公園で友呼ぶ子らの声聞いていつもの雉も沈黙となる
2025年5月
公園で友呼ぶ子らの声聞いていつもの雉も沈黙となる
樹々伸びて新緑繁る庭先に雪かとみれば真白き躑躅
紫の房を飛び交う蜂たちは蜜に夢中で襲う気もなし
2025年5月
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公園で友呼ぶ子らの声聞いていつもの雉も沈黙となる
樹々伸びて新緑繁る庭先に雪かとみれば真白き躑躅
紫の房を飛び交う蜂たちは蜜に夢中で襲う気もなし
長き冬終えて目覚めた梅の花愛でる間もなく桜追いつき
梅咲いて冬終わりたり次の日に開花宣言これぞ東北
積もる雪積もらぬ雪と見分けをり田舎の夫は頼もしきなり
端寄せるシャベルの向きもおぼつかず烏も笑う我の雪かき
帰省して陽性反応でた娘おせち食べれず梅干しばかり *********************** 帰省して胃腸炎かと思っていた子供が、もしかして妊娠してるかも・・・と言われた時には、え、わからないの? と言ってしまいましたよ。 胃腸炎かと思いきや悪阻だったのですが、予想外だったらしくて夫婦で呆然・・・
もうここで暮らすことなき娘らの体操服を捨てかねる夜
窓口に人影見えぬローカル線駅長ひとり草抜き歩く
一斉に寝床のモミの木飛び立ちてさんざめきつつエサ探し行く
野分吹き雪雲避ける小鳥らを冬枯れ知らぬモミの木守る
東北の天気予報の地図眺め日本海より来る風知る
ローカルの天気予報は西東見えぬ山脈色分けをする
突然のアクセス数の増加にびっくりしております。 みなさんありがとうございます。 しかもブックマークをしていただいている方、恐縮です。 短歌は時間がかかりまして・・・ 語彙が足らなくてでしょうね。 気が向いたらまたあそびにいらしてください。 1カ月に1回ぐらいの更新ですが・・・
餌入れて準備の間「まだ」と言い「よし」の合図で食べだすインコ *犬並みに賢くてびっくりします
白神に天使のはしご降りたちて燃えたる山の何かをか知る
婿殿の苗字で届いた誕プレに夫婦別姓唱える夫
風揺らすススキの陰でこうべたれ稲色づきて収穫待てり
夕間暮れ天井とまるおにやんま今宵の宿を我が家と定め
都会よりきたるインコは喜びて庭のすずめに標準語言う
手荷物の札を大事に貼りつけて新幹線でいざ行くインコ
オンラインパソコンのぞき標準語近くで雉の鳴き声のして
朝露のシロツメクサを撮る我に驚き叫ぶ2羽の子ガラス
鈴付けた杖の音響くゆうまぐれ散歩コースも短めとなり
親は黒子でいいと思っていたので娘との2ショットは撮ってないです。気が付けば夫は撮ってました。 十分可愛かったし、なんだかバタバタしてた(笑) いいんですよ。親なんて。 結婚式をやってくれただけで(お金は親が出しましたけどね)十分です。 ほんとうに楽しかった。 笑うのは上の子が<…
友人に囲まれ笑う花嫁の横に並びて頬つつく我 生花をめでるつもりで近づきて白き娘の横顔見入る
ヒーターの赤いランプの布の中餌をついばむ音聞き眠る
エコバッグ一つ増やして買うスイカ家族集まる結婚前夜
コンビニでお茶買う我を追い越してバラ園目指す杖つく夫婦
あと5分自転車飛ばして満開の桜見に来る昼休みかな
たまには写真でも。
昼休み自転車走らせ満開の枝垂桜をかけぬけてゆく
肩とまり小首かしげて耳澄まし娘の気配探しておりぬ
音のなき家に小鳥と我のいて鳥の名をのみ今日は話しぬ
ヒーターも画びょう一つも子と在りて家に残れりインコと我と
朧月銀杏とまれりシルエット切り絵のごときふくろうが鳴く
雲間よりもれる陽光反射させ北風吹いて牡丹雪舞う
春の日を浴びてぶらんこに興ずる子どもたちの姿。揺れるたびに金具の軋る音。のどかのきわみだ。ふらここ 季語集水原秋櫻子編大泉書店より
ひざかかえ眠るひとつの種となりかすかな虫の息づかい待つ