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  • 5月句会のご案内

    野生化した諸葛菜 令和6年4月15日 立日十  撮影泉の会 5月句会のご案内時:5月26日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  地下1階 会議室10投句〆切:5月24日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを...

  • 北関東の桜

    京都の桜は散り、葉桜になりましたが北関東の桜は今が見頃でしょうか。 撮影:貞徳ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • R6-3-31 3月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年3月31日   3月句会 全30句初音告げ天涯孤独の友おくる 秋海棠 立日十・人美・弥生・貞徳 選・送っているあなたが存在するのだから、その友はひとりではありません(貞徳)・親類や縁者はいないけど...

  • 円山公園の夜桜

    句会後に円山公園の夜桜を見に行きました 令和6年3月31日 秋海棠:撮影ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 4月句会のご案内

    写真:京都円山公園の枝垂れ桜 秋海棠 撮影泉の会 4月句会のご案内時:4月14日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  地下1階 会議室9投句〆切:4月11日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いしま...

  • R6-3-31 3月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年3月31日   3月句会 全30句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 類句・類想の相似と相違 藤田踏青

    降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男 獺祭忌明治は遠くなりにけり 先行する作品 草田男の有名な作品に先行する作品があったのは驚きだが、「獺祭忌」の明治は正岡子規の限定されたものであり、「降る雪や」によって喚起される明治は、その対象の範囲がはるかに大きくて時代意識が鮮明に出ており、句柄の大きさが異なっている。 滝の上に水現われて落ちにけり 後藤夜半 昭和四年 滝の上人あらわれて...

  • 松本たかしの50句

    チチポポと鼓打たうよ花月夜これよりの百日草の花一つ海中に都ありとぞ鯖火燃ゆ麗や皆働ける池の鴨草堤に坐しくづをれて春惜む騒がしき風吹く春を惜みけり野蒜掘れば強きにほひや暮の春腰かけしまゝ寝ころびぬ縁の春春草や光りふくるゝ鳩の胸すこし待てばこの春雨はあがるべし目つむりて春日に面さらしをり残雪に椿落ちたり谷の坊苗代を見て来し心美しき西行忌我に出家の心なし流れつゝ色を変へけり石鹸玉毎日の朝寝とがむる人もな...

  • 京都高島屋の上村松園・松篁・敦之展

    弥生とはいえまだまだ寒い日が続きます車で通った道の脇に氷柱が光っておりました氷柱を見るのは一年振り 先日、京都高島屋で上村松園・松篁・敦之展を見た入場者は女性が九割以上と思われる会場の照明は極力抑えられ薄暗くほのかに浮かぶ舞妓芸妓たちの華やかさは見事でありました松園の絵は、安来市の足立美術館や展示がある度に見ていたが色彩と線の確かさに感動していた今回も改めて娘たちの艶やかさはには見惚れてしまう...

  • R6-2-24 2月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年2月24日   2月句会 全24句  パートタイマー純子の見上げる青空 人美 弥生・貞徳・立日十・昌平・秋海棠 選・映画のタイトルのような。そういう純子さんもアラセブ(around seventies)&nbs...

  • R6-2-24 2月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年2月24日   2月句会 全24句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 3月句会のご案内

    泉の会 3月句会のご案内時:3月31日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  4階 会議室7投句〆切:3月28日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...

  • 異世界の自由律俳句(2)

    鬼・妖怪変化の世界とは別に「異世界」の自由律俳句を調べてみた。(自由律俳句誌 青穂創刊号〜50号より抜粋)現実とは違う世界観を創作し詠んでいる不思議な句があり、各々作者独自のイメージを展開している。あくまでも個人の思いで選んでいることをご容赦願います。  突っ張った青い空へ時空の門 ゆきいちごすだれ越しに戦争が正座している 平岡久美子月影一斉に翻り庭いっぱいの雑魚がく...

  • 第七回 尾崎放哉賞 入賞作品 発表

    第七回 尾崎放哉賞 入賞作品第7回 尾崎放哉賞の入賞作品が発表されました。詳しくは下の色文字をクリック。http://housai-shou.com/ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 異世界の自由律俳句(1)

    鬼・妖怪変化の世界とは別に「異世界」の自由律俳句を調べてみた。(自由律俳句誌 青穂創刊号〜50号より抜粋)現実とは違う世界観を創作し詠んでいる不思議な句があり、各々作者独自のイメージを展開している。あくまでも私の思いで選んでいることをご容赦願います。 この分野で注目した作家は「久坂夕爾」氏、独自の世界観を構築されている。 ガガガ空に棲む空を遊ぶ空で交わる 久坂夕爾 「ガガガ」とは如何な...

  • R6-1-21 1月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年1月21日   1月句会 全29句森を行く風の音に睦言まじり 秋海棠 弥生・貞徳・立日十・人美 選・艶めかしい風。冬ではなく夏?冬なら怪談(貞徳)・姿は見えぬが途切れ途切れに睦言が風上から聞こえて...

  • 2月句会のご案内

    泉の会 2月句会のご案内時:2月24日(土曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  2階 会議室5投句〆切:2月21日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...

  • R6-1-21 1月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年1月21日   1月句会 全29句選句と鑑賞は後日掲載いたします。一月句会は諸般の事情により通信句会となりました。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 鬼・妖怪変化の自由律俳句(2)

     鬼や妖怪変化の世界を自由律の俳人たちはどのように詠んでいるのか調べてみた。「鬼」の漢字が使われている句は取りあえずピックアップ。神、死神、雪女、化け猫、狐、河童、等は当然で、アンドロイド、エンジェル、ゾンビ、いそぎんちゃく、ガガガなど判断に迷う句もあり、「鬼・妖怪変化」の境界をどの辺りにするのか迷った。身の内の鬼を対象に詠んでいる句が多く、この世のどこかに実在する事を前提とした句もある。この...

  • 鬼・妖怪変化の自由律俳句(1)

    鬼や妖怪変化の世界を自由律の俳人たちはどのように詠んでいるのか調べてみた。「鬼」の漢字が使われている句は取りあえずピックアップ。神、死神、雪女、化け猫、狐、河童、等は当然で、アンドロイド、エンジェル、ゾンビ、いそぎんちゃく、ガガガなど判断に迷う句もあり、「鬼・妖怪変化」の境界をどの辺りにするのか迷った。身の内の鬼を詠んでいる句が多く、この世のどこかに実在する事を前提とした句もある。この世界を詠む方...

  • R5-12-24 12月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年12月24日   12月句会 全26句氷雨止み赤い傘忘れていったXmas 人美 秋海棠・弥生・立日十・貞徳 選・雨が止んださあXmasパーティーへはせ参じ(秋海棠)・叙情的な風景。楽しいことがあったので傘は...

  • 皆様 明けましておめでとうございます

    早いものでブログを始めて三年七ヶ月が過ぎてしまいました応援してくださる皆様に熱く御礼申し上げますぼちぼちと焦らずに続けてまいります今年もよろしくお願いいたします  ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • R5-12-24 12月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年12月24日   12月句会 全26句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 1月句会のご案内

    泉の会 1月句会のご案内時:1月21日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  2階 会議室9投句〆切:1月18日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...

  • 宮崎大地はいま何処に 藤田踏青

    『宮崎大地全句集』が外山一機・編集により令和四年に「鬣の会」から発行された。宮崎は昭和二十六年に生まれ、十七歳のころより「歯車」に作品を発表し始め、「歯車」では「大地惑星」を自称する心酔者たち(林桂、佐藤弘明、田口武)を生み出すほどであった。しかし宮崎は二三歳(昭和四十九年)で筆を折った。筆を折った原因は有名な「五十句競作」伝説である。「俳句研究」が新人発掘企画として「五十句競作」を昭和四十八年...

  • R5-11-23 11月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年11月23日   11月句会 全30句同窓会、返事を出さずに行ってみようか 貞徳 昌平・人美・秋海棠・日和呂・立日十・貞徳 選・びっくりしてくれるかな(秋海棠)・私もやってみようかなと同調してしまう...

  • R12-1 燃える山

    山は見事に燃えていました12月なので 季語は 冬に入る でしょうか山粧う も使えそうですが実感は 山燃える です呆れたもので 季語は さほど気にしておりません自然を前にして感動するばかりです実家から見る山は雪の帽子をかぶって輝いていました車はスタッドレスタイヤに替えまして一段落良い一日でございましたメタセコイアの並木道北小松の紅葉箱館山の冠雪川鵜の中に白鳥も7〜8羽ランキングに参加中。クリックして応援...

  • R5-11-23 11月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年11月23日   11月句会 全30句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 12月句会のお知らせ

    泉の会 12月句会のご案内時:12月24日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  2階 会議室3投句〆切:12月21日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて...

  • 若山牧水の 3首

     白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけれ白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふけふもまたこころの鐘をうち鳴らしうち鳴らしつつあくがれて行く  酒と歌 若山牧水 今まで自分のして來たことで多少とも眼だつものは矢張り歌を作つて來た事だけの樣である。いま一つ、出鱈目に酒を飮んで來た事。 歌を作つて來たとはいふものゝ、いつか知ら作つて來たとでもいふべきで、どうも作...

  • 第7回 尾崎放哉賞のご案内

    第7回 尾崎放哉賞 の締切(11月30日)が近づいています。応募がまだの方はお急ぎください。「尾崎放哉賞」は、放哉の愛した自由律俳句の魅力を世に広め、多くの方々に自由律俳句に親しんでいただくことを目的として自由律俳句を公募し、青穂の大会で表彰を行うものです。「咳をしても一人」「こんなよい月を一人で見て寝る」等、自由律俳句の名作を残した尾崎放哉。「尾崎放哉賞」は、小豆島の俳人、故 井上泰好氏の献身...

  • そこらの草

    チカラシバ 日頃の散歩道のどこにでもある「草」空き地や砂利道や川の土堤隙があれば所構わず生い茂っている たくましい「草」たちエノコログサ・メヒシバ・チカラシバ・オオバコ・ミゾソバ等々その雑草たちは「ただの草」でその名を知る人は少ないせめて三つ四つは覚えたいと思います エノコログサ・オオバコを知る人は多いでしょうメヒシバ・チカラシバの名はどうでしょうか エノコログサと同じ所で混在している...

  • 雪の粉 ロバート・リー・フロスト

    一羽のからすが The way a crow栂の木から Shook down on me揺り落とした The dust of snow雪の粉が From a hemlock tree 私の気持ちを Has given my heart切り替えて A change of moodくさくさした一日を And saved some partちょっぴり救ってくれた。 Of a...

  • R5-10-27 句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年10月27日   十月句会 全28句  狐の夜店に妻のお面も並んでおった 立日十 昌平・人美・弥生・日和呂・貞徳 選・生きている妻なら怖いけど、もし亡くなっているならもっと怖い(貞徳)・昔...

  • 散歩道の秋

    アスファルトと側溝の隙間に「カルガヤ」が列を作っています木の葉はそれなりの色に染まってパラパラと落ちていますもう立冬なのにカルガヤはいくらか赤っぽいけれど黄色のまま例年ならこの時期にはもっと赤く染まっているように思うのですが先日まで夏日が続いていたのが原因でしょうか深まる秋とともに赤く染まるのだろうかいつもの散歩コースで見つけたちょっとした草の違和感ランキングに参加中。クリックして応援お願いします...

  • 批評意識について 藤田踏青

    「一般的に知性に傾き哲学的・思想的・社会的な見解を持ってする西洋の評価と、感性に傾き情緒的・耽美的・個人的な理解による日本の評価との差異」が時に指摘されている。 この西洋の基になる認識は「二千年以上前からユダヤ・キリスト教の伝統が知の世界と感覚の世界、美しいイデアと醜い本能、精神と物質、魂と肉体を対立させてきた」という、二項対立的な西洋の概念にあるが、現在ではそれに対する反省や再考が促されている...

  • R5-10-27 十月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年10月27日   十月句会 全28句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 11月句会のお知らせ

    泉の会 11月句会のご案内時:11月23日(木曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  2階 会議室6投句〆切:10月20日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて...

  • 永訣の朝 宮沢賢治

    あめゆじゅとてちてけんじゃ でウッと詰まり、おらおらでしとりえぐも で堪えきれず涙が滲んだ。永訣の朝、松の針、無声慟哭は賢治の妹トシ子の最後を看取った日に書かれた(立日十)永訣の朝けふのうちにとほくへいつてしまふわたくしのいもうとよみぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ (*あめゆじゆとてちてけんじや)うすあかくいつそう陰惨いんさんな雲からみぞれはびちよびちよふつてくる (あめゆじゆとて...

  • 中原中也の宮沢賢治への想い

    宮沢賢治全集 中原中也  宮沢賢治全集第一回配本が出た。死んだ宮沢は、自分が死ねば全集が出ると、果して予測してゐたであらうか。 私にはこれら彼の作品が、大正十三年頃、つまり「春と修羅」が出た頃に認められなかつたといふことは、むしろ不思議である。私がこの本を初めて知つたのは大正十四年の暮であつたかその翌年の初めであつたか、とまれ寒い頃であつた。由来この書は私の愛読書となつた。何冊か買つて、友...

  • 中原中也君の印象 萩原朔太郎

    中原君の詩はよく讀んだが、個人としては極めて淺い知合だつた。前後を通じて僅か三囘しか逢つて居ない。それも公會の席のことで、打ちとけて話したことはなかつた。ただ最後に「四季」の會で逢つた時だけは、いくらか落付いて話をした。その時中原君は、強度の神經衰弱で弱つてることを告白し、不斷に強迫觀念で苦しんでることを訴へた。話を聞くと僕も同じやうな病症なので、大に同情して慰め合つたが、それが中原君の印象に殘...

  • 中原中也の詩 (3)

    ゆあーん ゆよーん ゆやゆよんこの言葉に頭から  ?!  が飛び出した。仲間たちは詩よりも顔写真が気に入っていたようだった。若い頃に中也の詩集を宮沢賢治と対で読んだ。全く方向性が異なる詩人ではあったが、並行して読めたのでありました。例えば、賢治はまっすぐで緊張実直、中也は立ち止まり弛緩幻想私には欠かせない二人の詩人です(立日十)  サーカス 中原中也 幾時代かがありまして 茶...

  • 花オクラの花

    十月十一日まだ「花オクラ」の花が咲いています。今年は植えていなかったのですが、落花生の畝の中から出てきました。オクラの花より大きく直径19センチほどありました。この黄色や形を見ると、豊かな気持ちになり顔が緩み〜アフリカ北東部の原産地にワープできそうです。茹でた花はほとんど味がしません。塩を振るとヌメヌメシャキシャキの食感で、ビールが欲しくなるのでした。 花オクラ一輪高く冬に入る 藤田悦子花オクラ...

  • 英仏に翻訳紹介された都々逸 2/2

    ジョルジュ・ボノーが翻訳した都々逸鳥もはらはら夜もほのぼのと 鐘も鳴ります寺々に東山から舞妓を乗せて おぼろ月夜のもどり籠逢うて夢みて笑ふてさめて あたり見まはし涙ぐむほれた証拠はお前の癖が いつか私のくせになる主と旅すりゃ月日も忘る うぐいすなくそな春じゃそな月夜がらすを夜明けと思ひ 主をかへしてあと悔やむ 出典:「日本の民俗芸能における詩的表現」ジョルジュ・ボノー 著 中道風迅洞 著「ど...

  • 英仏に翻訳紹介された都々逸 1/2

    小泉八雲が翻訳した都々逸三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい色は思案のほかとは言へど これも前世の縁であろ袖すり合ふのも他生の縁よ まして二人が深い仲とてもこの世で添はれぬならば 蓮のうてなで新世帯仇な笑顔に迷はぬ者は 木仏金仏石ぼとけ花やよくきけ性あるならば ひとがふさぐになぜ開くいやなお方の親切よりも 好いたお方の無理がよい 出典:「佛の畠の落穂」・「影」小泉八雲 著 中道風迅洞 著...

  • 秋を訪ねて信州を歩いてきました

    秋を訪ねて信州を歩いてきました。前日の雨から冷え込んで一気に山は一夜で衣替え。下記にアップしましたのでご覧ください。  http://30d.jp/kusaba/102 ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • R5-9-17 九月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年9月17日   九月句会 全26句手のひらの幼き日より月がのぼる 日和呂 昌平・立日十・貞徳 選・「より」は半世紀以上の時間的経過を表している。年老いた今も手のひらをみる時がちょくちょくある。物...

  • やっと涼しい風が吹いた 簾猫

    いつもの散歩道、小さな神社の横にある簾の家。簾の下で猫が寝ています。今年の夏はいつまでも暑くて、エアコンのある家から出て来ませんでした。白黒のこの猫は、ちょくちょく道案内をしてくれます。歩く私にこちらへおいでと振り返りながら顔を見てくる。本当はついてくるなかも。今日は風の通るところで寝ていました。 家と家のすきまの湖うみに猫がのっそり  ランキングに参加中。クリックして応援お願いします...

  • R5-9-17 九月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年9月17日   九月句会 全26句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 10月句会のお知らせ

    泉の会 10月句会のご案内時:10月27日(金曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  地下1階 会議室10投句〆切:10月24日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポート...

  • 井草八幡宮

    蝉も心も騒ぐ杜のなか 写真は東京・杉並区の井草八幡宮です源頼朝が奥州藤原氏征伐の戦勝祈願したところとのこと。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 尾崎紅葉の30句

    死なば秋露の干ぬ間ぞおもしろき床ずれや長夜のうつゝ砥との如し夕雲雀隠れしあとや星の数ぬれて来た文函に添へし杜若腸はらわたの能よくも腐らぬ暑さかな梅雨の窓其子そのこの親も覗きけり行雁の思ひ切たる高さかな南天の実のゆんらりゆらりと鳥の起たつ鯨寄る浜とよ人もたゞならず宵月に船頭泳ぐ揚あげ場ばかな 夕蟬や松も簾もみな赤き天の川地に提灯の一つ行く辻侍の車置いたる雪間かな夏山の雪見る雲の絶間たえまかな涼風...

  • 種田山頭火 行乞記 広島・尾道

    1933(昭和8)年9月11〜1933(昭和8)年12月27日九月十六日秋空一碧、一片の雲もない明朗さである、午前中はそこらを散歩、そして句稿整理。友の温情が、酒のうまさが全心全身にしみいる。菓子のうまさまで味つた。都会情調、人のゆききが自動車電車のひゞきが今の私にはうるさい。蛙の声があかるい室でしづかに自然人生をおもふ。奥さんが昼食にも一本つけて下さる、主人が昨日二階にあがるより一杯持つてきて下さつた時のやうに...

  • 昭和57年9月19日 九月句会

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。於:東福寺天得院 得点順 夏がしみついている蝉の抜けがら 吐余史 7点 曇り硝子の向こうに女の年令が凍てつく 日和呂 7点すかせば見える請求書の裏 章 ...

  • R5-8-20 八月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年8月20日   八月句会 全26句蝉も心も騒ぐ杜のなか 貞徳 も騒ぎ出す杜、杜は心が騒いだり落ち着いたりする所ですね夏蝉の声で心が動きだす 立日十・弥生・秋海棠・日和呂 選 ・小さな杜だ...

  • 滝野瓢水 15句

    手に取らでやはり野に置け蓮華草さればとて石にふとんも着せられずさてはあの月が鳴いたか時鳥浜までは海女も蓑着る時雨哉けし炭も柚味噌につきて膳のうへ有と見て無は常なり水の月観ずれば花も葉もなし山のいも嘘にしていで逢ふまでの片時雨蔵売って日当たりのよき牡丹哉ひとつ鷹狂ひさめたり雲の朝かっちりと打つ火のほかは去年の物流るるやわが抱籠はあらし山ふみぬいだ足にて音やけさの秋本尊は釈迦か阿弥陀か紅葉かなほろほろ...

  • 富澤赤黄男の詩法 藤田踏青

    新興俳句運動の旗手であった富澤赤黄男の作品は、詩から発想され、その凝縮・結晶化という手法で作品化されていったと考えられる。赤黄男自身も俳誌「旗艦」(昭和十年十月号)で次のように述べている。 〈俳句は詩である。といふことは、その本質が詩的であることを意味する。(中略)俳句は「詩(ポエジー)」の基立に於いて、五七五調の範疇に於いて、詩を発見し、一般詩(ポエム)を超過する詩だと言い得るであろう。〉 俳...

  • マイナンバーカード

    いや、もうわたしわからへんわ。先日医院の待合室に高齢の女性が入ってきて、受付の所にある小さな機械に何度も手をかざし不思議そうに指を見てます。「これは水は吹き付けないの」と担当者に聞いてます。「これはマイナンバーカードの健康保険証受付機です。これからは保険証でなくマイナンバーカードでもよろしいよ」老女はコロナの手指消毒器と勘違いしたのです。先月まではコロナ対策でマスク着用、手指の消毒と言われてパネル...

  • 円盤状の雲

    8月25日の夕刻、車窓から円盤のような、独楽のような雲を発見。中心部下から噴き上げたような逆三角形。空屋さんならご存知だと思いますが、私には、奇怪な雲が渦巻き状に回転しているように見えました。調べてみると、「レンズ雲」と言うらしい。琵琶湖では滅多に見ないので撮ってしまいました。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 加賀千代女 12句

    春風やいろいろの香をそそのかし手折らるる人に薫や梅の花春雨やうつくしうなる物ばかり起きてみつ寝てみつ蚊帳の広さかなこぼれてはもとの水なり紅の花ゆふがおや物のかくれてうつくしきとんぼつり今日はどこまで行ったやら朝顔につるべ取られてもらい水月の夜は石に出て啼きりぎりすこがらしやすぐに落付水の月茶の花やかかる日脚を咲のばし独り寝のさめて霜夜をさとりけりランキングに参加中。クリックして応援お願いします!に...

  • 九月句会のお知らせ

    泉の会 9月句会のご案内時:9月17日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  地下1階 会議室10投句〆切:9月14日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートに...

  • R5-8-20 八月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年8月20日   八月句会 全26句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • R5-7-16 七月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年7月16日   七月句会 全19句ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 暑中お見舞い申し上げます

    中お見舞い申し上げます。ご訪問くださりありがとうございます。管理人の小麦です。暑い日が続いています。皆様変わりなくお過ごしでしょうか。パソコンの点検修理のため掲載が遅れてしまい申し訳ございません。HDDをSSDに交換いたしました。動作が目に見えて早くなり、快適に仕事が進みます。ぼちぼちと掲載を再開いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • パソコン不調

    管理人の小麦です。いつもご訪問くださりありがとうございます。 最近パソコンが安定せず、修理屋さんに相談してみますと「修理に二週間ほど預かります」とのこと。時期は決めていませんが、一段落しましたら修理に出す予定です。その間新しい記事が掲載できないこと、ご訪問くださる皆様、泉の会の皆様にはご迷惑をお掛けいたします、ご容赦ください。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 網膜に穴

    ある朝目覚めると、右目に白いカーテンがかかりTVの砂嵐状態になっていた。これはいかんと、すぐにかかりつけの眼科に電話をする。車は運転せず、誰かに送っていただくか、タクシーか、電車で来院してくださいとのこと。徒歩と電車で眼科まで行き診察を受けた。病名は「網膜裂孔」でした。網膜に小さな穴が開き、その穴から液が網膜の裏側に入り込み、一部が網膜剥離。目を強く打ったとか、事故で頭に衝撃を受けたなど記憶にない。...

  • 言葉・文脈の裏側 藤田踏青

    幼い頃に唄った「かごめかごめ」、「花いちもんめ」、「とおりゃんせ」、「あんたがたどこさ」が、人身御供や人身売買、堕胎、子殺しの歌だという俗説がある。 例えば「かごめかごめ」は、囚われの身となり監視された環境から抜け出せない遊女の愁いとか、姑によって後ろから突き飛ばされて流産する嫁の嘆きとか、いわゆる口減らしを暗示しているともいい、「つるとかめがすべった」とは縁起の良い象徴の二つが滑るということで...

  • R5-7-16 七月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年7月16日   七月句会 全19句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 八月句会のお知らせ

    泉の会 8月句会のご案内時:8月20日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  4階 会議室7投句〆切:8月18日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...

  • 宵山の日に室町通りを歩く

    長刀鉾の掛け物8月16日は祇園祭の宵山の日、そして午後から句会でした。句会の会場は山鉾が立ち並ぶ範囲内。句会の前に、御池通りから山鉾のある室町通りを南へ歩きました。今年はコ○○解禁で、服装・言語・肌の色が違う様々な人々が歩いています。空気は梅雨のじめっとした感じがなく「真夏」ですね。体感37度ほどに感じ、汗が吹き出る。山鉾の近くには、ラムネ売り・金魚掬い・風船吊り・りんご飴などの屋台が並んでいて子供も大...

  • R5-6-25 六月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年6月25日   六月句会 全27句南へ ひらがなの記憶とあるく 人美 弥生・日和呂・昌平・貞徳 選・映画のシーンのような、建物のない道。(貞徳)・何処へでも行けば良いのです北でも西でも、南は少し...

  • 自由律俳句の愉快・面白い句(3/3)

    自由律俳句誌「青穂」31号〜45号(2019-6〜2022−8)より 古書店は漢和委奴国王のようなおやじ きむらけんじよろけて入る母の名のスナック きむらけんじ切り口がキューイのような女 草場克彦明日が逃げないようにシコを踏む 中川昌子猫のなわばりになっているワタシ 鈴木氏のぶドラえもんのごとき自治会の会合 水越雅人なんで中...

  • 自由律俳句の愉快・楽しい句(2/3)

    自由律俳句誌「青穂」16号〜30号(2016-12〜2019−4)より 枇杷採って町長の女に会いに行く 久次縮酔検眼の母わかりませんもうなにもかも きむらけんじそのみんなの中にあんたも入ってんだろうが 伊藤人美十七歳女子マヨネーズ握れば無敵 きむらけんじ男は黙ってシオカラトンボ 平山礼子出来たじゃないの薯の皮むきと愛の告白 鈴木 憲いい歳で...

  • 自由律俳句の愉快・面白い句(1/3)

    自由律俳句誌「青穂」創刊号〜15号(2014-6〜2016−10)より 尼さんが自転車でアイスコーヒー飲みに行く 伊藤人美おんな一人暮らして蛸足配線 きむらけんじみんなこっち向いてひまわりのお馬鹿さん あ ん満月の裏ならきっと逢えますね 増田天志神木に極道が手を合わせていった きむらけんじ働くの向いてないので飴舐めている きむらけんじ本当...

  • 釣り人

    季節は春。山菜とりの帰り道、琵琶湖に注ぐ小さな川の河口付近で釣り人を見つけました。春の日差しを浴びながら過ごす長閑な時間、極楽ですね〜。何が釣れるのだろうかと、五分ほど少し離れた対岸から見ていた。他府県から遠征してきた方のようには見えないので、この辺りに住む方かと思いました。何度か竿をあげましたが魚は釣れず。さて何を釣っているのでしょう。鮒・鯉・モロコ・などなど、釣りをしない私にはわかりません。以...

  • R5-6-25 六月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年6月25日   六月句会 全27句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 七月句会のお知らせ

    泉の会 7月句会のご案内時:7月16日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  2階 会議室6投句〆切:7月13日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...

  • 自由律俳句の音・聞こえそうな句(3/3)

    自由律俳句誌「青穂」31号〜45号(2019-6〜2022−8)より 投げれば遠く音のしてそれっきりの故郷 小池ますみその子かばんの小さな鈴鳴らしていく 吉田紀彦雨にぬれた夜の誰にも聞えないサイレン 三好利幸ガガガ太陽の氏族マママのやまやま超えて 久坂夕爾そば屋の白い犬もいなくなってカナカナ 平山礼子風が素直なところに風鈴かける 高木架京雨垂れよ僕のかわ...

  • 自由律俳句の音・聞こえそうな句(2/3)

    自由律俳句誌「青穂」16号〜30号(2016-12〜2019−4)より そっとしておいてほしい織機が動く 本間とろ習わなくても遠吠えは出来る 久次縮酔缶詰をパカンと開けて名月 田畑 剛ことばすれ違う蝉時雨遠くに 加藤 武門を入る足音に母の声が走り来る 小池ますみ洗濯物畳み終えぽんと母の一たたき 佐瀬広隆一人居の弦月か...

  • 自由律俳句の音・聞こえそうな句(1/3)

    自由律俳句誌「青穂」創刊号〜15号(2014-6〜2016−10)より さびしさをゴトンと落とした自販機のからくり 久光良一ざぶんざぶん、波打ち際で拾った初恋 高木架京足音が父そっくりと言われ茄子の花 ちばつゆこ二三発頭叩かれ蛸売られてゆく きむらけんじ凪ぐ海は母の岩礁にまつわる波 佐瀬広隆花鋏の潔い決断半夏生の夏を活ける 小池ますみあの時...

  • 初恋 島崎藤村

    まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき前にさしたる花櫛花ある君と思ひけり やさしく白き手をのべて林檎をわれにあたへしは薄紅の秋の実に人こひ初めしはじめなり わがこゝろなきためいきのその髪の毛にかゝるときたのしき恋の盃を君が情に酌みしかな 林檎畑の樹の下におのづからなる細道は誰が踏みそめしかたみぞと問ひたまふこそこひしけれ   初恋や燈籠に寄する顔と顔 与謝蕪村初...

  • 畑の様子

    2023年6月12日 撮影ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 自由律俳句の鳥 60句(2/2)

    こんなに雀がゐる家で貧乏してゐる 木村緑平雀には巣を作らせておいて一日ものかく 木村緑平雀が巣に入ったみんなだまってゐろよ 木村緑平スゞメの春はひろい空が咲いている 木村緑平小鳥をつれて太陽の近くに移る 木村緑平烏なく世間から忘れられてをる 木村緑平学びに行く子に鳥の声ふりかかる 河村花不言雀争へばあまたの雀来...

  • 種田山頭火 行乞記(三)

    1932(昭和7)年6月7日〜1932(昭和7)6月9日 六月七日 木下旅館(三〇・上)転宿、チヨンビリ帰家穏座のこゝち。壺を貸して下さつたので、すい葉とみつ草とを摘んで来て活ける、ほんによいよい。午前はマ午マ後は晴。小串へ行つて、買物をする、財布を調べて、考へ考へ、あれこれと買つた、茶碗、大根おろし、急須、そして大根三本、茶一袋、――合計金四十三銭也、帰途、お腹が空いたので、三ツ角の茶店で柏餅を食べる、五つで五...

  • 古本のこと 福島昌彦

    お墓参りの帰り、下鴨神社糺(ただす)の森まで行った。 前回、この欄で作家の高城さんも書いておられたが、「納涼古本まつり」をやっていたのだ。僕は、下駄を掃いて、下鴨神社の砂利道を歩いていった。 古本屋さんが好きで古本屋にはよく行く。新本でもいいのだが、最近は本が出て少し日がたつと、本屋の店頭から欲しい本が姿を消してしまう。 出版物の数が多すぎて、いつまでも店に置いて置けないらしい。 したがって、...

  • 平成4年6月21日 六月句会

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。 於:東福寺天得院 得点順 風が追い抜いていくちぎれ雲と歩いていこう 勇雄 8点 週休二日晝寝している足の裏 恵湖 7点走る窓故郷の似て一人言 ...

  • 「悟浄出世」「悟浄歎異」と「悟浄出立」

    出世と歎異は中島敦の、出立は万城目学の小説。 中島敦の「山月記」は高校の教科書に掲載されていて誰もが習ったと思う。初めて教科書に掲載されたのは、私が生まれる前の1951年の事。1942年に持病の喘息のため三十三歳で亡くなっている。 万城目学は大阪生まれで現在47歳。 「鴨川ホルモー」が騒がれていた頃、タイトルを見てなぜか読む気が起こらなかった。次々と話題作が発表されるので、どんなもんかいなあと「鹿男あをに...

  • R5-5-14 五月句会レポート 選句と鑑賞

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年5月14日   五月句会 全21句 街は居留守を使って無音 人美 日和呂・弥生・秋海棠・貞徳 選・最近は外を歩いてもろくなことがない、かと言って家にいれば招かれざる訪問者。(秋海棠)・寂しい...

  • R5-5-14 五月句会レポート

    日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年5月14日   五月句会 全21句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • キヌガサダケ 克彦

    本日我が家の近くでキヌガサダケを見つけました。例年より1か月早いかな。(上は午前10時、中は午前8時)ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村 ...

  • キヌガサダケ 克彦

  • 六月句会のご案内

    泉の会 6月句会のご案内時:6月25日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  2階 会議室4投句〆切:6月23日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...

  • 六月句会のご案内

    泉の会 6月句会のご案内時:6月25日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都  2階 会議室4投句〆切:6月23日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...

  • 第六回 尾崎放哉賞応募作品 第一次選 通過作品 3

    第一次選 通過作品【一般の部】(3/3) きみはいつも鎖骨のくぼみに潜んでいる 志 穂病名と余命と萌やし二つ買ふ 立石 神流死者の番号となる戦地 雪 立石 神流あっしにはかかわりのない氷柱 川崎 果連あしたの希望は朝顔のつぼみ 琉 星路地裏の猫 二度振り返り うたたね凛母の内にあるダムの静けさ 田中 佳雨凌ぐ蝶...

  • 第六回 尾崎放哉賞応募作品 第一次選 通過作品 2

    第一次選 通過作品【一般の部】(2/3) 和音のように揺れあって光は春になる 久我 恒子蜜柑三つ掴んでテーブルに よし 潮 音もう一枚のおしゃれ着は春の風 内橋 多真切り株のいのちの残りふつふつ新芽 内橋 多真どっちかと言えば幸せだったね鰯雲 徳永 純二地球の子でよかったのか星月夜 徳永 純二錨を上げる錆びついた漁師 伊藤 風々補聴器を...

  • 第六回 尾崎放哉賞応募作品 第一次選 通過作品 1

    第一次選 通過作品【一般の部】(1/3) 子の声の明るいクレヨン 竹澤 聡星の仲間になり薄原 一本槍満慈また耳がやせたねと妻がつまむ僕の衰弱 童家まさゆき年老いた細胞たちがいとおしい 童家まさゆき万華鏡を覗く手をとめる 械冬 弱虫筆の先で少し滲んだ戦争 一本槍満慈原罪を問うてくるたんぽぽ 野田智寿子コン...

  • 第六回 尾崎放哉賞 決定

    第六回 尾崎放哉賞 入賞作品第6回 尾崎放哉賞の入賞作品が発表されました。詳しくは下の色文字をクリック。第六回尾崎放哉賞ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...

  • 「山崎ノウテンを撃て」我が中年時代の感動漫画

    今日本には天才ボクサーがいる。24戦24勝21KOの戦績、3階級での世界王者、バンタム級での主要世界4団体を統一した。そのベルトを返上し、7月25日にWBC・WBO世界スーパーバンタム級のベルトを持つスティーブン・フルトンに挑戦する。井上尚弥とフルトン両者無敗で、勝敗の予測は割れている。ボクサーにはニックネームがあって井上には「モンスター」が付く。 寺山修司はボクシングジムに通っていたが、あまりの厳しさに耐えら...

  • 七つの不思議 藤田踏青

    さがえ・あきら氏が短歌界の〈七つの不思議〉(注)を提示していた。この短歌界を俳句界に置き換えれば、良き反省材料となろう。 ○新奇さが流行となる不思議(単なるスタイルの新しさ) 俵万智の『サラダ記念日』に代表されるライトヴァース的傾向を示しているのであろう。俳句にもこのような傾向があるが、独自というスタイルというものも変遷してゆくべきか。 ○結社に所属する意味が本来のものでなくなっている。 ...

  • R5-4-16 四月句会 選句と鑑賞

     日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。ぜひ句会にご参加ください。2023年4月16日   四月句会 全30句 春の月いつまでなのか人見知り 昌平 人美・弥生・立日十・貞徳 選・春の月を見ている作者、心に引っかかっていることがふと浮か...

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