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おだやか読書日記 https://theblankpage.hatenablog.com

国内海外問わずミステリ小説が好きな管理人の読書日記です。稀にミステリ以外にも、怪奇小説やSF小説、ユーモア小説などを読んだりもします。

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2024/01/14

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  • 北村薫・宮部みゆき/編『名短篇、ここにあり』(ちくま文庫)

    ミステリやSF、ホラー、文芸作品にいたるまで、北村薫と宮部みゆきの目利きが選び抜いた優れたアンソロジーでした。 収録作品 半村良「となりの宇宙人」 黒井千次「冷たい仕事」 小松左京「むかしばなし」 城山三郎「隠し芸の男」 吉村昭「少女架刑」 吉行淳之介「あしたの夕刊」 山口瞳「穴 考える人たち」 多岐川恭「網」 戸板康二「少年探偵」 松本清張「誤訳」 井上靖「考える人」 円地文子「鬼」 ユーモラスで思わず笑ってしまうお話があるかと思えば、恐ろしくてゾクッとする恐怖譚もあり、その中でも以下の作品は特に好みの作品だった。 先頭の「となりの宇宙人」は、ある日不時着した宇宙人をアパートの住人達が世話を…

  • 購入本

    楽天ブックスで買った本が届いた。 森見登美彦『シャーロック・ホームズの凱旋』(中央公論新社) 土屋隆夫『推理小説作法 増補新版』(中公文庫) はやみねかおる『少年名探偵 虹北恭助の冒険』(星海社FICTIONS) 紫金陳『検察官の遺言』(ハヤカワ・ミステリ文庫) 『ハヤカワミステリマガジン 2024年3月号』 森見登美彦氏が『熱帯』以来5年ぶりの新作『シャーロック・ホームズの凱旋』を上梓なされた。まちくたびれましたよ…。しかし、ようやく氏の新作が読めることは素直に嬉しい。登美彦氏のことだ、どうせまた、ヘンテコな世界でヘンテコなストーリーが展開されるのであろう。楽しみだ。 子ども時代はほとんど本…

  • 有栖川有栖『46番目の密室』(講談社文庫)

    何故だか自分でもわからないが、社会人になってからミステリは翻訳ものを多く読むようになり、国内作家も読むには読んでいるが、学生の頃よく読んでいた綾辻行人や有栖川有栖、法月倫太郎、二階堂黎人といった新本格作家はあまり手にしなくなっていた。しかし最近、無性にそのあたりの作家が恋しくなり、本棚の奥から色々と引っ張り出してきた。今回はその中から、火村英生シリーズの第一弾を選び、久しぶりの再読をした。 犯人もトリックもストーリーもほとんど記憶に残っていなかったので初読の気分で楽しめた。 これまで45もの密室トリックを発表してきた、密室の巨匠と謳われる推理作家真壁聖一。北軽井沢にある彼の別荘でおこなわれる毎…

  • 購入本

    楽天ブックスで買った本が到着。 ハビエル・セルカス『テラ・アルタの憎悪』(ハヤカワ・ミステリ/白川貴子 訳) S・S・ヴァン・ダイン『グリーン家殺人事件』(創元推理文庫/日暮雅通 訳) ホリージャクソン『受験生は謎解きに向かない』(創元推理文庫/服部京子 訳) スティーヴン・キング『シャイニング(上・下)』(文春文庫/深町眞理子 訳) スティーヴン・キング『ミザリー』(文春文庫/矢野浩三郎 訳) ジャン=クリストフ・グランジェ『通過者』(TAC出版/吉田恒雄 訳) 方丈貴恵『孤島の来訪者』(創元推理文庫) 山中峯太郎『亜細亜の曙』(河出書房新社) 長山靖生 編『モダニズム・ミステリ傑作選』(河…

  • アレイナ・アーカート『解剖学者と殺人鬼』(ハヤカワ・ミステリ文庫/青木創訳)

    あらすじ 監察医のレンは、殺人事件の報告を受け現場である沼地に向かうと、そこには腹部を切り裂かれた女の死体が水に浸かっていた。そばにあった被害者の服とともにあったのは一冊のホラー小説。実はこの事件の二週間前にも、水たまりでずぶ濡れになった若い女の腐乱死体が見つかっており、その口の中には本のページが数枚押し込まれていた。同じような状況であることに不安を抱くレンは仕事仲間の刑事ジョンとともに事件を追ってゆく。 一方、この猟奇的な殺人事件の犯人であるジェレミーは、週末に計画しているさらなる「狩り」を楽しみにしていた。 監察医のヒロインの視点で語られる章と、殺人鬼の視点で語られる章が交互に描かれて物語…

  • マージェリー・アリンガム『窓辺の老人 キャンピオン氏の事件簿Ⅰ』創元推理文庫

    アガサ・クリスティー、ドロシー・L・セイヤーズ、ナイオ・マーシュと並び、ビッグ4と称されるマージェリー・アリンガムが創造した探偵アルバート・キャンピオンが活躍する日本オリジナル編纂短編集。 収録作品 「ボーダーライン事件」 「窓辺の老人」 「懐かしの我が家」 「怪盗〈疑問符〉」 「未亡人」 「行動の意味」 「犬の日」 「我が友、キャンピオン氏」(エッセイ) 名前は知っているものの、アリンガム作品は今回初めて読んだ。てっきり本格的な謎解き一辺倒の作家かと思っていたのだけれど、冒険小説的なものやオチでついフフッと笑ってしまう愉快なものまで、ミステリを基本としながらも結構幅広い味わいがあって楽しかっ…

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