娘を連れて行く。

    そろそろ梅雨の足音が聞こえてきそうですが、今日は朝から晴れわたりお散歩も気持ちよくできました。裏庭の紫陽花のうちカシワアジサイも見事に咲いています。このアジサイ、3年前に近所の花屋さんでよれよれになっていた苗を120円で連れて帰ったものです。ずいぶん大きくなって、そのうち庭の一画を占めるかもしれません。ユズの苗木の葉っぱにアゲハチョウの幼虫が何匹か這いずり回っているのを見つけました。脱皮の準備を始めている子もいます。小さい頃はグロテスクな姿をしていますが、この時季になると晴れやかな衣をまとっています。蝶に変身するのも間近かも。画題収集のためぱちり写真におさめました。そんな穏やかな某日、子育て期間を在宅勤務でやりくりしてきたSEの次男君が、孫娘を連れて突然やってきました。コロナもおさまり今月から全社的に元の...ハッピードリームサーカスに孫娘を連れて行く。

  • 伝統芸能「白拍子」を楽しむ。

    フランス旅行から帰って1週間が経ちます。そんなある日、半日がかりで庭の草刈りに汗を流していると、石垣の上の垣根に這わせているアケビの蔓先に小さな実を見つけました。レモンやユズにも実がついています。スダチは残念ながら今年も花が咲かず実もつきませんでしたが、数年前には豊作だったのに原因不明です(-_-;)。作業を終えると、伸び放題になっていたレモングラスとセージを刈り取り、香しい葉の束をイーゼル(画台)の前に置いてみました。画用紙にはモネの庭に咲いていたバラの花を描いています。下絵を描き終えていよいよ彩色に入りますが、アクリル画でお花を描くのは初めてなので、さあてどうしたものか。フレッシュティーでもいただきながら考えてみようと思います。ところで、きのうは中之島のグランキューブ大阪で特別講座「淀川水系における遊...伝統芸能「白拍子」を楽しむ。

  • フランス旅行から帰って3日

    フランス旅行から帰って3日経ちました。旅行中、ほどよく雨が降ってくれたので、花壇やプランターの草花や野菜は枯れることもなく元気です。今日はさっそくアスパラガスとスナップエンドウを収穫し、ガボチャは立体栽培仕立てに初挑戦です。そして午後には旅行中に開講された懐徳堂講座「変容する能」のオンライン録画を受講しました。そうそう、帰った翌日、時差ボケにもめげず中1の孫次男君のピアノ発表会に行ってきました。曲目はなんと人気急上昇中の角野隼人さん編曲「ピアノ協奏曲第1番”蠍火”」でした。スタインウェイのピアノに向かって意外と上手く弾いていてびっくりしました。孫次男君も気づかないうちに成長しています。その後、みんなでランチをいただきましたが、久しぶりに日本料理を堪能しました。(下の写真はモネの庭園に立つ樹です。画題のひと...フランス旅行から帰って3日

  • 若葉が眩しいフランスを旅する。

    30年ぶりに北フランスに行ってきました。今回はノルマンディー地方とパリ市内を4泊5日と機内泊を含めて7日間という短い日程でしたが、若葉が萌える5月、印象派の画家たちが描いた風景と重ね合わせながら爽やかな空気感を楽しみました。今回のツアー参加者は老若男女18名。大半はシニアの方々でしたが新婚さんや若い方も交じり、束の間の異国の旅を楽しみました。大型バスに乗って延々と広がる農耕地を眺めながら、機械化が進む農業立国フランスの姿に、ふと農業後継者問題とコメ不足に揺れる日本との違い、明るさのようなものを感じました。ドゴール空港到着後まず向かったのは、モネの邸宅と庭園が広がるジヴェルニーでした。昨年、中之島美術館の「モネ展」で聴いた林綾野さんの講演「モネジヴェルニーの庭と食卓」が今回の訪仏のきっかけでもあります。邸宅...若葉が眩しいフランスを旅する。

  • 5歳刻みで乗り越えるシニアの健康

    川越氷川神社の境内に聳えるように立っていた欅の木。その枝ぶりが見事だったのでついカメラに収めました。昨日の絵画教室では、この写真を見ながらアクリル画の3作目にとりかかりました。これから仕上げに入りますが、左利きのため絵筆と絵の具は左側に置いています(笑)。さてさて、今週は月曜、火曜と病院通いでした。一つ目は消化器内科で先月半ばにポリープを切除した結果の報告、二つ目は坐骨神経痛に伴う整形外科の診断です。幸い、両方とも問題もなくすんなりと終わりました。あれだけ辛い思いをした右足の痺れと痛みも消え、先生からは「時々薬を飲むのを止めて様子をみてください」というお話しもあり、快癒にむけて着々と進んでいる様子です。考えてみると、定期的に病院に通うようになったのは62歳の秋。職場の健康診断で高脂血症の疑いがあるとのこと...5歳刻みで乗り越えるシニアの健康

  • 淀川の水の恵みに思いを馳せて

    1ヶ月後に迫った「いのちの能『水の輪』NohforSDGs~大阪・関西万博公演」(山本能楽堂&読売新聞社主催)の謡チームの最後のお稽古が5月10日、山本能楽堂でありました。この公演は水の都・大阪から「水の浄化」をテーマに環境問題について考える創作能で、私たちシニア合唱隊200人あまりのほか160人の国内外の子どもたちが水鳥役として参加します。この日少し遅れて能楽堂に到着したら超満員で止む無く2階席に座ってのお稽古になりました。観世流能楽師・山本章弘さんのご指導のもと太鼓方のリズムに合わせて本番さながらに練習しましたが、出だしの拍子の取り方がうまく行きません。あとは出たとこ勝負です(笑)。会場はEXPOホール「シャインハット」。およそ二千人の観客と一緒に謡いを謳おうという企画で、地謡の方々に混じって我らがコ...淀川の水の恵みに思いを馳せて

  • 北関東の風景を楽しむ。

    5月に入って鴨川沿いは納涼床が見える季節になりました。さあて今年はどんな夏になるんでしょう。今日は午後から雨が降りそうなので、雨が降らないうちにブログ更新です。さて、ゴールデンウイークに孫に会うため上京した「おのぼりさん」は、今回も自由気ままな珍道中となりました。東京駅に着くや否や物見遊山で巣鴨地蔵通り商店街に向かいました。おおぜいのお年寄りが行き交い食事処には長蛇の列ができ、ふらり入ったマクドも客の大半は後期高齢者と思しき方々でした。隣に座った見知らぬ客にも気軽に話しかけて来る人懐っこさは東京下町のお年寄りならではでしょうか。この日は商店街の中ほどにある高岩寺(とげぬき地蔵尊)をお参りして帰りましたが、近くには岡倉天心、高村光太郎、二葉亭四迷らが眠る染井霊園があるそうなので、別の機会に雑司ヶ谷霊園を含め...北関東の風景を楽しむ。

  • 古本祭で連れて帰った5匹目のニッパー君

    先日、四天王寺の古本祭で書棚の片隅に置いてあった体長6センチほどのニッパー犬を見つけました。1,250円という値札が付いていました。迷わず連れて帰りました。ニッパー犬、別名ビクター犬は、企業のトレードマークとして親しまれてきました。以前はレコードのレーベル等でよく見かけましたが、レコードがCDに取って代わられて以後は、見かける機会も少なくなりました。そんな9年前、16年間を共に暮らした愛犬ゴンタが亡くなって以降、年齢が年齢ですから最後まで看取る自信もなく4代目のワン君をお連れすることは諦め、その代わりにニッパー犬に思いを寄せるようになりました。街角のアンティークショップや骨董市で見かけるたびに連れて帰るようになり、いま私の部屋には大小5匹のニッパー犬がいます。ニッパー犬は映画「HisMaster'sVic...古本祭で連れて帰った5匹目のニッパー君

  • いきいきシニアも新学期を迎えました。

    近所のお不動さんの境内に立つ苔むした桜の老木が、命の限りを尽くして今年も美しい桜を楽しませてくれましたが、八十八カ所の祠近くの桜は早くも葉桜の様子です。一方、我が家の庭では、昨秋地植えしたジャカランダ(3年苗)の枝先で葉芽が動き始めました。その横にあるライラックの枝先には花房が大きく膨らんでいます。そこだけを切り取ってみると、ライラックの花が咲き乱れていた中欧の街の風景が浮かんできます。そんな朝、大きなランドセルを背負ったピカピカの1年生が集団登校中の子たちに交じって嬉しそうに歩いていました。おはよう!。世の中いろんなところでいろんなものが動き始めた4月です。きょうはグレン・グールド奏でるバッハの「ゴールドベルク変奏曲」(1955年演奏版)を聴きながら、週に一度のブログ更新に取りかかることにいたします。今...いきいきシニアも新学期を迎えました。

  • シニアの心を動かす桜の季節

    今日は水彩画教室で滋賀県は坂本の日吉大社へ写生会に行ってきました。自然石を巧みに組み合わせる穴太衆積み(あのうしゅうづみ)の石垣を背景に五分咲の桜を描きました。お昼休みには、近くにある明智光秀公菩提寺・西教寺にもお参りしてきました。遠くに琵琶湖が見える片道1キロの道のりを歩きながら、ふと四国を歩いた頃を思い出しました。それほどに最近、右足に痺れや痛みを感じません。自然に歩いています。不思議なことですが嬉しい限りです。写生会が終わったあと、堅田にお住まいの方のご案内で焼き鳥屋さんに立ち寄りました。男性5人に女性3人。美味しい焼き鳥をいただきながら、久しぶりにお酒に酔いしれました。聞くところによると、バス釣り好きの俳優さん御夫婦の別荘が近くの琵琶湖河畔にあるそうで、ときどきふらりお越しになるお店のようでした。...シニアの心を動かす桜の季節

  • 右足の痺れも和らぎ、「春」本番!!

    2カ月前に「お花見会」を企画していたシニア仲間15名。やきもきしていましたが昨日、大阪にもやっと桜の開花宣言がありました(トップ写真は朝のお散歩で撮った近所の公園の桜です)。残念ながら、お店「カクチーナケインカント」がある西宮・夙川界隈は開花宣言には至らなかったのですが、みんなでワイワイガヤガヤ、美味しいイタリア料理と音楽を楽しみました。最後は、開門神事と福男選びで知られる西宮神社をお参りして散会しました。ところで、2月から続いている右足の痺れと痛み。歩いていると急に痺れや痛みが襲い、しばらく休むと治まり、再び歩き出してしばらくするとまた疼き出す。そんな症状に悩まされてきましたが、春の訪れとともに回復の兆しが見え始め、数日前からは朝のお散歩を再開しています。往復4キロの道のりをステッキなしで歩き通すことが...右足の痺れも和らぎ、「春」本番!!

  • 二人の若いピアニストに「元気」をいただく。

    2月の半ば、ひょんなことで出会ったピアニスト、アリス・紗良・オットさん。その後「Field:CompleteNocturnes」に続いて「EchoesOfLife」をダウンロードして聴いています。私の好きなグレン・グールドやアルゲリッチ、内田光子や舘野泉とは違う、初々しさと若者らしさが漂う演奏を楽しんでいます。そんな折、海外音楽を紹介するサイトuDiscovermusic(日本版)で、「角野隼斗×アリス=紗良・オット:2人のピアニストが語る、クラシック音楽を演奏することの意味とは?」という対談記事(2021年9月)を見て、角野隼斗(すみの・はやと)さんという若手ピアニストに出会いました。対談の前文には「今を生きるクラシック音楽家として、過去から受け継がれてきた遺産=作品を、どのように現代の聴衆へ届けるか—...二人の若いピアニストに「元気」をいただく。

  • 万博会場で新作能「水の輪」公演

    水彩画の絵筆を止めて教室の外に目をやると、春霞に煙る比叡山が見えます。春はすぐそこまでやってきています。そんな陽気に誘われて、晴れ間が覗いた某日、2メートルほどに育った鉢植えのジャカランダを庭の片隅に地植えしました。夏の初めに淡い青紫の花が咲くのはまだまだ先のことですが、なんとか一番花だけは見届けたいと思っています。<写真は長居植物園で撮ったジャカランダ>さて、何かと話題になる関西万博も開幕まであと1カ月になりました。その万博会場で6月18日、山本能楽堂が読売新聞社と共催してEXPOホールで新作能「水の輪」を上演します。名づけて「いのちの能2000人の『水の輪』NorforSDGs」。いま、その地謡を2000人の能楽ファンで謡おうという企画が進んでいて、合唱(?)をリードする謡いチームの第1回ワークショッ...万博会場で新作能「水の輪」公演

  • 梅の花と戯れる『春』

    このところお天気が揺れ動いています。全国的な寒波に見舞われたあと3月に入って急に春めいたり、そうかと思えば再び寒くなったり。あっちに行ったりこっちに行ったりしながら、それでも『春』は確実に近づいています。私の生き様のようです。最近朝のお散歩は控えていますが、先日久しぶりに自転車に乗って近くのお不動さんにお参りしました。その際、撫でると除病の功徳があると言われる、本堂横の賓頭盧さん(びんずるさん)に、右足快癒のお願いをしてきました。ここ数日、歩くのがだいぶ楽になりましたが、これって足腰の軽い体操を続けているためか、それとも賓頭盧さんのおかげか?誰にも分かりません(笑)。そんなある日、レモンとスダチの木を剪定しました。切り過ぎるとせっかくの花芽を失うことになります。YouTubeを見ながらの素人庭師です。3年...梅の花と戯れる『春』

  • ステッキ片手にお能の世界を「歩く」

    きょうは午前中、大腸癌の精密検査でした。8年前は「要観察」、5年前はポリープ切除のため「入院」、そして5年後の今回が3回目の検査になりますが、どうやら再度入院してポリープを取ることになりそうです。それにしても自分の腸内を見る機会は滅多にありません。なんとも美しい世界でした。七十有余年の間、私の身体をしっかり守ってくれたことに感謝です。ところで、先週のブログで「アリス・紗良・オット」の文字にリンクしたYouTubeを、更新後に最新バージョンに変更しています。アリスご本人から今年6月の来日公演についてご紹介があったからです。私も、6月28日関西で唯一公演のある兵庫県立芸術文化センター(西宮市)のチケットを買い求めました。きのうの毎日新聞には「ピアニスト、アリス=紗良・オットさんが伝える未知のノクターン」と題す...ステッキ片手にお能の世界を「歩く」

  • アリス=紗良・オットのニューアルバム

    ここ数日、日本列島は強烈な寒波に見舞われ、日本海側では各地でたいへんな積雪になっているようです。今朝のテレビニュースをみると、以前連泊したことのある酸ヶ湯温泉では5メートル超の積雪とか。でも、ここ大阪は、寒空に晴れ間が広がり、窓辺の多肉植物たちが嬉しそうに日向ぼっこをしています。その横でセロジネが白い花を広げてひと足早く春のご挨拶です。さきほどお庭の水仙の花一輪を花器に活けてもらいました。こんなときはran_coffeebreakタイムです(笑)。お花を愛でながら、挽きたての香しいコーヒーをいただきます。お出かけしない日は、こうしてぼんやりと、ブログを書いたり本を開いたり音楽を聴いたりして過ごしています。「アリス=紗良・オットの詩的なピアニズムは、その洗練された強さで批評家たちから賞賛され、真の国際的アー...アリス=紗良・オットのニューアルバム

  • 右足の痛みに向き合う

    この1週間、大阪でも久しぶりに氷点下の気温になりましたが、花壇や植木鉢はよく耐えてくれました。ジャカランダの苗木もそのひとつ。鉢植えは葉が落ちてしまいましたが、地植えしたものは葉も落ちず頑張りました。地植えの方が丈夫に育つのでしょうか。春に向けてニ鉢をどう対処すべきか思案中です。さてさて、右足の痛みは一向に改善しません。血液検査でCRP値もCK値も異常がないのに、歩くと時々右足の脛から大腿部あたりがキリキリと痛むので難儀です。急遽、整形外科のリュウマチ専門医の先生に診ていただくことになりました。右足と腰部を中心に詳しくレントゲン検査してもらったところ、背骨の位置にわずかに異常が見つかり、それが足の神経を悪戯しているようです。若い頃から気づかないうちに進行していたものが、ステロイド薬の服用で首を擡げた格好で...右足の痛みに向き合う

  • 春に向けて計画着々。でも健康が一番!!

    立春を迎えクリスマスローズが開花し始めたと言うのに、今季最強の寒波到来とテレビが伝えています。数年前に旅した青森・酸ヶ湯温泉の積雪は394センチ、私の故郷では96センチの積雪とか。冬になると1メートルは普通に積もっていた昔、母と一緒に玄関口の雪かきに汗を流した頃を思い出します。関西(太平洋側)に暮らすようになって、それなりの雪と戯れたのはずいぶん前のことです。ちょうど今頃の季節、子どもたちを連れて湖北の山小屋に行きました。スキー場に行ったり、ソリで遊んだり、かまくらを作って遊んだりしました。そんな子たちが今では40代のお父さんお母さんになっています(笑)。それはさておき、年明け早々に受診した脳ドックの結果が届きました。MRI検査は「経過観察」、MRA検査は「異常なし」。今回初めて受けた海馬測定MRI検査(...春に向けて計画着々。でも健康が一番!!

  • もう一度歩いてみたい ~ お四国病?

    先週、インフルエンザ明けの講座仲間と、快気祝いという口実で河原町の居酒屋で一献傾けました。その帰り、京都BAL地下の丸善京都本店に立ち寄り、気になっていた黛まどかさんの新刊「私の同行二人~人生の四国遍路」(新潮新書)を連れて帰りました。「波が引くたびにごろごろと大きな音を立て昔の遍路を彷彿とさせる。国道が整備された今はごろた石の浜を歩くことも波に攫われることもないが、太平洋に剥き出しになった一本道は、風雨の日や暑さ寒さの厳しい日は歩くのに難儀だ」(「私の同行二人」から抜粋)以前歩いて結願した四国八十八カ所の風景が活き活きと蘇ってきます。このあたりは通称ゴロゴロ海岸といわれ、黒潮がうち寄せる波の音と、引く波に石がまきこまれて鳴り響く音があたりに響きわたるのです。当時のブログは、こう記しています。「遠くに幾つ...もう一度歩いてみたい~お四国病?

  • 心穏やかに春を待つ。

    大寒というのに何となく暖かい日が続いています。街を歩いていたらご近所の塀から蝋梅の花が顔を覗かせていました。公園の裏山では山茶花が今は盛り。来週から少し寒くなりそうですが、春を待ち遠しく思う今日この頃です。そんな陽気に誘われて、先日、京阪百貨店の「関西らん展」に行ってきました。今年は東京ドームの「世界らん展」に行けそうにないので、地元で開催の「らん展」で済ませました。丹精込めて育てた表彰株のほか、いろんな洋らんの即売会や栽培指導コーナー、多肉植物や観葉植物の販売コーナーもあって、あっと言う間に時間が経ってしまいました。因みに、ブログ「心の風景」のハンドルネームran-coffeebreakの「ran」は、洋ランを育てていた頃に名づけたものでした。香しいカトレアの花を愛で、挽きたてのコーヒーをいただきながら...心穏やかに春を待つ。

  • 年の初めの脳ドック、新学期、そして枚方宿「五六市」散策

    松の内が明けて、2025年もいよいよ本格稼働と言ったところでしょうか。現役を退いて9年目を迎えた私は、新年早々、恒例の健康診断を受けてきました。脳ドック(頭部MRI+MRA検査+AI認知予防検査)+癌検診(肺癌+胃癌+大腸癌)+聴力検査+眼底検査です。いずれも今後の健康寿命を占うものばかりです(笑)。病院の帰りに図書館に寄って6冊ほど本を借りました。大半は奥様のリクエストですが、推理小説がお好きなよう。人気作家の本棚を何枚か写真に撮ってLINEで送り、借りたい本を選んでもらいます。家に帰ると待ってましたとばかりに読み始める奥様でしたが、いつの間にかお眠りでした(笑)。それにしても最近の図書貸出システムって凄いですねえ。貸出カードをかざして冊数を入力すれば自動的に借りる本の情報がずらり。私はと言えば、年末に...年の初めの脳ドック、新学期、そして枚方宿「五六市」散策

  • 『能』の観劇で始まった2025年

    1年で最も寒い時季を迎えた「寒の内」。ここ大阪でも室温2度というこの冬一番の寒い朝を迎えました。それでも日の出と共に晴れ渡り、きょうも気持ちよくお散歩ができました。ラジオはこれから昼前にかけて雪が舞うと伝えていますが、窓は陽の光が眩しく輝いています。きのうは、謡曲同好会の新年例会でした。午前中メンバーのご自宅に集まって課題曲「熊野」(ゆや)の一節を謡い合わせしたあと、午後は伏見の食事処に場所を変え、月桂冠をいただきながら会席料理に舌鼓、楽しい一日を過ごしました。さて、私の2025年は「二人静」と「鵺」の観劇で始まりました。山本能楽堂の「1月たにまち能」です。座敷に100席あまりの椅子が配された小さな能楽堂ですが、ふるまい酒をいただきながらお正月気分でお能を満喫しました。プログラムは素謡、二人静、狂言、鵺と...『能』の観劇で始まった2025年

  • 2025年 お正月

    時計の針が右に1秒動いた途端に2025年という新しい年を迎えましたが、さて何がどう変わったのか右往左往しているうちに、我が家では総勢14名で元旦の朝を迎えました。6人の孫たちにお年玉を渡してお雑煮を食べた後、近所のお不動さんに初詣に出かけました。時間帯が良かったのか比較的スムーズに拝殿まで辿り着けましたが、その行列に行儀よく並んでいたとき、なんと禿頭のど真ん中に鳩の糞が落ちてきました😱。この1年の運(糞)が付いたのだろうと受け止めてはみたものの、さあてどうなんでしょうね(笑)。恒例の御神籤は「中吉」と出ました。第四十三番「誠」。「どんな人生になるかは誰にもわからないどんな人生にするかはあなただけが分る誠の心を持って生きよ嘘や上辺の言葉は自分自身も裏切る」と記されていました。この歳になると、なんとなく納得し...2025年お正月

  • 年の瀬あれこれ +α

    須賀敦子は「ユルスナールの靴」のプロローグで、「きっちり足にあった靴さえあれば、じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ」と言います。「森の生活」を著したヘンリー・ソローは「歩く」の中で、「私は人生において”歩く”とか”散歩”の術を理解している人にはほんのひとりかふたりしか出会ったことがありません。こういう人はいわばさすらうsauntering才能をもっているのでした」と記しました。・・・なにやら小難しい書き出しになってしまいましたが、私の好きな言葉です。ゴルフもランニングもしないしジムにも通わない私が、唯一こだわっているのは「歩く」ことです。数年前に四国八十八カ所を歩いたのもその流れです。そんな私は今も、用事のない日には朝と夕に歩きます。四季折々の街の空気を肌で感じながら、歩くという全身運動から脳みそに心地...年の瀬あれこれ+α

  • 私の10大ニュース/2024年

    きのうおとといと忘年会が続きました。きのうはお昼に絵画部の忘年会という名のランチ会が、同志社大学寒梅館7階のフレンチレストランWillであり、薄っすら雪化粧の比叡山を眺めながら楽しい時間を過ごしました。その帰りに河原町三条の和洋古書籍「キクオ書店」さんに寄り道して、謡本「二人静」を手に京阪電車三条駅に向かって歩いていると、三条大橋の向こうに大きな虹を見つけました。来年は何か良いことがありそうな予感がします(笑)。おとといの夜は、大阪駅からひと駅目、福島駅界隈の聖天通商店街にあるイタリアンのお店で、現役時代の異業種交流仲間と半年ぶりの再会でした。遅くまで親交を温めました。その商店街の入り口に「売れても占い商店街」という横幕がありました。知る人ぞ知る易相の大家「水野南北」(1760~1837年)が活躍した占い...私の10大ニュース/2024年

  • 20年を迎える「心の風景」

    日々の慌しさの中で、ふっと我に帰る瞬間があります。誰かが目に見えない力で私にブレーキをかけようとしている。そんな瞬間を、私は大事にしています。何かの本で、人間は独りで「生きている」のではなく「生かされている」のだという話を読んだことがあります。少なくとも社会の動きと乖離して生きていくことはできません。時間と空間の座標軸の中で、自身の存在を見定めることの大切さを学びました。「風景」という言葉を好んで使うのも、そのためです。何千年という歴史を越えて、いま目の前に広がる「風景」の中に、私が生かされているという「事実」を素直に受け止めたいと思っています。私は時々、都会の喧騒を離れて、小さな山小屋で過ごすことがあります。職場で管理職然としている私と、静かな森の中で樹木の下草を刈る私。超整理手帳を片手に仕事に励む私と...20年を迎える「心の風景」

  • 老いる楽しさとデジタル終活

    歳をとっても師走を迎えるとなんとなく慌ただしさを感じる今日この頃です。お買い物がてら自転車に乗って近くのコーナンに行く途中、2年前まで田圃だったところにススキが繁茂し、その穂が白く陽に輝いている風景に出会いました。都会地にあってほっとする晩秋の風景でした。京都御所では、イチョウやモミジなど紅葉が見ごろを迎えています。広い御苑ですから観光地と化した神社仏閣とは異なり観光客もまばら。しばしシニア仲間たちとのんびり散策を楽しみました。この日は午前中、「百済王らは朕の外戚なり~桓武天皇の母」と題する古代史の授業を受けたあと、午後からは水彩画に取り組みました。先日歩いた難波橋(ライオン橋)から中之島公園を望む風景を描きました。これから色を置いていきます。お絵描きが終わると、次は謡曲同好会です。観世流能楽師の先生のご...老いる楽しさとデジタル終活

  • 74歳の手習い~謡曲編~

    旧暦「朔風払葉」。朔風とは北風のことを言い、「北風が木の葉を吹き払う」の意。最近、庭の落葉をお掃除するのが日課になりました。そんなある日の夕方、お掃除が終わったあとの宙ぶらりんな時間に、ふとLPレコードを聴きたくなって取り出したのは、珍しく交響曲、ベートヴェンの第6番「田園」でした。それもフルトヴェングラーが指揮するウィーンフィルの演奏、もちろんMONOです。いや、MONOだからでしょうか。第6の音楽風景がす~っと部屋中に広がります。それは、音響技術を駆使した高音質のきらびやかさではなく、1952年録音の素朴な音の世界でした。温故知新(ふるきをたずねて新しきを知る)。古きを訪ねると言えば、謡曲を習い始めて1カ月が経ちます。ただいま、その仕組みをお勉強中です。先輩は練習をしていけばそのうちに分って来ると言い...74歳の手習い~謡曲編~

  • 絵を楽しみ、孫と遊ぶシニアの「秋」

    きょう、大学の同窓会の結果報告と会員の寄稿をまとめた小冊子を仕上げ、皆さんに送り終えて、やっとひと息です。さてさて、新しい教室で水彩画を学び始めて1カ月半。きのう、サンジミニャーノ(伊)の風景画をなんとか仕上げました。全体の構図、陰影、絵の具の使い方等、先生からいろいろ課題をいただきましたので、次に繋いでいきます。その絵画教室の仲間が上野の芸術展で東京都知事表彰をいただいたというので、先週、横浜に行く前に寄り道して東京都美術館に行ってきました。我が教室からは他に数名が出展していて、みな力作ぞろい。レベルの高さを改めて知りました。さっそく展示会場の模様と出展作品(油絵)の写真をグループLINEで送りました。この日は、国立西洋美術館で開催中の「モネ展」にも立ち寄るつもりでしたが、小雨舞う金曜日の平日にも関わら...絵を楽しみ、孫と遊ぶシニアの「秋」

  • 老いても「学び」~オンライン講座で認知症退治!

    立冬を挟んで、楓蔦黄(もみじつたきばむ)→山茶始開(つばきはじめてひらく)→地始凍(ちはじめてこおる)→金盞香(きんせんかさく)と続き、旧暦ではいよいよ冬到来となるところですが、今年は何か変。11月も半ばだというのに、今日も京都は暖かい1日でした。お庭では、レモンの実がやっと色づき始めました。地植えしてずいぶん経ちます。最初の頃はふつうのレモンの実がなっていたのに、年を追うごとに大きくなり、これはひょっとして接ぎ木(台木)の先祖返りかと。ネットで調べてみるとジャンボレモンのようでした。さて、秋を迎えたホームカミングデーの日に、大学の同窓会を開きました。どのグループも参加者は高齢者が目立ちますが、回を重ねるごとに先輩たちの姿が減るのは寂しくもあります。そんななか、80半ばにしてなお元気な白髪の先輩女性の生き...老いても「学び」~オンライン講座で認知症退治!

  • 呑気なシニアの「秋」

    近畿地方で木枯らし1号が吹いた昨日、京都御苑の近くを歩いていると、いちょう並木の幹下にたくさんの実(銀杏)が落ちていました。最近では持ち帰る人もいないようで、無残にも踏みつぶされています。でも、ある人が話していました。京都大学構内の銀杏を拾い下処理をして受験間近い孫に渡すのだと。「落ちた実」ではなく「落ちた実を拾う」の意味なんだそうです。何とも意味深いことか。先日、カナダはトロントにお住まいの畑中さんから久しぶりにメールをいただきました。カナダと言えば7年前のこの時期に「紅葉のカナダ・アメリカ」ツアーに参加したことがありました。関空からバンクーバー経由でトロント着。ナイアガラの滝を見た後、ローレンシャン高原(山頂はあいにくの小雨模様でした)の紅葉を楽しみました。その後、モントリオール、ケベックを巡り、カナ...呑気なシニアの「秋」

  • タブレットと遊ぶ ~ デジタル版新聞の楽しみ方

    ひと雨ごとに寒くなっていく今日この頃、プランターで栽培している野菜たちはすくすくと育っています。かく言う私は、原因不明の両肩&両腕の痛みを引きずっています。神経内科で精密検査をしてもらったところ、精緻な分析結果は出ていませんが、リウマチ性多発筋痛症の疑いありとのこと。今月半ばから投薬治療が始まります。1、2年かかりそうです。当分病院通いが続きます。ところで、最近、自宅でのパソコンの利用が、精緻なデータ処理からネット閲覧、ブログ更新、メールの送受信など軽いものにシフトしています。ならばと、タブレットを新調しました(11インチ)。スマホより画面は大きく持ち運びも便利。文字も拡大表示できます。なによりも裃をつけないでソファーに座って気楽に操作できるのが良い。初めてネットの世界に足を踏み入れたのは30年近く前のこ...タブレットと遊ぶ~デジタル版新聞の楽しみ方

  • 温泉で寛ぐ ~ 秋の積丹半島

    先月末から続いている原因不明の筋肉痛のこと。取り敢えずお医者さんから湿布と飲み薬をいただいて以降、全身に広がっていた痛みは和らぎましたが、まだ両肩の痛みは残ります。そんなわけで、温泉に浸かって少し心身を休めることにしました。今回の行先は紅葉の北海道です。もう一度行ってみたい温泉の中から積丹岬の温泉「岬の湯しゃこたん」を選びました。町営の立派な施設なのに、余市以北は鉄道が走っておらずお客の多くは町の常連さん。より多くの方々に来てもらうには課題がありそうでした。前回訪ねたときは来客は数組。3ヶ月後の2022年1月末で休業する旨の貼紙が掲示されていました。ところがその後、有志で株式会社を設立し、再開にこぎつけたようです。若者たちの地方創生の取り組みに期待を寄せました。泉質はナトリウム一塩化物・炭酸水素塩温泉で、...温泉で寛ぐ~秋の積丹半島

  • 金木犀香る秋に「いのちの能/水の輪」を楽しむ。

    第五十一候「蟋蟀在戸」(きりぎりすとにあり).....。戸口で秋の虫が鳴き始める時季になりました。お庭に金木犀の香が薄っすらと漂ってくるなか、バッタさん夫婦がやって来て、冬支度でしょうか、プランターに植えつけたばかりのロマネスコ(カリフラワー)の葉っぱを美味しそうに食べています。そんな秋の到来を肌で感じながら、ゆったりまったりの一日を過ごしています。先週に続いて今週も、まずはお不動さんの話題から.....。5年前から建替えが進んでいた山門がやっと完成し、先日その落成法要がありました。施工は神社仏閣建築を手掛ける世界最古の企業、金剛組(578年創業)です。屋根を覆う銅板を寄進したこともあって参列させていただきましたが、四国八十八カ所の札所にも劣らぬ立派な山門のお披露目でした。お寺繋がりの話題になりますが、先...金木犀香る秋に「いのちの能/水の輪」を楽しむ。

  • 晴耕雨読の日々に思うこと。

    十七節気「寒露」。朝お散歩に出かけると、爽やかな空気感に心癒されます。途中立ち寄るお不動さんでは、数年前から宮大工さんが丹精込めて四国八十八カ所の祠を新調していましたが、ついに完成しました。そんなお不動さんで、先日、十三代目市川團十郎白猿と八代目市川新之助の襲名奉告参拝がありました。その場面にたまたま居合わせたところ、境内をお練りの際に「成田屋!」という「大向う」が飛び交っていました。さてさて、この秋にNPOを引退して10日が経ちます。パソコンに保存していた関連データはすべて消し去り、紙ベースの書類も個人情報絡みはすべてシュレッダーで裁断しましたので、なんとなく肩の荷がおりた気分です。なによりも、毎日メーリングリストから届く膨大なメールから解放されたのは、予想外の収穫でした。以降、時間の流れ、生活のリズム...晴耕雨読の日々に思うこと。

  • 芸術の秋/第2段 ~ Van Goghオンライン講座ほか ~

    今朝はどんよりした曇り空でした。なんとかもつだろうと傘を持たずお散歩に出かけました。お不動さんの休憩所で一服して、さあて帰ろうかと思ったとき、なんと雨が降り出しました。さあ大変。散歩コースを短縮して急ぎ帰途につきましたが、5分も経たないうちに雨足が強まり全身びしょ濡れになってしまいました。そんななか、雨音に混じって後ろから「すみませ~ん」と呼ぶ声が微かに聞こえてきました。「すみませ~ん」「すみませ~ん」。だんだんと近づいてきます。なんだろうと振り返ると、若い女性の方が傘をもって近づいてきました。「この傘を使ってください」と。あとワンブロックで我が家に到着するところだったので、丁重にお礼を申し上げて失礼しました。存じ上げない方でしたが、そのお気持ちに感謝です。何かホッとした気分になりました。さて、あれよあれ...芸術の秋/第2段~VanGoghオンライン講座ほか~

  • 芸術の秋を前に、演劇と落語を楽しむ。

    暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。お彼岸を過ぎると朝のお散歩も気分爽快、何となく肌寒ささえ感じる気持ち良い汗をかきました。ところで、先日、上の歯の詰物がぽろりと外れました。ずいぶん前に職場近くの歯医者さんで治療してもらって以来ですから、よく保ったものです。さっそく近所の歯医者さんに行きました。診察室では若い女医さんが待っていました。80歳近い院長さんはリタイアされたようです。先生は、なんと長女の同級生でした。なんとなく子供の頃の面影がありますが、丁寧な治療は父親譲りです。ほっこりした1日でした。巡り巡ってこの世は、いつの間にか私たちの子供世代が支えています。2週にわたって3連休が続いた今週は、珍しく演劇と落語を楽しみました。そのひとつは、豊岡演劇祭2024参加作品/読売テレビプロデュース「MOON...芸術の秋を前に、演劇と落語を楽しむ。

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