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この青空を、君へ~父から息子へつなぎたい思想~ https://ph.nowandhere.jp/entry/20220803/1659473116

育児×哲学×社会学 ~父から息子へつなぎたい思想~ 「未来」のために「今」を手段化して生きてきた人生を反省し、外的な「意味」による支えを必要としないだけの、内的な「密度」をもった生き方を模索中。

今越結大
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住所
埼玉県
出身
函館市
ブログ村参加

2022/10/07

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  • 2024年4月9日 入学式に寄せて

    もう、パパの「背中」を見せる必要はないのかもしれない。 4/1から入学式までのこの1週間。 新しい環境に飛び込む君を見て、そう思えた。 4/1 学童保育に初登園。 80名を超える新しいお友達のいる部屋に、後ろを振り返ることもなく勇ましく入っていく君の「背中」を見送り、心配しているのは大人だけだと反省した。 新しい環境になって初めての週末。 今年の桜はいつもより遅くて、ショッピングモールから家まで桜を見ながら帰ったね。 君は電動自転車の後部座席から降りて走り出し、ついには家まで走り切ってしまった。後から調べたらショッピングモールから家までは、2.2キロ。 走る君の「背中」を見ながら、正直とても驚…

  • 2024年3月23日 息子の卒園式に寄せて

    君は「空」という言葉を聞くとき どのような空を思い浮かべるだろうか? 青空だろうか? 夕焼けに染まる赤い空? 満天の星が広がる夜空? いつか登った山の頂上から見た空? どこまでも続く水平線が綺麗だった浜辺の空? 毎朝、登園の時に見た新幹線の線路越しの空だろうか。 パパの背中が邪魔で新幹線が見えなかったのはゴメンて。 電車好きの君だから、念願叶って乗れたロマンスカー展望席から眺めた空や 上野東京ライングリーン車の2階席から見える空と言うかもね。 「空」という簡単な言葉ですら、 人によって思い浮かべる「空」は違う。 パパが思い浮かべている「空」と 君が思い浮かべる「空」は まったく同じ「空」ではな…

  • 訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書 by 東浩紀 Kindleハイライト

    訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書 作者:東浩紀 株式会社ゲンロン Amazon 訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書by 東浩紀 ぼくはいまの政治は、世界的にも国内的にも、また古典的な政治においてもネットの争いにおいても、「友」と「敵」の観念的な対立に支配されていると考えている。 Read more at location 30 したがって、その対立を抜け出すことが決定的に重要である。『観光客の哲学』では、その認識のうえで、「観光客的な連帯」こそが脱出の鍵となり、新たな連帯のモデルは「家族」に求められるという主張を展開した。 Read more at location 31 観光客の哲学』では、観光客…

  • 息子とケンカしたから、パパの大学に連れてった

    圧倒的な力の差を感じたり、想像を超えすぎたものを見た時に、今自分が悩んでいたり、イライラしたり、落ち込んでいたりしていることが、なんだかとても小さな事に感じて、思わず笑ってしまう事はないだろうか。 それは幼児でもそうなのかなという経験をした。 先日の週末のはなし。 午後から、息子とデートだった。 常々、パパの会社みたいとか、大学見たいと言われてきたので、この機会に連れて行こうかと計画した。 東武鉄道博物館 ↓ 明治大学リバティータワー ↓ 家の近くでくら寿司 というプランで数週間前に息子と決めた。 そして、事件は東武鉄道博物館で起こった。 お土産コーナーにあったオモチャが欲しくなり、ねだりだし…

  • ぼくは、どうして雨が降るのか、その「仕組み」が知りたいのではなく、その「理由」が知りたいんだ

    5歳のこどもから質問を受けたとき、詩的・物語的に答えるか、科学的に答えるか、いやどちらかではなく、どちらもこたえようかとその時々で考えるが、やはり、なんで?なんで?を突き詰めると、最後は科学的知では答えられない想像的知で答えざるを得なくなることに気づく。 昨日は、久しぶりに雷がすごかった。雷がまだまだ怖い息子。 カーテン閉めて!トイレついてきて!パパもリビングにいて!と、彼なりに雷に対応しようと考えているのがかわいい。 その時息子から質問をされる。 「どうして、雨はふるの?」 寝床で週の半分は本を読むが(その殆どは電車だ) 4歳ころから中学生の理科の教科書をつかって、宇宙や太陽や地球、天気や地…

  • 切磋琢磨できる好敵手という存在-保育園年長の運動会での学び-

    先週末は、運動会だった。 年少のときは、「土曜日は、保育園休みのはずだ!」という言い訳で、グラウンドのフェンスの端っこで皆が踊ったり、競技したりしている様子を見ているだけで、年長のお兄ちゃんが、励ましてなんとか全員リレーには参加したという息子。 年長の今回は、むしろヒーロー的な立場になり、なんともこどもの成長というのは大人の想像を軽く超えてくる。 こどもの限界を簡単に親が決めちゃだめだと改めて思わされる事になった。 年長さんのメインイベントで毎年障害物競走がある。 その中で、縄跳び10回跳ぶゾーンが設けられている。 年長さんで縄跳びを10回跳ぶのはこうも難しいものなのかと思うほど、多くのこども…

  • あえて素樸な線を引く‐『鶴見俊輔の言葉と倫理』谷川嘉浩‐

    この本が泣ける。 鶴見俊輔の言葉と倫理: 想像力、大衆文化、プラグマティズム作者:谷川 嘉浩人文書院Amazon 先日、友人に「理想に張り続けていることがすごいと思うよ」と言ってもらい、とても嬉しかった。 まだまだ、山のいただきは遥か遠いが、それなりの成果もでだして、少しでも業界に貢献できているだろうかと思ってもバチはあたらないだろうか。 大風呂敷を広げて、そんなことできないだろと言われて、でも挑戦し続けてきたと思う。 第二新卒で入った会社で、一番感動を覚えたのは、 「この会社は、夢を語っても馬鹿にされない場所だ」 と思えたこと。 まず、社長が大きな夢を語り、そしてその夢に日付を入れて、日々実…

  • 心の声に従う前に気をつけたいこと-『スマホ時代の哲学』谷川 嘉浩- を読んで②

    また、谷川嘉浩さんの『スマホ時代の哲学』から スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き作者:谷川嘉浩ディスカヴァー・トゥエンティワンAmazon 著書の中で、「スティーブ・ジョブズの助言は当てにならない」として、スタンフォード大学での卒業生に向けたスピーチを批判している。 12年前の私も、ジョブズのスピーチに奮い立たされている自分とちょっと待てと批判的に見ている自分とがいた。 *1 やりたいことだけやれる日など、ない。 ただ、今日一日「心を込めた」という振り返りはできるとは思う。 心の声に従うということは、良いことのようで、気をつけたほ…

  • 「大丈夫」より「なんとかなる」とつぶやく-『スマホ時代の哲学』谷川 嘉浩- を読んで①

    谷川 嘉浩さんの『スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険』を読んで、思考が刺激されている。 スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険 【購入者限定】スマホ時代を考えるための「読書案内」付き作者:谷川嘉浩ディスカヴァー・トゥエンティワンAmazon 今の時代は、常時接続の時代だからこそ、孤独を持ち、自己対話の時間を確保することが大切ではないかという主張。 常時接続の世界には、簡単に、気軽に、答えが出るもの、スッキリできるものが溢れている。 でも、人間には、長い時間かけて、それでも消化しきれないような、モヤモヤや答えの出ない事に向き合う事も必要で、その時間が現代は特に持ちにくいという問題提起…

  • 【食育】ベランダ菜園から畑を借りて菜園を始めた初心者がんばれ_随時更新

    決心のきっかけ理屈ではなくて 土作り 生ゴミを堆肥化する ナス ミニトマト ルッコラ パクチー 決心のきっかけ理屈ではなくて 都内在住時は、ベランダでミニトマトやきゅうり、ナス、ピーマン、ゴーヤなどをプランター使って栽培していた。 都内から引っ越し、家の周りに水田や畑が広がっており、ベランダ菜園では物足りなくなってきて、 市役所が紹介するレンタル菜園や張り紙などを物色しながら、時を伺うこと2年 朝散歩をしていると、おじさんに声をかけられた。 そのことがきっかけで、おじさんの持つ畑の一角をお借りすることになった。 なんて運がいいのだ自分。 このエピソードは改めて追記するとして、 初心者が畑を始め…

  • 「正対」は大切だが「正対し続ける」ことはしなくていい

    正対すること。 とても大切な心構えと思う。 自分自身、目の前の現実から目を逸らすことなく、正面から向き合うことで、いくつもの困難を乗り越えてきたと思う。 一方で、正対し続けることで、数年前は心身を壊し、療養していた時期がある。もうほぼ飲まなくなったが、万が一のため、今でもお守り的に薬を常備している。 正対するには精神的な体力が必要と思う。 自分の心の状態が整ってない時に正対すると、自分自身の心身が耐えられなくなってしまう。 『気流の鳴る音』(真木悠介)で、ドンファンが「意志」ついてこんなことを言っている。 「意志」とはどのようなものであろうか。ドン・ファンはそれを「人間と世界をむすぶ真のきずな…

  • 人生をゆたかにする良書と出会う方法

    オススメの書籍を教えてくださいと聞かれることがある。 応えるのが難しい質問トップ3のひとつだ。 (あと二つは?) 私がよく本を読んでいるというイメージを持っていただいて非常にありがたい。 ただ、何度か書いたことがあるが、私は30歳までほとんど本は読まなかった。 今でも文学の類はほとんど読まない。 ph.nowandhere.jp かなり偏りがあるので、オススメの本を教えてくれと言われて、本当にその人にあった本が紹介できただろうか?と不安で夜も眠れなくなる。 (すいません盛りました) とはいえ、自分なりの人生をゆたかにする良書との出会い方の方法論は持っているので、少しでも参考になればと思い書き残…

  • 「マンガ」か「読書」か議論を乗り越える

    教育や育児関係の記事で最近またこの議論をよく見る。 こどもにはマンガよりも読書(文字を読ませる)をした方がいい。 読書は漫画にくらべて「想像力を育める」と。 確かに読書は、文字から情景や主人公の姿などを想像して保管しながら読むので、一理あると思う。 ただ、その想像力を育む前に、想像はどうしてできるのか?ということも考えておく必要があると思う。 目で見たり、体験したりしたことがないモノや感情を想像することは難しい。 想像する材料が少ないままに、字ばっかり読んだところで、読書体験は乏しいものになるのではないかと思う。 僕も今でこそ本を年間に何十冊と読むようになったが、本格的に読書しだしたのは30歳…

  • 極論に心奪われず、感情に流されないための方法的懐疑

    デカルトは方法的懐疑という手法で、 すべてを疑っていったが、それでも今、ここで、思考している自分だけはどうにも疑えなかった。 「我、思う、故に我あり」 これを思考の出発点としようと言った。 方法的に懐疑しようと。 「すべてのことを疑ってかかれ」 この世に「絶対」などない。 唯一の「真理」などない。 人の数だけ「正しさ」がある。 と、相対(懐疑)主義者は言うだろう。 ちょっと待ってほしい。 もし、それが正しいというなら、 一つの矛盾に気づく。 その「すべてを疑え」ということもまた疑う必要がある。 思考停止的に「すべてを疑う」というのは、どうも正しくなさそうだということはわかる。 だから、方法的に…

  • その「ガクチカ」が採用担当に響かない理由

    現職でも採用担当を務めている これまでの社会人人生のなかで、新卒、中途、アルバイト採用を担当してきた 一部上場、中堅、ベンチャー企業で、1000名は面談や面接をしてきている。 子育てと同じくらい、いやだからこそ、就職活動を支援したいという想いは強い。 そのため、OB訪問(Webだけど)を受け入れて後輩の相談に乗ることがよくある。 数年前から、「ガクチカ」という項目を就活生が話してくれる。 最初聞いたときは「ガクチカってなに?美味しいの?」とびっくりしたものだが、 「学生時代に力を入れたこと」という項目とのこと。 この言葉作って広めた人がどのような意図かは分かりかねるが、 想いをもって「ガクチカ…

  • バーベキューつまらない-大人とこどもの世界線の違い-

    先週末は家族でバーベキュー&キャビンでお泊まりという体験をした。 家族だけでバーベキューするのも、キャビンに泊まるのも初めてだ。 チェックアウトして、昼ごはんを食べていた時息子から言われた。 「全然楽しくなかった。大きいお風呂入りたかった。朝ごはん自分でつぐやつ(バイキング)がよかった。パパとかっかYouTubeダメって言うし、プラレールもダメって言うし。今度から黒磯に行きたい」 奥さんと目を合わせて笑ってしまった。 黒磯とは、モンゴリアンヴィレッジのことで、昨年6月に行ったところ。 モンゴルのゲルに泊まれる。 風呂は岩風呂で露天あり。 夜ご飯は室内バーベキュー。 朝はバイキング形式。 室内で…

  • 移動の目的は「目的地」に着くことか-『気流の鳴る音』真木悠介より-

    以前、友人のお子さんの作文を読ませてもらった。 その作文にはこのように書いてあった(記憶なので原文どおりではない) パパは、目的地に行くために電車に乗るけど 僕は、電車に乗ること自体が目的なんだ。 カミナリに打たれたような衝撃を受けた。私も、移動が大嫌いで、あまり旅行が好きじゃない。移動というものが手段に過ぎず、何も生み出さない、何の価値もない時間の無駄と思ってしまうから。私も、目的地につくための「手段」として「移動」を見てる。ただ、「移動」そのものが「充実」したものだとしたら? 真木悠介の『気流の鳴る音』を思い出した。 「未来」の目的、理想のために、「今」の時間、人生、生命を手段としてみると…

  • 外的な「意味」による支えを必要としない生き方-真木悠介『気流の鳴る音』より-

    気流の鳴る音 ──交響するコミューン (ちくま学芸文庫) 作者:真木悠介 筑摩書房 Amazon ドン・ファンが知者の生活を「あふれんばかりに充実している」というとき、それは生活に「意味がある」からではない。生活が意味へと疎外されていないからだ。つまり生活が、外的な「意味」による支えを必要としないだけの、内的な密度をもっているからだ。 知者は行動を考えることによって生きるのでもなく行動をおえた時考えるだろうことを考えることによって生きるものでもなく行動そのものによって生きるのだということをお前はもう知らねばならん。知者は心のある道を選びそれにしたがう。そこで彼は無心に眺めたりよろこんだり笑った…

  • 包摂性を欠いた社会‐『日本の難点』宮台真司より‐

    宮台真司さんの「日本の難点」を読んでから、ずっと頭が回り続けてる。 「包摂性を欠いた社会」 近代化により、〈システム〉が〈生活世界〉に浸透する過程で地域共同体が崩壊して、相互扶助のネットワークが機能しなくなった。 個人主義が強調され、〈システム〉がそのことを助長する世の中になったが、グローバル化により、個人が剥き出しに、晒されてホームベースとなる場所はなくなり、本当の意味で挑戦し続ける事は難しくなってきている。 以前、福岡と沖縄の教室見学。全く違う景色だった。 福岡は中受目指す5年生。社会の授業で先生と自由民権運動の事を話し合ってた。 沖縄の小学生。先生とじゃれあいながら、僕はクリスティアーノ…

  • 直観は過たない 過つのは判断である-田坂広志『風の便り第2便』より-

    田坂広志先生の風の便り第2便「直観は過たない」より これだ!と心が動いて行動しようとするただ、冷静になって色々と検討するととどまったほうがいいと考えて止めてしまう。 そんな経験はよくある。 だけど、その時は直観を信じるようにしている。慣性の法則で、現状に留まりたい理由を探しているだけと考える 2020年に都内から引っ越しを決めたときもそう。 引っ越そう!と決めて動き出すとやはりどこかで、 本当によかったかな この場所でよかったかな 今の暮らしもここがいいよな という考えが過る。 ただ、そうなるのは折込済み。 最初の直観を信じて行動する。 ただ、守りの意味での検討はしたほうがいい。 つまり、この…

  • これは白だ!と言う時に潜む否定性

    100分de名著にて、ヘーゲルの精神現象学を観てから、訳書を読みたいと思い購入 ちょっとずつ読み進めていて、やっと上巻の半分くらい(^_^;) やっと「自己意識」の章に到達した。 感覚的直感→知覚→悟性→自己意識 と意識の成長過程を見ていっているわけだが、息子の成長過程と照らして見るとなるほどと思う事が多くて面白い。 実は、子育てしている親が読むといいのかもしれないとも思う。 人間が言葉を発するとその瞬間にその言葉には、否定も含まれていると。 これは白だ!という時、黒ではないという否定が含まれている。 簡単な例で示したが、実際にはこの否定が隠れてしまって見えない事がある。 ふと田坂広志先生のこ…

  • 怒りながら作っても一品、笑顔で作っても一品

    外食で働いていた時代の副店長研修で研修官から言われたこの言葉を思い出す。 ピークになって忙しくなると、店がピリピリして、キッチンでは怒りながら料理を作っている場面を見る事がある。 ただ、いずれにせよ作らなければならない一品。怒りながら作るのか、笑顔で作るのか、私は後者でありたい。 最近、息子が何かお願いすると、 「え〜せっかくテレビ見てたのに!」 とか、 「いま、プラレールで遊んでていいところだったのに!」 とか怒りだす。 結局は手伝ってくれるのだけど(^_^;) ちょっと前は、「いいよ!」とか「はーい!」と言ってすぐやってくれた。 ひょっとして、私が鏡になっているのかもしれない。。。 息子が…

  • 仕事の報酬とは何か

    恩師田坂広志先生の著書と出会ったのは2008年のこと 職場の先輩から 君は、経験から深く語ることは十分できている ただし、話に広がりがない。読書をしているか? と、問われ 今まで読書をまともにしたことがないことを見事に見破られた 負けず嫌いの私は、ある研修レポートでこう書いた 1年間で100冊読みます ただし、何をどこから読めばいいかわからないでいた そして、その先輩からこう問われた その100冊のリストに「田坂広志さん」は入っているか もちろん、そのお名前など知る由もない。さっそく、田坂広志先生の著書を3つ選んだ 「仕事の思想」 「なぜ、働くのか」 「仕事の報酬とは何か」 完全にハマってしま…

  • Now and Here

    父からもらった言葉はたくさんあるが最も大切にしている言葉 Now and Here いま、ここで 小学生の頃は 今の自分に全力投球しなさい と言われた。 成長するにつれ、 Now and here Here and Now と言われた。 30代に恩師田坂広志先生と出会いこの言葉をもらった。 過去は無い。 未来も無い。 あるのは、永遠に続く、いまだけだ。 いまを生きよ。 いまを生き切れ。 そして、君へ もちろん、夢、未来を描くことはある。 でも、まず「いま」に心を込めること。 そうして、縁につながっていくよ。 この青空を、君へ ランキング参加中育児・子育て

  • 「正論」もときには「暴力」となってしまうことがある

    外食企業の店舗から本部に異動してアルバイト採用の企画を担当した時 採用難の現状を分析し原因を明らかにし施策を考え、担当課長に説明する機会を得た これが答えだ!と思っていた僕は意気揚々とプレゼンした 理想と現実のギャップ現実に対する評価それを打開する為にすべきこと 間違いはない、確かな正論だった しかし、担当課長の表情は険しいまま一旦持ち帰りとなりその会は終わった。 打ち合わせ後に先輩からフィードバックを受ける 相手の表情を見ていたかどういう気持ちで臨んでいるか想像したか さっきまで会議続きだったんじゃないか 他にも抱えている課題があるのではないか 受け入れられない事情があるのではないか そうい…

  • 人生は四季のように

    中学か高校の頃だったか。父からよく聞かされていて四季の変わり目にいつも思い出す言葉がある 人間には喜怒哀楽があるいつも一定の心持ちであることはない自分の感情を自然と重ねて豊かな気持ちでいたい 人生は、四季のように 春のように 温かく 夏のように 情熱的に 秋のように 大らかに 冬のように 冷静に そして、君へ人間も自然の一部自然から学び、自然と調和し、自然体で生きる人生を送ってほしい。 この青空を、君へ ランキング参加中育児・子育て

  • 自発性と内発性

    宮台真司氏によると 自発性 判断基準が損得勘定で、自ら動くこと 内発性 内から湧き出る力で、自ら動くこと という どちらも「自ら動く」という意味では同じかだが突き動かす源泉が決定的に違う 決められたルールがありそれに従うのが自発性 ルールは守るが時にはそのルールを疑い、ルールを越えるそれが内発性 そして、君へ 社会で生きるには、ルールは大切 だけど 時には、ルールを越えるんだ! 自分の内なる声に耳を傾けよ。 そのために、強くなれ。 この青空を、君へ

  • 無数の没企画から生まれる最高傑作

    出典を忘れてしまったが以前こんな話を聞いた ある演劇で採用される楽曲は 約300曲の中から1曲だという だた、残り299曲は無駄だったか あるプロのインタビューでこんな事を聞いた 100の素材から5までにそぎ落とす時、 しかし その95は、残した5に凝縮される。 昨日の会議で、言われた。 せっかく作った企画をかなり手直しされ 一部を取り込まれて違う企画となっても 本当にいいものができればいいと 心から思ってますよね 私には無理です 確かに時間は惜しいかけた時間が全くの0になることもある立案者の名前が私でなくなることもあるただ、完成した企画にその魂は残っている それでいいと思ってる トップクラス…

  • 「引き受ける」ことと「抱え込む」ことは違う

    「引き受け」 心の中で、すべてを、自分自身の責任として、引き受けること。 『人間を磨く』p112 ここ数年のテーマだが、 「引き受け」と思っていたことが、 「抱え込む」になる事もあるなと思う。 どちらかと言うと「抱え込む」のほうで、 苦しんでいるような気がする。 Mr.Childrenの歌に「GIFT」という曲があるが、 本当の「引き受け」とはこの歌詞のことを言うのだろう。 知らぬ間に増えていった荷物も まだなんとか背負っていけるから 君の分まで持つよ だからそばにいてよ それだけで心は軽くなる www.youtube.com 引き受けて重くなるはずが、 引き受けて心が軽くなるって歌詞が本当に…

  • 知識は「花」思考力は「幹」

    どうやら、学校教育の課題は、知識の伝達の比重が大きすぎて、新しい知識を生み出す思考法の訓練は足りていないようだ。 クレイグ・アダムス氏の「賢い人の秘密」を読んだら、外山滋比古氏の「思考の整理学」のこの一節を思い出した。 われわれは、花を見て、枝葉を見ない。かりに枝葉は見ても、幹には目を向けない。まして根のことは考えようともしない。とかく花という結果のみに目をうばわれて、根幹に思い及ばない。 知識も人間という木の咲かせた花である。美しいからといって花だけを切ってきて、花瓶にさしておいても、すぐ散ってしまう。花が自分のものになったのでないことはこれひとつ見てもわかる。 「賢い人の秘密の一節」 教育…

  • 私たちである〈 私〉であり、〈 私〉である私たち

    今月の100de名著は、ヘーゲルの『精神現象学』 指南役の斎藤幸平さんがヘーゲルの言う「精神」の定義をわかりやすく解説してくれている。 絶対的な実体である精神とはすなわち、「 私たち である〈 私〉であり、〈 私〉である 私たち」なのです。 ヘーゲルがいう「精神」とは何なのでしょうか。原語のGeistはドイツ語に独特の言葉です。mindのように個々人の「心」を指す言葉ではないし、宗教的な「精霊」のspiritとも違います。 精神は、自然界における物理的現象や動物的活動と区別された、人間に特有の社会的行為の総称といってもいいでしょう。 「私」の美や善をめぐる理解は、「私たち」(精神)によって規定…

  • もし、目的がなく資源が無限ならば戦略はいらない

    私の会社はベンチャーなので、 常にリソースが足りない。 もっと人がいれば、 もっとお金があれば、 もっとリッチなツールが使えれば、、、 そんなことを常に思っている。 ただ、それは別にベンチャーに限ったことじゃないとも思う。 マネージャー駆け出しの頃からドラッカーのこの言葉を手帳に書いていて、定期的に見返している。 なすべきことは利用しうる資源よりも多く残る。 機会は実現のための手段よりも多い。 したがって優先順位を決定しなければ何事も成し得ない 森岡毅さんの『USJを劇的に変えた、たった一つの考え方』P97 に戦略について、以下の趣旨のことが書かれている。 なぜ、戦略は必要か 達成すべき目的が…

  • 論破ではなく、相手の土俵に乗りつつ自分の主張を通す

    先日奥さまに言われた 「やっぱり上手いよね。相手の言うことうなずきながら、自分の言いたいこと通すよね。私はすぐ戦っちゃうから。。。」 先日不動産管理会社と議論になり、担当者と話した時のこと。 「背理法」って知っている?と妻に聞くと知らないと言う。 簡単に言うと相手の土俵に乗るけど、最後うっちゃるってことと説明。 僕は「論破」が嫌いだ。 論破は、気持ちいいかもしれないけど、信念対立しか生まない。 自分のロジックの方がより優位だという議論をしかけて勝ってもあまり意味がない。 なので、まず相手の議論(土俵)に乗る。 そして、相手の主張が正しいと仮定して、議論を進めたときに、出てくる矛盾を指摘する。そ…

  • 私はいつも言葉を、詞を大切にしてきました-坂井泉水(ZARD)-

    私はいつも、言葉を、詞を、大切に、してきました。音楽でそれが伝わればいいなと、願っています。#今日はZARD坂井泉水さんの命日#ZARD#坂井泉水 pic.twitter.com/gFsw6MicFO— ZARDbot (@ZARDbot) 2019年5月26日 永遠の憧れ、坂井泉水さん 命日が5/27なこともあり、毎年5月頃に、彼女に思いを馳せる。 「負けないで」を聞いたのは13歳の時。 なんて優しくて、すべてを包んでくれそうで、でもどこかさみしげで、儚くて脆くて、勇気をくれるのに、守りたくなる。 そんな不思議な歌声に魅了された。 そして、彼女の詩の世界にのめり込んだ。 本題ではないので、個…

  • 息子がヒカキンさんから学ぶ感動の涙-そして宮台真司さんの「感染動機」を思い出す-

    昨日寝床で息子に聞かれた。 「どうして、ヒカキンはマイクラでヒカキンハウス完成したら泣いたの?」 最近ヒカキンのマイクラ実況動画「ヒカクラ」を見ている息子。 youtu.be ヒカキンが、チートもコマンドも使わずに、一個一個ブロックを積み上げて、ヒカキンハウスを完成させる姿が映されている。 そして、ヒカキンはクライマックスで号泣するのだ。 なんで泣くかわからない息子。 「これはさ、感動の涙と言ってとてもいい涙なんだよ」 「ぼくは泣かないよ!」 「悲しくて泣くことは、あまりしたくないよねぇ」 「うん」 「でもさ、ものすごい時間かけて、一個一個コツコツブロック組み立てて、時にはうまく行かないことも…

  • 「知識社会」とは、「知識が価値を失っていく社会」-田坂広志-

    「知識社会」とは、「知識が価値を失っていく社会」 私淑する田坂広志先生の言葉だ。 ChatGPTがブームなので、私も少し触ってみた。私の質問の仕方が拙いのもあると思うが、検索の手間が省ける、検索した情報達からサマリする手間が省けるという価値は見いだせたものの、心躍る感動まではしていない。 あたかも人と会話している錯覚に陥るので、 カスタマーサポートとか、答えが決まっていてその回答をするとか、要約サービスとか、そういったたぐいのサービスには、かなりビジネスチャンスがあるのではないかと思う。 私もAIボット+有人対応でカスタマーサポートツールを構築しているが、これが代わりに応えてくれるなら、なんら…

  • 論理的に話すには、相手の『本当にそうなの?本当にそれだけ?』の疑問に答える

    賢い人の秘密 賢い人の秘密 天才アリストテレスが史上最も偉大な王に教えた「6つの知恵」作者:クレイグ・アダムス文響社Amazon を読んだら、就職活動時にお世話になった高田貴久さんの「ロジカルプレゼンテーション」読み返したくなった。 ロジカル・プレゼンテーション ― 自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」作者:高田貴久英治出版Amazon 書籍は2004年出版だが、お世話になったの2001年だったのでもう20年以上も前の話しなんだな(^_^;) 20代の頃の感覚が蘇る。 高田さんは、「外資コンサル.com」というコンサル会社の就職支援をされていた。(今はどうかは知らない)…

  • そのグラスは「本物」か?-「実体」は、わたしたち一人ひとりの個人的、主観的選択によって作り出されていることが多い

    賢い人の秘密 天才アリストテレスが史上最も偉大な王に教えた「6つの知恵」作者:クレイグ・アダムス文響社Amazon これは、本当にそう思う。 p199(Kindle iPhone版でのページ) 世界中の人が一堂に会したとする。人々が囲んでいるテーブルには、小さくて深さのあるガラス容器が2つ。 一方の容器にはいっぱいの花と少しの水が入っている。もう一方は、水だけで満たされている。 そうすると、一部の人は目の前にあるものを、花瓶と、水の入ったグラスだと言い、別の人はどちらもグラスだと言う。両方花瓶だと言う人もいるかもしれない。あるいは、花をとり去れば花瓶はグラスになるし、その逆もあり得る、という意…

  • 【所感】「進化」の本質は「多様化」-田坂広志 人類の未来を語る-

    私淑する田坂広志先生の新著「田坂広志 人類の未来を語る」 読了したので、その所感を。 田坂広志 人類の未来を語る~未来を予見する「12の洞察」~作者:田坂 広志光文社Amazon 「進化」の本質は「多様化」 この言葉が、とても響いた。 それは、今の自身のテーマが、 「信念対立を乗り越え、互いにより良く生きるには、どのような社会ルールを設計し、運用すればよいか」 であり、その問いに道筋を与えていただいたから。 世界が、多様化に向かっている。 そのことを受け止められるほどに、まずは、自身の心の中の多様性を認められているか。 この問いが新たに立つ。 2023/9/12 誕生日の日記を振り返える。 -…

  • 田坂広志人類の未来を語る購入

    我が師の新著が出版された。 今日の出勤帰宅時の移動で拝読する。 思えば、2010年に「使える弁証法」 事物の螺旋的発展 対立物の相互浸透 から着想を得て、 寺子屋(個別学習) ↓ 学校(集団指導) ↓ 集団的個別学習 という企画をして、そのアクセラレーターが、ICTだと思った。 あれから10年以上。 世の中はまさにその方向に向かっている。 未来は予測できないが、予見できる。 水は高きから低きに流れる そのことを教わった。 読むのが楽しみだ 田坂広志 人類の未来を語る作者:田坂 広志光文社Amazon 使える 弁証法―ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える作者:田坂 広志東洋経済新報社Amaz…

  • 鶏口となるも牛後となるなかれ

    中学生の頃、父親から言われた言葉 むしろ、鶏口となるも牛後となるなかれ 大組織で埋もれるくらいなら 小さい組織でもいいからリーダーになれ ということ。 ベンチャー企業の創業に参画した理由はいろいろだが その一つの理由はこれかもしれない。 ある集団では埋もれていたが 別の組織に属し、リーダーになった だが、そのリーダーであることによる悩みが生まれ 前の組織に戻りたいと思った その時に、父に言われた むしろ、鶏口となるも牛後となるなかれ ぼくは、リーダーであることの苦しみを受け入れることにした その経験が原点なのかもしれない。 そして、君へ どんなに小さい組織でもいい リーダーになることを薦めたい…

  • 262理論

    転勤族だった僕は 小学校を3つ 中学校を2つ 通った 毎回、すでに出来た輪に入るため 八方美人に振る舞っていたところがある こどもながらの処世術 周りに嫌われないようにしようと振る舞った ただ、やはり 転校生の僕をよく思わない輩もいた その輩達とどう折り合いをつけるか その事に悩んでいた そんな時、父からこう言われた 世の中、2,6,2なんだ 何があっても味方してくれる2割 何があっても敵になる2割 振る舞い次第で味方にも敵にもなる6割 下の2割は構うな 真ん中の6割をいかに味方につけるかだ だから、君へ 八方美人である必要はない。 分かり合えない2割はいる。 その2割に時間を使うのはもったい…

  • 約束が果たされる事の奇跡

    先日友人がこのような事を言っていて、 ほんとだなぁ〜と実感したこの数週間。 誰かと約束をして、 その約束が果たされる事って本当に奇跡だ。 今年は奥さまが永年勤続賞で特別休暇をもらったとのことで、 いつもより長い冬休みをとることになった。 本当は海外旅行に行きたかったようだが、コロナ禍で断念。 3ヶ月ほど前に実家で過ごすと決めた。 その日から12/18元気に2人を届ける事が、最大のミッションとなった。 9月末 夫婦でコロナに罹る。 帰省前でよかった。 抗体ゲットか?! コロナの館で息子はピンピン わたしは10月末までスッキリしない日々 11月末 保育園がコロナで休園。息子も濃厚接触者に。帰省前で…

  • もし、このままひとりっ子だったなら

    独身の頃、息子を持つ母親社員数名と 働く機会があった。 誰もがすごく息子のことを可愛がっている。 ふと、思った。 あれ、母からこんなに可愛がられたっけ? 誕生会を毎年家族で開いてもらうので そのタイミングで、母に聞いた。 こんなに可愛がられた記憶がないのだが すると、母から言われた。 あなたが生まれて2人目がなかなかできず このままひとりっ子になるかもしれない と思った 世間的にひとりっ子は 「わがまま」という印象を持たれる だから、あえて、厳しく接してきた 三十数年経って、母の教育方針を 初めて聞いた。 温厚で優しい母だが そのような厳しさを内に秘めていたのかと 驚いた。 そして、君へ ばぁ…

  • ひとは時間や空間を超えてつながっている

    心理学者のユングによれば 集合的無意識によって 人はどこかでつながっているらしい。 最先端の科学的仮説 ゼロポイントフィールド仮説 そこには過去、現在、未来の情報が すべて格納されている磁場があるらしい。 波動は、 類似の周波数の波動と共鳴するらしい。 以前、オンライン読書会を開いた。 新潟の2人と私の3人で、2時間 1人はSNSでつながってはいたが リアルに会ったのは約10年前の一回 もう1人とのご縁もリアルでは 数年に一度 でも、同じような価値観、つまり 波動が似ている。 なので、 こんなに離れていても こんなに会ってなくても 顔を合わせた瞬間に共感、共鳴できる。 2時間があっという間に過…

  • 今日はすべきことがあまりにも多いから、一時間ほど余分に祈りの時間を取らなければならない-マルティン・ルター-

    正直、昼飯くらいは1人の時間が欲しいと昼ごはんを一人で食べることが多い。 昨日は、執務室にいた社員に、自ら声をかけて一緒に昼ご飯に行った。 やっぱりほぼ仕事の相談で終わる(^_^;) ただ、それでも昨日は大丈夫だった。 UVERworldの「praying run」に触発され、ダイエットや健康の為に走るんじゃなく、祈る為に走る。 今日一日が充実した、満ち足りた一日で有りますようにと祈る。 そう目的を変えて、 コースに地域の神社を入れて、祈ってる。 最初は心の中にある結ぼれが取れるのに5分ほど祈った。それでも祈りの効果を感じた。 10日ほど過ぎたあたりから、 神社の鳥居の前に立つ頃には 「あ、も…

  • なぜ、建物越しに見える青空に心奪われていたかの意味がわかった

    このブログのタイトルにもつけているように 僕は青空が好きだ。 でも、 「きれいだな」と言葉になる青空と 言葉にならず、ただ心がぱっと開ける青空がある。 その違いはなんだろうか。 建物越しに見る青空に心奪われるのである。 地上から見上げたビルの屋上越しに見える青空 新幹線の線路越しに見える青空 そして、神社の社殿の向こうに見える青空 なんで一面に広がる、遮るものもない青空ではなく、 こうやって何かの建物越しに見える青空に心奪われるのだろう? 近代化と原始の弁証法か? 神社はパワースポットだからか? とか考えていたが、折口信夫の「古代研究」*1 この一節を読んで謎が解けた。 光り充つ真昼の海に突き…

  • 準備と他力

    高校受験の時の話し 推薦枠で第一志望を受けたが落ちた。 担任から一般入試は ランクを下げてもいいのではと言われた。 俺を落とすなんていい度胸だ 中学生の私は、好戦的だった(^_^;) ランクを落とすなんてあり得ない。 一般入試で必ず合格する。 そう決めて残りの期間勉強した。 試験当日。 英語の時間だった。 不思議な体験をする。 背中がゾワっとした。 ヒアリングがいつもより簡単にきこえる。 リーディング・ライティングの問題で 答えが浮かんで見える感覚がある。 試験が終わった瞬間。 これは満点だと確信した。 きっとおじさんが力を貸してくれた。 そう思えてならなかった。 第一志望のその高校に合格した…

  • レモンを渡されたら、レモネードにする努力をしよう

    Photo by _mito_to この場合のレモンは ガラクタとか、不良品という意味。 要するに自分にとって好ましくない状況。 レモネードは 子どもが大好きな飲み物。 自分にとって 好ましくない状況が与えられても 好ましい状況へ変えていこう という意味 大学時代 ESSという英会話サークルで活動した。 大会となるとほぼ半日、 英語による討論をする。 ある日、午前中なかなか議論が進まず 退屈な気持ちでいた。 昼休みに他のテーブルにいた同期に愚痴った 今日は、つまらない。時間の無駄だ。 そうすると、同期に叱咤された。 つまらなければ、楽しくすればいい! そう言われて目が覚めた。 他人任せにしてい…

  • 人生の分岐点でかけられた母の言葉②

    父は、名言・格言で人生に指針をくれた 母は、人生の分岐点で背中を押す言葉をくれた 今日も、母のはなし。 新卒入社の会社を6ヶ月でやめた。 こんなに短期で辞めるのは初めてのこと。 就職活動では意気揚々と 世の中に貢献するんだ! と言いながら、たった6ヶ月で辞めたのだ。 挫折でしかない。 せめて3年頑張れ と自分に鞭打とうとも思った。 でもやっぱり、踏ん張れなかった。 情けなさに打ちひしがれ、 しばらく実家で引きこもった。 数ヶ月何もしない日が続いたある日、 母が二階にいる私に声をかけてきた。 なんか面白そうな番組やっているよ 1階に降りてみると、 そこに映っていたのは、某外食企業の社長だった。 …

  • 人生の分岐点でかけられた母の言葉①

    父は、名言・格言で人生に指針をくれた 母は、人生の分岐点で背中を押す言葉をくれた 今日は、母のはなし。 大学受験で一浪した。 本当は、国立大学の教育学部に入り 学校の先生になりたかった。 現役の時、センター試験に失敗した。 それでも、第一志望の国立大学は受けたが当然不合格だった。 国立大学向けの勉強しかしていなかったので、 私立対策は全くしていなかった。 浪人することを決意した。 国立大学再挑戦を目指していたが やっぱり、センター試験がうまく行かず、 さすがに、ランクを一つ下げた。 今回は私立対策もしたが、父の母校明治大学は 受験するつもりはなかった。 ふと、母親から言われた。 受験料を気にし…

  • マージナルマン境界に立つ人という生き方

    自分に専門分野がない。 という悩みを抱き続けてきた。 新卒入社のITコンサルの会社は8ヶ月で辞め 転職したのは外食 店舗で3年半、本部で3年半 店長経験と新店プロモーターの経験 本部では人材開発部で新規事業 その後転職して教育業界 ベンチャー創業に携わり 営業、CS、広報、採用、企画、人事 と、社内で足りないところを担当した。 なので、一つの職で極めているものがない。 何か一つのことを極めないと武器がないんじゃないかと焦っていた時、 寺島実郎さんの「世界を知る力」を読む。 その中に書かれていたこの言葉に 勇気づけられた。 マージナルマン=境界に立つ人 スケールの大小はあるが、 自分もこのマージ…

  • 『福岡伸一、西田哲学を読む』の新書版出ていたのか!

    生物と無生物の間生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)作者:福岡 伸一講談社Amazon 動的平衡 新版 動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか (小学館新書)作者:伸一, 福岡小学館Amazon など、知的刺激をくれる福岡伸一さんが西田哲学と悪戦苦闘する良書が、新書版になっていた! 単行本は、図書館で借りて、いつか買おうと思っていたが、新書版になるとは有り難い。迷わず購入。 単行本のページだが、この辺のやりとりは考えさせられた。 福岡: 実在論というと、唯物論的な考え方を連想する人もいますが、そうではないのですね。 カントが、われわれの意識では及ばない存在だとした「物自体」というのも、決して…

  • 「行動しない」という行動

    昨日に続き、内田樹さんの「寝ながら学べる構造主義」より 寝ながら学べる構造主義 (文春新書)作者:内田 樹文藝春秋Amazon 人間の個別性をかたちづくるのは、 その人が 「何ものであるか」ではなく、 「何ごとをなすか」によって決定される、 マルクスはそう考えました。 「何ものであるか」というのは、 「存在する」ことに軸足を置いた 人間の見方であり、 「何ごとをなすか」というのは 「行動すること」に軸足を置いた 人間の見方である、 というふうに言い換えることが できるかも知れません。 僕ら世代は、この「何ごとをなすか」に価値があるという価値観を埋め込まれた世代ではないかと思う。 僕自身、とにか…

  • 思ったほど主体的ではない私

    「幸せ観」は多様化したが、 自分にとって何が幸せか?を突き止める その方法論は型があるのではないか そう思って、哲学の本を読み漁った 現代思想から下っていこうと考え まず、「構造主義」から手をつけた。 内田樹さんの『寝ながら学べる構造主義』 の一節にこんなことが書いてある。 私たちはつねにある時代、ある地域、 ある社会集団に属しており、 その条件が私たちのものの見方、 感じ方、考え方を基本的なところで 決定している。 だから、私たちは自分が思っているほど、 自由に、あるいは主体的にものを 見ているわけではない。 日本人である自分は、かなり自由に自分の行動を決められる。 基本的人権が認められ、経…

  • 不自由な自由

    今は多様性の時代と言われ、 世の中の共通了解が薄れつつあると思う。 高度経済成長期は、 いい学校、いい会社、いい人生 という 「幸せな人生」のロールモデル が存在したが、 今はそれだけが生き方ではない という価値観になりつつあるのは 肌身で感じる。 ふと、この疑問が浮かんだ。 多様性を獲得するのは良いことか 多様性は人類にとって進歩なのか フランス革命で「自由」を手に入れた市民 自由を手に入れた瞬間こうなった。 「自由」ってどうすりゃいいんだ? 今も似ていると思った。 多様性の時代で、自分の幸せは自分で決める自由がある。 で、「幸せ」ってどうすりゃいいんだ? 自分なりに考える。 自由に考えられ…

  • 移動時間がきらい

    僕は、目的地に行くまでの 「移動時間」がどうも苦手だ。 本を読んでいればいいとか 映画を見ていればいいとか 移動時間中の過ごし方をいろいろアドバイスもらい、確かにそうなんだけどちょっと違う。 以前、西野亮廣エンタメ研究所の投稿で*1「不便益」を設計せよという内容があった。 まさにこれなのだ。 > 不便益 車や電車や飛行機は確かに移動を楽にし、効率化し、世界を狭めた。 ただ、移動しながら、道すがら、そこで出会えた人、触れられたものなどの「体験」はすっ飛ばされることになる。 移動は短くして、目的地で移動に使ってた時間分それやればいいじゃん。 という事を言われそうだが、ここはもう感覚の問題なので、そ…

  • あいかわらずなボクら

    ※2020年9月19日 この2ヶ月後に、実家近くに転居することになろうとは。。。 今日は半年ぶりに息子と帰省する。 帰省を自粛していたが、なぜいま帰省をしてもいいかと思ったか。 在宅勤務で基本不特定多数と接触していない 世の中の感染対策ノウハウが溜まっている 東京の実行再生算数が1.0前後を推移している まぁ、これでかかったら宝くじに当たったようなものだと思ってる。 そして、何より 明日は誰にも約束されてない。 そんなことを思う時、B'zのあの名曲が思い浮かんだ。 『あいかわらずなボクら』 www.youtube.com カラオケに行くと、だいたい締めにこの歌を歌う。 短い歌なので、歌詞を全て…

  • 「結果出した人」の言葉か「挑戦中の人の言葉」か

    ※2020年9月13日 またも、キングコング西野さんの記事より。 近大での卒業式でのスピーチが再生数1000万回を超えたようだ。 https://www.facebook.com/561609637376736/posts/1545806638957026/?extid=BPtDytMw8XQaGIvU&d=n このスピーチを引き受けるとき、「結果を出してない」自分が引き受けるのはどうかと迷ったそう。 ただ、ここは大学の卒業式。 これから社会に出て「挑戦しよう」としている人達の集まり。 「結果を出した人」の言葉より 「現在進行形で挑戦している人」の言葉 の方が生徒に聞かせたい」という理由なら、…

  • 【4才8ヶ月】たし算ひき算は、湘南新宿ラインの車両で考える。

    昨日、車でドライブの帰り。 妻が、後部座席で息子に算数の問題を出している。 妻:6+1は? 子:16! 1と6があるから、16と言ったようだ。 息子は、ほぼ毎日マインクラフトで遊んでいる。 RTMというMODを入れて、リアルな電車をマインクラフト上で連結させて遊んでいる。 ph.nowandhere.jp 車両で考えたらできるのでは?と思い、運転席から横槍を入れた。 私:マインクラフト思い出して! 6両の湘南新宿ラインに1両連結したら何両よ? 子:それは、7両でしょ(ドヤ顔) 私:足し算できるじゃん(笑) 妻:じゃあ、7+1は? 子:7両の湘南新宿ラインに1両連結したら、8両だよ! 妻と私 爆…

  • ハッタリで生きる

    昔、父親がこう言った。 度胸とハッタリで生きてきた 僕は勝手にこう解釈していた。 ここぞという時に 勇気を持って大風呂敷を広げ 言っちゃったからには 後から帳尻を合わせに行く。 と。 僕もその血を存分に受け継いでいると思う。 まず、「やります!」と言って、後から方法を考える。 やれると思って手をあげた事は正直ないが、 やれる風に振る舞うのは得意だ。 学級委員長やります! サッカー部のキャプテンやります! 生徒会やります! サークルの役員やります! 店長やります! 起業やります! 先に言う。 後から、どうするか考える。 言ったからには、それ相応になろうと努力する。 そうすると、そのためのインプッ…

  • 【参考資料】死は存在しない-最先端量子科学が示す新たな仮説-参考文献・映画・キーワードリスト

    田坂広志先生の新著『死は存在しない-最先端量子科学が示す新たな仮説-』 死は存在しない~最先端量子科学が示す新たな仮説~ (光文社新書)作者:田坂 広志光文社Amazon で、紹介されている、書籍や映画やキーワードが縦横無尽すぎて、しびれたので、今後の自分の学びのためにまとめました。 読後の所感は後日 独断と偏見なので、本書から取り上げてないものもあるかと思いますが、読者のご参考になれば幸いです。 docs.google.com スプレッドシートに書いた内容を一応ブログにも転記しておきます。 もうちょっと見栄え良くしたいなぁ。どうやったらいいのか有識者に教えて欲しい。 章 ページ 肩書/カテゴ…

  • 分かれ道が来たらどちらを選ぶか

    分かれ道が来たら、 厳しい方を選びなさい。 小さい頃から父親に言われてきた事。 若い頃の苦労は 買ってでもしなさい。 その教えを守り、選択肢がいくつか出た時、 そして、迷った時、厳しい方をあえて選ぶようにしてきた。 外食で社員駆け出しの時、その店のスタッフに言われた。 少しでも早く店長になりたければ みんなが嫌がる仕事を率先してやる事だよ 親父の言葉を思い出しハッとした。 その言葉のおかげか、率先して仕事に取り組み、僕は8か月で店長になった。 当時としては早い方だった。 私の親友で、地元でサッカーチームを作り、共に中盤でプレイした仲間は元イタリア代表のロベルト・バッジョのこの名言をよく言う。 …

  • なぜ、一部上場企業を辞めてベンチャー企業創業に参画したのか

    一部上場企業を辞めた理由の一つに、 創業メンバー達の苦労話しがまぶしかったというのがある。 当時の直属の上司、部長は、それこそ寝食忘れ働いたという。 オフィスに寝袋持ち込んだり、飲み会後にまた会社に戻って働いたり。 立ち上げるためになんでも仕事をこなしたと。 一部上場企業で課長になった僕は、役割が明確に決まっていた。 こんなエピソードがある。 僕がコピーを取りに行くと、パートさんが止めに入った。 「こんな仕事私がやりますから、どうぞ、別のことしててください!」 こんなこともあった。 数千万円の発注書の承認のハンコをいくつも押す。 もちろん経緯もわかっているが、わたしがしたのは、承認のハンコだけ…

  • 香りある人生

    私の師匠田坂広志先生の著書 「未来を拓く君たちへ」 未来を拓く君たちへ なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか (PHP文庫)作者:田坂広志PHP研究所Amazon 田坂先生の本の中で一冊選びなさいと言われたら迷わずこの本をあげる。 そして、この本は色々な人にプレゼントもしてきた。 それくらい私にとって大切な本だ。 「悔いのない人生」を生きるために 「満たされた人生」を生きるために 「香りある人生」を生きるために 「大いなる人生」を生きるために 「成長し続ける人生」を生きるために というテーマで展開されていく。 各テーマ心に響くものがあるが、その中でも私の人生の中心においているのは、 「香りある…

  • 今の自分に全力投球

    ※2020年9月11日 小学生時代に父親からよく言われた。 「今の自分に全力投球」 上見てもキリがない。 下見てもキリがない。 あなたは、自分以上でも自分以下でもない。 だから、今の自分に全力投球しなさい。 なんでもいいから一つ誰にも負けないものを作りなさい。 そして、文武両道だと。 そう言われて、勉強では「算数」をスポーツは「サッカー」をがんばると小2の僕は宣言した。 小4の時、周辺の学校のサッカー大会で、学校代表に選ばれた。小5,6年の先輩の壁は高く、ベンチを温めて終わったけど。 小5,6では、キャプテンになった。 6年生の二学期で転校し、サッカーは一旦やめた。 中学生になり、サッカー部に…

  • 起こるべき奇跡が起きただけさ

    UVERworldの名曲で『PRAYING RUN』という歌がある。 ボーカルのTAKUYA∞が作詞作曲。 彼は、毎日10キロ必ず走る。 雨の日だろうが、怪我してようが、必ず走る。 走る理由は、 「祈り」 のためだそうだ。 祈るために走る。 僕が大切にしているマルチンルターの言葉。 今日はすべきことがあまりにも多いから、 一時間ほど余分に祈りの時間を とらなければならない。 自分の日々の生活の中に 「祈りの時間」 はあるか? というのは、宗教的なことというより、 心を整える技法という意味でも大切に思う。 そして、色々な本を読むと、祈りは神との「取り引き」のためではないと書かれている。 ある本で…

  • 「ポジティブ」と「無邪気」

    もう、自分を鼓舞することはやめた。 「できる!おれならぜったいできる!」 と、ポジティブ思考をして 自分を奮い立たせ 挑戦し続ける自分をイメージして 進もうとすると 必ず同じくらいの熱量の不安に襲われる。 しまいには身体を壊した。 「本当にできるか」 「準備は足りてるか」 「失敗したら立ち直れるのか」 田坂広志先生の著書 『運気を磨く』 には、こう書かれている。 本当に「良い運気」を引き寄せたいと思うならば、心の中をポジティブな想念で満たす前に、何よりも、心の中に数多く存在するネガティブな想念を消していかなければならない (Kindle No98) ポジティブな想念で、ネガティブな想念を打ち消…

  • 再現性と一回性(機能か人間か)

    最近よく聞く組織コンサルの会社の方とお話しする機会をいただいた。 社長の著書もベストセラーのようだ。 モチベーションはマネジメントできない モチベーションは、上向く時もあるし、下がることもある。 ここまでは、私も共感。 マネジメントすべきは、(全部で130個の理論があるようだが、例えば)誤解と錯覚を取り除き、社員の迷いを取り除いてあげること。 3×3=9と答える時、錯覚も誤解もない。 トップが、3×3=8とか、7とか言ったりするから、社員の行動が間違えてしまうのだ。 ここまでも言っていることはよくわかる。 人と人との相性は、やっかいな変数だからその変数をできる限り取り除いて、再現性を高める。 …

  • 「正当化」と「受容」

    現状を打破したいと行動している時、隣の芝が青く見える事が多い。 才能、人脈、地位、財産などに恵まれている人を羨ましく思う。 今やっている事に意味があるのかと思う事がある。 その時に、自分の境遇の方が実は価値があるのだと「正当化」しようとするか 価値のあるなしではなく 正しい、間違ってるではなく 優劣でもなく ただ、ただ、自分の今を「受容」しようとしているかは省みた方がいい。 「正当化」は、他者への攻撃に向かう。 「受容」は、今、あるものに光が当たる。 だから、君へ。 君は、君以上でも、君以下でもないから。 うまくいかない時、正当化して他人を攻撃するのではなく うまく行ってない自分を受容するとこ…

  • 久しぶりに宮台真司先生の書籍2冊読んでる

    2019年頃だったと思うが、 宮台真司先生の「日本の難点」を読んで、 ハマってしまった。 おそらく単著は図書館&購入してほぼ読んだ。教育系の共著も読み漁った。 言葉は過激な部分もあるが、あえてそうやって自分に注目を向けて、向かってきた人たちに、社会の本質的な議論を投げかけているように見えて興味を惹かれた。 特に 「日本の難点」*1 「14歳からの社会学」*2 「美しき少年の理由なき自殺」*3 「就活原論」*4 あたりは、繰り返し読んだ。 またこの辺の本もブログで紹介していこうと思う。 経営リーダーのため社会システム論より 社会学は、社会が思い通りにならない理由を究明することで、どの範囲で、どん…

  • 一人の個人としての幸せ、社会の一員としての貢献

    大学院時代に『ヒューマンリソースエンパワーメント』という講義の初回でこんな事を言われた。 「この世で1番大切なのは、自分だ」 今では、そうだと思うが、当時31歳の僕には、衝撃しかなかった。 それまでは、自分は二の次。自己犠牲。相手が1番。という価値観で仕事をしてきたから。 「自分が幸せであるために、あなたが幸せでなきゃだめなんだ」 という言葉で納得した。 自分なんてどうでもいい、あなたが幸せであれば。 と思っているその「自分」も、他の誰かからもまた同じように思われている。 「自分」が幸せでない事で、他人を不幸にしていることがある。 だから、君へ。 まず、自分が1番大切で、幸せになること。 自分…

  • 「人と違うこと」に価値はあるか

    2016年に『幸せになる勇気』読んだ。 幸せになる勇気作者:岸見 一郎,古賀 史健ダイヤモンド社Amazon 「嫌われる勇気」を読み、その続編として興味を持って手に取った。 人間の抱える最も根源的な欲求は 「所属感」 孤立したくない、 「ここにいてもいいんだ」と実感したい。 そう実感したいために、特別な地位を得たいと欲する。 「その他大勢」にならないようにする では、他者から承認されていくことで、その所属感を満たしてく事が、正解なのかと言えばそうではない。 承認には終わりがなく、際限なく求める 永遠に満たされない人生を送る 怖い言葉だ。 「わたし」の価値を、他者に決めてもらうこと それは「依存…

  • 万策尽きてない

    ※2020年9月2日 学生の頃に父親からよく言われていた。 解決の糸口が見つからず何かに悩んでいる時に。 「万策尽きてない」 この夏は、家庭菜園でナスやきゅうり、ミニトマト、ピーマンなどを育てている。 特にきゅうりなのだが、何度かもうダメかな?と思った事がある。 あきらめず、剪定したり、水のやり方を変えたりすると、節から新しい芽が出てきてまた伸びていこうとする。 植物の生命力ってすごいなと思いながら、 なぜか 「万策尽きてない」 という言葉が、流れてくる。 生き物の生命力は底知れない。 その生命力を信じられなくなってしまうのは自分か? 一人だけでは立ち上がれなくても、周りから助けを借りればまた…

  • 怪我して学べばいいさ

    ※2020年8月30日 昨日は音無親水公園@王子へ行った。 総合レクリエーション公園(葛西) 多摩川親水公園 日産スタジアムの噴水 他 毎週のように水遊び場を巡ったが、ここが一番気に入ったようだ。 上流の方にも果敢に挑もうとし、なかなかの頼もしさを見せてくれる。 ただ、危ないのがとにかく走りたがる。 しかも、大好きな坂道を見つけた。。。 下り坂を見つけると、延々と駆け下りる。 膝ついたら擦りむくから、やめなさいと制するが全くやめない。 もう諦めて勇姿を収めるかとビデオを回すと…。 こけた(^_^;) それでも、泣かずに擦りむいた所を水で洗ってまた坂道下りを始めた(^_^;) でも、ちょっと速度…

  • 人生の現実を前にしたときに 、我々はその失敗や敗北、人生の挫折の時 、何を持って自分の心を支えるのか

    我が師田坂広志先生が、「風の夜話」というWebラジオをYoutubeで配信している。 その第3話の一節が、とても私を励ましてくれた。 ※埋込無効なようなので、興味有る方は、Youtubeで視聴してください。 www.youtube.com 13:40あたりから 人生の現実というものを前にしたときに 我々はその失敗や敗北、人生の挫折の時 我々は何を持って自分の心を支えるのか 田坂氏はこの問いを抱いて、文章を書いているという。 だからこそ、多くの著書が、読者を励ますのだろうと納得がいった。 成功や勝利よりも 失敗や敗北、挫折のほうが多い。 その心が折れているときに、どうやって自分の心を支えるか。 …

  • 5ヶ年計画を立てるか、今を積み上げるか

    ※2020年8月29日 昨日は、久しぶりに10歳下の後輩と会った。 今年32歳の彼は、この秋から海外でMBAを取りに行く。 わたしは国内だが、31歳の年にMBAを取るため大学院に入学した。 ちょうど同じような歳に同じような挑戦をしているのもあり、質問をされた。 未来をガチッと描いて、それを実現して今があるか、それとも都度都度ピボットしてきたのか 34歳頃までは、外食時代での教えを守り、人生の6本の柱(仕事、家庭、財産、教養、健康、趣味)に対して 5ヶ年計画 1ヶ年計画 を立てて、年末年始で振り返りと再設定を行なってきた。 割と、その範囲に収まってきていた。 ただ、2017年(39歳)から一度や…

  • あなたの「補助線」になりたい

    確か茂木健一郎さんの著書だったと思う。 補助線に関してこのような趣旨のことが書いてあった。 「補助線」 補助線とは、幾何学の問題で、答えを出す為にその線を引くと一気に答えが明確になる線です。 補助線は答えを出す為の助けです。 補助線は答えを出せば、回答には関係の無い線ですので消しゴムで消されます。 補助線はあくまでも「補助」であり、「主人公」ではありません。 子育てにおいては、親はかんたんに手助けしてはいけないとよくアドバイスをみる。 確かにそれはそうだと思う。 が、ただ、ただ、見守るだけで良いのかとも思う。 空海のこの言葉がとても好きだ 示す者なき時は、すなわち目前なれども見えず 説く者なき…

  • 「何不自由のない暮らしだなだけど何か満たされぬ」の正体は何か

    GLAYのpure soul の冒頭の歌詞 20代の僕に響いた歌だった。 何度も聴いて、何度も歌った。 何不自由のない暮らしだな だけど何か満たされぬ そんな夜もあるだろう そんな夜もあるだろう 何を恐れているのかもわからず 街を飛び出した 必死でつかもうとしている 栄光は大きな意味を 明日に投げかけたとしても 望まない結末もある 繰り返す暮らしの中で 避けられぬ命題を今 背負って 迷って もがいて 真夜中 出口を探している 手探りで 人は誰でも「生きづらさ」を感じるものだろう。 僕も幼少の頃から生きづらさを感じてきた。 一方で、自分は恵まれている人間だという自覚もあった。 祖父によく言われた…

  • それでもなお人を愛しなさい

    西野亮廣さんのブログをみて、思い出したので、今日はこれを引用。 彼は言う。 何度でも言い続ける。 誰ひとりおいてけぼりにしない。 それでもなお人を愛しなさい 1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。 それでもなお、人を愛しなさい。 2.何かよいことをすれば、 隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。 それでもなお、良いことをしなさい。 3.成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。 それでもなお、成功しなさい。 4.今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。 それでもなお、良いことをしなさい。 5.正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。 それで…

  • なぜ、「大企業」ではなく「ベンチャー」で働くのか

    ※2020年8月26日 キングコング西野亮廣さんがすごいことを仕掛けた。 ameblo.jp 応募者全員に12月公開の映画チケットを自腹でプレゼントすると。一日で2000万円飛んだとのこと(^_^;) すごい(^_^;) その理由は、ブログに詳しく書いてあるが、簡単に言うと、 デタラメなことをしたくなっちゃった。 世の中は、今風紀委員だらけだ。 インターネットが普及し始めて、答え合わせが容易にできるようになったおかげで、正論中毒者が生まれやすくなった。 以前は、ダメでもチャーミングさで生きれたし、頑張って有名になれば、大人でもデタラメな挑戦が許された。 「人を裁くのは、あくまで「法」である」と…

  • 腹黒くあれ

    よく、腹黒いと言われます 最高の褒め言葉と理解しています(笑) 新卒の時に、OffJTで社長研修をガッツリ半年間受けたのですが、その時に言われた事があります。 アビリティとコンピテンスを磨け。 アビリティとは、一人で何かできる能力 コンピテンスとは、集団の中で自分の能力を発揮できる力 平たく言えば、個人プレーか集団プレーかということ。 学生時代までは、アビリティが高ければそれで評価される。テストで好成績取るには、個人の努力でなんとかなります。 ただし、社会人になればそれだけでは限界がある大きな事を成し遂げていきます。 なので、コンピテンスは重要。 外食時代、当時の社長によく言われました。 「損…

  • 「ひとりでも多く」のためか、「目の前のたったひとり」のためか

    ビジネスモデルの出発点は、「目の前のたったひとり」の現実を変えることだと思う。 新卒の就活時は、「ひとりでも多く」のひとに貢献したいと思っていた。 貢献とは、経済活動の活性化で、経済を支える企業活動を支援して、企業活動が活発になることで日本に貢献する。 そのための職種がコンサルだ!と、ITコンサルの会社に入社した。 その後、外食企業に転職したが、その時も「ひとりでも多く」のためという考えは変わらなかった。 外食から教育業界へ転職し、あることをきっかけに意識が「目の前のたったひとり」のために変わった。 社会人大学院への入学がそのきっかけ。 30歳で社会人大学院に入ったが、私は年少の方だった。 4…

  • なぜ、アルバイトメンバーが40人から増えないのか

    外食店長時代を思い出す。 大型店の店長を務めた時。その店の適正なアルバイトメンバーの人数は66名とされていた。それを目指して採用活動に勤しみ、40名までは採用できるのだが、それ以降なかなか増えない。 採用できたとしても、他のメンバーが辞めてしまい、40名の壁をなかなか突破できないでいた。 なぜだと考えた時に、自分ひとりで正対できる人数の限界が40人なんだという結論に達した。 できていたかどうかは、反省があるが、心がけとして、アルバイトメンバー一人一人と真剣に向き合いたいと考えていた。 彼ら彼女らがどんな夢を持っているのかをアルバイト採用面接では必ず聞いていたし、その夢とアルバイト経験がつながる…

  • 完成したパズルをすぐにひっくり返す

    ※2020年8月19日 1歳半頃から息子と30ピースのパズルを一緒にやってます。 少しヒントは出しますが、一人で最後までできるようになりました。 一回15分〜20分くらいかけて完成させるのですが、完成した途端に、笑顔でひっくり返してバラバラにしてしまいます。 そして、何事もなかったかなように再開します。 せっかく作ったのに…。 と思いつつ、あの「風の便り」が蘇るのでした。 hiroshitasaka.jp 「砂絵」の絶対矛盾 チベット仏教に、砂絵曼荼羅というものがあります。 大切な儀式に際して、 仏教の僧侶たちが、 五色の砂を用い、七日間かけて、 極色彩の曼荼羅を描くのです。 この砂絵曼荼羅の…

  • 「権力」ではなく「権威」ある人になれ

    ドラマ「半沢直樹」を見ていて、学生の頃父親からよく言われていた言葉を思い出した。 「権力」ではなく「権威」人になれ 外食で店長をやっていた時、よく考えていた。 アルバイトさんは、自分が店長という「権力」があるから、ついてきてくれているのか。 「私」という人間についてきてくれるのか。 御座敷で宴会対応をしていたメンバーに言われた事がある。 御座敷は、宴会の関係でバイト時間通りに終わる事は稀なため、残業をお願いすることもしばしば。 「延長(残業)する事はなんら問題ないんだけど、店長最近、ありがとうって言ってくれなくなったなぁ。店長きた頃はよく言ってくれてたのにぃ」 痛い一言だった。 その店に赴任し…

  • 「闘病」ではなく「応病」

    前回、「解消」ではなく「和解」ということを書いた。 ph.nowandhere.jp その「和解」の一つと思っている 師から学んだ言葉。 病とは、福音なり 「病」について一言 ⇒ 病とは、福音なり。 すなわち、病とは、単なる「不幸な出来事」ではない。それは、人間が、自身の在り方を深く見直し、生活を変え、体質を改善し、意識を高めていく、「良き機会」となる。— 田坂広志 (@hiroshitasaka) 2014年1月10日 この言葉を聞いた時、真っ先に浮かんだ 「闘病」 これは、心の置き場が「解消」の方向にある。 だから、病もこう言いながら暴れだすのだろう。 「認めてくれよ!」 結果、病に飲み込…

  • 「解消」ではなく「和解」する

    「人間関係が下手な人」とは、 「人とぶつかってしまう人」のことではない。 「人とぶつかった後に、和解できない人」であり、 「人とぶつかった後に、和解の余地を残せない人」のことである。 『人間を磨く』p173 人間を磨く 人間関係が好転する「こころの技法」 (光文社新書)作者:田坂 広志光文社Amazon また、以前読んだ本にこんなことが書いてあった。 不安は消えない。 不安を消そうとすればするほど、不安は逆に大きくなる。不安があるという状態を認めて、それでもなお「目的本位」の行動に出なさい。 予期不安に悩むなら、あえて「恐怖突入」することで、意外と大したことなかったという経験を積んでいく。そう…

  • 「逃げ」たっていいんだ。また、「挑め」ば

    「逃げ」たっていいんだ。また、「挑め」ば ゴルゴ松本さんのこの言葉にかなり救われたと思う。 「逃げ」たっていいんだ。また、「挑め」ば あっ! 命の授業作者:ゴルゴ松本廣済堂出版Amazon 以前、師匠からこんな言葉を教えてもらった。 Unfinished Business 卒業していない課題は追いかけてくる 確かにその実感はある。 環境が変わった時、環境が変わる前に自分にとってネガティヴ要因だったものは、環境が変わった後も姿を変えて目の前に現れる。 本当に不思議だ。 ただ、ここで注意したいのは、Unfinished Businessは、「今、ここで」解決すべきものなのだろうか。 どこへ行ったっ…

  • 「真剣」になっても、「深刻」になってはいけない

    2015年、突然脳がシャットダウンした。 頭の中に4つ画面があり、それを眺めている自分がいる。 1番左は過去の画面。反省をしている。 残りの3つは未来の画面。 今日これからどうするとか、 抱えている仕事のシミュレーションとかがされている。 4つ同時に動かしながら、手がそれに合わせて作業をしている。 事業立ち上げもこれから加速だ!という時に、画面4つじゃ足りないなと思って、5画面目を起動させようとした。 そこで負荷がかかりすぎたか、4つの画面が全部落ちた。 紹介された病院で、自律神経が乱れていて、その原因は低血糖と言われた。 そこから食事と運動の指導が始まった。 「真剣になっても、深刻になっては…

  • なぜ、1歳児が「湘南新宿ライン」と「東海道線」を見分けられたのか?

    ※2020年8月8日 息子は電車にハマってる。 1歳ころから、京急を「きゅっ」といいはじめたり、1歳4ヶ月頃にはドクターイエローをわりとはっきり発音したり。 今では、7-80種類の電車の名前を言い当てる(^^;)すごい(^^;) 1歳9ヶ月頃のできごとだった。 品川駅で 「東海道線!」 と言ったり、 「湘南新宿ライン!」 と言っていて、 明らかに言い分けているような気もする。 私が適当に名前を言うと、 「東海道線だよ!」 と怒られる(^_^;) やっぱり言い分けている。 なにかなぁと思って家に帰ってから電車の本を見て謎が解けた。 我が家にある電車の本では E233系=東海道線 E231系=湘南…

  • 「一つ目国」の悲劇

    ※2020/08/07 昨日は久しぶりに出社。 暑い。 本格的に夏が来た。 そして、マスクがしんどい。 周りを見渡せばしていない人を探す方が大変だ。 コロナが流行り始めの頃から言われている通り、自分が感染することの予防にはマスクはあまり意味がなく、飛散させないために有効ということなら、別に黙ってるんだからよくない? と、ちょっとバカらしくなってきてしまった。 それでも、突然くしゃみして、自分が無自覚感染者で飛沫感染源になるのも申し訳ないので、ハンカチを手元に用意してマスクを取った。 電車の中は、まるでこの寓話の「一つ目国」に自分が迷い込んだような気持ちになった。 周りの人を非難する気持ちは無い…

  • セミさん死んじゃった

    ※2020/08/05 「セミさん、しんじゃったのぉ、よしよし」 写真は先日カミキリムキのお墓を作った時のも こどもに「死」を、どう伝えたらいいだろう?と最近考える。 いよいよ夏らしい季節になり、セミがあちこちで鳴いている。そして、ベランダや玄関でまもなく最期を迎えるセミを見かけるようになった。 1ヶ月ほど前。 ちょうちょが道端で止まっていた。 元気がなさそう。 元気ないねぇ、と言いながらその場を立ち去った。帰り際にまだそのちょうちょがいたが、もう動かなくなっていた。 「ちょうちょさん、しんじゃったなぁ」 というと。 「ちょうちょさんしんじゃったの?」 しばらく黙って 「また、うごくんじゃない…

  • 「集中」するために「リラックス」する

    ※2020年8月4日 ベランダから大きな声が聞こえて来る。 「みてぇ〜!おつきさまいたよー」 一昨日、昨日とお月様がとても綺麗だった。昨日は、「スタージェンムーン」という満月だったらしい。 数年前は、満月の日が記載されている手帳を使っていたくらい私は月が好きだ。 それが遺伝したのか、息子も月が好きで、月を見ると興奮する。ここ1ヶ月天気が悪くて月が見えなかったので、余計に嬉しかったのだろう。 30代の頃までは、24時間365日死ぬほど働いていた。集中しっぱなし、常に150%の力で生きていたと思う。 ただ、師匠に教わった。 「プロフェッショナルは、最高の集中力を発揮するために、最高のリラックス方法…

  • 4歳7ヶ月 十数か所の腫れが「とびひ」だと思ったら全部「虫刺され」だった

    9月12日月曜日 朝 あれ?虫刺され? 9月12日月曜日 夜 迎えにってびっくり、え?とびひ? 9月12日月曜日 寝る前 駆逐してやる... 9月13日火曜日 朝 指がカユイと言う息子 9月13日火曜日 そして、皮膚科へ 9月13日火曜日 薬局でもらった薬 まとめ 9月12日月曜日 朝 あれ?虫刺され? 「おはよう」と起きてきた息子の鼻の頭が赤くなっていた。 あれ?虫刺されか。 手と足にも数か所刺された跡がある。 日曜日に布団を干したが、まさか布団に虫が付着していたのか? ちゃんとはたいたはずだったのに。。。 申し訳ない気持ちになりながら、「サーチベビー」を塗って保育園に送り出した。 9月12…

  • 「答えのない問いを問いつづける」のも大切だが「答えのない問いをどうしたら答えを出せる問いにできるか?」を考えることも大切かも

    9月12日に誕生日を迎えました。 人生には、「答えのない問いを問い続けられる力」が必要ということを大切に生きてきましたが、それも大切であると考える一方で、「答えのない問いをどうしたら答えの出せる問いに変えることができるか?」ということも挑戦しがいがあるかもしれないと思った誕生日でした。 カントが言うことにかなり解釈を入れて言うと 人間の「経験」の域を超えた認識をするには、 「推論」するしかなくて、 推論をしていくときの立場は、突き詰めると2つの立場に集約されてしまうそうです。 一方は、独断論的立場 一方は、懐疑論的立場 独断論者は、世界は有限。最小単位はある。自由はある。必然的存在はある と言…

  • 「理想理念」ではなく「納得せざるを得ない原理」を正当性の根拠に置く

    カントは、「物自体」という概念をおき、 人は、「経験」を超え出た認識は不可能。 つまり、世界それ自体(物自体)を認識することは不可能と言った。 人間は、「経験」を超え出たところは「推論」するしか無いが、 「物自体」は認識できず、議論のスタンスは、2つの方向に集約されてしまうという。 一方向は、「独我論」に もう一方向は「懐疑論」に。 独我論者は、世界は有限。最小単位はある。自由はある。必然的存在はある と言うし、 懐疑論者は、世界は無限。最小単位はなし。絶対的自由はない。必然的存在もなし と言う。 どちらも推論の域を出ないし、証明できない。 なので、「理想理念」から議論を出発させると、必ず、信…

  • 登園前に神社でなむなむ

    グローバルな人材になるためには、自国の事を理解している人であって欲しいと願っている。 なので、まずは日本神話からと思い、神話を読み聞かせているのだが、神社との関わりも深めようと一歳の頃から登園前の寄り道コースの一つに神社を入れている。 しばらく通っていたら、息子も自然と手を合わすようになってきた。 保育園の近くの神社はコノハナサクヤヒメを祀っている。なので、分からないだろうがなぜ人間に寿命ができたのかを話すこともある。 その神社は家からも近い神社なので、氏神神社と勝手に思い込み、初詣やお宮参り、私の厄除もそこでしたのだが、改めて神社庁に問い合わせたところ、まったく違う神社だったというオチだった…

  • 人間的自由の条件-ヘーゲルとポストモダン思想-の要点引用ちょっとずつ

    更新履歴 2022/09/15 近代の人間本質――「他者の欲望」と「普遍的承認ゲーム」 更新履歴 第一章 資本主義・国家倫理 『トランスクリティーク』のアポリア 資本主義というアポリア カントの「物自体」について 未来の他者とは誰か 「他者」の原理と超越項 資本主義への根本的懐疑 正当性と相互承認 「自由」 批判の逆説 資本主義への対抗原理 反システムとアソシエーション 近代社会とルールゲーム 第二章 絶対知と欲望―近代精神の本質 ヘーゲルと絶対精神の体系 コジェーヴのヘーゲル論と現代思想 『精神現象学』と近代の人間―行為する「理性」 ハーバーマス―「主観性の哲学」と「対話の哲学」 近代の人間…

  • 辞めた先生は「いま」もいる

    2019年4月から保育園に通い始めた息子。 当時1歳2ヶ月。 息子のことをとてもかわいがってくれて、息子もその先生が大好きだった。 ただ、2020年3月で保育園を辞めてしまい、4月からその姿を見ることはなくなってしまった。 最初は、 「きょう、まきこ先生いないよぉ」 と言っていて、居ないことをどう説明してあげれば分かるのかと迷いながら、 「今日は、お休みかなぁ」 と、言っていた。 しばらく経って、寝床でいつものごとく、振り返り会をやっていると ph.nowandhere.jp おもむろに言いだした。 「まきこ先生、すきぃ」 切ない瞬間だ。。。 「そうかぁ、まきこ先生好きかぁ。また会えるといいね…

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この青空を、君へ~父から息子へつなぎたい思想~
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