chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
Kamoshika Hiking https://kamoshikahiking.hatenablog.com/

ニュージーランド3000kmを歩いて旅した6か月間の記録です。 歩くこと、暮らすことの中で見えてきたものをつらつらと。 ロングトレイルを歩くことが好きです。 歩くように暮らし、暮らすように歩く毎日を送っています。

Kamo
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/01/25

  • 余白と深呼吸

    それが今年2024年のテーマに決まった。 ちなみに去年のテーマは「淡々と生きる」だった。 昨年から急に始まった、テーマを決めて生きる一年。 このテーマは自分の頭の中で絞り出すものではなく、偶然的に出会った言葉をテーマとしている。 2023年は1月が始まってから、やけに「淡々と」という言葉に出会った。 占いだったり、SNS上だったり、読んでいる本だったり。 一度では終わらない、この言葉との出会いが偶然的に重なって、淡々と生きてみようと一年のテーマを決めたのである。 たくさんの言葉がある中で、「淡々と」という言葉が何度も飛び込んできたということは、無意識に自分がそんな生き方を求めていたのかもしれな…

  • TA DAY43: 店員さんからの警告

    目覚める。 ここのバックパッカーはなんと朝食食べ放題。 大盛食べて、ハミルトンの街を出発。 平坦な街の中心部から坂道を上って郊外へ。 病院の大きな建物がいくつもある。 ルート上に大きなスーパーがあったので食料調達。 9日分の食料を背負うのは久しぶりだ。 スーパーの横にドラッグストアがあったので、 店の外にザックを置いて中に入る。 オークランドでJさんにもらった足に塗る軟膏が少なくなっていたので、 新しいものを買うためだ。 店内をうろうろしていると、店員さんに声をかけられた。 「店の外にあるザックはあなたたちの?」 そうだと答えると、店員さんは続けてこう言った。 「誰かに荷物を取られてしまうかも…

  • 鳥たちはミタ

    いつも必ず誰かが見に来ます。 どんな話をしているのかな。 ニュージーランドの森は鳥たちの楽園みたいなところです。 鳥を主人公にしたマンガも描きたいなぁ。

  • TA DAY42: 今はインドカレー

    朝、Sさんのお家を出発し、Jくんと3人で歩き出す。 通勤時間だからか車がたくさん走っている。 次の街ハミルトン(Hamilton)まで10キロほど。 ハミルトンでは食料だけ調達して先に進もうと計画した。 住宅街を抜け、川沿いの遊歩道を歩く。 しかし、しばらくすると足が痛くなってきた。 痛みが出てくると速く歩けない。 Jくんも同じペースで歩いてくれていたが、 こんなペースに付き合ってもらうのは申し訳ないので、 素直に事情を伝え、ここで別れることにした。 今日はハミルトンの街でゆっくり休もう。 緑の印象が強かった遊歩道から建物の多いハミルトンの街へ。 メインストリートには何でもそろっていて、便利そ…

  • TA DAY41: 明るい森 茹でないブロッコリー

    鳥たちが一斉に鳴きだした声で目が覚める。 まだ外は暗く、テントの中は何も見えない。 これから昇ってくる朝日を心待ちに皆それぞれの歌を歌っているのだろうか。 明るくなるまで鳥たちのコーラスを聴きながら眠りの余韻に浸る。 朝食はKauri Laneのオーナーさんからいただいた アヒルの卵をいただく。 ゲスト用のキッチンをお借りして、 熱したフライパンにじゅわっと卵を落とす。 しばらく焼いてひっくり返し、 両面をしっかり焼いたアヒルの目玉焼きが完成。 人生初のアヒルの卵。ドキドキ。 弾力があるけれど味はあっさりしている。 これはおいしい。 朝から豪華な朝食。ありがたい。 昨日夕方に到着し、一緒に泊ま…

  • TA DAY40: 名前を呼ぶと愛おしい 愛がある場所は心地よい

    今日は21㎞歩き、今はKauri Laneという場所にいる。 今夜はここのお庭でキャンプさせてもらう。 この場所はとても美しく、何日でも滞在したい気持ちになる。 見晴らしの良いお庭。 オーナーさんの好きが集まっているのかなと思うインテリアたち。 勝手口のコンクリートには石やタイルの破片が埋め込まれ猫やお花のようにも見える。 そんなちょっとした遊び心。 こんなに美しい所で毎日の生活ができたらどんなに楽しいだろうか。 15時ごろここに着いてオーナーご夫妻と弟さんに会い、 シャワーを浴びて、洗濯をして、緑茶を飲みながらこの日記を書いている。 今朝は怖い夢を見て目覚めは最悪だった。 朝食はインスタント…

  • 本の森を歩く vol.5

    太平洋側はよく晴れています。 本の森を歩く。 さて、今日は「本の森を歩く」シリーズを始めるきっかけをくれた本のお話です。 日常的にテレビを見ない生活になり早7年。 芸能人と呼ばれる人たちの最新情報は7年前で止まっている。 ネットニュースを見ると知らない名前がこんなにも増えたのかと思う。 ある日、SNSのおすすめにある動画が流れてきた。 本当は著作権的によろしくないと思うのだけれど、 テレビ番組を短く編集したショート動画だった。 勝手に再生される。 いつもなら見ることなくサーっと下へスクロールしてしまうのだが、 その言葉を聞いて衝撃が走った。 「白って200色あんねん。」 そう、アンミカさんであ…

  • 本の森を歩く vol.4

    なかなかダウンジャケットの出番がやってきません。 本の森を歩く。 さて今回紹介するのは、 読んだ後に「よくやっています、花丸!」 と書いたメダルを首から下げてもらったような気持ちになった本です。 中村シュフさんの「主夫になってはじめてわかった主婦のこと」。 この本は図書館のカウンター横に置いてあった。 毎月テーマがあって、そのテーマに沿った本を司書さんが選び、 カウンター横に置かれている。 今月のテーマは「働き方」。 そこで紹介されていたのがこの本だった。 主夫と主婦と思われる二人のシンプルでかわいいイラストの表紙が目に止まった。 読んでみたいと思うと同時に嬉しさがこみ上げてきた。 それはなぜ…

  • 本の森を歩く vol.3

    みなさま、こんばんは。 本の森を歩く。 第3回目の今日は素敵な絵本の紹介です。 長新太さんの「あるけ あるけ」 この絵本を読んだ人はみんな歩きたくなっちゃうんじゃないでしょうか。 わたしもこの絵本を読んだら外に飛び出したくなりました。 長新太さんの世界観にはいつも驚きと感動を与えてもらっています。 だんだん寒さが厳しくなってきました。 外に出たくないなぁ。 でも家にいても寒い···。 そんな時はこの絵本を読んで、 えいやっ!と外に出て、 少し歩いて帰ってくる。 そうすると寒いと感じていた家の中が不思議と暖かく感じられるんですよね。 そしてお気に入りの温かい飲み物を片手に 再びこの絵本を開いたら…

  • 本の森を歩く vol.2

    早くも第2回目になりました。 本の森を歩く。 ニュージーランドの森を歩く日記はどうした?とツッコミたくなるところですが、12月に入ると色々な面で環境が整うので、そちらはそこで一気に書き進めたいと思います。 さて、本の話になりますが、わたしはとにかくエッセイが好き。 小説も多少読んだことはありますが、エッセイの方が本に入っていきやすい。 その人の人生、その人にしかわからないことが書いてあって、エッセイを読むと違う人生を生きる体験をしたような感じがする。 最近はゆっくり本を選ぶ時間がないので、既になんとな〜くその人のことを知っている、芸能人の方々のエッセイを読むことにハマっている。 最近読んだ芸能…

  • 本の森を歩く vol.1

    読んだ本を紹介するブログを書きたいな〜と思っていたところ、 今週のお題が「最近読んでるもの」。 なんてタイムリー!ということで 『本の森を歩く』と題して読んだ本を紹介したいと思います。 そう思ったきっかけも本なのですが、それはまた別の機会に。 記念すべき第1回目に紹介したい本はこちら。 私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE 「『これでいいや』で選ばないこと 『実は好きじゃない』を放置しないこと」 とある本屋さんのインスタグラムの投稿。 その日紹介されていたの本の帯のこの言葉を読んで体に電気が走った。 それが「私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE」との出会い。 これは読ま…

  • 秋の献立

    目覚めるとしっかりした雨。 気がつけばあっという間に10月半ば。 今日は外で遊ぶこともできないので、みんなで図書館に出かけた。 図書館に入るとわたしはさーっと一人の世界に入り込み、色々な本をパラパラする。 読み聞かせをする声は全く耳に入ってこない。 「引き寄せの法則」についてのマンガ本があったのでパラパラしてみる。 誰かから聞いたことがある法則だけど、 よく知らないから、どんなものだろうと思って。 最近は何か前に進めないことがあると それを漫画にしていて、 最終的に自分の問いに対する答えのような漫画ができあがる。 横に進めばいいんじゃないか、 今は止まっとけ、 戻ってみよう、などなど。 客観的…

  • TA DAY39 : 雄大な川、楽しい散歩

    目覚める。 昨夜は遅くまで賑わっていたBarも 今朝はシーンと静かで、 時々ハイウェイを走る車の音が聞こえる。 朝食に山盛りのオートミールを食べ、8時半に出発。 草が腰の高さまである、急な坂道を上っていく。 いつものことだが、なぜか歩きながら自分のことが嫌になり、 テンションが下がる。 朝なのに。 こんなに天気のいい朝なのに。 そんな風にとぼとぼ歩いているわたしを見て、 シカが客観的なアドバイスをくれた。 わたしは歩いている時の姿勢が悪く、いつもしかめっ面をしているらしい。 そうなのかと思い、言われたところ直して歩いてみると、 歩くのが速くなり、呼吸もしやすく、気持ちがとても前向きになった。 …

  • バニラエッセンス

    わたしはプリンが好きである。 卵、牛乳、砂糖というシンプルな材料であんなにおいしい、ぷるぷるした食感のデザートになるんだから、感動的だ。 小学生の頃、「わかったさんのプリン」という本を読んだ。 最後にあるプリンのレシピを見てみると、材料も工程も簡単で驚いた。 これならわたしも作れそう。 そう思い、最初は友達の家で何人かで一緒に作った。 それからは家で一人プリン作りに没頭。 小学4年生の文集ではプリンの作り方について熱く語る作文も書いたりした。 それぐらい昔からプリンが好きだ。 3つの材料でとってもおいしい。 優しい味のプリン。 でも何かが物足りない。 そこで登場するのがバニラエッセンスである。…

  • 初めての刺繍

    奇妙なカモシカの刺繍が完成した。 刺繍に興味を持ったのは2018年。 やりたい!と思ってすぐに刺繍枠を買った。 何度か基本の練習をしてみたけど、ゴールがないと針が進まずそのまま寝かせてしまっていた。 そしてついに、随分長い昼寝からお目覚め。 おはよう。 しかし、刺繍をやりたいと思ったとき、わたしは実家にいた。刺繍枠がない。なんてこった。 家の空箱コーナーからお菓子の円形の箱を見つけ、くり抜いて布を洗濯ばさみで止めた。 即席にしてはそれっぽい。 そしてカモシカの刺繍が完成した。 雑な性格が作品ににじみ出ている。 しかし、こんなカモシカでも1つ作り上げたことでと急に面白くなってきた。 これはしばら…

  • 丁寧な暮らしに憧れていた

    丁寧な暮らし。 それはわたしにとって長年の目標だった。 その気持ちに拍車がかかったのが、映画リトルフォレストを観た20代前半の頃。 古民家で暮らし、自分で作ったり採ってきた食べ物を加工して保存して。 季節とともに移ろいゆく生きるための“仕事”がとても美しいと思った。 あの頃思い描いていた自分の理想の丁寧な暮らしと比べれば、 丁寧すぎるのではと思うぐらい今の暮らしは色々な季節仕事、日々の“生きるための仕事”がある。 丁寧すぎると書くと誤解を生みそうだが、 丁寧な暮らしを紹介する雑誌とかで見るようなおしゃれなものではなく、 丁寧度もかなり低いけど、 自分の基準からすると丁寧になった。ぐらいの「なん…

  • マオリ族の暮らし

    ニュージーランドのケリケリ(Kerikeri)にある マオリミュージアムに行った時の話です。 マオリ族の暮らしがよくわかるように展示されている とても面白いミュージアムでした。 今、私たちの暮らしは機械で、自動でできる時代。 特に何も考えずとも、ボタン一つでなんでもできてしまう。 マオリの人たちの暮らしは真逆で、先人たちの知恵と技術を使って 自分たちの手で暮らしを営んでいる。 なんてかっこいいんだ!と感動を覚えました。 さらにすごいなと思うところは、この暮らしが19世紀頃まで続けられていたこと。 つい最近、200年か300年前ではないか!! どの国でも先住民と呼ばれる人たちの暮らしは きっとこ…

ブログリーダー」を活用して、Kamoさんをフォローしませんか?

ハンドル名
Kamoさん
ブログタイトル
Kamoshika Hiking
フォロー
Kamoshika Hiking

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用