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カンボジア太郎の備忘録 https://note.com/cambodiataro

人生の半分以上をカンボジアで過ごし、セミリタイヤした今もカンボジアで暮らすおじさんの備忘録。 カンボジアについて、ふと興味を持ったことを書き記します。歴史、文化、食、流行などなど。

カンボジア太郎
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カンボジア
出身
東京都
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2022/12/25

  • 【日本とカンボジア】誰がカンボジアで最初の在留邦人だったのか?

    敗戦後に残留日本兵としてカンボジアの独立紛争に関わり、(1954年当時には既に日本に帰国していた)只熊元大尉のような特殊な事例は抜きにすると、ご兄弟でカンボジアに滞在されていた鈴木さんが最初の在留邦人のようです。この兄弟とカンボジアの不思議な関係についても、後日改めて書こうと思います。 ---- 初代吉岡大使の寄稿(1966)より以下抜粋 日本とカンボジアの国交が開かれてから最初の日本の使臣として、カンボジア王国駐在を命ぜられ、1954年3月19日バンコクを経て任国に向かい(中略)機上から降りて、カンボジア政府の代表者や、当時カンボジアにただ2人しかいなかった日本人(現在は140人

  • 【カンボジアニュース】日本から輸入した列車がプノンペンまで試運転、7月に運行開始予定

    公共事業運輸省鉄道局によると、ロイヤル鉄道が日本から輸入しシアヌークビル港で改修工事を行なっていたキハ183系の試運転を、本日8日に南線シアヌークビルからプノンペンの区間で行いました。 本日の試運転でもかなりのスピードが出たようですが、旅客輸送においては南線(プノンペン=シアヌークビル)では最高時速を80キロに設定し、現状より大幅に高速化される模様です。 本日の試運転の車窓の様子改修が終わりシアヌークビル港内の引き込み線を走るキハ183系 従来の車両と比較して客席環境が格段に改善されることから、隣国タイ・バンコクに繋げる企画を期待したいところですが、プノンペンからタイ国境ポイペトに

  • 【タイニュース】タイでの日本人バラバラ殺人事件の容疑者2人をラオスで拘束

    タイで日本人男性の切断された遺体が見つかった事件で、男性を殺害したとして逮捕状が出ている男2人が、隣国ラオスで身柄を拘束された模様です。 暴力団関係者の加藤拓也容疑者(50)と鈴木浩斗容疑者(27)は3月、タイの首都バンコク近郊で椛島良介さん(47)を殺害し、遺体を切断して遺棄した疑いが持たれています。加藤容疑者らは逃亡していましたが、ラオスの首都ビエンチャンで現地警察によって身柄を拘束されたということです。この後、2人はタイに移送され、逮捕される見通しです。 被害者の椛島さんは、日本からタイに移動する際には、SNSに、ファーストクラスを利用している投稿を載せるなど、経済的に潤沢

  • 【カンボジアニュース】バッタンバンで大量の銃器を押収

    カンボジア西部バッタンバン州の住宅に大量の武器が隠されているとの情報があり、4日午後に州警察が押収した。 南部シアヌークビル州の当局からの情報提供を受け、州警察はバッタンバン州サンカエ郡タポン集合村サムダッチュ村の住宅を家宅捜索し、銃器40丁や銃器改造に使用される器具を発見し、カンボジア人女性を逮捕した。バッタンバン州裁判所のトゥック・ヴィニット次席検事の指揮のもとに、バッタンバン州警察だけでなく、シアヌークビル州警察のノップ・パニャ副長官らが現場での捜査に参加しているところが注目される。 押収した銃器にはAK-47自動小銃11丁、M16アサルトライフル4丁、M4カービン銃2丁など

  • 【カンボジア生活】オンライン日本映画祭が今日からスタート

    国際交流基金のオンライン日本映画祭 Japanese Film Festival Online 2024が、本日から始まりました。 カンボジアでは映画22作品、テレビドラマ2番組が無料(要アカウント登録)で無制限に視聴できます。 映画 22作品 ・銀河鉄道の父 (2023) ・ハケンアニメ! (2022) ・メタモルフォーゼの縁側 (2022) ・そばかす (2022) ・線は、僕を描く (2022) ・梅切らぬバカ (2021) ・騙し絵の牙 (2021) ・マイ・ブロークン・マリコ (2022) ・土を喰らう十二ヵ月(2022) ・劇場版 おいしい給食 卒業 (2022) ・ベ

  • 【カンボジアニュース】シアヌークビルに日本人経営のカジノがオープン

    5月17日に、シアヌークビル州知事らが参列のもと、Grand La Vogueホテル&カジノの開業式典が開催され、正式にオープンしました。このカジノホテルは日本人経営とのことです。 現地報道によると、ヤマモトコウジ最高経営責任者(CEO) は、「私たちの使命は、伝統的な日本のおもてなしとモダンなシティリゾートを組み合わせ、世界中からの観光客を惹きつけるユニークな体験を提供することです」と、プロジェクトについて説明しています。 また同氏は「ラ・ヴォーグは2018年にオープンしており、グランド・ラ・ヴォーグも同じビジョンを持っています。私たちラ・ヴォーグ・グループは、お客様はも

  • 【カンボジアの歴史】イエイ・マウ②「国道4号線の祠」

    「タニの呪い」を引き起こしたイエイ・マウについて、頭の片隅で気になっていたのですが、そういえば過去にその名前を聞いたことがあったかもと、ふと思い出したことがあります。 一昨年、中国企業の投資による高速道路が開設される以前は、プノンペンからシアヌークビルに向かう人々は、国道4号線を利用していました。その国道沿いで、プノンペンから丁度100キロメートルに山越えをする地点があり、その周辺はピックニルと呼ばれており、峠を越す前の路肩には多くの祠が建てられていました。多くのドライバーが休息地として利用しており、道中の安全を祈願してから旅を続けていましたが、その時の思い出が蘇りました。確かあの場

  • 【カンボジアニュース】シンガポール史上最大の30億ドル資金洗浄事件の犯人が、カンボジアと日本に強制送還

    シンガポール政府入国管理庁(ICA)が6月2日に発表したところによると、シンガポール最大の30億ドルのマネーロンダリング事件で有罪判決を受けた犯人のうち、更に3人の男性が国外追放されました。3人はいずれも中国福建省出身で、複数の国のパスポートを持ち、シンガポールへの再入国を禁止されています。カンボジア国籍のSu Baolin(42歳)とキプロス国籍のSu Haijin(41歳)は、それぞれ5月25日と28日にカンボジアへ強制送還されました。また、トルコ国籍のVang Shuiming(43歳)は6月1日に日本に強制送還されています。 左から順にSu Baolin、Su Haijin、V

  • 【告知】第6回プノンペンのど自慢日本人大会

    第6回プノンペンのど自慢日本人大会が、6月23日に開催予定です。出場枠はあと残り僅かのようです。 出場者、スポンサーいずれも募集中ですので、興味のある方は実行委員会までご連絡ください。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジアの歴史】イエイ・マウ①「タニの呪い」

    カンボジア王国の南部のカンポット州タニに、地元の人に日本平原(ヴィール・チャポン)と呼ばれる場所があります。先月訪問した際に、ここは太平洋戦争当時に日本軍が建設した飛行場跡であることがわかりました。現地で聞き取りを行う中でタニの古老から、「日本軍の駐留していた時代に、この辺りに住んでいた多くの人が、イエイ・マウに呪い殺された」との伝承を聞きました。 現在の日本平原日本平原に残る建物の基礎の跡 地形を弄ったことに怒ったイエイ・マウ(黒いお婆さん)と呼ばれる強力なニアック・ター(土地の精霊)が、日本軍に徴用され空港建設作業に従事した多くのカンボジア人を呪い殺したのだそうです。「日本に雇われ

  • 【カンボジアニュース】カンボジア国境付近で野生の象の群れを発見

    5月29日、タイ天然資源環境省国立公園野生動植物局は、カンボジア国境に近い東北部ブリラム県のドンヤイ野生保護区で撮影された51頭のゾウの群れの写真を公開した。 残念ながら保護区はタイ側だけで、カンボジア側は国境ギリギリまで開墾され、農地になっている。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジア生活】ラオス国境のメコン川の滝

    カンボジアを縦断する大河メコン川は、ラオスとの国境地帯において、数十キロに渡って渓流や滝が続く。 コーンの滝として知られるこの滝幅は10,783mで世界1位、流水量は11,600m3/sで世界5位(雨季のピークには世界トップクラスかも)。仏領インドシナだった19世紀後半、中国までの航路を開発しようと何度も試みられたが、いずれも失敗に終わっている。そのため、ラオス側デット島 (Don Det) とコーン島 (Don Khon) との間に連水陸路となる鉄道が敷設された。 私が訪れたこの場所は、コーンの滝のカンボジア側の一部分で、ソペアクミット滝或いはプレアニミット滝として知られている。

  • 【カンボジア徒然草】プノンペンの第3環状道路を習近平通りに改名。と、そこからの四方山話。

    カンボジア政府は、プノンペン都外周の第3環状道路を「習近平通り」に正式に改名しました。改名式典は28日にプノンペンの平和宮殿で開催され、フン・マネット首相と王文天駐カンボジア中国大使が出席しました。 フン・マネット首相と王文天駐カンボジア中国大使 首相は「習主席のカンボジアの発展への歴史的貢献に感謝する」と述べ、「中国の支援はカンボジアの社会経済発展に寄与するだけではなく、政治的独立も強化する」と、国防長官が近日訪問予定のアメリカを意識したとも思われる評価もしています。因みに、中国大使は近日中に離任の予定で、後任には中国外交部の報道官で、日本のニュースでもお馴染みだった汪文斌氏が着任の

  • 【カンボジアグルメ情報】

    料理の名前はカットナー・トゥックプネー(ខាត់ណាទឹកភ្នែក)。直訳すると、カットナーの涙です。カットナーは日本語ではカイランと呼ばれる野菜です。生あるいは半生の牛肉と一緒に食べます。まさに涙が出ました。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジア徒然草】ラタナキリの州都バンルンで朝ごはん

    カンボジアの地方の食堂に来ると、高級な木製のテーブルをよく目にする。庶民的なお店でも、重厚なものが無造作に使われている。古来、森の国だったカンボジアだが、残された森林はもう少ない。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジア徒然草】ラタナキリ空港跡を再訪

    国道の整備に伴い、空港が閉鎖されて久しい。街の急速な発展とともに周囲には建物が増え、滑走路には小さな独立記念塔が建設中だった。空港がこの場所で再開される事は無さそうだ。 空港の滑走路に、建設中の独立記念塔 昔はプノンペンから陸路だと2泊3日の旅だったので、空路が一般的だった。道路は街中でも極めて劣悪で、舗装されてない赤土の滑走路だけが町で唯一、平らだった。飛行機から降りた私の前を子供たちが横切り、滑走路を通学路にしていたのを思い出す。 当時の空港の上空写真。赤土の滑走路が見える。最後に使われていた新しい空港ターミナル当時のプノンペンからのフライトの機中 当ブログは「にほんブログ村」の

  • 【カンボジア生活】ドリアンの季節到来

    カンボジアではドリアンの収穫期がやってきました。果物の王様とも呼ばれますが、その強烈な匂いでも有名です。実は臭くなるのは時間を経てからなので、収穫直後に食べてみると匂いは殆ど無く、仄かな香りと美味しさだけを味わえます。 収穫したてのドリアンの山ドリアン農園ドリアンはこんな感じで木になります採りやすい低い枝に、こんなに密集して成ることも 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【日本とカンボジア】仏誕節と日本人町とうどん

    明日はヴィサックボーチア(仏誕節)で、カンボジアの祝日です。釈迦が生誕、大悟、入滅した重要な日であるとされており、仏舎利塔のあるここ古都ウドンでも、同じ日に起こった3つの奇跡へ想いを馳せ、釈迦の徳に対して礼拝するための儀式が行われます。日本では、灌仏会や花祭りとして馴染みがあるかもしれません。 (写真1)山頂に仏舎利塔のある、ウドン山の夕焼け ウドンに近接するピニャールーには、17世紀当時に日本人町があり、朱印船貿易によって多くの日本人が往来していました。ちょっとしたフィールドワークをしてみましたが、古からの日本との繋がりにも想いを馳せたいと思います。 (写真2)ウドン近郊ピニャール

  • 【カンボジアニュース】カンボジア初の日本型住宅開発プロジェクトがプノンペン南部で開始

    2024年5月18日、ミーン・チャンヤダ・プノンペン都副知事や谷内一智日本大使館公使らの参列のもと、プノンペン都南部に広大な土地を保有する財閥INGホールディングスと小島組、UR Linkageの間で覚書が締結されました。 INGが保有するプノンペン都南部の埋立地一帯ではカンボジア最大のショッピングモールであるイオンモール・メンチェイが開業するなど、今後の開発が期待されています。副知事はスピーチの中で、以前は湿地帯であったこの地域への投資を決定した日本企業2社を賞賛するとともに、フンセン大通りを始めとして、公共インフラの建設に多額の資金と所有地を費やしている、INGグループを賞賛し

  • 【カンボジアニュース】訪韓中のマネット首相夫妻との昼食会に尹大統領夫人が出席。5ヶ月ぶりに公の場に。

    韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が、韓国を公式訪問したカンボジアのフン・マネット首相夫妻との昼食会に出席しました。大統領夫人が公の場に姿を見せるのは、尹大統領とオランダ訪問から帰国した昨年12月15日以来、約5カ月ぶりとなります。 大統領室が当初発表した日程には大統領夫人の出欠が記されていませんでしたが、本日16日午前の修正日程で出席することが確認されていました。首相の公式発表素材には、マネット首相夫人のアップはあるものの、大統領夫人の大きく映ったものは確認できませんでした。メインテーブルに座っているグレーの服を着た女性の後ろ姿が、小さく確認できます

  • 【カンボジアニュース】マネット首相が巨大詐欺事件被害者への支援担当を任命

    5月13日、マネット首相はカイ・テック上級大臣(王国政府弁護士団代表)をブリリアントシティ・ワールドグループによる巨額詐欺事件の被害者支援の担当として任命しました。 首相による任命のレター この事件に関連し、シェムリアップ州裁判所付属検察庁は3月13日にレン・チャンナ(36歳)と共犯者のチャン・キム(30歳)、フォン・サミアン(31歳)を詐欺等の罪で起訴したと発表しています。 起訴についての裁判所付属検察庁発表 チャンナとその共犯者らは、ブリリアントシティ・ワールドグループの開発プロジェクトを通じて家や土地の頭金を支払った、あるいは高金利の開発基金に預金したとされる数千人からの告訴を受

  • 【カンボジアニュース】タイで発生した韓国人コンクリート詰め殺人事件の犯人をプノンペンで逮捕

    隣国タイで韓国人が誘拐され、パタヤ郊外の貯水池でコンクリート詰めの遺体で発見された事件で、容疑者の1人Lee Yong Jinがプノンペン都内の住居で逮捕された。残る1人の容疑者Kim Hyeonng Wonは現在も逃走中。 カンボジア当局に拘束されたLee Yong Jin容疑者 タイ警察によると、被害者は先月30日にタイに入国した。その後今月7日に犯人から被害者の母親に電話があり、「息子が麻薬を捨てて我々に損害を与えたので、300万バーツ(約1300万円)を身代金として支払え。支払わなければ息子は殺されるだろう」と身代金を要求したため、母親は在タイ韓国大使館に通報し捜査が行われて

  • 【カンボジアニュース】JAXAの観測データを活用し、日本から洪水予測マップ提供

    国土交通省は来年度から、カンボジア、タイ、ベトナム、インドネシアの東南アジア4か国を対象に、洪水被害の軽減に向けた支援として、衛星データを活用して大雨による浸水予測を示す「水害リスクマップ」を提供する予定です。新興・途上国「グローバル・サウス」への関与を強化し、これらの各国で影響力を強める中国に対抗する狙いがあります。 4か国では地上の観測データが不足しているため、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが運用する「衛星全球降水マップ(GSMaP)」の観測データを活用して洪水シミュレーションを行い、特定地域のマップを作成することにしたものです。国交省は23年度に4か国と協議を始め、対象と

  • 【日本とカンボジア】シハモニ国王誕生日と日本のご縁

    シハモニ国王の71歳の誕生日に際し、心よりお祝い申し上げます。 国王は、1953年5月14日に誕生されました。父はシアヌーク前国王、母はモニニアット王太后です。国王のお名前は、ご両親の名前から「シハ」と「モニ」を組み合わせて名づけられました。本当は、もっと長いお名前をお持ちです。さて、国王の誕生日と日本のご縁について紹介したいと思います。 国王のご幼名は「トウキョウ(東京)」で日本に由来があります。 当時フランスからの完全独立のために独立十字軍運動を指揮していた父親のシアヌーク国王(当時)は、フランスでの交渉が不調となると、ペン・ヌート首相らの代表団に交渉を任せ、自身は国際的な支

  • 【カンボジアニュース】ミネベアが新たな工場建設を発表

    ミネベアミツミ(長野県北佐久郡)は10日、カンボジア第2工場を建設すると発表しました。首都プノンペンの北西約170キロのポーサット州クラコー地区で約50ヘクタールの土地を賃借し、2025年に一部建設を開始します。2027年3月期中には機械加工品の製造を一部開始する予定です。 同時に、新工場に電力を供給する太陽光発電所もクラコー地区に建設予定です。出力50メガワット(MW)で、2026年3月期中の運転開始を見込んでいます。 ミネベアミツミはカンボジア第1工場をプノンペン経済特区(PPSEZ)に建設し、2011年に生産を開始しました。13年に第2棟、16年に第3棟を稼働し、現在は、ミニ

  • 【日本とカンボジア】カンポット州タニで建設された幻の日本軍飛行場

    カンポット州に地元民が「日本平原」と呼ぶ場所があります。第二次大戦時に日本軍が飛行場を作った跡地だと言われていますが、何も痕跡は残っておらず畑があるだけでした。古老によると飛行場で使用されていた砂利等の資材は、長年にわたって近隣住民が再利用していたそうです。 タニ近郊の飛行場跡地 衛星写真で調べてみると、滑走路の痕跡が確認できます。戦史ではコンポントラーチに飛行場があったようですが、ここは40kmも離れています。果たして同一の飛行場なのでしょうか。謎を解き明かしてみようと思います。 衛星写真では飛行場跡が確認できる ---- 私が見つけた飛行場跡について調べてみたところ、日本軍が建

  • 【カンボジア生活】TSUTAYAが来年プノンペンに進出予定

    カルチュア・コンビニエンス・クラブと双日の合弁会社であるTSUTAYA BOOKS Malaysia Sdn. Bhd.は、カンボジアでデベロッパー事業やホテル事業などを展開するUrban Living Solutions Co., Ltd.と、カンボジアにて、2034年までに「TSUTAYA BOOKSTORE」を6店舗出店する旨のフランチャイズ包括契約を締結したと発表しました。 2025年にはカンボジアの首都プノンペンに、カンボジア1号店目の「TSUTAYA BOOKSTORE」を出店する予定です。 今後も大きな経済発展を遂げることが見込まれる国であること、また通貨に日本国旗が

  • 【カンボジアグルメ情報】カンポットの鶏ご飯

    胡椒の産地としても有名なカンポットの旧市街にある、華人の鶏ご飯のお店で、遅めの朝ご飯を食べています。鶏ガラで炊いたご飯が絶品です。 実はカンボジアにはアンコール王朝の時代から胡椒は存在したものの、特産品ではありませんでした。近世になってから、潮州や海南島出身の中国移民によってカンポットで胡椒農園の開発が始まったと言われています。 その子孫が経営するこのお店。昔からカンポットに来ると必ず食べに来る店ですが、看板にはクメール語だけで「海南鶏飯」と大きく記されています。店の中を見ると、明らかに華人であることがわかります。 カンボジアの鶏ご飯(バイモワン)には大きく2つの種類がありますが

  • 【カンボジアニュース】北朝鮮がテロを準備中と韓国当局が発表、警戒対象にカンボジアも

    北朝鮮が韓国大使館関係者や一般国民に対してテロを準備中との情報があり、韓国政府は2日付でカンボジアを含む5つの在外公館について、テロ対策のレベルを「関心」から「警戒」へと2段階引き上げました。 (テロ対策は「関心」「注意」「警戒」「深刻」の4段階に設定されており、「警戒」はテロが実際に起こる可能性が高い状態を意味します。) 韓国国務調整室対テロセンターと韓国外交部は2日に「テロ対策実務委員会」を開催し、カンボジア、ラオス、ベトナムの大使館とロシアのウラジオストク、中国の瀋陽の総領事館の在外公館5拠点について、テロ対策レベルを「警戒」に2段階引き上げました。北朝鮮を理由に在外公館のテロ

  • 【日本とカンボジア】トヨタの組み立て工場が完成

    昨日プノンペン経済特区で、豊田通商の自動車組立工場の完成式典があり、参列してきました。 マネット首相以下多数のカンボジア政府高官や、植野篤志特命全権大使の臨席のもと、式典は盛大に開催されました。首相は「カンボジアの経済発展に大きく寄与する」と評価するとともに「従業員への職業訓練とともに、国内企業からの部品調達を検討してほしい」と裾野産業の広がりにも期待を表明していました。 式典でテープカットをするマネット首相首相のほか、複数の副首相や閣僚が参加するなど、カンボジア側の期待が窺える 式典の後には工場見学が行われました。投資額は3680万ドルで、生産能力は年間6000台。ピックアップト

  • 【カンボジアニュース】日本語を話すカンボジア人に、高給で怪しい仕事の勧誘が多発

    最近シェムリアップでは、日本語が話せるカンボジア人を対象に、高額の仕事を勧誘や斡旋する事例が多数聞こえてきます。仕事の内容は日本語文章の校正や、日本人とビデオチャットで世間話するなどの簡単なものであるとの説明で、優秀な人は月給1万ドルになると説明されることもあるようです。 最近では、コロナの影響で撤退した日系旅行会社の事務所スタッフがまとめて採用されたり、シェムリアップで日本人に雇用されていたスタッフが引き抜かれる事例も散見されます。 雇用形態は、日本人が代表を称する現地会社が採用する例や、テレグラムなどを利用し個人契約を結ぶ例などが確認されていますが、少なくとも50名以上の日本語

  • 【カンボジアニュース】東南アジアに熱波、カンボジアでは最高気温42℃の可能性

    東南アジアや南アジアで、記録的な暑さが続いています。カンボジアでは首都プノンペンで40℃を記録したほか、タイの首都バンコクでは4月22日に42℃を記録し、タイ保健省は熱中症が原因と思われる死者が30人を超えたと発表しています。バングラデシュでは首都ダッカで40.5℃を記録し58年ぶりの猛暑となり、ラオスやベトナムでも4月として記録的な高い気温となっています。 カンボジアの水資源気象省によると、近年でも異例の熱波により最高気温は42℃まで上昇する可能性があると言われています。4月末から5月初めにかけて降雨が予想されており、最高気温は35℃から36℃に落ち着くものと予想されています。

  • 【カンボジアニュース】日本の鉄道車両がカンボジアに到着

    JR北海道の「キハ183系」がカンボジアに売却され、本日27日カンボジアのシアヌークビル港に到着しました。 4月27日、シアヌークビル港に到着 昨年3月に定期運行を終えたJR北海道の特急型ディーゼル車「キハ183系」の11両が、カンボジアの鉄道会社「ロイヤル鉄道」へ売却され、15日に函館から出港していました。改修後はプノンペンからタイ国境までの路線で使用予定です。 函館での積み込み輸出前の確認風景 キハ183系は旧国鉄によって1979年に開発され、特急「北斗」「オホーツク」などとして運行していました。中古鉄道車両の輸出実績がある東京の貿易商社ウエストコーポレーションが昨年、J

  • 【カンボジアニュース】日本を含む7カ国と租税条約(二重課税防止協定)を協議中

    二重課税防止協定(DTA)の発効によって、税制の違いで生じる二重課税を防ぐことによる投資環境の改善が進むとともに、脱税及び租税回避の防止が期待されています。 カンボジア政府は、日本など7カ国との間で協定締結に向けた協議を進めています。日本は既に86本の条約等により、既に155の国や地域を対象に租税条約のネットワークを持っています(2024年4月1日現在)が、これにカンボジアも加わることが期待されています。ただし財務省の「現在の正式交渉国」のリストにはカンボジアの名前は確認できません。 財務省による「我が国の租税条約ネットワーク」2024年4月1日現在 カンボジアの財政経済省税務

  • 【カンボジアニュース】1月に送還された特殊詐欺犯の裁判が即日結審。その裁判でわかった事実とは。

    今年1月31日にカンボジアから日本に強制送還された4人のうち、12月10日にシアヌークビルで拘束されバンコクから成田への移送の機中で逮捕された3人のグループがいました。そのうちの1人で、さいたま市在住の27歳無職男性の初公判が、4月19日にさいたま地裁でありました。 起訴状によると、被告は共犯者らと共謀し、昨年12月、横浜市の女性(75歳)の息子などになりすまして、この女性から現金約102万円をだまし取った事件に関与したとされています。検察側の冒頭陳述によると、被告は知人の男からリクルーターの仕事を紹介され、昨年10月にカンボジアに入国。現地にいる特殊詐欺グループ幹部の指示を受けて、

  • 【カンボジアニュース】韓国とカンボジアの連携で中国人犯罪者を逮捕

    昨年4月、韓国ソウルの江南区の学習塾エリアで、「麻薬ドリンク事件」が発覚し注目を集めました。 記憶力が増強され集中できるドリンクの無料試飲会を謳い、覚せい剤(メタンフェタミン)入りドリンクを少なくとも13人の青少年に提供し、後から保護者9名に対して警察に通報すると脅迫した事件です。保護者のうち6名が脅迫に従いお金を支払いました。 昨年10月に韓国で逮捕されたGil容疑者については既に懲役15年の有罪判決が下されています。また事件後中国に逃走した27歳の共犯者Leeについては、昨年12月に中国当局から韓国に引き渡され勾留中で起訴されています。 昨日19日、この事件の麻薬を供給したと

  • 【カンボジアニュース】シアヌークビルの治安維持を議題とする高官会議が開催

    4月5日、シアヌークビル州警察本部において、州の治安維持を議題とする特別会議が開催された。会議はソー・ソカー副首相兼内務大臣が主催し、州知事ら地元関係者のほか、シアヌークビルの治安問題についても統括することになったと噂されているディ・ヴィチア国家警察副長官兼中央治安局長やソック・ヴェアスナ出入国管理局長などが参加した。 会議後の州知事のコメントによると、シアヌークビルでは3月6日から4月2日の間に、5つのオンライン詐欺拠点が摘発され、2,000人以上が逮捕された。ソカー副長官は、当局の摘発には国内外からの肯定的な評価があるとし、今後も犯罪の積極的な摘発を奨励した。 ディ・ヴィチア国

  • カンボジア太郎の備忘録「スキ」ランキング

    ブログを始めて1年と数ヶ月が経ちました。noteでスキが多かった記事をランキングしてご紹介します。ここ半年は投稿をサボりがちでしたが、もう少し頻繁に投稿しようと思います。 カンボジア太郎の備忘録「スキ」ランキング 1位 【カンボジア生活】中国不動産バブル崩壊で、カンボジアへの影響は? 2位 【カンボジアニュース】またもや特殊詐欺犯25人逮捕。カンボジアで何が起きているのか? 3位 【カンボジ

  • 【カンボジアニュース】台湾系オンライン詐欺拠点からタイ人のみが救出

    タイ警察の発表によると、3月16日(土曜日)にタイ国境に近いカンボジアのオドーメンチェイ州で、オンライン詐欺集団からタイ人19人が救出された。 対策本部の司令官ナット・スリイン少将によると、タイ当局は先週木曜に、詐欺拠点にいるタイ人被害者から助けを求める電話を受け、カンボジア当局に通報。土曜日にカンボジア当局が19人を救出し、タイに送還した。関係者の情報によると、摘発された拠点はオドーメンチェイ州オスマッチにあるカジノ複合施設。 救出された被害者によると、拠点から逃げ出すことはできず、売り上げが目標に達しないと、スタンガンによる電気ショック等の拷問が行われていたという。被害者の大半

  • 【カンボジアニュース】エアアジア・カンボジアが運行開始

    2024年5月2日よりエアアジア・カンボジア初の定期便として国内3都市(プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビル)を結ぶ路線を開設すると発表しました。現在、プロモーションとして6,000席の無料予約受付中です。 コロナ後高騰していた国内便が値下げされることが期待されています。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジアニュース】シアヌークビルにおけるオンライン詐欺拠点摘発とその余波

    先週のシアヌークビルにおけるオンライン詐欺2拠点摘発では約500人が拘束されました。日本人が関与する拠点も複数あると言われているが、今回は含まれていません。中国政府の意向もあり、台湾人は中国本土に送還される模様です。 3月9日:旧パラダイスアイランドカジノの摘発 管理者5人(台湾4、中国1)を逮捕し、外国人167人(ベトナム109、タイ54、台湾4)を強制送還。 3月10日:サンカット3の第2村某所の摘発 カンボジア国籍が多く279人(うち女性227)を拘束。外国人28人(中国27、ミャンマー1)を強制送還。 9日の摘発10日の摘発オンライン詐欺拠点内部 摘発により様々な噂が飛び

  • 【カンボジアニュース】シェムリアップで川祭り開催中

    昨日からシェムリアップで第8回川祭りが開催されています。今日の夕方にはマネット首相参加のもとで開会式が執り行われます。 今年で8回目のようですが、お恥ずかしながら、この川祭りの存在を知りませんでした。調べてみたところ川祭りの目的は、周辺住民の地域開発への積極を促し、川沿いの州の観光を促進する事のようです。今年は「平和と開発の為の川」がテーマです。毎年3月の第1週または第2週に開催されており、観光省によると100万人が来場する見込みとのこと。 今までの開催地及びテーマは、以下の通り。 
2015年 第1回 クラチエ州「コミュニティ開発のためのリバーツーリズム」(ソクアン副首相参

  • 【カンボジアニュース】日本へ向かう台湾人が麻薬密輸で逮捕

    2024年3月10日夜、プノンペン国際空港において台湾人HUANG TENG YAO(26歳)が拘束され、その後、覚醒剤約5kgの密輸容疑で逮捕されました。同容疑者はカンボジアアンコール航空便でホーチミンを経由し成田へ向かう航空券を所持していました。摘発は出入国管理警察の他、都裁判所検事局、麻薬取締警察、空港税関等による合同捜査だった模様です。 空港で身体検査を受ける様子。覚せい剤をラップで身体に巻き付けている。 これに先立つ1月25日には、カンボジアからベトナム経由で成田空港に到着した台湾人学生、劉承翰(21歳)が、覚醒剤約6キロ(末端価格3億7千万円相当)を密輸しようとしたとし

  • 【日本とカンボジア】海外での天皇誕生日祝賀レセプションとは

    天皇陛下の誕生日をお祝い申し上げるとともに、陛下のご健勝と皇室の弥栄をお祈り申し上げます。 カンボジアにおいても先週はプノンペン、今週はシェムリアップで、日本のナショナルデーとしての天皇誕生日祝賀レセプションが盛大に開催されました。カンボジアに長く住み、そうあるものだと無意識のうちに認識し参加していましたが、ふと気になったので、ナショナルデーの由来について調べてみました。 世界の大半は建国、独立、革命といった国の創立に関わる日をナショナルデーと定めており、アメリカやカンボジアなども独立記念日を選択しています。タイやオランダ、デンマークなどは少数派で国王誕生日です。イギリスは国王「公

  • 【カンボジアニュース】外洋練習艦隊のシアヌークビル寄港

    海上自衛隊は令和5年度外洋練習航海(部内)を2月7日(水)~3月14日にかけて実施中です。ブルネイを出航した練習艦隊は、本日2月22日から24日まで、カンボジアのシアヌークビル港に寄港し、次の寄港地ベトナムのハイフォンに向かいます。 外洋練習航海は実習員に対し、初級幹部自衛官として必要な実務上の知識や技能を実地に修得させ、諸外国との親善訓練等を実施させるとともに、南シナ海等の海域を航行することにより、諸外国の活動状況を理解させ、国際感覚をかん養させることを目的としています。 そういった意味からも、アメリカが懸念を表明し中国の支援で改修が進んでいるリアム海軍基地への寄港が期待され

  • 【カンボジアニュース】金融機関の不良債権増加に危険信号

    カンボジア信用機構(CBC)は、四半期毎の消費者信用指標(2023年Q4)を発表しました。CBCは中央銀行や銀行協会、マイクロファイナンス協会の協力によって設立された組織です。金融機関から集めた信用情報を集積し、その情報は各金融機関の貸付審査等に利用されています。 今回の四半期報告(2023年10月〜12月)において、消費者信用申請は対前期比で件数は+5%、金額は-10%となりました。クレジットカード消費と不動産取引の減退から、景気の低迷が窺えます。内訳は以下の通りです。 個人向け貸付 件数+7%、金額-11% 住宅ローン 件数-7%、金額-1% クレジットカード 件数-14%、金

  • 【カンボジア生活】不動産購入時のリスク管理となるポイント

    昨年1年間ブログ投稿をしてきた中で、アクセス数の上位を占めたのは反社の動向や特殊詐欺について書いたものばかりでした。その中で1つだけ例外だったのは、カンボジアの不動産についての投稿で、現在でも多数のアクセスがあります。多くの方が興味を持っているようです。 今までは対面で質問されたときのみ私見をお話ししていましたが、私の発言が歪曲して噂されることもあると聞き及びました。良い機会ですのでこちらでカンボジアの不動産投資についてもう少し書いてみたいと思います。 まずは、昨年の投稿をご覧ください。カンボジアの不動産について、昨年の時点で私が感じていたことは以下の通りです。

  • 【カンボジアニュース】新たに日本人4人を強制送還、うち3人を逮捕

    昨日1月30日朝、カンボジアの首都プノンペンの入管施設で勾留されていた日本人4名が強制送還となり、日本の警察当局に身柄を引き渡され、日本に向けて移送されました。いずれも特殊詐欺に関係していたとみられ、そのうち3人はシアヌークビルの拠点でカンボジア当局により勾留されたとみられます。日本での今朝の報道によりますと、日本へ向かう航空機機内で3人に逮捕状が執行されました。 報道によると、3人はシアヌークビルのホテルを拠点に特殊詐欺を行っていたグループの「リクルーター」役で、同じ容疑で既に日本で逮捕されている受け子の男をリクルートしたとみられています。拠点のホテルからは携帯電話などが見つかって

  • 【カンボジアニュース】警察庁高官のカンボジア訪問

    1月26日、カンボジア滞在中の警察庁国際捜査管理官の篠原英樹警視長らが、国家警察入国管理総局を表敬訪問しました。 入国管理総局の公式Facebookページによると、表敬において篠原警視長からは、日本人犯罪者の摘発や送還に協力してくれている入国管理総局に対する感謝の意が表明されました。また引き続き協力を要請するとともに、日本人犯罪者情報の提供をするとしています。それに対しカンボジア側は、日本政府及び日本国民への感謝を表明するとともに、カンボジア国内における日本人犯罪の取り締まりについて、日本の警察当局及び日本大使館との継続しての協力を約束しました。 篠原管理官は過去に愛知県警本部長等

  • 【日本とカンボジア】大宅壮一とシアヌークと太平洋大学

    1968年から翌年にかけて、「泥と炎のインドシナ」の著者でジャーナリストの大森実さん主催の「太平洋大学」という大型客船の企画が5回開催され、合計約3,000人の若者が参加した。 太平洋大学の見送りシーン太平洋大学について、週刊サンケイの記事 第二次大戦後初めてとも言われる大勢の日本人がカンボジアに訪問した際には、シアヌーク殿下は歓迎の意を込めて臨時の国民の休日を設けたそうだ。 太平洋大学の名誉総長は、あの大宅壮一さんだったが、シアヌーク殿下は、「もし大宅壮一が同行するなら、太平洋大学の一行は入国させない」と断言してきたそうだ。記録では「シアヌーク殿下は国際乞食だ」などの大宅の著

  • 【日本とカンボジア】国交回復(正確には国交の移行)についての資料調査

    長期出張から帰宅し、今日は日本とカンボジアの国交回復(正確には国交の移行)について乱読しています。 外務省が聞き取った、当時のソン・サン派の駐日代表メアス・チャンリアプ氏のコメントも発見しました。ロン・ノル政権下で花火を学びに来て、プノンペン陥落により日本に留まった軍人です。難民として日本にたどり着いた当時のカンボジア人コミュニティーに尽力されました。私の親友の父でもあります。若い頃にメアス氏の追悼文集を持っていたのですが、現在は手元にありません。もう一度読んでみたいのですが、どなたかお持ちの方はいらっしゃらないでしょうか?。 同じく今川大使の追悼文集には、大川塾出身で今川大使の

  • 【カンボジアの歴史】100年近く前の新聞でも中国人の土地所有を懸念

    昨年11月には、外国人の土地所有を認めないとの首相判断が報道されましたが、今も昔も…。100年近く前のカンボジア最古の新聞の社説を見つけましたのでこちらで抜粋してご紹介します。 「ノコーワット」新聞 1938年10月15日、1面社説 クメール国はどうなるのか ノコーワットは、中国人を恐れ嘆いてきた。彼らはますます大勢がクメール国に入って来て住むようになり、あらゆる地域でクメール人の遺産である良い土地を全て奪って住む。クメール人は貧しくてお金がないことが多いから、美しい家を建てて住むことができず、それで大勢が森に逃げ込み、また隅っこや辺境に行って住み、良い土地は全て中国人にいってし

  • シェムリアップに吉野家ではなくて吉田家が開店

    シェムリアップに吉野家が復活したと思って行ってみたら、吉田家でした。 吉田家の入り口にある大きなメニュー吉田家さんの開業広告。牛丼は吉野家、それ以外はすき家。 カンボジア人オーナーのリアル吉野家のフランチャイズがあるのにこれは…。感じの良い日本人が接客してくれたので、個人的にはオーナーが吉田さんなのだと信じたいところです。或いは看板がビニールシートなのは訴訟を想定していて、来月は「竹屋」か「大すき屋」になっているのかもしれません。 1月12日に訪問した際には、開店記念で全品2ドル均一でした。プロモーションはあと10日ほど続けると言っていました。おそらくはカンボジアの牛肉を使いながら

  • 特殊詐欺の日本人はどこに消えたのか?

    カンボジア国内にはオンライン詐欺拠点が多数存在し、その摘発が連日報道されています。ただこれらは氷山の一角であるとも言われており、独立した小さな街とも言えるような数百人から数千人規模の巨大な拠点も国内に点在しています。 最近そういった巨大な拠点で、日本人を目撃したとの情報が複数あります。その内部にはレストランから売春宿まで自給自足できる仕組みが作られており、多国籍のそういった環境の中に日本人もいるようです。反社の国際化が進んでいます。 またそれとは別に、日本の反社が独自に運営している拠点もまだカンボジア国内には複数存在していると言われています。 日本で大きく報じられたにもかかわらず

  • カンボジアと空手の数奇な繋がり

    入手した日本の雑誌のバックナンバー等によると、2013年にカンボジアで盛大に開催された「カンボジア&日本親善文化交流空手道武道祭」で赤絨毯を歩く後藤元組長の隣には、かつて参議院のドンと呼ばれた村上元代議士の姿が確認できる。 このイベントは、後藤元組長の鶴の一声で決まり、「空手の4大流派の流れを組む重鎮が集合し、それに極真等のフルコンタクトの流派も加わった世界的にも珍しいイベント」だったと報道されている。空手界にそれだけの影響力を持っていたのには驚かされる。 後援のソクドムは、後藤本人が作ったカンボジア法人で今でも存在する。商業省ウェブサイトで法人データ検索をしてみたが、残

  • 【日本とカンボジア】国家警察副長官を表敬

    体調の低空飛行が続いていますが、遅ればせながら、今年の仕事始め。1月9日に国家警察本部を訪問し、ヴィチア副長官を表敬しました。 ヴィチアさんは国家警察においては中央警備局や情報局の他、マネーロンダリングやサイバー犯罪、多国間犯罪、外国人ホットラインなど多岐にわたり統括されているといわれています。反社等による在留邦人の犯罪被害や懸念についても意見交換を行い、今後も緊密に連絡を取ることで合意しました。 また、ヴィチアさんはUYFC(カンボジア青年連盟連合会)の副代表でありスヴァイリエン支部長でもあります。先月共催した「日本カンボジア国交樹立70周年記念伝統文化交流イベント」につい

  • 国家警察副長官を表敬

    体調の低空飛行が続いていますが、遅ればせながら、今年の仕事始めは1月9日に国家警察本部を訪問し、ヴィチア副長官を表敬しました。 ヴィチアさんは国家警察においては中央警備局や情報局の他、マネーロンダリングやサイバー犯罪、多国間犯罪、外国人ホットラインなど多岐にわたり統括されているといわれています。反社等による在留邦人の犯罪被害や懸念についても意見交換を行い、今後も緊密に連絡を取ることで合意しました。 また、ヴィチアさんはUYFC(カンボジア青年連盟連合会)の副代表でありスヴァイリエン支部長でもあります。先月共催した「日本カンボジア国交樹立70周年記念伝統文化交流イベント」について改め

  • 【日本とカンボジア】3年前に摘発されなかった、幻の特殊詐欺拠点

    プノンペン南部の住宅街にある高層アパートメント。数年前から一棟借りされ、多数の日本人が雑居をしていました。入口では武装したカンボジア人が警備し、住人の日本人は外出せずに館内の食堂で食事をし労働していたそうです。高層階であっても窓やベランダに鉄格子がついているのが特徴的です。 プノンペン都南部に3年前にあった特殊詐欺拠点 この拠点は当時摘発されませんでしたが、誰が運営し、そして今はどうなっているのでしょうか。昨年の最初の摘発だったシアヌークビルの特殊詐欺拠点ホテルは、実質上のオーナーが日本人でプノンペンに居住していると言われています。プノンペンにおいては反社による様々な投資や事業

  • 【カンボジアニュース】またもや特殊詐欺犯25人逮捕。カンボジアで何が起きているのか?

    日本でも注目され、大きく報道されているこの事件。報道を取りまとめ、現地カンボジアで入手した情報を加えて投稿します。今年3回も特殊詐欺の摘発があったカンボジア。その背景も含めてまとめてみたいと思います。 最新の状況 カンボジアから日本に特殊詐欺の電話をかけたなどとして、日本の警察当局は8日夜、9月から現地当局に拘束されていた20~42歳の日本人の男25人を、日本に移動するチャーター機内で、詐欺と詐欺未遂の容疑で逮捕しました。容疑者は、埼玉県内の複数の警察署に分散して移送され、今後取り調べが行われます。被害は8道府県に及んでおり、捜査は北海道・岩手・長野・三重・京都・兵庫・和歌山・広島

  • 【カンボジアニュース】日本から捜査員到着、特殊詐欺グループは明日にも移送

    プノンペンで9月に摘発された特殊詐欺グループの日本への送還のために、本日(7日)朝、日本からタイ経由で捜査員が到着しました。明日カンボジア当局からの引き渡しを受け、容疑者をチャーター機で移送の予定です。 【速報】カンボジア拘束の日本人25人を逮捕へ 埼玉県警などが捜査員派遣|日テレNEWS NNN カンボジア当局に拘束されている特殊詐欺グループとみられる日本人25人について、埼玉県警などは逮捕状を取り、捜査員を現地へ派 news.ntv.co.jp 9月に発見され勾留

  • 【日本とカンボジア】日本人の違法な二重国籍取得

    日本人の二重国籍は違法 みずからの希望で外国の国籍を取得すると、日本国籍を失い、二重国籍が認められない国籍法の規定が憲法違反かどうかが争われた裁判で、最高裁判所は一昨日10月2日までに原告側の上告を退ける決定をし、「憲法に違反しない」とした判決が確定しました。日本の国籍法は、外国の国籍をみずからの希望で取得した場合、日本国籍を失うと規定していて、二重国籍を認めていません。 東京高等裁判所はことし2月、「複数の国籍を認めると、どの国が個人を保護するかをめぐって国家間の摩擦が生じたり、納税や兵役などの義務について矛盾が生じたりするおそれがある。国籍法の規定は、その原因となる二重国籍をで

  • 【カンボジアニュース】プノンペン特殊詐欺摘発の続報(10月2日現在)

    共同通信等の報道によると、カンボジアの首都プノンペンのアパートを拠点に特殊詐欺をしていたとみられる日本人25人が、11日の摘発で現地捜査当局に拘束されたとみられる事件で、日本の警察がカンボジアに捜査員を派遣していたことが27日、捜査関係者への取材で分かったそうです。現地当局が押収した資料などを分析し、日本での立件を視野に調べた模様です。 捜査関係者によると拘束されたグループは、日本国内で被害が確認された特殊詐欺事件に関与した疑いが持たれており、容疑が固まり次第、日本に身柄を移送して逮捕する方針です。 カンボジアに捜

  • 【日本とカンボジア】日本での難民申請が国別一位に

    例によって、シェムリアップへの長距離移動恒例中の執筆です。今日は、日本での難民申請数がなぜか1位となったカンボジアについて、書きながら色々と考えてみたいと思います。 過去 ベトナム戦争の終結やクメールルージュの影響を受けて、日本はいわゆるインドシナ難民の受け入れを迫られました。タイ領内の国境にあったカンボジア難民のキャンプからは、日本としてはそれまでにない規模での難民の受け入れを行いました。その当時にカンボジア国境のタイ領内にできたNGOがその後発展し、カンボジアの復興に携わりました。現在でもそれらのNGOは世界各地で活躍しています。 1980年代当時は当然ながらベトナムやカンボ

  • 【昔のカンボジア】53 プノンペン南部、ソビエト病院付近の様子

    プノンペン南部、ソビエト病院付近の様子です。今では、もはや郊外とも呼べない都心の住宅街となっていますが、この頃は中心部から排水された雨水を貯める沼がある、こんな長閑な村のような光景でした。1995年。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジアニュース】プノンペンに特殊詐欺犯が潜伏中

    今回の件について、様々な関係者から入手した情報をもとに、最新状況をまとめてみたいと思います。 先週月曜日に摘発された特殊詐欺拠点から、拘束後に逃走した少なくとも12名の容疑者のうち、9名は既に再拘束されたとの非公式コメントがあったものの、こちらの3名については再拘束されたとの情報はまだありません。 12日に逃走した日本国籍の特殊詐欺容疑者3人 先週摘発された特殊詐欺拠点。サービスアパートメントを丸ごと借りていた。豊富な資金力が窺える。 今回の拠点には、中国系のオンライン詐欺拠点のように、鉄条網による厳重な監視はありませんでしたが、関係者によると行動の自由は制限されていたようです。

  • 【カンボジアニュース】国家警察と各国との協力

    一昨日の金曜日、9月15日を取り上げてみました。たった1日だけでこれだけの表敬を受けていることがわかります。国際的な犯罪が増加する中、いずれの会談でも、オンライン詐欺や、麻薬犯罪、マネーロンダリング等への対策における二カ国間協力についても話し合われたものと思われます 9月15日、ソー・テット国家警察国家警察長官、ディ・ヴィチア国家警察副長官兼中央警備局長らは、中国大使館警察アタッシェらと会合。既に合意に達している法執行調整室を設置することも進められている模様。同じく9月15日の午後、ベトナム大使館のレヴァンタン警察アタッシェらの表敬を受けた。 同じく9月15日の午後オーストラリア大使館

  • 【カンボジアニュース】プノンペンの特殊詐欺拠点摘発のその後

    日系メディア各社報道等をまとめてみます。日本の警察から「オンライン詐欺をしている日本人グループがいる。日本で被害が出た事件に関与している疑いがある」として身柄を確保するよう要請を受け、国家警察が11日にプノンペン市内のアパートを捜索しました。その際、部屋にいた25人を拘束し、パソコンやスマートフォン、マニュアルのような文書を押収しました。11日の夜は拠点でそのまま一晩を過ごすこととなり、翌12日の朝、勾留施設へ移動する前の午前9時30分前後に、複数の容疑者が逃走しました。少なくとも12人が逃走したとみられており、そのうちの3人がいまだに逃走中の模様です。在カンボジア日本大使館によると、

  • 【カンボジアニュース】日本人容疑者3人が逃走中

    昨晩、日系メディアで報道された通り、日本人を中心とする20人以上のグループが、特殊詐欺に関わった疑いでカンボジアの首都プノンペンで拘束されました。 昨日の第一報はこちら↓ この日本人の特殊詐欺事件との関係性については発表されていませんが、カンボジア国家警察は3名の外国人を捜索しています。国籍や容疑等については公開されていませんが、国家警察担当者によると逃走中の容疑者は日本国籍と推察されるとのことです。 この捜査を担当している部署は、国家警察の中央警備局です。本来は治安維持を担当する日本の

  • 【カンボジアニュース】日本人特殊詐欺グループ摘発第3弾

    (トップの写真はイメージです。) カンボジアの首都プノンペンのアパートを拠点に特殊詐欺をしていたとみられる日本人20人超が現地捜査当局に拘束されていたことが分りました。他にも数人が逃走しており、当局が行方を追っています。カンボジアを含む東南アジアでは特殊詐欺に絡んで日本人が潜伏し、犯罪行為を繰り返すケースが相次いでいます。 捜査関係者によると、在カンボジア日本大使館から、プノンペンでオンライン詐欺をする日本人がいるとの情報提供が現地捜査当局にあり、ベトナム人数人とともに拘束されました。犯罪行為の国際化は先のタイ国境のオスマッチの事案において確認されています。 捜査員が11日夜、ア

  • 【カンボジアニュース】タイの入管施設から逃走した日本人詐欺犯とカンボジアの関わりを発見

    昨日パタヤで逮捕された八木容疑者について、まず報道をまとめます。 日本で詐欺の疑いで逮捕状が出ている八木佑樹容疑者(35)は9日、タイの首都バンコクで裁判所から入管施設に戻った際に、護送車を奪い逃走しました。八木容疑者は、近く日本に強制送還される予定でした。9日午後に車で裁判所から戻った際に足の痛みを訴え、担当者が車椅子を用意している隙に運転席に乗り込んで逃走し、車は施設から約5キロ離れた場所で見つかりました。 フジテレビの独自報道によると、八木容疑者はその後電車に乗り、車内で着替えたあと、さらにタクシーに乗り換え、約140km離れたタイ東部のリゾート地パタヤでタクシーを降りたこと

  • 【カンボジア生活】中国不動産バブル崩壊で、カンボジアへの影響は?

    最近、カンボジアに投資をしている友人等から、中国の不動産バブル崩壊がカンボジアにどのような影響を及ぼすと思うかとの質問を受けることが多くなりました。昨晩明かりが乏しい高層アパートメントが立ち並ぶ、現在のプノンペンを眺めてふと思ったことを徒然に書いてみました。 昔はどうだったのか? 私がカンボジアに来た頃は、プノンペン都中心部で高い建物と言えば、セントラルマーケット脇のダイヤモンドホテルでした。確か7階建てだったと思いますが、その屋上からは360度プノンペンを一望できた記憶があります。その頃、プノンペン都中心部の標準的なプテアロヴェーン(タウンハウス、4mx16m、2階建)の販売価格

  • 【昔のカンボジア】52 バッタンバン中心部の川沿いの道

    長年の内戦を経たものの、まだまだフランス植民地時代の古い町並みが残っていました。1994年。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【昔のカンボジア】51 托鉢の僧侶と氷屋

    朝、プノンペンの路地では、托鉢をしている僧侶や、おが屑をまぶして氷を保管している氷屋が、あちこちで見かけられました。停電も多く、高価な冷蔵庫はまだ普及していませんでした。また冷蔵庫の多くは日本製の中古で、たいていの家には変圧器がありました。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【昔のカンボジア】50

    学校からの登下校風景。道路の環境が悪かったので、こうやって船で登下校する光景も、カンボジアのあちこちで見られました。シェムリアップ近郊、1994年。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • ダップ・チュンの半生とカンボジア独立運動

    シアヌーク時代と一括りにされてしまうことが多いカンボジア独立からロンノル政権までの期間ですが、実は結果としてはそうなったものの、そこには、多くの潜在的なリーダーがいて、国の進むべき方向性としては色々な可能性がありました。 先日、シェムリアップからプノンペンへの移動中に、その伝説とクーデター未遂での処刑という非業の死について紹介したダップ・チュンですが、改めて書いてみたいと思います。今年の1月にはCIAによる画策を国家警察が内定中との報道があり、フン・マネット首相による、過去の歴史の中でのCIAのカンボジアへの画策についての指摘もありました。その過去の画策の1つが、チュンによるクーデタ

  • 【カンボジア生活】ジブリ展がバンコクで開催中

    「The World of Studio Ghibli’s Animation Exhibition Bangkok 2023」がセントラルワールドで2023年7月1日から9月30日まで開催中です。 ジブリのさまざまな作品の世界を楽しみつつ、その世界に入り込んだかのような記念写真も撮影できます。すべての作品を網羅しているわけではないので推し作品がある場合にはご留意ください。私の気づいた限りでもポニョとアリエッティはありませんでした。 それでは、以下写真でご紹介します。

  • 【カンボジアニュース】シェムリアップ囚人強奪犯逮捕、囚人は既に国外逃亡

    シェムリアップの囚人強奪事件で、容疑者7人を逮捕との警察発表がありました。全員がアメリカ国籍を所持していたとのことです。カンボジア系が6名、中国系が1名です。2ヶ月前アメリカに滞在していた時から犯行を計画しており、組織に依頼された実行犯グループだけが逮捕された模様です。実際に囚人を強奪した4人だけでなく、当局と武力衝突した場合に備えて2つの支援グループも用意されていたとのことで、周到な準備が窺えます。 逮捕された実行犯7人の写真 国家警察によると、囚人は既に国外に逃亡しているとのことですが、逃走した国を把握しており、逮捕に向けて近隣諸国と緊密に協力しているとのこと。トカゲの尻尾切

  • 【カンボジア生活】シェムリアップのオススメ隠れ家ホテル

    先日、開業したばかりのWaka Villa Private Resort & Spaに泊まってきました。以前はシェムリアップ出張のたびにホテルを泊まり歩くのが趣味だったのですが、こちらに家を構えてからは機会がなくなってしまいました。お誘いいただき、シェムリアップで久々の外泊です。 オーナーさんに名前の由来についてお聞きしたのですが…忘れました。レセプションを抜けたところにあるメインプール。この脇を歩いて宿泊するヴィラに向かいます こちらのホテルは全部で19室、すべて独立したヴィラで、プライバシーを確保されたプライベートプール付きのヴィラです。メインのプールを通り過ぎ、バナナの葉

  • 【カンボジアニュース】シェムリアップで受刑中の中国マフィアを武装マフィアが奪還

    本日午前9時ごろ、麻薬犯罪で52年の刑期で服役中の中国人マフィア幹部チェン・シンハンが歯痛を訴え、看守同行のもとシェムリアップ市内中心部タプール地区のチョムチャンダー歯科で治療中に、武装集団が襲撃し囚人を奪還した。市内のボレイアーケード付近で車(レクサスRX330)を乗り捨て逃走。当局が捜索中。 放置された逃走車両現場で逃走車両から発見された武器 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご

  • 【カンボジア生活】2024年の祝祭日決定

    2024年のカンボジアの祝祭日が閣議決定されました。昨年に引き続き、従来よりも少ない祝祭日の数です。 1月1日 (月) グレゴリオ暦正月 1月7日(日) クメールルージュ虐殺からの戦勝記念日 3月8日(金) 国際女性の日 4月13日(土) クメールニューイヤー 4月14日(日) クメールニューイヤー 4月15日(月) クメールニューイヤー 4月16日(火) クメールニューイヤー 5月1日(水) 国際労働の日 5月14日(火) 国王誕生日 5月22日(水) ヴィサックボーチア(仏誕節) 5月26日(日) 農耕祭 6月18日(火) 皇太后誕生日 9月24日(火) カンボ

  • シェムリアップのジェラートについての私見

    最近ブログの更新が少ないですねと言われた。それだけ充実して忙しい日々を過ごしていたのだと思うが、もう少し執筆の頻度を増やしてみようと思う。自分の備忘録と言う面もあるが、自分の持っている知見を公開することにより、読者の皆さんに共有できることも目的の1つ(だったかもしれない…)。今日はカジュアルな話題、独断と偏見でシェムリアップのジェラートについて語ってみる。 Amami gelato 実は、最近シェムリアップにAmami gelatoという新しいお店ができたというSNS投稿を幾つか見て、早速行ってみた。美味しいと評価されている友人知人が多かったので恐縮だが、味に際立ったものは感じなか

  • 【カンボジアニュース】国連による北朝鮮制裁の抜け穴になり得る帰化問題

    アメリカにおいて特定国への輸出が禁止されている軍事製品の、中国への輸出を目論んだとして2015年にハワイで逮捕された男性は、カンボジアのパスポートを所持していました。彼の名前はMr. Kim Song Il、朝鮮系の名前に思えます。調べてみると、2008年9月17日付の勅令NS/0908/1045によって、北朝鮮国籍で平壌出身の1973年9月23日生まれの同名の人物に対して、カンボジア国籍が授与されていることがわかります。 Mr. Kim Song Ilにカンボジア国籍が授与された2008年9月17日付の勅令NS/0908/1045 同氏はカンボジアにおいて、プノンペン都内中心部の7

  • カンボジアの総選挙についての私見

    久々の投稿です。 一昨日は、国家選挙管理委員会(NEC)において、30年来の旧友でもあるプティア委員兼報道官と意見交換をし、また昨日はインターバンドの皆さんと共に日本大使館を訪問し、植野大使直々に、政治情勢についてレクチャーいただきました。 国家選挙管理委員会の看板中立の立場の9人目の委員であるプティアさんと。30年来の友人です。 以下、私の個人的見解を呟かせていただきます。 今回のカンボジア総選挙に、日本から参加した監視団は、インターバンドだけです。日本政府は前回に続いて監視団を派遣しておらず、5月26日には外務省報道官談話で、「日本政府は懸念を持って情勢の推移を注視し」と従来

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