こんにちは、闇鍋はにわです。 春アニメが終わり夏アニメが始まろうとしていますが、本ブログはここで従来の更新を停止したいと思います。
五里霧中の「境界戦機」。21話でアモウは混沌の中に放り出される。混沌とはつまり、境界線のボヤける場所だ。
それでも巡るものがあるなら――「プラネテス」20話レビュー&感想
一寸にも魂の宿る「プラネテス」。20話冒頭、ハチマキは木星往還船フォン・ブラウン号同様に速く力強くあろうとする。小なりと言えど、そこには大と変わらず巡るものがある。
虹ヶ咲空港発あの空行き――「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期9話レビュー&感想
飛び立つための「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」。2期9話では遂に新たな同好会が形になる。この話から見えてくるのは、それがどんな場所かということだ。
古川日出男の小説を原作に湯浅政明が生み出したアニメ映画「犬王」。劇中にはこのような台詞が登場する。「自分達がこの世にいたことを誰かが知るだけでいいんだ。それで報われる」……はたしてこの「自分達」とは何を指しているのだろう?
【お詫び】「まちカドまぞく 2丁目」7話レビューお休みのお知らせ
不調でどうもドツボにハマったようで、何度も見ても何を書いていいのか分かりません。候補になりそうなものはありますがしっくり来ず、これで書いても嘘になってしまいます。すみません。
唯一無二の弾丸――「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」8話レビュー&感想
たった一つが終わりを告げる「バーディーウィング」。8話ではローズの過去と勝負のてん末、そしてイヴの出立が描かれる。どんなに無様であっても、生き様に代わりなどない。
別なる面は境界線から覗く――「境界戦機」20話レビュー&感想
新たな一面を見せる「境界戦機」。20話では敵味方を始め多くの関係に変化が訪れる。新たな境界線とは、新たな一面を見せるものだ。
エゴイストは分別を知らない――「プラネテス」19話レビュー&感想
むき出しの「プラネテス」。19話ではいよいよフォン・ブラウン号の乗組員試験が始まる。夢を叶える緒は、前回描かれた"らしさ"、正攻法で届かないものの先に覗いている。
アンチテーゼ争奪戦――「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期8話レビュー&感想
次のステージへ進む「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」。2期8話では祭りの締めくくりに相応しい発見と変化が描かれる。今回は"アンチテーゼ"を巡る侑と嵐珠の物語だ。
割れた弾丸――「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」7話レビュー&感想
競い飛ぶ「バーディーウィング」。7話ではイヴとローズの勝負が繰り広げられる。今回は2つに割れた弾丸をイヴが取り戻すまでの物語だ。
白線を引き直す「境界戦機」。19話ではまさかのアモウ達vsガイ達という事態が発生する。これは箸休めであっても脇道ではない。
タガの外れる「プラネテス」。18話ではハチマキ達に恨みを抱く新事業部長によってデブリ課の解散が命じられる。今回彼らが問われるのは、安住できない場所での自分らしさの所在だ。
社会は私の歯車――「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期7話レビュー&感想
私を捉え直す「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」。2期7話で披露される三船栞子の歌では時計が重要なモチーフになっており、その針が動き出すラストも強い印象を残す。今回はこの、時計が動くメカニズムに迫ってみたい。
幸せはポッキンアイスの形――「まちカドまぞく 2丁目」6話レビュー&感想
満ち足りる「まちカドまぞく 2丁目」。6話では桃の姉・桜の行方が明かされシャミ子と桃の関係にも変化が訪れる。2つに折ったポッキンアイスのように、幸せは不完全なところにこそある。
内なる魔を見る「プラネテス」。17話は知り合いが来ていないか尋ねられたギガルトが嘘をつく所から始まる。今回は正直者が嘘つきだと暴くお話だ。
まっすぐな物語――「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」6話レビュー&感想
激突する「バーディーウィング」。6話ではイヴに選択の時が訪れる。今回彼女が問われるのは、異名通りの弾丸のような自分でいられるかどうかの覚悟だ。
分かたれ救われる「境界戦機」。18話では1期の自治区に似た保護区を舞台に物語が展開する。似て非なるものを分ける境界線を見つけた時、私達は自分の歩みを知ることができる。
せつ菜は菜々を一人にしない――「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期6話レビュー&感想
一人と無数の「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」。2期6話は冒頭触れられるようにせつ菜の正体に迫る話だ。中川菜々のスクールアイドルとしての姿というだけでなく、優木せつ菜とはいったいどんな存在なのだろう?
夢が結ぶ実像――「まちカドまぞく 2丁目」5話レビュー&感想
レンズが動く「まちカドまぞく 2丁目」。5話では意外な場所に意外な人物が現れる。私達の世界の問題とは、しばしばピントの問題である。
交わらず分かたれず――「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」5話レビュー&感想
結ばれぬ「バーディーウィング」。5話ではイヴと葵の再会、そしてまたしてもの別れが描かれる。今回の話が暗示するのは、これからも続く二人の運命だ。
割り切れない「境界戦機」。17話ではアモウの抱える苦しみが明かされる。雌伏の時を余儀なくされる中、彼は反攻の時を待っていたが――"その時"を私達は選べない。
宇宙の中の自分、無限の中の有限――「プラネテス」16話レビュー&感想
彷徨いの「プラネテス」。16話は事故で宇宙を漂うこととなったハチマキが「俺を見つけてくれ」と叫ぶところから始まる。これは彼が自分を見つけるまでのお話だ。
幸せと自由は観覧車の中――「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期5話レビュー&感想
翼広げる「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」。2期5話はしずくが自由の何たるかを感得する話だ。自由自由と言うけれど、本当に自由になるのはとても難しい。
世界は踏み外した先――「まちカドまぞく 2丁目」4話レビュー&感想
忘却の「まちカドまぞく 2丁目」。4話ではひょんなことからシャミ子のバイトが始まる。未来や世界は、間違いからも始まるものだ。
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こんにちは、闇鍋はにわです。 春アニメが終わり夏アニメが始まろうとしていますが、本ブログはここで従来の更新を停止したいと思います。
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2025/4-6月期分に参加いたします。 →前回のアンケート回答:2025/1-3月期終了アニメアンケート -評価条件- だいたい80%以上視聴した作品について、作品の評価をS,A-Eでお答えください。(80%の目安 : 1ヶ月に、1回程度の見逃しなら評価可能) S : とても良い(第3回より追加)A : 良いB : まあ良いC : 普通D : やや悪いE : 悪い
撮り続ける「mono」。最終回第12話はでさつきたちは映画撮影に挑戦する。ただ、そこで使われるカメラは……
再会の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。最終回でマチュが手に入れる自由、それはメビウスの輪の形をしている。
次のステップの「mono」。第11話は夏の終わりの駆け込み話だ。帳尻合わせが済んで、夏が終わる。
清らかなる「片田舎のおっさん、剣聖になる」。最終回12話ではタイトルが半ば達成される。ベリルはなぜ剣聖と呼ばれるのだろう?
現出の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第11話では驚くべきものが姿を現す。それは究極のアルファである。
夕暮れの「mono」。長野・富山の旅も第10話でいよいよ終わり。本当の出入り口は隠されたところにある。
雲からこぼれる「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第11話では襲撃事件の黒幕が見えてくる。水入らずの時にしかし、雨が降る。
超越の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第10話ではイオマグヌッソの恐るべき力が放たれる。マチュは時空を越えなければならない。
一期一会の「mono」。第9話はライダーの夏の苦しみから始まる。景色には表情がある。
再会の「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第10話では新たな事件が幕を開ける。人には2つの顔がある。
飛び立つ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第9話でマチュは一人の女性と出会う。「マチュのやるべきこと」とはなんだろう?
迷い込む「mono」。第8話ではアンのアイディアがさつき達に新しい世界を見せる。異界の扉は他人の中にある。
麗しき「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第9話ではベリルがミュイのカバンを買うため奮闘する。幸せは円の中にある。
猶予の「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」。第4章では1人の贋作師が鍵を握る。彼の贋作は、アンジェたちに猶予ある問いをもたらす。
落下の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第8話ではシャアが消えるまで、そして思わぬ後半が描かれる。それは墜落と堕落の物語。
大人の「mono」。第7話では反転のホラーが描かれる。呪いは逆さまにやってくるものだ。
新調の「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第8話ではアリューシアがベリルに手合わせを申し込む。2人が交えるのは、新しい服をあつらえる剣だ。
さかさまの「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第7話では反乱が描かれる。マチュはいったい何に反逆したのだろうか?
繰り返す「響け!ユーフォニアム3」。最終回13話は終わりと共に私達に驚きを届ける。つながるメロディ、それは高校吹奏楽の響きである。
おかえりの「ブルーアーカイブ The Animation」。最終回12話ではホシノがあるべき場所へ帰還する。一体それはどんな場所だろうか?
独奏の「響け!ユーフォニアム3」。12話では全国大会でソロパートを吹く者が決定する。「ソリは1名しか吹くことができません」――本当にそうだろうか?
まさかのスピンオフ映画後編「大室家 dear friends」。前作「dear sisters」と変わらぬ日々の物語からは、大室家を巡る姉妹と友達のタテヨコが見えてくる。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より、HGUC ガンダムGP01フルバーニアンを製作しました。
名乗りを上げる「ブルーアーカイブ The Animation」。11話ではこれまで存在感の薄かった先生が奮闘する。その時、本作の主役の座はどこにあるのだろうか?
選択の「響け!ユーフォニアム3」。11話では久美子が小さな一歩を踏み出す。彼女の進路にとって重要なのは「どこに行くか」だけではない。
食べ尽くす「ダンジョン飯」。24話でライオス達が食べるのはダンプリングの残りだけではない。ダンジョン飯は、食うか食われるかの対象を広げていく。
また嫌になるほど暑くなる時期がやってきました。2024年夏、本ブログは以下の作品をレビューします。
守護すべきを探す「ブルーアーカイブ The Animation」。10話では場所を巡ってシロコ達が戦う。ホシノのいう「唯一意味のある場所」とはどんな場所だろう?
墜落の「響け!ユーフォニアム3」。10話では「響く」という言葉が印象的に使われる。音を鳴らすのではなく響かせるために必要だったものは、いったいなんだろう?
2人が織り成す「コードギアス 奪還のロゼ」。第2幕では順調な戦いにわずかな影が射す。それは噛み合っているはずの歯車の軋みである。
突然の「ダンジョン飯」。23話はED無しで唐突に終わる。それはただの尺の都合ではない。
赤と青の「ブルーアーカイブ The Animation」。9話ではアビドスの絶望的な状況が明かされる。過去を知るホシノが見ている景色は、左右で色の異なるそのオッドアイに等しい。
波乱の「響け!ユーフォニアム3」。9話ではオーディション結果に吹奏楽部が軋みをあげる。だが、副題が示す「チューニング」の対象は吹奏楽部なのだろうか?
前章から2ヶ月を開けての後章公開となった映画「デデデデ」。原作と異なるアニメオリジナルの結末は、私達にいったい何を訴えかけているのだろう?
さまよう「ダンジョン飯」。22話でライオス達は再び迷宮に舞い戻る。だが、彼らがいる迷宮は1つとは限らない。
なぜ水族館なのだろう? それはどんな場所なのだろう?
抜け出せない「響け!ユーフォニアム3」。8話は合宿と2度目のオーディションがドラマを生む。オスティナート=執拗な繰り返しが見せるのは、久美子が陥った「エンドレスエイト」である。
混濁の「ダンジョン飯」。21話では迷宮を巡り思惑が入り乱れる。その錯綜はまるで卵に等しい。