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2020/12/10

  • 映画「ジョン・レノン失われた週末」を観て、なぜ今、公開なのか

    新宿シネマカリテにて鑑賞 2024年5月10日(金)から公開している「ジョン・レノン失われた週末」。 レビューが気になって急に観たくなった。 上映している映画館が限られているので、仕事を半日でしまい行きやすい映画館をさがして観てきた。 観終わってすぐに立てなかった。 ネタバレありです。 失われた週末とは、ヨーコと別居していた18か月間のことだ。 失われた、その週末の期間を、ジョンはどうしていたのか。 私たちが知っているジョン・レノンは、ヨーコを介してのジョン・レノンだった。 映画「ジョン・レノン失われた週末」は、失われた週末の18か月間を一緒に過ごしていたメイ・パンによる自伝的作品となっている…

  • 司馬遼太郎「歴史を紀行する」を読んで、関ケ原が現代に繋がっているということ

    司馬さんの「街道をゆく」が面白かった。 司馬さんに興味をもち、図書館で司馬さんのコーナーを見ていて、何となく目にとまったのが「歴史を紀行する」。 借りて読んでみたら、またまた面白かった。 目からうろこの歴史の流れ、知らなかった人物との遭遇。 <あらすじ> 幕末ー松陰を筆頭に過激につっ走った長州。西郷、大久保と大人の智恵を発揮した薩摩。容保を頂点とした会津の滅びの美学ーー危機の時ほど、その人間の特質が明瞭に現れる時はない。風土と人物との関わりあい、その秘密、ひいては日本人の原形質を探るため、日本史上に名を留める各地を歴訪し司馬史観を駆使して語る歴史紀行 本書は「街道をゆく」シリーズの原型となった…

  • 関東平野を一望する筑波山に登頂してきた

    日本百名山:新緑の筑波山 5月11日(土)の好天の日、筑波山に登頂してきました。 男体山と女体山の2つの峰を持ち、信仰の山として栄えてきました。「日本百名山」にも数えられ、標高877mで一番の低い山であり、また、ケーブルカー・ロープウェイが整備され山頂までのアクセスもよく、登山初心者から山頂を目指すことができます。山頂からの眺望は関東平野を一望できる抜群の景色です。 ttca.jp ケーブルカーの窓口はけっこうな人出でした つつじヶ丘駐車場からケーブルカーで女体山駅まで行きます。 ケーブルカーを降りたら山頂まで、てくてく。 4~5歳くらいの小さな子どもも歩いていました 筑波山の奇石、ガマ石 そ…

  • 前田慶次郎の物語、隆慶一郎の「一夢庵風流記」は面白すぎる

    隆慶一郎は、また凄いヒーローを私たちのもとに登場させてくれた。 実在した人物、前田慶次郎の物語。 今ではこの名前はかなり知られている。 それは隆慶一郎の「一夢庵風流記」を原作とした、原哲夫による漫画「花の慶次」の影響であろう。 文庫本裏表紙のあらすじ 戦国末期、天下の傾奇者として知られる男がいた。派手な格好と異様な振る舞いで人を驚かすのを愉しむ男、名は前田慶次郎という。巨躯巨漢で、一度合戦になるや、朱色の長槍を振り回し、敵陣に一人斬りこんでいく剛毅ないくさ人であり、当代一流の風流人でもあった。... あとがきで隆慶一郎が書いている。 敗者の記録は勝者によって消され、あるいは書き変えられるのが歴…

  • 埼玉県内最大のバラ園で5000株のバラを堪能

    埼玉県伊那町のバラ祭り 県内最大のバラ園がある埼玉県伊那町 大宮駅からニューシャトルに乗って終点の内宿駅から徒歩10分。 ニューシャトルは新幹線高架軌道の張り出し部分を活用して、大宮と内宿(伊奈町)の間12.7kmを走っています。 大宮から一駅目には「鉄道博物館駅」もあって、賑わっています。 ニューシャトル 第1バラ園から第3バラ園まであります 第1バラ園だけでも見きれないほどたくさんのバラが咲きほこっていました。 ヨハネパウロ2世(強香)2006年 アメリカ このバラは、強香とだけあってとても香るのだけれど、果物のライチの香りで思わず食べてしまいたくなるくらいでした。 400種5000株、本…

  • 埼玉県の金鑚神社は、山がご神体の屈指のパワースポット

    金鑚神社(かなさなじんじゃ)の鳥居の先に駐車場があります 金鑚神社は、埼玉県北西部に立つ御嶽山(みたけさん)の麓に鎮座し、標高300メートルほどの御室山(みむろやま)をご神体としている。 拝殿だけで本殿は無く、原始信仰の形を今に残している。 古くは自然環境を神体としていたものが、時代と共に本殿や諸々が建つようになり商業化しているというようなことが、司馬遼太郎の「街道をゆく」にあった。 たまたまSNSを見ていたら、日本に3つしかない、山がご神体の神社の一つが埼玉県にあるというので驚いた。 同じように歴史ある神社は、ほかに長野県の諏訪大社と奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)の2つのみ。 参道の脇…

  • 栃木県おすすめパワースポットと観光:2日目

    箒川と七つ岩吊橋 塩原にある「七つ岩吊橋」は、吊橋でもしっかりした造りで揺れることはないので怖くはないです。 一級河川の箒川の水が綺麗。 無料で渡り放題です 吊橋からの景色も素晴らしい。 駐車場には無料の足湯もあります。 nasushiobara.kokosil.net 次は、七つ岩吊橋から車で5分ほど 頼朝に追われた源氏の落人が、隠れ住んでいた「源氏の隠れ岩屋 鍾乳洞」 源有綱の系図 チケットを購入すると、まず源有綱(ありつな)の解説を聞かせてくれます。 そのおじさまのお話が、面白いのなんのって。 話し方が上手なのと、ウイットにも富んでいて、その上歴史のお勉強にもなって聞きほれてしまいました…

  • 栃木県おすすめパワースポットと観光:1日目後半

    ランチは水車の里 瑞穂蔵で 前日の4月20日(土)に、王様のブランチで紹介されていたことを知らずに寄った。 順番待ちで11番目だったけれど、待ちました。 日本一美味しい?こしひかりだそう。 しかも、薪のかまどで炊いたおこげ付きのつやつやご飯をおひつで出してくれるという。 想像しただけでヨダレが出そう。 梁がむき出しになった高い天井 土間で順番待ちをしながら、古民家を移築したという空間を味わう。 そしていよいよ 瑞穂蔵の定番膳『田舎膳』 かまど炊きの美味しいご飯は、おひつごとおかわり自由だそうです。 トロトロの茄子の揚げ浸し、豚汁、どれも美味しかった。 おこげつきご飯も何十年ぶりだろう、大変美味…

  • 栃木県おすすめパワースポットと観光:1日目前半

    那須登山に行ってきました。 那須連山の茶臼岳は、手軽なコースから本格コースまであるので、林間学校しか経験のない私でも楽しむことができました。 ロープウェイで9合目まで上がって、牛が首まで約30分。 那須ロープウェイの駐車場から www.nasu-ropeway.jp ロープウェイで約4分ですが、上がってみると空気が全然違う。 茶臼岳を見上げる 牛が首に到着 4月21日、まだ雪が残っている那須連山。 たった30分でも、絶景と美味しい空気に、身も心も大満足。 www.nasukogen.org 前半のもう一つは「那須温泉神社」 那須温泉神社は西暦630年に創建された歴史のある神社でした。 壇ノ浦で…

  • 大相撲地方巡業 さいたまスーパーアリーナ場所に行ってきた

    令和6年春巡業 本日、さいたまスーパーアリーナ場所の春巡業を観てまいりました。 間近で本物のお相撲さんに会えて感激でした。 9:00開場で公開稽古 初切(千代天富、千代北海) 綱締実演(第73代 横綱 照ノ富士) 横綱 照ノ富士 三役の四股 土俵入 お昼ご飯は、牛たん 千乃の牛タン丼 会場で買えたのが、牛タン屋さんと鰻屋さんだけで、鰻が食べれないので牛タン丼を頂きました。思いのほか美味しくてペロッと食べてしまいました。 お席は東のタマリA席でした タマリ席に付いている座布団 タマリ席は近いけれど、とても狭いので足腰が元気でないと大変です。 取組表 初めての相撲観戦で、儀式のような催しなど珍しく…

  • 埼玉県の桜スポット 古墳に咲く桜にうっとり

    古墳の上に咲く桜 念願の、埼玉県のさきたま古墳公園の桜を観たいと訪れたら、満開の見事な桜に会えました。 ここは「丸墓山古墳」で、登れます 「丸墓山古墳」は円墳では日本最大級だそうです。 そして何といっても、ここは「のぼうの城」の忍城を水攻めにした、石田三成が陣を張ったところ。 うーーん、感慨深い。 忍城も見えます。 revivel.hatenablog.jp 古墳の上から見える古墳群と桜 埼玉県名発祥の地と言われています 行田八幡神社 狛犬さん 行田八幡神社で始まった花手水 神社内のあちこちに置かれています 癒されます 商店や民家の軒先にも花手水を飾る『行田花手水week』 地域全体でおもてな…

  • 山本兼一「火天の城」は、壮大な命がけの築城物語り

    織田信長が天下をとって琵琶湖畔に築城された「安土城」は、信長の終わりと共に焼失し、幻の城と言われる。 当時としては考えられない巨大な安土城は、日本史上、はじめて高層の天守を持ち、城全体が高石垣で覆われた石の要塞であった。 しかし、期間が10年と短く、資料がほとんど残っていないために幻と言われた。それでも、当時の城を観覧した宣教師が記録を残していたため、絢爛豪華な姿は、遠くヨーロッパにまで伝わっているという。 お城などを観ると、昔の人は巨大な石をどうやって運んで積み上げたのだろうと思っても、想像することは難しかった。 それを山本兼一さんは、「火天の城」で築城のすべてを見事に書きあげている。 主人…

  • 日本一の見沼田んぼの桜回廊をサイクリングとバードウォッチング

    さいたま市見沼のサイクリングロード 桜を求めて、総延長20kmを超える日本一の桜回廊をサイクリング。 さいたま市の、のどかな田舎道 例年だったら満開の頃。 咲いている木もあるけれど、まだまだ硬い蕾の木が多かった 桜はちらほらでした。 可憐 毎年咲くけれど、今年の桜はこの一瞬だけ www.minumatanbo-saitama.jp 公園に入ってお昼ご飯。 手作りお弁当 空気が美味しい。 お外で食べるといつもより美味しく感じる。 池のふちにたくさんの人。 同じ方向に向けて、立派なカメラを向けている。 奥に見える立派なカメラを構えた人たちは、何を撮っているのか どうも鳥のようだ。 近くに座っていた…

  • 皇居と築地本願寺を散策

    赤煉瓦の東京駅から散策スタート 東京駅は経由で何度も利用しているけれど、正面からまじまじと観たことがなかったので新鮮だった。 ここから、てくてく皇居へ向かう。 とにかく、右を向いても、左を向いても、外人さんばかり。 ここは確か、大手門前 こちらは、平川門入り口 ここへ来るには、手荷物検査があります。 櫓、カッコいいです 江戸城 富士見櫓 富士見櫓は、慶長11年(1606)に創建、櫓台石垣は加藤清正が築いたといい、城内の現存石垣の中でも最も古い石垣のひとつです。その後、明暦3年(1657)に焼失し、万治2年(1659)に再建され、明治維新後は幾度かの改修を受け、関東大震災で大破し旧材を利用して再…

  • 菜の花咲きほこる千葉県のパワースポットを散策(2日目)

    初めての成田山新勝寺へ 二日目は成田山新勝寺へお詣り。 「お参り」と「お詣り」の読みはどちらも「おまいり」ですが、漢字の「参」は寺に関すること、「詣」は神社に関することに使用するそうです。 でも、成田山新勝寺はお寺なのに、「お詣り」とありました。 成田山の表玄関である総門 釈迦堂(1858(安政5)年に建立された重要文化財でかつての本堂) 古さがたまりません。 お寺なのに、狛犬?狛犬は神社では?ということで調べてみると、 神社にあるのが一般的ですが、寺院でも稀に置かれることがあり、東大寺南大門のものが石製としては我が国最古のものとされています。狛犬について 大本堂と三重塔 この日はコーンが立っ…

  • 菜の花咲きほこる千葉県のパワースポットを散策(1日目)

    菜の花畑 今回は千葉県です。 東国三社参りの3つ目、香取神宮 「東国三社」と呼ばれる、茨城県の「鹿島神宮」と「息栖神社」、千葉県の「香取神宮」の三社は、伊勢神宮に匹敵するほどのパワースポットで「関東のお伊勢参り」と言われているそうです。 そして、この三社の位置を結ぶと直角二等辺三角形になり、そのトライアングルエリア内には強力なパワーが存在しているらしい。 毬をつく狛犬さん 鳥居 檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が重厚さを漂わせています 北参道 katori-jingu.or.jp 森林浴のあとは、てくてくお昼ごはんへ 参道商店街にあるお店で、冷やしとろろそば お昼ごはんのあとは、犬吠埼灯台へ向かいま…

  • 司馬遼太郎の「街道をゆく 1」は日本の歴史を歩ける面白さ

    司馬遼太郎さんが、街道を歩きながら歴史を教えてくれる楽しい1冊でした。 と言っても、初めて聞く、目にする、日本語も多く、立ち止まることはたびたびあるのだけれど。 第一巻の大見出しは 湖西(こせい)のみち 竹内(たけのうち)街道 甲州街道 葛城(かつらぎ)みち 長州路 【湖西のみち】は、「日本人はどこから来たのか」ということで、若狭湾から京や奈良へゆくための、外来人や外来文化の流入路であったということ。そして、平安初期には盛んに、日本へ国使が来ていたようで、満州辺りにあったという「渤海国」は、日本は兄上ですと慕っていたという。 私にとっては「渤海国」が初耳だったので、面白くて仕方がない。ところが…

  • 町田駅、駒込駅周辺を散策

    町田国際版画美術館 広重の浮世絵に会いに行ったのですが、今は展示されていなかった。 3/10までは特集展示として、「黒崎彰 50年の軌跡」の版画が無料で観られます。 浮世絵の技術を活かした木版画作品「近江八景」より瀬田の夕照 「万葉」より雪の佐保/光明皇后 hanga-museum.jp 広重を諦めて、ランチへてくてく。 パッタイ(海老入りタイ風焼ビーフン)とココナツジュース グリーンカレーが美味しいみたい。 maipenrai.jp 電車で駒込駅へ向かいます。 訪れてみたかった六義園 公園内に居ると、都内にいることを忘れます www.tokyo-park.or.jp 次はすぐお隣までてくてく…

  • 茨城県おすすめパワースポットと観光2日目

    牛久大仏(地上120m、世界一の大仏様) 牛久大仏、ご覧になった事あるでしょうか。 初めてお会いしたのですが、あまりの巨大さに声が出ますよ。 そして美しい慈悲深いお顔、まなざしに、なんでしょうね、感動して目から出そうになって危うかったです。 そして、単に牛久市の観光呼び物くらいかと思っていたら違ってました。 浄土真宗東本願寺派本山東本願寺の公園墓地になっているのですね。 真下から エレベーターでお胸のところまで胎内に入れます。 いろいろ見どころはありますが、中にいると大仏様の中って忘れてしまいますね。 かなり遠くから、その大きさに驚きます まだお会いしてない方、ぜひぜひ一度ご覧になってください…

  • 茨城県おすすめパワースポットと観光1日目

    鹿島神宮内にある、神秘的な御手洗池 1日に40万リットル以上の湧水があり、水底が一面見渡せるほど澄みわたった池です。昔は参拝する前にここで禊をしました。現在では、年始に200人もの人々が大寒禊を行います。鹿島神宮:境内案内 1日目は、筑波実験植物園に寄ってから鹿島神宮へ。 温室の見頃1位は、世界最大級の「花」ショクダイオオコンニャク ショクダイオオコンニャクの花は枯れてしまって実の状態です。 結実・種子発芽が日本初の快挙だそうです。 tbg.kahaku.go.jp 国立科学博物館が植物の研究を推進するために設置した機関です。およそ14ヘクタールの敷地には、日本に生育する代表的な植物をはじめ、…

  • 信長暗殺に散る五人の刺客の物語「弾正の鷹」山本兼一著

    「利休にたずねよ」で直木賞を受賞した、山本兼一さんの時代小説を久しぶりに読んだ。 山本兼一さんの時代小説は面白い。まだ未読の楽しみにしている作品はとってあるので、今回は五編の短編集を手に取ってみた。 「下針(さげばり)」の主人公は、紀州雑賀党の鉄砲名手・鈴木源八郎。 「ふたつ玉」の主人公は、甲賀の鉄砲名手・善住坊。 「弾正の鷹」の主人公は、信長に父を処刑された桔梗。 「安土の草」の主人公は、甲斐の忍び庄九郎。 「俱尺羅(くしら)」の主人公は、将軍足利義昭から信長毒殺を命じられた遊女の俱尺羅。 五編ともに、男女の愛情が絡んでいる。 タイトルにもなっている「弾正の鷹」は、美しい桔梗が年月をかけて鷹…

  • 河津桜の本場、河津と熱海への弾丸旅

    河津駅を降りて、河津桜の入り口 色が濃いのですねぇ、美しい 念願の河津桜が観られて感動 河津桜と菜の花と電車のコントラストが素敵 見頃の週末だったので、人出は多かったです。 それでも、河津桜並木がとても長いので存分に鑑賞できました。 埼玉から電車を乗り継いで、約3時間半。 河津桜はずっと気になってはいたものの、遠いので諦めていましたが、本当にきれいでした。 河津桜祭りは2/29までです。 www.kawazu-onsen.com 河津桜並木から徒歩15分ほどのところにある川津来宮神社までてくてく。 写真を撮ろうとしゃがみこんだら、番犬君が寄ってきた めずらしい親子?の狛犬 樹齢千年以上のご神木…

  • 「戦の国」を読んで、家康嫌いが確定した

    家康ファンの方がいらしたら、すみません。 初の作家さんだった冲方丁さんの「戦の国」、とても面白かった。 戦国、動乱の55年を駆け抜けた、織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼ら六傑の視点から描く、連作短編集。 どの武将も、これまでとは違った視点で、そうかそうだったのか!と説得力があって、ぐいぐい引き込まれた。 脇役的な存在として知っていた、「大谷吉継」、「小早川秀秋」、「豊臣秀頼」が特に素晴らしかった。 女優の芦田愛菜ちゃんが、一番好きな武将は「大谷吉継」と言うが、何を読んでそう思ったのか。もしかしたら、この「戦の国」の大谷吉継を読んだのではないか。それにしても一番好きな…

  • 東京国立博物館と、梅を求めて文京区を散策

    建立900年 特別展「中尊寺金色堂」開催中の東京国立博物館 9:30開館に合わせて9:15頃に到着したけれど、かなりの行列でした。 「中尊寺金色堂」人気ですね。 観たかったのですが、義経ファンの私としては、やはり平泉へ行って観てこなくちゃと思い直して本館を見学。 エントランスから2階を見上げると重厚さが漂っている お初の東京国立博物館。 建物も展示品もすばらしく、1日では見きれません。午前中の半日で本館の2階だけしか観ることができませんでした。 「鳳輦(ほうれん)」は天皇が行幸に際して座乗した専用の乗物 孝明天皇が安政2年(1855)に新造内裏(現在の京都御所)に遷幸する際に用いられ、また明治…

  • 偕楽園で早咲きの梅と、茨城県近代美術館を堪能

    偕楽園の梅 日本三名園である、水戸の偕楽園で梅を鑑賞してきました。 まだ咲き初めなので、人も少なくゆったり観賞できて散策三昧でした。 2/10から3/17まで梅まつり。 偕楽園内の好文亭の2階から 偕楽園は、江戸時代に水戸藩9代藩主の徳川斉昭(なりあき)によって造園されたそうです。 そして偕楽園内にある好文亭は、徳川斉昭公が、ここに文人墨客や家臣・領民を招き、養老の会や詩歌の会を催しました。 残念なことに、昭和20年の空襲で焼失し、昭和30年から3年の期間を費やして復元されたものです。 ちなみに、徳川斉昭は江戸最後の将軍、徳川慶喜の実父。 斉昭が京都から移植した、孟宗竹林 偕楽園は初めてでした…

  • 池浪正太郎の「西郷隆盛」を読んで、明治維新の真相がわかった

    鹿児島、錦江湾に浮かぶ桜島 池波正太郎は、エッセイ以外はほぼ読みつくしてしまったと思っていたら、読んでいない本があった。 しかも、気になっていた「西郷隆盛」だ。 幕末ものをいくつも読んできて、西郷隆盛は明治維新の立役者の一人のはずなのに、どうして日本最後の戦争となった西南戦争で、政府軍と戦って死ななければいけなかったのか。謎だった。 それが、すごく良く分かった。 解説で、常盤新平さんも言っている。 私などは上野の銅像しか知らないといっていいのであるが、本書によって西郷のみならず明治維新の革命の真相を理解できたと思う。 池波正太郎は取材に取材を重ねたうえで、自分の思いが溢れているから、真実を知る…

  • 私にとって初の時代小説作家、辻堂 魁さんの「仕舞屋侍」を読んだ

    主人公は、かつて御小人目付(おこびとめつけ)として剣と隠密探索の達人だった九十九九十郎(つくもくじゅうろう)。ある事情で職を辞して、「仕舞屋」と称して事件のもみ消し屋を営んでいる。歳は50代だろうか、江戸時代ではおじいさんと呼ばれる頃合い。 imidas.jp 徳間文庫のために書き下ろされ、その後シリーズ化され4巻出ているが途中で止まっているようす。 ある日、父母を失ったという「七(しち)」と名乗る童女が、賄の職を求めて現れ、強引に九十九九十郎の家事仕事をするようになる。剣の腕がたつという噂を聞いて、いつか敵討ちをするために、侍の家に奉公をしようとする料理の上手な七。九十九九十郎はある事件の謎…

  • 舶来の青い顔料で成功した歌川広重の物語「広重ぶるう」を読んだ

    錦絵の「東海道五十三次」や「名所江戸百景」で有名な、歌川広重の生涯を描いた物語。 <錦絵と浮世絵の違いについて> 「浮世絵」とは、日本画の種類のひとつで、江戸時代の風俗(美人画や役者絵、風景画など)を描いた、庶民的な絵画のことです。なお、浮世絵には、絵師が自筆で描いた「肉筆画」と木版で印刷した「木版画」の大きく2種類があります。中略 「錦絵」とは、浮世絵・木版画の一種で、多版多色刷り(カラー印刷)のことです。とてもカラフルで、錦(にしき:高級な織物)のように美しいことから錦絵と呼ばれました。刀剣ワールド 浮世絵 そして、「東海道五十三次」や「名所江戸百景」は木版画であり、錦絵は絵師の歌川広重だ…

  • 今村翔吾のエッセイ「湖上の空」を読んだ

    新たに時代小説作家を探していた時に、直木賞を受賞した今村翔吾さんの「塞王の楯」が良いらしいということを知った。 読みたくなり久しぶりに購入しようと思ったら、文庫本がまだ出ていない。電車通勤で読むには単行本は重いけれど、どうしても読みたくなった。自宅にはかさばるので、やはり図書館で借りようと予約をした。 驚いた。どんだけの人気!? 2024年1月6日付の図書館の予約状況 宮本輝さんの「灯台からの響き」が、かれこれ4か月になって順位がやっと5番目。 今村翔吾さんの「塞王の楯」は、456番目! いったい何年かかるの、順番来るまでに文庫が出るな。 そして、ふと目についた「湖上の空」を見つけて、ボリュー…

  • 東大寺仁王様を作った運慶の本、「荒仏師 運慶」梓澤要著

    東大寺の金剛力士像(1203(建仁3)年) 東大寺の金剛力士像(仁王様)を初めて見たとき、息をのむ衝撃で立ちすくんでしまった。 それから様々な仁王様にお目にかかってきたが、作った人によって本当にお顔や姿が違っていて、作った人にも興味を持つようになった。 従来、各像の作風から吽形が運慶、阿形は快慶の作とされてきましたが、昭和から平成にかけて行われた解体修理の際、像内から発見された文書により吽形は定覚(じょうかく)と湛慶(たんけい)、阿形は運慶と快慶が主に担当したことが判明しました。運慶は、当時勢力を急拡大していた南部仏師の一派「慶派」の工房を主宰する棟梁であったため、製作総指揮者として2体の造像…

  • 【2023年私のベスト本】主人公編と感動編

    去年の年間ベストはもう、悩むことなく断トツで「鬼平犯科帳」だった。 主人公としても、感動作品としてもだ。 revivel.hatenablog.jp 今年は外へ出る機会が増えたので、去年に比べると読書量はかなり減ったけれど、新たな分野を読んだりして、読書の幅は広がった。 1冊に絞ることができなくて、今年は「主人公編」と「感動編」でそれぞれ3位までを紹介したい。 主人公編 1位 「死ぬことと見つけたり」隆慶一郎 主人公は、斎藤杢之助(さいとう もくのすけ)。 ジェームズ・ボンド(007の主人公)、レオン・モンタナ(レオンの主人公)も敵わない漢っぷりだ。惚れ惚れする。 なぜ映画化されない。と思って…

  • 2023年ご馳走おさめはイタリアン

    トラットリア ティンブロのお料理 2023年の仕事納めの12月29日。 ご馳走おさめに、大宮駅西口のイタリアンのお店でディナーを頂いてきました。 左上から時計回りに、 ・エゾ鹿のなんちゃら ・マグロ頬肉とハーブバターのソテー ・鴨肉のなんちゃら ・イタリア産 フレッシュポルチーニ茸のリゾット 写真を撮り忘れた、有機野菜のバーニャカウダやお通しのカリフラワーのムースなんちゃらも美味しかったです。 久しぶりにワインなんかも頂いて、いつになくおしゃべりに。 ご馳走様でした。 私が歩き出した2023年、ありがとう。 遊びに来てくれたみなさま、ありがとう。 trattoriatimbro.jp

  • 「コンビニ人間」村田沙耶香著を読んだ

    図書館でふと目に付いて、なんか聞いたことあるタイトルだと思って借りてみた。そうしたら、芥川賞受賞作だった。だから聞いたことがあったんだ。 主人公は大多数の人が共通認識している「普通」というものが理解できない、古倉恵子36歳。コンビニバイトに生きがいを感じて18年間続けている。 人と違っている主人公は、子供の頃から心配されたり異物として排除されたりするために、家族からは「治そう」とカウンセリングに連れていかれていた。 普通とは? その人にとっての普通が、大多数の人の普通と違っていると、とても生きにくい世の中である。 印象に残ったフレーズが、「普通の人間っていうのは、普通じゃない人間を裁判するのが…

  • 埼玉県の日光東照宮?妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)を満喫

    国宝 御本殿 平成24年7月9日指定奥殿・中殿・拝殿よりなる権現造。斎藤別当実盛公が聖天宮を開創されてから何度も修復・再建されて来ましたが、江戸時代初期、災火のため中門を残して焼失。現存する御本殿は、江戸時代中期に再建されたものです。妻沼聖天山 日光東照宮を思わせる、江戸後期装飾建築の到達点の技術 貴惣門(きそうもん) 岩国藩(山口県)が、妻沼の復興工事を命じられました。藩士の中には、有名な錦帯橋(岩国市)の架けかえをした長谷川重右衛門はせがわじゅうえもんがいました。造営中の聖天堂を見た重右衛門は、貴惣門きそうもんの設計を思い立ち、正清に設計図を託します。この時から100年余りを経た嘉永4年(…

  • 都道府県魅力度ランキング最下位の茨城県の魅力を伝える

    日本三大名瀑の袋田の滝 私の出身は栃木県で、お隣が茨城県、そして現在は埼玉県在住。 なんと、この三県はいつも魅力度ランキングの最下位争いの常連。 今回は2023年度の最下位である、茨城県を観光してきたのでお披露目します。 歴史的に有名な日本を代表する滝3つを選んだ日本三名瀑。 一般的には日光の華厳の滝、熊野の那智の滝、奥久慈の袋田の滝が日本三名瀑だそうだ。 これだけでも、3つのうち2つが栃木県と茨城県だ。 そうそう、今回は寄らなかったけれど、日本三名園のひとつは茨城県の偕楽園。あとは石川県の兼六園、岡山県の後楽園。 三名瀑、三名園では弱いのかしらねぇ。 お次は、 竜神大吊橋 竜神峡にひろがるV…

  • ヘミングウェイ「日はまた昇る」守屋陽一訳を読んで

    第一次世界大戦を経験した若者が、自堕落に過ごす日々・・。 終始、お酒を飲んで、酔って、喧嘩して、食べて、遊ぶ。 ヘミングウェイ自身と、一緒にスペインを訪れた7人の友人がモデルで、イギリス人の貴婦人ブレット・アシュリーを奪い合う。 何なの、この人たち、と思いながら、何かが待ち受けてるんだと読み進めたけれど、そのままラストを迎える。 守屋陽一さんの解説を少し 処女作というものは、かならずしも読みやすいとはかぎらない。作者は読者のことなど考えない。自分一人のことでいっぱいだからだ。彼もこの小説の中でみせびらかせたいものを、ずらりとならべてみせたのである。パリの風俗、釣り、パンプローナの祭り、闘牛、流…

  • 埼玉県の嵐山、嵐山渓谷を散策

    嵐山(らんざん)渓谷の紅葉 埼玉県の「嵐山渓谷」は、らんざんと読みます。 昭和3年秋、日本で初めての林学博士・本多静六博士が当地を訪れて、美しい景観を眺め、京都の嵐山の風景によく似ているとのことで、“武蔵国の嵐山(むさしのくにのあらしやま)”と命名されたそうです。 紅葉の美しさは、本当に素晴らしかった。朝早くに訪れれば、人も少なく、紅葉を独り占めできて、穴場スポットです。 嵐山渓谷の入り口 遊歩道 S14年にここを訪れた与謝野晶子の歌碑 「比企の渓 槻の川 赤柄の傘を さす松の 立ち竝(なら)びたる 山の しののめ」 与謝野晶子歌碑近くのすすきが原 山頂から 渓流の岩畳 色とりどりの自然が織り…

  • 靖国神社から神田古書店を散策

    参道のイチョウ並木 初めての靖国神社。 黄金色のイチョウが出迎えてくれた。 靖国神社 遊就館 遊就館は、英霊のご遺書・ご遺品をはじめ貴重な史資料が展示されている施設。常設展だけでも10万点に及び、刀剣類・武具甲冑・武器のほか、大型兵器も展示されています。22部屋の展示室と2つの映像ホールより構成されて、2時間かかりました。 その時に感じた気持ちも、日が経ってしまうと忘れてしまう。こうして書くことを整理していると、ああ、いけない、今日と言う日は2度とないんだと。彼たちのことを想うと、私たちはどんなに幸せか、大切な人を大切にすることを忘れないようにしたい。 知覧特攻基地の特攻の母として知られる、ト…

  • パーキンソン病でも「好きなことをしたい」を叶えられるように

    私が担当させていただいているNさんは、30代でパーキンソン病を発症。 若くして難病を抱え、入退院の生活を繰り返してきたため、家族以外の人と関わることがとても怖い。 現在は69歳になる女性だけれど、40代位にしか見えずとても可愛らしい。 近くにお母さん、弟さんが住んで手助けをして独り暮らしをしている。 毎日、看護師さんやヘルパーさんが支援をしている。 パーキンソン病は体が動かなくなってしまうため、日中は動けるようにお薬を調整しているけれど、効いていないときは寝がえりも自分ではできない。 だから、動けるときは好きなお掃除に熱中してしまう。やせているので狭いところに入り込んで抜けられなくなり、そのう…

  • 秋晴れの中、念願だった富弘美術館へ

    富弘美術館からの景色 障がい者施設に勤務している頃に富弘さんの作品を知って、1度行ってみたいと思っていた。 その富弘美術館は、草木ダム湖に面したすばらしい景勝地にありました。 散策路からの景色 富弘美術館 シャボン玉をイメージした正方形の建物で、円筒状の大小33の部屋があつまった廊下も柱もまったくない造りとなっているそうです。 中学教師となりクラブ活動の指導中、不慮の事故で頸髄を損傷し、24歳で手足の自由を失った星野富弘さんは、口に筆を加えて文や絵を描くようになります。 どこまでも優しく美しい作品を観ていると、自分の小ささを思い知り、生きることのすばらしさを教えてもらえます。 富弘美術館のパン…

  • ラディッシュ(二十日大根)で3品作ってみた

    道の駅で手に入れたラディッシュ 新鮮なラディッシュが、120円というお値打ちで手に入った。 思わず安さと可愛さで買ってしまったものの、自分で料理をしたことがなかった。 1品はぬか漬けと決めていたけれど、他の食べ方を調べて作ってみた。 マリネ マリネ いつもの紫キャベツのマリネに、スライスして混ぜるだけ。 癖がないので入れるだけで美味しい。 ラディッシュの菜飯 ラディッシュの菜飯 葉は30秒ほど湯がいて冷やすと、綺麗な緑色。それを細かく刻んで、丸くて赤い根の部分をスライスして、塩揉みしてしっかり味を付ける。あとはゴマと一緒にご飯に混ぜるだけ。見た目も綺麗だけれど美味しかった。 ラディッシュのぬか…

  • 秋の京都散策:京セラ美術館・東寺・イケメン仏像 編

    京セラ美術館前から 3日目最終日は、平安神宮となりの京セラ美術館から。 京セラ美術館 竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー 京都市美術館開館90周年記念展 竹内栖鳳の約130点を堪能。 唯一カメラOKだった、晩年の作品 お庭も素敵でした kyotocity-kyocera.museum そしてお昼ご飯へ 志る幸さんの名物、利休弁当 まろやかな白みそのお汁、ねぎのぬた、ひとつひとつが美味しくてほっこり。 shirukou-kyoto.jp 京都最後の散策は 東寺の五重塔 美しいですねぇ そして、もうひとつの美しいものに出会える東寺。 日本一イケメンと言われる仏像、帝釈天さまが講堂にいらっしゃる。 東…

  • 秋の京都散策:二条城・嵐山・広隆寺 編

    二条城のお堀 二日目は二条城から巡る。 時代小説のブログでも書いたことのある、家康と秀吉の嫡男である秀頼が会見をした二条城。そして、大政奉還の舞台となった二条城。 二条城の正門、東大手門 秀頼がここを歩いたのかな・・とか思いながら 二の丸御殿の正門、唐門。奥に見えるのが二の丸御殿 国宝である二の丸御殿の内部は、部屋数33、約800畳という広大な空間となっています。安土から江戸時代にかけて活躍した近世日本を代表する画家集団狩野派による障壁画や、極彩色の彫刻や金の装飾など、まさに豪華絢爛な造りになっています。また、御殿の廊下は歩くと鳥が鳴くような音がすることから、鶯(うぐいす)張り」と呼ばれていま…

  • 秋の京都散策:貴船神社・下賀茂神社・鴨川編

    貴船神社 11月12日~11月14日の3日間、紅葉が始まってきた京都へお散歩の旅へ出かけてきた。 1日目は京都駅のコインロッカーに荷物を預けて、貴船神社へ。 貴船川沿いの川床 帰り道 絶品のだし巻き玉子サンド 川床料理で有名な『料理旅館ひろ文』の板前さんが、沿道で注文を聞いてから目の前で焼いてくれるだし巻き玉子。想像以上の美味しさでした。 hirobun.co.jp 叡山電車の展望列車「きらら」 展望列車「きらら」の車内から 2023年11月3日~26日まで、もみじのトンネルを徐行運転してくれます。 eizandensha.co.jp 鴨川に近い、「ごん蔵」さんのカレーうどん 九条ネギのシャキ…

  • ヘミングウェイ「海流のなかの島々」訳:沼澤洽治を3週間かけて読了

    今週のお題「最近読んでるもの」 洋書を読んだ記憶は、高校生の時にマーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」くらいで、最近では2~3年前にヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読んだ。 一つの作品を読み終わるのに3週間かかったのは初めての経験だ。 時間がかかった要因のひとつは、最近の朝の通勤電車が混み過ぎて、本が開けない。次に、カタカナ名前で登場人物が多いと覚えられなくて、何度もページを行ったり来たりして遅々として進まない。時代小説の場合は、同じような長い名前でも、漢字なので読めなくてもその人が漢字としてイメージできてしまう。 マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」は、映画が大好きだ…

  • 【作り置きおかず】ゴボウの漬物、鶏つくね、BEATLES最後の新曲を聴きながら

    鶏つくねと蒸しカボチャ 週末は「作り置きおかず」の巻き。 今回は、鍋用に鶏つくねを作って冷凍にする。 冬は週のうち半分以上は鍋になるので、鶏つくねがあるととても便利。 鶏つくね、シューマイは作った方が簡単だし、絶対に美味しい。 【鶏つくね】以下の材料を全部混ぜるだけ 鳥ミンチ(ムネでもモモでも) ネギのみじん切り 生姜のすりおろし(チューブで十分) 塩コショウ 酒少々 【蒸しカボチャ】 これは適当に切って、シリコンスチーム鍋でレンジで5分チンするだけ。 冷凍にしておいて、食べるときに食べる分だけ出してお弁当の1品にしたり。 つぶしてカボチャサラダ マヨネーズかけてトースターで7~8分 酒、みり…

  • 秋の「あしかがフラワーパーク」と佐野ラーメン

    アメジストセージが見頃 15:00にて入替制の昼の部に行ってきました。 2022年3月に全国ランキング第1位にて日本三大イルミネーションに選ばれた、イルミネーション「光の花の庭」が開催中。 2023年10月18日(水) ~ 2024年2月14日(水) 夜の部 15:30~20:30(土日祝は21:00まで)※11/3~1/8は 平日21:00、土日祝は21:30まで営業 点灯開始 17:00頃より点灯開始※11/1~1/8は 16:30頃より点灯開始 入園料金 大人1300円 子供700円 薔薇も 香る薔薇と香らない薔薇があるのは何故 今の時期は花の種類が少ないので、昼の部は人が少なくてゆった…

  • 「41歳からの哲学」池田晶子:生きても死んでも大差ない

    ちょっとしたきっかけで手にした哲学の本。 41歳から・・これは実年齢とはかけ離れています、念のため。しかし、残念なことに精神年齢はもちょっと低いと思う。 本書は、「週刊新潮」で「死に方上手」のタイトルで連載されたものを集めた書籍だそう。 本書の冒頭から「生きても死んでも大差ない」という名言に出くわし、面食らったものの、妙に納得している自分がいた。 どういうことか。 戦争や、北朝鮮からのミサイルなど、池田晶子さんにとっては、「それがどうした」なのである。 歴史は戦争の繰り返しである。人はそんなものに負けてもよいし、勝った者だってありはしない。自分の人生を全うするという以外に、人生の意味などあるだ…

  • 奥日光を散策して、紅葉と森林浴を満喫

    千手が浜と紅葉 秋晴れの中、奥日光を散策。 千手が浜からの絶景 中禅寺湖がこんなに美しいなんて知らなかった。(出身県なのに) 中禅寺湖の西の端にある南北2キロにわたる浜で、周辺には樹齢200年以上のミズナラやハルニレなどが林をつくる他、6月にはクリンソウが咲き誇る自然豊かな環境です。日光旅ナビ 千手が浜から森へ 澄んだ空気、せせらぎの音、色とりどりの木々たち、贅沢な空間。 今にも、森の精こだまたちが出てきそう 秋の小田代ヶ原 小田代原の標高は、約1,400メートル。日光国立公園の特別保護地域および特別地域に指定され、環境省の「日本の重要湿地500」、湿地の保存に関する国際条約である「ラムサール…

  • 関東最強のパワースポット「三峰神社」へ初めてのお参り

    三峰神社の「随身門」 埼玉県秩父市の標高1100メートルの山上にたたずむ三峯神社。 自然のパワーがあふれる関東最強のパワースポットといわれ、注目は樹齢800年といわれるご神木からいただける“気”。また、境内にある「遥拝殿」は、運がよければ雲海も見える絶景ポイントとして人気だと言う。 やっと、念願の三峰神社へ行ってきた。 ご神木を従えた拝殿 そして、神社の多くは、一対の獅子のような狛犬が置かれていると思うが、三峰神社は”狼”なのだ。 日本で数少ない珍しい「三ツ鳥居」が修繕中だった その狛犬ならぬ対の狛狼は、拝殿までにそれぞれ違う5組が鎮座されていた。 調べてみたら、東洋経済ONLINEで詳しく紹…

  • サイクリングで旧坂東家住宅見沼くらしっく館を見学

    囲炉裏の火入れ 10月7日の土曜日、とても良いお天気でサイクリングに行ってきた。 さいたま市内にある、東京ドームの2.3倍の見沼自然公園の近くに「旧坂東家住宅見沼くらしっく館」はある。 さいたま市指定有形文化財「旧坂東家住宅」を、建築当初の位置に解体復原し博物館として利用されている。生きている民家をテーマに、季節の行事の再現とその公開、建物を利用した様々な展示やイベントが催されている。 私が行ったときは、囲炉裏の火入れがされていて、藁ぶき屋根の虫退治?だったか、煙で燻してるらしい。 旧坂東家住宅見沼くらしっく館 江戸時代の末、安政4年(1857年)の建立で、式台を持つ格式の高い住宅で、建坪は8…

  • 重松清「その日のまえに」を読んで問う、また誰かを愛してもいいですか

    「その日のまえに」の”その日”とは、そう、最期の日のことだ。 裏表紙の紹介文は 僕たちは「その日」に向かって生きてきた。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか・・・。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。 この3年近く時代小説を読んできたきっかけは、現実逃避に最適だからだった。頭の中は江戸時代や戦国時代にタイムスリップして、現実を忘れてのめり込める。そうすることで、亡くした夫のこと、自責に苦しんだりする時間を作らないようにできた…

  • 健康的に太る計画(4)2000kcalを食べ続けて1か月半どうなったか

    通勤とタローの散歩で1日1万歩以上歩いている。 太るためには消費カロリーより摂取カロリーを増やさなければならない。 という事で、1日2000kcal摂取を目標にがんばって食べて来た。 3か月で49kgの目標設定をして、今現在が ↓ 一時的に急な山があるのは、外食とアルコールが入った時。 やはり食事内容は正直で、そのままグラフに現れる。 それにしても、食事管理アプリの「あすけん」は本当に便利。 revivel.hatenablog.jp 【ある日の食事内容(1814kcal)】 <朝食(412kcal)>サプリメント(マルチビタミン) 1粒BAKEDオーツ ナッツ&シード 1人前牛乳(120ml…

  • 「限りある時間の使い方」を読んで、意味のある人生を自分に問う

    全米ベストセラーのオリバー・バークマンさんの本書、誰かが紹介していて気になって購入したまま積読本になっていた。 突然、むくっと読む気になって週末に一気読みした。 人の平均寿命は短い。ものすごく、バカみたいに短い。 中略 80歳くらいまで生きるとして、あなたの人生は、たった4000週間だ。 だから、人生は時間の使い方そのもの・・ということで、タイムマネジメントの指南書は多く存在している。 本書は違った。 生意気なタイトルにしてしまったけれど、大げさではなく、自分にとっての意味のある人生を考えさせられてしまったのだ。 響いたフレーズをいくつか紹介。 ・今を犠牲にしつづけると、僕たちは大事なものを失…

  • 【アミノ酸スコア】健康的に太る計画(3)プロテインでγ-GTPが急上昇!

    7月に血液検査をする機会があった。 そうしたら、γ-GTPが・・ γ-GTPが急上昇 人生で肝機能の数値が上がった事なんて、1度もなかった。 今年初めの職場の検診でも、γ-GTPは10台だった。 この1年近くアルコールは1滴も口にしていない。 薬も服用していない。 思い当たるのは、筋肉を付けたくて飲み始めた「プロテイン」しかない。 1日大匙2杯を約半年。 「プロテイン γ-GTP」で検索してみたら、やはり上昇している人の記事をみつけた。 でも、もしかしたら他に原因があったらいけないし、恐らくでブログに載せるのは良くないと思って、プロテインを3週間止めて再検査をした。 結果は、20台の基準値内に…

  • 生のゴッホ「ひまわり」と山下清展 100年目の大回想を観てきた

    ゴッホ「ひまわり」 山下清展を観たくて、新宿のSONPO美術館を初めて訪れた。 「ひまわり」が観れることを知らなくて、ワクワクドキドキ。 しかも、写真OKなのだ。フラッシュなしでだけど。 ガラス越しとはいえ、生の「ひまわり」に感動でした。 オーラが・・ 調べたら、今年の1月に偉いニュースになっていたのですね。元所有者の遺族が返還請求していると。なんか、おかしなお話しですけど。 そして、山下清展です。 生誕100年て、池波正太郎と同級生?? 迷っていたけれど、とても良いという口コミ、9/10(日)までなので、台風の中行ってきました。 長岡の花火 小学生の時に施設に預けられた清が、貼り絵に出会って…

  • 侍好きが「大空のサムライ」を読んだ

    10年以上前に「永遠のゼロ」を読んでから零戦に興味を持って、当時も坂井三郎さんの本を読んだ記憶がある。 今回はどこかのブロガーさんが紹介していて、終戦記念日の8月という事もあって手に取ったけれど、読み終わらず9月になってしまった。 「大空のサムライ」は、終戦まで生き延びたエース・パイロットの坂井三郎さんの回想記である。 印象的な部分の一つを。 ある攻撃の帰途、味方の零戦がエンジンをやられて速度が落ちてフラフラしている。そばに寄り添って飛ぶしかない。他にも友軍機が集まってきて、風防を開けて励ます。そのうち山の斜面が迫り、「自分は敵地に引き返して自爆する。」と反転して引き返してしまう。坂井は苦悩す…

  • 映画「春に散る」を、おひとりさま鑑賞した結果、原作に程遠かった

    原作が良かったので、観てきました。 沢木耕太郎の原作「春に散る」を読んで、野蛮なイメージのボクシングが苦手ではなくなったという感想だった。 revivel.hatenablog.jp 役者さんは良かった。 黒木翔吾役の横浜流星は、空手の世界チャンピョンという経歴で、ボクシングシーンはとてもリアル。 佐藤浩市は文句なく、片岡鶴太郎もすごく良かった。 橋本環奈ちゃんは、普段のイメージとは真逆の役がとても良かった。 山口智子も久しぶりに映像で観れて嬉しかった。 原作の良い部分がかなり端折られていて、残念だったなぁ。 きっと原作を読まずに観れば、感動したのかもしれない。 隣の客席の人のすすり泣きが聞こ…

  • 【作り置きおかず】副菜やお弁当が楽ちん

    紫キャベツのマリネとミョウガの甘酢漬け 夏にピッタリ、お酢を使った作り置きおかず。 色どりも良いので、お弁当に丁度良いのです。 1週間以上持つけれど、美味しいので1週間以内に食べきっちゃう。 そして、紫キャベツの栄養価のすごいことよ。 まず、紫の色の元、アントシアニンは抗酸化作用があり、身体のサビを取り除いてくれる効果がある。身体の老化を進行させる活性酸素の発生を抑えてくれるので、シミ・シワ・物忘れ・血管の詰まりを予防してくれる。 そのうえ、ビタミンC・リン・カリウム・カロテンは通常のキャベツよりもうんと多く含まれているというのだ。 そこで、マリネ。 マリネがAGEs*1対策に良いというのだ。…

  • 【アミノ酸スコア】健康的に太る計画(2)食事管理アプリ「あすけん」は便利

    夏野菜の素揚げカレーライス(唐揚げ2個トッピング) 大宮駅構内の玄米食堂あえんで、久しぶりに外食をした。 本当は焼きサバ定食を頼みたくて入ったのに、人生で絶対にオーダーしないメニューを食べた。 外食でカレーライスを頼むことは、まずない。 野菜が少なすぎるし、唐揚げも本当は食べたくない。 なぜ頼んだかといったら、太る食べ物ランキングで、カツカレーが第1位だからだ。 カツがなかったので、唐揚げで代用。 鶏肉は、アミノ酸スコア100なのでね。 摂取カロリーを増やして、捕食もして、およそ2週間、外食前日の記録がコレ。 体重:45.7kg(+0.2) 体脂肪:18.1%(+0.2) ほとんど変わらなくて…

  • 「修羅走る 関ケ原」を読んで、関ケ原の合戦とは何だったのかを思う

    関ケ原の合戦について、遠い昔にそんなことがあったくらいしか知識がなかった。 時代小説をむさぼり読むようになって、約2年半。 特に池波正太郎の作品は、戦国時代、江戸時代、幕末、それぞれが面白くて、自然に日本の歴史に興味を持つようになった。 目についたものから読んでいったので、時代背景の順番はバラバラ。 1冊、1冊は点でしかなかった。 ところが、前回の和田竜さんの「のぼうの城」を読んで、今回の「修羅走る 関ケ原」を読んだことで、これまで読んできた点の作品が、ジグソーパズルのようにつながったのだ。 とても恥ずかしいのですが、「修羅走る 関ケ原」を読み始めて、関ケ原の戦いが、徳川家康VS石田三成だった…

  • 留守番のトイプードル、暑くてのびてた

    トイプードルのタロー 買物から帰ってきたら、この有り様。 あまりの格好にパシャリ。 いつもは足音だけでわかるらしく、鍵を開けるときには玄関まで迎えに来てくれるのに。 仕事の時は11時ごろに扇風機のタイマーが切れて、エアコンが入るように設定して出かけている。 だから、家に着くと涼しくて、「タローは幸せやねぇ」と、タローを羨ましがっていた私。 今日は日曜で、スーパーから帰ってくるのも10:30頃だから、扇風機だけで留守番をさせていた。 仕事に行っているとき、いつも、こんなんなってるのかしらん。 エアコンなかったら大変。

  • アミノ酸スコアを気にして、健康的に太りたい①

    そう、ただ太るのじゃなく、綺麗に健康的に太りたいのだ。 身長:159cm 体重:45.5kg(理想体重はプラス10kgだけど、あと5kg太りたい) 体脂肪:17.9%(女性平均値は20%~29.9%) BMI:18 30代くらいまでだったら良いかもしれないけれど、歳を取ってからは良いことはない。 体力がなくて、この猛暑もしんどくて干からびそうになる。 シワも増えるし。 これまで50kgを超えた記憶はなく、長年48kg前後だった。 今年になってから、特にこの1~2か月で減り続けて心配になってきた。 45kgは切りたくない! 1ヵ月ほど前に、膵炎の症状でのたうちまわる腹痛が10年ぶり位にきた。 2…

  • 映画「のぼうの城」は面白かったけど、小説はもっと面白かった

    豊臣秀吉が天下統一をとるときに、最後まで陥落することなく、唯一落とせなかった城として名を残すことになった忍城(おしじょう)の戦い。 のぼうの城の忍城は、現在の埼玉県行田市に位置し、史実に基づいたお話です。 読後はもう 爽快! 清々しいことこの上ない。 <ネタバレあり> 1590年(天正18年)、小田原城の支城である忍城の総大将が主人公の成田長親=のぼう様(でくのぼう)。 脇を固める武将の正木丹波、柴崎和泉守、酒巻靭負がそれぞれにカッコいい。 そして、豊臣方の忍城攻めの総大将は石田三成で、脇を固めるのは、大谷吉継、長束正家ら。 ちなみに、大谷吉継は、あの芦田愛菜ちゃんの1番好きな武将。 7月22…

  • 永遠に聴いていたい、観ていたい、音楽映像ーWe Are the World

    youtu.be 昨夜、YouTubeでブルーノ・マーズを探していた。 そうしたら、「あ、懐かしい」と目についた、We Are the Worldを開いてみたら。 もう、涙と鼻水でぐしょぐしょ。 それからずっと、リピートのしっぱなし。 音楽ってすごいな。 感動。感動。感動。 * Lionel Richie* Stevie Wonder* Paul Simon* Kenny Rogers* James Ingram* Tina Turner* Billy Joel* Michael Jackson* Diana Ross* Dionne Warwick* Willie Nelson* Al Ja…

  • 夫に先立たれて4年目、映画「君たちはどう生きるか」を一人で観てきた

    宮﨑駿「君たちはどう生きるか」 なんか、自虐的なタイトルですみません。 これが言えるようになったということが、自分凄いな、と自分に感心しているのだ。 観たいと思いながら、一人では行く気にならずもんもんしていた。 そうしたら今日、無性に力がみなぎってきて、「行こう!」と思い立ってすぐにPCで11:10からを予約していた。 急いで着替えてお化粧して、電車に乗って行ってきた。 今回の宮﨑駿作品は、宣伝しないのが宣伝らしく、興行収入は初動4日間だけで比べると『千と千尋の神隠し』を超える記録だそうだ。 で、映画開始直後からニュースを気にしていたのだけれど、評価が二極化していると。 そして私の感想は、独り…

  • 直木賞受賞作「利休にたずねよ」は、千利休切腹の謎を解き明かしていく物語

    新たに、時代小説作家さんを探してたどり着いたのが、山本兼一さん。 最初に選んだ作品が、第140回直木賞受賞作、「利休にたずねよ」。 PHP文芸文庫紹介文 女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ男・千利休は、おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に対峙し、天下一の茶頭(茶の湯をもって主君に仕える人)へと昇り詰めいていく。しかし利休の研ぎ澄まされた感性、艶やかで気迫に満ちた人生を生み出した恋とは、どのようなものだったのか。思いがけない手法で利休伝説のベールが剝がされていく。 元は魚屋に生まれ、武士ではない利休が、なぜ秀吉から理不尽な切腹を命じられたのか。 そして、秀吉も本意ではなく、謝ることで許…

  • 生まれて初めて「ぬか漬け」にトライしたら大成功で、便秘も解消

    ぬか漬け、上手くできました。 上手くと言っても、初挑戦としては大成功です。 ぬか漬けをたくさん頂く機会があって。 苦手なニンジンも美味しくて、ボリボリボリボリ。 結構な量を食べました。 そうしたら、自然なお通じが、うん十年ぶりに訪れた。 この感動を、便秘の人に教えてあげたい。 これは発酵食品のぬか漬けで、腸内環境に変化があったのだと思う。 便秘に良いと言われるものは何でも試してきたけれど、ぬか漬けがこんなに効果があるなんて大発見でした。 これは、自分でもぬか漬けをやらないといけない。 調べると、簡単セットというヌカが売っているというので、スーパーで見つけて来た。 私が買ってきたのはこちら。 お…

  • 【日本を守る】2023年、ゲノム編集されたトマトの苗が全国の小学校に配布

    2021年に、家庭菜園で無料でゲノム編集トマトの苗が4000人に配られ、 2022年、障がい児施設にも無料でゲノム編集トマトを配布され、 2023年、小学校の子供たちに学校でゲノム編集トマトを育てさせて食べさせると。 アメリカでは民間認証のNon-GMOマーク(遺伝子組み換え・ゲノム編集でないことを示すマーク)が作られると、4年間にNon-GMOマークの売り上げが5倍になり、企業も売り場面積を広げたりと行動が変わっているという。 日本人は実験台になっているという事を知って、本当に日本はどうなっているのだと恐ろしくなる。 せめて、ゲノム編集されていないものを選択できるように、OKシードマークの普…

  • 和田竜 著「小太郎の左腕」は、鉄砲集団雑賀衆の11歳の最終兵器・・

    鉄砲集団「雑賀衆」とは 「村上海賊の娘」「忍びの国」などは、かなり史実に基づいた作品であったけれど、今回は戦国時代が舞台のフィクションである。 フィクションではあるものの、「村上海賊の娘」にも登場していた、戦国最強の鉄砲傭兵集団「雑賀衆」の神の子が、タイトルの小太郎だ。 主人公は戦国時代の典型のような猛将、半右衛門。敵である隣国の喜兵衛も素晴らしい武将で、敵でありながら誰よりも互いに信頼している。武辺を誇る武将達の、真っ直ぐに乱世を生き抜く漢っぷりはカッコよくて、一気に読める。 そして合戦の凄まじさは、まるで自分の眼で見ているかのような臨場感で、和田竜さんの見事な筆致に大興奮する。 純粋な少年…

  • 鹿児島へ散骨に行ってきた

    上空から、夏の富士山 先日、ネットの記事が目に留まった。 高度経済成長の真っ只中、日本の音楽シーンの頂点に君臨した孤高のアイドル、ジュリーこと沢田研二の記事。 妻である田中裕子との仲睦まじい様子だった。 スーパースターは短命だ。マリリン・モンロー、エルヴィス・プレスリー、マイケル・ジャクソンetc 不特定多数の視線を常に浴び続ける人生は、尋常じゃない不安とストレスであろう。 沢田研二は酒に溺れることなく、クスリなど必要としない。その依存することのない日常は、かけがえのないパートナーの田中裕子の存在があるからなのだ。 胸の奥にストンと落ちた。 かけがえのないパートナーを得ている人は幸せだ。 もし…

  • 池波正太郎著「獅子」は、徳川に付いた真田昌幸の長男、信之のものがたり

    かの関ケ原の戦いで、西軍に付いた父の真田昌幸、弟の幸村と別れ、家康の養女を妻にした長男の信之は東軍に属し、家康に評価されていたということは知っていた。 次男の真田幸村は、不利と分かっていても最期まで豊臣に付き、大坂冬の陣・夏の陣で後世にまで名を残した。彼の勇姿は、時の戦国武将達をも深く感動させたという。 徳川家康から真田信之を通じて、寝返るよう誘いを受けていたが、義を貫いて敗者の豊臣方に付き、人生の最期を華々しく飾って散った真田幸村。 人気があるのは仕方がない。私も真田昌幸・幸村親子が大好きだ。 その点、徳川に付いた真田信之には、あまり良い印象を持っていなかったけれど、「獅子」を読んで好きにな…

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