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  • ドビュッシー:ボードレールの5つの詩から 歌曲「噴水」管弦楽版とピアノ版で聴く

    ドビュッシーは、パリ音楽院に在学していた10代から、歌曲を作曲していたと言います。今回、聴いていて、心地よいと思った歌曲は、ボードレールにより1887~1889年に書かれた詩集「悪の華」から、採られた「ボードレールの5篇の詩」のなかにある、「噴水」です。内容は、愛の楽しみと悲しみを、表現した歌です。 ここ最近、フランス歌曲を中心に聴いています。プーランク、ラベルを聴きましたが、特に、ラベル作曲の歌曲全般は、20世紀におけるやや、前衛的な曲調が多く、ここ最近の少し疲れぎみの私の気分になじみませんでした。 その点、ドビュッシーの歌曲は、いろいろな歌曲を聴いたのですが、(急に音が飛ぶようなこともなく…

  • ブーレーズ作曲:主のない槌・・思いのほか聴きやすく(20世紀考察)

    ピエール・ブーレーズとの出会いは、ブーレーズが、指揮するクリーブランド管弦楽団、ストラヴィンスキー、「ペトルーシュカ」と「春の祭典」でした。現代作曲家ということは、知っていましたが、明晰な頭脳を持つ作曲家というイメージでもって、ストラヴィンスキーのCDを聴いたときは、意外にまろやかな音楽を奏でていて、私にとり、ストラヴィンスキーの初めてのCDということもあり、今でも大切に聴いているCDの一つです。 作曲家という観点では、20世紀の現代作曲家に、すぎないだろうという判断で、作品を聴く機会はありませんでした。 最近、ユニバーサル・ミュージックから、「クラシック百貨店、フレンチクロニクル」という企画…

  • ホルスト:惑星 ハイティンク 指揮者のイメージ ロンドンフィルハーモニー管弦楽団

    初めてハイティンクの聴いたのは、ウィーンフィルを指揮するブルックナー第4番「ロマンティック」であった。ブルックナーを聴いたことも初めてで、ハイティンクという指揮者を聴いたのも初めてでの、先入観なしの感想は、特に、ロマンティックの導入部分を聴いて、「暗く重い音を出す音楽家だな」でした。 ドイツ後期ロマン派の「重厚」さが頭の知識としてあっても、そのCDを初めて聴いたときは、暗い森から聞こえてくる音色だなと感じました。 今日は、イギリス音楽が聴きたいと思い、帰宅してくつろぎの時間に、取り出した作曲家は、ホルスト、「惑星」。 ライナーノーツを一読すると、「1980年代前半は、退屈な演奏をする指揮者のよ…

  • クラシック音楽を聴くきっかけになった1枚 バッハ インベンションとシンフォニア

    高校生の時、なけなしの小遣いで、購入したカナダの古楽奏者、ケネス・ギルバートのインベンションとシンフォニア。 ここ最近、25年ぶりに、ピアノを再び弾きたい、思うようになり、原点であったCDを取り出して聴いてみると、チェンバロによる演奏なのですが、曲のテンポ、演奏の運び方、一番しっくりきました。 やはり、曲の刷り込みではないですが、最初に何度も聴いた曲は、耳になじんでいるというか、くっきり聴こえます。若い時の感性で、何度も聴いたからでしょうか。 特に、インベンション第一番、思い出すのも懐かしい、右手だけまず練習して、次いで、左手だけ、弾けたら両手で合わす。 当時住んでいた街で、ピアノの先生の前で…

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