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2024/01/28

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  • 神無月に集まる狐たち

    ある村の外れにある神社は、静かでひっそりとした場所だった。 神無月になると、村人たちはその神社に近づかないようにしていた。 理由は古くからの言い伝えによるもので、「神無月の夜になると神社の境内に多くの狐が集まってくる」とされていたからだ。 狐たちは神様が留守の間に神社を守っているとも言われていたが、実際は何かを呼び寄せているという不気味な噂もあった。 特にその場に居合わせた者は、不思議な出来事に巻き込まれるとも囁かれていた。

  • 本殿の中から聞こえるうめき声

    学生時代の友達だったSさん、Kさん、Tさん、Mさんの4人は、久々に集まることになった。 再会の喜びもあって、飲みながら話しているうちに、昔の肝試しの話題が出た。 そこで、勢いに任せて「もう一度肝試ししよう!」という話になり、ちょうど神無月の夜だったこともあって、地元の廃神社に向かうことになった。 その廃神社は、昔から「夜に行くとよくないことが起きる」と言われている場所だったが、彼らはその噂をあまり気にしていなかった。

  • お彼岸の橋守り

    秋のお彼岸の時期になると、ある村の川に架かる古い橋には亡くなった渡し守が現れるという話があった。 昔その川には橋が無く、村人たちが対岸へ渡るために小舟が使われていたのだが、そこで渡し守が命を落としたという話がある。 そして毎年お彼岸の夜になると、その渡し守が橋のたもとに現れると言われていた。 村の人々は、お彼岸の期間中は夜遅くに橋を渡ることを避けていたが、どうしても渡らなければならない時もあった。

  • 廃村の納屋 すすり泣く声

    Yさんが昔住んでいた村の外れには、30分ほど山道を進んだ先に廃村があった。 誰も住んでいないその村は、草木に覆われ、時間が止まったような静寂が漂っている。 しかし、その中でも特に目を引くのが、村の奥にひっそりと建っている古びた木造の納屋だ。 Yさんが高校生だった頃、友人たちと一度だけその廃村に肝試しに行ったことがあった。 村人の間ではその納屋にまつわる不気味な噂がささやかれていたからだ。 「夜になると、あの納屋の中からすすり泣く声が聞こえることがあるらしい」

  • 月明かりの紅葉の影

    山奥の神社へと続く紅葉の道は、10月の満月の夜に特別な雰囲気を漂わせる。 紅葉が月光を浴びて鮮やかに輝き幻想的な光景が広がるが、この道には古い言い伝えがあった。 満月の夜に一人で歩くと紅葉の影がゆっくりと動き、まるで誰かが後ろからついてくる気配がするという。 ある晩、Sさんは神社の行事の準備を終え、深夜にその道を一人で歩いていた。

  • 月見の夜の狐火

    この話は、ある田舎の村で毎年10月の満月の夜に起こる不思議な出来事にまつわるもの。 その村には高台があり、村人たちはそこから満月を見るのを楽しみにしていた。 特に10月の月は美しく、満ちた月が夜空に輝く様子を村人たちは「月見の夜」と呼んでいた。 その夜、村の若者Sさんは、友人たちと共に月見をしようと高台に向かった。 月が空に昇りきるころ、彼らはふと不思議な光に気づいた。 森の奥、木々の間から淡い炎のようなものが揺れている。

  • 秋祭りの終わりに見た団体

    これはBさんが体験した奇妙な話。 秋祭りの片付けが一段落し、Bさんは会場の片隅にあるベンチに腰掛けて一息つこうとしていた。 祭りの会場はさっきまでの賑やかさが無くなり、秋の冷たい夜風が肌に当たる。 そんな会場を見つめながら、今年ももう終わりか、と思っていた時だった。 ふと遠くから複数の足音が聞こえて来る。 最初は会場の片付けをしてる人の足音だろう、と気に留めなかったが、その音はどんどん近づいてくる。

  • 紅葉の迷路

    Kさんはその日、仕事が忙しくストレスを感じていた。 近所にある紅葉の名所がライトアップされていると聞き、一人でリフレッシュがてら夜の散歩に出かけることにした。 紅葉を見るのは久しぶりで、綺麗な景色を見て気分転換になるだろうと思ったのだ。 山道はKさんの住んでいる場所から車で30分ほどの距離で、地元の人たちにはよく知られた観光スポットだった。 その場所に着いたのは夜の8時過ぎ。 ライトアップされた紅葉は美しく、Kさんは少し歩いてみることにした。 車を駐車場に停め、紅葉のトンネルのような山道を進んでいくうちに、周りには観光客がまばらになりKさんはひとり静かに景色を楽しんでいた。 赤や黄色に色づいた…

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