明けましておめでとうございます旧年中はご訪問を頂きましてありがとうございます人通りもまばらな琵琶湖岸を歩いてきました煌めく波と川鵜の黒いシルエットが見事でした皆様に幸多かれと願う穏やかな新年でございます本年も宜しくお願い致します 小麦ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 6月句会のご案内時:6月24日(月曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 4階 会議室7投句〆切:6月21日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表します...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年5月26日 5月句会 全24句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
新撰組の土方歳三が、故郷の多摩石田村を離れ京都に行く際に残した句集がある。「豊玉発句集」の豊玉は歳三の俳号。司馬遼太郎の「燃えよ剣」に二、三の句が紹介されていて気になっていた。最近、岡田准一主演の映画「燃えよ剣」を見た機にまとめてみました。近藤勇が鈴木亮平、お雪が柴咲コウ、沖田は山田涼介で良い映画でした。(立日十) 豊玉発句集 全四十一句 差し向かう心は清き水鏡 露のふる先にのほるや稲...
水琴窟の窓辺で空とまぐわう 滝沢ゆき子もみじの手から未来 前畠 一博藺草に爪立て 少年の記の匂い 城 山自由な旅にいくつもの定刻 石井 一草シャワーを止めて屋根ごと雨に包まれる 小笠原玉虫むかえびはさけとさしみときゅうりもみ 飯島よしのぶ面接の日の眉を丁寧に描く 砂 狐砂時計少し遅らせ一日を引き伸ばす 黒瀬 文子裸...
支えあって生きる右手左手 井上 知子長男に生まれ死ぬまで草を刈る 河村 正浩帰って来る帰って行くそれだけの八月 島田 茶々さらさらと砂の熱さ 昆布並べ干す 渡辺 敏正ほんとうの事知りたくて穴を掘っている 小林万年青うちわの風で母が思い出している 小林万年青それぞれに過去があって打ち上がる花火 遠藤 雪兎付箋紙の青は海でもなく空でもなく 江口 啓...
マスク越しでも君を看る日日 浦城 亮祐やっと道ゆく形代が踊ってる 東乃政之助許すとは歩幅ゆっくり合わせゆくこと 山田 立美こんなにも鯉昇り群れてる子だくさん 遠藤 和暢鰯の群れ誰も手を挙げない 楽 遊 原墓にまっすぐ見られながら立ち去る 楽 遊 原沈んだ月が心の裏側を照らしている 楽 遊 原「シャツ裏ですよ」もう少し夫婦でいたい 鈴木 和枝...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年4月14日 4月句会 全26+2句 いつもの角を曲がると 夜桜が立ちはだかる 貞徳 弥生・昌平・日和呂・立日十 選・いつもの角を曲がるとの表現が軽くてウンウンと頷いてしまいます、その後に思...
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明けましておめでとうございます旧年中はご訪問を頂きましてありがとうございます人通りもまばらな琵琶湖岸を歩いてきました煌めく波と川鵜の黒いシルエットが見事でした皆様に幸多かれと願う穏やかな新年でございます本年も宜しくお願い致します 小麦ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 1月新年句会のご案内時:1月19日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室4投句〆切:1月16日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表し...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年12月22日 12月句会 全44句1 尺取虫のように前へ油売るだけの人生2 汗の手握る死人の片腕をきる3 舟漕ぐ海へ光やわらか4 獅子舞にかぶられる子供は懺悔5 隣り合う電柱に鳶鳴き競う6 冬晴れの硝子戸...
写真撮影:貞徳ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年11月17日 11月句会 全34句 1 喪失、知っていたけどこんなに大きな物だった2 涸れ井戸にグミの実落ちる3 こんないい月 猫と見ている4 エレベーターにピアノ独奏ドア開くと先は5 町内会「...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年11月17日 11月句会 全34句選句と鑑賞は後日掲載いたします。 1 喪失、知っていたけどこんなに大きな物だった2 涸れ井戸にグミの実落ちる3 こんないい月 猫と見ている4 エレベーターにピア...
泉の会 12月句会のご案内時:12月22日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室4投句〆切:12月19日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表し...
種田山頭火 行乞記 広島・尾道1933(昭和8)年11月1〜1933(昭和8)年12月27日十一月一日行乞のつかれと酒の酔とでぐつすり寝た。眼覚めたらすぐ起きるのが私の癖だ、起きたのは四時頃か、そこらを片付ける、さつぱりする、気持がいゝな。緑平老の温情そのものであるカワセを受ける、そして買物また買物、買へるだけ買つた。火鉢 三十銭 五徳 八銭……白米 四十八銭 酒 八十五銭……いそがしくてうれしい、うれしく...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年10月20日 10月句会 全36句 1 月が欠けてくれてうれしい 2 秋の夜風の中でローファーが早足 3 一人ずつ影を押し付けて消えて行く 4 ゆっくり網掛けてセミ逃げた ...
第8回 尾崎放哉賞 の締切(11月31日)が近づいています。応募がまだの方はお急ぎください。「咳をしても一人」「こんなよい月を一人で見て寝る」等、自由律俳句の名作を残した尾崎放哉。「尾崎放哉賞」は、放哉の愛した自由律俳句の魅力を世に広め、多くの方々に自由律俳句に親しんでいただくことを目的として自由律俳句を公募し、青穂の大会で表彰を行うものです。「青穂」代表 小山貴子詳しくは右記へ http://housai-shou...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年10月20日 10月句会 全36句選句と鑑賞は後日掲載いたします。 1 月が欠けてくれてうれしい 2 秋の夜風の中でローファーが早足 3 一人ずつ影を押し付けて消えて行く 4 ...
泉の会 11月句会のご案内時:11月17日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 4階 会議室8投句〆切:11月14日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表し...
俳句におけるレトリックに〈切れ〉があるが、その〈切れ〉の背後にある〈沈黙〉〈空白・無〉の認識は重要であろう。その〈沈黙〉〈無〉に関し、マックス・ピカートは次の様に述べている。 「〈沈黙〉は言葉の欠除ではなくして、存在を裏うちしている無の一つであって、沈黙は人間の根本構造をなすものの一つだ。」 「〈無〉」が単なる欠除ではなくて、むしろ無尽蔵であるように、沈黙も又一つの充実である」 言葉を素材として...
「恋の亡霊」で藤竜也との迫真の演技が記憶に焼き付いている。四十歳すぎでハードコアへの出演は全ての人が反対したらしい。小説家の吉行淳之介は兄、詩人小説家の吉行理恵は妹。冨士真奈美に誘われ俳句を始め、俳号は窓烏(まどからす)「おんなふたり奥の細道迷い道」に三十一句が掲載されていて、その中から好きな句を二十句選んでみました。 芋好きの男ニコニコよく眠る白桃や優柔不断もやさしさか冬薔薇昔兵隊だった人冬...
テレビドラマの「細うで繁盛記」でブレーク。牛乳瓶の底眼鏡で主人公 加代(新珠三千代)に毒を吐く。「かよ 犬に食わす飯はあっても おみゃーに食わせる飯はにゃーずら」は強烈だった。二十代半ばより俳句を作り、俳号は衾去(きんきょ)「おんなふたり奥の細道迷い道」に四十三句が掲載されていて、その中から好きな句を二十句選んでみました。 糞もしてさても忙はしきは鳥の恋香水やさてと別れを告げにゆく風花や虚空を...
九月二十九日、たまに通過するだけの道横に小さな森があり「融神社」の看板が立っていて、気になっていたので暇を見つけて寄りました。(とおるじんじゃ)と読みます。 大津市伊香立の「南庄の郷」棚田が広がる山間の静かな里山です。 源融(みなもとのとおる)は源氏物語「光源氏」のモデルの一人とも言われ地位や背景がよく似ています。 822年生〜895年死去。嵯峨天皇の皇子で源の姓を賜り臣籍におりましたが天皇にはなれ...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年9月15日 9月句会 全28句滴る汗に軍手はずした白い手だ 立日十 日和呂・人美・昌平・秋海棠 選・働いた証、自分をほめてあげたい(秋海棠)・農作業かなんかで思い切り汗をかいている。軍手をはず...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年9月15日 9月句会 全28句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
風が止まるとじわっと汗が吹き出し、空には夏が居座って秋の雲が見えません。ひたすら暑い日が続きます。今年は茄子・ピーマン・モロヘイヤが豊作。胡瓜・トマトは早々と枯れてしまった。八月末に蒔いた冬野菜はたくましく芽を出してくれましたが、ほうれん草はこの暑さに負け少しずつ枯れ消えていきます。先日からニラの花が満開、白い花を空に打ち上げるような姿が大好きです。予報では九月いっぱい夏の天気だそうで異常です。夏...
泉の会 10月句会のご案内時:10月20日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室2投句〆切:10月17日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表し...
早いものでブログを始めて三年七ヶ月が過ぎてしまいました応援してくださる皆様に熱く御礼申し上げますぼちぼちと焦らずに続けてまいります今年もよろしくお願いいたします ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年12月24日 12月句会 全26句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 1月句会のご案内時:1月21日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室9投句〆切:1月18日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...
『宮崎大地全句集』が外山一機・編集により令和四年に「鬣の会」から発行された。宮崎は昭和二十六年に生まれ、十七歳のころより「歯車」に作品を発表し始め、「歯車」では「大地惑星」を自称する心酔者たち(林桂、佐藤弘明、田口武)を生み出すほどであった。しかし宮崎は二三歳(昭和四十九年)で筆を折った。筆を折った原因は有名な「五十句競作」伝説である。「俳句研究」が新人発掘企画として「五十句競作」を昭和四十八年...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年11月23日 11月句会 全30句同窓会、返事を出さずに行ってみようか 貞徳 昌平・人美・秋海棠・日和呂・立日十・貞徳 選・びっくりしてくれるかな(秋海棠)・私もやってみようかなと同調してしまう...
山は見事に燃えていました12月なので 季語は 冬に入る でしょうか山粧う も使えそうですが実感は 山燃える です呆れたもので 季語は さほど気にしておりません自然を前にして感動するばかりです実家から見る山は雪の帽子をかぶって輝いていました車はスタッドレスタイヤに替えまして一段落良い一日でございましたメタセコイアの並木道北小松の紅葉箱館山の冠雪川鵜の中に白鳥も7〜8羽ランキングに参加中。クリックして応援...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年11月23日 11月句会 全30句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 12月句会のご案内時:12月24日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室3投句〆切:12月21日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて...
白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけれ白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふけふもまたこころの鐘をうち鳴らしうち鳴らしつつあくがれて行く 酒と歌 若山牧水 今まで自分のして來たことで多少とも眼だつものは矢張り歌を作つて來た事だけの樣である。いま一つ、出鱈目に酒を飮んで來た事。 歌を作つて來たとはいふものゝ、いつか知ら作つて來たとでもいふべきで、どうも作...
第7回 尾崎放哉賞 の締切(11月30日)が近づいています。応募がまだの方はお急ぎください。「尾崎放哉賞」は、放哉の愛した自由律俳句の魅力を世に広め、多くの方々に自由律俳句に親しんでいただくことを目的として自由律俳句を公募し、青穂の大会で表彰を行うものです。「咳をしても一人」「こんなよい月を一人で見て寝る」等、自由律俳句の名作を残した尾崎放哉。「尾崎放哉賞」は、小豆島の俳人、故 井上泰好氏の献身...
チカラシバ 日頃の散歩道のどこにでもある「草」空き地や砂利道や川の土堤隙があれば所構わず生い茂っている たくましい「草」たちエノコログサ・メヒシバ・チカラシバ・オオバコ・ミゾソバ等々その雑草たちは「ただの草」でその名を知る人は少ないせめて三つ四つは覚えたいと思います エノコログサ・オオバコを知る人は多いでしょうメヒシバ・チカラシバの名はどうでしょうか エノコログサと同じ所で混在している...
一羽のからすが The way a crow栂の木から Shook down on me揺り落とした The dust of snow雪の粉が From a hemlock tree 私の気持ちを Has given my heart切り替えて A change of moodくさくさした一日を And saved some partちょっぴり救ってくれた。 Of a...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年10月27日 十月句会 全28句 狐の夜店に妻のお面も並んでおった 立日十 昌平・人美・弥生・日和呂・貞徳 選・生きている妻なら怖いけど、もし亡くなっているならもっと怖い(貞徳)・昔...
アスファルトと側溝の隙間に「カルガヤ」が列を作っています木の葉はそれなりの色に染まってパラパラと落ちていますもう立冬なのにカルガヤはいくらか赤っぽいけれど黄色のまま例年ならこの時期にはもっと赤く染まっているように思うのですが先日まで夏日が続いていたのが原因でしょうか深まる秋とともに赤く染まるのだろうかいつもの散歩コースで見つけたちょっとした草の違和感ランキングに参加中。クリックして応援お願いします...
「一般的に知性に傾き哲学的・思想的・社会的な見解を持ってする西洋の評価と、感性に傾き情緒的・耽美的・個人的な理解による日本の評価との差異」が時に指摘されている。 この西洋の基になる認識は「二千年以上前からユダヤ・キリスト教の伝統が知の世界と感覚の世界、美しいイデアと醜い本能、精神と物質、魂と肉体を対立させてきた」という、二項対立的な西洋の概念にあるが、現在ではそれに対する反省や再考が促されている...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年10月27日 十月句会 全28句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 11月句会のご案内時:11月23日(木曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室6投句〆切:10月20日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて...
あめゆじゅとてちてけんじゃ でウッと詰まり、おらおらでしとりえぐも で堪えきれず涙が滲んだ。永訣の朝、松の針、無声慟哭は賢治の妹トシ子の最後を看取った日に書かれた(立日十)永訣の朝けふのうちにとほくへいつてしまふわたくしのいもうとよみぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ (*あめゆじゆとてちてけんじや)うすあかくいつそう陰惨いんさんな雲からみぞれはびちよびちよふつてくる (あめゆじゆとて...
宮沢賢治全集 中原中也 宮沢賢治全集第一回配本が出た。死んだ宮沢は、自分が死ねば全集が出ると、果して予測してゐたであらうか。 私にはこれら彼の作品が、大正十三年頃、つまり「春と修羅」が出た頃に認められなかつたといふことは、むしろ不思議である。私がこの本を初めて知つたのは大正十四年の暮であつたかその翌年の初めであつたか、とまれ寒い頃であつた。由来この書は私の愛読書となつた。何冊か買つて、友...
中原君の詩はよく讀んだが、個人としては極めて淺い知合だつた。前後を通じて僅か三囘しか逢つて居ない。それも公會の席のことで、打ちとけて話したことはなかつた。ただ最後に「四季」の會で逢つた時だけは、いくらか落付いて話をした。その時中原君は、強度の神經衰弱で弱つてることを告白し、不斷に強迫觀念で苦しんでることを訴へた。話を聞くと僕も同じやうな病症なので、大に同情して慰め合つたが、それが中原君の印象に殘...