さくらのにおいがした 前腕がたっぷりと血にぬれて 生暖かく あたたかく ほっとするほど もう死ぬのだとはっきり…
明日は地獄にいく予定である もちろん楽しみではない いきたくはない しかしそう予告されているのだから仕方がない…
昨日までほったて小屋にいた 土の地面にちょっとむしろを敷いただけの 夜にもなればやることもなくて うとうとして…
ふじつぼのように地図上の海岸線にそって 工場群がつづいていく どこまでも細かく測定していけば (もちろんにんげ…
ふるい港町は 網の目の路地から じわじわとさかなのにおいをたて 物干し竿のはしっこにひっかけた長靴 網元の息子…
世間には卑怯者と呼ばれる一群の人々がいます。こずるい、その場しのぎをくりかえす人々です。かくいう私もその一人で…
書名を『言語の本質』ではなく、『サルはなぜ言語を習得しないのか』にするべき理由。
この本に対する高い評価に釈然としないものを感じているのは、あなただけではありません。 たしかに悪い本ではありま…
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