「ある賢者が言った、この世には唯二つの種類の人々がいる。つまり『知る人と、知らぬ人』。前者は、神が常にいずこにも居ますことを知っている、それは心の慰めであり、心を引き立てるものであることを。この者達は、英知と美の高い世界から、指導と啓発が得られることを承知している。後者は、上記のことは何も知らず、これらを無視ないし嘲笑しており、当然のことながら、暗室の中の囚人のような具合に生活している。これを知る...
人の善悪を見分ける手段は、神を信じ、善を為す望みを抱く時、それがある。神は善悪二つを見分けるようにと、知性を授け給うている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー道徳法を定義すれば、何と言ったらよろしいですか。「道徳法とは間違いのない人生を送る法、換言すれば、善と悪を見分けるための法と申すべきか。それは神法の遵守を基本とする。人が善をその目的、その道として選ぶ時、人は正しく道を踏んでいる、これが神法の道である」 ーーー善と悪をどのようにして見分けたらよろしいですか。「善とは神法と一致するもの、悪とは神法から外れるもの、これが目安。従って、善行を為す...
真理とは光の如きもの。素晴らしい内容です。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー真理は、誰の手にも届く所に置かれていませんでした。これは何故ですか。「物事は何事も、その時が来なければ、近寄っては来ない。真理とは光の如きもの。人はこれに一歩一歩目が馴れていくもの。そうでなければ、人は目がくらんでしまうのである。今日まで、神はいま人が受け取っているような、深く示唆に富んだ真理の通信を受けることを許し給わなかった。しかし古い時代にあっても、それを真理なりと信じ、世俗から知識を...
神が選び給うたその典型は、それはイエスである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー神が選び給うたその典型は誰ですか。「イエスである」 ーーー神法すなわち自然の法を、人類に伝えたのはイエス一人だったのですか。イエス以前には、人類に、自分等の直感以上の知識はもっていなかったのですか。「神法はどこにでも書かれている。このように申したことはなかったか。それ故に、知恵を求めて沈思した者達はすべて、太古よりこれを理解し教えることが出来た。彼等は完全だったとは申せぬが、その教えによ...
最もよく神法を理解する者は、善を追求する者達である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー神はすべての人に、神法を知る手段を与えておられますか。「すべての者がこれを知るが、すべての者がこれを理解するわけではない。最もよく神法を理解する者は、善を追求する者達である。しかしながら、やがてすべての者が神法を理解するに至る。進歩の彼方に完成の時が来るからである」 ーーー霊は肉体に宿る以前の段階では、神法をよく心得ているものでしょうか。「その霊の発達程度に応じて、神法を心得ており、地上...
自然法とは神法のことである。これが人間に幸福をもたらす唯一の法である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー自然法とは何でしょうか。 「自然法とは神法のことである。これが人間に幸福をもたらす唯一の法である。人が為すべきこと、してはならぬこと、これをこの法が教えてくれる。この法に背いた者は不幸となる」 ーーー神法は不変のものですか。「永遠であり、不滅である。神ご自身の如く」 ーーー神は一つの時代にこれを是として、他の時代にはこれを非となさることがありますか。「神は誤りを犯し給わず。人間は...
霊界通信を受け取られたアラン・カーデック氏の注釈です。確かなことは、死後、霊魂は存在する、個性は生きながらえるということ。霊の書スピリチュアルメッセージ
[注解] 輪廻思想は、この用語が、魂が低次から高次へと進歩し、その性質を変えて行くという意味で解されるなら真理だが、ある動物が人間に直接輪廻したり、また人間が動物に輪廻するという、退化や混合の観念の意味で捉えられるなら、それは誤りである。霊の教示によると、再生とは自然の上昇運動に立脚しており、また人間のその種としての進化である、ということである。従って、人間が退化することは、人間が神から与えられた進...
人体に生命を与えている霊が、動物に宿ることは出来ない。霊は決して退化しない。従って俗説で行われている輪廻の教義は、真実ではない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー生物の知性が共通の起源をもつということは、輪廻の教義とつながりがある、ということではありませんか。「この両者は同一起源のものかも知れぬが、後世に至っては、似ても似つかぬものとなっている。発芽した種子の胚は形を失っているのに、誰がその葉や花や実を見て、その木を認め得ようか。知性が霊となるに必要な状況にまで発展し、人間の段階に入った時、その瞬間から、知性はもはや原初状態との接合点を失い、木が種子...
人間という種は、神が、神を知る者となるべき受肉者として、神が選び給うた生き物なのである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は死後に至って、自分の人間期以前の生活を思い出すことがありますか。「ない。本人の生命が、霊となり人間の生活を開始するのは、人間期に入ってからであるから。人間としての最初の段階も殆ど思い出せない。それは丁度、人が幼児期の一番初期をもはや覚えていないのと同じように。増して母の胎内の時期は一層覚えていないように。この故に、霊達は告げる、自分達はどのようにして始まったのかを知らないと」 ーーー...
地球は、人間受肉の最初の段階のスタート地点ではない。一般にこの地球よりもっと低い世界で人間時代は開始されている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー動物はどこから知性を引き出して来るのですか。知性は動物の魂の特性をなしているようですが。「宇宙の知的要素から引き出してくる」 ーーーそれでは人間の知性も動物の知性も、一つの同じ本源から生まれて来るわけですか。「そうである。ただ人間の場合は、獣性を超えた上方を指向するよう、知性が上等につくられている」 ーーー既述の回答でこう言われました。人間の魂は初源において、赤ん坊のようなものだ、知...
人間には肉体がある。この肉体が人間を動物にしばしば引き下ろすのである。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー高級の世界では、動物は神についての知識を持ちますか。「いや、もたない。人間が動物にとっての神である。霊達が以前は人間にとっての神々であったように」 ーーー高級の世界の進歩した動物でも、動物は常に人間の劣位にあるということですが、これはいかにも神は永遠の劣等者に動物を始めからおとしめて創造しておられることで、神の御業にみられる計画と進歩の統一性とは一致していないように思われるのですが。「あ...
動物には罪の償いということは存在しない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー動物の行動には自由意志が伴っているのですか。「動物も、諸君等が考えるような、単なる機械ではない。但し、その行動の自由と申しても、彼等の欲求に束縛されており、人間の場合の自由と比較するわけにはいかぬ。人間に比し、はるかに程度が低いわけだから、人間と同様の義務を持つわけではない。動物の自由とは、その物質生活の行動に制約されたものである」 ーーーある種の動物に備わる、人間の会話に似たあの適性は...
動物と人間について、地上の哲学者達はいろいろな意見が分かれており、人間は動物の一つだと言い、動物性が人間であると言う。これらはすべて間違っている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー動物と人間を、知性の面で比較する時、この間に明確な境界線を引くことは難しいように思えます。動物の中には、一部の人間よりも優れた知性を持つものがあること、これは周知のことです。両者間の確然たる境界線は可能なのでしょうか。「地上の哲学者達はこの問題については、色々と意見が分かれているようだ。ある者は人間は動物の一つだと言い、ある者は動物性が人間であると言う。これらはすべて間違っている。人間とは別...
植物は考えることをしない。単なる有機的生命である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー自然界を動物・植物・鉱物の三つに分ける分け方を、どう思われますか。これにもう一つ、人間、を加えて四つとする自然学者もいます。また二つに分ける分け方があります、即ち有機質・無機質です。これらの中、その分け方が好ましいでしょうか。「これらはすべてよろしい。どれが最善かは、諸君等の観点による。物質という観点からすれば無機物・有機物、精神的観点に立てば、結局のところ四等級に分けられる」 ーーー植...
ーーー使命遂行のために霊が肉体をとった時、試練として使命を身に引き受けさせられた霊と同じように、不安を覚えるのですか。「そんなことはない。彼は道を開くに足る経験の成果を身につけているから」 ーーーもって生まれた天才によって人類の道を切り開く人物は、間違いなく使命をもっています。ところが彼等の中にも誤りを犯す人がいます。大事な真理に関することでも、重大な間違いを拡げたりする者が沢山います。一体そ...
人が為すことは何事によらず、予め運命づけられた使命の結果ではない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー日常の仕事は、私共には使命というよりも、義務と思われます。使命とは、現世的観念に従えば、自分のためでなく、普遍的な意味をもったものと思われます。この見地よりするとき、私共が地上に使命を担っていること、どうすれば確認できますか。「彼が成し遂げる結果の偉大さによって、彼の力で人々が成し遂げる進歩によって」 ーーー重要な使命を受けている者達は、出生前からそのように運命づけられており、またそのこ...
受肉した霊の使命とは、人を導き、進歩を助けること。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊に使命が与えられる場合、彼等は霊としてこれを遂行するのですか、受肉をしてから遂行するのですか。「そのどちらかの状態で使命を遂行する。使命によっては、霊のままで、大きな仕事を担っている霊がいる」 ーーーそのような霊が担っている使命とは、一体何ですか。「それは色々あって、口で述べるのは難しい。諸君等には到底理解出来ないようなものもある。霊達は神の御意志を遂行しており、諸君等がその神のご計画...
善霊は何事によらず、他の魂を助けて神に向かわせることに関心を示す。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は私共の学術や芸術の仕事に、関心をもち調べたりしますか。「霊は人間の進歩向上を示すものには、何なりとこれを調査する」 ーーー地上生活中、画家とか建築家とか専門職についていた霊は、そのような自己の好む方面の仕事に、依然として強い関心をもっていますか。「すべての道はローマに通じる。善霊は何事によらず、他の魂を助けて神に向かわせることに関心を示す。地上生活の中に特定の仕事に献身してきた霊は、...
至高の域に到達した霊は、神より直接指令を受け、これを宇宙の各面に伝え、その遂行を監督するとのこと。このような素晴らしい偉大な仕事が出来るようになりたいです。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は自己改善の仕事の外に、何かすることがあるのですか。「神の御意志を体し、宇宙の調和を生み出すために協同している。霊の仕事とは休む間のない仕事の連続である。しかし、地上の苦しい労働とは趣きが違っている。そこには肉体の疲労とか、肉体上の欲求からくる悩みなどはない」 ーーー低級未熟の霊も、宇宙のために役立つ仕事をしているのですか。「誰しも為すべき義務を負っている。最低の石工にしても、殿堂の建...
神は悪魔の呪いに耳を傾け給わず。人を呪う者は神の目よりすれば罪ある者である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー祝福の祈りとか呪咀は、目的の人物に対して、善とか悪の結果をもたらすのですか。「神は悪魔の呪いに耳を傾け給わず。人を呪う者は神の目よりすれば罪ある者である。吾々は善と悪、二つの相反するものの影響を受ける。されば呪いは一時の行為である。しかし、この行為も神のご意志によらなければ決して起こるものではない、呪われた当人の大きな試練としてでなければ。しかも、呪いは通常悪人に向けられ、祝福の祈りは善人に...
ーーー悪人は、その支配下にある悪霊の力を借りて、人に害悪を加えることが出来ますか。「いや、神は左様なことを許し給わない」 ーーー他人に魔法をかける人物がいまして、その力が信じられていますが、これは何と考えたらよろしいですか。「中には、強力な磁力の所有者があって、その魂が良くないため、この磁力を悪用している者があるやも知れぬ。この場合には、本人は悪霊達の後援を受けているかも知れない。しかしながら...
悪事をしたいと望む者は、その思いだけで、邪悪霊の協力者をおびき寄せることになる。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー邪霊と契約を結ぶということが出来るという話ですが、これは本当ですか。「そんなことはない。契約などは存在しない。しかし、邪霊と邪悪な心との間には共感が存在する。例えば申してみよう。今ある人が隣人を苦しめたいと思いながら、どうしたらよいか方法が分からないでいるとしよう。このことは、その者と同じく悪をなしたいと思っている低級霊をおびき寄せることになる。この低級霊は、その者の悪巧みの実行を助ける代わ...
戦争中に倒れた人々の魂の一部は、死後も戦い続ける。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー戦争中に倒れた人々の魂はどうなるのですか 。死後引き続いて戦闘をやり続けるのですか。「一部の者は戦い続ける。また、そのまま止めてしまう者もいる」 [注解] 戦死した者の場合、これは事故死の場合と同様、最初の間は何が何だか分からない、丁度目を回したような状態である。自分の死を意識していない、生きていると思い込んでいる。徐々にではあるが、それから自分が一体どうなったのかが分かり始める。&nbs...
戦闘中の霊達は、やれやれ!と鼓吹し、援助している。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー戦闘中には、それぞれの個を援助している霊がいるのですか。「いる。やれやれ!と鼓吹こすいしている霊達がいる」※鼓吹・・意見や思想などを盛んに主張して、他人に吹き込んでいくこと [注解] 古人は一国に味方をする神々を考えていた。これら神々も結局は霊なのである。 ーーーどの戦争でも、正しいのは片方です。どうして霊が正しくない側の味方をするのですか。「ご承知の通り、争いや破壊を好む霊達がいる。...
今回の自然現象の創造における霊の作用の中の大自然については、心が震えるほど大感動でした。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー自然現象を司る霊達は、霊界でも特殊の部類をなすのでしょうか。別個に存在するとか、あるいは、私共のように肉体をとって生まれることのない霊であるとか。「彼等とても肉体をもつことがあるだろうし、ないしは、これまでに肉体をもったこともある霊である」 ーーー霊界での階層から申しますと、このような霊は高級ですか、それとも低級なのですか。「その仕事が物質的なものか、知的なものか、これ次第である。ある霊...
物事にはすべてことわりが存在する。何一つ神の御許しなくして生じるものはない。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー自然現象、それは元素の攪乱とでも申しますか。あれは偶然の因によるのですか、それとも神のご意図に基づくものですか。「物事にはすべてことわりが存在する。何一つ神の御許しなくして生じるものはない」 ーーー自然現象の生起は、人間と何らかの関わりがあるのですか。「人間と直接関わっていることもある。しかしながら、自然が物理的な力の平衡と調和を回復しようとする、その目的によって生起していることの方が多...
何か良いことが起こった時は、先ず、神に感謝申し上げよ。何一つ神の許しなくば起こるものではない。次に神の代理人である善霊達に感謝しなさい。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー霊は、甲の災難を乙に転ずることが出来ますか。「ある限られた範囲においてのみ可能である。何となれば、、天意によって諸君に降りかかる不運というものがあるから。しかし、霊は辛抱と忍従でそれを耐えるように諸君を導くことで、諸君の災難から学ぶところがあるのである。また、不幸を回避したり、小さくしたりするのは、諸君自身に依存することの方が多いこと、これを知って貰いたい。神は諸君に知性を与え給うておる、こ...
悩み事を作り出す霊達の動機は、個人的な恨みの場合と単純な悪の楽しみの両方がある。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー悪意の人物が、ある人に弾丸を発射します。それは間一髪、すれすれに通過します。この場合、その弾丸は善意の霊の作用で外されたのですか。「狙われた人物がいての弾丸に当たる運命になければ、善意の霊は弾道をよけるよう本人に暗示を与えるとか、または狙いが外れるよう、その敵の目を狂わすとかしたでしょう。何となれば、弾丸は発射されれば、必ず弾道とおりに進むのであるから」 ーーーある聖徒物語にあるように、...
人生の出来事に及ぼす霊の影響という内容ですが、自然の法を踏み出して、霊が作用するということはないとのことです。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー人生の出来事に霊は影響を及ぼしますか。「左様、間違いなく、霊は諸君等に助言を与えるものである」 ーーー私共の心に影響を及ぼす以外にも、何か影響を与えるのでしょうか。例えば、何か事件に直接作用を及ぼすとか。「それはある。しかし、自然の法を踏み出して、霊が作用するということはない」 [注解] 我々は霊の作用というと、とてつもない現象というふうに思いがちである。奇跡を起こして援助を与えるとか...
虫の知らせというのは、諸君の安全を願う霊魂から、諸君に伝えられる個人的な助言である。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー虫の知らせは、守護霊からの警告なのですか。「虫の知らせというのは、諸君の安全を願う霊魂から、諸君に伝えられる個人的な助言である。これはまた直感、本能の声と言えるかも知れぬ。と言うのは、霊は肉体をとって生まれる前に、自分の新しい人生の大様を知るーー即ち、彼がまさに経験することになる試練の種類などを知る。それが際立った性格を持っている時、彼は内心にその印象を刻み付ける。この印象である本能の声は、...
集団の守護霊は、個人の場合と同じく、集団の進歩程度に見合っている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー善霊にしろ悪霊しろ、私共の日常生活で更に緊密に接触したい目的で、肉体をとって生まれるということがありますか。「しばしばそういうことがある。しかしそれよりも、目指す本人と共感する人間に、この使命を委託することの方が多い」 ーーー保護と助力の目的で、一家族の全員についている霊がありますか。「そのような霊も中にはいる。一緒に住んでいて愛情で結ばれた家族についている霊だが、その家族が仮に栄えても...
悪霊は、目指す犠牲者を一層うまく屈服させるために、悪人達を利用するのである。神はこのことを諸君等の試練のために許し給うている。霊の書スピリチュアルメッセージ
ーーー<親しい霊達>とは、<共通する霊達>や<守ってくれる霊達>と同じものですか。「守ってくれる霊といい、共感する霊といい、その数は大変に多い。これらにどんな名を付けようとお好きなように。しかし<親しい霊>ということになると、家族の知人達とでもいうところである」 [注解] 人に接触をもつ霊について、上記の説明と霊の本質から観察する時、下記ように推論できる。守護霊とは、生涯を通じて本人の進歩向上を...
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「ある賢者が言った、この世には唯二つの種類の人々がいる。つまり『知る人と、知らぬ人』。前者は、神が常にいずこにも居ますことを知っている、それは心の慰めであり、心を引き立てるものであることを。この者達は、英知と美の高い世界から、指導と啓発が得られることを承知している。後者は、上記のことは何も知らず、これらを無視ないし嘲笑しており、当然のことながら、暗室の中の囚人のような具合に生活している。これを知る...
「霊の道に入った者は、世俗の心と、高次の神の心との、見分けがつくようにならねばならぬ。真実なものと、うつろい易い偽物との区別がつくようにならねばならない。世俗の心はすべての人の内部に住みついていて、霊の道の真実に疑念を抱かせる。霊性進化の道を辿るにつれ、人は幾度も疑念のために脅かさせるーーー疑念は常識であるかのような顔をする。疑念は戸惑いより、明白な真理を好むかのように振る舞う。この疑い深い世俗心...
「人生の窮極の目的は、人間の内在我の働きによって真理を発見すること、これである。この真理は人間の内部に深く埋もれているのであって、人がこれを求めていくにつれ、今までそびえ立っていた小我の障壁は取り除かれ、人は諸種の自由を獲得するに至る。他界に在る愛しい者達と交通する自由、生命の力であり人を癒す力である宇宙光線との接触、この力を使って人々に奉仕するための自由、また、人類救済のために働いている諸霊と交...
「イエスの磔刑の物語は、イエスの大いなる愛を示すものですが、一事が万事これはまた、すべての試練や苦しみを受ける魂が、怒りを捨て、真理と愛に従って、進化の階段を上がる時の、その生きた事例です。日常の困難に処する時も、その多数の者が欠いている態度は、ここのところです。低い魂は高慢です、神の意に従うことに怒りを示します。怒りをもつ限り、魂は苦しまねばなりません。ひとたび心が身を低くして、神の意を受け入れ...
「イエスの磔刑は、すべての人間の魂が、進化の過程で辿る一つの経験でした。いま、貴方はそれを内的自我において通過しつつあります。十字架上の磔刑と申しても、それはいろいろの形をとるものですから。磔刑、この心身の苦痛を伴う経験を耐え忍ぶ者は、知恵と真理を獲得するだけでなく、人類全体に価値ある何かをもたらしているのです。イエスのように、同じ決意と平静さで魂の試練を受ける者は、すべて、全地球の波動を高めるそ...
「この世には法というものがあって、人間一人一人の生活を正義の秤にかけて、苦痛を与えたり喜びを与えたりしています。この事を知ることは良いこと。不当な苦しみを受けている魂があっても、やがて正当な報いを受け、生きた法の存在を知ることになります。その耐えた苦しみの量は、狂いなく、それだけの喜びとなって返って来ます。何か損をしたように思えても、神は徒(いたずら)にそうなされたのではありません。しかし、皆さんは...
「イエス・キリストは人間の弱さを知っており、人間の地上的な心が内在の賜物を切り離すことを知っていました。もし本当に、人が霊的な生命や力の中で、断固として生きる道を選ぶなら、立ち所に何事も叶わぬことはなくなってしまいます。私共は肉体の持つ誘惑を知っておりますし、また、どんなに人間が地上的な心に引きずり廻されるものかも存じております。それにも拘わらず、私共は重ねて申します、『先ず第一に神の国を求めなさ...
「神の息を、生命の息を吸い、愛の息を吐きなさい。この呼吸のリズムを繰返し、創造主の生命を内に込めなさい。この生命を貴方の全身に充たし、生を調和と浄化と、高尚なものへと高めなさい。神は天に在って、貴方の思想も、祈りも、長所も弱点もすべてご存知です。また、神は貴方のために一つの事を気遣っておいでです。貴方が早く、神が貴方にかけておいでの愛に気付いてくれるようにと。神は貴方が苦しんだり、不幸になるのを望...
「万物の中に在り、愛であり生命である光、その中に貴方が包まれていると考えなさい。この気持ちさえ持っていれば、死によって引き裂かれても、貴方は愛する者と離れることはありません。死はありません。魂には死がないのです。地上には、物質界の雑多な気散じがあり、心はとかく神から離れます。しかし皆さんが物質界に居るのは、霊的な力を獲得するためです。余の儀ではありません。ここにあって皆さんは、霊的な神意識を身につ...
「人間の心身は疲れ易いもの、私共も、地上生活の経験でよく承知しています。物質のもつ鈍重さ、これが人間の中にのしかかっているわけです。しかし、聖者や賢人達は、軽く精妙な波動をもつ進化した身体をもっているので、物質界とエーテル界の間を行き来して生きています。この同じ進化過程が、すべて物質の上に絶えず進行しています。人類は現在、父母なる神に向かい帰って行く上昇の過程にあり、この過程で、濃厚な原子と低い人...
「すべての魂の学ぶべきことの一つは愛です。無私の個人的な愛は美しいものであり、また人生を豊かに幸福にします。ただ、個人的な愛に幅とゆとりが大切です。愛は、力と同じく、釣り合いのとれたものでなければなりません。また堅実で、ある意味では非個人的であることが肝要です。非個人的な愛と申しますと、冷たいと思われがちですが、そうではないのです。非個人的な愛は純粋で、相手を咎めることがありません。それは包括的で...
「人間とは、人生のどんな暗い状況にあっても、これを支配できる王様のようなものです。しかし、人はしばしばその暗い運命に負けてしまいます。それは、暗い運命と闘うために内在している力と光を開く鍵を、使おうとしないからです。この鍵を使う秘訣は、常に揺るぎなく、内在する神光の存在を心に留めることです。落ち込んだ気持ちになった時、生きることが重荷に思える時、必ず心機一転して、自己内在の生命の泉に目を向けなさい...
「皆さんは、地上の問題で頭を悩まします。頼れるものは自分一人と思っているから、自分が引き出せる無限の力のあることを忘れているから。その時、私共はただ次のように忠告します、自分の日々の生活に全力を投入しなさいと。これで、貴方は自分の仕事を、無事に神や援助の霊の手に委ねつつ、うまく切り抜けられるのです。いつも皆さんがこのような生き方をし、また霊的法則に従い、常に正しく行為し、考え、語るなら、将来は何の...
「ご承知のイエス誕生の物語、イエスが馬小屋の中で、動物の他に友もなく生まれたというのは、神の子である光の誕生を象徴したものです。つまり悲しみによって、また霊的な要求、時には貧しさによって、慎ましく謙遜となった人の心の中に、光明すなわち神の子が誕生するという、このことです。このようにへりくだる時、貧しい馬小屋や鳥籠の中に、魂が招き寄せられます。鳥籠とは、キリストの神光が誕生する、人間の心のことです。...
「キリストの思想を実行なされよ。キリストの生活を己がものとなされよ。いやしくも、悪と破壊に目を据えることのないよう。神が創造の日に美を描き給うたように、貴方も心の中に美を創造しながら生きるようになされよ。人が心に描いたものは、他日、他者の心に自らを記します。然るが故に、思想は常に前向きでなければならぬのです。貴方が今日心に描いたもの、そのように貴方は明日なります。人の身体が健やかならば思想も健やか...
「地上の常識でものを考えてはいけません。自分の生命に枠をはめるようなものの考え方をしてはいけません。人には常に生命力が流入しつつあります。この生命力に枠をはめる考え方をしてはいけないのです。人は折角のこの力を否定的なものの考え方で制限してしまいます。もし人が、思想の波長を神に向けるなら、この生命力の流れは、その人の内でどんどん増殖します。人間の地上生活は甚だ活動的で、それは過剰なほどです。皆さんは...
「人類救済の悲願のあまり、猪突猛進してしまうことがあります。だが、神様は前にも後にも動かせるものではありません。あまり性急に突進すると、痛い目にあったり、動きがとれなくなってしまいます。忍耐と、神を待つ心構えが大切です。聖書にも書いてあるでしょう、主は嘉(よみ)し給う時ありと。物事には時というものがあります。これが霊の法則です。神の道は徐々で堅実、行動の時と、沈黙の時とがあります。静止の時には待つこ...
「事を行なって、その物質的な表面の結果に目を奪われてはいけない。ただ、純粋な愛の発動に心を向けなさい。本物と虚偽の見分け方をしっかり学ぶように。起こっている事態の裏に目をやり、神の命が働いていることを知る、それが貴方の自然の習慣となるよう。それが大切なことです。神の生命の道のみが、唯一の真実であります。人は神に、言葉によっても心をもってしても、何もおねだりすることは出来ません。しかし、神の援助と祝...
「人は自分の思想に無頓着です。それは、他人の目から、自分の思想は隠せると信じきっているからです。しかし、霊界では思想はむき出しです。すべてがあからさまで、誰の目にも、他人の思想は丸見えになっています。もし、地上でもそうだったら、どうでしょう。男も女も、自分の考えていることが、人の肉体を見るように、見えたり、聞こえたりしたら、もう、誰も大慌てで、自分の心の統制の仕方を学ぼうとするでしょう。霊師は心の...
「キリスト神霊が貴方と共に在ること、これは疑いない事実なのです。一つの魂といえども、この事実から離れて生きてはいません。キリスト神が誰かの傍を離れるなどありません。しかし貴方の方で世俗の欲や思いを断たねば、貴方はキリストの現前を感じ取ることは出来ません。俗事にまみれる仕事に携わる者が、永遠の愛と平和の霊に交感することは難しいことです。しかし、キリストが常に傍に居ることだけは忘れてはいけません。一人...
第二階級ーー高級霊彼等は極めて高い程度の学識と知恵と善性を兼ね備えている。彼等の霊界通信は慈愛の至情から発するもので、高貴、崇高、謙虚である。その卓越性の故に、他界の真実にして公正な観念を地上人に能う限りの範囲内で、これを伝えるに適している。彼等は進んで、真摯でひたすら真理を求める人々との通信を開こうとする。そのような人達とは、十分に物質の束縛から離れていて、その通信を理解できる能力を具えた人達で...
第五階級ーー慈善的な霊その特性は親切心である。彼等は人に奉仕し人を守ることに喜びを感じる。しかし、その知識は狭い点がある。彼等は知性よりも道徳性の点で進歩している。 第四階級ーー学識をもった霊その特性は知識の面で卓越していることである。彼等は、その長所である科学的研究に強い関心をもち、道徳的問題にはそこまでの関心を示さない。しかし、その科学的研究は常に実際に役立つことを主眼としており、低級霊に...
第二段階ーー善霊の一般的特色物質に対する霊の優越、つまり進歩向上への意欲、これが第二段階の特色である。彼等の善性と力量は、その到達した程度に比例している。ある霊は科学的知識をもち、ある霊は知恵と慈悲心をもつ。更に優秀な霊は、道徳性と知識を共にもっている。彼等は未だ十分に物質から脱却していないので、その階級に応じて、大なり小なり、地上生活の痕跡を留めている。その痕跡は風貌にも、習性にも、また場合によ...
第六階級ーー騒々しい霊魂この種の霊魂は、厳密に言うと個性の点では、はっきりとした階級をつくっているとは言えない。つまり、第三段階のあらゆる階級に属しているとも言える。彼等はしばしば叩音こうおん、物品移動、空気のかく乱など、五官に感じる現象を起こす。彼等は他のどの階級の霊よりも物質と密着しているようだ。従って、地水風化を変化させる張本人である。こういう自然現象の変化に、何か意図が見える時は単に偶然の...
第八階級ーー知ったかぶりをする霊魂これらの霊の知識は、しばしば相当なものがある。しかし、彼等は実際以上に自己を過信している。彼等はいろいろの見地から、ある程度の進歩をしているので、その言葉は重みのある感じをもっており、うっかりすると能力や人格など相当なものではないかと見られ易い。しかし、その内容は、地上の偏見や誤謬の反映以外の何ものでもない。その通信で述べられる意見は、真理と誤謬の混乱したものであ...
第九階級ーー軽薄な霊魂これらの霊は無知、非理性的、いたずら好きで、人を愚弄して喜ぶ。何にでも口を挟んで、出まかせに質問に答える。つまらぬ騒ぎを引き起こしたり、ぬか喜びさせて人を担いだり、人を煙に巻いたり、騙したりして人を誤らせる。いたずら好きの小鬼 、地の精、小人などと呼ばれる霊はこの階級に属する。彼等は召使いのように上級の霊に利用される。彼等の通信の言葉は奇智に富み、ひょうきんだが、内容は浅...
第十階級ーー不浄霊彼等は悪への傾向をもち、彼等の思想と行動のすべての目的は悪である。彼等は人間を騙す、無秩序と不信を助長する。欺くためには、最も効果的に、さまざまの仮面を装う。彼等は暗示にかかり易くて、性格の弱い人間につきまとい、進歩向上の道から転落させる。彼等は人間が地上の試練に負けて、進歩でつまづくと大いに喜ぶ。この階級の霊はその言葉遣いを見れば分かる。下品で俗悪な感じがするなら、それは必ず下...
第三段階ーー未完成の霊魂の特色物質の影響が支配的、悪への傾向あり。以上より、無知、高慢、及びあらゆる悪い感情をもつ。神は存在する直観をもつが、神についての理解は皆無である。彼等は全部が全部悪いわけではない。その多くの者は悪そのものと言うよりは、軽薄であり、理性が欠乏しており、いたずらを好むという状況である。一部の者は、悪も為さねば善も為さず、しかしその善を為さぬということは、彼等の未完成の証拠であ...
ーーー霊魂はすべて同じですか。それとも、段階や程度の差がありますか。「霊魂はそれぞれ達成した浄化の度合いにより、程度がさまざまに違っている」 ーーーその段階の数は決まっていますか。「段階の数に制限はない。霊の向上進歩の段階と段階の間には、障壁とか区画線のようなものはない。つまり、霊を区分けする定まりというものはないのだから、霊をどう見るか、見る人の見地に従って、段階の数も多くもなり少なくもなる...
ーーー霊は外被をまとっているのですか。また一部で言われるように、ある種の物質に包まれているのですか。「霊は、人間の目には、蒸気のように見えるある種の物質で包まれている。但し、吾々霊の目には甚だ濃厚に見えるが。しかしこの外被は、空間を自在に飛行するにふさわしい程、軽やかなものである」 ーーー霊はどこから、その半物質の外被を引き出すのですか。「各天体の宇宙的液状体から引き出す。従って天体によって霊...
ーーー魂は一定のしっかりした形をもっていますか。「人間の目から見れば、そうは見えない。しかし、吾々霊魂の目よりすれば、魂は形をもっている。と言っても、人間からすれば、何やら焰のような、微光のような、エーテルの火花のようなものに見えるかもしれぬが」 ーーーその焰や火花には色がありますか。「もし人間が見ることが出来るならば、うす暗い灰色のものや、光輝くルビー色までいろいろの色がある。それはその霊魂...
ーーー人間の目には見えない霊魂の世界というものがあるのですか。「ある。霊の世界つまり物質を伴わない知性の世界が存在する」 ーーー宇宙の見地からすると、霊の世界と物質の世界と、どちらが本源的なものですか。「それは霊の世界である。それはすべてのものより先に在ったし、またすべてのものの後も存在するものである」 ーーー物質世界の出現も、その終末も、霊の世界での何らかの変化なしには、起こらないのです...
ーーー霊は非物質的なものと考えてよろしいですか。「他に比較するものもなく、またこれを表現する適当な言葉もないものを、どうして定義など出来ようか。例えば、生まれつきの盲人に光が定義出来ようか。<非物質>というのは正しくない、<形のない>と言った方が真実に近い。何となれば、諸君は霊が被造物であっても、実在の何かだと理解しているから。霊とは、本質的な「物」(注)である。但し、諸君の知る限りでは、これに比...
ーーー霊は何と定義したらよろしいですか。「霊とは被造物の中の知的存在である。これは物質世界の種ではなく、宇宙的存在物である」 ーーー霊と神とは別ものですか。それとも、神の部分、つまり神の子供とでも言うべきものですか。「霊とは神の制作物である。丁度、機械が技師の制作物であるように、即ち、機械は人間の制作物であって、人間そのものではない。しかしお分かりの通り、人は美事な価値のある物を作れば、それを...
ーーー本能と知性とは別個のものですか。「いや、それは違う。本能とは知性の中の一つである。本能は非理性的な知性であって、低級な生物の場合は、この本能からその欲求が生まれてくる」 ーーー本能と知性とに境界線を引くことが出来ますか。つまり、ここから知性であり、ここからが本能であるというような。「いや、この二つはしばしば入り交じることがあるから、それは出来ない。しかし、これは本能的行動であり、これは知...
ーーー知性とは、活力原理から出たものですか。「いや、植物は生命があっても、考えることをしない。それは単に有機的生命にすぎない。知性と物質とは全く別個のものである。何となれば、肉体は知性なしでも生きていけるが、知性は肉体なしでは発現できないからである。動物に知性が働くのは、霊との結合によってそうなるのである」 [注解]1、生命のない存在ーーこれは単に物質であって 生命も なければ知性もない...
ーーー有機体の死はなぜ起こるのですか。「身体器官の消耗が原因である」 ーーー機械の歯車が外れると動きが止まります。死とはこんなものですか。「左様。機械はその道からそれると、動きが止まる。肉体も病気になると、生命が肉体から出る」 ーーー心臓障害は他の器官の障害よりも、確実に死の原因となります。何故ですか。「心臓は生命をつくる機械である。しかし、働きが止まれば死ぬというのは、何も心臓一つに限っ...
ーーー宇宙の二大構成要素は、物質と霊の二つであることは既に学びました。すると、この活力原理とは、第三要素というべきものですか。「確かに、これは宇宙の構成に必要な要素の一つである。しかしこの根源を尋ねると、この目的のために宇宙物質が特に変化したものと言える。諸君にとり、これは酸素や水素と同様、基本的なものだ。しかし、根源的要素でないことも同様。諸君等の知っている諸元素は、諸君等には純粋に思えても、根...
ーーー物質の要素を結びつけて、有機体を作る時の力、無機体を作る時の力、これは同じものなのですか。「同じものである。結合集約の法は、何れの場合も同じなのである」 ーーー有機体と無機体をつくっている物質の間には、何か相違がありますか。「それは同じものである。ただ有機体の場合は、その物質に動物性が与えられている」 ーーー物質が動物化する原因は何ですか。「物質と活力原理との結合による」 ーーー...
ーーー天体にはすべて生物がいるのですか。「いる。諸君等は、地上の人類はその知性、道義性、進歩の点から第一等と思い込んでいるが、とんでもない。また、無数にある天体の中で、地球だけ人類が住んでいると思っているようだが、これも勝手な考えである。諸君等は、神が宇宙を人間中心に創ったように思っているが、誤謬も甚だしい」 ーーー各天体の物理的構造は皆同じですか。「そうではない。皆違っている」 ーーーそ...