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2024/01/28

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  • 紅葉の季節に現れる巫女

    秋の紅葉が美しい山奥のある神社には、毎年この季節になると、必ず赤い着物を着た女性が現れるという噂がある。 その神社は地元でも「神隠しの神社」として知られていて、昔から参拝者や村人が忽然と姿を消す事件がたびたび起こっていた。 Sさんがその神社を訪れたのは、ちょうど紅葉が見ごろを迎えた時期だった。 境内は秋の実りとともに鮮やかな赤や黄の葉で埋め尽くされ、周囲はひっそりと静まり返っていた。 Sさんはその雰囲気に感動しながら参道を歩いていたが、ふと気づくと木々の間に赤い着物を着た女性が立っているのが見えた。

  • 稲の音

    秋も深まり稲穂が黄金色に輝く頃、Mさんは夕方まで田んぼで稲刈りをしていた。 日が沈みかけた頃、あと一息だと作業していると、背後で「カサカサ」と何かが擦れるような音が聞こえてきた。 風が稲を揺らしているのだろう、と最初は気にせずにいた。 しかし作業を続けていると、その音はだんだん近くまで迫ってくるように感じる。 不安になったMさんが周囲を見渡すと、田んぼの端に白い着物を着た影がぼんやりと見えた。

  • 落ち葉の足音

    秋の紅葉が美しい山道を、Uさんは一人でハイキングを楽しんでいた。 辺りはひっそりと静まり返っていて、時折風が吹くと木々の葉がカサカサと音を立てる。 足元には色とりどりの落ち葉が敷き詰められ、歩くたびにカシャカシャと音が鳴るのが心地よかった。 日が傾き始め、そろそろ帰ろうかと思い道を引き返していると、後ろから誰かがついてくるような気配を感じた。

  • 彼岸の渡し船

    これはある家族が彼岸の季節に体験した話。 毎年春と秋の彼岸になると、家族でお墓参りに出かけることが習慣になっていた。 その年も例年通り、お供え物を持ってお墓へ向かうことにした。 墓地は山奥にあり、周囲にはひっそりとした古い林道が続いている。 その日は夕方から少し曇り空で、いつもと違う不思議な雰囲気が漂っていた。 墓地に着いた頃、太陽が沈みかけていて、薄暗い中で家族は黙々と掃除を始めた。 やがて掃除が終わり、お墓の前で手を合わせていたとき、突然祖母が 「耳を澄ましてみて」 と囁いた。

  • 秋祭りで見た狐の面をかぶった男

    これはKさんが中学生の時に体験した、秋祭りでの不思議な出来事。 その日は秋の収穫を祝う祭りが盛大に行われていた。 神社の本殿にはススキや団子、お米が奉納され、収穫の恵みに感謝を捧げる飾りが秋の実りを象徴していた。 出店には栗やサツマイモ、柿など秋の味覚が並び、Kさんと友人たちはそれを楽しんでいた。 境内の提灯が柔らかい光を灯し、秋らしい紅葉の飾りが風に揺れている。 祭りの喧騒の中、ふとKさんは奇妙な視線を感じ始めた。

  • 月見の時に見た白い影

    ある満月の夜、これはSさんが体験した月見をしていた時の話。 その日はとても綺麗な満月で、Sさんは友人と三人で郊外の広場に出かけて月見を楽しんでいた。 風もなく少しひんやりとした夜。 月明かりが淡く地面を照らし、三人はしばらく無言で月を見上げていた。 ふと、Sさんが広場の端にある森の方へ目を向けた時だった。 月明かりの下で何かが動いているのが見えた。

  • 襖の奥から聞こえる音

    Uさんが体験したというこの話は、古い旅館での出来事。 Uさんは仕事の都合で地方の古びた旅館に泊まることになった。 その日は夕方から激しい雨が降り続いており、旅館の廊下には湿気が染みついているような重い空気が漂っていた。 彼の部屋は木造の和室で、襖で二つに仕切られていた。 見た目が随分古びた感じの部屋で少し不安だったものの、部屋は清潔で特に異常はなかった。 しかし夜が更けるにつれて、Uさんは妙な違和感を覚え始めた。

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