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英語多読に挑戦! 初歩レベルからの英語本読書記録 https://mille-mercis.hatenablog.com/

何度も挫折している英語の勉強を再開しました。 きっかけは、中ニ息子の英語の勉強をどうしたらいいか考える為。 英語多読に挑戦中。 https://mille-mercis.hatenablog.com/

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2023/07/01

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  • 今週読んだ洋書(4/15~21)

    Troll and Other Stories (Oxford bookwarms Libraly Stage2) by Sarah Walker 語数 6,808 世界の国から集められた ゴーストにまつわる4篇の物語です Ghosts Internation Troll and Other Stories (Oxford Bookworms. Stage 2) 作者:Oxford Oxford Amazon Malala Yousafzai (Oxford bookwarms Libraly Stage2) by Rachel Bladon 語数 8,183 教育を受けられない子どもたち 特…

  • 今週読んだ洋書(4/8~13)

    Five Children and It (Oxford bookwarms Libraly Stage2) by Edith Nesbit 語数 5,945 邦訳は「砂の妖精」 ロンドンから田舎に引っ越してきた5人きょうだいは 不思議な妖精Psammeadに出会い願いを叶えてもらいます お金持ちになったり 空を飛んだり 巨人になったり…… 子どもらしいお願いと それぞれのオチがおもしろかったです Five Children and It Level 2 Oxford Bookworms Library (English Edition) 作者:Nesbit, Edith Oxford Uni…

  • 今週読んだ洋書(4/1~7)

    Grace Darling (Oxford bookwarms Libraly Stage2) by Tim Vicary 語数 6,685 荒れ狂う海へ命懸けで救助に向かった 灯台守の父娘の勇敢な実話 Grace Darling Level 2 Oxford Bookworms Library (English Edition) 作者:Vicary, Tim Oxford University Press Amazon Tales from Longpuddle (Oxford bookwarms Libraly) by Thomas Hardy 語数 6,490 イギリスの田舎町Longp…

  • 今週読んだ洋書(3/25~31)

    Little Gorilla (絵本) Story and Pictures by Ruth Bornstein 語数 165 邦訳は「ちびゴリラのちびちび」 ジャングルのみんなに愛されている 小さなゴリラのお話 Little Gorilla Board Book 作者:Bornstein, Ruth Houghton Mifflin Amazon THE TALE OF PETER RABBIT (絵本) Story and Pictures by Beatrix Potter 語数 975 邦訳は「ピーターラビットのおはなし」 いたずらっこの子うさぎピーターは お母さんに行っちゃだめと言わ…

  • 今週読んだ洋書(3/18~24)

    Library Lion (絵本) by Michelle Knudsen illustrated by Kevin Hawkes 語数 1,378 邦訳は「としょかんライオン」 ある日、図書館に一頭のライオンが入ってきて…… 心温まる優しいお話です Library Lion 作者:Knudsen, Michelle Candlewick Amazon NAUGHTY BUNNY (絵本) by Richard Scarry 語数 約300 邦訳は「うさぎくんとママ」 ママを困らせてばかりのいたずらっこな小うさぎは あることでママを喜ばせます Richard Scarry's Naughty …

  • 今週読んだ洋書(3/12~3/17)

    pippi Longstocking in the park (絵本) by Astrid Lindgren illustrated by Ingrid Nyman 語数 1,452 pippiが公園に家を移築(!)して そこに現れるギャングを退治するお話 Pippi Longstocking in the Park 作者:Lindgren, Astrid R & S Books Amazon Don't Let the Pigeon Drive the Bus ! (絵本) Text and illustrated by Mo Willems 語数 161 2004 Caldecott Ho…

  • 中2息子 英検3級 合格

    中2の息子が 英検3級に合格しました 試験範囲は中学卒業程度らしいですし 二次試験の面接では満点をもらえたので 褒めてあげたいと思います けれども 一次試験のリーディングの対策をほとんどしておらず リスニングとライティングで点数をもらえての ぎりぎりラインでの合格だと思うので これから準2級を目指すにあたっては しっかりと対策をしてほしいところです お読みいただき、ありがとうございました。

  • シェークスピアの悲恋の物語【Romeo and Juliet】

    by William Shakespeare 語数 6,306 あらすじ イタリアのVeronaで 敵対するMontague家とCapulet家は 長い間争いが続いていました ある日 Montague家の息子Romeoは 恋するRosalineが Capulet家のパーティーに来ると聞き 仮面をかぶって潜り込むと…… そこで Capulet家の一人娘Julietに会い たちまち恋に落ちてしまいました お互いに敵対する両家は 二人の仲を許すことはできません そして…… 感想 ロミオはジュリエットに出会う直前まで 他の女性が好きだったのですね それがジュリエットを一目見た瞬間に 恋に落ちるとは! …

  • 弟は何の犯罪に関わっているのか、イヤリングの謎は?【Ear-rings from Frankfurt】

    by Reg Wright 語数 6,422 あらすじ 看護師として働くJenniferは 両親が他界し 身内は弟のRichardだけでした Richardは仕事が長続きせず Jenniferを頼っていつもお金を借り 今日も20ポンドを借りに来ました その翌日 Jenniferの家に Richardを探していると言って 警察が来ました どうやら盗難された宝石の売買に かかわっているらしいのです 不安になっていると Richardのガールフレンドだという女性が 助けを求めて電話をかけてきて…… Richardはどこへ? Richardの彼女は何の助けを? 感想 なぜ?なぜ?と考えながら読み進め …

  • 古代エジプトへタイムスリップ!ピラミッドに入った兄妹は…【MAGIC TREE HOUSE #3 MUMMIES IN THE MORNING】

    by Mary Pope Osborne 語数 5,105 あらすじ 今回JackとAnnieがTree Houseで手に取ったのは 古代エジプトの本でした そして しおりが挟まっていたページを開き 「I wish we could go to this place.」 と願いをかけ タイムスリップするそのとき 窓の外の木の上からこちらを見ている 黒ネコが見えて…… やってきたのは古代エジプト 葬儀の列がピラミッドに向かって歩き 金色の箱を運んでいるところでした そして あの黒ネコが ピラミッドに入って行ったのでついて行くと 白い人影のようなものが現れました それは ナイルの女王Hutepiの…

  • 農場で働く少年とピアノとの出会い【The Piano】

    by Rosemary Border 語数 6,070 あらすじ 貧しい家庭に育ったTonyは 13歳になると学校へ行かせてもらえなくなり 農場で働くことになりました 農場の仕事は楽しく 一生懸命に働いて 家族に仕送りをしていました ある日雇い主のWood氏から 倉庫を片付けるように言われ 仲間のPipとJohnと作業をしていると ガラクタの中から古いピアノを見つけました 学校の音楽の授業で聴いた 先生のピアノの音を思い出し 目を閉じて鍵盤を叩いてみると 不思議とメロディーになって 農場の娘Lindaが一緒に歌ってくれました Tonyは嬉しくなり Wood氏にこのピアノが欲しいと願いますが 捨…

  • 勇敢なお城のお姫様は王子を助けられる?【The Paper Bag Princess】

    by Robert N. Munsch illustrated Michael Martchenko 語数 554 あらすじ 大きなお城に住み 素敵な服を身につけた 美しいお姫様Elizabethは Ronald王子と結婚することになっていました ところがある日 一匹のドラゴンがやってきて 火を吹いて お城を壊し Ronaldを連れて行ってしまいました Elizabethは焼け残っていた紙袋を着て 二人を追いかけましたが ドラゴンの住処へ到着すると 今日はお腹がいっぱいだから 明日また来るように言われます でもこのままではRonaldが食べられてしまいます そこでElizabethは…… 感想…

  • あらいぐまのぼうやは、夜の世界を知りたくて【WAIT TILL THE MOON IS FULL】

    by Margaret Wise Brown illustrated by Garth Williams 語数 917 あらすじ 夜に外へ出たことのない あらいぐまのぼうやは 「夜はどんなに暗いの?」 「どのくらい大きいの?」 「夜って 黒?青?赤?」 「お月さまはうさぎなの?」 知りたくてたまりません お母さんにたずねると 「満月の夜まで待ちなさい」 といつも返事は同じです 新月からだんだん大きくなっていくお月さま ぼうやは満月の夜が待ち遠しくて… 感想 知らない世界を見たくてたまらない 好奇心旺盛なぼうやが お母さんにせがむ姿がかわいくて 待ちきれなくて いろんな想像をふくらませていると …

  • 有名なガリバー旅行記のリトールド版【Gulliver's Travels】

    by Jonathan Swift 語数 9,681 あらすじ ガリバー旅行記を 平易な英語で書き改められたリトールド版で その中からGulliverが3つの国へ行ったお話です Part1 A Journey to Lilliput 英国から船で旅に出たGulliverは 嵐に遭い ある島に辿り着きました ひどく疲れていたので眠ってしまい 目を覚ますと 体が動かなくなっていました なんと ここは小人の国Lilliputで 小人たちが Gulliverをひもで縛っていたのです 小人たちは剣や弓矢で攻撃しますが Gulliverが自分たちに反撃せず 危害を加えないとわかると 自由にしてくれました …

  • もしもの世界を楽しもう、究極の選択はどれに?【Would you rather・・・】

    by John Burningham 語数 320 あらすじ 男の子が次々と問いかけます 「Would you rather ・・・」 するといくつかの選択肢が出てきます あまり選びたくないような 困ってしまうものもあれば 楽しくて迷ってしまうものもあります 「ゾウにお風呂のお湯を飲まれちゃう」 「タカにご飯を持って行かれちゃう」 「ブタにきみの洋服を着られちゃう」 どれがいい? などなど 奇想天外なものばかり 究極の選択にどれがいいか迷います 感想 想像して考えるのがおもしろい 長く愛されているベストセラーの絵本です 「これはいやだな」 「これはそれよりいいかな?」 「その状況はちょっと…」…

  • 皆に愛された、オーストラリアの犬の心温まるお話【Red Dog】

    by Louis De Bernieres 語数 7,662 あらすじ 1970年代にオーストラリア西部で過ごした 皆に愛された犬の実話です 探鉱の町Dampierに "Red Dog" または”Red”と呼ばれる 赤毛の牧羊犬がいました 飼い主はいないけれど 愛嬌があり 人々に可愛がられ 住むところも食べものも与えられ 自由に暮らしていました 特にバスの運転手Johnになつき 彼の運転席のすぐ後ろの席に いつも陣取り Johnのガールフレンドとも仲良しでした ところがある日突然 Johnが事故で亡くなってしまい Redは彼の帰りを待って 歩き回るようになり…… 感想 Jhonが亡くなってしま…

  • なかなか眠れないLittle Bear、どうしたら眠ってくれる…?【CAN'T YOU SLEEP, LITTLE BEAR ?】

    by Martin Waddell illustrated by Barbara Firth 語数 975 あらすじ 夜ベッドに入っても 暗くて怖くて なかなか眠れないLittle Bear Big Bearは 寝かしつけようと ランタンを持ってきて明るくしても Little Bearは眠れません そこでふたりは…… 感想 Big Bearは早く寝かしつけて 自分の時間を楽しみたいけど 寝てくれなくて ちょっとイライラしちゃって ランタンを灯し ゆらゆらと影を作ったら 眠ってくれそうだけど そうはいかなかったのですね でも Big Bearの愛情で 安心して心地よく眠りにつけてよかった! ほの…

  • 2度目のタイムスリップはお城と騎士の世界へ【MAGIC TREE HOUSE #2 THE KNIGHT AT DAWN】

    by Mary Pope Osborne 語数 5,340 あらすじ 兄のJackは 8歳の慎重な男の子 妹のAnnieは 7歳の好奇心旺盛な女の子 二人は 昨日 Magic Tree Houseから 魔法で 恐竜の世界へタイムスリップして その興奮から なかなか眠れません いてもたってもいられずに 早朝に家を抜け出し 再びMagic Tree Houseへ行きました 今度は騎士とお城の本を見つけたAnnieが そこへ行きたいと願い 本を指して 「We wish we could go there」と唱えると… 霧の中にお城が見えてきて 騎士が馬に乗っている世界へタイムスリップ! そしてAnn…

  • 西へ西へと向かう2台の列車、どこへ行くのでしょう【TWO LITTLE TRAINS】

    by Margaret Wise Brown illustrated by Jean Charlot 語数 373 あらすじ 女の子を乗せた古い蒸気機関車と 男の子を乗せた新しい流線型の列車 どちらも トンネルをくぐり 川を越え 山を越え 雨の中 雪の中 西へ西へと向かいます 着いた先は…… 感想 2台の列車が ひたすら西へ西へと向かう シンプルなストーリーです Puff, Puff, Puff Chug, Chug,Chug リズミカルな繰り返しが心地よく聞こえ 小さな子への読み聞かせにもよさそうです イラストは 1949年の初版のものも 2020年に違うイラストレーターに描かれた 再版のも…

  • 弟に嫉妬し憎んでいた姉は何をしたのか【Death in the Freezer】

    by Tim Vicary 語数 6,180 Oxford Bookworms Library Stage 2 700語レベル YL 2.7 あらすじ 子どもの頃 両親の愛情をたっぷりと受けていたEllen けれども 6歳のときに 弟のAIが生まれてからは 両親の愛情はAIばかりに注がれ Ellenは満たされない思いで育ちました やがて大人になり AIはミュージシャンとして成功し 優雅に暮らしますが Ellenは働かない夫と3人の子どもを育てながら 貧しい生活を送っていました 両親の愛情を奪ったAIに対し ずっと嫉妬と憎しみを持っていたEllen そんなある日 Future夫妻という謎の2人か…

  • 緑色の肌にとんがり頭。醜い姿のシュレックは…【SHREK!】

    by William Steig 語数 1,150 あらすじ 醜い両親から生まれたShrekは 緑色の肌をした とても醜い子どもでした 道を歩けば あまりの恐ろしさに ヘビさえ逃げ出し 花も木も枯れてしまうほど ある日 両親は Shrekに世界を見せる必要があると考え かわいい息子を旅に出しました するとShrekは 森で出会った魔女に 王女と結婚すると言われ 道すがら出会ったロバとともに お城へ行くと…… Shrekは王女と結婚できるのでしょうか? 感想 Shrekが醜くて みんなに気持ち悪がられていても 暗いお話でも 悲しいお話でもありません どんなに醜いのか どれほどなのか そのエピソー…

  • コウノトリの一年を描いた、美しい絵本【WHEEL ON THE CHIMNEY】

    by Margaret Wise Brown illustrated by Tibor Gergely 語数 約2,000 あらすじ ハンガリーの農村に春が来て アフリカから渡ってきたコウノトリが えんとつの上に巣を作り 2羽のヒナが生まれました 夏が過ぎ 秋になり ヒナは大きくなりました そして コウノトリの群れは冬を越すために 再びアフリカへと旅立ち…… 感想 コウノトリの一年を描いた物語です ハンガリーの農村でヒナがかえり 季節の移ろいとともに成長していきます きれいなブルーの表紙に惹かれ 親鳥がヒナに餌をやる姿が とてもかわいくてこの本を選びました。 ページをめくると のどかな農村の様…

  • Oxford Bookworms  Factfilesシリーズよりチョコレートの本【Chocolate】

    by Janet Hardy-Gould 語数 6,591 あらすじ 人々を虜にする魅惑の甘いチョコレート ♡ いつから食べられるようになったのでしょうか 原料のカカオは どのように栽培されて どのように加工されるのでしょうか ダークチョコレート ミルクチョコレート ホワイトチョコレート 何を基準に分けられているのでしょうか チョコレートについてたっぷりと知ることができる ノンフィクションの本です 感想 大好きなチョコレートについて いろいろなことがわかり 何度も「へ~」と唸ってしまいました カカオはフルーツなんですね podと呼ばれる実の中に pulpという白いふわふわの果実があり その中に…

  • 雪の上と雪の下、それぞれに動物たちは…【Over and Under the Snow】

    by Kate Messner illustrated by Christopher Silas Neal 語数 511 あらすじ 森の雪の山をスキーで滑る お父さんと私。 その雪の下は見えないけれど 動物たちが生活していたり 眠っていたり。 暖かくなる日を みんな楽しみに待っています。 感想 静かな森には 雪の下や土の中にも たくさんの生き物が生活しているのですね。 氷の柱の間をバタバタと走り回っていたり 家族でまったりしていたり 静かに冬眠している動物もいます。 イラストからもその様子がわかり みんなの息吹が感じられて 嬉しくなりました。 一昨日 私の住んでいる横浜にも 一面真っ白になるく…

  • アーノルド・ノベールご夫妻のABC絵本【On Market Street】

    Words by Arnold Lobel Pictures by Anita Lobel 語数 125 あらすじ 男の子はマーケット通りへ お買い物に出かけました。 そこにはAがつくものからZまで いろんなものが売られています。 はじめに買ったのはapples その次はbooks その次はclocks……。 アルファベットの順番に買っていき そして……。 感想 男の子がマーケット通りに行って お買い物をするお話です。 「がまくんとかえるくん」シリーズでお馴染みの アーノルド・ロベール氏の文章に 奥様のアニータ・ロベールさんの 繊細で美しく楽しいイラストが描かれた ご夫妻合作のアルファベット絵…

  • 不思議な5つの短編集【Lost Love and Other Stories】

    by Jan Carew 語数 5,424 あらすじ ちょっと背筋が寒くなるお話や 幻想的で心温まるお話など 5つの短編が収録されています。 Lost Love 道に迷った青年が出会った美しい女性には 悲しい過去が……。 The Doll 孤独な男性が ある人形を偶然手にしてから 不思議なことが起こってしまう……。 The Other Man 鏡に映っていたのは自分ではない男性……。 The Charm 臆病だった青年が 勇敢な男と呼ばれるようになったのは……。 Journey's End 占い師の忠告を破って起こった出来事は……。 感想 どのお話も 主人公にさまざまな出来事が起こります。 え…

  • 雪の子どもたちと、雪のお城へ【The Story of the Snow Children】

    by Sibylle Von Olfers 語数 約500 あらすじ 雪の降る寒い冬の日 Poppyは窓の外を眺めていると 小さな丸い雪の子どもたちが 渦を巻いて踊っているのが見えました。 一緒に遊ぼうと誘われ 銀のソリに乗って雪の女王のお城へ 連れて行ってもらいました。 この日は 小さなお姫様のお誕生日。 美しい氷の花で飾られた部屋では ダンスパーティーが行われ ホワイトチョコレートと甘いアイスティーを 雪だるまたちがくれました。 一緒に楽しく過ごし お姫様はPoppyに残って欲しいとお願いしますが…… 感想 1905年のドイツの本から翻訳された絵本で アールヌーボー様式と呼ばれる繊細なイラ…

  • 子ねずみたちのかわいいアイスショー ♪【Angelina Ice Skates】

    by Katharine Holabird illustrated by Helen Craig 語数 704 あらすじ 雪の降る寒い冬がやってきて Miller池に氷が張りました。 Angelinaが大好きなスケートの季節です。 大晦日に披露するアイスショーに向けて Angelinaたちは一生懸命に練習をしていました。 ところが…… 同じ学校の男の子SpikeとSammyが アイスホッケーをしながら乱暴に滑り 練習の邪魔をしたり、いたずらしたり。 Angelinaは困ってしまい お母さんに相談すると いい考えを思いつきました。 そして彼らに話を持ちかけると……。 アイスショーは成功できるので…

  • おひさまみたいな、ふっくら笑顔のパンを焼いたら…【SUN BREAD】

    by Elisa Kleven 語数 524 あらすじ 暗く寒い冬の日 鳥も動物たちも凍えて 暖かいおひさまが顔を出してくれるのを じっと待っています。 子どもたちはうんざりしています。 それなら おひさまみたいなパンを作りましょうと 犬のパン屋さんは たまご バター 小麦粉 お砂糖 生地をこねてこねて… オーブンに入れて焼きはじめると パンは大きく大きくふくらんで……。 感想 眺めるだけでも美しくかわいいイラストに 大好きな江國香織さんの温かい文章が 夢のある素敵な絵本です。 にっこり笑顔のおひさまパンに 心がほっこり癒されます。 一人が始めた行動に みんなが力を合わせて みんなが幸せになっ…

  • 雪の結晶を撮り続けた写真家【SNOWFLAKE BENTLEY】

    by Jacqueline Briggs Martin illustrated by Mary Azarian 語数 1,492 あらすじ 農家に生まれた少年Willieは 小さい頃から雪が大好きでした。 お母さんから古い顕微鏡をプレゼントされると 複雑な雪の結晶を見ることができ それは想像していたよりもっと美しく Willieは夢中でデッサンを続けました。 でも…… 全てを描き終えるまでに 雪は溶けてしまうのです。 そして、カメラの存在を知ったWillieに 両親は10頭の牛ほどの値段のカメラを買い与え Willieは雪の結晶の写真を撮り続け……。 感想 アメリカVermont州の小さな農村…

  • 植物と動物との共生を教えてくれる絵本【Up in the Garden and Down in the Dirt】

    by Kate Messner art by Christopher Silas Neal 語数 1697 あらすじ 春がきて 私とおばあちゃんは お庭をどうしようかと考えました。 手に種をいっぱい握って。 暖かい春の日差しが 冷たい雪を溶かし 地面の下では虫たちが動き回り 土をふかふかにしています。 種を蒔き、芽が出て 植物はぐんぐん育ち たくさん収穫できました。 その間 ミツバチは花粉を運び コマツグミはハムシをついばみ 土の中ではミミズがトンネルを堀って 水の流れを作ります。 葉っぱの影にも誰かいますよ。 感想 お庭の植物と動物との 共生が描かれた絵本です。 お互いに助けたり助けられたり…

  • マザーグースの歌から、ミトンをなくした子ねこたちのお話【Three Little Kittens】

    by Paul Galdone 語数 175 あらすじ ミトンをなくした三匹の子ねこは お母さんに叱られ おいしそうなパイはおあずけになって 泣いていました。 けれどもミトンは見つかり 子ねこたちは大喜び。 ご褒美にパイを食べさせてもらいましたが……。 感想 マザーグースの歌「Three little kittens」を 絵本にした作品です。 イラストの表情から かなりいたずらな子たちっぽい。 つい叱ってしまったお母さんの言葉に 「いやだぁ、みゃあ、みゃあ、みゃあ」 と泣き出してしまう子ねこたちですが 頑張ってミトンを見つけると お母さんはちゃんと褒めてあげます。 これは真似したいところですね…

  • 男の子の雪の日の冒険【THE SNOWY DAY】

    by Ezra Jack Keats 語数 316 あらすじ ある冬の朝 Peterは窓の外を見ると 雪が降り積もっていました。 見渡す限りずっと遠くまで。 朝ごはんのあと Peterは外に出て 雪に足あとを付けたり 雪だるまを作ったり 山の上から滑り降りたり 楽しく遊びました。 そして明日のために 雪玉を作って ポケットに入れて帰りましたが…… 感想 黒人の男の子Peterが 雪の中で遊ぶというお話です。 子どもの頃 朝起きて窓の外を見ると ふわふわの真っ白な雪が積もっていたときの 嬉しくてワクワクした気持ちを思い出しました。 子どもの心を 素敵なかわいいイラストと シンプルな言葉で表現され…

  • 誕生日プレゼントの子犬をめぐる姉と弟【BARKIS】

    Story and Pictures by Clare Turlay Newberry 語数 約3,000 あらすじ Jamesは9歳の誕生日に おじさんから 待望の子犬Barkisを プレゼントしてもらいました。 姉のNell Jeanも Barkisと遊びたいのですが 姉は今まで猫のEdwardを 独り占めしていたので Jamesは拒否します。 ある日、 JamesがBarkisと遊ぶボールを 探している隙に Barkisは家の外へ出てしまいました。 それを見ていた姉は Barkisは自分の犬ではないからと… 感想 欲しくてたまらなかった犬を プレゼントされたときの おじさんへの「ありがと…

  • 静かで美しくどこか懐かしい、英文の詩【Before Morning】

    by Joyce Sidman illustrated by Beth Krommes 語数 約100 あらすじ 夕方から夜 そして夜明け。 あさがくるまえに 雪が降り積もり 家族の楽しいひとときが…… 感想 ふんわりと雪が舞い降りる静かな夜。 穏やかで温かい家の中。 あさがくるまえに 世界が美しく変わる様子に 清々しい気持ちになりました。 子どもを抱きしめていたお母さんは 空港の職員さんで夜勤だったのかな? 飛行場にも やわらかそうな雪が積もっていました。 ・slumber すやすや眠る、まどろむ、活動を休止する ・unknowing 知らない、気づかない ・flurry 疾風、突風、にわか…

  • THE MITTEN

    by Alvin Tresselt illustrated by Yaroslava 語数 859 あらすじ ある冬の寒い日に 森で薪を集めていた男の子は 片方のミトンを落としてしまいました。 雪の上に落ちたミトン そこへネズミがやってきて 暖かそうだと入りました。 ぬくぬくしていると 次はカエルがやってきて 一緒にミトンに入りました。 次はふくろうがやってきて その次は…… みんな入れるのかな? 感想 ウクライナに伝わる民話を 新訳した絵本です。 おじいさんがミトンを落とした 「てぶくろ」が有名で 私もそちらは知っていて かわいいイラストが大好きですが こちらのバージョンも素敵なイラストで …

  • 雪が見たくて、冬ごもりしたくないハリネズミは…【The SNOWY NAP】

    by Jan Brett 語数 705 あらすじ 冷たい風が吹きはじめ 小さなハリネズミは 雪の季節の訪れを感じました。 そろそろ冬ごもりをする頃です。 その前に農場の動物たちに会おうと 最後の散歩をしていると みんなから 雪がどんなに素晴らしいか聞きました。 するとハリネズミは 雪景色を見てみたくなり 眠るまいと頑張りますが……。 感想 農場の冬眠しない動物たちは 雪景色の素晴らしさを知っているのですね。 それが見たくて 眠りたくないハリネズミが 健気でかわいいのです。 とうとう道端で ウトウトしちゃって……。 Lisaに出会えてよかったね。 The Snowy Nap (English E…

  • スウェーデン旅行⑧2024.1.5 ストックホルム・アーランダ空港~成田空港へ

    1/4、21:30(最終から二番目)の空港バスに乗り、約40分でアーランダ空港へ。 翌朝6:40の飛行機に乗るので、それまでここで待機。 他のみんなはそれぞれ帰る日程が違うので、行きも帰りも息子と二人です。 夜の空港はガランとしていますが、私たちと同様に朝まで待っている人たちもちらほらいました。 朝になり、チェックインし、免税店のところでの息子。 チェックイン前のベンチでよく寝ていましたが、ここでも寝ている。 みんなとワイワイ楽しく過ごし、疲れがどっと出たようでした。 スイスの空港で乗り継ぎ。 ボールペンをねだられ、旅の記念に買いました。 中学生が持つには結構なお値段ですけど。 ☆ ☆ ☆ 今…

  • スウェーデン旅行⑦ コテージ〜地下鉄アート2023.1.4

    昨日から泊まっているコテージからすぐ側に、湖がありました。午前9時頃の写真です。まだ薄暗い。 午後3時頃に暗くなり始めるし、殆ど晴れない曇りの日ばかりなので、スウェーデンの冬は日照時間は少ないです。 コテージから市内に戻り、地下鉄アートを見に行きました。 スウェーデン•ストックホルムの地下鉄の駅には、壁面にアートが描かれた「アートサブウェイ」があります。 その中の2駅だけ見てきました。 普段に利用する地下鉄が、丸ごと美術館のようになっています。 仄暗いので、夜に一人で行ったら怖そうです。 明朝6:40の飛行機に乗って帰国するので、21:30発のバスでストックホルム•アーランダ空港に行き(所要時…

  • スウェーデン旅行⑥ Gustavsberg 2024.1.3

    Gustavsbergという、スウェーデンブランドの陶器の町に行ってきました。 今日の宿はストックホルムから車で30分程のBooという町のコテージで、Gustavsbergはその先にあるので、息子を家族に託し、一人で行かせてもらいました。 ストックホルムの中心地から、電車とバスを乗り継ぎ、50分程で到着。 車窓からの景色。 バスを降りたところ。 市内より寒く、雪深いです、 広いお店にたくさんの食器が並べてあります。 アウトレットなので、正規店よりお買い得!! というか、私が見た限りでは全く欠陥は見つかりませんでした。 買いたいものはたくさんありましたが、帰りの荷物のことを考え、ムーミンのマグカ…

  • スウェーデン旅行⑤ 市立図書館 2024.1.2

    市立図書館(Stockholms Stadsbibliotek)へ。 HP:Stadsbiblioteket — Stockholms stadsbibliotek スウェーデンを代表する建築家 グンナール・アスプルンドが設計した図書館で 彼はアウヴァ・アアルトやアルネ・ヤコブセンら 北欧の建築家に多大な影響を与えたそう。 長くつしたのピッピのアストリッド・リングレーン ニルスの不思議な旅など 子どもの頃に読んだ大好きな本の作家さんたちが スウェーデン人だと知りませんでした。 スウェーデンの絵本・児童文学 mille-mercis.hatenablog.com mille-mercis.hat…

  • スウェーデン旅行④ 2024.1.1 世界文化遺産スコークシュルコゴーデン

    新年明けまして おめでとうございます。 昨年は拙い当ブログを読んでくださいまして ありがとうございました。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 「森の墓地(Skogskyrkogården)スコークシュルコゴーデン」 スウェーデンを代表する建築家グンナル・アスプルンドと シーグルト・レヴェンレンツが設計した森林墓地で 1994年に世界遺産に登録されました。 自然あふれる森の中にあります。 HP:Skogskyrkogården – Stockholms stad 取り敢えず、箇条書きのような記録です。 帰国したら補足修正します。 お読みいただき、ありがとうございました。

  • スウェーデン旅行③ 2023.12.31 【猫カフェ】

    滞在3日目 2日間 博物館を駆け足で回ったので 今日はホテルの移動もあるし のんびりな日程にしました。 次のホテルへは徒歩で移動。 ストックホルム中央駅(T-Centralen Station)近くの便利な場所です。 荷物を預け、地下鉄で甥と待ち合わせのレストランへ。 HPを見てフィッシュアンドチップスが美味しそうだったので、日本から予約をしていました。 タラの揚げ物とフライドポテトは息子の大好物。 甥はローストビーフ。 二人とも美味しそうに食べていました。 食後、歩いてすぐの猫カフェへ(=‘x‘=) こちらも事前に予約済み。 この旅で一番楽しみにしていました! 私はホテルへ戻り、甥と息子は空…

  • スウェーデン旅行② 2023.12.30【ノーベル博物館〜ラーメン〜公園でスケート】

    甥はアルバイトがあると言うので、午前中は息子と二人での行動です。 家庭教師をしていて、Skypeで日本の中学生の勉強を見ているのだそう。 バスで移動、 ガムラスタンという旧市街へ。 街並みの素敵な場所で、古い建物にはカフェやお土産屋さんがありました。 絵本を売っているお店も。 その街の中にある、ノーベル賞博物館へ。 HP:https://nobelprizemuseum.se/ 湯川博士や、 田中博士がいらっしゃいました。 電車で移動し、甥との待ち合わせ場所へ。 駅のホーム。 途中、青空市場がありました。 クレジットカード決済が主流のスウェーデンですが、(有料トイレまで!)ここは現金が必要だそ…

  • スウェーデン旅行① 2023.12.28、29 【成田空港~チューリッヒ空港~アーランダ空港・博物館見学】

    2023/12/28(木)~2024/1/5(金)まで スウェーデン・ストックホルムへ 旅行をしますので 英語多読はお休みし、旅行の記録を書きたいと思います。 旅の目的は 甥①の留学先へ みんなで遊びに行こう!です。 メンバーは 父、姉、姪、甥②、息子、私。 それぞれ日程に都合があるので 息子と私は12/28~スイス経由で 父、姉、甥②は12/30~中国経由で 姪は1/1〜一人で行きます。 12/28 12:10 成田空港 発 飛行機はスイス航空 これから経由地のチューリッヒ空港まで 14時間あまりの空の旅です。 北極の空を飛びました。 機内食 お肉が苦手な息子はベジタリアンメニュー。 でも、…

  • 妹うさぎのお世話をするお兄ちゃんうさぎ、ちゃんとお留守番できるかな?【LITTLE SISTER RABBIT】

    by Ulf Nilsson illustrated by Eva Eriksson 語数 2,055 あらすじ うさぎの兄妹のお話です。 パパとママがにんじん採りに出かけるので お兄ちゃんのDiggerは 赤ちゃんの妹Cuddlesの お世話をすることになりました。 耳をしゃぶるのをやめさせたり 絵本を読んであげたり。 Cuddlesは外に出たがったけど そこにはきつねがたくさんいるので いなくなるのを待ち 二人は靴を履いて外に出かけて 友だちと思いっきり遊びました。 でもまたきつねの気配がすると 必死に逃げ帰り……。 そして今度は 妹に夕食を作って食べさせて お腹がいっぱいになると ベッド…

  • ママ犬から息子犬へのクリスマスカードがなっくなった!?【Nate The Great and the Crunchy Christmas】

    by Marjorie Weinman Sharmat and Craig Sharmat illustrated by Marc Simont 語数 2,212 あらすじ 少年探偵「Nate The Great」のシリーズの 今回はクリスマスのお話です。 依頼者は友だちのAnnie。 そしてAnnieが可愛がっている大型犬Fangが 依頼主でもあります。 というのも 毎年クリスマスの2週間前には届くはずの Fangのママ犬からのクリスマスカードが 1週間前になっても届かないので 探して欲しいというもの。 絶対に届いているはずだと言うのです。 Nateは手がかりを見つけ出し 相棒の愛犬Slud…

  • しんしんと降り積もる雪は、灯りに照らされてきらきらと…【WHITE SNOW BRIGHT SNOW】

    by Alvin Tresselt illustrated by Roger Duvoisin 語数 737 あらすじ 静かな夜に 北の空から ふんわりと優しく 白い雪が舞い降りました。 郵便屋さんも 農夫さんも おまわりさんも その奥さんも 子どもたちも うさぎたちも 初雪の準備をします。 雪はしんしんと降り積もり 辺り一面を包み 街灯に照らされて きらきらと輝き……。 感想 雪が優しく降り始め ふんわりと積もった雪は 星や街の灯りに照らされて 輝くような美しさ。 雪が降り積もる様子 雪に包まれる様子 そして雪が溶けて 春になってゆく様子が 描かれています。 冷たい冬の支度を始めた 人々や動…

  • スウェーデンの画家Carl Larssonが描いた家族の理想の家【OUR HOME】

    picrures by Carl Larsson 語数 約7,000 あらすじ スウェーデンを代表する画家Carl Larssonが 自宅の様子を描いた一冊です。 愛する妻 7人のかわいい子どもたちと 自然の中で共に暮らす 賑やかな風景は 北欧らしいやわらかな光に包まれ 幸せに満ち溢れています。 アトリエやリビングなどの室内 野原で摘んだ花 庭や水辺で遊ぶ姿 お客様を迎える様子 洗練されたインテリアや 内装のデザインは ため息が出るほど素敵で憧れます。 感想 Carl Larsson(カール・ラーション)は 国立美術館の壁画や 人々の暮らしを描いた作品で知られ スウェーデンの小さな村に 家族で…

  • 真っ白な雪の森での少年の冒険【Ollie's Ski Trip】

    by Elsa Beskow 語数 約500 あらすじ 6歳のお誕生日に スキー板をもらった少年ollieは 雪が降るのが待ち遠しくてなりません。 そして 雪がたくさん降り積もった日 スキーを履いて森へ行くと 雪を降らせるおじさんJack Frostに出会い 冬の王様のお城へ 連れて行ってもらうことになりました。 ollieはそこで小人たちと スキーやスケートを滑り 雪を投げたり 楽しく遊びました。 そして 雪を溶かす春の妖精Thawが表れて……。 感想 スウェーデンの作家さんの絵本で 真っ白なふかふかの雪の世界が 北欧っぽい感じがします。 ollieの赤いほっぺや 温かそうな服装が かわいく…

  • 女の子と人形のクリスマスの奇跡【THE STORY OF HOLLY & IVY】

    by Rumer Godden illustrated by Barbara Cooney 語数 7,845 あらすじ クリスマスイヴの朝、おもちゃ屋さんで 「今日こそ誰かに買ってもらわなくちゃ」と おもちゃたちが囁きあっていました。 赤いドレスを着たクリスマス人形のHollyも 子どもたちに抱っこされるのを 心待ちにしていました。 同じ頃、孤児院で暮らす女の子Ivyは クリスマス休暇中に別の施設に行くことになり お弁当を持って汽車に乗せられましたが なぜか「おばあちゃんのところへ行く」と言い 見知らぬ町で降りてしまいました。 そこは Hollyが自分を迎えに来てくれる女の子を 強く願いながら…

  • おもちゃ売り場のくまが行きたかったところは…?【CORDUROY】

    by Don Freeman 語数 704 あらすじ デパートのおもちゃ売り場に並べられていた くまのCorduroyは 誰かが買ってくれるのを待っていました。 たくさんの人で賑わうお店でしたが Corduroyを見てくれる人はほとんどいません。 待ちすぎて オーバーオールのボタンが取れてしまうほど。 ところがある日 お母さんと買い物に来た女の子Lisaが Corduroyに一目ぼれして欲しがってくれますが その日はお買い物をし過ぎてしまったし Corduroyのボタンが取れていたことから お母さんに断られてしまいました。 閉店後の店内を Corduroyはボタンを探しまわり……。 感想 40…

  • 中学英語で読める忠臣蔵の洋書【47Ronin A Samurai Story from Japan】

    by Jennifer Bassett 語数 6,079 あらすじ 1701年春、江戸城殿中において、 赤穂藩主の浅野長矩が、 吉良義央を刀で斬り付ける事件が発生。 それまでの恨みが積み重なってのことでした。 吉良は一命を取り留め、お咎めなし。 対して浅野は、殿中抜刀の罪により即日切腹。 これを不服とする大石良雄ら赤穂藩の浪人は、 浅野の仇を取ろうと、 討ち入りの計画を立てますが、 吉良の警護を警戒し、 ひっそりと身を隠しながら過ごします。 そして、1702年12月14日未明、 47人の赤穂浪士は吉良邸に討ち入り……。 感想 「忠臣蔵」として知られる赤穂浪士討ち入り事件を、 400語レベルの英…

  • クリスマスの前の夜サンタは……【The Night Before Christmas】

    by Clement C. Moore illustrated by Roger Duvoisin 語数 541 あらすじ クリスマスの前の夜、 家中が静まりかえっています。 暖炉のそばには、 靴下がかけられています。 サンタが早く来るようにと。 にぎやかな音で目を覚ましたパパが、 窓を開けると、 空にはサンタとトナカイのそりが! サンタは煙突から入ってきて、 靴下いっぱいにプレゼントを詰めると、 また煙突をのぼり、 そりに乗って飛んで行きました。 感想 Clement C. Mooreの詩「クリスマスの前の夜」に、 Roger Duvoisinのイラストが描かれた、 カラフルな楽しい絵本です…

  • 家族を見守る北欧の妖精【The Tomten】

    Adapted by Astrid Lindgren From a Poem by Viktor Rydberg illustrated by Harald Wiberg 語数 794 あらすじ ある農場の静かな夜、 しんしんと降り積もる雪の中、 妖精「Tomten」が現れました。 その姿は白い髭のおじいさん。 Tomtenは、静かにそっと家族を見守ります。 みんなが幸せになるように。 馬、羊、にわとり、犬のCaro、人間……。 なかでもTomtenの一番の楽しみは、 子どもたちの寝顔を見ること。 そして、Tomtenは……。 感想 赤い帽子を被り、白い髭を蓄え、 雪が降り積もる深夜に現れる……

  • 雪ってどんなもの?冷たいの?雪を知らない子猫のお話【A Kitten Tale】

    by Eric Rohmann 語数 196 あらすじ ある晴れた春の日。 冬の写真を見た4匹の子猫たちは、 雪を想像しました。 雪って、寒くて冷たくて、 びしょ濡れになるんでしょ。 ずんずん積もって、 みんな真っ白になって、 みんな埋もれちゃうんでしょ。 雪がどんなものか知らない子猫たち。 3匹の子猫は心配しますが、 もう1匹の子猫は興味津々、 初めて見る雪が楽しみで仕方がありません。 やがて、季節は変わり、 秋が過ぎ、冬がやってきました。 子猫たちは……。 感想 3匹の子猫は、冬の様子の写真を見て、 冷たそうだし、びしょ濡れになりそうだし、 辺り一面が埋もれてしまうなんて、 と心配して怖が…

  • スウェーデンの名作童話、世界一強い少女ピッピのお話【DO YOU KNOW Pippi LONGSTOCKING?】

    by Astrid Lindgren pictures by Ingrid Nyman 語数 約800 あらすじ TommyとAnnika兄妹の隣に、 Pippiという9歳の女の子が引っ越してきました。 長い靴下を履いているPippiは、 パパもママいなくて、一人暮らし。 サルのMr.Nilssonを肩に乗せ、 馬を持ち上げて歩く、力強い女の子です。 TommyとAnnikaは、 天真爛漫で、自由で、 みんなをアッと驚かせるPippiが大好き! 毎日ゆかいな楽しいことばかり起こります! 感想 スウェーデン生まれの作家、 アストリッド・リングレーン氏による、 世界中で愛されている名作童話、 「P…

  • おうちを何色に塗り替えましょう、みんなの意見が違うけれど…【THE HOUSE OF FOUR SEASONS】

    by Roger Duvoisin 語数 約700 あらすじ パパ、ママ、Billy、Suzyの4人家族は、 素敵な古いおうちに引っ越してきました。 灰色のこのおうちを 何色に塗り替えようかと迷います。 春に映える色だから赤がいい! 夏に映える色だから黄色がいい! 秋に、冬に……。みんなの意見がわかれてしまいました。 どうしましょう? お店には、三色のペンキしか残っていません。 そこで、パパが考えたのは……? 感想 古いおうちを何色に塗ろうかと、 それぞれの季節に合う色を考えて、 とても楽しそう。 でも、誰の意見にする? そこで取ったパパの解決策がお見事です。 パパの色の知識に拍手! 家族みん…

  • 不思議な毛糸で編んだ温かなセーター【EXTRA YARN】

    by Mac Barnett illustrated by Jon Klassen 語数 566 あらすじ 一面の雪に覆われた、ある冷たく寒い日、 annabelleは、 毛糸が入った小さな箱を見つけました。 そして、その毛糸でセーターを編みました。 犬のMarsにも。 二人でセーターを着て散歩に出かけると、 いたずらっ子の男の子Nateに、 おかしいと笑われてしまいました。 でも、Nateにセーターを編んであげると、 なんだか嬉しそう。 その箱を学校へ持っていくと、 そんなものを持ってきてはいけないと、 先生は怒って言いました。 でも、先生にも友だちにも、 セーターを編んであげると、 みんな…

  • 古代エジプトの少年王ツタンカーメンの生涯を描いた【The Boy-King Tutankhamun】

    by Scott Lauder and Walter Mcgregor 語数 5,227 あらすじ 約3000年前の古代エジプト、 わずか9歳でファラオ(王)の座に就き、 19歳の若さでこの世を去った Tutankhamunの生涯を、 友人Azuiruの目線で描かれたお話です。 エジプトの北東に位置する Amurruという国の王子Azuiruは、 国の情勢を鑑みた王の命令により、 エジプトのファラオ(王)Akhenatenのもとで 暮らし始めました。 そこで王の末息子Tutankhamunと出会い、 二人は無二の親友となって、 共に楽しい少年時代を過ごします。 Tutankhamunが19歳に…

  • 男の子と動物たちとのユーモラスなやり取りが楽しい【The Shopping Basket】

    by John Burningham 語数 546 あらすじ お母さんからお使いを頼まれたStevenは、 買い物かごをぶら下げて出かけました。 通りを抜けて、お店に着き、 買い物を済ませて帰ろうとすると……。 待ち構えていた動物たちが、 Stevenの買い物かごの中身を狙い、 次々と話しかけてきて、 道を通してくれません。 そこでStevenは……。 感想 どんな動物に出会っても、 少しも動じないStevenの表情に対し、 食べ物を欲しがって、 請うような目で見つめてくる 動物たちの表情に、 クスッと笑ってしまいました。 お母さんが買い物を頼むときの言葉、 「Pop down to the …

  • 女の子3人の楽しいお泊りパーティー♡【Junie b.Jones -Is a Party Animal-】

    by Barbara Park illustrated by Denise Brunkus 語数 6,390 あらすじ Junie B.Jonesは、 幼稚園に通う、元気でやんちゃな女の子。 友だちのLucilleの家へ、 親友のGraceとお泊りすることになり、 大はしゃぎ!! リッチなLucilleの家は、 高価で魅力的なものが溢れています。 LucilleのNanna(おばあちゃま)は、 二人を温かく迎えて、 素敵なおもてなしをしてくれましたが…… 感想 Junieはお気に入りの、 パジャマやブランケット、 うさぎのついたふわふわスリッパ…etc バッグにいっぱい詰め込んで準備は万端。 …

  • おじいさんと動物たちの、クリスマスにぴったりな仕掛け絵本【DREAM SNOW】

    by Eeic Carle 語数 373 あらすじ 小さな農園に住む、 農夫のおじいさんは、 5匹の動物を飼っていました。 おじいさんは、 お気に入りのソファに座って、 温かいお茶を飲んでいたら、 気持ちよく眠ってしまいました。 いい夢心地です。 そして、夢から覚めたおじいさんは、 「たいへん!たいへん!」と、 あることを思い出して、 動物たちのもとへ走り出し……。 感想 エリック・カールさんのお話は、 繰り返しの言葉が多く、 子どもたちは大好きです。 この絵本も同様に、 同じフレーズが出てきますし、 その箇所には仕掛けもあるので、 より楽しめると思います。 仕掛け絵本は、ワクワクしますね。 …

  • 英検準2級合格しました

    2023年度 第2回 英検準2級に合格しました。 学生さんに交じって試験を受けてきましたよ笑 次は2級の合格を目指します。 いつになるかわかりませんが…… 自分がどのくらいのレベルなのか、細かく教えてくれるのですね。この結果を踏まえ、英語多読を続けながら語彙力を伸ばし、苦手なリスニング、ライティング、スピーキングも逃げずに頑張ります! ◇◇◇ 中二息子は、定期テストが先日終わったタイミングで、3級受験に向けての勉強を始めました。 リスニングが得意ですし、学校の授業では英作文も書いているようなので、単語や熟語を覚えたり、過去問を解いたり等の対策をすれば、合格できると思います。 私が受験してみて息…

  • プラハのクリスマス、父の悲しい想い出【Christmas in Prague】

    by Joyce Hannam 語数 4,720 あらすじ ハープ奏者のCarolは、 夫Jan、義父Josefと共に、 イギリスで暮らしていました。 クリスマスの時期にプラハで開催される演奏会に、 Carolは参加することになり、 夫と義父に同行してほしいと願うと、 夫はクリスマス前まで忙しいので、 父と一緒に後で落ち合うということになりました。 68歳の義父Josefはチェコの出身であり、 演奏を楽しみにしていました。 先にプラハに着き、 リハーサルを終えたCarolは、 クリスマスプレゼントを買いに街へ出かけ、 そこで、後から来るはずの夫Janを目撃し……。 感想 Carolが優しい心の…

  • 農場の仔豚と蜘蛛の友情を描いた児童文学の名作【Charlotte's web】

    by E.B.White illustrated by Garth Williams 語数 31,455 あらすじ ある春の日の農場に、 標準より小さい仔豚が生まれました。 この子は育たないからと、 農夫の手によって殺されそうになりますが、 少女Fernが必死に引き止めたので、 仔豚はかろうじて救われ、 Wilberと名付けられ、育てられることになりました。 Fernと共に、すくすくと成長するWilber。 農場の動物たちと楽しく過ごし、 蜘蛛のCharlotteとも友だちになりました。 そして……再びWilberに命の危機が訪れますが、 Charlotteの機転で彼の未来は大きく変わり……。…

  • 暗闇を逃げ続ける脱獄犯と追う刑事【The President's Murdere】

    by Jennifer Bassett 語数 5,270 あらすじ 前大統領を暗殺した男Alexが、 刑務所から脱獄して逃走。 刑事Felixが追いかけますが、 Alexは人々に助けられ、 逃げ続けます。 追っているうちに、 Felixはある疑問を抱くようになり……。 感想 前大統領暗殺の容疑で追われている脱獄犯と、 追い続ける刑事のお話です。 怖いサスペンスものと思って読んでいましたが、 だんだん、人の心の温かさが見えてきて、 警察の組織にもいろいろあり、 意外な真相が……。 終わり方が悲しくて、 やるせない気持ちになりました。 The President's Murderer Level …

  • ほのぼの、川辺の4匹の友情を描いた【The Wind in the Willows】

    by Kenneth Grahame Retold by Anne Collins 語数 8,004 あらすじ 自然豊かな川辺に住んでいる、 モグラくん、ネズミくん、アナグマくん、カエルくんは、 とっても仲よし。 それぞれに個性が違います。 怖がりなモグラくん、 勇敢で思いやりのあるネズミくん、 人見知りのアナグマくん、 そして、トラブルメーカーのカエルくん。 カエルくんは、車が大好きで、 無謀な運転をしては、事故を起こします。 ある日、とうとう警察に捕まり、 懲役20年もの実刑を受けてしまいました。 カエルくんはどうなるのでしょうか……。 感想 イギリスの作家、Kenneth Grahame…

  • 少年がおばあちゃんから教わった幸せで温かな美しい世界【LAST STOP ON MARKET STREET】

    by Matt De La Pena illustrated by Christian Robinson 語数 757 あらすじ 雨の降る日曜日、少年CJとおばあちゃんは、 教会から出て、 バスであるところへ向かいます。 CJは不満そうに言いました。 「どうしてうちには車がないの?」 おばあちゃんのユーモアたっぷりの答えに、 CJは楽しい気持ちになりました。 バスに乗ると、 おばあちゃんはにこやかに、 乗り合わせた人々と会話をして、 とても嬉しそう。 そして、二人が向かった場所は……。 おばあちゃんがCJに伝えたかったことは? 感想 なんて素敵なおばあちゃんなのでしょう。 穏やかで、信念があっ…

  • しんでいた小鳥を子どもたちが弔う絵本【THE DEAD BIRD】

    by Margaret Wise Brown illustrated by Remy Charlip 語数 375 あらすじ ある日、子どもたちが、 野原でしんでいる小鳥を見つけました。 小鳥の胸にそっと指を当ててみると、 まだ温かさが残っています。 でも心臓は動いていません。 体はだんだん冷たくなっていきました。 小鳥はもう空を飛ぶことができません。 子どもたちは悲しくなりました。 だから大人がするように、 小鳥に歌を歌ってあげて……。 感想 小鳥はもう二度と飛べないという悲しい気持ち、 自分たちの手に乗せて、 弔ってあげられてよかったという、 小鳥を思いやる気持ちが、静かに伝わってきました…

  • 魔法で恐竜の世界へタイムスリップ!小学生向けの児童書【Magic Tree House VALLEY of DINOSAURS】

    by Mary Pope Osborne illustrated by Philippe Masson 語数 4,750 あらすじ 兄のJackは、8歳の慎重な性格の男の子。 妹のAnnieは、7歳の好奇心旺盛な女の子。 二人は、家の近くの森で、 木の上にある小屋を見つけました。 はしごを上って中に入ってみると、 そこにはたくさんの本がありました。 Jackは、Annieから手渡された恐竜の本を、 恐る恐る開いてみると、 その絵に魅了され、思わず言いました。 「本物のプテラノドンが見たいなぁ」 すると、二人はタイムスリップして……。 恐竜の世界に来てしまいました! 窓から、本物の恐竜たちが見え…

  • 夜のとばりが降りるころ、「おやすみなさい」はゆっくりと…【GOODNIGHT, GOODNIGHT】

    by Eve Rice 語数 約150 あらすじ ゆっくりと、 おやすみなさいが、 屋根の上に降りてきて。 窓から男の人が、 家に帰ってきた女の人が、 赤ちゃんを抱いたママが…… 「Goodnight」と言いました。 そおっと、「Goodnight」は、 まちにひろがりはじめ……。 感想 街の夜がだんだんと更けていき、 寝静まろうとする様子が、 「Goodnight」という言葉で、 優しく表現されています。 読んでいると、自然に気持ちが落ち着いて、 心がゆったりと穏やかになっていきます。 イラストは、黒の濃淡で闇の世界を作り、 街並みを影絵のように美しく浮かび上がらせ、 月明かり、街の灯りは、…

  • 好きなことを貫き、苦難を乗りこえた少女の成長を描いた【the BUG GIRL(a true story )】

    by Sophia Spencer(the Bug Girl herself) illustrated by Kerascoet 語数 1,132 あらすじ Sophiaは小学生の女の子。 2歳半のときから、虫に夢中! 幼稚園に行く頃には、 ずいぶん虫に詳しくなっちゃった。 友だちと一緒に観察して遊んだの。 だけど、一年生になったら、 すっかり変わっちゃった。 虫の話を聞きたい子なんて、 ひとりもいない。 ある日、学校にバッタをもってったら……。 感想 虫が大好きなSophiaは、 8歳のときに、ニュースやラジオ番組で話題になり、 11歳のときに、自分のことをこの本に書きました。 ママと二人で…

  • アヒルとガチョウの根比べ!二羽の友情物語【Don't Fidget a Feather ! 】

    by Erica Silverman illustrated by S.D.Schindler 語数 853 あらすじ 誰よりも早く泳げるアヒルと、 誰よりも高く飛べるガチョウ。 どちらがすごい? アヒルとガチョウは互いに譲りません。 決着がつかないので、 「どちらが動かずにいられるか?」 の競争をすることになりました。 両者、カチンコチンに固まって、 全く動きません。 ハチがブンブン飛んで来ても、 ウサギたちに抱きつかれても、 微動だにしません。 そこへ、二羽を獲物に狙う者が現れ……。 互いに負けたくない! どうするのでしょうか? 感想 両者全く動かずに、 石のように固まる姿がおもしろくて笑…

  • Pete the Cat "I Love My White Shoes"

    by Eric Litwin illustrated by James Dean 語数 275 あらすじ ねこのPeteは、真っ白な新しい靴を履いて、 ご機嫌に歩いていました。 I love my white shoes ♫と歌いながら。 ところが……。 Peteは真っ赤なイチゴの山に登ってしまい、 真っ白だった靴は、真っ赤になって……。 でも、Peteはご機嫌です。 I love my red shoes ♫と歌い続けます。 そして、今度は……。 感想 大切な白い靴が赤く染まってしまっても、 それはそれでOK! 何があっても大丈夫。 歌を歌って、前に進めば大丈夫。 それが大事! スーパーポジ…

  • Thanksgiving on Thursday

    by Mary Pope Osborne illustrated by Sal Murdocca 語数 6,131 あらすじ 小学生の兄妹が、 魔法の木の家(MAGIC TREE HOUSE)から、 いろんな時代や国へ冒険に行くお話です。 タイムマシーンみたいなもの? シリーズになっている人気の本で、 本書は第27巻です。 兄のJackは、8歳の慎重な男の子。 妹のAnnieは、7歳の好奇心旺盛な女の子。 二人の今回の冒険の舞台は……。 1620年のアメリカ。 初めてイギリスからアメリカに移住してきた、 Pilgrimと呼ばれる人たちと、 原住民のWanpanoag族との、 最初のThanks…

  • MITTENS

    by Clare Turlay Newberry 語数 約2,000 あらすじ Richardはねこが大好きな男の子。 いつもお母さんにきいていました。 「どうしてねこを飼っちゃいけないの?」 するとお母さんはこう答えます。 「あなたはまだ小さいわ。大きくなったらね。」 ある日、Richardはお母さんと市場へ行くと、 かわいらしい子ねこが売られていました。 この子の手は、まるでミトンをしているような模様です。 「ぼく、もうすぐ6才だ。大きいよ。 この子は手にミトンをしてるんだよ。 絶対おうちに連れて帰らなきゃ。」 と、お母さんに懇願しました。 とうとう、お母さんは許してくれて、 Richar…

  • Mary, Queen of Scots

    by Tim Vicary 語数 6,540 あらすじ スコットランド女王Maryの生涯のお話です。 彼女が王位に着いてからのことを、 幽閉されているお城から、 息子Jamesへの手紙という視点で語られます。 Maryの父親は、Maryの生後一週間で急死し、 まもなく彼女はスコットランドの女王になりました。 3度の結婚、3度の夫との死別。 熱心なカトリック信者のMaryとプロテスタントの対立。 ElizabethⅠとの確執や、 2番目の夫Damley卿の殺害容疑などにより、 19年もの長い間、幽閉され、不遇なときを過ごします。 そして……。 感想 様々なことがあり、波乱な人生を送ったMary。…

  • Quick Change !

    by Margaret Johnson 語数 2,345 あらすじ 愛情深く育てられている少女Helenは、 12歳の誕生日を迎えた日に、 両親から、とても慎重に、優しく、 衝撃的な事実を告げられました。 それは、Helenは実の子どもではなく、 養子だということでした。 父が運転していたタクシーの後部座席に、 置き去りにされていたのです。 ショックを受けたHelenに、両親は、 そのときくるまれていた毛布を渡してくれました。 そして、その日から、 Helenに不思議なことが起こり始め……。 感想 Cambridge Discovery ReadersのGRです。 (GR : グランドリーダー…

  • The Art Lessons

    by Tomie dePaola 語数 1,019 あらすじ 絵かきさんになりたいTommyは、 絵を描くことが大好きで、 どこにでも絵を描いていました。 絵の学校に通っているいとこのお姉さんは、 「絵かきさんになりたいなら、 誰かのマネをしてはいけないのよ。 練習して、練習して、練習するのよ。」 と教えてくれました。 Tommyは大好きな絵をたくさん描くと、 家族はあちこちに飾ってくれました。 そして、誕生日には、 64色も入ったクレヨンをプレゼントしてくれました。 小学校に上がり、 楽しみにしていたお絵かきの授業の日。 Tommyはがっかりしてしまいます。 学校の8色のクレヨンしか使っちゃ…

  • SHARING THE BREAD AN OLD-FASHIONED THANKSGIVING STORY

    by Pat Zietlow Miller illustrated by Jill McElmurry 語数 316 あらすじ 感謝祭(Thanksgiving Day)の日。 ママは大きな鍋を取り出して、 パパはかまどに火をくべて、 おねえちゃんはパン生地をこねて焼き、 おにいちゃんは… おじいちゃんは… おばあちゃんは… おばさんは… おじさんは……。 家族がそれぞれ働いて、 七面鳥の丸焼き、かぼちゃパイ、 パン、赤いベリーのソース、マッシュポテト、 りんごジュース……。 神様にお祈りをして、 おいしいご馳走をみんなでいただきます。 感想 Thanksgiving Day(感謝祭)を描いた…

  • GOODBYE AUTUMN, HELLO WINTER

    by Kenard Pak 語数 199 あらすじ ある晩秋の午後、 二人の姉弟は、林の中にいました。 かすかな風が吹き、 枯葉は空に舞い上がり、 鳥たちは、 南へ飛び立つ準備を始め、 動物たちは、 冬に備えてたくさん食べています。 帰り道、 夕暮れは長くなり、 影は通りの向こうまで伸びて……。 深まる秋にお別れし、寒い冬を迎えます。 感想 晩秋から初冬にかけての季節の移ろいを、 姉弟(子ども)からの視点で描いた作品です。 秋風を表現した「wispy wind」は、 優しい風が思い浮かびますし、 赤く染まった夕焼けの空が町を覆う様子は、 「downy, soft blanket」と表現されて、…

  • Finding Winnie

    by Lindsay Mattick illustrated by Sophie Blackall 語数 1,525 あらすじ 「Winnie the Pooh(くまのプーさん)」の、 もとになった実在のお話です。 昔、カナダのWinnipegという町で、 獣医として働いていた青年Harryは、 招集がかかり、 馬の世話をするよう任命されました。 電車に何日も揺られながら移動していたとき、 途中の駅で、猟師が子グマを連れているのを見かけました。 Harryは、猟師に大金を渡して子グマを引き取り、 故郷の名にちなんでWinnieと名づけ、 一緒に連れて行きました。 Winnieはすくすくと成長し…

  • THANK YOU, OMU !

    by Oge Mora 語数 822 あらすじ Omu(おばあちゃん)は、 夕食のシチューを作っていました。 それは、とてもおいしそうないい匂い。 匂いをかぎつけて、 近所の人たちが次々とやってきました。 Omuは、みんなに、 シチューをわけてあげたのだけど……。 感想 分かち合うことの温かい気持ちを教えてくれる本です。 気持ちの温かさが、シチューの温かさと相まって、 心に染みてきます。 作者のOge Moraさんは、アメリカの絵本作家で、 ナイジェリア出身の祖母と暮らし、イボ語が母語でした。 Omuとは、その言葉でQueenの意味で、 日常ではGranndmaとして使っていたそうです。 素敵…

  • Kitten's First Full Moon

    by Kevin Henkes 語数 260 あらすじ 夜空に浮かんだまんまるお月様。 お腹がすいた子ネコには、 たっぷりミルクの入ったボウルに見えました。 子ネコは首をのばして、舌をペロペロするけれど、 お月様には届きません。 ジャンプしても、追いかけても、木に登っても、 ぜんぜん届かない。 おいしいミルクはすぐそこにあるのに。 可哀想な子ネコ。 そして……。 感想 子ネコが、まんまるお月様を、 ミルクの入ったボウルと思い、 追いかけるお話です。 どんなにがんばっても、 お月様には届くはずがありません。 当然、失敗の連続。 でもね、がんばった先には、 思ってもみなかったいいことが待っているの…

  • WILL'S QUILL

    by Don Freeman 語数 1,227 あらすじ むかし、イギリスの田舎に住んでいた、 アヒルのWilloughbyは、 「広い世界が見たい。役に立ちたい。」 と、ロンドンの街へ旅立ちました。 街には、たくさんの人が行きかい、 Willoughbyは、アヒルの羽ペン売りや、 カゴに捕まったアヒルを見て、 「街のアヒルは痩せているなぁ」と思いながら、 自分は捕まらないように逃げ回っていました。 そして、一休みしていたところ……。 頭の上から、ゴミが降ってきました!! 二階の窓から、誰かがゴミを捨てたのです。 それを見た優しい青年Willは、 ゴミを払いのけてくれました。 Willough…

  • The Thanksgiving Story

    by Alice Dalgliesh illustrated by Helen Sewell 語数 2,869 あらすじ イギリスからアメリカへ入植する為に、 Pilgrimと呼ばれる人々が、 大きな船Mayflower号で出航しました。 2ヶ月の苦しい航海の末、アメリカに到着すると、 待っていたのは厳しい生活でした。 満足に食べ物もなく、最初の冬を越す間に、 多くの人が命を落としました。 そこで、救ってくれたのが、 先住民のインディアンでした。 彼らの知恵のお陰で、 十分な食料を収穫できたのです。 そして、神様に感謝し、インディアンを招待して、 収穫したご馳走を食べてお祝いしました。 感想 …

  • Sister Love and Other Crime Stories

    by John Escott 語数 5,565 あらすじ 犯罪に関わる3つの短編集です。 「Sister Love」 病気の父の看病のため、仕事もできず、 気軽に出かけられないMarcia。 教会で知り会った大切な恋人Howardを、 家に連れてくるようになりました。 すると、若く美しく、社交的な妹Karinは、 Howardに近づき、二人は親密になっていきます。 そしてある日、 二人が密会していたところを見たMarciaは、 ある行動に……。 「Joey's Luck」 1912年、ロンドン。 ひったくりやスリなどで生計を立てていたJoeyは、 捕まることがないのをいいことに、 自らを”Jo…

  • EARL THE SQUIRREL

    by Don Freeman 語数 978 あらすじ ある秋の日の朝、 子リスのEarlは、お母さんに、 ドングリを一人で見つけてくるように言われました。 どうしていいかわからなくて、 友だちの人間の女の子Jillのところへ行くと、 彼女はドングリとくるみ割りきをくれました。 けれども、Earlは、 お母さんに叱られてしまいました。 Jillは今度は素敵な赤いマフラーをくれましたが、 またお母さんに叱られてしまいました。 Earlは、 ひとりでドングリを見つけられることを、 お母さんに見せたくて、 夜中にこっそり出かけて行きました。 赤いマフラーを巻いて。 一晩中ドングリを探し、 ミミズクにド…

  • Georgie to the Rescue

    by Robert Bright 語数 約500 あらすじ Whittaker夫妻の、静かな田舎の家に、 ねこのHermanと、 ふくろうのOliver、 そして、おばけのGeorgieが、 仲よく暮らしていました。 ある日、Whittaker夫妻は、 ねこのHermanをカゴに入れて、町へ出かけ、 OliverとGeorgieは、後を追いかけて行きました。 町にはふくろうのOliverがとまる木の枝がなく、 仕方がないのでホテルのflagpoleにとまっていると、 ドアマンが見つけ、警察を呼び、 消防車が出動して、はしご車でOliverを捕まえ、 動物園に連れて行ってしまいました。 Geor…

  • Little Witch Goes to School

    by Deborah Hautzing illustrated by Sylvie Wickstrom 語数 1,324 あらすじ Little Witchは、大人の魔女たちから、 「悪い子でいなさい。友達を作ってはダメ。」 と言われて育てられていますが、 つい、よいことをしてしまう、 優しくてかわいい魔女です。 そして、初めて学校へ行く日。 Little Witchは、 先生にプレゼントする、虫が入ったリンゴ、 歯を悪くする、キャンディばかり入ったお弁当、 を渡され、家を出ました。 学校へ着くと先生は、Little Witchに驚きますが、 彼女が礼儀正しい子だとわかると、 温かく受け入れて…

  • THEY ALL SAW A CAT

    by Brendan Wenzel 語数 196 あらすじ 一匹の猫が歩いていました。 この猫を人間の子どもから見ると、 どんな風に見える? 犬から見ると? ネズミから見ると? ハチから見ると? ノミから見ると? どんな風? 感想 哺乳類、爬虫類、昆虫……。 小さい生き物、大きい生き物、空を飛ぶ生き物……。 同じ猫を見ても、 見る側の立ち位置で違います。 例えば、 私が見たらかわいいと思うけれど、 ネズミから見たら恐怖な生き物。 それぞれに見え方が違うことを、 イラストで教えてくれます。 知っていることだけど、 この本で改めて気づきました。 そうか!そうだよね! ラストシーンが面白かったです。…

  • Big Pumpkin

    by Erica Silverman illustrated by S.D.Schindler 語数 685 あらすじ 今夜はHalloween。 魔女は、大切に育てたかぼちゃを収穫して、 pumpkin pieを作ろうとしたけれど、 かぼちゃは大きくてビクとも動きません。 そこへゴーストがやってきて、 引っぱったけれど、動きません。 吸血鬼が引っぱっても、 ミイラが引っぱっても、全く歯が立ちません。 そこへ小さなコウモリがやってきました。 みんなに笑われたけれど、 賢いコウモリは……。 感想 ロシア民謡の「おおきなかぶ」を彷彿させ、 みんなが力を合わせれば、 ということは同じなんですが、 ち…

  • The Vixen Who Found a Bark Sandal

    Retols by Kimiko Saito English Version by Sara Ann Nishie Illustrated by Koji Suzuki 語数 約1000 あらすじ ある日、めぎつねは、 森の中で片方の”わらじ”を見つけました。 そして、それを持って農民の家へ行き、 一晩泊めて欲しいとお願いしました。 次の朝、めぎつねはわらじをペチカに放り込み、 わらじがなくなってしまったと、 さも農民が悪いかのように、 すました顔で言うと、 農民は代わりにめんどりをくれました。 めぎつねはめんどりを抱えて別の農民の家へ行き、 一晩泊めてもらいました。 そして、めんどりを食べて…

  • HEY, AL

    by Arthur Yorinks pictures by Richard Egielski 語数 505 あらすじ 管理人のAlと、親友の犬のEddieは、 アメリカ西部の小さな部屋に住んでいます。 二人は一緒に仲よく暮らしていました。 ある日の朝、巨大な鳥がバスルームの窓から頭を突き出し、 ”Hey, Al”と声をかけてきました。 よい場所へ連れて行ってくれると言うのです。 困惑しているAlに、巨大な鳥は、 きみは変わらなくちゃいけないよ、 Eddieと一緒に行こうと、 二人を空に浮かぶ島へ連れて行きました。 そこは、とても素敵なところでした。 好きなだけ食べて、飲んで、泳いで、陽の光を浴…

  • THE BAD SEED

    by Jory John illustrated by Pete Oswald 語数 476 あらすじ ぼくは悪いタネだ。 とーーーーーーっても悪いタネだ。 みんなにも悪い奴だと言われてる。 どのくらい悪いのかって? 知りたいかい? それは、 使ったものを元に戻さない。 いつも遅刻をする。 手も足も洗わない。 人のせいにする。 順番を守らない……。 そんなぼくだけど、 生まれたときから悪かったわけではないんだ。 ぼくはひまわりのタネで、 大家族に囲まれて暮らしていた。 だけど、花から落ちて、収穫され、 人間に食べられそうになって……。 でも、なんとか生き延びた。 そして、ぼくは変わってしまった…

  • Marcel and the White Star

    by Stephen Rabley illustrated by Inga Moore 語数 962 あらすじ ねずみのMarcelは、フランスに住む探偵です。 ある日、地下鉄の駅で、怪しい二人の男が、 オペラ歌手Zaza Dupontの高価なダイヤモンドWhite Starを、 盗もうと計画を立てているのを耳にしました。 Marcelは先回りしてZaza Dupontの家へ行きますが、 既に盗まれていて…。 犯人を追いかけたMarcel。 White Starを取り戻すことができるのでしょうか? 感想 今回も、ねずみのMarcelが機転を利かせ、 素晴らしい探偵ぶりを発揮します。 でも、指輪…

  • It's Okay to Be Different

    by Todd Parr 語数 219 あらすじ 小さい子でも、 大きい子でも、 色が違っても、 誰かのヘルプが必要でも、 自分に甘くても …… みんな違っていいんだよ、 と、みんなを肯定し、 認め合うことの大切さを教えてくれる本です。 感想 つらいこと、悲しいこと、 生きているといろんなことがあります。 私はスーパーネガティブなので、 悩むことがたくさんあります。 この本を読み、このままでいいよね、 ありのままでいいよね、 と、少し気が楽になりました。 作者からのメッセージを受け取り、 他と比べることなく、自分自身を生きていこう! What a wonderful and colorful …

  • Nate the great

    by Marjorie Weinman Sharmat illustrated by Marc Simont 語数 1,594 あらすじ 子ども探偵 Nate the Great に、 なかよしの Annie から電話がかかりました。 それは仕事の依頼でした。 犬 Fang の絵を描いたけれど、 なくなってしまったのでみつけて欲しいとのこと。 Annie の部屋や、Fang が隠しそうなところを探しますが、 どこにもありません。 そこで、Nate は聞き込み捜査を始め、 Annie の友だち Rosamond と、弟の Harry に話を聞き…。 犬の絵は、見つかるのでしょうか? 感想 とても…

  • BIG BAD BRUCE

    by Bill Peet 語数 1,893 あらすじ その森は静かで平和でした。 荒くれ者のクマ、Bruceが来るまでは…。 大きな体のBruceは、岩を転がして遊ぶのが大好き。 かわいそうな小さな動物たちは逃げ回り、 その様子を見てBruceは笑っているのでした。 ある日、Bruceはとても大きな岩を投げると、 その岩はがけを転がり、 ウズラやウサギを驚かし、松の木をなぎ倒して、 魔女のベリー畑に乗ってしまいました。 怒った魔女Roxyと黒猫Klinkerは、 魔法のブルーベリーパイを作り、Bruceに食べさせると、 Bruceは、リスほどに小さくなってしまい…。 これからどうなってしまうの…

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英語多読に挑戦! 初歩レベルからの英語本読書記録
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