公園で友呼ぶ子らの声聞いていつもの雉も沈黙となる
都会よりきたるインコは喜びて庭のすずめに標準語言う
手荷物の札を大事に貼りつけて新幹線でいざ行くインコ
オンラインパソコンのぞき標準語近くで雉の鳴き声のして
朝露のシロツメクサを撮る我に驚き叫ぶ2羽の子ガラス
鈴付けた杖の音響くゆうまぐれ散歩コースも短めとなり
親は黒子でいいと思っていたので娘との2ショットは撮ってないです。気が付けば夫は撮ってました。 十分可愛かったし、なんだかバタバタしてた(笑) いいんですよ。親なんて。 結婚式をやってくれただけで(お金は親が出しましたけどね)十分です。 ほんとうに楽しかった。 笑うのは上の子が<…
友人に囲まれ笑う花嫁の横に並びて頬つつく我 生花をめでるつもりで近づきて白き娘の横顔見入る
ヒーターの赤いランプの布の中餌をついばむ音聞き眠る
エコバッグ一つ増やして買うスイカ家族集まる結婚前夜
コンビニでお茶買う我を追い越してバラ園目指す杖つく夫婦
あと5分自転車飛ばして満開の桜見に来る昼休みかな
たまには写真でも。
昼休み自転車走らせ満開の枝垂桜をかけぬけてゆく
肩とまり小首かしげて耳澄まし娘の気配探しておりぬ
音のなき家に小鳥と我のいて鳥の名をのみ今日は話しぬ
ヒーターも画びょう一つも子と在りて家に残れりインコと我と
朧月銀杏とまれりシルエット切り絵のごときふくろうが鳴く
雲間よりもれる陽光反射させ北風吹いて牡丹雪舞う
春の日を浴びてぶらんこに興ずる子どもたちの姿。揺れるたびに金具の軋る音。のどかのきわみだ。ふらここ 季語集水原秋櫻子編大泉書店より
ひざかかえ眠るひとつの種となりかすかな虫の息づかい待つ
二月が尽きることは余寒厳しい候が終わることを意味するので、特別な感慨と新たな希望が湧くのである。 新編季語集大泉書店 水原秋櫻子編
北帰る白鳥みれば側溝に雪よせる手も口もかろやか
音もなくひとひら赤き花落ちて見上げる先はメジロの夫婦
のそのそと抱接カエル渡る道両手で抱え草むら放す
ぬいぐるみよけて並べる立雛と目線合わせて娘をたくす
枯れ庭に白きひとひら舞い降りて雪解風来る道しるべなり
速足で雪の坂道追い越しつ片手に握る参考書かな
溶けかかる一晩限りの友達は優しい顔して朝日浴びたり
「上ちゅうい」低学年も読めるよう「雪おちます」も雪だけ漢字
白無垢は浮世離れの娘でも赤いドレスに寂しさ募る
雪乗せて図書館かけこむ少年に夢よりさめしさざ波の声
今年もゆるゆる続ける予定です。 目も復活してきました。緑内障の治療はまだこれからだけどね。 網膜剥離も反対側もなるかもしれないからあまり無理はしないようにしてます。 よろしくお願いいたします。
見慣れてる枕並べる正月もこれが最後の思い振り切る
くだらない冗談ばかり並べてる嫁ぐ娘と父の正月
嫁に行く娘と過ごすおおみそかテレビで踊るミッキーマウス
アカウント削除知らせる鳥友のインコのアイコン保存する夜
燈明が照らす横顔おとなびて娘と並ぶ一陽来復
朝一で手書きのカード投函し受け取る友の聖夜を思う
北風に一歩踏み込む親指に力込めつつ病院へ行く
時刻む時計の音を遠ざける深夜1時のスマホのカノン いろいろ不安が強くて眠れません。そんなとき、スマホでラジオを聴くことを覚えまして、深夜のNHKラジオでクラシックの小作品をリピートして聴いて安心して眠れるようになりました。 寝るときは何も考えずに寝たいですよね。
庭つぶし木蓮松も伐採し広がる道路に近所は笑顔::::::::::::::::::::::: 歌の背景はあまり書きませんけど、これは一言書かせてもらうと、近隣のクレーマーの人からの猛烈な抗議で庭をつぶしました・・・ 木蓮も松も伐採しました。 涙です。 一切法律違反はしてません。 後で聞くと自分…
今日は検診日でした。血もかなり引いたので前回は見えなかった部分も詳しく見てもらいました。 そしたら、網膜の薄くなっていて怪しいところがみつかったので、再度のレーザー治療となりました。しかし、時間は2分ほど。傷みなどはありません。 視力も問題なく見え方も戻ってきました。 飛蚊症も収まりつつあります。 …
網膜剥離になりました・・・いまのところ手術はしていませんが、これから裂孔が大きくなると手術が必要かもしれません。 突然のお知らせで驚かせてすみません・・・
目が合って逃げていくかと思いきや自信ありげに子栗鼠が通る
風吹いて枯れ葉の落ちた隙間から小鳥の姿見え隠れする
引っ越しの荷物に札を忍ばせて後の子育て神頼みとす
短歌がうまいとは思いませんし、勉強も少ししか続きませんが、なんとなくの風景を残すのには自分に合ってるような感じがしてゆるりとつぶやいてます。 更新もしないことが多いのですが、のぞきに来ていただくみなさん、ありがとうございます。 やめちゃおうかな。というと子どもから、それは意外と寂しいからやめて…
目の前の増えた白髪もいとおしき30年間見慣れた笑顔
実家出た子供が箱買いしたマスク1枚底に残して三月(みつき)
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公園で友呼ぶ子らの声聞いていつもの雉も沈黙となる
樹々伸びて新緑繁る庭先に雪かとみれば真白き躑躅
紫の房を飛び交う蜂たちは蜜に夢中で襲う気もなし
長き冬終えて目覚めた梅の花愛でる間もなく桜追いつき
梅咲いて冬終わりたり次の日に開花宣言これぞ東北
積もる雪積もらぬ雪と見分けをり田舎の夫は頼もしきなり
端寄せるシャベルの向きもおぼつかず烏も笑う我の雪かき
帰省して陽性反応でた娘おせち食べれず梅干しばかり *********************** 帰省して胃腸炎かと思っていた子供が、もしかして妊娠してるかも・・・と言われた時には、え、わからないの? と言ってしまいましたよ。 胃腸炎かと思いきや悪阻だったのですが、予想外だったらしくて夫婦で呆然・・・
もうここで暮らすことなき娘らの体操服を捨てかねる夜
窓口に人影見えぬローカル線駅長ひとり草抜き歩く
一斉に寝床のモミの木飛び立ちてさんざめきつつエサ探し行く
野分吹き雪雲避ける小鳥らを冬枯れ知らぬモミの木守る
東北の天気予報の地図眺め日本海より来る風知る
ローカルの天気予報は西東見えぬ山脈色分けをする
突然のアクセス数の増加にびっくりしております。 みなさんありがとうございます。 しかもブックマークをしていただいている方、恐縮です。 短歌は時間がかかりまして・・・ 語彙が足らなくてでしょうね。 気が向いたらまたあそびにいらしてください。 1カ月に1回ぐらいの更新ですが・・・
餌入れて準備の間「まだ」と言い「よし」の合図で食べだすインコ *犬並みに賢くてびっくりします
白神に天使のはしご降りたちて燃えたる山の何かをか知る
婿殿の苗字で届いた誕プレに夫婦別姓唱える夫
風揺らすススキの陰でこうべたれ稲色づきて収穫待てり
夕間暮れ天井とまるおにやんま今宵の宿を我が家と定め
都会よりきたるインコは喜びて庭のすずめに標準語言う
手荷物の札を大事に貼りつけて新幹線でいざ行くインコ
オンラインパソコンのぞき標準語近くで雉の鳴き声のして
朝露のシロツメクサを撮る我に驚き叫ぶ2羽の子ガラス
鈴付けた杖の音響くゆうまぐれ散歩コースも短めとなり
親は黒子でいいと思っていたので娘との2ショットは撮ってないです。気が付けば夫は撮ってました。 十分可愛かったし、なんだかバタバタしてた(笑) いいんですよ。親なんて。 結婚式をやってくれただけで(お金は親が出しましたけどね)十分です。 ほんとうに楽しかった。 笑うのは上の子が<…
友人に囲まれ笑う花嫁の横に並びて頬つつく我 生花をめでるつもりで近づきて白き娘の横顔見入る
ヒーターの赤いランプの布の中餌をついばむ音聞き眠る
エコバッグ一つ増やして買うスイカ家族集まる結婚前夜
コンビニでお茶買う我を追い越してバラ園目指す杖つく夫婦
あと5分自転車飛ばして満開の桜見に来る昼休みかな
たまには写真でも。
昼休み自転車走らせ満開の枝垂桜をかけぬけてゆく
肩とまり小首かしげて耳澄まし娘の気配探しておりぬ
音のなき家に小鳥と我のいて鳥の名をのみ今日は話しぬ
ヒーターも画びょう一つも子と在りて家に残れりインコと我と
朧月銀杏とまれりシルエット切り絵のごときふくろうが鳴く
雲間よりもれる陽光反射させ北風吹いて牡丹雪舞う
春の日を浴びてぶらんこに興ずる子どもたちの姿。揺れるたびに金具の軋る音。のどかのきわみだ。ふらここ 季語集水原秋櫻子編大泉書店より
ひざかかえ眠るひとつの種となりかすかな虫の息づかい待つ