五月は藤や桐の紫の花が目立っていましたが先日谷間の道を車で走っていると卯の花が満開で「卯の花街道」でありました夏〜は来ぬ〜のフレーズが浮かびます田畑には麦の穂が刈り取り直前で穂先が垂れ下がり重そうですどちらも初夏の季語梅雨が宣言される直前の写真です ※ FC2ブログさんが先日からの障害を解消してくださいまして訪問者リストから飛べるようになりましたランキングに参加中。クリックして応援お願いします...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年5月26日 5月句会 全24句※5月は各自最高と思う句に丸をつけ二点として数えました。 おやすみこわれてしまったぼくの一日 人美 昌平・弥生・○秋海棠・貞徳 選・嫌な日の記憶はもうなくなりま...
我が家からはあの日本史に出てくる、標高300mの天王山が見えます。その頂上から淀川に落ちるなだらかなスロープが古戦場で、最近の私の楽しみはこの山の頂上まで歩いて、最も見晴らしの良い場所に腰掛け、天下分け目の大決戦を、当時全国から集結した武将の陣取り合戦、兵士の動きなどを描写したさまざまな小説、講談から検証するのです。小川、立木、大岩、小径などもからみ、作者により描写が違いそれはゲームのようにいろいろ...
二十代前半から句を詠んでいる。これと言う方向性があったわけでもなく、句会があるので作るという安易な気持ちであった。 今も締め切り前に慌ててまとめに入る。最近は誰も踏み込んだことがない句を詠みたいこと、また現世と異世界が混在するような空間を詠みたいとも思う。一方、朝起きると目の前に広がる湖や水は普通に詠む。齢と共に緊張収縮系の句はしんどくなり、ふうーと息を吐いた解放脱力系を楽しみながら詠みたくなっ...
猫のあくび うちの猫は雌猫で名前はライラという。このハイカラな名は妻が名付けた。 今年のくそ暑い夏を、猫も私もなんとかやり過ごせそうだ。猫はきっちりと涼しい所で寝転がっている。 水やミルクを飲み放題、エサ食べ放題で働くこともないにも関わらず、あたいの事はほっといて、という態度だ。 それは仕方のない事なのか、猫だから。(自由律俳句誌 青穂第二句集より) 伊藤人美の20句 髪切ったんか三人...
泉の会 6月句会のご案内時:6月24日(月曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 4階 会議室7投句〆切:6月21日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表します...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年5月26日 5月句会 全24句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
新撰組の土方歳三が、故郷の多摩石田村を離れ京都に行く際に残した句集がある。「豊玉発句集」の豊玉は歳三の俳号。司馬遼太郎の「燃えよ剣」に二、三の句が紹介されていて気になっていた。最近、岡田准一主演の映画「燃えよ剣」を見た機にまとめてみました。近藤勇が鈴木亮平、お雪が柴咲コウ、沖田は山田涼介で良い映画でした。(立日十) 豊玉発句集 全四十一句 差し向かう心は清き水鏡 露のふる先にのほるや稲...
水琴窟の窓辺で空とまぐわう 滝沢ゆき子もみじの手から未来 前畠 一博藺草に爪立て 少年の記の匂い 城 山自由な旅にいくつもの定刻 石井 一草シャワーを止めて屋根ごと雨に包まれる 小笠原玉虫むかえびはさけとさしみときゅうりもみ 飯島よしのぶ面接の日の眉を丁寧に描く 砂 狐砂時計少し遅らせ一日を引き伸ばす 黒瀬 文子裸...
支えあって生きる右手左手 井上 知子長男に生まれ死ぬまで草を刈る 河村 正浩帰って来る帰って行くそれだけの八月 島田 茶々さらさらと砂の熱さ 昆布並べ干す 渡辺 敏正ほんとうの事知りたくて穴を掘っている 小林万年青うちわの風で母が思い出している 小林万年青それぞれに過去があって打ち上がる花火 遠藤 雪兎付箋紙の青は海でもなく空でもなく 江口 啓...
マスク越しでも君を看る日日 浦城 亮祐やっと道ゆく形代が踊ってる 東乃政之助許すとは歩幅ゆっくり合わせゆくこと 山田 立美こんなにも鯉昇り群れてる子だくさん 遠藤 和暢鰯の群れ誰も手を挙げない 楽 遊 原墓にまっすぐ見られながら立ち去る 楽 遊 原沈んだ月が心の裏側を照らしている 楽 遊 原「シャツ裏ですよ」もう少し夫婦でいたい 鈴木 和枝...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年4月14日 4月句会 全26+2句 いつもの角を曲がると 夜桜が立ちはだかる 貞徳 弥生・昌平・日和呂・立日十 選・いつもの角を曲がるとの表現が軽くてウンウンと頷いてしまいます、その後に思...
長岡天満宮の藤棚が見事です。(京都府長岡京市)鳥居とキリシマツツジ(キリシマツツジは長岡京市の天然記念物)ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
京都の桜は散り葉桜になりました。ウキウキと散歩しているとハナミズキやフジが満開です。途中でみる足もとの雑草たちも賑やかに花を咲かせています。歌や俳句に詠まれている雑草もあり、野外観察ハンドブックを参考にいくつか調べてみました。ヤエムグラ と ヒメオドリコソウ 八重葎 しげれる宿の さびしさに 人こそ見えね 秋は来にけり 恵慶法師 ヒメオドリコソウホトケノザ 七草や何をちなみに仏の座 路通...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年4月14日 4月句会 全26+2句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
野生化した諸葛菜 令和6年4月15日 立日十 撮影泉の会 5月句会のご案内時:5月26日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 地下1階 会議室10投句〆切:5月24日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを...
京都の桜は散り、葉桜になりましたが北関東の桜は今が見頃でしょうか。 撮影:貞徳ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年3月31日 3月句会 全30句初音告げ天涯孤独の友おくる 秋海棠 立日十・人美・弥生・貞徳 選・送っているあなたが存在するのだから、その友はひとりではありません(貞徳)・親類や縁者はいないけど...
句会後に円山公園の夜桜を見に行きました 令和6年3月31日 秋海棠:撮影ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
写真:京都円山公園の枝垂れ桜 秋海棠 撮影泉の会 4月句会のご案内時:4月14日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 地下1階 会議室9投句〆切:4月11日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いしま...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年3月31日 3月句会 全30句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男 獺祭忌明治は遠くなりにけり 先行する作品 草田男の有名な作品に先行する作品があったのは驚きだが、「獺祭忌」の明治は正岡子規の限定されたものであり、「降る雪や」によって喚起される明治は、その対象の範囲がはるかに大きくて時代意識が鮮明に出ており、句柄の大きさが異なっている。 滝の上に水現われて落ちにけり 後藤夜半 昭和四年 滝の上人あらわれて...
チチポポと鼓打たうよ花月夜これよりの百日草の花一つ海中に都ありとぞ鯖火燃ゆ麗や皆働ける池の鴨草堤に坐しくづをれて春惜む騒がしき風吹く春を惜みけり野蒜掘れば強きにほひや暮の春腰かけしまゝ寝ころびぬ縁の春春草や光りふくるゝ鳩の胸すこし待てばこの春雨はあがるべし目つむりて春日に面さらしをり残雪に椿落ちたり谷の坊苗代を見て来し心美しき西行忌我に出家の心なし流れつゝ色を変へけり石鹸玉毎日の朝寝とがむる人もな...
弥生とはいえまだまだ寒い日が続きます車で通った道の脇に氷柱が光っておりました氷柱を見るのは一年振り 先日、京都高島屋で上村松園・松篁・敦之展を見た入場者は女性が九割以上と思われる会場の照明は極力抑えられ薄暗くほのかに浮かぶ舞妓芸妓たちの華やかさは見事でありました松園の絵は、安来市の足立美術館や展示がある度に見ていたが色彩と線の確かさに感動していた今回も改めて娘たちの艶やかさはには見惚れてしまう...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年2月24日 2月句会 全24句 パートタイマー純子の見上げる青空 人美 弥生・貞徳・立日十・昌平・秋海棠 選・映画のタイトルのような。そういう純子さんもアラセブ(around seventies)&nbs...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年2月24日 2月句会 全24句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 3月句会のご案内時:3月31日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 4階 会議室7投句〆切:3月28日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...
鬼・妖怪変化の世界とは別に「異世界」の自由律俳句を調べてみた。(自由律俳句誌 青穂創刊号〜50号より抜粋)現実とは違う世界観を創作し詠んでいる不思議な句があり、各々作者独自のイメージを展開している。あくまでも個人の思いで選んでいることをご容赦願います。 突っ張った青い空へ時空の門 ゆきいちごすだれ越しに戦争が正座している 平岡久美子月影一斉に翻り庭いっぱいの雑魚がく...
第七回 尾崎放哉賞 入賞作品第7回 尾崎放哉賞の入賞作品が発表されました。詳しくは下の色文字をクリック。http://housai-shou.com/ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
鬼・妖怪変化の世界とは別に「異世界」の自由律俳句を調べてみた。(自由律俳句誌 青穂創刊号〜50号より抜粋)現実とは違う世界観を創作し詠んでいる不思議な句があり、各々作者独自のイメージを展開している。あくまでも私の思いで選んでいることをご容赦願います。 この分野で注目した作家は「久坂夕爾」氏、独自の世界観を構築されている。 ガガガ空に棲む空を遊ぶ空で交わる 久坂夕爾 「ガガガ」とは如何な...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年1月21日 1月句会 全29句森を行く風の音に睦言まじり 秋海棠 弥生・貞徳・立日十・人美 選・艶めかしい風。冬ではなく夏?冬なら怪談(貞徳)・姿は見えぬが途切れ途切れに睦言が風上から聞こえて...
泉の会 2月句会のご案内時:2月24日(土曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室5投句〆切:2月21日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年1月21日 1月句会 全29句選句と鑑賞は後日掲載いたします。一月句会は諸般の事情により通信句会となりました。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
鬼や妖怪変化の世界を自由律の俳人たちはどのように詠んでいるのか調べてみた。「鬼」の漢字が使われている句は取りあえずピックアップ。神、死神、雪女、化け猫、狐、河童、等は当然で、アンドロイド、エンジェル、ゾンビ、いそぎんちゃく、ガガガなど判断に迷う句もあり、「鬼・妖怪変化」の境界をどの辺りにするのか迷った。身の内の鬼を対象に詠んでいる句が多く、この世のどこかに実在する事を前提とした句もある。この...
鬼や妖怪変化の世界を自由律の俳人たちはどのように詠んでいるのか調べてみた。「鬼」の漢字が使われている句は取りあえずピックアップ。神、死神、雪女、化け猫、狐、河童、等は当然で、アンドロイド、エンジェル、ゾンビ、いそぎんちゃく、ガガガなど判断に迷う句もあり、「鬼・妖怪変化」の境界をどの辺りにするのか迷った。身の内の鬼を詠んでいる句が多く、この世のどこかに実在する事を前提とした句もある。この世界を詠む方...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年12月24日 12月句会 全26句氷雨止み赤い傘忘れていったXmas 人美 秋海棠・弥生・立日十・貞徳 選・雨が止んださあXmasパーティーへはせ参じ(秋海棠)・叙情的な風景。楽しいことがあったので傘は...
早いものでブログを始めて三年七ヶ月が過ぎてしまいました応援してくださる皆様に熱く御礼申し上げますぼちぼちと焦らずに続けてまいります今年もよろしくお願いいたします ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
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泉の会 1月句会のご案内時:1月21日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室9投句〆切:1月18日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...
『宮崎大地全句集』が外山一機・編集により令和四年に「鬣の会」から発行された。宮崎は昭和二十六年に生まれ、十七歳のころより「歯車」に作品を発表し始め、「歯車」では「大地惑星」を自称する心酔者たち(林桂、佐藤弘明、田口武)を生み出すほどであった。しかし宮崎は二三歳(昭和四十九年)で筆を折った。筆を折った原因は有名な「五十句競作」伝説である。「俳句研究」が新人発掘企画として「五十句競作」を昭和四十八年...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年11月23日 11月句会 全30句同窓会、返事を出さずに行ってみようか 貞徳 昌平・人美・秋海棠・日和呂・立日十・貞徳 選・びっくりしてくれるかな(秋海棠)・私もやってみようかなと同調してしまう...
山は見事に燃えていました12月なので 季語は 冬に入る でしょうか山粧う も使えそうですが実感は 山燃える です呆れたもので 季語は さほど気にしておりません自然を前にして感動するばかりです実家から見る山は雪の帽子をかぶって輝いていました車はスタッドレスタイヤに替えまして一段落良い一日でございましたメタセコイアの並木道北小松の紅葉箱館山の冠雪川鵜の中に白鳥も7〜8羽ランキングに参加中。クリックして応援...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年11月23日 11月句会 全30句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 12月句会のご案内時:12月24日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室3投句〆切:12月21日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて...
白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけれ白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふけふもまたこころの鐘をうち鳴らしうち鳴らしつつあくがれて行く 酒と歌 若山牧水 今まで自分のして來たことで多少とも眼だつものは矢張り歌を作つて來た事だけの樣である。いま一つ、出鱈目に酒を飮んで來た事。 歌を作つて來たとはいふものゝ、いつか知ら作つて來たとでもいふべきで、どうも作...
第7回 尾崎放哉賞 の締切(11月30日)が近づいています。応募がまだの方はお急ぎください。「尾崎放哉賞」は、放哉の愛した自由律俳句の魅力を世に広め、多くの方々に自由律俳句に親しんでいただくことを目的として自由律俳句を公募し、青穂の大会で表彰を行うものです。「咳をしても一人」「こんなよい月を一人で見て寝る」等、自由律俳句の名作を残した尾崎放哉。「尾崎放哉賞」は、小豆島の俳人、故 井上泰好氏の献身...
チカラシバ 日頃の散歩道のどこにでもある「草」空き地や砂利道や川の土堤隙があれば所構わず生い茂っている たくましい「草」たちエノコログサ・メヒシバ・チカラシバ・オオバコ・ミゾソバ等々その雑草たちは「ただの草」でその名を知る人は少ないせめて三つ四つは覚えたいと思います エノコログサ・オオバコを知る人は多いでしょうメヒシバ・チカラシバの名はどうでしょうか エノコログサと同じ所で混在している...
一羽のからすが The way a crow栂の木から Shook down on me揺り落とした The dust of snow雪の粉が From a hemlock tree 私の気持ちを Has given my heart切り替えて A change of moodくさくさした一日を And saved some partちょっぴり救ってくれた。 Of a...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年10月27日 十月句会 全28句 狐の夜店に妻のお面も並んでおった 立日十 昌平・人美・弥生・日和呂・貞徳 選・生きている妻なら怖いけど、もし亡くなっているならもっと怖い(貞徳)・昔...
アスファルトと側溝の隙間に「カルガヤ」が列を作っています木の葉はそれなりの色に染まってパラパラと落ちていますもう立冬なのにカルガヤはいくらか赤っぽいけれど黄色のまま例年ならこの時期にはもっと赤く染まっているように思うのですが先日まで夏日が続いていたのが原因でしょうか深まる秋とともに赤く染まるのだろうかいつもの散歩コースで見つけたちょっとした草の違和感ランキングに参加中。クリックして応援お願いします...
「一般的に知性に傾き哲学的・思想的・社会的な見解を持ってする西洋の評価と、感性に傾き情緒的・耽美的・個人的な理解による日本の評価との差異」が時に指摘されている。 この西洋の基になる認識は「二千年以上前からユダヤ・キリスト教の伝統が知の世界と感覚の世界、美しいイデアと醜い本能、精神と物質、魂と肉体を対立させてきた」という、二項対立的な西洋の概念にあるが、現在ではそれに対する反省や再考が促されている...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年10月27日 十月句会 全28句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 11月句会のご案内時:11月23日(木曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室6投句〆切:10月20日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて...
あめゆじゅとてちてけんじゃ でウッと詰まり、おらおらでしとりえぐも で堪えきれず涙が滲んだ。永訣の朝、松の針、無声慟哭は賢治の妹トシ子の最後を看取った日に書かれた(立日十)永訣の朝けふのうちにとほくへいつてしまふわたくしのいもうとよみぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ (*あめゆじゆとてちてけんじや)うすあかくいつそう陰惨いんさんな雲からみぞれはびちよびちよふつてくる (あめゆじゆとて...
宮沢賢治全集 中原中也 宮沢賢治全集第一回配本が出た。死んだ宮沢は、自分が死ねば全集が出ると、果して予測してゐたであらうか。 私にはこれら彼の作品が、大正十三年頃、つまり「春と修羅」が出た頃に認められなかつたといふことは、むしろ不思議である。私がこの本を初めて知つたのは大正十四年の暮であつたかその翌年の初めであつたか、とまれ寒い頃であつた。由来この書は私の愛読書となつた。何冊か買つて、友...
中原君の詩はよく讀んだが、個人としては極めて淺い知合だつた。前後を通じて僅か三囘しか逢つて居ない。それも公會の席のことで、打ちとけて話したことはなかつた。ただ最後に「四季」の會で逢つた時だけは、いくらか落付いて話をした。その時中原君は、強度の神經衰弱で弱つてることを告白し、不斷に強迫觀念で苦しんでることを訴へた。話を聞くと僕も同じやうな病症なので、大に同情して慰め合つたが、それが中原君の印象に殘...
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよんこの言葉に頭から ?! が飛び出した。仲間たちは詩よりも顔写真が気に入っていたようだった。若い頃に中也の詩集を宮沢賢治と対で読んだ。全く方向性が異なる詩人ではあったが、並行して読めたのでありました。例えば、賢治はまっすぐで緊張実直、中也は立ち止まり弛緩幻想私には欠かせない二人の詩人です(立日十) サーカス 中原中也 幾時代かがありまして 茶...
十月十一日まだ「花オクラ」の花が咲いています。今年は植えていなかったのですが、落花生の畝の中から出てきました。オクラの花より大きく直径19センチほどありました。この黄色や形を見ると、豊かな気持ちになり顔が緩み〜アフリカ北東部の原産地にワープできそうです。茹でた花はほとんど味がしません。塩を振るとヌメヌメシャキシャキの食感で、ビールが欲しくなるのでした。 花オクラ一輪高く冬に入る 藤田悦子花オクラ...
ジョルジュ・ボノーが翻訳した都々逸鳥もはらはら夜もほのぼのと 鐘も鳴ります寺々に東山から舞妓を乗せて おぼろ月夜のもどり籠逢うて夢みて笑ふてさめて あたり見まはし涙ぐむほれた証拠はお前の癖が いつか私のくせになる主と旅すりゃ月日も忘る うぐいすなくそな春じゃそな月夜がらすを夜明けと思ひ 主をかへしてあと悔やむ 出典:「日本の民俗芸能における詩的表現」ジョルジュ・ボノー 著 中道風迅洞 著「ど...
小泉八雲が翻訳した都々逸三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい色は思案のほかとは言へど これも前世の縁であろ袖すり合ふのも他生の縁よ まして二人が深い仲とてもこの世で添はれぬならば 蓮のうてなで新世帯仇な笑顔に迷はぬ者は 木仏金仏石ぼとけ花やよくきけ性あるならば ひとがふさぐになぜ開くいやなお方の親切よりも 好いたお方の無理がよい 出典:「佛の畠の落穂」・「影」小泉八雲 著 中道風迅洞 著...
秋を訪ねて信州を歩いてきました。前日の雨から冷え込んで一気に山は一夜で衣替え。下記にアップしましたのでご覧ください。 http://30d.jp/kusaba/102 ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
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いつもの散歩道、小さな神社の横にある簾の家。簾の下で猫が寝ています。今年の夏はいつまでも暑くて、エアコンのある家から出て来ませんでした。白黒のこの猫は、ちょくちょく道案内をしてくれます。歩く私にこちらへおいでと振り返りながら顔を見てくる。本当はついてくるなかも。今日は風の通るところで寝ていました。 家と家のすきまの湖うみに猫がのっそり ランキングに参加中。クリックして応援お願いします...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年9月17日 九月句会 全26句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 10月句会のご案内時:10月27日(金曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 地下1階 会議室10投句〆切:10月24日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポート...
蝉も心も騒ぐ杜のなか 写真は東京・杉並区の井草八幡宮です源頼朝が奥州藤原氏征伐の戦勝祈願したところとのこと。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
死なば秋露の干ぬ間ぞおもしろき床ずれや長夜のうつゝ砥との如し夕雲雀隠れしあとや星の数ぬれて来た文函に添へし杜若腸はらわたの能よくも腐らぬ暑さかな梅雨の窓其子そのこの親も覗きけり行雁の思ひ切たる高さかな南天の実のゆんらりゆらりと鳥の起たつ鯨寄る浜とよ人もたゞならず宵月に船頭泳ぐ揚あげ場ばかな 夕蟬や松も簾もみな赤き天の川地に提灯の一つ行く辻侍の車置いたる雪間かな夏山の雪見る雲の絶間たえまかな涼風...
1933(昭和8)年9月11〜1933(昭和8)年12月27日九月十六日秋空一碧、一片の雲もない明朗さである、午前中はそこらを散歩、そして句稿整理。友の温情が、酒のうまさが全心全身にしみいる。菓子のうまさまで味つた。都会情調、人のゆききが自動車電車のひゞきが今の私にはうるさい。蛙の声があかるい室でしづかに自然人生をおもふ。奥さんが昼食にも一本つけて下さる、主人が昨日二階にあがるより一杯持つてきて下さつた時のやうに...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。於:東福寺天得院 得点順 夏がしみついている蝉の抜けがら 吐余史 7点 曇り硝子の向こうに女の年令が凍てつく 日和呂 7点すかせば見える請求書の裏 章 ...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年8月20日 八月句会 全26句蝉も心も騒ぐ杜のなか 貞徳 も騒ぎ出す杜、杜は心が騒いだり落ち着いたりする所ですね夏蝉の声で心が動きだす 立日十・弥生・秋海棠・日和呂 選 ・小さな杜だ...
手に取らでやはり野に置け蓮華草さればとて石にふとんも着せられずさてはあの月が鳴いたか時鳥浜までは海女も蓑着る時雨哉けし炭も柚味噌につきて膳のうへ有と見て無は常なり水の月観ずれば花も葉もなし山のいも嘘にしていで逢ふまでの片時雨蔵売って日当たりのよき牡丹哉ひとつ鷹狂ひさめたり雲の朝かっちりと打つ火のほかは去年の物流るるやわが抱籠はあらし山ふみぬいだ足にて音やけさの秋本尊は釈迦か阿弥陀か紅葉かなほろほろ...
新興俳句運動の旗手であった富澤赤黄男の作品は、詩から発想され、その凝縮・結晶化という手法で作品化されていったと考えられる。赤黄男自身も俳誌「旗艦」(昭和十年十月号)で次のように述べている。 〈俳句は詩である。といふことは、その本質が詩的であることを意味する。(中略)俳句は「詩(ポエジー)」の基立に於いて、五七五調の範疇に於いて、詩を発見し、一般詩(ポエム)を超過する詩だと言い得るであろう。〉 俳...
いや、もうわたしわからへんわ。先日医院の待合室に高齢の女性が入ってきて、受付の所にある小さな機械に何度も手をかざし不思議そうに指を見てます。「これは水は吹き付けないの」と担当者に聞いてます。「これはマイナンバーカードの健康保険証受付機です。これからは保険証でなくマイナンバーカードでもよろしいよ」老女はコロナの手指消毒器と勘違いしたのです。先月まではコロナ対策でマスク着用、手指の消毒と言われてパネル...
8月25日の夕刻、車窓から円盤のような、独楽のような雲を発見。中心部下から噴き上げたような逆三角形。空屋さんならご存知だと思いますが、私には、奇怪な雲が渦巻き状に回転しているように見えました。調べてみると、「レンズ雲」と言うらしい。琵琶湖では滅多に見ないので撮ってしまいました。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
春風やいろいろの香をそそのかし手折らるる人に薫や梅の花春雨やうつくしうなる物ばかり起きてみつ寝てみつ蚊帳の広さかなこぼれてはもとの水なり紅の花ゆふがおや物のかくれてうつくしきとんぼつり今日はどこまで行ったやら朝顔につるべ取られてもらい水月の夜は石に出て啼きりぎりすこがらしやすぐに落付水の月茶の花やかかる日脚を咲のばし独り寝のさめて霜夜をさとりけりランキングに参加中。クリックして応援お願いします!に...
泉の会 9月句会のご案内時:9月17日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 地下1階 会議室10投句〆切:9月14日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートに...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年8月20日 八月句会 全26句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年7月16日 七月句会 全19句ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
中お見舞い申し上げます。ご訪問くださりありがとうございます。管理人の小麦です。暑い日が続いています。皆様変わりなくお過ごしでしょうか。パソコンの点検修理のため掲載が遅れてしまい申し訳ございません。HDDをSSDに交換いたしました。動作が目に見えて早くなり、快適に仕事が進みます。ぼちぼちと掲載を再開いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
管理人の小麦です。いつもご訪問くださりありがとうございます。 最近パソコンが安定せず、修理屋さんに相談してみますと「修理に二週間ほど預かります」とのこと。時期は決めていませんが、一段落しましたら修理に出す予定です。その間新しい記事が掲載できないこと、ご訪問くださる皆様、泉の会の皆様にはご迷惑をお掛けいたします、ご容赦ください。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
ある朝目覚めると、右目に白いカーテンがかかりTVの砂嵐状態になっていた。これはいかんと、すぐにかかりつけの眼科に電話をする。車は運転せず、誰かに送っていただくか、タクシーか、電車で来院してくださいとのこと。徒歩と電車で眼科まで行き診察を受けた。病名は「網膜裂孔」でした。網膜に小さな穴が開き、その穴から液が網膜の裏側に入り込み、一部が網膜剥離。目を強く打ったとか、事故で頭に衝撃を受けたなど記憶にない。...
幼い頃に唄った「かごめかごめ」、「花いちもんめ」、「とおりゃんせ」、「あんたがたどこさ」が、人身御供や人身売買、堕胎、子殺しの歌だという俗説がある。 例えば「かごめかごめ」は、囚われの身となり監視された環境から抜け出せない遊女の愁いとか、姑によって後ろから突き飛ばされて流産する嫁の嘆きとか、いわゆる口減らしを暗示しているともいい、「つるとかめがすべった」とは縁起の良い象徴の二つが滑るということで...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年7月16日 七月句会 全19句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 8月句会のご案内時:8月20日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 4階 会議室7投句〆切:8月18日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...
長刀鉾の掛け物8月16日は祇園祭の宵山の日、そして午後から句会でした。句会の会場は山鉾が立ち並ぶ範囲内。句会の前に、御池通りから山鉾のある室町通りを南へ歩きました。今年はコ○○解禁で、服装・言語・肌の色が違う様々な人々が歩いています。空気は梅雨のじめっとした感じがなく「真夏」ですね。体感37度ほどに感じ、汗が吹き出る。山鉾の近くには、ラムネ売り・金魚掬い・風船吊り・りんご飴などの屋台が並んでいて子供も大...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年6月25日 六月句会 全27句南へ ひらがなの記憶とあるく 人美 弥生・日和呂・昌平・貞徳 選・映画のシーンのような、建物のない道。(貞徳)・何処へでも行けば良いのです北でも西でも、南は少し...
自由律俳句誌「青穂」31号〜45号(2019-6〜2022−8)より 古書店は漢和委奴国王のようなおやじ きむらけんじよろけて入る母の名のスナック きむらけんじ切り口がキューイのような女 草場克彦明日が逃げないようにシコを踏む 中川昌子猫のなわばりになっているワタシ 鈴木氏のぶドラえもんのごとき自治会の会合 水越雅人なんで中...
自由律俳句誌「青穂」16号〜30号(2016-12〜2019−4)より 枇杷採って町長の女に会いに行く 久次縮酔検眼の母わかりませんもうなにもかも きむらけんじそのみんなの中にあんたも入ってんだろうが 伊藤人美十七歳女子マヨネーズ握れば無敵 きむらけんじ男は黙ってシオカラトンボ 平山礼子出来たじゃないの薯の皮むきと愛の告白 鈴木 憲いい歳で...
自由律俳句誌「青穂」創刊号〜15号(2014-6〜2016−10)より 尼さんが自転車でアイスコーヒー飲みに行く 伊藤人美おんな一人暮らして蛸足配線 きむらけんじみんなこっち向いてひまわりのお馬鹿さん あ ん満月の裏ならきっと逢えますね 増田天志神木に極道が手を合わせていった きむらけんじ働くの向いてないので飴舐めている きむらけんじ本当...
季節は春。山菜とりの帰り道、琵琶湖に注ぐ小さな川の河口付近で釣り人を見つけました。春の日差しを浴びながら過ごす長閑な時間、極楽ですね〜。何が釣れるのだろうかと、五分ほど少し離れた対岸から見ていた。他府県から遠征してきた方のようには見えないので、この辺りに住む方かと思いました。何度か竿をあげましたが魚は釣れず。さて何を釣っているのでしょう。鮒・鯉・モロコ・などなど、釣りをしない私にはわかりません。以...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2023年6月25日 六月句会 全27句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
泉の会 7月句会のご案内時:7月16日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室6投句〆切:7月13日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表...
自由律俳句誌「青穂」31号〜45号(2019-6〜2022−8)より 投げれば遠く音のしてそれっきりの故郷 小池ますみその子かばんの小さな鈴鳴らしていく 吉田紀彦雨にぬれた夜の誰にも聞えないサイレン 三好利幸ガガガ太陽の氏族マママのやまやま超えて 久坂夕爾そば屋の白い犬もいなくなってカナカナ 平山礼子風が素直なところに風鈴かける 高木架京雨垂れよ僕のかわ...
自由律俳句誌「青穂」16号〜30号(2016-12〜2019−4)より そっとしておいてほしい織機が動く 本間とろ習わなくても遠吠えは出来る 久次縮酔缶詰をパカンと開けて名月 田畑 剛ことばすれ違う蝉時雨遠くに 加藤 武門を入る足音に母の声が走り来る 小池ますみ洗濯物畳み終えぽんと母の一たたき 佐瀬広隆一人居の弦月か...
自由律俳句誌「青穂」創刊号〜15号(2014-6〜2016−10)より さびしさをゴトンと落とした自販機のからくり 久光良一ざぶんざぶん、波打ち際で拾った初恋 高木架京足音が父そっくりと言われ茄子の花 ちばつゆこ二三発頭叩かれ蛸売られてゆく きむらけんじ凪ぐ海は母の岩礁にまつわる波 佐瀬広隆花鋏の潔い決断半夏生の夏を活ける 小池ますみあの時...
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五月は藤や桐の紫の花が目立っていましたが先日谷間の道を車で走っていると卯の花が満開で「卯の花街道」でありました夏〜は来ぬ〜のフレーズが浮かびます田畑には麦の穂が刈り取り直前で穂先が垂れ下がり重そうですどちらも初夏の季語梅雨が宣言される直前の写真です ※ FC2ブログさんが先日からの障害を解消してくださいまして訪問者リストから飛べるようになりましたランキングに参加中。クリックして応援お願いします...
6日より訪問者リストから訪問くださった方のブログにアクセスすることが出来なくなりました。この障害回復後改めてご訪問させて頂きます。自由律俳句 京都・泉の会 ブログ管理人 小麦ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
少しばかりの畑で野菜を育てています先日初キュウリを採り酢の物にピーマン二個を玉ねぎ挽肉などと一緒に炒め餡掛けに茄子はまだ小さくて採れません花咲き実がなり取りたての新鮮な野菜が食べられるのはありがたいことでございます 2025年6月4日 撮影 立日十胡瓜胡瓜の花と小さい実茄子ミニトマトランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2025年5月18日 5月句会 全33句○印は各選者の特選句 花々をちりとりに集める仕事 白桃丸 貞徳・智英実・○立日十・人美・昌平・秋海棠・オッチー 選・桜の花びらがいっぱい(貞徳)・なんて素敵な仕事でし...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2025年5月18日 5月句会 全33句選句と鑑賞は後日掲載いたします。1 子を宿し見上げる夜の月のふくらみ2 夜間飛行道路に輝く民の営み3 資本主義よちよち歩きのトランプちゃん4 花々をちりとりに集める仕事5 ...
泉の会 6月句会のご案内時:6月21日(土曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 4階 会議室8投句〆切:6月18日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表します...
泉の会 6月句会のご案内時:6月21日(土曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 4階 会議室8投句〆切:6月18日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表します...
第八回尾崎放哉賞 第一次選 通過作品(3/3) コートはカンボジア製作った人の幸せであれ 三宅たくみ哭いているだろう 戦場のコオロギ いまきいれ尚夫あまたの懺悔白くして降り積もる雪 いまきいれ尚夫母の襁褓子供の襁褓替えて秋 田中 隆人の道に少し逆らう月もふたつ 小野 芳乃凪ぐ湖の彼岸へ渡れと月光の橋 奥野立日十湖を見つめる少年のいた砂浜に立つ 奥...
第八回尾崎放哉賞 第一次選 通過作品(2/3) 僕らは最高レモネードの向こう岸まで 佐川智英実まさかの柿のぽっとり 岡村 裕司雨粒と泪するしがみつく電柱 野谷 慎治月影の橋小銭もない口笛 野谷 慎治止まれない兵隊蟻たち 前畑 一博今日の雨音はロ短調 原田さつき春の夜小さく獣めく背中 野田麻由可結...
第八回尾崎放哉賞 第一次選 通過作品(1/3) 置き忘れたように佇んでいる鳩 東乃 周平生きてきた話に爪ばかり伸びる 河村 正浩誰にも逢はない奥の細道を歩く 辻元喜代志熟した山の実を提げて丸い月と帰る 渡辺 敏正朝から蝉森が一つになっている 万 年 青咳さえも生きる為に ゆ う じ受け皿のない透明なものが河川となる 山根もなか何...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2025年4月20日 4月句会 全33句1 ぼーーーーーっと突っ立っててコンビニに花曇2 すべて流して春の雨に濡れてゆく3 日暮れてバカボンのパパが見ていたよ4 エレベーターの扉貴賤上下の差別なく開閉5 トカゲに...
旧国道を車で走っていると三角鳥居の前でたくさんの鯉が泳いでいましたそよ風に緩やかに泳ぎ強い風が吹くと勢いよく跳ね上がります空は青く眩しいほどの陽光です親子連れが次々と見にきて近くの駐車場は一台出た後に入れ替わるように駐車します子供達の未来が幸いでありますように 2025年4月27日 撮影 立日十ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
桜は散りましたが琵琶湖西岸、新旭町の湖岸道路に沿って「ノウルシ」が見頃です葦原と湖岸道路の間の湿地帯に黄色い花と葉を広げていますパラパラと立ち寄る人がいてお弁当を広げながらゆったりと春風を楽しんでいます波打ち際の柳(アカメヤナギ)は芽吹き始め根本を波にさらわれながらも魚たちを守っているようです 2025年4月25日 撮影 立日十ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2025年4月20日 4月句会 全33句選句と鑑賞は後日掲載いたします。1 ぼーーーーーっと突っ立っててコンビニに花曇2 すべて流して春の雨に濡れてゆく3 日暮れてバカボンのパパが見ていたよ4 エレベーターの扉...
泉の会 5月句会のご案内時:5月18日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 2階 会議室3投句〆切:5月4日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表します...
先月末に京都・大阪・吉野の桜を見に行ってきましたもう終わりになってると思いますが 貞徳 ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
春霞の空の下 蕨と筍をとりに行きました今年は雪が遅くまで残りましたので季節がやや遅れているようです収穫は少なく残念でしたが野の花や桜は満開です農道の横には「オオイヌノフグリ」浜辺では「ノウルシ」山椒の若葉 タラの芽も出ています筍は下手な掘り方の見本でもっと根本から掘らないといけません蕨は沸騰したお湯に1分ほど入れさっと上げ水に浸す アクが少し残る程度がよいかと筍は水からじっくりと湯掻きます蕨には花...
秋海棠さんが「ミツマタロード」の写真を送ってくださいました京都府大山崎町が観光名所を開発しようと植樹したそうでサントリーの工場まで まだまだ伸びるそうです今が盛り満開のミツマタの花手漉きの和紙の楮(こうぞ)と共に知ってはいるもののこんな花が咲くとは意外でした 小麦 2025年4月10日 撮影 秋海棠ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2025年3月16日 3月句会 全31句1 病んだ身体横たわり雨と花冷え2 新しいコーヒーカップで春を待つ3 丸め込めるか踏みつぶされるか女の親父4 ピンホールの向うに広がる5 野点してかたいつぼみの梅花6 三月...
梅の後 桜の前 に咲くミモザ 木全体が真っ黄色モクレン クリスマスローズも開きました花の名前は分かりませんが 川に沿って植えられている小さな花の塊その川にはコガモとハシビロガモが仲良く川底をさらっていましたこのところ穏やかな晴天が続いています句を詠みたいのに頭が回らずただ春を満喫しています ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村 ...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年5月26日 5月句会 全24句※5月は各自最高と思う句に丸をつけ二点として数えました。 おやすみこわれてしまったぼくの一日 人美 昌平・弥生・○秋海棠・貞徳 選・嫌な日の記憶はもうなくなりま...
我が家からはあの日本史に出てくる、標高300mの天王山が見えます。その頂上から淀川に落ちるなだらかなスロープが古戦場で、最近の私の楽しみはこの山の頂上まで歩いて、最も見晴らしの良い場所に腰掛け、天下分け目の大決戦を、当時全国から集結した武将の陣取り合戦、兵士の動きなどを描写したさまざまな小説、講談から検証するのです。小川、立木、大岩、小径などもからみ、作者により描写が違いそれはゲームのようにいろいろ...
二十代前半から句を詠んでいる。これと言う方向性があったわけでもなく、句会があるので作るという安易な気持ちであった。 今も締め切り前に慌ててまとめに入る。最近は誰も踏み込んだことがない句を詠みたいこと、また現世と異世界が混在するような空間を詠みたいとも思う。一方、朝起きると目の前に広がる湖や水は普通に詠む。齢と共に緊張収縮系の句はしんどくなり、ふうーと息を吐いた解放脱力系を楽しみながら詠みたくなっ...
猫のあくび うちの猫は雌猫で名前はライラという。このハイカラな名は妻が名付けた。 今年のくそ暑い夏を、猫も私もなんとかやり過ごせそうだ。猫はきっちりと涼しい所で寝転がっている。 水やミルクを飲み放題、エサ食べ放題で働くこともないにも関わらず、あたいの事はほっといて、という態度だ。 それは仕方のない事なのか、猫だから。(自由律俳句誌 青穂第二句集より) 伊藤人美の20句 髪切ったんか三人...
泉の会 6月句会のご案内時:6月24日(月曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 4階 会議室7投句〆切:6月21日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いします。句会の結果は当ブログの句会レポートにて発表します...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年5月26日 5月句会 全24句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
新撰組の土方歳三が、故郷の多摩石田村を離れ京都に行く際に残した句集がある。「豊玉発句集」の豊玉は歳三の俳号。司馬遼太郎の「燃えよ剣」に二、三の句が紹介されていて気になっていた。最近、岡田准一主演の映画「燃えよ剣」を見た機にまとめてみました。近藤勇が鈴木亮平、お雪が柴咲コウ、沖田は山田涼介で良い映画でした。(立日十) 豊玉発句集 全四十一句 差し向かう心は清き水鏡 露のふる先にのほるや稲...
水琴窟の窓辺で空とまぐわう 滝沢ゆき子もみじの手から未来 前畠 一博藺草に爪立て 少年の記の匂い 城 山自由な旅にいくつもの定刻 石井 一草シャワーを止めて屋根ごと雨に包まれる 小笠原玉虫むかえびはさけとさしみときゅうりもみ 飯島よしのぶ面接の日の眉を丁寧に描く 砂 狐砂時計少し遅らせ一日を引き伸ばす 黒瀬 文子裸...
支えあって生きる右手左手 井上 知子長男に生まれ死ぬまで草を刈る 河村 正浩帰って来る帰って行くそれだけの八月 島田 茶々さらさらと砂の熱さ 昆布並べ干す 渡辺 敏正ほんとうの事知りたくて穴を掘っている 小林万年青うちわの風で母が思い出している 小林万年青それぞれに過去があって打ち上がる花火 遠藤 雪兎付箋紙の青は海でもなく空でもなく 江口 啓...
マスク越しでも君を看る日日 浦城 亮祐やっと道ゆく形代が踊ってる 東乃政之助許すとは歩幅ゆっくり合わせゆくこと 山田 立美こんなにも鯉昇り群れてる子だくさん 遠藤 和暢鰯の群れ誰も手を挙げない 楽 遊 原墓にまっすぐ見られながら立ち去る 楽 遊 原沈んだ月が心の裏側を照らしている 楽 遊 原「シャツ裏ですよ」もう少し夫婦でいたい 鈴木 和枝...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年4月14日 4月句会 全26+2句 いつもの角を曲がると 夜桜が立ちはだかる 貞徳 弥生・昌平・日和呂・立日十 選・いつもの角を曲がるとの表現が軽くてウンウンと頷いてしまいます、その後に思...
長岡天満宮の藤棚が見事です。(京都府長岡京市)鳥居とキリシマツツジ(キリシマツツジは長岡京市の天然記念物)ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
京都の桜は散り葉桜になりました。ウキウキと散歩しているとハナミズキやフジが満開です。途中でみる足もとの雑草たちも賑やかに花を咲かせています。歌や俳句に詠まれている雑草もあり、野外観察ハンドブックを参考にいくつか調べてみました。ヤエムグラ と ヒメオドリコソウ 八重葎 しげれる宿の さびしさに 人こそ見えね 秋は来にけり 恵慶法師 ヒメオドリコソウホトケノザ 七草や何をちなみに仏の座 路通...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年4月14日 4月句会 全26+2句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
野生化した諸葛菜 令和6年4月15日 立日十 撮影泉の会 5月句会のご案内時:5月26日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 地下1階 会議室10投句〆切:5月24日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを...
京都の桜は散り、葉桜になりましたが北関東の桜は今が見頃でしょうか。 撮影:貞徳ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年3月31日 3月句会 全30句初音告げ天涯孤独の友おくる 秋海棠 立日十・人美・弥生・貞徳 選・送っているあなたが存在するのだから、その友はひとりではありません(貞徳)・親類や縁者はいないけど...
句会後に円山公園の夜桜を見に行きました 令和6年3月31日 秋海棠:撮影ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...
写真:京都円山公園の枝垂れ桜 秋海棠 撮影泉の会 4月句会のご案内時:4月14日(日曜日)午後1:00〜5:00所:ウィングス京都 地下1階 会議室9投句〆切:4月11日投句・句評・感想、歓迎します。句会へのお試し参加・投句は無料、皆様のご応募をお待ちしています。投句は月に五句以内、俳号・ニックネームにて、コメント欄のSECRETにチェックを入れ送付ください。通常のコメントはSECRETにチェックを入れずにお願いしま...
日々の感動を自由なリズムで詠み投句しよう ご訪問いただきありがとうございます泉の会は俳句を触媒にあらゆることを話題にあげ会話を楽しむ、肩肘張らない愉快な句会です。みなさまの投句を募っています。2024年3月31日 3月句会 全30句選句と鑑賞は後日掲載いたします。ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!にほんブログ村...