65歳になったが、今だに初めての単語に出会う。 昨年、出会ったのが「寒山拾得(かんざんじっとく)」。ふとチャンネルを合わせたNHKの番組で、横尾忠則が「寒山拾得」ならぬ「寒山百得」の展覧会を、東京国立博物館で開催するという。 https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2598「寒山拾得」とは、中国、唐の伝説上の2人の詩人で、拾得は国清寺の修行僧、寒山はその近くの洞窟に住み、拾得が食事係であったので残飯をもらい受けていた。ともに世俗を超越した奇行が多く、また多くの詩を作ったらしい。横尾忠則は展覧会の為に、その2人の絵を100余り描いた…