タイ国境ポイペトの拠点で、警察官を騙る特殊詐欺をしていたとみられる10代から50代の日本人男女29人が拘束された事件で、日本への移送の準備を進めるため警察庁や愛知県警の先遣隊約10名が昨日24日午前に羽田空港から出発し、タイのバンコク経由でプノンペンに到着しました。 関係者によると、ポイペトで摘発された拠点は台湾人が立ち上げ、その後中国人と共同で拡大した金河園区と呼ばれる大規模な特殊詐欺拠点の中に存在し、間借りをして運営されているハコ(詐欺グループ)の1つに過ぎなかったと言われています。 摘発の経緯については、今年1月に愛知県警に通報があり、この拠点から日本に帰国した21歳の被疑者