ドビュッシー:ボードレールの5つの詩から 歌曲「噴水」管弦楽版とピアノ版で聴く
ドビュッシーは、パリ音楽院に在学していた10代から、歌曲を作曲していたと言います。今回、聴いていて、心地よいと思った歌曲は、ボードレールにより1887~1889年に書かれた詩集「悪の華」から、採られた「ボードレールの5篇の詩」のなかにある、「噴水」です。内容は、愛の楽しみと悲しみを、表現した歌です。 ここ最近、フランス歌曲を中心に聴いています。プーランク、ラベルを聴きましたが、特に、ラベル作曲の歌曲全般は、20世紀におけるやや、前衛的な曲調が多く、ここ最近の少し疲れぎみの私の気分になじみませんでした。 その点、ドビュッシーの歌曲は、いろいろな歌曲を聴いたのですが、(急に音が飛ぶようなこともなく…
2024/08/30 17:42