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フルータリアンの備忘録 https://ffox.hateblo.jp/

フルータリアンとは、果物を主食にしているベジタリアンのことです。『フルータリアン・ダイエット』の著者です。

フルータリアン実践者が自分自身の勉強のために、いろいろとメモを残しています。

フルータリアンの備忘録
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2020/08/09

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  • 近代食は先住民族の歯を破壊してきた――虫歯の真の原因とは?

    本記事では 、1930 年代に実施された、先住民族の歯の調査について振り返ります。調査を行ったウェストン・プライス博士の専門は歯学であり、世界中の 14 種族の食事内容と歯の健康状態が調査されることになりました。この調査が興味深いのは、同じ先住民族でも、伝統的な食事を守っている地域もあれば、近代食の流入が進んでいる地域もあるという点です。ちょうど時代的にも、近代食が世界中に広がり始めた時期であり、近代食が先住民族の歯にどのような影響を与えるかをみる上でも絶好のタイミングだったと言えます。調査の結果と考察は、『食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響』(ウェストン・A.…

  • 酸化還元電位(ORP)の測定実験、やってみた――ブラック岩塩のパワー

    皆さん、塩はどんな塩をお使いでしょうか? いろいろなこだわりをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。 私は、ヒマラヤのブラック岩塩を愛用しています。 ブラック岩塩は、塩の中でもっとも酸化還元力が強い塩だといわれています。 酸化還元とは、酸化して錆びたものを元に戻すような働きのことです。 酸化還元力が強いほど、抗酸化作用が高くなります。 この酸化還元力を、実際に測定器を用いて測定してみようと思います。 今回は、5000円クラスの酸化還元電位計を用いました↓ 本測定器では、酸化還元電位(ORP)、pH値、水素(H2)、温度の4項目を測定することができます。 ■ 酸化還元電位(ORP)の測定 ・水…

  • レコーディングダイエット、やってみた――栄養摂取の見える化、フルータリアン食のリアル

    一部のダイエッターたちの間で、レコーディングダイエットが流行しているのをご存知でしょうか? レコーディングダイエットとは、一日の食事内容、摂取カロリー・栄養素、体重などを毎日ひたすら記録していくダイエット方法です。 なるべく数字として見える形で記録していくことで、自身の偏食傾向や栄養バランスを「見える化」することができます。 これを反省材料として、健康的な食生活のために更なる改善のヒントを探していきます。 レコーディングダイエットを実践している人たちのほとんどは、ダイエット(痩身)を目的にしていますが、私は個々の栄養素の過不足に興味があるので、個々の栄養素別に日々の食事記録をつけてみることにし…

  • パイナップルがダイエット(痩身)に最強なのは20世紀に証明済み?

    私は毎日、「生ジュース」「固形のフルーツ」「塩分を含むメニュー」の3タイプのフルーツメニューを楽しむことを心掛けています。この3つのメニューで空腹を満たしているうちに、気がついたら一日が終わっていて、ローフード率100%を達成できたということが多いです。高いローフード率を維持する秘訣は、「バリエーションを楽しむこと」、「いろいろなメニューの選択肢をもっていること」、そして「塩分コントロールに気をつけること」だと思っています。この3つのパターンについては本の中でも紹介したのですが、写真がなかったので、改めて写真と一緒に紹介したいと思います。(1)生ジュースのフルーツメニューメニュー例1:パイナッ…

  • 20年間ずっと同じ体重でした(実験結果)――細身のまま、体重は長期的に安定し続ける

    私はローフード生活を始めてから、ダイエットに成功してスリムになっただけではなく、驚くほど体重が安定するようになりました。 身長は170cmで、体重はいつも55kgです。 56kgを超えたことはなく、53kgを下回ったこともありません。 私のBMI(ボディマス指数)は約19で、「普通体重」の範囲である「18.5以上25未満」の下限近くで安定し続けています。 世間一般から見ればかなりの細身ですが、あくまで「普通体重」の範囲内であり、「低体重」(18.5未満)には届かないラインで安定し続けるのが面白いところです。 運動に関しては2~3週間に一回、エアロバイクを漕いで軽く汗を流す程度で、あまり熱心に運…

  • あわせて読むと面白い?――『メディカル・ミディアム』

    ローフードに興味のある人にとっておそらく興味深い本、だけど一見気付きにくい本として次のものがあります。『メディカル・ミディアム 人生を変える食べ物』アンソニー・ウィリアム (著), 辻谷 瑞穂 (翻訳)この本は海外では既にベストセラーになっていて、何百万という人が果物と生野菜の食生活に目覚めています。 本屋さんでは、人文系の「精神世界・スピリチュアル」の棚に置かれているので、少し探しにくいと思います。日本語翻訳版は4000円もするので、一度手に取って確かめたいという方もいるでしょう。日本語翻訳版としては本作が二作目になるのですが、一作目の『メディカル・ミディアム 医療霊媒』の方は電子書籍であれ…

  • 20 世紀日本で最も注目すべき食養家――栗山毅一

    日本の食養家というと、マクロビオティックをはじめとする玄米菜食の提唱者を思い浮かべる人が多いと思います。玄米菜食は伝統的な日本食に近い部分が多く、導入に対する心理的な抵抗も少ないことから一部では人気があります。その一方で、70 歳前後で亡くなっている提唱者・指導者たちも多く、一般の平均寿命と変わらない印象があります。寿命があまり変わらないのなら「自分の好きなものを食べて死んだ方がまし」とか「結局はバランスの取れた食事が一番大事」といった考えに落ち着く人が多いのにも納得がいきます。私は、20 世紀の日本で活躍した食養家の中で最も注目されるべきは、このような玄米菜食主義者ではなく、栗山式食事療法を…

  • オプションメニューとしての果実茶――ローズヒップの世界

    私は毎日、三つのカテゴリーのフルーツメニューを楽しむことを心掛けています。一つ目は生ジュース、二つ目は固形のフルーツ、三つ目は塩分を含むメニュー(アボカドサラダなど)です。この三つを消費しているうちに気がついたら一日が終わっていて、ローフードだけで一日を過ごすことができたということが多いのです。これに加えて、あくまでオプションメニューという扱いにはなりますが、果実茶も飲んでいます。「お茶も果実系なんだ」と突っ込まれたりもするのですが、お茶についても果実由来のものを選択することができるということです。そして、果実茶の効能を考えれば、それはそれで導入を検討してみる価値はあります。果実茶と言われても…

  • 冷凍フルーツでバリエーションをつける――フローズンメニューの導入

    冷凍フルーツを取り入れることで、単調になりがちな食生活に、バリエーションをつけることができます。冷凍ものの方が安価で、季節を気にせず年中楽しめるというメリットがあります。半解凍のまま利用して、フローズンスムージーやアイスクリーム風ミックスボウルなど、ひんやり食感のメニューを楽しむことができます。様々な冷凍フルーツが出回っていますが、よく見かけるのが、イチゴ、ブルーベリー、マンゴー、パイナップル、ブドウ、キウイ、ライチなどです。私は、このうち、冷凍ブルーベリーと冷凍マンゴーをよく利用しています。その一方で、冷凍処理による栄養損失について気にされる方もいるかもしれません。これについては後半で触れる…

  • フルータリアンの基礎は菜食にあり――知っておきたいロマリンダ食

    ■ フルータリアンにいたる道普通の食生活をしていた人が、いきなりフルータリアンの食生活を始めるのは珍しいことです。私の場合もそうでしたが、多くの場合、次のようなステップを経てフルータリアンに近づいていきます。ベジタリアン(菜食主義)↓ヴィーガン (完全菜食主義)↓ローフード (生菜食) の導入(生食率を30%→50%→70%と徐々に上げていく)↓フルータリアン(果菜食)それぞれの段階に応じて超えるべき壁のようなものがあり、少しずつステップを踏みながら体を慣らしていく方が、最終的には長続きします。実際、既にヴィーガンを実践していてローフードやフルータリアンに興味を持ち始めたという人の方が、長続き…

  • 葉物野菜は食べなくて大丈夫か――ベビーリーフでグリーンスムージー

    ■ フルータリアンの謎ほとんどそのような機会はありませんが、フルータリアンが複数名集まった場合に議論になりそうな話題が「葉物野菜は食べなくて大丈夫か?」というものです。これに関しては未だによくわからず謎のままです。フルータリアンはベジタリアンの一種ですが、まったく野菜を食べないという人も多く、そのために菜食主義者の中でも特異な存在として見られることもあります。果物率 100 パーセントのフルータリアンに実際にお会いしたことはありませんが、きっと素晴らしい健康状態にあるのだろうと想像します。逆に、栄養のバランスを意識したり、その他さまざまな理由で、意識して野菜を食べているというフルータリアンもい…

  • 生菜食主義と浄性の食事――霊的指導者サティヤ・サイ・ババ

    インドの霊的指導者サティヤ・サイ・ババ (1926 年 11 月~2011 年 4 月) は、20 世紀において、生菜食主義の普及に貢献した人物の一人かもしれません。2011 年 4 月の葬儀では、世界中の要人・宗教関係者を含む 50 万人の参列者が集まり、国葬で葬儀が執り行われました。インドで国葬されたのは、大統領など政治関係者を除けばマザー・テレサ以来であったことから、その影響力の大きさがわかります。日本でも一時サイ・ババ ブームが起き、何もない手の中からビブーティと呼ばれる聖なる灰や腕時計・貴金属などを取り出してみせる「物質化現象」が特に話題になりました。日本のテレビ番組では、半ば超能力…

  • 料理はどこまで必要か?そもそも必要か?――家事労働からの解放

    半分想像なのですが、フルータリアン男と相性の良い異性のタイプは、ずばり「料理が苦手な女性」なのかもしれません。これに関しては、世間一般男性とは全く反対です。「フライパンなんてもったことない」と面倒くさそうに言えたら立派かもしれません。なぜかというと、フルータリアンの世界ではそもそも料理をする必要がないからです。私の場合、果物をカットするナイフと生ジュースを作るためのミキサーぐらいしか調理器具を使いません。主婦業は大変とはよくいいますが、掃除・洗濯・料理とある中で何が一番大変かというと「料理」だと思います。私が知っているある主婦の方は、以下のルーチンを毎日繰り返しています。・朝早く起床後、家族全…

  • 合成洗剤対策――体のデトックス作用を妨げないために

    ローフードやフルータリアンの食生活を実践していると、体のデトックス作用が活発になります。このデトックス作用を妨げないためにも、併せて"合成洗剤対策"を行うことをオススメします。合成洗剤とは、石油から合成された合成界面活性剤を主成分とする洗浄剤のことで、私たちが日常的に使用している洗濯用洗剤、台所用洗剤、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ハンドソープ、歯磨き粉などが該当します。これら合成界面活性剤を、無添加の石けんや天然の泥に置き換えることで、体に接触する毒物を減らしていきます。合成界面活性剤は自然界には存在しなかった物質で、約 60 年の浅い歴史しかありません。この間、化学物質過敏症、アトピ…

  • 鹿を病気にする“人間の食べ物”

    神の使いとして手厚く保護されてきた奈良の鹿。昨今、消化器官を悪くするなどして病気になる鹿が増えているようです。マナーの悪い外国人観光客が増えたためです。本来、鹿に与えてよい餌は鹿せんべいだけなのですが、“人間の食べ物”を与えてしまうことが多いのです。ここでいう“人間の食べ物”とは主に菓子類やパン類などの加工食品のことです。マスコミの報道などでは、「“人間の食べ物”を鹿に与えないようにしましょう」といったマナーへの注意喚起で終わってしまうことがほとんどです。しかし、ここで考えたいのは、“人間の食べ物”が確実に野生動物の健康に悪影響を及ぼしているということです。逆の言い方をすると、人間とは、鹿を病…

  • 試訳『私はなぜ菜食主義者か――シカゴ・ベジタリアンソサエティでの演説』

    少し珍しい内容の演説を試訳してみました。『私はなぜ菜食主義者か――シカゴ・ベジタリアンソサエティでの演説』講演者:ジョン・ハワード・ムーア(1862–1916)(原題:『Why I Am a Vegetarian――An Address Delivered Before the Chicago Vegetarian Society』By John Howard Moore)動物学者による講演内容が後に小冊子になったもので、内容的にはベジタリアニズムに関するものです。発行年は1895年です(著作権は消滅しており、米国においてパブリックドメインとなっています)。自然科学系の学者がこのような題目で講…

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