11月も本日で終了。 今月はタンザニアに帰るはずだったのに、手続きがうまくいかずまだ日本にいる現実。 ロマとは絶賛音信不通で、村にいる叔父さんに「ロマ生きてますか?」とメールすると「はい。」とだけ返事が来た。とりあえず生存はしているようだ。 うまくいかない上に、冬が近づく11月は日毎に寒くなるし暗くなるのも早くて、ちょっと気持ちも塞ぎがちだった11月。 「塞翁が馬」と思うようにして、日本にいる間にできることが増えた、いつでも安定した電力を得ることができてWi-Fiも思うがままに使えてラッキー!と思うことにした。 結果的に11月は21記事ブログをしたためることができ、20記事以上書くという目標は…
seriaで購入した毛糸で、ロマの誕生日プレゼントを編んでみた。 タンザニアは暑いと思われがちだが、内陸部は高度の問題もあって朝晩は寒く、バイクに乗る時は凍えるほど寒い時もあるのだ。 そんなわけでニット帽を編んでみた。 Acrylic Yarn GOKUBUTO アクリル極太を5玉、かぎ針は10号でザクザク編んでいく。 YouTubeでルス・グアダルーペちゃんを眺めながら黙々と編むこと2日、すぐにニット帽は完成した。 手持ちぶたさになった私は更にニット帽を作ろうと思いseriaを再訪。 同じアクリル極太の濃い赤色と、NEW メランジアクリルを購入。 また家に引きこもってルスちゃんの動画を見なが…
昨日は夫ロマの誕生日だった。 私たちは出会ってこの2年間、お互いの誕生日を一緒に過ごしたことがない。 誕生日どころか、記念日という記念日を一緒に過ごしたことがない。 「付き合って100日記念日♡」とかやりたいタイプではないけれど、誕生日くらいは祝いたい。 今年こそ、ロマの誕生日をお祝いすべくタンザニアへの入国日を決定していたのに、猫の輸入許可証がおりず渡航できなかった。 自分の不手際なのだが、本当だったら今頃タンザニアに着いて誕生日をお祝いできていたのになと思う。 うちのマサイ村では誕生日をお祝いする文化はない。 なんてったって、生年月日わからないことの方が多いのだから祝いようもない。ロマも誕…
具志堅用高さんの銅像があるフェリーターミナルからフェリーに乗って約15分、竹富島に上陸した。 その昔、ダイビングのライセンス(アドバンス)を取りに石垣島に来たことがあり、その時に竹富島にも寄ったことがあった。しかし、船酔いが酷く竹富島に降ろしてもらった頃には浜に打ち上げられた海洋生物のように瀕死の状態だったので何も覚えておらず、今回が実質初めての竹富島観光となった。 水牛車とレンタルサイクリングのツアーに申し込んでいたので、フェリーを降りてすぐにスタッフの人が車で竹富観光センターまで連れていってくれた。 あいにくの雨模様だったが、水牛車に乗る頃は薄曇りの天気で水牛のニーラン君(8歳)は悠々と私…
石垣島でウェディングフォトを撮ったのち、4日間石垣島を満喫した。 ロマは日本に来てからずっと不思議に思っていた。 「スーパーで牛乳や牛の肉売ってるのに、牛見かけないんだけどどこにいるの?」 じゃあ牛を見に行きましょう、ということで宿でレンタサイクルを借りて石垣島を巡ることにした。翌日11時までの返却で1台500円で貸してくれた。 石垣島の市街地を自転車で駆け抜け、山の方に向かっていく。 ゆるい坂道を登っていくと私が先に走っていたのにロマに追い抜かれて、置いて行かれた。 ロマの脚力に勝てるわけないんだから手加減してよとぼやく妻を置き去りに、高速ケイデンスでどんどん先に行っちゃう夫。 程なくして牛…
私が愛してやまないロックバンド、アジアンカンフージェネレーション。 日本を去る前に絶対見ておきたかったアジカンのライブ、まさか磔磔が当選するとは神様のプレゼントだろうか。 磔磔は京都にあるライブハウスで、元々は酒蔵だったところを改築してウン10年で今に至る老舗のライブハウスだ。京都に住んでいたときは何度も足を運び、最後に行ったのはいつだったか?グループ魂を最前列で見た気がするが10年以上前の話。 烏丸駅の12番出口から出て、南に住宅街を抜けていくと右手に見えてくるのだが、あまりにも久しぶりすぎて一回通り越してしまった。 一緒に行く約束をしていた友人2人と合流し、寒空の中開演を待つ。 磔磔のキャ…
フィジー4ヶ月、オーストラリア1年、世界旅行10ヶ月、アフリカ縦断2ヶ月。 今まで日本を離れて生活したのは長くて1年と少しなので、次回いつ帰ってくるかわかりません!の移住は今回が初めて。 海外協力隊やJICAの人たちが残してくれた記録を頼りにタンザニア生活にいるものを抽出。 【必需品】 ビザ パスポート クレジットカード スマホ 米ドル 変換プラグ 電源コード類 【日用品】 パソコン 筆記用具 服、下着 化粧品 日焼け止め サングラス 歯磨き 日本食 ビーサン 爪切り 虫除け ママへのお土産(レインコートと包丁とキャベツの千切りピーラー) 絶対必要!なものは以上。 日焼け止めは現地の人たちは使…
タンザニア移住が決まってからというもの、友人が食事に誘ってくれることが多くなった。 11月に入ってから昼、夜の2本建で送別会ラッシュをハシゴして、その合間に自分の用事を済ませるという忙しさ。 働いてもないのに毎日毎日街に繰り出し、あんまりみないようにしていたけれど銀行の残高はすごい勢いで減っていく。もう点滴を全開投与するが如く減っていく。滝である。 昔一緒に働いていた麻酔科の先生は全開投与の表現を「うどん」と言っていた。18Gの全開投与はちょっと細めだから稲庭うどんくらいだろうか。 INも無いのに使えば減る、当たり前の現象だが無職には堪える。 こんなに使ったっけ?!と驚いて明細を確認すると心当…
電車に乗っていると見知らぬ電話番号から着信。 03で始まっているところを見ると、タンザニア大使館からの電話だろう。 「先日お受けしましたタンザニアへのペット輸入の件ですが。」 きたー!もうあと数日しかないから、多分無理よね?と思うも聞いてみる。 「タンザニア大使館のホームページにリンク貼っておきましたので、そちらから申請してください。」 終わった… 今から申請して間に合う日数ではない。 とりあえず申請はしてみた、とっても苦労した。 記入フォーム4段階中の1が終わって、読み込みのグルグルがずーっと回っている。 やはりわからないことは速やかに電話して相談しなければならない、今回の教訓。 人間よりも…
月末にタンザニア行きのチケットを買っているのだが、その日に行けない可能性が出てきた。 というのも、今回は私のお仕えする女帝「メイタタ(猫)」をタンザニアにお連れするべく、各関係機関に連絡を取り必要な手続きに追われていたのだがどうも雲行きが怪しい。 猫を国外に連れ出す時には、日本で輸出検疫を受けてタンザニアで輸入検疫を受けなければならない。 そもそも行く先の国によって条件が異なるため、まずは行く国の輸入条件を確認。 タンザニアの場合、狂犬病の予防接種と健康診断が必須だったので近所の動物病院に狂犬病ワクチンを打ちに行った。 「国によるんですが、1回か2回か。さらに2回打った後の抗体検査が必要な国も…
新潟の友達家族に連れられて、上越地方に足を踏み入れた。 新潟は細長く、上越、中越、下越に分かれていることを知る。学生の頃、地理でやったんだろうけどさっぱり記憶になかった。 もっと日本のこと学ばねば!(ロマにあれこれ聞かれるし。) 雲ひとつない青空で、気温も温暖でカイロは必要なさそう。 11時半に有名な豚汁のお店「たちばな」についたら長蛇の列!日曜日だし、いい天気でライダーの人たちも十数人待っている。これはまたの機会にしようということで、妙高に向かって再出発。 途中、JAがあってそこで十割蕎麦をいただいたのがとても美味しかった。 日本にいる間に、日本食を満喫せねば!と思っているうちに当然の如く太…
先週末は大学時代の先輩家族に会いに、新潟に行ってきた。 人生2度目の新潟。 11月の新潟はさぞ寒かろうと思い、ウルトラライトダウンをインナーにアウターももこもこを着てカイロも装備していったが杞憂に終わった。 どうやら今年は暖かいようだ。 今回は飛行機で新潟空港に着くようにして、先輩が車で迎えにきてくれた。 前回会ったのが2023年の3月だから、1年8ヶ月くらい期間が空いていて子供達が大きくなっていてびっくりした。 もっと小さかったのに、2人とも私の首くらいまで身長が伸びている! これは次あったら抜かされてるな。 私がくるのを楽しみに待っていてくれたみたいで、空港に着いたら笑顔で出迎えてくれてと…
梅田の地下街を歩いているときに、ロマが不思議そうに周りを見ていた。 「アンダーグラウンドに街があるの?どうやって作ったの?電車が地下を走ってるのはどうして?どうやって作ったの?」 ロマの日本ふしぎ発見!である。 彼はタンザニアの田舎で生まれ育ち、地下街はおろか電車も見たことがないので地下鉄なんて輪をかけて不思議な物体であろう。 私も初めて一人で電車に乗った高校1年生の時、なぜこんな不安定なレールの上を走っているのに皆寝ているのだろうか?と戦慄したことを思い出した。ロマにとっての日本で見る光景はほぼ全てが初めましての経験なので、毎日が新しい驚きで溢れている。 逆も然りで、私のタンザニア(マサイ村…
急に寒くなって、夜なかなか眠れなくなった。 というのも、喘息がひどくなってきて寝る前の吸入と服薬無しには息苦しくて眠れないからだ。幼い頃、小児喘息もあったが大人になって随分落ち着いていたのに、数年前から季節の変わり目には喘息症状が出るようになった。 そうは言っても一年中吸入と服薬が欠かせないほどではないので、そんなにしんどくもないのだがQOLは低下する。やはり、夜眠るというのは人間に必要不可欠な事だと実感する。 普段は布団に入って5分以内には入眠できるほど寝つきが良い。 しかし、吸入して床についてもしばらくゼーゼーして眠れない。なんならアレルギーマーチ発動で鼻水と全身の痒みが私を襲う。 無職な…
めんどくさい手続きで割と萎えている。 随分前にもワーホリで日本を離れる時に色々手続きしたが、それに輪をかけて面倒臭いのが移住。 ワーホリは1−2年の話だが、移住となるとやることが増える。 情報化社会もありがたいのだが、なかなか「タンザニアに移住するには!」みたいなまとめサイトもない。 わからない→大使館に聞く→さらにわからないことが出る→市役所に聞く→もいっちょわからん→税務署に聞く→またまた…無限ループ。 日本は聞けばすぐ返ってくるけれど、タンザニアのとある省に出したメールの返事は一週間経っても返って来ない。ポレポレ。 これまだ私が単身だからいいけれど、家族で海外移住なんて発狂するのでは? …
結婚式は延期になったが、実はウェディングフォトなるものを日本で撮影した。 10月の上旬、台風が来るとか来ないとか騒いでいた時期に私とロマは石垣島に向かっていた。 12年前、私は英語を学ぶためにフィジーという国に3ヶ月滞在していた。 フィジーはフィジー人と、かつてイギリス領だった時代に入植してきたインド人が住んでおり公用語は英語なのだ。結局私の英語力は特に変化せず、ホストマザーと近所のおばちゃんと喋りまくった結果フィジー語の方が上達したんじゃないか?という結果になった。 そこの語学学校で出会った友人Sが石垣島でダイビングインストラクター兼フォトグラファーをしている。久しぶりに会いたかったのと、ロ…
ロマがタンザニアに単身、帰ってしまった。 家やお店のことがあるから仕方がないけれど、予定していたより1ヶ月以上早い帰国。 結婚式もキャンセルになり、新潟行きも、北海道で雪を見る予定もキャンセル。 仕方がないのでみんなに結婚式キャンセルのお知らせを送る。 「マジっすか!結婚式キャンセル初体験です!!」 結婚式キャンセル界隈ここに誕生。 キャンセル料22万円也! 世の中、やむを得ぬ理由で結婚式をキャンセルする人はいると思うが、49日前にキャンセルしてプラン全額20万円+手付金2万円。 会場(神社)は別で自分で確保していたので、衣装・メイク・カメラマン代のキャンセル料。 ちなみに神社に断りの電話をす…
ロマがタンザニアへ帰ってしまった。 唐突な事件のせいで、また私たちは離れ離れの生活を余儀なくされている。 まったく、結婚前も遠距離でやっと一緒にいられると思ったのに。結婚してもなかなか一緒にいられない夫婦である。 ことの発端はロマにかかってきた電話だった。 夜に電話がかかってきたから、ママか友達だと思っていたら声のトーンがいつもと違う。何かよからぬことを感じる。 電話を切ったロマは私をまっすぐに見て「タンザニアに帰らなくちゃ。」と言った。 一言で言えば、不幸があったので帰らざるを得なくなった。ロマが帰らなければ事が進まないようだ。 時刻は20時、スーツケースを買いに近くのショッピングモールに駆…
近所のゲームセンターにロマを連れて行った。 初めて見るゲームセンターにロマは困惑していた。 「ここで何するの??」 「マリオカートしよ!」 「何それ??」 クールジャパンが誇るアニメやゲームの世界を全く知らないマサイ夫、マリオもドラえもんもエヴァンゲリヲンももちろん知らない。 マリオカートを見たこともなければ、レーシングゲームなどしたこともないロマを半ば強引に席につかせ説明もそこそこにゲームスタート。 私がヨッシーを選択している隣で、訳が分からず混乱しているうちに時間切れで勝手にキャラがパックマンになってしまったロマ。 スタートから私は快走し、アイテムを取りまくりスターで無敵になってブイブイい…
マサイ族である夫ロマは魚介類を食べない。 生まれてこの方、魚介類を食べたことがない。 初めて出会った時、ザンジバル島の海にいる雲丹を見て「日本では食べるんやで。生で。」と言った時の顔は忘れられない。あんな可食部の少ない食べ物をわざわざなぜ食べるのかと聞かれたが、私もわからなかった。 マサイ族と一口に言っても彼らはケニアからタンザニアにかけての地域で生活しているので、違うところに住んでいるマサイは魚を食べるかもしれないが、うちの村の周辺で生活しているマサイは魚介類を食べない。 最近ロマの友達がツナパスタを食べたらしく、それを聞いたロマは「あいつマジか、魚食べるなんて…」とショックを受けていた。 …
すっかり忘れていたが、昨日はハロウィンとかいう祭りだった。 私はそんな華やかなパーティーとは対極にいるような人間なので、仮装して外に出て行く勇気はない。みんなでウェーイ!できるような協調性も持ち合わせていない根暗なのでハロウィンというお祭りは性に合わないのだ。ってか元々、ハロウィンは子供がお菓子ちょうだいってお宅訪問する行事ではなかったのか? WikipediaやらAIやらの解答を見てみるが、今ひとつわからない。 お菓子をもらうイベントといえば、この時期に我が故郷の集落では芋たばりという習慣があった。 満月の夜に子供達が家を巡って、月へのお供物をたばる(もらう)のだ。 昔は蒸した芋だったのが、…
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