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わさびの日記 https://blog.goo.ne.jp/tsuki29_1954

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

わさび
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2021/08/08

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  • 海津大崎の桜クルーズ

    近江の今津から琵琶湖の遊覧船で、海津大崎の桜を観に行くことになりました。カミさんは、ヴォーリズ建築が好きで、今津にヴォーリズ通りがあるので、今津港からの桜クルーズにしたそうです。今回も、車で今津まで行きます。途中に白髭神社があり、今まで何度か横を通ったのですが、立ち寄ることはありませんでした。今回は、乗船まで時間の余裕があるので、立ち寄ることにしました。湖の中にある鳥居をバックに写真を撮るため、前の道路を無理やり横断する観光客が多くて困っているとの話が、テレビでよく取り上げられます。私たちが着いたときは、1台観光バスが停まっていて、そんな危険なことをする人はいませんでした。私も、道路の反対側から、車が来ない合間を狙って撮影しました。社殿の裏の高台に上がった所に、紫式部の歌碑があり、此処から船に乗って越前に...海津大崎の桜クルーズ

  • 徒然草第ニ百三十六段 (感涙いたづらになりにけり)

    「感涙いたづらになりにけり」、子供のいたずらに、さも意味があると思い込み有難がったが、本当のことが分かり、がっかりするという話です。子供のすることは、不純な意図がないだけに、神が子供の姿を借りてさせたとも考えられますが、・・・人からこっそり聞かされる上手い話しには、気を付けないといけません。誰かが得をすれば、誰かが損をする。何も知らないお人好しは損することが多いからです。近江商人の三方よしは、『売り手によし、買い手によし、世間によし』といって、誰も損をしない考えです。それを実践するには、皆が等しく知っているということが大切です。つまり、知らない人だけが損をするという構図が生まれがちだからです。裏を返せば、損をさせる相手には知られたくないと言うことです。さて、最近、説明責任が話題になっていますが、しっかり説...徒然草第ニ百三十六段(感涙いたづらになりにけり)

  • 摂津峡 花の里温泉 山水館

    最近、かみさんが友達と日帰り旅行を楽しんでいて、私とも摂津峡の料理旅館、山水館の日帰り昼食プランに行くことになりました。山水館は、藤井王将と羽生九段が、一昨年、王将戦第二局を戦った場所です。それだけでなく、料理と露天風呂でも有名だそうです。家から近いので車で行くことにしました。山水館へは芥川沿いの道を入っていきます。所々ガードレールが途切れる渓谷沿いの道で、かなりスリルがあります。それ以上に心配なのは、対向が出来ない道幅で、前から車が来たらお手上げだといった感じです。そうした不安の中、なんとか旅館の駐車場にたどり着きました。予定の時間より少し早く着いたので、先に露天風呂に入ることになりました。男湯の方は、洗い場のある浴場と露天風呂は別の場所で、一度、服を着て行かなければなりません。ちょっと着替えは面倒でし...摂津峡花の里温泉山水館

  • 徒然草第ニ百三十五段 (虚空よく物を容る)

    「虚空こくうよく物を容いる」、心の中に主たる考え、信念がないとあれこれと思い悩むということでしょう。最近、若い人の言葉が厳しく感じることがあります。もう少し、年寄りに優しくしてほしいものですが、優しいばかりでは生きていけないのも確かです。それだけしっかりしていると言うことなんでしょう。自分が若い時を振り返ると、優しさ=優柔不断というイメージがありました。多少間違っていても、主張を貫き通すことが必要だと思ってました。それで、意見が通れば、間違っていると気づいたところだけ軌道修正すれば良いと思ってました。つまり、ブレないことが大切で、ブレると信頼も、自信も無くなります。その考えのまま、老人になると、単なる頑固爺の偏屈ものになってしまうので、気を付けなければいけません。年を取れば、寛容で優しくなりましょう。徒然草第ニ百三十五段(虚空よく物を容る)

  • アベノハルカス

    かみさんの話では、来月から入場料が値上げされるというので、その前に行ってきました。シニヤ割と合わせお得になりました。昔、天王寺は、北や南に比べ、マイナーなイメージでしたが、ハルカスができて、少しは人気が出てきたようです。周辺地域の再開発も進み、私が予備校に通っていた頃とは様変わりしています。ハルカスの展望フロアーには16階から専用のエレベーターで60階まで上がります。エレベーターの天井を見ていると、飛行機が滑走路を走っていくような感じで、これは面白い工夫です。60階は、平日の昼間のためか、意外と人は少なく、大阪平野を、東西南北ゆっくり眺望できました。先日の旅行の函館山とは大違いです。ちょっと気になったのは、南の眼下に見える茶色い地域で、市営墓地だそうです。こんな近い所に墓地とはもったいない気がします。そう...アベノハルカス

  • 函館旅行 第三日

    最終日、かみさんが函館名物イカようかんを予約注文したので、それを貰いに、ホテルから約30分ほどの雪道を歩いて買いにいきました。帰りには、土方歳三終焉の地を訪ね、ミニ観光もしました。団体旅行は、手配されたバスで、観光地を次々と廻るので効率がよいかもしれませんが、自分たちで行き当たりばったりで巡るのも旅の面白さと思います。何と言っても、集合時間がなく、時間を自由に使えます。かみさんは、ギリギリでないと動かない性格なので、イラチの私にとっては気が楽です。それでも、飛行機の時間には遅れるわけにはいかないので、少し早めに空港に行きました。帰りの飛行機は、3列シートに二人だけだったので、リラックスできました。ただ、伊丹に着陸するのに奈良から京都へと大きく回り込んだので、風向きの加減なのかもしれません。着陸する時、かな...函館旅行第三日

  • 函館旅行 第二日

    朝食はバイキングで、つい欲張って食べてしまいます。いつものように、お昼を抜いて、早目の夕食になりそうです。美味しくいただくためには、しっかり歩き、お腹を減らすといいでしょう。今日は、ロープウェイの乗り場に近い、教会の多い観光地を散策します。まず、昨日帰りに乗ったバスで、ロープウェイの乗り場まで行きます。教会と坂の多い街並みは、神戸の異人館街に似ています。鮮やかな色でペンティングされた教会と八幡坂の向こうに見える函館湾の写真を撮ったりして、まだ雪が残る路面に気をつけ歩きます。最初の訪問は、カトリック元町教会です。誰もいない礼拝堂の中は静かながらも、訪れる人を寛容に受け入れる雰囲気があります。かみさんは、両側の壁に掲げられているキリストの誕生から復活までを描いた絵を順に見ていました。私は、よく外国映画などで出...函館旅行第二日

  • 函館旅行 第一日 食事

    ロープウェイの乗り場からバスで函館駅前に戻ります。気を取り直して、晩ご飯の店を探します。靴屋を探していた時に、かみさんが見かけた活イカの店にします。地元のお店という感じですが、こんな店の方が美味しいものを出してくれそうです。店には待たずに入れました。大きな木のテーブルにかみさんと二人で腰掛けます。イカそうめんとホッケ焼き、それにアワビのてんぷらを注文しました。飲み物は、寒いので私は地元の焼酎にします。イカは一匹まるごと捌いてくれました。二人で食べるのはちょっと多い量です。ホッケもお店の人の勧めで、上物を一匹、身がたっぷりでした。ちょっとお酒が入りましたが、新しい靴で足元もしっかりとホテルに戻りました。ホテルの大浴場に行きます。脱衣所の入り口で、脱がれているスリッパの数から先客は3人かと思って、中に入ると、...函館旅行第一日食事

  • 函館旅行 第一日 観光

    今回も、伊丹から飛行機に乗ります。スマホに搭乗券のQRコードが送られていますが、老人は慣れないので、空港で紙の搭乗券を発券します。昼前の出発で、着いてからでもよかったのですが、少し早めの昼食をとります。蓬莱のモーニングセット、豚マンとタンツーメンです。結果的に、函館到着はかなり遅れたので食べておいて正解でした。最初の観光は五稜郭、バスで移動します。外にはかなり雪が残っていて、凍りついた歩道をそろそろ歩き、五稜郭タワーにたどり着きまいた。タワーからは五稜郭の全体が綺麗に眺められます。土方歳三、榎本武揚など幕末の獅子たちが登場するパネルを丁寧に見ます。日本史の勉強というか、復習になります。五稜郭の中央には、函館奉行所が再建されていますが、白洲や評定所まで再現されていないのは残念です。昔の資料を参考に、当時の工...函館旅行第一日観光

  • 徒然草第ニ百三十四段 (人の、物を問ひたるに、知らずしもあらじ)

    「人の、物を問ひたるに、知しらずしもあらじ」、人に質問されて、知らないわけがないだろうと思って、適当に答えたり、馬鹿にしたりするのは良くない。その通りです。年寄りは何でも知っているのは昔の話で、今は何も分かっていないというのが現実です。ハードの技術が進歩する時代は、あらゆることが積み上げでした。しかし、ソフトの時代になると、いきなり全く新しいものに置き換わってしまいます。だから、年寄りにはついていけません。その最たるものが、パソコンやスマホ、ネットです。今の現役世代は、それらが普及してから社会人になったのである程度適応力があるでしょう。老人は、負け惜しみに、そんなもんなくても生きていけると強がります。確かに、生きてはいけますが、世の中からは取り残されてしまいます。そうなれば、他の助けなしでは生きていけなく...徒然草第ニ百三十四段(人の、物を問ひたるに、知らずしもあらじ)

  • 観劇 オデッサ

    三谷幸喜の三人劇「オデッサ」を観てきました。アメリカの田舎で起きた殺人事件の取り調べの場が舞台です。英語の話せない日本人の容疑者、日本語の話せない日系の女刑事、通訳の日本人の若者の三人の劇です。その町では、別の凶悪事件が発生していました。ほとんどの刑事はそちらに忙しく、本来は殺人事件の担当でない女刑事が不満げに取り調べを始めます。刑事が質問すると、どういう訳か、容疑者は自分から犯人になろうと答えます。ところが、通訳の若者は、同じ日本人だから同情して容疑を晴してあげようと、余計な話しや嘘を加えて通訳をします。不審に思いながらも女刑事は尋問を続けます。そのやり取りの不自然さが面白く、話は展開していきます。最後の顛末は、実際に舞台をご覧になったら分かりますが、どんでん返しがあり、幕は下ります。最近、かみさんは観...観劇オデッサ

  • 若草山の山焼き

    奈良に来るのは、昨年、今井町以来です。かみさんが、死ぬまでに山焼きを見たいと、奈良市内のホテルを予約してくれました。近くに行くと迫力あるのでしょうが、寒い時季なので、防寒をしっかりして、ホテルの屋上から観ることにしました。昼間は、春日大社にお参りしました。奈良は古い都なので、外国人観光客が多いのは分かりますが、神社に中国人や韓国人が来るのには違和感があります。あれだけ反日意識の強く、日本を悪の塊のように非難している人達が、日本人の精神的な原点ともいえる神社に来るなんて理解できません。何か企んでいるんじゃないかと疑ってしまいます。興福寺の国宝館を見学しました。国宝の仏像が立ち並んでいて、あの有名な阿修羅像が一番目を引きます。こんなに身近で大丈夫かと心配してしまいます。山焼きは、6時半から、花火が15分ほど上...若草山の山焼き

  • 沖縄最終日

    最終日の観光はありません。泊ったのはビジネスホテルですが、朝食のバイキングはそこそこでした。部屋に戻ってすぐに那覇空港に向かいます。空港まではゆいレールで、駅はホテルのすぐ近くにありました。空港への公共交通機関といえば、羽田に伊丹、それに神戸もモノレールです。確かに、空中を滑るように走るモノレールは、空に近いイメージがあり、飛行機の旅の気分を盛り上げてくれます。那覇空港に着くとすぐに荷物を預け、手荷物検査所を通過し、待合ロビーで時間をつぶしました。結構時間があります。かみさんは、お店でウィンドショッピング、私は椅子に座って周りの人々の観察です。日曜日なので人出は多く、旅行客以外に、帰省帰りの人もいるようです。時々、アナウンスが流れます。「最終の機内へのご案内」と言った後、しばらくして乗客の名前を呼び出しま...沖縄最終日

  • 沖縄旅行三日目

    三日目は、万座から那覇までバスで移動です。観光地としては、万座毛、黒糖工場、やむちんの里、座喜味城跡、そして昼頃にはアメリカンビリッジに到着です。那覇のホテルには4時ころになるので、それからすぐに首里城に行く予定です。万座毛は出発して5分ほどで着きました。岸壁の上に遊歩道があり、岩場にある象の形の岩を背景に記念撮影をします。次は黒糖工場です。工場を見学した後、黒糖を原料にした土産物コーナーに案内されますが、購買意欲は湧きません。そして、やむちんの里は、沖縄初の人間国宝が使っていた登り窯を見学、陶器の販売店を見ている時間はありません。さらに、座喜味城跡、地元のガイドさんに引率されて石垣の上まで登りました。晴天で景色が良かったです。アメリカンビリッジに着いたのは昼過ぎ、早速昼食の店を探します。海岸通りのピザと...沖縄旅行三日目

  • 沖縄旅行二日目

    初日の宿泊は、北中条村の「暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」でした。二日目から本格的な観光地巡りになります。バスは島の北へ伸びる高速道路を走ります。車窓の景色は絶景というものではありませんが、家々は平屋が多く、堅ろうに出来ているのに気づきました。やはり、台風が多いからでしょう。最初にバスを降りたのは、ナゴパイナップルパークでした。あまり滞在時間を取ってなかったので、パーク内を自動で動くカートに乗って一周しました。パイナップルの人形が弾むにぎやかな音楽が流れていて、子供が喜びそうな所です。みやげ物にパイナップル味のお菓子を買いました。次は、沖縄本島と離島を結ぶ古宇里大橋です。山口県に行ったときに見た角島大橋を思い出します。何のために掛けられたのか。観光のためとすると、採算は取れたんだろうかと心配します。そ...沖縄旅行二日目

  • 沖縄旅行初日

    年明け早々、かみさんが申し込んでいた沖縄旅行に行ってきました。正月の事故で、飛行機は怖いとの思いもありましたが、乗客乗員が全員助かったのがかえって安心感になったようです。伊丹空港に行くのは久しぶりで、だいぶ雰囲気が変わっていました。訪日観光客が増えリニューアルしたのかもしれません。海外に行くのと違い、緊張感はありませんが、何かと戸惑うことはあります。荷物の預け入れが機械になっていて驚くとともに、何をどうしたら良いか分からず、係員に手伝ってもらってなんとか預けることができました。ちゃんと那覇に着くか心配でした。手荷物検査では、正月に見たドラマの影響か、いきなり別室に連行されスパイ容疑で取り調べられる空想をしましたが、国内旅行でそんなことが起きるわけがありません。手荷物の透視画像が映っているモニターを横から覗...沖縄旅行初日

  • 橿原神宮と今井町

    奈良の今井町に行ってきました。朝早く家を出たので、早朝でも参拝できる橿原神宮に先にお参りし、そこそこの時間になってから今井町の今井まちなみ交流センター「華甍」に車を駐車し、古い町並みを散策しました。橿原神宮の御祭神は神武天皇です。第一代天皇で、天照大神の孫の瓊瓊杵尊から数えて四代目と言いますから、神話から現実への過渡期で実在しないかもしれません。天皇制がうんぬんというのではなく、日本の始まりに思いを馳せると、それはそれで神秘的で良いかもしれまなせん。今井町は、かみさんが朝ドラの「あさが来た」で知ったそうです。一向宗の寺が中心の寺内町で、「海の堺、陸の今井」と呼ばれるほど繁盛した商工業都市だったそうです。古い町並みが保存されていますが、観光地としては京都のような知名度も人気もありません。ドラマや映画のロケだ...橿原神宮と今井町

  • 徒然草第ニ百三十三段 (言葉少からんには如かじ)

    「言葉少からんには如かじ」、「雄弁は銀、沈黙は金」という諺があります。雄弁は大切なことだが、しゃべりすぎるのは良くない。要らぬことを話して、とんだ失敗をするということです。それを念頭にしたのでしょう。「言わぬが花」や「口は災いのもと」といったように、話すことに否定的な言葉があります。しかし、社会では、コミュニケーションの大切さが言われます。勿論、しゃべるだけがコミュニケーションではありません。気持ちは言葉にして伝えないと分からないというのも正しいです。黙っているだけで相手に気持ちが伝わるなら、そんな楽なことはありません。伝わった積もりになっていても、相手は全然違うように受け取っていることもあります。それは、言葉にしたからと言っても同じかもしれません。気持ちを伝えるのは難しいです。会社に入ってくる新入社員、...徒然草第ニ百三十三段(言葉少からんには如かじ)

  • 徒然草第ニ百三十二段 (人は、無智・無能なるべきものなり)

    「人は、無智・無能なるべきものなり」、「能ある鷹は爪を隠す」という諺と似ていますが、能がさほどないのに、知識をひけらかすのはもっと見っともないと言う意味かもしれません。人のすることに、ああだこうだと口出しする人がいます。それはお節介というのではなく、知識を見せつけて自己満足しようとするものです。人が困っていて、助言するならば良いのですが、困ってもいないのに、「こうした方が良い」と無理やりやらせて、かえって悪くなって困ってしまうということがあります。そんな人に限って、上手くいかなかった理由を人のせいにします。年寄りは、長く生きてきた分、経験が豊富です。だから、過去の成功体験から物事を判断します。しかし、今は、経験が役に立たない時代です。論理的なことは、経験者の方が正しいことがありますが、感覚的なことは若い人...徒然草第ニ百三十二段(人は、無智・無能なるべきものなり)

  • 徒然草第ニ百三十一段 (興なくてやすらかなる)

    「興なくてやすらかなる」、下手な小細工は、かえって嫌味に聞こえる。素直に言えば良いということでしょう。人が決心するのに、理由のある時とない時があります。下心があるか、気持ちがただそうさせるかです。下心とは何か良からぬことを企んでいるようですが、言い方を変えると具体的な目的があることです。その目的を隠し続けると、それは本当に下心になってしまいます。一方、ただ気持ちがそうさせるとは、目的はないのだけど、感情がそうだということです。人を食事に誘う場合を考えてみましょう。上手く行けば仕事をくれるという下心があるならば、初めからそう切り出せばよい。そんなことはどうでもよく、一緒に食事をしたいだけならば、そう言えばよい。下手に、理由をつけて遠回しに言うと、かえって下心が悪企みになってしまいます。素直に言ったとしても信...徒然草第ニ百三十一段(興なくてやすらかなる)

  • 箕面の滝とグランフロント

    翌日の朝食はバイキングでした。どうしても食べ過ぎます。昨日、途中までしか行けなかった滝まで歩きます。箕面も観光地で、外国人客が多いです。日本人より多いぐらいです。昨日よりも寒くなって、登り道を歩くと頃合いに温まります。それに、朝食の食べ過ぎを消費してくれます。箕面といっても、観るものは滝と途中にある龍安寺ぐらいしかありません。龍安寺は日本の宝くじ発祥の地だそうです。紅葉も未だ早いのか、もう一つなのかよく分かりませんが、自然の中をハイキングできたのは良かったです。お昼を目指して梅田に戻ります。梅田は、どこも人、人、人で、込み合っています。空いているところを捜して、ヨドバシのLIKSで海鮮ごはんを食べました。その後、グランフロントでブラブラし、BMWのあるダウンステアーズコーヒーで一服、そして、北の地下街を通...箕面の滝とグランフロント

  • 箕面の一泊

    結婚記念日は、箕面の山荘風の杜で一泊することになりました。金曜日の午後、かみさんの仕事帰りに梅田で待ち合わせます。昔、豊中に住んでいたので、阪急宝塚線に乗るのは懐かしいです。豊中からは二駅、石橋で箕面線に乗り換えます。かみさんは、何度も箕面の滝には来ているそうです。私も箕面線には乗ったことがありますが、滝まで行った記憶はありません。いったい何しに来たのだろのうと考え込んでしまいます。箕面の駅から滝に向かって歩き始め、途中の山本珈琲で休憩しました。宿への送迎バスの時刻まで時間がないので、初日は滝には行かず駅に戻りました。宿は箕面の山の結構高い所にあり、ロビーからは北摂が一望できます。手前の少しビルが立ち並ぶ所が千里中央、手前が近々開通する新駅、そして左に目をやると太陽の塔が見えます。そのすぐ横に大観覧車があ...箕面の一泊

  • 七五三詣とátoa(アトア)

    孫も早いもので、もう五歳になります。生田神社で七五三のご祈祷をしてもらいました。今回は、嫁の両親も遠方から来てもらったので、食事の後、神戸の水族館「átoa(アトア)」に行きました。孫は、二人のじーじとばーばに同時に会う機会がなかったためか、最初は恥ずがしがっていましたが、次第にいつものテンションに戻りました。アトアは、劇場型のアクアリウムということで、大人も子供も楽しめる水族館です。海が近いとはいえ、都会のビルの中ですから、魚たちの居心地はどうだろうと心配になります。入口は、まるで美術館にでも入るような雰囲気です。2階に上がると、カラフルな照明を使った幻想的な世界で、円筒形の透明な水槽の中を珍しい魚たちが泳いています。次のゾーンに進むと、おとぎ話に出てくる森の中のようで、大きなゾウガメが館内を歩いていま...七五三詣とátoa(アトア)

  • 徒然草第ニ百三十段 (未練の狐、化け損じけるにこそ)

    未練みれんの狐、化け損じけるにこそ、狐も修行を積まなければ、化けきれないということらしい。化ける動物には、狐と狸がいます。もともとは中国の神話の妖怪が起源で、最初は狐だけだったようです。それが、日本に入ってきた時、狸も加わりました。昔から、狐や狸に騙される民話は多くあります。人に悪さをするために化けるのか、恩返しのために化けるのか、動機は色々あります。神様が、化ける力を狐や狸に与え、人の行いを戒めたり、褒めたりするのに上手く使っているとも考えられます。人は、他人に騙されると憤慨しますが、狐や狸に騙されると自分の愚かさに気づくといった具合です。徒然草第ニ百三十段(未練の狐、化け損じけるにこそ)

  • 高野山の紅葉

    秋の高野山へ、かみさんとバス旅行に行ってきました。団体バス旅行は、基本的には好きではありませんが、運転をしなくてよいので疲れないだろうとのかみさんの気遣いです。高野山はそんなに遠くはありませんが、紅葉の季節、観光地への道はどこも混みます。三連休の中日、渋滞を覚悟していましたが、比較的スムーズに到着しました。到着後、すぐ昼食。高野山なら精進料理でしょうが、観光客には焼き松茸とすき焼きです。狭いテーブルに養鶏場のように並らんで座り、「さあ食べろ」といった感じです。最後にデザートが配られますが、かみさんが、後から来たグループに先に配っていると、ブツブツ文句を言います。「まあ、そう言わずに」となだめていると、私たちのテーブルも右端から配り始めました。ちょうど隣の人のところでいったん配り終わり、次に持って来るとテー...高野山の紅葉

  • 錦秋喜劇特別講演

    京都南座の錦秋喜劇特別講演に行ってきました。この数年、観劇する機会が増えました。すべてカミさんが段取りして、幅広いジャンルのものを選んでくれます。今回は喜劇です。昔、テレビで観た松竹新喜劇を思い出しました。観劇は、上六に出来た新歌舞伎座の一周年記念講演に歌舞伎を観に行ったのが最初だったように思います。あれからもう12年が経ちました。その時、病気から復帰した中村勘三郎が翌年亡くなってしまいました。私と同世代ですから、早すぎる死に驚いたものでした。最近、関西出身のミュージシャンが立て続けに亡くなり、みんな歳を取ったと思わなくもありません。今回の主役を演じる藤山直美さんは、子供の頃、よく観ていた松竹新喜劇の藤山寛美さんの娘さんで、カミさんと同世代です。お父さんの演技を彷彿とさせる熱演でした。観客はやはり高齢の人...錦秋喜劇特別講演

  • 徒然草第ニ百ニ十九段 (少し鈍にぶき刀を使ふ)

    よき細工さいくは、少し鈍にぶき刀を使ふと言ふ。妙観めいくわんが刀はいたく立たず。これ又、短い段です。切れ味ければ、良いものができるとは限らないということでしょう。「弘法筆を選ばず」と言う言葉があります。名工はどんな道具を使っても良いものができる。結局は、道具じゃないと言うことでしょう。では、凡人はどうか。良い道具を使ったら、良いものができる訳ではないが、道具が悪いと、絶対に良いものはできない。せめて道具ぐらいは良いものを使おうということになります。あれこれ考えると、ここで言いたいのは、自分に合った道具を使おうということではないでしょうか。切れ味の素晴らしい高価な道具よりも、自分に手に合った使い慣れたものが一番良いということでしょう。それを見つけるのは、結構難しいかもしれません。徒然草第ニ百ニ十九段(少し鈍にぶき刀を使ふ)

  • 徒然草第ニ百ニ十八段 (釈迦念仏)

    千本せんぼんの釈迦しやか念仏は、文永ぶんえいの比ころ、如輪上人によりんしやうにん、これを始められけり。この段は、これだけです。釈迦念仏は、『南無釈迦牟尼仏なむしゃかむにぶつ』と唱える。つまり、お釈迦さんの名前を呼び続けるということだ。信奉している人の名前を呼ぶことに、どんな意味があるのか考えると、アイドルの名前をファンが叫ぶようなものかとお釈迦様に失礼な連想をしてしまう。それは違うだろうと打ち消しても、その違いがよく分からない。名前を呼ぶことで、その人の顔や姿を思い浮かべ、思いを強くする効果があるのだろう。そうだとすれば、基本的には同じことかと納得する。徒然草第ニ百ニ十八段(釈迦念仏)

  • 徒然草第ニ百ニ十七段 (一念の念仏)

    「一念の念仏」、これを一回唱えるだけで、浄土に往生できるそうです。仏教の目指すところは、如何にして仏のおわす浄土に行けるか、近づけるかです。その意味で、修行と念仏は目標が同じでも、異なった手段といえます。仏教における修行は、精神鍛錬によってすべての人間的な欲望から解放されることです。欲さえなければ、人は生きていることだけに幸せを感じることができる。つまり、生きたまま極楽浄土に行った気分に成れるのです。ただ、その境地に至る修行は厳しく、誰にでもできることではありません。一方、念仏は誰にでも唱えられます。念仏を唱えさえすれば極楽浄土に行ける。厳しい修行をしなくても、念仏さえ唱えていれば良いのです。つまり、念仏を一心不乱に唱えて、他のことは何も考えるなということでしょう。欲にも良い欲と悪い欲、あるいは、過度な欲...徒然草第ニ百ニ十七段(一念の念仏)

  • 石山寺

    もう中秋の名月は終わってしまったが、紫式部の月見で有名な石山寺に行くことになった。朝から小雨が降っているが、外国人観光客がいなくて、日本の情緒を邪魔されずに楽しめた。石山寺は差からか、紅葉、それとも月見の季節がいいのだが、そんな時季の人の多いのは苦手である。東大門から入り、参道を歩きながら、両側の木々が色づけば綺麗だろうと想像した。それだけで十分なような気がする。石段を上がると、正面に多宝塔を見上げるように建っている。つい写真を撮りたくなってしまう。本堂に入ると、正面に紫式部源氏の間があり、此処は多くの文学者が参拝されたそうだ。賽銭箱に100円玉を投げ入れ、今年も入選を願ったが、それだけでは叶わないと思い、ろうそくを買って灯明を灯した。何時にないことをするとかみさんに冷やかされ、紫式部に因んで、文才のある...石山寺

  • 徒然草第ニ百ニ十六段 (心憂き事にして)

    「心憂うき事にして」、行長さんは、公の場で失態を犯し、自分が情けなくなり、世捨て人になってしまった。この行長さんは、琵琶法師によって語り継がれている「平家物語」の作者とされている。とんなに才能のある人でも、時には失敗するものである。サルも木から落ちるということだろう。それを大いに恥じ、ショックを受けたのは確かだろう。しかし、それだけだったのだろうか。人が人生の大きな決断をするとき、何かきっかけが必要ではあるが、きっかけとなったことが原因のすべてではない。行長さんの失態の裏には、何か深い訳があっのではないだろうか。そのことについては、何も触れられていない。スポーツ選手が現役を引退するようなストーリーが考えられるし、権力闘争の中でやむなく、あるいは重大な病気などもあるだろう。いずれにしても、天皇の前での失態だ...徒然草第ニ百ニ十六段(心憂き事にして)

  • 徒然草第ニ百ニ十五段 (磯の禅師といひける女に教へて舞はせけり)

    「磯いその禅師ぜんじといひける女に教へて舞はせけり」、磯の禅師は、源義経の妾の静御前の母で、男装して歌舞を舞う白拍子の始まりとしています。白拍子は遊女ということですが、男性の白拍子もいたので、要は宴会が盛り上がれはそれで良かったのでしょう。磯の禅師は自身も白拍子ですが、貴族の屋敷に白拍子を派遣する仕事をしていたそうです。磯の禅師も、今でいうなら芸能プロダクションのような仕事をしていたのでしょう。最近、色々と問題になっていますが、芸能に限らず、売り物に手を出すのは最低だと思います。そんな手垢を付けて売る店では、誰も買いたくないでしょう。信頼を失った店はつぶれるしかありません。気分が悪くなるので、この話題は止めにします。徒然草第ニ百ニ十五段(磯の禅師といひける女に教へて舞はせけり)

  • 石清水八幡宮

    徒然草の52段でも有名ですが、石清水八幡宮に行ったてきました。勿論、麓の高良神社だけ拝んで、帰ってきたのではありません。ケーブルカーで登り、本殿も参拝しました。かみさんが、一緒に行った嫁にエジソンの話をしています。確かに、小学生の頃、エジソン記念碑を見に遠足で来たことがありました。孫が、表参道を駆け下りていきます。とても、早くてついて行けそうにありません。何度も、「待って、待って」と声を掛けます。すると、孫を振り向いて、走って、また坂道を登ってきます。小さいくせに、どこにそんな力があるんだと思ってしまいます。小さいから走れるんだ。大人の方が無駄に大きいだけか。もう少し、涼しくなったら、ランニングを始めようと誓います。一ノ鳥居を出た所で、名物走井待ちとうどんを食べました。また、太ってしまった。石清水八幡宮

  • 生野銀山と竹田城

    かみさんの念願だった生野銀山と竹田城に行ってきました。朝、早く家を出て、9時過ぎに竹田城の麓の「山城の郷」に到着しました。ホームページの情報では、ここから城まで一般車両は行けないので、城の入口まで、シャトルバスが運行されているはずです。しかし、乗務員不足で運休になってました。曇りがちとはいえ、まだまだ暑く、坂道を登るのはこの歳ではつらいので、タクシーでいくことにします。タクシーを降りてから、15分ほど掛けて城まで登ると、背中が汗びっしょりになってしまいました。朝早いので、ほとんど観光客がいません。本丸まで行き、周りを見渡すと、いかに大きな城だったか分かりました。景色を十分堪能して、駐車場まで下っていると、中国人の団体とすれ違ういました。もう、ここも、中国に侵略されてきたかと、残念な気になります。「山城の郷...生野銀山と竹田城

  • 映画 君たちはどう生きるか

    先週に引き続き映画を見に行きました。「君たちはどう生きるか」、題名から期待していたのとは違いました。同名の小説が元になっていると耳にしましたが、そのストーリーから発展させたものではないのでしょう。前半は、現実的なストーリーでしたが、後半はファンタジーです。ファンタジーとしては、素晴らしいのかもしれませんが、これまでの作品で使われていた技法が多用されていて、ちょっと飽きます。もし、前半のような現実的な展開を続けたとしたらどうだったのか。これまでの経験からは、映画は原作を超えられない。その意味で、つまらない内容になっていたのかもしれません。ファンタジー好きな人からは、一定の評価が得られるかもしれませんが、新しい何かを期待していた私としては、残念でした。カミさんと話していて、どんなストーリーなら良かったか考えて...映画君たちはどう生きるか

  • 映画 インディージョーンズ

    久しぶりに、カミさんと映画を見に行ってきました。夏休みで、観客が多いだろうと思ってましたが、10人もいない、ガラガラでした。映画、「インディージョンズ」、主役はハリソンフォード、もう80歳を過ぎているのに、結構なアクション場面が多くありました。その意味では、拍手喝さいですが、「年寄りに、こんな無茶させるなよ」と言いたくもなります。最初は、列車でのアクション、次にパレードの中を逃げるカー・アクション。モロッコの盗品売買から逃げる際、またカーアクションがあります。不気味な洞穴でのアクションがあり、さらに地中海での潜水のアクション、最後は飛行機でのアクションです。そして、バック・トゥ・ザ・ヒューチャーを連想させるように、時空を飛び越え、アルキメデスに出会います。もう、これが最後のシリーズでしょうが、後継者がいな...映画インディージョーンズ

  • 敦賀からの帰路

    ホテルの朝食も海鮮丼で、贅沢しました。チェックアウト時間ギリギリまでホテルでゆっくりします。ホテルを出ると、海岸線を走り、色ケ浜海水浴場まで行きます。途中で激しい雨が降ってきました。カミさんは、渡し船んの所まで、傘をさして見に行きましたが、私は、車の中で待つことにします。雨が止んだとしても、海水浴をするつもりはありませんでしたが、観光地で雨は残念な気分です。敦賀市内に戻ってきて、お土産を買うため、海鮮市場に寄ります。回線が豊富な市場ですが、この夏場に生ものを買う気にはならず、羽二重餅を買います。これならば、日持ちします。帰路は、琵琶湖の北に出て、湖西を京都方面に走ります。そのまま、地道を使い2時間半で帰宅しました。敦賀では雨でしたが、大阪はカンカン照りです。敦賀からの帰路

  • 敦賀旅行

    ふく割目当てで、敦賀に一泊旅行しました。北陸新幹線が延伸するので、観光に力をいれているようです。かみさんの手配で、駅前にできた新しいビジネスホテルに、割安で泊まれました。最初、サンダーバードて行くつもりでしたが、観光地周りの足も考え、車で行くことにしました。朝、6時半に出発、京都市内を抜け、洛北から八瀬を通り、若狭に出ます。途中で、瓜破の滝に寄りました。9時過ぎと早い到着だったので、観光客が一人もいません。自然の中で、人がうじゃうじゃいるのは、興ざめですから、静かに観光できるたのは満足です。名水百選に選ばれているため、地元の人が水を持ち帰ってました。以前、金沢からの帰りに年輪博物館へ行きましたが、今回はかみさんの希望で、三方五湖を眺望できるレインボーラインには行くことにします。天空のテラスまでリフトで登り...敦賀旅行

  • 徒然草第ニ百ニ十四段 (皆、畠に作り給へ)

    「皆、畠はたけに作り給へ」、阿倍有宗が訪ねてきて、無駄に広い庭は、畑にして作物を植えるべきだと言ったそうです。阿倍有宗はあの有名な陰陽師の阿部晴明の子孫の占い師です。陰陽師とは、風水など縁起をかつぐものと思ってましたが、この話しからちょっと違った見方をしてみました。占いとは、物事を論理的、合理的に突詰めるとどうなるかを考えることで、もっとも確率的に起こり得ることを言い当てることです。庭の話しは、飢饉がくれば庭に作物を作っておけば足しになるということです。この時代、飢饉や疫病の起きる確率は高く、それにどう備えるか指南するのが占いだったのかもしれません。徒然草第ニ百ニ十四段(皆、畠に作り給へ)

  • いずみホール ランチコンサート

    かみさんのお誘いで、いずみホールのランチコンサートに行ってきました。今回は、歌で、鳥をテーマに選曲されてました。かみさんの話しでは、昔は満席で、なかなかチケットが取れなかったらしいです。今は、コロナの影響も残っているのか、あちこちに空席があり、厳しいだろうと想像されます。ランチの方は、ホテルのレストランで和食のコースを食べました。久々にビールも飲んで、老人にとっては、これでお腹いっぱいになります。いずみホールランチコンサート

  • 梅雨です。走れません。

    手の怪我も治って、また走ろうと思っているのですが、雨の日が多くてなかなか走れません。人の治癒力は大したもので、手のひらの怪我は日に日によくなりました。もうすっかり、傷口はなくなり、赤くアザが残る程になっています。今年は、手術をしたり、怪我をしたりと、体に負担の掛かることが多いです。60歳代も後半になり、鏡を見る度に、自分が老人になったことを自覚します。かみさんが、友人の80歳代の親が車を運転していて、事務所に突っ込む事故を起こしたと話していました。最近、車の事故と言えばね老人の事故です。老化によって、全般に動きがぎこちなくなります。特に、ゆっくりとする動作が苦手になってきした。思った程に足が上がっていない。腕が延びていない。距離感が掴めないなど、若い頃には気にならなかったことが出来ていないことがあります。...梅雨です。走れません。

  • 徒然草第ニ百ニ十三段 (僻事なり)

    「僻事ひがことなり」、うそだということです。名前の由来の話しです。名前には由来がありそうでないことも多いです。人のあだ名も、他人の勝手な印象で付けられていたりします。「名は体を表す」という言葉があります。名前はその人の本当の姿を表しているという意味です。子供の名前は、こんな風に育って欲しいとの思いでつけるものです。その通りの人物になってくれればよいのですが、そう簡単にはいきません。ニュースに罪を犯した人の名前が出ると、親の思いが伝わらなかったのか、残念に思ってしまいます。嘘の話しでは、最近、フェイクニュースという言葉が盛んに使われます。情報技術の進歩で、写真も動画も事実の証拠になり難くなっています。世の中、何が本当で、何が嘘か分かりません。それだけに、現場に行って、実際の物を見て判断することが大切な時代な...徒然草第ニ百ニ十三段(僻事なり)

  • 徒然草第ニ百ニ十ニ段 (念仏に勝る事候ふまじ)

    「念仏に勝まさる事候さうらふまじ」、念仏は、「南無阿弥陀仏」と唱えることで、「南無」と「阿弥陀仏」とに分かれ、「南無」は元はサンスクリット語で「信じる」と言う意味で、「阿弥陀仏」は仏様の名前です。よって、「仏様を信じます」ということになります。ここでは、死者に対する追善では、「南無阿弥陀仏」と唱えることが適切でないので、「光明真言くわうみやうしんごん・宝篋印陀羅尼ほうけふいんだらに」という呪文、すべての仏様に通じるお経を唱えなさいと言われたという話しです。「南無阿弥陀仏」と唱えるとどうなるのか、仏様を信じますと言えばどうなるのか、仏様がよきようにしてして下さるということでしょう。意味を知って、唱えるのと、そうでないのとでは効果に差はないでしょうが、適材適所ということでは、正しい使い方をしなければいけないの...徒然草第ニ百ニ十ニ段(念仏に勝る事候ふまじ)

  • ひらパー バラ園

    遊園地のひらパーのバラ園に行ってきました。早朝の2時間だけで700円の入園料ですが、見事なバラが鑑賞できますので、それだけの値打ちはあります。線路沿いの裏口のような所から入ります。ローズガーデンステージで記念撮影、世界中のバラを観ながらひと廻りします。日本のバラもあり、作者の名前が表示されています。このバラ園を管理している京阪園芸には有名なバラのソムリエがいるとかみさんから教えられ、何でも知ってる人だなあと感心します。庭にバラを植えたいと思っていますが、かみさんがバラは育てるのが難しいというので、とりあえず朝顔で練習しようかと思います。練習にならないかひらパーバラ園

  • ランニング中 転倒

    朝のランニング中に転倒しました。走り始めて2Kmぐらいのところで、突然、何かにつまずき転倒したのです。走り始めて最初にしんどくなる距離で、少し注意散漫になっていたのかもしれません。この辺りは、以前、干潟工事でダンプが行き来し舗装が荒れています。何度がつまづいた経験があり、今回もちょっとした窪みに足を取られたのでしょう。これまでは、つまづくと瞬間的にバランスを取ろうとしますが、今回は何が起きたのか分からず、気が付くと両手をついていました。足が上がっていなかったのかも知れません。それでも、顔面から落ちるのではなく、手をついて頭を守ったのは不幸中の幸いでした。ケガの程度は悲惨です。両手の手のひら、親指の付け根あたりの皮が大きく捲れ、血が滴り落ちています。両手ですから、手で傷口を押さえることが出来ず、血を舐めて流...ランニング中転倒

  • 長岡天満宮の錦水亭でたけのこ料理

    錦水亭は人気があり、コロナ禍でもあり3年越しで、ようやく予約できました。あいにくの天気で、雨がパラパラ、その上、この頃の陽気から一転して極寒です。長岡天満宮のつつじの時期も過ぎていて、どんよりした景色は写真映えしません。たけのこは春の味覚で、以前、調べたところによると、高さが20mにもなる孟宗竹(モウソウチク)が良いそうです。江戸時代に中国から宇治の寂照院にもたらされものが、長岡京の同じ寂照院に移し植えられたとの説があり、宇治にも同じようなたけのこ料理の店があってもよいのではないかとのかみさんの意見にも頷けます。たけのこづくし料理は、食材の味を邪魔しない味付けで私し好みです。中でも「じきたけ」は錦水亭の名物、ボリュームがあり、たけのこだけで満腹になるだろうかとの心配を忘れさせます。筍の皮に包まれた焼き物は...長岡天満宮の錦水亭でたけのこ料理

  • ランニングでリハビリ

    1月に入院し、手術をして、もうずく3か月です。体力はすぐに戻りましたが、少し力を入れるとお漏らしそうになります。それが治れば、また走ろうかと思ってました。お漏らしするのは、膀胱を閉める筋肉が弱っていること、そして冬場は汗として水分が出ないので、膀胱におしっこが溜まりやすいからだそうですそれを改善するために色々と調べていると、膀胱の出口を閉める筋肉をストレッチする体操があるそうですが、それ以外にウォーキングやランニングも効果があるようです。また、膀胱に溜まる水分を減らすには適度に汗をかくことだそうです。それじゃ、ランニングは効果的なリハビリになりますので、早速再開することにしました流石に、最初は筋肉痛になりましたが、2~3回走ると慣れてきました。まだまだ、本調子ではありませんが、夏までには以前の状態にまで回...ランニングでリハビリ

  • 徒然草第ニ百ニ十一段 (祭の日の放免の附物)

    「祭の日の放免はうべんの附物つけもの」、葵祭りの警護をしている放免、検非違使の下部ということです。その附物とは装飾品などのことで、色んな物をぶら下げ、重たくて息を切らせて歩いているという内容です。放免は、犯罪者の捜索や、捕縛、取り調べ、時には拷問したりしたそうです。名前の由来は、軽い犯罪を犯し囚人になった者が、放免となり、それらの者を検非違使が使ったからです。犯罪者のことは犯罪者が一番よく分かっているということでしょう。放免は、江戸時代の岡っ引きの起源だそうです。室町時代の初め頃から引き継がれた歴史のようです。岡っ引きの岡は「岡目八目」と同じ意味で、脇の人ということです。なお、これは蔑称で、「親分さん」が正しい呼び方だそうです。徒然草第ニ百ニ十一段(祭の日の放免の附物)

  • 徒然草第ニ百ニ十段 (凡そ、鐘の声は黄鐘調なるべし)

    「凡そ、鐘の声は黄鐘調わうしきでうなるべし」、鐘の音が、黄鐘調とは、インドの祇園精舎の無常院にある鐘の音と同じで、人の心に響くのでしょう。実際は、鐘の起源は、インドではなく、中国の青銅製の金属楽器だそうです。中国から朝鮮半島を経て、日本に伝わったとのことです。現存する鐘の多くは、日本で鋳造されたもので、和鐘と呼ばれます。鐘の音と言えば、馴染みのあるのは除夜の鐘です。黄鐘調とは、日本の雅楽でも基本となる音で、ハ調のラ音だそうです。鐘の音は、「アタリ」「オシ」「オクリ」と三つの部分に分けていて、「アタリ」は打音で、グオーンという音です。それに続く「オシ」は高く安定した、遠くへと届く音です。最後に、段々と減衰していく余韻のある音、「オクリ」です。この三つが上手いバランスで構成されるのが、理想の鐘の音なのでしょう...徒然草第ニ百ニ十段(凡そ、鐘の声は黄鐘調なるべし)

  • 自転車ヘルメット

    4月から自転車もヘルメットの着用が努力義務になるということ、慌ててヘルメットを買いに行きました。ほとんど売り切れ、残っているのは一万円以上のものばかり、次の入荷予定を聞いて帰ってきました入荷するヘルメットの価格帯を店の人に聞くと、7000円程度と言います。テレビのレポーターが取材していたのでは2000~3000円だったので、ネットで探すことにしました。2000円弱で出しているネットショップがあったので、直ぐに注文しました。注文確認のメールが来たので、これで良し良しと思っていたら、発送は10日先というメールが続いて来ました。ネットでも品薄なんだと思ったのですが、ひょっとすると受注キャンセルのメールが来るんじゃないかと心配してました。ヘルメットが来るまで、何もしないで自転車に乗るのは気が引けるので、努力義務と...自転車ヘルメット

  • 鞆の浦 日帰り旅行

    鞆の浦、尾道の日帰り団体旅行に行ってきました。新大阪で8時集合、ひかりに乗り、福山駅で下車です。観光バスに乗り、尾道の千光寺公園に行きます。千光寺公園は山の上で、ロープウェーで上がりますが、観光バスが何台も到着したので、長い行列が出来ています。後ろに並んでいるおばさんたちがブーブー文句を言いますが、仕方ないのにと思いながら、何回も言うのでうんざりします。こういうのがあまり好きじゃないので、団体旅行は苦手なんです。ロープウェイの乗車時間は3分、直ぐに山頂に到着します。眼下の桜が綺麗に咲いています。先週の鳥羽とは違い天気も良くて、写真映えします。千光寺も山の険しい場所にあり、急な坂道を上り下りして行きます。温度が上がり、Tシャツ一枚になって丁度良いぐらいです。かみさんが来てるか、後ろ振り向きもって歩いていると...鞆の浦日帰り旅行

  • 鳥羽一泊旅行 二日目

    今日は朝から雨です。天気が良ければ、二見浦の夫婦岩を見に行くつもりでしたが、それは断念し、鳥羽城跡に登ることにしました。傘をさして、登って行くと、生憎の天気でも桜が綺麗に咲いています。鳥羽城は九鬼水軍の本拠地で、本丸まで険しい坂です。途中の段々の石垣を見下ろすと、これはなかなか落城しないなあとの感想です。雨の中、観光するのも煩わしいので、鳥羽観光ホテルのロビーでのんびりし、カフェレストランで昼食をとることにしました。ホテルに来ている人を観察していると、色々なことを想像してしまいます。かみさんの後ろの席に若い女性3人の客がいます。顔が似ていて、少なくとも2人は姉妹のようです。比較的正装なので、何かのパーティーか、祝賀会にでも出たのでしょう。トイレに行った時、そのうちの二人が入り口で立ち話ししていて、その内容...鳥羽一泊旅行二日目

  • 鳥羽一泊旅行 一日目

    丹波橋から、近鉄特急"しまかぜ"に乗り、伊勢志摩の鳥羽まで一泊旅行に行ってきました。乗り遅れたら大変なので、余裕をもって家を出たら、丹波橋で30分以上も待つことになりました。かみさんがトイレにいってる間、ボーと立っていると、外国人の老夫婦が近づいてきます。携帯の時刻表を見せられ、奈良行の内容だったので、直感的に、どちらのホームか迷っているなと思い、奈良はこっちとばかり、「Thisplathome」と言って指さしたら、あまり信用されてない様子でホームの階段を下りて行きました。暫くしてホームに降りて行くと、その老夫婦はまだホームにいます。案内掲示を見ると、次の特急が奈良行なので、「これに乗るんだよ」と心の中で念じながら見てると、二人とも乗り込んでほっとしました。しまかぜは、2時間ほどの乗車です。座席のリクライ...鳥羽一泊旅行一日目

  • Reライフ文学賞 短編部門で入選

    仕事が非番で、今年生まれたばかりの孫をあやしていると、携帯電話が鳴りました。慣れない手つきでスワップすると、「文芸社ですが・・・」、"あれ、何か本注文したんだっけ?"と一瞬思ったのですが、「この度、Reライフ文学賞の短編部門で入選されました」との連絡でした。文芸社文庫が主催しているコンテストに『Reライフ文学賞』があります。昨年の夏、短編部門に短い家族の物語の作品を応募し、入選を今年の密かな目標にしていました。本当に入選できるとは、身に余る光栄です。この喜びをすぐに誰かに伝えないと気が済まないところ、横にいたママになったばかりの娘に話し、かみさんにもLINEで報告しました。この二人と息子が、この作品の登場人物です。後になったこんなこと言ってないとかクレームをつけられては困るので、「あくまでもフィクションだ...Reライフ文学賞短編部門で入選

  • 契約更新の結末

    先週、予算の都合で、二人いる非常勤が一人になるため、どちらか契約更新できないと言い渡されました。長い社会人人生で、雇止めする側の立場にいることが多かったので、ついつい、何を基準に決めるのだろうと考えてしまいます若い人は、年々成長しますが、老人は年々老化します。高齢者雇用でも、65歳とか70歳とかといった年齢条件が雇用継続の大きな要素です。今までの経験から、人はほぼ3か月で仕事や職場に慣れます。3か月過ぎても問題の多い人は、その仕事は無理と判断できます。高齢者の最初の契約期間の更新でそう判断したならば、更新しないのがお互いの為です。若いと今後伸びると期待できますが、老人は唯々衰えるだけです。正直言って、もう一人の非常勤の人は、今の仕事は向いてないと思ってました。前職は、どのような立場で、どんな仕事をしていた...契約更新の結末

  • 非常勤の悲哀

    入院後、10日ほどで、職場復帰しました。週3日勤務なので、実際には3日の有休を使っただけです。ですから、そんなに長期間休んだということにはなりません。暫くは、慣らし運転の積りです。ところが、もう一人の非常勤の人が、入れ替わりに緊急入院してしまいました。その人の仕事が回ってきて結構忙しいです。その上、忌々しき事態になりました。現在、同じ職場には、非常勤が3人いますが、今、休んでいる人は、私とは別の職種で、私と同じ職種の非常勤がもう一人います。3月末が契約更新の時期ですが、突然、呼び出されて、予算の都合で、2人の内のどちらかは契約更新できないことになったと言われました。つまり、雇止めになる可能性があるということです。もう一人の非常勤は、私より後から入ってきて、経験不足ということだけではありませんが、トラブルや...非常勤の悲哀

  • 入院して、体重が増えた

    病院食は、病人向けのカロリー計算で、ダイエットになるかと思っていたら、意外や退院して体重を計ると、入院前より1Kg近く増えています。どうして考えられる原因は、運動不足、それと間食が良くなかったのかもしれません。朝はパンとサラダ、それに果物一切れと牛乳でしたが、追加で、かみさんが差し入れてくれたカステラを食べてました。昼食後は、3時におやつ、大きなシュークリームを一つ食べてるのが日課でした。さらに、夜は、あんドーナツをつまみながらベッドの上で読書をしてました。運動と言えば、病室とコンビニの間の移動ぐらいです。これでは太りますね。入院して、ベットの上で暮らしていると、日ごろの腰痛は消えてなくなりました。腰痛よりもっと痛いところが出来たからかもしれません。そのための痛み止めが効いてたのかもしれませんが、腰痛は治...入院して、体重が増えた

  • 退院して一週間

    排尿後に尿漏れするので、ドラックストアーで尿漏れパットを買いました。パンツの内側に貼り付けるものです。微量タイプと少量タイプがありましたが、微量は不安なので、少量タイプにしました。退院後も血尿が出ることなく、その点は良いのですが、痛みがなかなか無くなりません。おしっこの切れが悪くて、どうしても最後に出し切ろうと力みが入ります。そのためか、下腹部に鈍痛が残ります。痛みは、トイレに行った後だけでなく、夕方から少し強くなります。この痛みは何時になったらとれるのか、ネットで色々と調べると、数週間は残るみたいです。排尿後に残尿感がありますが、実際にはほとんど尿漏れしてないようです。微量タイプでもよかったかなと思っています。1パック26枚も入っていたので、暫くはパンツを履き替えるごとに新しいのに交換して使うことにしま...退院して一週間

  • 入院8日目 退院

    当初の予定より1日早く退院することになりました。かみさんが迎えに来てくれます。かみさんが、「私し何のために行くの」と尋ねるので、「確かに、生きたまま帰しましたよということかな」と言うと、「たしかに」と返ってきました。退院は、ホテルのチェックアウトの様に10時と決まっています。9時ごろ、看護師さんが残った薬と、次回の診察予約票、それに請求書を持って来ました。手術と入院8日で10万円を超えす。高額医療費の認定を受けてますが、詳細はよく分かりません。支払う前に、計算根拠を窓口で確認しようと思います。高額医療費の限度額は、1か月は8万100円プラス医療費から26万7千円を控除した残りの1%になるはずです。説明によると、1月の医療費は、約44万円かかっています。3割負担で8万円ちょっとになりますが、2月分が2万円ほ...入院8日目退院

  • 入院7日目 血尿が消えた

    午前中に、隣の車いすの患者が退院しました。すると、直ぐに、新しい患者が入院してきました。聞き耳を立てていると、もう一人暮らしの老人のようす。明日、手術ですが、家族には連絡していないと言います。娘が二人いるが、一人は遠くに住んでいて来れない。もう一人は、大阪に居るが、介護の仕事で、しかも子供も小さいので、やはり来れないということです。看護師から、取り合えず連絡だけはしてくださいと言われて、納得はしていました。入院する際に、身元引受人の確認は大切なようです。本人に意識がなくなれば、誰が判断するのか、もし亡くなれば誰が引き取るのか、費用の支払いも含め、病院としては確認しておきたい点でしょう。一方で、一人暮らし、独り身で子供のいない老人が増えてきています。子供がいても、親子の関係が悪いと厄介です。そうした場合は、...入院7日目血尿が消えた

  • 入院6日目 頻尿

    時々、トイレで、隣のいけ好かない車いすの患者と顔を合わせますが、ほとんど気にしていない様子です。漏れ聞こえてくる話しでは、尿路感染症で、緊急入院したそうです。血液検査の結果、単なる風邪だってようで、明日退院とのことです。前のベットの人は比較的若く、30代、スノーボードで骨折したそうです。歩けないので、ベットの横で用を足しています。今週、木曜日に手術し、リハビリが1か月ほど掛かるそうです。建設会社に勤めているようで、松葉づえで車が運転できるか、看護師さんに尋ねてました。斜め前の人は、政治家の後援会の人みたいで、携帯電話で誰かに指示を出しています。病室で、電話するのはご法度ですが、気にしていないようです。政治がらみの人らしいです。糖尿病で、大腸が悪くて、私と同じ日に手術したようです。暫くは、痛いと痛いとわめい...入院6日目頻尿

  • 入院5日目 カテーテルが抜かれる

    嫌なことはありましたが、いよいよカテーテルの管が抜かれるのは、嬉しいです。退院が近づいて来たように感じます。看護師さんが、管を抜いてくれますが、恥ずかしいなんて気持ちを忘れ、純粋な医療行為と客観的に見ている自分に驚きました。管から勝手に排尿されるのに慣れていたので、自力で排尿するのは恐る恐るです。何と言いっても、痛い。漏れるようにしか出ない。壊れた蛇口のようにポトポト滴る。困ったものです。取り合えず、ガーゼであそこを押さえていますが、なんとかしなくてはなりません。看護師さんに相談すると、尿漏れパットを一つくれて、替えはコンビニで買うようとのことでした。できるだけ水分を取るようとのことなので、コンビニで1Lのスポーツドリンクと尿漏れパンツを買いました。パットよりパンツの方が使いやすいと思ったのですが、寝てい...入院5日目カテーテルが抜かれる

  • 入院4日目 シャワーをする

    夜になっても、脚のだるさはなく、良かったのですが、カイロは不要になりました。もちろん、テープもです。今夜は、脚のだるみもなく、管の中の尿も普通になってきたので、安心して眠れます。9時半の消灯後、程なく眠りの世界に入ってたのに、突然、ベッドが揺れ、何だ地震かと目が覚めました。すぐに、隣のベットの人が、何かを私のベッドにぶつけてきたと分かりました。時刻は1時過ぎ、"どういう積りだ"と怒りが込み上げてきました。ひょっとすると、私のいびきが煩くて、やったことかもしれないと、モンモンとして1時間ほど、眠れずにいました。もし、何かの拍子で当たったとすると、真夜中とはいえ、「ごめんなさい」と一声かけるだろう。やっぱり、”いびき”かな。上向いて寝てたしなあ。でも、何時も隣で寝ているかみさんでさえ、そんなことしないのに。そ...入院4日目シャワーをする

  • 入院3日目 夜は騒がしい

    麻酔の後遺症か、それとも冷えただけなのか、両脚の膝が異常にだるくて仕方ありません手の平で、脚の冷たい所を温め、毛布でくるみ、我慢しているうちに寝込んでしまいましたそのまま、朝まで眠れたら幸せ、いや苦痛から解放されていたのですが、11時頃に隣の空いたベットに緊急入院の患者が来て、騒がしくて目が覚めてしまいました。看護師の説明が終わり、ようやく静かになり、再び眠りに入ったと思ったら、その患者が電気をつけてガサガサし始め、また目が覚めました。”明日にしてくれよ”と心の中で文句を言うも、脚のだるさが堪らなく、じっと堪えていると、一段落ついたようで、再び眠りに戻りました。暫くしたら、今度は電子音がビーボーバー、ピーボーバーと繰り返し鳴り続け、またまた目が覚めます。隣のベッドの人の点滴が終ったみたいです。もう、勘弁し...入院3日目夜は騒がしい

  • 入院3日目、ベッドでの生活

    昨夜、隣のベットのおじいさんが、「明日、退院できますよ」と言われているのを聞いて、「退院か、いいな」と思ったものでした。そのおじいさんが、朝の4時頃から、電気をつけてゴソゴソし出すもので目が覚めてしまいました。眠って、痛みや不快感から解放されてたのに、苦痛の世界に引き戻してのは誰だと言いたい気分です。朝食が終ったら、看護師さんがモニターを外してくれました。歩くのは、最初だけ看護師が付き添い、問題なければ点滴台を押しながら歩けるらしいです。「トイレに行きたくなったら、呼んでください」と言って、行ってしまいました。トイレに行きたいのはやまやまながら、中身が出そうにないので、なかなか呼べず、お昼になってしまいました。トイレは出そうにないので、歩きたいと看護師に言うと、立ち上がるのを確認し、「大丈夫ですね」と言わ...入院3日目、ベッドでの生活

  • 入院2日目、手術の後

    手術は無事終ったようですが、命にかかわるようなものではなかったので、家族はそんなに心配してないでしょう。ほとんど病院に縁がなかったので、これからはもっと深刻な病気になってもおかしくないと心配してくれれば良いのだすが。いやいや甘い「死んでからのことも考えといてや」ぐらいのことは言い兼ねません。そんなことはともかく、麻酔で下半身の感覚がありません。下半身が無かったらこんな感じかな、もし、肉体を全部失ったらどうなるのだろう。肉体は外部の情報を得る手段で、得た情報を脳が加工し意識を作る。そうすると、肉体が失われ、情報か得られなくなると、意識も作れなくなり、意識も失われる。そんな訳の分からないことを考えていると、下半身の感覚が戻ってきて、下腹部の痛みが強くなってきました。肉体を取り戻すとはこういうことか。苦痛をどう...入院2日目、手術の後

  • 入院2日目、手術です

    昨夜から絶食、今朝からは飲むのもダメです。朝のお通じはあったものの、余り食べてないためか、僅かしか出ませんでした。手術衣に着替えて待機してると、看護師さんがやって来て、手術前は浣腸することになってるとのことで、お尻からいきなりブチュとされました。"もう、出すものないのに"と思いながらも、「出来るだけ我慢したら、薬の効きが良いですよ」と言われ、じっと我慢、もうダメと思った時は手遅れ、お尻の穴から浣腸液が漏れ出るのを必死で堪え、便所に駆け込みます。パンツから手術衣、便座に撒き散らしビチョビチョ、何とか大半は便器の中に出しました。ほとんどは浣腸液で、中身は僅かでした。こんなことなら、最初から便座に座っていたら良かったと後悔のしきりです。その後も、浣腸液がお腹の中に残っている感じがします。まあ、手術中に出たら、出...入院2日目、手術です

  • 入院初日

    かみさんに付き添われ入院しました。コロナで面会できないため、しばらく会えません。当世は便利なものがあり、LINEで逐次、状況を連絡できます。入院したとはいえ、前立腺以外には悪いところはないので一日中ベッドの上で、寝ているのは変です。お昼からは病院食、夕食を最後に絶食になるので、しっかり食べたいところですが、「え、これだけ」という量しかありません。予定通り1週間の入院とすると、かなりのダイエット効果がありそうです。方や、ベッドの上で動かない生活が長いと、体力の低下が心配です。さて、メリットとデメリットのどちらが勝るかもちろん、手術が上手くいって、オシッコが気持ち良く出るようになれば、です。入院初日

  • 入院前日のPCR検査

    前立腺の手術のため、入院することになりました。肥大化した前立腺に尿道が圧迫され、尿の出る勢いが衰えているのを改善します。男性は歳と共になりやすい症状だそうです。女性にも分かるように説明すると、咽頭の扁桃腺が肥大化して声が出なくなるようなものです。「分かりたくもないわ」と言われるかもしれませんが、いくらジェンダーといっても、男には男の悩みがあるのです。子供のころ、友達とたんぼで遊んでて、並んで立ちションすると、「女の奴らにゃ、真似できわわな」と言って、飛ばし合ったものでした。微妙に捻れた弧を描くオシッコが、時々、キラキラ輝くのが不思議でした。大人になってからは、立ちションすることはないですが、あの頃の勢いは失われたかと思うと、ちょっと淋しい気分です。入院は明日からですが、その前にコロナの検査を受けなければな...入院前日のPCR検査

  • マイナンバーカード

    20000ポイントに惹かれて、マイナンバーカードを作りました。dポイントに変換して、買い物で前部使い切りました。その他のメリットも享受したく、健康保険証にも使えるというので、かかりつけ医で使えるか聞いてみることにしました。窓口に、マイナンバーの読取機と思わしきものが置いてあるので、尋ねました。「マイナンバーカードがあれば、保険証や診察券は持って来こなくてもいいのですか」意外な答えが返ってきました。「マイナンバーカードは、保険証の紐づけが上手くいってないことがあり、信頼できないので、保険証も持って来て下さい。診察券は、順番にお呼びする時に確認しますから、診察券も要ります」あれ、これって、何のためのマイナンバーカードなの。わざわざ、マイナンバーカード持って来なくて良いですよと言われているみたいです。マイナンバ...マイナンバーカード

  • 徒然草第ニ百十九段 (呂律の、物に適はざるは、人の咎なり。器の失にあらず)

    「呂律りよりつの、物に適はざるは、人の咎とがなり。器うつはものの失しつにあらず」、音の調子が合わないのは、楽器が悪いのではなく、吹く人に問題がある。つまり、上手く吹けないのは、楽器のせいではなく、吹く人の腕が悪い。クラリネットを吹く者としては、誠に耳の痛い話しです。その通りです。いくら良い楽器でも、吹く人が下手なら良い演奏はできません。当たり前のことです。ただ、下手に限って、楽器が悪いのではないかと思ってしまいます。最近は、楽器よりも、リードが良くない、良いリードがなかなか見つからないと嘆いています。それも、リードを吹きこなす力量が足りないだけかもしれません。良いリードがあると、宝物のように大切に使いますが、次第に下手って来ます。新しい良いリードを見つけるのに苦労しています。徒然草第ニ百十九段(呂律の、物に適はざるは、人の咎なり。器の失にあらず)

  • 2023年の抱負

    今年の抱負は、昨年から引き続き古文書解読のレベルアップが第一に挙げられます。今年中に古文書検定1級合格を目指します。古文書解読は、そろそろ新しいステージに入らなければなりませんが、なかなかジャンプアップのきっかけが見つかりません。その点では、今年も模索の年になるかもしれません。体力面では、以前の様にいかないまでも、10Kmをマイペースで走って疲れない程度になるのが目標です。ハーフマラソン再挑戦は、来年以降の目標とし、今年は、そのための基礎体力作りの年にしたいと考えています。この年になれば、無理は禁物です。レベルアップしなくても、現状維持ができれば上出来としましょう。高齢者になっても、一年に3つ目標を持ちたいものです。目標がないと無駄に時間が過ぎてしまいます。昨年から、密に仕込んでいるものが有り、その芽が出...2023年の抱負

  • 内視鏡検査

    胃腸の調子が悪く、主治医の勧めでエコー検査と内視鏡検査を受けました。内視鏡の検査は2年ぶり、ちょっと心配してましたが、大きな異常はありませんでした。エコーで、軽度の脂肪肝だと診断されただけでした。内視鏡検査は、鼻から入れたので、口からのに比べるとかなり楽でした。ただ、胃の中を掻き廻されたので、暫くは調子が悪く、胃痛と吐き気が続きました。朝、ランニングしいると、胃酸が込み上げてきて走るのが辛いほどです。最近、ようやくマシにはなってきましたが、それでも胃痛から頭痛や耳鳴りがして、なんとかしなければとの思いから、養命酒を飲み始めました。どうして、養命酒なのか?正月、ビールを飲むと翌日、胃の調子がマシになり、少しのアルコールが良いのかもと思ったからです。だからと言って、お酒を飲むのもどうかと思い、養命酒にしたので...内視鏡検査

  • 徒然草第ニ百十八段 (狐は人に食ひつくものなり)

    「狐は人に食ひつくものなり」、三匹の狐にかみ殺されそうになり、一匹は刀で突きさして殺し、二匹は逃げた。狐は、人を騙すことはあっても、人に襲うのは珍しいようです。もっとも、本当に騙すかどうかは定かではありません。大抵の動物は、自分より弱いものに襲い掛かっても、強うものには戦いを挑まないでしょう。もちろん、自分を守るためならば、相手がどうであれ、狂暴になるのかもしれません。話しは飛躍しますが、日本人は他所の国から攻められそうになっても、専守防衛といって上品に構えるのが正しいという人が多いようです。それは動物の本能からはかなり逸脱していると思われます。もちろん、何処かの国みたいに無暗に攻めるのは良くないですが、攻められそうになればそれを防ぐのは当たり前で、戦いは先手必勝です。攻撃されてから、よっこらしょでは、相...徒然草第ニ百十八段(狐は人に食ひつくものなり)

  • 徒然草第ニ百十七段 (大欲は無欲に似たり)

    「大欲は無欲に似たり」、欲の多い人は、欲のない人と同じである。その心は、欲があっても、無くても、同じようにこの世に生きている人間ということでしょう。金持ちになる心構えを述べています。誰しも興味を持つテーマです。まず、「無常を観くわんずる事なかれ」、これは、世の中の変化に流されるな。次に、「万事の用を叶ふべからず」、自分の欲求を満たそうと必死になるな。「銭を奴やつこの如くして使ひ用もちゐる物と知らば、永く貧苦を免るべからず」、お金を自分の欲求のために使っていると、いつまでも貧乏から抜け出せない。「恥に臨のぞむといふとも、怒り恨うらむる事なかれ」、恥をかいても感情的になるな。これらの心構えを守っていると、「心とこしなへに安やすく、楽し」となる。つまり、欲を出さず、無駄遣いせず、人に何を言われても気にしない。そ...徒然草第ニ百十七段(大欲は無欲に似たり)

  • ズボンが破れた

    自転車での仕事の帰り道、歩道に上がろうとしたらポールがあり、それを避けきれず転倒してしまった。その時は、膝を打った痛みで気づかなかったが、家に帰って着替えるとズボンのお尻の部分が裂けていた。以前の仕事で、屋上や地下室、機械室に行くことが多く、汚れも目立っていたので、思い切って上着ともに廃棄することにした。朝、出勤前に玄関の鉢植えに水をやるため、水道の蛇口を捻ろうとしゃがんだ拍子に、今度は股の下がビリビリと破れてしまった。その日は、そのまま仕事に行ったが、段々と破れは広がり、これも廃棄するしかなくなってしまった。2週間の間に、スーツを二着廃棄する羽目になった。これは、いい加減、仕事をやめろという天の声なのだろうか。どちらも10年以上着ていたスーツだったので、廃棄するのは惜しくはないが、次に新しいスーツを買う...ズボンが破れた

  • 徒然草第ニ百十六段 (最明寺入道、鶴岡の社参)

    「最明寺入道さいみやうじのにふだう、鶴岡つるがをかの社参しやさん」、最明寺入道は、北条時頼、鎌倉幕府第五代執権で、三十歳で執権を退き、出家した後、三十六歳の若さで亡くなった。徒然草が書かれた時代より50年ほど前の人物で、つき合いのあった人が最近まで生きていて、その人の話しを聞いたいうことです。今年は、鎌倉幕府が大河ドラマで取り上げられました。鎌倉幕府の成立が1192年か1185年かはともかく、1333年の滅亡までの150年間が鎌倉時代です。北条といえば、執権政治ですが、執権は将軍を補佐する役職です。得宗は北条一門の嫡流で、北条時頼の時代までは、得宗が執権でしたが、その後、得宗に権力が集まり、必ずしも得宗が執権にならなくなったようです。それは、北条時頼が最後の有力御家人の三浦氏を滅ばしたからだといわれていま...徒然草第ニ百十六段(最明寺入道、鶴岡の社参)

  • 電気メーターがえらいこっちゃ

    かみさんが、パンの懸賞の点数を集めていて、それが今日の販売分までというので、パンを買いに自転車で出かけようとしました。すると、自転車置場の横の壁にあった電気メーターが壁から剥がれ、宙ぶらりんになっています。これははえらいこっちゃと思い、近くにあったゴミ箱を積み上げ、その上に幾つかレンガ幾を乗せ、電気メーターを支えました。このまま落っこちたら、家中が停電になってしまいます。急いで、駅前のスーパーでパンを買い、そのまま関電の営業所に行きました。事情を話すと、見に来て入れることになりました。帰宅して、電気メーターを見ると、ケーブルが太いので、直ぐに切れることは無さそうです。それでも、心配で、早く来てくれないかと気がきでなかったです。午後、意外と早く来てくれて、漏電などの異常がないことを確認し、番線で電気メーター...電気メーターがえらいこっちゃ

  • 蒜山高原

    朝は少し雲がありましたが、広々とした高原の風景はゆったりした気分になれます。少し冷っとしてましたが、周辺を散策します。もうすぐ冬、雪が降り始めたら、この辺りは一面の銀世界になるのだろうと想像します。少し離れた所に、「愛の鐘」がありましたが、どこにでもある鐘で、付近には誰も居なくて、忘れられた観光スポットといった感じです。宿を出発し、蒜山ジャージーランドに行きます。駐車場は車が多く、結構、賑わっています。お土産の買い物と記念撮影をします。昨夜飲んだ地ビールが欲しくて、道の駅に立ち寄りますが、見当たらず残念でした。蒜山高原

  • 津山から蒜山高原

    今年の秋の一泊旅行は、蒜山高原の国民休暇村にいきました。途中、津山に寄り、津山学資料館を見学します。津山は洋学の町で、江戸時代から明治にかけ多くの優れた洋学者を輩出しています。資料館には、あの有名な「解体新書」がありました。出雲街道沿いの古い街並みを少し散策し、町家を改修したイタリアンのお店でビザを食べました。津山から蒜山高原へはすぐですが、ちょっと行き過ぎてしまいました。注意力が低下しているのは、老化なのか日ごろの疲れか分かりませんが、前回の旅行の様に交通違反で捕まらないようには気を付けていました。宿に到着後、ゆっくりと大浴場に浸り、疲れを癒したのちに夕食、地ビールと料理を満喫しました。津山から蒜山高原

  • 不正利用

    朝から散髪して、さっぱりした気分で、買い物にいきました。昼食のおかずとおやつを買ってレジへ、財布にはほとんど現金がないので、クレジット払いにします。最近、レジの機械が変わって、カードの認証に時間が掛かっています。困ったもんだと思っていたら、エラーになりました。クレジット払いにすると、現金払いより時間が掛かるようでは、時代に逆行してるだろと思っていたら、再度、挑戦してもエラーになります。エラーのメッセージは、「このカードは使用できません。サーポートセンターに連絡してください」となってました。店員に言われ、カードの裏に書かれているサポートセンターに電話します。すると、自動音声案内で、何回かダイヤルキーを押すと、スタッフが窓口に出ました。カード番号と名前、生年月日を伝えると、担当者から連絡するので、電話を切って...不正利用

  • 新しいスマートウォッチ

    ランニング用に使っていたGPS機能付きウォッチが、走っている間にバッテリー切れになってしまうので、新しいものを買いました。良い点、悪い点はありますが、値段も前よりは幾分高くなっています。今度のGPSはスマートフォンの機能と連携するので、常にスマートフォンを持って走らなければなりません。形がスリムになったのは良いのですが、表示画面が小さくなり、文字の読み取りがちょっとしんどいです。今日のランニングが、初めての使用です。ストップ・ウォッチのスタートは画面をダブルクリックするのですが、画面が小さくなったので、手袋をしたままでは反応しません。仕方なく、手袋をとって軽く二度タッチします。コツがつかめてなくて、上手くスタートしません。立ち止まって、何度かタッチするとカウントを始め、慌てて走り出しました。走り終わって、...新しいスマートウォッチ

  • 花は咲く

    数年ぶりに、クラリネットを習っている音楽教室の発表会に参加しました。朝から、雨が降っていて、気温が下がり、楽器も手も冷え、演奏に差し障るのではないか心配でした。ピアノ伴奏は、音楽教室のピアノ講師に頼み、その日が初めての音合わせでした。本当は、娘に伴奏して欲しかったのですが、妊娠中なので無理をさせられません。娘からすれば、伴奏なんで大しことないのでしょうが、当日、娘はコロナ陽性になってしまい、結果的には良かったです。リハーサルは、楽器が冷えていて、少しこもった音ながらも、まずまずの出来でした。本番に向けては、楽器に息を通し、待機するようにと先生のアドバイスでした。今回の曲は、「花は咲く」、2年近く練習しています。最後まで、吹き切る自信はありましが、指運びが難しいので、音が出なくて飛ぶのが心配です。本番演奏の...花は咲く

  • 徒然草第ニ百十五段 (起請文につきて行はるゝ政はなき)

    「起請文につきて行はるゝ政まつりごとはなき」、起請文に基づいくような、宗教的な政治が行われていることを嘆いている。政治に宗教が絡むと碌なことがない。戦争の多くは宗教戦争であり、宗教は人々を先導して行動を過激化させる。ウクライナ戦争も、ロシア正教を利用して、独裁者の偏見に基づく戦争を正当化している。旧統一教会も偏見に満ちた反日思想を流布している。自国の中だけでやっている限りは無視していればよいが、他国の政治にまで深く入り込もうとしている。慰安婦や徴用工の問題で被害者ぶっているが、今現在、彼らが加害者になっている。このことが、多くの人々の恨みや憎しみ、そして怒りを生んでいる。宗教は人の心に入り込んで、自由な精神を偏った思考を強制する道具に利用される。どんなに正しい宗教であっても、政治にかかわると悪用される。政...徒然草第ニ百十五段(起請文につきて行はるゝ政はなき)

  • 徒然草第ニ百十六段 (怪しみを見て怪しまざる時は、怪しみかへりて破る)

    「怪あやしみを見て怪あやしまざる時は、怪あやしみかへりて破る」、不吉なことが起きても、気にしなければ、悪いことは起きないということです。物事は、悪い様に考えれば悪くなるし、良い良いに考えれば良くもなる。世の中のニュースは悪いことばかりです。悪いことの方が話題になりやすいからでしょう。ワイドショーのコメンターも、「もっと悪くなる、心配だ」と言えば、いかにも正論を言っているように聞こえる。「そんなこと、気にすることないよ。ワッハハー」ではコメントにならないのでしょう。最近の経済ニュースでは、インフレがどうなるのか関心が高い話題です。「円安が進み、企業の価格への転嫁がまだこれからで、来年はもっと物価が上がります」という厳しいコメントがほとんどです。一方で、「インフレは今がピークで、来年には物価も安定して来るでし...徒然草第ニ百十六段(怪しみを見て怪しまざる時は、怪しみかへりて破る)

  • 徒然草第ニ百十四段 (今は、わきまへ知れる人なしとぞ)

    「今は、わきまへ知れる人なしとぞ」、昔の作法や方法を今は知っている人もいない。時代とともに、やらなくなったり、忘れ去られる。特に、形に残らないものは、後世に伝えるのは難しい。ここでは言っているのは、拷問のやり方なので、忘れてしまいたいことかもしれません。ただ、残忍で惨いことを二度としないためには、そのことを記憶に残しておくことも必要です。社会の中で、ものを盗むな、人を傷つけるな、嘘をつくな、などは基本的なルールですが、権力者がそれらを行うと誰にも止めらない。大きな虚しさを感じます。せめて、彼らが犯した過ちは、後世に伝えなければならないと強く思います。徒然草第ニ百十四段(今は、わきまへ知れる人なしとぞ)

  • 徒然草第ニ百十二段 (勅勘の所に靫懸くる作法)

    「勅勘ちよくかんの所に靫ゆき懸かくる作法」、朝廷から裁かれる人の家の門に矢を入れる靫を取り付ける。これで、この家は立ち入り禁止になる。つまり、蟄居閉門ということです。最近の不届き者には、政治家に多いです。言ったことを取り消したり、不適切だったと陳謝すれば、それで許されると思っているのが腹立だしい。昔のように、門を竹で封をして、蟄居閉門だ。つい本音を言ってしまったというよりも、バカとしか言いようのない発言が多い。政治家の質の低下を憂うばかりです。国会で、自分のレコードの発売日を宣伝して、それが宣伝になるとは知らなかったと、バカ丸出しの政治家は、即、辞職すべきです。徒然草第ニ百十二段(勅勘の所に靫懸くる作法)

  • コマツケンキフェスティバル 2022

    生憎の雨でしたが、かみさんと息子の嫁、孫を連れてコマツケンキフェスティバルに行ってきました。孫が傘をさして歩いていく後ろから、大きな水たまりに気をつけるように注意します。そんなことには構ず、ジャブジャブ、水たまりの中を突き進んで行きます。雨の中、来客数は少なかったのかもしれませんが、それでも大きな建機の試乗体験のコーナーでは長い列が出来ていました。孫は、テンションが上がって、四六時中しゃべりまくり、近くにいる女の子にチョッカイを出すなど、やんちゃぶりを発揮してました。天気が良ければ、工場の敷地を走り回ってもっと楽しめたかもしれませんが、それは来年に期待することにします。コマツケンキフェスティバル2022

  • 新しいテレビ

    テレビの画面の丁度真ん中に筋が入って見難くなってました。はっきり言って、壊れているのです。ネットで調べると、画面に筋が入るのは、テレビの中の埃が原因で、裏のパネルを外して掃除をしたら直るかもしれないとなってました。テレビの後ろは、埃だらけ、パネルを外すと、もっと酷い状態でした。掃除機で吸い取っても、結果的には直りませんでした。娘が、出産のため里帰りして来るので、テレビぐらいは新しくしても良いかと思ってたのですが、娘のリクエストで空気清浄機まで買うことになりました。これで、冬のボーナスは消えてしまいました。今日、新しいテレビが配達されてきました。配達員が、テレビをセットする前に、今度のテレビは4K対応で、ケーブルや分配器が古いと綺麗に映らないから、交換した方が良いと勧められました。「いくらするの?」と尋ねる...新しいテレビ

  • 徒然草第ニ百十二段 (秋の月は、限なくめでたきものなり)

    「秋の月は、限かぎりなくめでたきものなり」、秋の月はいつも美しい。月はいつも同じだと思っている人は情けない。月自体が変化することは物理的にもないので、見え方の問題です。秋の空は空気が透き通っていて、月がより綺麗に見えるのです。どうして、秋は空が透き通るのか。素人考えでは、秋になると大陸から乾いた空気が流れ込んできて、空気中の水蒸気が少なく、霞むことがなくなるからでしょう。「天高く馬肥える秋」ともいいます。秋だけが大陸の乾いた空気が流れ込むのかと言えば、そうではありません。それに加え、秋の日差しの柔らかさが影響しているようです。日差しが緩やかだと、地面からの空気の対流が起きにくく、そのため埃などの余計なものが空気中に舞い上がることがなく、視界が良くなるそうです。2022年11月8日夜、皆既月食、天王星食があ...徒然草第ニ百十二段(秋の月は、限なくめでたきものなり)

  • 布引ハーブ園

    新神戸駅のロープウェイの乗り場で、息子の嫁と孫と待ち合わせ、かみさんと布引ハーブ園に行ってきました。天気が良く、快晴で、秋の空の下、神戸の街も、港も、海も、そして山もみんな綺麗です。山頂付近を散策、その後、中間駅の方に下って行きます。ハロウィンの飾りつけがあり、ハーブの花も綺麗に咲いてます。孫は元気で、すばしっこく、しっかり手をつないでないと、勝手に行ってしまいそうです。先に行きそうになるのを強く引っ張ると、「手、痛い」と言うので、孫のスビートに合わせるのも大変です。山頂から、少し下った所にあるグラスハウスの横のテラスで、布引ハーブバーガーを食べながら休憩しました。食後、さらに下って行きますが、とうとう、孫のスピードについていけず、手を離すと勢いよく駆け出し、姿が見えなくなってしまいました。そして、風の丘...布引ハーブ園

  • 徒然草第ニ百十一段 (愚かなる人は、深く物を頼む故に、恨み、怒る事あり)

    「愚おろかなる人は、深く物を頼たのむ故ゆゑに、恨み、怒る事あり」、他人に期待するから、それが裏切られると、恨んだり、怒ったりする。人も自分も思い通りにはならないものだと悟れば、穏やかな心で暮らせる。期待するとは、思い描いたようになることを願うものです。贔屓のチームに勝って欲しいというのも、ごくありふれた期待です。祈るだけならば良いのですが、物やお金をつぎ込んだりすると、それが裏切られたときの恨みは深くなります。期待には、自分の力の足りない部分を誰かに補って欲しいといった一面があります。それは運であったり、贔屓であったり、助力であったりします。つまり、期待は不確実なのです。その不確実なものが、思い通りに行かなかったからと言って、感情的になるのはバカバカしいということです。これは、諦めろということではなく、よ...徒然草第ニ百十一段(愚かなる人は、深く物を頼む故に、恨み、怒る事あり)

  • 徒然草第ニ百十段 (鵺鳥も喚子鳥のことざまに通いて聞ゆ)

    「鵺鳥ぬえどりも喚子鳥よぶこどりのことざまに通かよいて聞ゆ」、喚子鳥はカッコウ、鵺鳥はトラツグミのこと、トラツグミは夜に寂しい声で泣くので不吉とされている。真言宗の書物には、カッコウが鳴く時、人間から魂魄こんぱくを遊離するのを逃れるための秘伝が書かれているというが、これはカッコウとトラツグミを間違えている。カッコウは、そんな陰気な鳥ではなく、朝の早くから、迷惑なほど大きな声で泣くそうです。カッコウの鳴き声は、音楽でも取り上げられ、ベートーベンの『田園』の中では、クラリネットで「ミ」と「ド」で吹きます。サンサーンスの『動物の謝肉祭』でもクラリネットでカッコウの鳴き声を表現します。カッコウはさて置き、トラツグミ、つまり鵺から魂を守る秘伝とはどういうものか、少し興味があります。徒然草第ニ百十段(鵺鳥も喚子鳥のことざまに通いて聞ゆ)

  • 徒然草第ニ百九段 (僻事せんとて罷る者なれば)

    「僻事ひがごとせんとて罷る者なれば」、悪事をする者に、理屈は通らないということでしょう。悪事は、本来、理屈じゃない、無茶苦茶なことです。だから、悪事に手を染めた者は、どんなに理不尽な事でも平気です。悪事と言えば、盗み、人殺し、詐欺などが頭に浮かびます。自分の物を奪われる。自分の命が絶たれる。嘘をつかれる。どれも、被害者にとっては理屈に合わないことです。今のウクライナの戦争は、将に、ウクライナにとっては理に合わないことばかりです。領土を奪われる。国民が殺される。嘘ばかりを風潮される。つまり、ロシアは悪事を働いているという事になります。子供頃から、テレビで、悪を挫き、正義は必ず勝つと洗脳されてきました。それを信じたいです。徒然草第ニ百九段(僻事せんとて罷る者なれば)

  • 徒然草第ニ百八段 (これは、この比様の事なり)

    「これは、この比様の事なり」これは今流行りの方法だ、こんなやり方は好きじゃないと老人が言っている。流行りの方法で、楽に済ませようとするするのを嗜めているのかもしれない。「楽するのは良くない」とするのは、それに伴う結果が良くないからです。また、楽することで、技術も技も身に付かないからかもしれない。確かに、そうした理屈は成り立ちますが、日本の社会が低いと言われている労働生産性を上げるには、この「楽する」という気持ちが大切です。「楽する」という表現は、日本の社会ではあまり良い印象はありません。ここで言う「楽する」の本質は、「無駄なことをしない」という意味です。そうすると、「無駄」とは何かということになります。「無駄」は過剰なサービスであったり、意味のない作業のことです。前者は、相手、つまり顧客のニーズ以上のサー...徒然草第ニ百八段(これは、この比様の事なり)

  • 笠間栗モンブラン

    先日、かみさんと出かけた時に、笠間栗モンブランを買いました。店員さんに、「笠間ってどこ?」とかみさんが尋ねると、知らないようなので、スマホで調べると「茨城県」でした。店員さんに教えてあげました。結構、値が張りましたが、美味しかったです。笠間栗モンブラン

  • 十津川

    学生時代以来、40数年ぶりの十津川村です。車で行くことも出来る距離ですが、昔、来た時は、対抗するのも難しい渓谷の狭い道でした。あれから、道も整備され、渓谷に落ちそうな所は無くなっているとは思いますが、運転が大変そうなので、今回は京都駅からの日帰りツアーをかみさんが申し込んでくれました。京都駅を出ると、新名神に入って、門真JCT、それから松原JCTと大阪府内を経由して、奈良から和歌山の十津川へ辿る経路です。大阪府内に戻るので、大阪発のツアーがあれば、もう少し、朝の出発も遅くて良かったのにと、妻がボヤキます。奈良に入ったところで、道の駅、葛城でトイレ休憩になりました。添乗員がトイレと売店の場所の案内をしてくれましたんかが、売店は9時からで開いてませんでした。自販機で飲み物だけ買いました。ここから十津川まで1時...十津川

  • NHK学園 秋の古文書集中講座

    コロナ前は、夏に3日間の日程で古文書集中講座が実施されていた。今年こそはと思い、夏の休暇を取り開催を期待していたが、夏ではなく秋に、2日間の短縮で実施されることになった。改めて、休暇を取り、なんとか参加することができた。申し込みが遅れたので、第一希望のコースは満席だったが、初めての参加でもあり、どのコースでも拘りはなかった。前日は鎌倉を観光、大船に宿泊した。大船から谷保まで1時20分ほど掛かる。川崎で乗り換えて、22駅を鈍行で行く。何とかならないものかと思ってしまう。保谷から学園までは歩いて10分ほど、まだまだ暑くてひと汗かいた。講座は10時開始、30分ほど前の到着でも、すでに数名の人が席に座っていた。机に置かれている資料を見ると25ページにも及ぶもので、古文書漬けの一日になることを想像した。午前中2時間...NHK学園秋の古文書集中講座

  • 鎌倉ひとり観光

    古文書の集中講座が東京であるので、それに参加する序に鎌倉を観光することにした。新幹線を新横浜で降り、在来線に乗り換えて鎌倉に到着。意外と近いという印象である。駅の横にある観光案内書で観光案内図を貰う。小町通は観光客で賑わっていて、昼時なので飲食店の前には人が集まっている。かみさんから紹介された蕎麦屋を探しもって歩くが、見つけられず鶴岡八幡の入り口近くまで来てしまった。見つかりませんでしたでは何を言われるか分からないので、もう一度、今度は若宮通を戻って行く。お店のHPのアクセスを確認しながらようやくたどり着けた。お店の前には、10人ほどの客が並んでいた。最後尾に並ぶと、10分程して2人の客が帰り、入れ替わりに2人が店に入って行った。それから、15分程全く客の出入りがなく、立って待っているのも疲れてきた。よう...鎌倉ひとり観光

  • 徒然草第ニ百七段 (究竟は理即に等し。大欲は無欲に似たり)

    「究竟くきやうは理即りそくに等し。大欲は無欲に似たり」、人は欲望のために、お金や財産を得ようとする。それらが得られたから、欲望が満たされるかといえば、そうでもない。得られないので、益々お金を儲けようとする。この負のスパイラルから抜け出すには、そもそもの欲望を捨て去るしかない。オリンピックに纏わる汚職の問題では、そこに税金がつぎ込まれているということもあるが、それ以上に、人々のオリンピックへの憧れを、汚職という欲に紛れた者達にやりたい放題で台無しにされた不快感がある。それを許した人々の責任は大きい。中には片棒を担いだというか、片棒どころが、自分の欲、金欲に留まらない欲を満たしていたのではないかと勘繰りたくなる。それは、ハワハラ・セクハラ発言などの傲慢な言動からも連想できる。オリンピックに夢を抱く人は多い。選...徒然草第ニ百七段(究竟は理即に等し。大欲は無欲に似たり)

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