母性
11/26 T-JOY大泉にて鑑賞。 お客さんの入りはキャパの3割程度といった感じでした。 【あらすじ】 ある日、女子高生の遺体が発見される。事故や自殺か、あるいは他殺なのか、その真相は不明だった。悲劇に至るまでの過程が母・ルミ子(戸田恵梨香)と娘・清佳(永野芽郁)それぞれの視点で明らかになっていくものの、双方の証言は同じ出来事を回想しているにもかかわらず食い違い、母と娘の複雑な関係が浮き彫りになる。 公開前から湊かなえ作品と言う事もあり、非常に楽しみにしていました。 しかし、公開後映画レビューサイトではあれよあれよと思わしくない評価が増え、若干不安な気持ちを持ちながら見に行きました。 そして見終わった感想としては、全く悪い作品ではありませんでした。 恐らく低評価や期待外れとレビューしている方々がそのように評している理由としては下記があげられるかなと思います。 1.中島哲也監督『告白』を期待してしまった 予告編でも『湊かなえ』『告白』のフレーズと中島作品を連想させる様なポスターデザイン、演出であったため、かなり『告白』を意識してしまったのかなと思いました。 (私もその1人です。) 2.ミステリー要素を求めすぎてしまった ※ネタバレ含みます 予告編でもある通り、とある女子高生の遺体が発見されたと言うニュースから物語が始まります。 なので、多くの方はこの事件の真相に迫っていく物語を期待しますが、実際はこの事件は物語のキッカケに過ぎず、『母親とは』『娘とは』を問いていく作品となっているので、このギャップが低評価の原因かなと思います。 ですので、自分としてはレビューを少し見てから観に行ったので、期待値を上げ過ぎずに鑑賞できたので、それなりに満足できました。 なので、これから鑑賞される方は先入観を持ち過ぎずに観に行くことをオススメします。
2022/11/26 07:27